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b14.日本

●● 日本古代史 ●● 
2▼※  新説!日本人と日本語の起源/安本美典/宝島社新書/2000「人類アジア起源説、古極東アジア語・還日本海語:日本語祖語・アイヌ語祖語・朝鮮語祖語、紀元前5-4世紀呉越の滅亡と民族離散・日本とビルマへ・日本に新たな稲作技術・農具と灌漑を伝達・身体語と植物関係語が入った、日本語とビルマ語は身体語が似ている、日本語の身体語には一音節が多い・"みみ・もも"なども元は一音節、4000年前縄文人は26万・関東は九州の18倍・近畿以西は3.8%、3世紀に琉球へ南九州人が南下、マライ・ポリネシア系は6000-12000年前に中国南部・東南アジアから拡散、琉球から西日本にポリネシア系がいた、日本民族は南朝鮮・北九州で発生して拡散、長江流域からきた人数は少なく文化を伝えたのみ、アイヌ語は琉球語より朝鮮語に近い、SOV語順と北方蒙古系民族Gm遺伝子パターンの一致、マライ・ポリネシア諸語では形容詞は名詞の後ろ、朝鮮語とツングース系満州語とは日本語とより離れている、扶余族と韓族は前1500年頃分離、660年日本国内に粛慎の国があった、粛慎アイヌ族、フィンランドは匈奴の末裔も身体遺伝的に北欧化・語彙は印欧語の影響・語順はアジア系」
3※   日本語の起源を探る/河出書房新社編集部,編/河出文庫/2003/1989「怪しい妄想説も詰め込んであるので注意が必要。5000語で96%理解できるフランス語・日本語は22000語必要、未開人には総括した広い意味の言葉がない、日本語は哲学的なことを考えるのに有利、先についていたと先のことを考えるで過去と未来を指す ⇒二つ意味があるのではなく先とは進行方向を指すためです、言語変化の原理:変化しない言語はない・内的変化による分岐・外的変化による借用語、過去に高句麗語とされたものは高句麗語ではない・高句麗以前に同地に住んでいた人々の言葉、韓国語の子音終止は単語でのみ見られる、語彙の比較に音韻対応が必要とは本末転倒、安田徳太郎のレプチャ語・語呂合わせ遊びで実に低次元・インチキとして葬られたのも当然、ヨーロッパ言語の樹幹図式・日本語の河川図式」
2○  ■人づきあいの心理学/安本美典/PHP文庫/1986/1971「まねから始める、名前を呼ばれると礼儀正しくなる、鬱対策には他人を喜ばせる、16歳のシュウェイダー商会代表、隣の人とは議論できぬ、文系は痩せ・理系は太り、思春期痩せ症は母親拒否」
2※   日本語の成立/安本美典/講談社現代新書/1978「印欧語は系統論・日本語は流入論、奥村三雄:古日本語に清濁の対立はないかも?、古極東アジア語:文法と音韻的特徴、インドネシア・カンボジア語:縄文期に基礎語彙、ビルマ系江南語:身体語・数詞・代名詞・植物関係語彙・ここで日本の言語的統一、中国語:多数の文化的語彙、同系言語:数詞・身体語・文法・音韻に有意の一致・基礎語彙に音韻対応、同一祖語:有意の一致が広汎、流入言語:有意の一致が部分的」
     ⇒ 安本美典(やすもと・びてん)1934〜。計量言語学、日本古代史、因子分析法、心理学、文章心理学。  
3▼△  失われた九州王朝/古田武彦/朝日文庫/1993/1973「漢の委奴の国王、委奴国は女王国の前身、5世紀の邪馬臺国、後漢書に壹と臺の混乱はない、邪馬壹国と邪馬臺国は同じ、王朝名は邪馬、臺は宮殿の意味、五王の時代中国の記事がない、朝鮮半島は海北、倭王武の九州王朝、隋に国交を結ぼうとした2つの国、南朝を奉じた倭王にとって隋は夷として同列、唐朝には日本人が多数いて情報は正確、磐井王朝の滅亡と九州王朝、倭奴国・卑弥呼・多利思北狐の九州王朝が倭⇒日本に改称⇒近畿の天皇家がこれを制服⇒国号を継承、唐朝の国使派遣:倭国と日本のどちらが日本列島の代表か、筑紫君倭王薩夜麻が白村江で唐新羅軍に捕獲、八世紀初頭の九州王朝の残党活動記録」
3△   『風土記』にいた卑弥呼/古田武彦/朝日文庫/1988/1984「天皇家に先立つ王朝や文化圏があった:出雲・九州・銅鐸・関東など、天皇家は九州からの分家、周代は王充の時代からは直前といっていい? ⇒この周の成王って1000年前なんですけど、尚書や礼記の倭人の記事は日本だ、倭人が太平洋を越えてエクアドルへ到達、神武天皇の出発地は日向・宮崎県・筑紫の王朝の配下の辺邑の小王、三国史記には史料を改変した形跡はない、魏晋の短里・一里76-7m・魏志倭人伝を読む」
     ⇒ 古田武彦(ふるた・たけひこ)1926〜。古代史、親鸞、日本思想史、歴史学。  
3○   遣唐使/東野治之/岩波新書/2007「日本は大宝律令より、井真成は葛井真成、日本と中国の正式な国交・1500年の中で三分の一程度、阿毎多利思比狐・アメタリシヒコは小野妹子の祖先の名・情報ミス、日の出づる処・日没する処は仏典の大智度論より・東西の意味、憲法十七条は役人の服務規程、20年に一回の朝貢を約束、日本の国号を則天皇帝が決める形式、遣唐使に皇族なし、日本国王・主明楽美御コすめらみこと、船・長さ30m幅9m、構成:使節7・通訳2・船員6・技手9・技術研修生4・留学生5、空海は薬生として入唐、唐への輸出品は素材・現物貨幣、シルクロードの終着駅は長安・洛陽、日唐交流はブックロード、留学者は有用と見た典籍を選んで書写して持ち帰る、聖徳太子が七代記により慧思の生まれ変わり、幕府の鎖国・ヨーロッパと違い自給自足できたこと、朝鮮出征した武将以外の朝廷幕府の要人で10世紀以降中国朝鮮を自分の目で見た人は皆無、日本という国号は1300年使用・世界に例のないこと」
2○   木簡が語る日本の古代/東野治之/岩波新書/1983「手習いの木簡、平城京の単身赴任、蘇とは?、年功序列、生ワカメ、受験参考書、往来の告知札」
     ⇒ 東野治之(とうの・はるゆき)1946〜。日本古代史、文化財史料学。      日本人のルーツ 探索マップ/道方しのぶ/平凡社新書/2004「ホモ・フローレシエンシス:12000年前の火山大爆発で絶滅、縄文人のルーツはチベットか、華北の新石器時代人が現代華北人より華南人や東南アジア人に似ている」
     ⇒ 道方しのぶ(みちかた・しのぶ)1954〜。フリーライター、人類進化、古代史、エンジニア。      女帝推古と聖徳太子/中村修也/光文社新書/2004「女帝推古 摂政聖徳太子 大臣蘇我馬子 なぜ聖徳太子は天皇にならなかったのか 推古天皇・額田部王女 聖徳太子・厩戸王子 額田部王女は姿色端麗 崇峻天皇の死は自然死か事故死 善信尼の百済派遣 聖徳太子の四人の妃と14人の子女 仏教と儒教に通じた」
     ⇒ 中村修也(なかむら・しゅうや)1959〜。日本古代史、茶道史。    釆女(うねめ)/門脇禎二/中公新書/1965「古代日本の女性史」
     ⇒ 門脇禎二(かどわき・ていじ)1925〜。日本古代史、国史学。  
1◯   飛鳥・奈良時代−日本の歴史〈2〉/吉田孝/岩波ジュニア新書/1999「則天皇后と新羅の3人の女王・日本の6人の女帝、母音は8つ、世間虚仮唯仏是真、世間はむなしい仮のものでありただ仏のみが真実である、乙巳の変・蘇我大臣家の滅亡・天皇制度の自律性の確立、中大兄皇子・天智天皇と近江令、天武天皇・凡そ政の要は軍の事なり、日本だけが冊封を受けなかった・律令法典と富本銭は東海の小帝国の象徴、天文遁甲に長じた天武、日本の原始神道から広義の道教要素を除くと何も残らない、702年の遣唐使で日本国を使用、祭祀を司る中臣氏から藤原氏が分離、天武朝に対馬から銀が産出、三宝の奴と宣言した聖武、七夕・中国では会いに行くのは織女・日本では牽牛、唐の上級官人になった日本人は阿倍仲麻呂のみ」    日本の誕生/吉田孝/岩波新書/1997「倭の国名を多用した・雅でないから日本に変更は疑問、p24」
     ⇒ 吉田孝(よしだ・たかし)1933〜。日本古代史。  
2    広開土王の素顔−古代朝鮮と日本/武光誠/文春文庫/2007「中国の正史をベースに韓国側の研究が中心、高句麗372年太学設立」
2  ? 歴史地図で読み解く三国志/武光誠/青春新書/2003「郭泰に心寄せる廷臣の数は三万人に及んだ ⇒学生の数と思うが?、豪族層と庶民の間に明確な区別があった・三国志に登場する勇者はすべて豪族層の出身 ⇒逆だろ・区別がなかったからそう見えるんじゃない?、三国志平和に関羽が華雄を斬る話がなく張飛が孫堅を叱るシーンがある」
1○ ? 韓国と日本の歴史地図/武光誠/青春出版社/2002「日本の干渉なければ独力で近代化できた? もともとの半島人+北方系+中国人、ウラル・アルタイ語族? 倭寇の実像、1719年日本は朝鮮の10倍の書籍がありそのほとんどは中国より、明治維新は幕府から薩摩長州閥への政権交代、ロシアの南進は宣伝? 伊藤博文は日韓併合派? 儒教と議論好き」
     ⇒ 武光誠(たけみつ・まこと)1950〜。比較文化、日本古代史、日本文化。      「阿修羅像」の真実/長部日出雄/文春新書/2009「法隆寺の十一面観音は光明皇后を写したもの、湯殿を建て千人の垢を流しライ者の膿を吸った、名前は安宿媛、自筆の楽毅論、万葉集の第八の相聞歌、自称・藤三娘、僧玄ぼうとの醜聞、東大寺と国分寺の創建は光明皇后が勧めて始まった、▽天皇の詔から善意を読むのはよいがこうした詔は中国史の皇帝の詔ではよくあること、世間虚仮唯仏是真、三蔵法師の弟子の日本人、三蔵法師の唯識宗を日本に伝えた遣唐使日本人の道昭621-700・河内の人・本名は船連ふねのむらじ・その弟子が行基、兵馬俑の身長は1.76〜1.89m」
     ⇒ 長部日出雄(おさべ・ひでお)1934〜。作家、週刊誌記者。
3    古代囲碁の世界/渡部義通/三一書房/1977「中国、朝鮮、日本での囲碁の歴史。囲碁を丹朱のために教えた伝説」
     ⇒ 渡部義通(わたべ・よしみち)1901〜。日本古代史。     ■古代末期の反乱−草賊と海賊/林陸朗/教育社歴史新書/1977「」
     ⇒ 林陸朗(はやし・ろくろう)1925〜。史学。     ■日本の女帝−混乱の時代が求める女王たちの謎/梅澤恵美子/ベスト新書/2002「」
     ⇒ 梅澤恵美子(うめざわ・えみこ)古代史。   ■古代の王者と国造/原島礼二/教育社歴史新書/1979「」
     ⇒ 原島礼二(はらしま・れいじ)1931〜。日本古代史。  

●● 日本中世史 ●● 
1◯   戦国の世−日本の歴史〈5〉/今谷明/岩波ジュニア新書/2000「古墳と戦国城郭・国家の創成と再編成期、南北朝まで一日二食・朝夕・寺院の非時というおやつ・天上板の出現、内藤湖南:応仁の乱以前の日本は外国のようなもの、乙名清九郎、1445年の兵庫港の入出船5000-6000艘・ドイツハンザ時代のリューベックの10倍以上、武器としての槍の発明は南北朝より、戦国期は荘園制から村町制への転換、明応の変と伊豆討入り、女戦国大名:駿河の寿桂尼・播磨の洞松院尼、守護大名は荘園領主を通じての支配、今川氏の食客伊勢宗瑞・北条早雲、将軍義澄の指示による将軍家の復仇行為・茶々丸の追跡、1467年江南に渡った雪舟・四明天童第一座・北京の礼部院の壁画に揮毫、信長は短気で癇癪持ちではなく柔軟性のある粘着質、落武者襲撃慣行・土民百姓の落武者狩りは公認、太閤検地と起点は越前検地、長久手の敗戦で秀吉は将軍になれず・天皇の代官関白となる、兵農分離と刀狩り・武士か農民の択一を迫る、16世紀末の日本は世界一二を争う経済大国、豊太閤三国処置計画・二年後に天皇を北京に」
     ⇒ 今谷明(いまたに・あきら)1942〜。日本中世史。  
1◯   武士の時代−日本の歴史〈4〉/五味文彦/岩波ジュニア新書/2000「二人走せ合て手の限り射むという一騎打ち、幕府は東国を領域とする領邦国家、尼将軍・禅定二位家北条政子、和歌は世を治め民を和らぐる道、阿弥陀仏への絶対的な救いを求める浄土宗の他力・自力で往生を悟る禅宗、この条々非例にてせめられ候ふ間百姓所に安堵しがたく候ふ、一味同心の訴え・誓いの起請文を神前で焼き焼け残った灰を水に入れて回し飲みして誓う、奈良時代の人口は458万人、足利義満・日本国王源道義、徳政一揆の蜂起、将軍かくのごとき犬死古来その例を聞かざることなり」
     ⇒ 五味文彦(ごみ・ふみひこ)1942〜。日本中世史。  
3※   戦国の作法−村の紛争解決/藤木久志/講談社学術文庫/2008/1998「決戦は言葉戦いから始まる・敗れると軍隊は戦わずして崩壊した、グリーンランドイヌイットの裁判・太鼓合戦:村人が見守る中で紛争の当事者がお互いにくたびれ果てるまで太鼓の伴奏に合わせて罵りの歌を交わし続ける、アラビア人の名誉をかけた悪口合戦・ムナーファラ、サイモン・ロバーツの話し合い・トーキング、贖罪のいけにえの両属性・外縁性:共同体の外にありしかも共同体の一部をなしていた存在、戦国武士の降伏の手順:剃髪・法名・墨衣・中人・走入・侘言・贈物・人質、乞食は不可欠の存在・物くさ太郎・村のための犠牲になる存在」
3※▽  新版 雑兵たちの戦場−中世の傭兵と奴隷狩り/藤木久志/朝日選書/2005/1995「領土拡張戦争か食うための戦争か、いつから兵だけで食えるようになったかでなくいつから農だけで食えるようになったか・兵農分離を逆に見る専業農民の成熟、侍とは足軽・若党など底辺の兵士を指す言葉だった、軍と人買い商人の結託・城下での人の売り買い、戦場での自由な乱取りは恩賞のない雑兵の士気を高める大切な機会、放火・苅田・乱取りは雑兵の手柄・名誉ある武士の戦功ではない、人をさらって郷里への土産にする武士・家族も心待ちにする・倒した相手を身ぐるみ剥ぐのは当然、カクセイ・コカクセイ・テルマはさらった朝鮮女性の区分、11世紀初の刀伊の入寇・アムール川上流から北九州ほ襲った女真族、出征の季節は晩秋から春・戦いの季節性、早春から初夏の端境期に食料が欠乏・死亡者が集中する時期、乱取り目当てで戦う気のない傭兵たち、兵農未分離の三河兵士は神話の一つ・兵農は分離していた、城は避難所、戦場で孤立した城に現れる米売りや水売り、半手:敵味方に年貢を半納する、代替わりの徳政:国替えの際に略奪破壊が行われる・新しい人がすべてを自分のものとして没収する、秀吉:大がかりな普請と朝鮮侵略、徳川の平和:鉱山の発達、16世紀末から海を渡った日本人の総数は10万以上」
     ⇒ 藤木久志(ふじき・ひさし)1933〜。日本中世史。  
1▽▽? 日本史快刀乱麻/明石散人/新潮新書/2003「日本将棋は無限大のゲーム、幽玄:誕生の持つ瞬間的な美、侘び:移りゆく経過に見る美しさ、寂び:朽ちる手前の美、秀吉⇒利休⇒織部、焚書坑儒は緯書の焼き捨て、芭蕉と頓知青桃、宮本武蔵は真言密教の大行者、明治維新で藩の借金が無効に、日本への海外利子所得は10兆円以上・全世界の海外利子所得の20%、平安の和歌文化は出会い系サイトに受け継がれた、たわけ=近親相姦者」
     ⇒ 明石散人(あかし・さんじん)1945〜。作家。  
2○▽  謎とき日本合戦史/鈴木眞哉/講談社現代新書/2001「武士とは騎馬弓兵、戦場で刀は使わない、川中島は例外的合戦、首取りと白兵戦の混同、騎馬兵は槍を下馬して使う」
2○▽  刀と首取り/鈴木眞哉/平凡社新書/2000「刀は首取りのためにある。実用刀は消耗品で使い捨て、中国式:柄と刀身が一体、陣刀は蛤刃で鍔元何寸かは刃をとめてある、1569年取った首のほとんどすべてが鉄砲の戦死者、武士は2本・1本なら誰でも可、中国戦線:中国の歩兵は世界一」
2※   鉄砲と日本人/鈴木眞哉/ちくま学芸文庫/2000/1997「鉄砲は倭寇から?、長篠合戦は攻城戦、野戦築城の効果、鉄砲は天下統一を遅らせた、佐武伊賀守鉄砲で10度負傷・貫通4・体内に2・顔面1、フラー将軍:マスケット銃が歩兵をつくり歩兵が民主主義をつくった」
     ⇒ 鈴木眞哉(すずき・まさや)1936〜。防衛庁。  
3▽   百姓から見た戦国大名/黒田基樹/ちくま新書/2006「徳政令とは債務関係の破棄、中世後期は江戸時代後半の大飢饉の状態が日常であった、戦国大名の戦争は慢性的飢饉のため、村とは他の集団との戦いのための組織、村は新しい領主を生み出す、領主の所領支配は自力・将軍から承認されても実力で支配が必要・受け取りに軍勢が必要、秀吉の天下統一・戦争の主体が秀吉のみに、税・田は一反500文・畠は一反165文、検地は課税額決定と村領域の保障の意味を持つ、楽市とは大名が楽=平和を実現し保障すること、大名が村から兵士を動員・国家を認識するようになった・村が初めて国家に組み込まれた」
     ⇒ 黒田基樹(くろだ・もとき)1965〜。日本中世史。      逃げる百姓、追う大名/宮崎克則/中公新書/2002「豊前小倉藩細川氏の永青文庫、家老松井家の松井家文書より。逃亡農民‘走り者’にペナルティーが少なかった」
     ⇒ 宮崎克則(みやざき・かつのり)1959〜。日本史。  
3    犬の日本史/谷口研語/PHP新書/2000「日本史における犬。家畜化(年前):羊12000山羊10000牛9000馬鶏5000猫4000犬20000」
     ⇒ 谷口研語(たにぐち・けんご)1950〜。日本中世史。  
3   ■戦乱と一揆−新書日本史/上島有/講談社現代新書/1976
     ⇒ 上島有(うえじま・たもつ)1924〜。日本中世史、和紙。  

●● 日本近現代史 ●● 
3▼◎○ 日本文化の歴史/尾藤正英/岩波新書/2000「農耕開始から国家建設までの速さ、防衛設備のある村や町の出現は弥生時代と戦国時代のみ、日本史は戦国時代で二分される、水野正好:前方後円墳・王権の地位継承儀式の場・天円地方の思想・後円の天から前方の地へ下降するイメージ・天孫降臨の再現、和辻:祀る神・祀られる神・祀り祀られる神、父系制の中国・双系制の日本・父型と母型の親族呼称に区別がない、国家と地域共同体がともに公おおやけ、日本の氏は地域名・姓は職掌名、天皇に姓なし・スメラミコトという職掌名のみ、水野正好:河内の巨大古墳・皇后の出自豪族の土地、人民に割り当てられる口分田・唐では私田・日本では公田、氏の性格変化とともに祖先信仰が誕生、和を以て貴しとなし忤ふること無きを宗とせよ、これが一番目なのは日本人の社会観を示す、中国では祖先の道徳的善悪が子孫に影響する応報観念・易姓革命・父系制ゆえ、天台本覚論:人は修行を積んで仏になるのではなくもともと仏・自覚していないだけ、草木不成仏:ありのままで仏である・仏に成るという過程も不要、地方豪族のヤケを基礎とした氏・家業のために協力する家、島地大等:哲学なき国家は精神なき死骸である、植村清二:楠木正成は権力に対する反抗の精神を発揮したところが魅力、14-15世紀・古代語から近代語への移行期、武士・百姓・町人の3つの身分・士農工商は公式表現ではない・職業による区分・家は家業を目的とした組織・血統による身分ではないため厳格さがなくかなりの社会的流動性があった、百姓や町人の社会には家号や屋号があり家名を表示、将軍は職・それ以外はすべて役・行政に携わる人が役人・役割分担の組織・役の体系・中国語では強制労働の意味、桃山時代・伏見城が廃され桃の木が植えられた、新井白石の読史余論の革命の図式・足利義満以降は武家の時代・天皇の朝廷から武家の王朝への革命史観、米の生産高:16世紀末1800万石・18世紀初頭2500万石、喧嘩両成敗の原則に背いている赤穂事件・忠臣蔵は喧嘩両成敗の法を自分たちの力で実現させた・幕府の法と民間の慣習の矛盾・公と私の分裂、好色一代男は俗源氏と呼ばれた、伊藤仁斎:論語の中に公という文字はない、本居宣長・伊勢の商人の生まれ・小児科医を開業、武士は知識人というより実際的な技術者、天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず、当時の人に違和感なし・江戸時代は身分による役割は違うが人間は平等と考えられていた、日本近代文学の家と個人の衝突・西洋では個人の成長を助ける家と家族、道元:自己があって活動して真理を知るということ自体が迷い、西田哲学の行為的直観・行為の中で真実を知る・陽明学の知行合一・知ることは行うこと行うことは知ること、現代日本人がお上に弱いとすれば戦争の時代とそれ以後の政治のあり方に由来、西尾幹二の国民の歴史に無断盗用された時代区分表と区分論」
3▼※  江戸時代とはなにか−日本史上の近世と近代/尾藤正英/岩波現代文庫/2006/1992「年寄・家老は漢語として意味をなさない・おとな・としよりの宛て字・村の自治組織の運営者の名称、家:血縁と同一ではない・養子や奉公人を含む・家業として職業を営む財産を所有する主体、弥生時代:無所有から所有へ、14世紀以降:集団的領主的所有から個別的民衆的所有へ、マルクス主義唯物史観:古代は奴隷制・中世は封建制・近代は資本主義・古代の前は原始共産制・近代の後は社会主義と共産主義、明治維新は不徹底な妥協的改革、中国要人の田中角栄個人への表敬訪問への日本人の違和感・役人として職務を遂行したに過ぎない・田中氏個人の功績と考えない、役:封建制と官僚制の一体化・国家組織の一員としての義務を果たすという意識、天皇にも天皇としての役を示す"禁中並公家諸法度"、近世の役やく・中世の職しきの体系、朱子学の窮理・仏教の影響、義理:人が社会の中で与えられた役割に応じて果たさなくてはならない義務、人情:他人もそれぞれに同様な義務を負っていることについての人間的共感、公儀:江戸幕府、公方:将軍個人、大名の国替え・紙切れ一枚で領主が移動・ヨーロッパの封建制度ではあり得ない、町人にも国役や公役という労役を負担する、一揆内部で私闘を抑止するための両成敗法・戦国大名も採用、戦国大名の成立・一揆などの下からの秩序形成運動の帰着点、兵農分離は家を単位としての社会的分業の再編成、大日本史・南北朝時代で終了・南朝の滅亡で一つの国家が終わりとする、王朝に対する武朝、家康の愛読書・東鑑・頼朝の言行録、"禁中並公家諸法度"は朝廷を幕府の下に置いて自律性を奪ったものではない、家康の出版事業の推進・林羅山、15-16世紀に日本人は統合された一つの宗教を形成した、古代日本では身分の上下を問わず死者を遺棄する風習が一般的、伊藤仁斎:韓愈や朱子の行為を"みな己に損ありて天下に益なし"を否定・抵抗の精神を無価値とする、松尾芭蕉:高く心を悟りて俗に帰るべし、役者・河原乞食・単なる悪口以上のものはない、士農工商の区別は職業/職能による区別に過ぎない、武士を庶民が犬畜生と罵る・おとがめなし、弓馬の侍・鍬の百姓・算盤の商人・家業が異なるだけ・"それ人間の一心万人とも替れる事なし"・人間として平等との意識、美濃部の天皇機関説・国家を一種の共同体と見る・日本古来の歴史的伝統と合致、本島市長・天皇にただ"すまんこったな"の一言を望む・生前に語ることなし」
     ⇒ 尾藤正英(びとう・まさひで)1923〜。日本近世史、近世思想史。  
3※   大江戸世相夜話−奉行、髪結い、高利貸し/藤田覚/中公新書/2003「若い時分は放蕩無頼な生活で入墨をしていたという金四郎伝説は当時からあった、女の生首説と桜吹雪説は明治時代に、鳶人足や駕籠かきで入墨しない者はまれ、町奉行所を実際に動かしていたのは奉行でなく世襲であった与力と同心、大岡越前守と越前には何の関係もない、吉宗が怒って叱りつけるのを聞いたことがない・婉曲にたしなめる、熊の胆嚢・熊胆・子供の気付け薬・腹痛消化不良の解消薬・強壮剤、お金の落とし物は落とし主が拾い主に半額渡す、六ヶ月落とし主が現れないと拾い主のものに」
     ⇒ 藤田覚(ふじた・さとる)1946〜。日本近世史。  
1※   証言沖縄「集団自決」−慶良間諸島で何が起きたか/謝花直美/岩波新書/2008「手榴弾・鉈・石で殴り・首を絞める、皇民化教育が人々に死を覚悟させ日本軍の命令が死を選択させた、37人の集団自決の体験、慶良間は見いーぃしが、どぅーのまちげは見ぃらん:灯台もと暗し、戦場ぬ憶い忘れる時ねえらん子孫に語て平和願ら・戦場の記憶は忘れることはない子孫に語って平和を願う、"今考えると異常な心理としか言いようがない"、手榴弾を万が一の時に自決せよと村民に配った、主語のない文章、私が手榴弾を投げようかという中尉の提案を断る、"兵隊さんこれで私たちの家族を斬ってください"と鉈で頼んだ母親、年寄りをスパイ視して殺害、集団自決とは日本軍の玉砕の論理が住民に押し付けられた結果、集団自決は日本軍のいない島ではほとんど起こらず」
     ⇒ 謝花直美(じゃはな・なおみ)1962〜。沖縄タイムス編集委員。  
3○   流言・投書の太平洋戦争/川島高峰/講談社学術文庫/2004/1997「開戦間もなく食糧不足に、ドゥーリトル東京空襲・日本機による自作自演説、農家に現金が流れ込む・尺祝い・千両箱、東条夫人は東美齢、結果論による日本のアジア解放論・ナチスによる植民地本国侵略こそ解放の契機、アメリカの東京空襲・勝利を疑うものは東京が少ない・戦争継続意志も強い」
     ⇒ 川島高峰(かわしま・たかね)1963〜。近代日本民衆思想史。      ポスト戦後社会−シリーズ日本近現代史〈9〉/吉見俊哉/岩波新書/2009「1970年・田中美津・エロス解放宣言、島田裕巳・オウム信者の修行・ビックリマンシール集めやテレビゲームと同じ感覚、中曽根政権と小泉政権の政策的連続性」
     ⇒ 吉見俊哉(よしみ・しゅんや)1957〜。社会学、文化研究、メディア研究。      高度成長−シリーズ日本近現代史G/武田晴人/岩波新書/2008「赤ちゃんのいる家庭の洗濯は3-4時間かかった、日韓基本条約・韓国を唯一合法性を持つ政府と認定、韓国の歴史教科書を訂正させた日本政府、1965年に均衡財政主義を放棄・財政法第四条非募債原則を無視、10アール当たり農業労働時間・年200時間から100時間へ、在日米軍司令官の反論・米軍人軍属は沖縄県民のしばしば暴行強盗の犠牲者になっている、糸を売って縄を買った、1968年の日本の社会資本ストック・アメリカの1/4・英独の1/2」
     ⇒ 武田晴人(たけだ・はるひと)1949〜。近代経済史。      占領と改革−シリーズ日本近現代史F/雨宮昭一/岩波新書/2008「日本の改革は日本の内部から生まれた、総力戦体制により社会関係の平等化・近代化・現代化が進行した、四つの政治潮流:国防国家派・社会国民主義派・自由主義派・反動派、対外政策の3つ:早期和平路線・一撃和平路線・徹底抗戦路線、終戦・44年7月18日の東条内閣の総辞職・早期和平路線の反東条連合の勝利、45年12月・天皇制支持は95%、読売新聞48年8月15日天皇制存続90.3%、共産党:主流派/所感派徳田球一・国際派/宮本顕治、50年代の日本人は産婆さんにより自宅で生まれた・95.4%は自宅出産」
     ⇒ 雨宮昭一(あめみや・しょういち)1944〜。政治学、日本政治外交史、地域政治論。  
3▼△  アジア・太平洋戦争−シリーズ日本近現代史E/吉田裕/岩波新書/2007「日本の戦後の謝罪や償い・日本の51%が不十分と解答・朝日、戦後が終わらない・新しい戦争がないから、39年冬国民政府の冬季攻勢、40年夏八路軍の百団大戦、太平洋戦争は対英戦として生起、日中戦争の延長としての太平洋戦争、ハル・ノートは満州国からの撤退を含まない可能性、ハル・ノートは最後通牒ではない、無警告攻撃を重視した軍部と同調した外務省幹部・宣戦布告の遅れはミスではない、イギリスには後で宣戦布告、オランダには宣戦布告せず、ドイツ・イタリア・ソ連に配慮して白人帝国主義からのアジアの解放を宣言できず、フランスと共同でインドシナを支配、41年の日米の国力:国民総生産11.83倍・粗鋼生産力12.11倍・自動車保有数160.8倍、開戦も終戦も御前会議で決定、内乱の恐怖からの戦争決定、真珠湾奇襲をルーズベルトが知っていたことを示す一次資料なし・陰謀論は成立しない、東条英機:資金源は中国でのアヘン密売・パフォーマンス政治・国民に熱烈に歓迎された・民情視察・住宅街のゴミ箱チェック、44年1月部隊の兵士を知能検査・200人中90人が精神薄弱、総人口に占める動員兵力比率:独17%ソ連20%英12%米7.5%日6.3%、徴兵制施行・朝鮮44年台湾45年・朝鮮人兵士は労働者、43年の在満朝鮮人は155万人、日本の生活水準の切り下げはドイツより激しい・植民地占領地はさらに激しい・アメリカは大恐慌から回復し生活水準が急速に上昇した、総力戦が日本の旧秩序を破壊、特攻隊員・学徒兵の戦死者が異常に高い・消耗品として使い捨て、民衆の間に根本的な米国憎悪がない・アメリカ人への蔑称がない、ドイツ軍捕虜米兵死亡率は1.2%日本軍捕虜米兵は37.3%、沖縄戦の死者・兵士94136人・住民94000人、日本兵の戦死者の60%は餓死、中国人強制連行は39000人、鉄道や軌道の被害率7%・船舶は80.6%・水力発電所は無傷、戦争末期に株価が上昇」
     ⇒ 吉田裕(よしだ・ゆたか)1954〜。日本近現代史。  
3※   満州事変から日中戦争へ−シリーズ日本近現代史D/加藤陽子/岩波新書/2007「日中戦争を討匪戦と考え報償と復仇を目指した、双方が相手国が国際不法行為を行ったと主張、満州事変・相手国指導者の不在を衝いた、事変前の兵力は10400人・東北軍は19万、第一次大戦開戦時15億の債務国・18年には3億弱の債権国に、23年11月・国民党はロシア・ドイツ・中国の同盟を提案・資本主義の影響力と戦う、24年11月26日ソ連の影響下にモンゴル人民共和国誕生、28年5-12月・対中貿易額の2割がボイコットされた、満州問題は国際法を守らない中国の問題と認識した日本の知識人、日本に対して非常に好意的だったリットン報告書、時勢が変化したのに満蒙へに優先権があるとする日本の態度だけが変化しなかった、アメリカの恐慌:33年の国民総生産は29年の三分の一・四人に一人が失業者、汪兆銘の予測は的確だった・英米ソが勝利するが中国は破壊される、36年ドイツの武器輸出の57.5%は中国・日本はその1%以下、後備兵率の高さが犯罪率の高さに直結・半数以上が後備兵、上海戦の中国軍は70万・19万が犠牲に、1926年日本の対外投資の68%が満州・93%が国家関連」
3▼※  戦争の日本近現代史−東大式レッスン!征韓論から太平洋戦争まで/加藤陽子/講談社現代新書/2002「なぜ戦争しなければならないと為政者や国民が考えるようになったのか、歴史学とは人々の認識の変化を捉える学問、戦前まで戦争で戦争を語るが日常的・日中戦争を日露戦争で語るなど、明治憲法の生みの親シュタイン・朝鮮が日本の利益線と明言、日清戦争時の人口は3938万人、日露戦争を進んだ国日本と遅れた国ロシアとの戦争と認識したレーニン、マーク・ピーティー:日露戦争の頃の日本ほど戦略的思考に導かれ慎重な考察と広範な見解の一致した国はなかった、短期決戦論はアメリカ海軍でも唱えられていた・軍艦を造るのに2年以上かかる、石原莞爾:日本から一厘も金を出させない・占領地の徴税物資で自活・戦争を以て戦争を養う、1927年在満朝鮮人は81万人、不戦条約と中立法のため日中米ともに日中戦争を戦争と呼ばないことに利益を見出した、アメリカの在米日本資産凍結と対日石油禁輸はソ連に対する援護」
     ⇒ 加藤陽子(かとう・ようこ)1950〜。日本近代史。  
3※   大正デモクラシー−シリーズ日本近現代史C/成田龍一/岩波新書/2007「ポーツマス講話条約と日比谷焼き討ち事件・旦那層と雑業層、美濃部達吉の天皇機関説:国家は法人・天皇は国家の最高機関、朝鮮戸籍は日本内地の戸籍と区別・移動はできず、米騒動と百姓一揆に見られるモラル・エコノミー、アナーキズムやサンジカリズム、1922.4.9日本農民組合結成、1922.3.3全国水平社結成、併合直後のソウル24万人・日本人が6万人・釜山7万人・日本人が3万人、p136南宮壁・南は ⇒南宮が姓じゃないかな?、3.1運動の朝鮮人死者7509人・柳寛順の獄死、済州島は日本への入国制限なし、石橋湛山・大日本主義の幻想、布施辰治の借家人同盟、1920年代・産児調節の問題、主婦之友は20万部以上、伊波普猷・日本と沖縄の同祖論、20年代の思想潮流・民本主義・マルクス主義と社会主義・国粋主義」
     ⇒ 成田龍一(なりた・りゅういち)1951〜。日本近現代史。  
3△※  日清・日露戦争−シリーズ日本近現代史B/原田敬一/岩波新書/2007「清末の日本への留学生は8000人、罪刑法定主義の確立した日本に亡命するアジアの知識人、西欧語を中国で翻訳して日本に入った言葉:幾何・代数・方程式・微分・積分・摂氏・華氏、福沢諭吉の造語:蒸気・汽船・汽車、日中同形語:68%は中国古典・27%は日本製、1880年までの元老と1890年代の元勲級、日清戦争の二日前の7月23日戦争・日朝の戦争と捉えた政府、日清戦争は40万人動員・日露戦争は100万人動員、台湾征服戦争1895年5月10日から11月30日、日本戦死164人・戦病死4642人、中国人兵士と住民が14000人死亡、5月23台湾民主国樹立、1896年から1902年まで11951人死亡、台湾の米の生産1902年は169万石・1925年644万石、天皇家皇子誕生に孝経を読む、日露戦争の死者・日本軍8.4万・ロシア軍5万、韓国併合までの義兵死亡者数は17688人、台湾は製糖と南進の拠点」
     ⇒ 原田敬一(はらだ・けいいち)1948〜。日本近代史。  
3▼○  民権と憲法−シリーズ日本近現代史A/牧原憲夫/岩波新書/2007「民衆から非常に憎まれていた大久保利通、ほぼすべての耕作地を農民の私有地と認めた地租改正・西欧の市民革命より徹底した土地改革、民権運動:議会開設の要求・国民意識を民衆に持たせる、80年代後半のGNPは実質で14%増・90年代前半は21%増、夏目漱石・徴兵制未施行の北海道に本籍を移す、国家は政府と人民からなる・政府と国の区別をはっきりさせなければならない、明治政府・民権運動家・民衆の三極対立、民権派と政府は近代国家の建設と民衆の国民化・民衆と民権派は反政府、夜業割増金を廃止してインド紡績業に勝利、1881年東京の火事の58%は放火、江戸時代の仁政の観念:高利貸しのような不徳の者を説諭して多少なりとも譲歩させるのがお上の役割、江戸時代の村は流民や乞食が少ない・村の土地を他村に売却するのを恥として借金を庄屋が立て替えた・一村団結の精神、明治維新で土地の取り上げや高率の小作料も自由に・地主小作関係が苛酷になり大土地所有者が出現、足尾銅山・全国銅生産の39%、アイヌの鮭獲り・一匹はアイヌに・一匹は熊に・一匹はカムイに、因果関係の論証されない推論は科学的でないと脚気の研究を否定した陸軍、コレラ・1879年と1886年には10万を超える死者、養生:身体と精神を安らかにする、衛生:消毒と隔離・生命を脅かすものから防御、紡績工場の1割はつねに欠勤・多くは無届け、小笠原諸島・イギリスが1827年領有宣言・アメリカ人とハワイのカナカ人のみ・1861年も日本人はいない、日本の植民地に不可欠な神社と遊廓、1880年日本の提案・宮古と八重山を中国領に・日清修交条約を改定して日本に最恵国待遇を与える、1903年大阪博覧会:学術人類館の展示・中国人・朝鮮人・アイヌ・台湾先住民・琉球人、学歴主義こそ機会の平等・優勝劣敗・自己責任というの自由競争の典型、ほたるのひかりの四番の歌詞に千島列島と沖縄も日本の領土、グローリアス・アポロを原曲にして歌った君が代、小学校唱歌に賛美歌が多い、日の丸・君が代・御真影・万歳という国民統合の四点セット・1889年2月11日より、自由民権運動の高揚と敗北によって帝国憲法体制が成立」
     ⇒ 牧原憲夫(まきはら・のりお)1943〜。日本近現代史。  
3▼△  幕末・維新−シリーズ日本近現代史@/井上勝生/岩波新書/2007「部族会議からリーダーシップを学んだマンデラ、江戸時代の百姓一揆へ百姓の参加は公認されていた、成熟した伝統社会、1871年から政府要人は1年半も米欧へ旅行して留守に、海は公海・領海・内水に分けられる、ペリーの江戸湾内侵入は国際法違反、幕府に提出された海外情報・オランダ別段風説書、マスケット銃で武装した武士、幕府は無策でなく国力に応じた周到な準備があった、1789年アイヌ人と和人のクナシリ・メナシの戦い、重い関税と遊歩範囲制限で日本の産業を守る、薩摩藩の財政の半ばを占めた密貿易、天皇と朝廷の条約承認拒否、現実的な幕府に非現実的な天皇の反対、天誅は近衛家から薩摩藩への依頼、近代代議制の前段階である訴願運動・国訴、百姓一揆・竹槍は使わない・通例は鎌、3200件の一揆で竹槍殺害は2件のみ、駕籠訴は道理があれば容認、19世紀アメリカの歳入の9割は関税収入、征長軍15万に長州藩軍は4000、イギリスですら日本植民地化の可能性は低かった、薩長土の三藩の東征軍1万余、会津藩の寛大な処分を求め25藩の奥羽列藩同盟、江戸時代の一揆は打ち壊しても放火は禁止、一揆勢は御百姓と自称、藩営商業と藩債の禁止・急進的革新か廃藩へ、開明的改革をした和歌山藩・熊本藩・高知藩、1878年就学率は41.3%、明治政府は税を減らさず兵にとる、朝鮮の担昇・籠に入れて担ぎだし村はずれに放り出す、1872年・琉球処分、北海道開拓は和人の植民地そのもの」
     ⇒ 井上勝生(いのうえ・かつお)1945〜。幕末・維新史。  
3※▽  村からみた日本史/田中圭一/ちくま新書/2002「検地の実施は大名が百姓の要求をのんだ・土地の所有を確立した、江戸の年貢の重さは検地帳の上の計算のみ・実際はその半分、幕府に非理があれば代官側だけが罰されることも、千両を故郷に送る出稼ぎ人・実態は醸造資本家」
3▼△  百姓の江戸時代/田中圭一/ちくま新書/2000「定免制は民衆の声に応じて生まれた、厳しい法令や禁令は実際は何も機能していない、目の前の現象への対策の禁令に政策目的なし、戦国大名が封建社会を根底から壊した、江戸時代は封建社会でなく前期資本主義社会、検地が百姓の土地所有を確認・土地所有権を得て農奴から解放された、百姓は自治で村を運営・寄り合いで村掟を決めて生活、庶民が武士になることも武士が職人になることも容易、士農工商は建前、村八分は経済制裁、百姓による奉行の留任運動、労組の授業料の銀行振り込み・自動改札機導入反対運動の非合理性」
     ⇒ 田中圭一(たなか・けいいち)1931〜。日本近代史。  
2▼※  続 日本軍の小失敗の研究/三野正洋/光人社/1996「高級士官は中央の命令を無視、陸軍歩兵は40-60kgの荷物を背負って一日20-40km歩く、歩兵操典の"戦闘の最終帰結は銃剣突撃・情報補給の有無に拘わらず戦え"が大量の人命消費に、アメリカ軍死傷者が日本軍を上回った硫黄島の闘い、防弾チョッキで死傷率25%減、戦陣訓を書いた島崎藤村、フィリピンの米軍は1880-1940年に100万の現地人を殺害、ロンメル将軍活躍の背後にイラク反乱軍30万、戦闘機パイロットが熱を上げるコックリさん、二式大艇の主翼とエンジンを流用すれば四発爆撃機を開発できた、日本機は酸素マスクと零下50度・B29では野球帽にジャンパーだけで熱いコーヒーを飲んで闘った、ソ連の戦闘機:Yak3は38%・Yak9は43%が木製、米軍5インチ砲は2500発で一機撃墜・日本海軍7.5センチ高射砲は3000発・高射砲の砲身寿命は1000-1500発・戦闘機急降下爆撃機などは12000発、VT信管付きで3.1倍の命中率、戦後唯一戦死した日本人・朝鮮戦争で海上保安庁の掃海作業、主要都市爆撃終了後のB29の任務の1/3が機雷敷設、機雷戦研究の不足、ドイツ軍需省のシュペーアの労働力分配・終戦まで生産力が低下せず、大手電機メーカーのレーダー開発技術者まで陸軍二等兵として招集、ウエワクで保有航空機の8割を一日で失った日本陸軍、トラックとパラオでも航空機を大量に損失、大陸打通作戦:不利な状況で徒歩で1500キロを行軍した日本陸軍兵士の驚異とその作戦の無意味さ、開戦時の自動車は2万台、陸自の機械化に73式でなくM113を購入せよ、予備役が少なすぎる自衛隊、イラン・イラク戦争・日本のタンカーの19隻が損傷・死者2名負傷者7名・拿捕された民間船73隻のほとんどは帰還せず」
2▼※  日本軍の小失敗の研究/三野正洋/光人社/1995「失敗の本質は相手が大きすぎること・アメリカの国力は日本の10-50倍・物量以外の原因追及、日本1に対して米国:人口2面積15GNP12石油32船舶建造7自動車製造53ラジオ44電話36、日清戦争病死者が戦死者の10倍・補給の軽視、ベトナムはヘリコプターの戦争・アフガンはトラックの戦争、沖縄に突入した義烈空挺隊、潜水艦に救助されたB29は200機近い、OR研究グループ"ブラケット・サーカス"、日本の情報収集分析軍人は22⇒40⇒65人に増員・米国は450⇒1300⇒1800人に、陸軍の潜水艦と空母、イギリスは平時から1000t以上の商戦に大砲用の補強を義務づけ、アメリカ海軍の軍艦撃沈戦果の40%は潜水艦、航空機を分解して牛車で運ぶ、戦争とはある意味で土木工事、日本軍の自動車を運転できる兵士は5%・米軍は72%、米軍の免許取説は漫画入り、同一のドイツの航空用エンジンライセンス購入に陸軍と海軍が別々に支払い、スキップ・ボミングなら特攻より効率的、エセックスは翔鶴の半分の時間で発艦させることができた・エセックス3500名翔鶴1660名、エセックス:カタパルト・開放型格納庫・舷外エレベーター、フォークランド紛争で沈没したシェフィールドは炊事中のフライの油引火で沈没、戦時中の英米の基幹産業のストライキ、パットン将軍の殴打事件、陸軍の上陸用舟艇母艦」
     ⇒ 三野正洋(みの・まさひろ)1942〜。現代史、物理教育、空気力学。  
1▽▽  私は「蟻の兵隊」だった−中国に残された日本兵/奥村和一・酒井誠/岩波ジュニア新書/2006「帝国陸軍日本兵士⇒中国国民党日本人特務団兵士⇒中国人民解放軍捕虜、肝試し:初年兵教育として中国人を刺殺、抜き打ち検査で乾パンがない・全員が殴られる・上官が見つけてあげる・実はこの上官が隠していて恩を着せるため・靴や帽子でも、兵士が死ぬのはほとんど結核、ポツダム宣言違反で残留、支那と呼ぶなで中国で口論・支那はchinaから・陶器はchinaで漆器はJapan、講話という政治教育・指導員の話を聞く・相互批判も、教育の方法としての坦白・戦場で何をしたか具体的に告白する、復員するまでの軍籍を認めよ・恩給問題に、文書の命令書がないと命令ではなく自願とする国側、逃亡兵と呼ばれた腹立たしさ、売軍行為、奥村氏と実際に向かい合って銃を撃ち合った相手と再会・戦場の記憶が一致」
     ⇒ 奥村和一(おくむら・わいち)1924〜。山西残留問題の調査究明、業界紙新聞記者。  
2○▽  日本の軍隊−兵士たちの近代史/吉田裕/岩波新書/2002「時計は兵士とともに必需品に、ナンバ歩きは軍隊では困る、兵隊言葉:ハッパをかける・ボサッと・処置なし・残飯・点検・たるんでいる、徴兵検査は人生儀礼、日露戦争後に軍部が独立政治勢力に、補給を現地調達する中国戦線の日本軍=蝗軍、満州事変まで陸軍は皇軍でなく国軍、乳母車を押す日本兵、1936年の自動車生産量(万):米446英46独27日1.2、日本軍死者230万の半数は広義の餓死」
     ⇒ 吉田裕(よしだ・ゆたか)1954〜。日本近現代史。  
2○※  韓国併合/海野福寿/岩波新書/1995「開国から併合までの歴史。ハワイ併合との類似」
     ⇒ 海野福寿(うんの・ふくじゅ)1931〜。日本近代史、近代日朝関係史。  
3※   伊藤博文−知の政治家/瀧井一博/中公新書/2010「明治憲法の原案を書いたのは井上毅、戦場以外で唯一人を殺したことのある総理大臣、英語に自信あり、日本のビスマルク、西欧文明という制度の伝道師、西洋文明への素朴な憧憬、悪貨は良貨を駆逐する、漸進主義の人、バーク:代議士は国民全体の利害の奉仕者、国家を構成するものは西洋的な科学知であるべき」
     ⇒ 瀧井一博(きたい・かずひろ)1967〜。法学。
3▽   身分差別社会の真実−新書・江戸時代(2)/斎藤洋一・大石慎三郎/講談社現代新書/1995「江戸時代の身分制・同一身分内にこそ厳しい階級差、商家では娘に後を継がせるのは普通・番頭などから有能な者にめあわせて経営を任せる・家の財産権は娘・婿養子には渡さない、連座制は武士のみとした吉宗・刑罰は庶民より武士に厳しかった・武士でも身分が高いほど処罰が厳しかった、町人の身分は農民より上に置かれていた、抑圧委譲:上の者からの抑圧を下の者に転嫁してはらす、えた身分の仕事:織機の部品・竹おさの生産販売・砥石・医者・製薬・売薬・草履」
     ⇒ 斎藤洋一(さいとう・よういち)1950〜。日本近世史。  
3※   江戸の非人頭 車善七−100万人大都市を「裏」で支えた男/塩見鮮一郎/三一新書/1997「新吉原の裏に車善七は居住、怪力無双の大泥棒・向坂甚内・死んで瘧の神となる、馬を守る猿回し、非人頭・穢多頭・猿飼頭は処刑場のそばに住む、牢屋敷で使う病者・目玉権兵衛とはばかり安兵衛、座頭・剃髪した盲人、江戸の浮浪民にキリスト教が広まる、非人は生産と商売に従事できない」
     ⇒ 塩見鮮一郎(しおみ・せんいちろう)1938〜。差別問題、作家。  
2◯   江戸の弾左衛門−被差別民衆に君臨した"頭"/中尾健次/三一新書/1996「エタ頭弾左衛門・町奉行の格式に近い行列、穢多は革職人、公民でないという意味で非人、平安や鎌倉に使われた陶器の鎧、ヨーロッパの甲冑の騎士はクレーンで馬に乗せる、市中引き回しの行列で働く非人、江戸の清潔さを支えた非人、非人頭の仕事・野非人制道・窮民を捕まえて故郷をただす・故郷がなければ手下に、非人組織は都市へ流入する貧人の管理、大道芸人の乞胸の鑑札、鞍馬寺の証明書がある願人、乞胸の大道芸:曲芸・手品・講釈・物真似・芝居、乞胸頭の仁太夫・鑑札を渡す鑑札料1ヵ月48文・一家族当たり、近代靴産業・弾直樹の伝習所より」
     ⇒ 中尾健次(なかお・けんじ)1950〜。。      暗殺・伊藤博文/上垣外憲一/ちくま新書/2000「高杉晋作の奇策・イギリス提督との租借地交渉で日本書紀を引用し通訳不能にして煙に巻く、陸軍の谷干城、陸奥宗光は小利口な小才子・うそつきの小次郎、大久保利通の後継者伊藤博文、旅順占領後の非戦闘員の虐殺・日本人捕虜虐殺への報復、日本韓国の運命共同体・韓国から信頼された政治家・黙認への裏切り感、謀略工作の専門家・明石元二郎と仁田原重行によるもう一つの暗殺計画」
3▽△  倭人と韓人−記紀からよむ古代交流史/上垣外憲一/講談社学術文庫/2003/1986「地方の古社の伝承を採用・古いものは4世紀以前の起源、高天原が朝鮮半島、金海⇒対馬⇒壱岐⇒松浦半島、対馬⇒沖の島⇒大島⇒神湊、三世紀から四世紀に中心地が北九州から畿内へ移動、鉄が通貨のように流通した弁韓・豊富な鉄、鉄の輸入と奴隷の輸出・奴隷確保の戦争・戦争に勝つための鉄の輸入、2回の渡来・前4-3世紀の金属器を持った稲作民・前100前後の青銅器・楽浪郡の設置とともに、イザナミの冥界降りとギリシア神話のオルフェウスとエウリディケの細目までもの一致、天孫族は邪馬台国に押し出されて東征、"火"を名前に持つ天孫族が加羅から北九州に、三世紀北九州は鉄器・畿内は青銅器・畿内は北九州を支配できない、日本から輸出された玉が新羅や加羅で発見・特に翡翠、脱解王は丹波出身の玉作りの王・奴隷貿易も、三世紀末の倭人来寇・楽浪郡の権威の失墜、イツツヒコが新羅本紀の倭国王、神功皇后の新羅征伐とは新羅系下関王朝の打倒、豊かな木材による造船の発達が4-5世紀の倭国の強み・韓国は木が少ない、ヤマトタケル=ヤマトの勇者、クマソタケルやイズモタケルも、中国江南の稲作民が朝鮮経由で日本に・別に東南アジアに・日本の南洋文化の原因、高句麗語と日本語を結ぶ伽耶語、鉄と奴隷・玉・織物の貿易」
     ⇒ 上垣外憲一(かみがいと・けんいち)1948〜。日韓文化交流史、比較文学、比較文化。  
3※   なぜ日本は敗れたのか−太平洋戦争六大決戦を検証する/秦郁彦/洋泉社新書/2001/1976「ミッドウェー作戦は事前に噂が広まる、図上演習でも赤城沈没、ビルマのロレンス:オード・C・ウインゲート英准将、レイテ沖海戦利根の主砲命中率1.7%・大和主砲は0%、沖縄シュガー・ローフ五二高地の死闘、陸軍は中国軍の暗号を完全解読」
3※ ?? 慰安婦と戦場の性/秦郁彦/新潮選書/1999「早婚のため一般庶民は売買春とは無縁、強姦:ソ連軍は公然で罪に問われない・日本軍は憲兵の取り締まりが厳しく証拠を残さないように殺した・ドイツ軍は親告罪しか認めず事実上の野放し、ベトナム戦争末期の軍人向け売春婦は30-50万人とも、旧日本兵の懺悔屋・詐話師の吉田清治、平時と同じ身売りで女性が集まるので強制連行する必要なし、軍慰安婦の新聞募集・半島の毎日新報と京城日報、慰安婦の総数は2万人〜2万数千、民族の比率は日本人4現地人3朝鮮人2その他1」
     ⇒ 秦郁彦(はた・いくひこ)1932〜。防衛、財政、法学。  
2※   従軍慰安婦/吉見義明/岩波新書/1995これは日韓問題でなく女性の人権問題の提起。敗戦時に公文書を破棄隠滅、性病予防のため素人を集める、中国人は強姦に厳しい、スパイ防止のため朝鮮人中心に、ニクイチ:兵29に慰安婦1、5万以上、1930年朝鮮人識字率男36%女8%、連合軍用の慰安所も設置、右翼の介入、日本も連合国も慰安婦を人権侵害として意識していない、米軍も慰安所設置を持ちかける、1942年独軍の軍用売春宿は500に達した」
     ⇒ 吉見義明(よしみ・よしあき)1946〜。日本近現代史。  
3○   武士の家計簿−加賀藩御算用者の幕末維新/磯田道史/新潮新書/2003「算術から身分制度がくずれる、加賀藩士の実子相続は57.6%・養子婿養子35%、武士は許可なく農村に入れない・領主と土地のつながりが希薄、権力威信経済力の分散状態を地位非一貫性は身分制度を安定させた、初産は実家・2度目から婚家で」
     ⇒ 磯田道史(いそだ・みちふみ)1970〜。日本社会経済史。  
2○   中国人の歴史観/劉傑/文春新書/1999「日本の一貫した対中国侵略が中国での常識・田中上奏文、ルーズベルト:日本の侵略行為は頭蓋骨が白人に比べて未発達だから、中国外交はモーゲンソー理論、中国の学者は現代社会を春秋戦国時代になぞらえる、政権の正当性を立証するための外交、廬溝橋は北京市街中心から20km、アメリカは中国の領土と港湾を占領しなかった」
     ⇒ 劉傑(りゅう・けつ)1962〜。北京。近代日本政治外交史。  
3※   昭和史の決定的瞬間/坂野潤治/ちくま新書/2004「昭和11年の19回総選挙から蘆溝橋事件まで日本政治史には政治学や国際関係論を当時の知識人と学者の知恵を借りて分析。報道と批判言論の自由喪失より戦争に反対できなかったという戦後神話の虚構、昭和12年の社会大衆党の躍進・36/466、戦争が民主主義を滅ぼした、権力中枢の北支事変の過小評価、戦争により英米に東京空襲も予想」
     ⇒ 坂野潤治(ばんの・じゅんじ)1937〜。日本近現代政治史。  
2○   竹島は日韓どちらのものか/下條正男/文春新書/2004「54年9月25日国際裁判所への提訴打診も10月28日に韓国側が拒否、終戦時韓国の日本人の財産は韓国の全財産の80-90%、幻の波浪島、日本:国際慣例から見て半島の日本人個人財産は日本のもの・韓国側:植民地支配による収奪だから没収、54年9月15日に竹島切手発行、意外にも韓国側にも言い分があって微妙に読めるが……
     ⇒ 下條正男(しもじょう・まさお)1950〜。日本史。  
2▽   江戸の養生所/安藤優一郎/PHP新書/2005「養生訓:一冊銀七匁、娯楽書:1匁五分〜2匁5分、本レンタル:新刊24文,古刊6文、江戸の医師数:人口400-500に一人、寛政三年の江戸:名主262地主18876家主16727、養生所の評判:人体実験場・粗末な薬を使う、本道(内科)二人・外科二人・眼科一人、其日稼之者:江戸で288441、町会所の窮民救済で入所希望者が減少、捨て子がたいへん多い」
     ⇒ 安藤優一郎(あんどう・ゆういちろう)1965〜。江戸・都市史研究家、教育学。  
3○   日露戦争の世紀―連鎖視点から見る日本と世界/山室信一/岩波新書/2005「日露戦争の前後50年・日本とアジアと欧米のかかわり、1648年ウェストファリア体制・主権国家だけが国際政治の行為主体、鹿鳴館は文明国標準を満たす国家になるための努力、1891年シベリア鉄道の着工・ニコライ二世と大津事件、ウラジオストク:東方を征服せよ、シベリア:眠れる大地、軍港ウラジオストクは冬季は凍結して使用できない、10歳で亡くなった広島被爆者佐々木禎子と千羽鶴、国家予算の軍事費・96年43.3%・97年49.4%・98年51.1%、1900.7.15アムール河の流血・清国人3000-25000虐殺、1902年鋼鉄生産量・イギリスは日本の5900倍、ニューヨーク投資銀行クーン=レーブ商会ヤコブ・シフの斡旋で外債を売りさばく・帝政ロシアのユダヤ人迫害への反発、1907年ガンディー:日本にはためいているのは日本でなくイギリスの旗」
     ⇒ 山室信一(やまむろ・しんいち)1951〜。法政思想連鎖史。  
2○   日中戦争/古屋哲夫/岩波新書/1985「蘆橋溝事件:最初の発砲から7時間は平穏だった・真夜中の日本軍集結、ロシア革命で日露協約をワシントン会議で日英同盟を失い孤立、単なる鉄道守備隊だった関東軍、補給物資はすべて現地調達」
     ⇒ 古屋哲夫(ふるや・てつお)1931〜。日本近代政治史。  
3※   戦争責任・戦後責任−日本とドイツはどう違うか/望田幸男,他/朝日選書/1994「52年イスラエル・ルクセンブルク協定34.5億マルク、56年ナチズム迫害に連邦補償法で679億マルク、ドイツ兵遺族に1000億マルク、ヨーロッパ12ヵ国と包括協定でナチス犠牲者に10億マルク・p192、90年までの総額864億マルク、92年ポーランド和解基金・5億マルク、93年ロシア・ベラルーシ・ウクライナに10億マルク、戦前日本は五大国・国際連盟常任理事国、恩給法制定は植民地分離独立を想定せず、p51日本の対外支払い一覧・フィリピン1980億・インドネシア1439億・ビルマ1332億・韓国1080億、中国との戦争は事変・中国人は捕虜として扱わない、政府見解:国家間の解決と個人の権利は別、ナチス被害:ユーゴ800万マルク・ハンガリー625万マルク・チェコ750万マルク・ポーランド1億マルク、強制労働のポーランド人300万中100万は生存・補償請求、日本アジア解放論=ヒトラー共産主義手先論・共産主義を西欧に呼び寄せたから、15年戦争は14年戦争」
     ⇒ 望田幸男(もちだ・ゆきお)1931〜。。  
1△   日本の植民地支配/水野直樹・藤永壮・駒込武,編/岩波ブックレット/2001「台湾総督府の阿片生産販売・台湾人毒殺政策、1930年初等学校就学率:台湾33%・朝鮮16%、人口万人:1910年日4818韓1631・1920年日5596韓1763台366・1930年日6445韓2044台450・1940年日7193韓2355台572、データは検証しているが結論へ飛躍」
     ⇒ 水野直樹(みずの・なおき)1950〜。。  
3※△  資本主義は江戸で生まれた/鈴木浩三/日本経済新聞社/2002/1995「市場経済システムにより百万都市江戸を成立させた、年貢率は寛文まで七公三民・後に三公七民、江戸や東国は金・大坂と京は銀、享保・寛政・天保の経済政策は米中心主義の維持・保守派の巻き返し、札差は支給予定の米を担保に札旦那へ金融、月踊り:返済に行き詰まったときの証文の書き換え・利息の二重取り、天下普請と参勤交代が有効需要を創設、正徳・享保の改革で元禄小判という悪貨を良貨に改鋳・深刻なデフレに、僧侶と神官は寺社奉行・町人は町奉行・農民は勘定奉行、付け届け・職務の一環・受取状も発行、江戸の火事は有効需要を生み出す・宵越しの銭をもてない下層階級は火事で潤う・世直しと喜ぶ、勝海舟:江戸の火事は貧民救済目的の放火」
     ⇒ 鈴木浩三(すずき・こうぞう)1960〜。経営・政策科学。      田中正造/由井正臣/岩波新書/2004「予は下野の百姓なり 獄中に三年 死んでから仏になるはいらぬこと 生きているうちによき人となれ 国会開設のための中節社 天皇に直訴 キリスト教社会主義新紀元派と深い結びつき 谷中村の強制破壊」
     ⇒ 由井正臣(ゆい・まさおみ)1933〜。日本近現代史。
2※   北村兼子−炎のジャーナリスト/大谷渡/東方出版/1999「1903.11.26〜1931.7.26。万国婦人参政権大会で英語とドイツ語で演説・ドイツ法学専攻、2年間の記者生活に既に5冊の著書・シャープかつユーモラス・大阪朝日の花形記者、作り話の性的暴露記事による激しい攻撃を受ける、800年前のイタリアのボローニャ大学は最初から男女共学、廃娼論者ではなく娼廃論者・娼は廃するのではなく廃らなければならない、歓楽街に潜入記事、飛行士の免許を得るも直前に盲腸炎で死去」
     ⇒ 大谷渡(おおや・わたる)1949〜。日本近代史。      吉田松陰/奈良本辰也/岩波新書/1951「吉田寅次郎 1830.8.4- 怒ったことを知らない 風采に無頓着 大塩平八郎は天皇制へ復古を求めた 若い頃は机上の学問 江戸で佐久間象山に師事 時代の苦悶も思想の苦悶もそれを救う方法はただ一つ過去を断ち切ることである ペートル大帝を敬愛した佐久間象山 天下は一人の天下なり 過渡期の革命家 ペルリの船に乗り込もうとして失敗 獄中の一年で492冊読破 獄中で教育者となる 松下村塾・1857年1月に始まる」
     ⇒ (ならもと・たつや)1913〜。日本近世史。    西園寺公望−最後の元老/岩井忠熊/岩波新書/2003「世界主義と非難される 本の紙魚と自称 10年近いフランス留学 アラコース:君主制と平和の両立不可能を主張 フランスで法学を学ぶ 留学仲間に中江兆民 東洋自由新聞の社長に 二度総理大臣に 我が伝記編纂すべからず 法的に無答責とされる天皇」
     ⇒ 岩井忠熊(いわい・ただくま)1922〜。日本近現代史。    高野長英/佐藤昌介/岩波新書/1997「1804-50 蘭学者 蘭学の始まりは吉宗より 杉田塾の内弟子になれず通学生に 西洋の薬物を和漢の薬物と比較同定する オランダ語の達人に 学究肌の人物 帰郷を拒むための白々しい嘘 女と酒がなくては一日もいられぬ性 科学の実測窮理性と実用性 デカルトとベーコンが近代科学を確立 渡辺崋山と蛮社の獄 放火と脱獄 兵書の翻訳 放火脱獄犯として全国指名手配 潜伏中に招かれて宇和島でオランダ語兵書の翻訳」
     ⇒ 佐藤昌介(さとう・しょうすけ)1918〜。国史学、洋学史。    青年・渋沢栄一の欧州体験/泉三郎/祥伝社新書/2011「青年、志を立てれば意気盛んなり、500の会社・600の事業、論語資本主義、世事に通じていて、人事、計理にも詳しく、胆力もあり、剣もつかう、▽写真で見ると孫正義に似ている、ベルギー国王が鉄の売り込みをする、サン=シモン主義:産業を興すことで貧乏をなくす、大人は論語といううまいものを見つけなさった。これが聖書ならとても守れないものね、儒教を目の敵にしならがら模範的な夫であり父であった福沢諭吉・正反対の人」
     ⇒ 泉三郎(いずみ・さぶろう)1935〜。作家。    琉球王国/高良倉吉/岩波新書/1993「神かがり的相談事の多さ、グスク=城砦、1429年・尚巴志の琉球統一・琉球王国の成立、1609年・島津侵入事件・3000の兵で琉球を征服、明代進貢回数・琉球171回・安南89・シャム73・朝鮮30・マラッカ23・日本19、中国と日本・朝鮮・東南アジアとの中継貿易、久米村人・琉球の居留区・中国人」
     ⇒ 高良倉吉(たから・くらよし)1947〜。琉球史。      武蔵と五輪書/奈良本辰也/廣済堂文庫/1987「武士の存在意義は他人に勝ること、闘いがはじまったら敵を自分の左の方に追い回すこと」
     ⇒ 奈良本辰也(ならもと・たつや)1913〜。幕末維新史、歴史小説。  
2※   BRICsの底力/小林英夫/ちくま新書/2008「タタ・グループの車ナノ・28万円、インドの家電は韓国LGがシェアNo.1、中国最大部数の新聞は参考消息、日本のバイオ燃料:堺の建材廃材・沖縄のサトウキビ・十勝の甜菜、ブラジルのルーラ大統領・グローバリゼーションと社会主義的政策、強力なリーダーシップ:ブラジルのルーラ・ロシアのプーチン・中国のケ小平・インドのマンモハン・シン、世界で最も大きな権力を持つ個人・プーチン、経済学者のマンモハン・シン、リーダーシップの欠如した国はBRICsに続かない、インドとブラジルは農業・工業・労働政策で州が自主性を持つ、BRICsは教育で成果を上げている、在米留学生:インド8.4万・中国6.8万・ブラジル7000人・ロシア4800人、ソ連の五カ年計画⇒満州産業開発五カ年計画⇒岸信介らの日本の高度成長へ、日本の最大の貿易相手は中国、日本は韓国に254億ドル黒字・韓国は中国に209億ドル黒字・中国は日本に255億ドル黒字、BRICsに大きなシェアを持つ韓国、環境を問題をリードするために常任理事国入りせよ」    満鉄調査部/小林英夫/平凡社新書/2005「1930年代前半の中国の通貨の混乱:紙幣が幣種15・券種136、満鉄調査部の勢力:満評派・年報派・外来派・資料課派、満鉄マルクス主義の合理的思考」    戦後アジアと日本企業/小林英夫/岩波新書/2001「南アジアの反日感情は弱く東南アジアで強烈だった、50年代借款といえばインド・57-64年の60%、世界銀行や国際鉄鋼借款団が協力を拒否した蒲項総合製鉄所建設に日本が協力、台湾に自由主義経済で効率的経済成長をもたらした尹仲容、オーストラリアの反日は東部に多く西部で少ない、74年田中首相のインドネシアの訪問・反日暴動で大統領官邸を一歩も出られず、沖縄返還・糸を売って縄を買った、ISOを取得しないと欧米に輸出するとき不利」
     ⇒ 小林英夫(こばやし・ひでお)1943〜。日本近現代経済史、アジア経済論、植民地経済論。  
1※   飛行家をめざした女性たち/平木国夫/新人物往来社/1992「兵藤精1899.4.6-1980.4.23愛媛県北宇和郡1922.3.24三等飛行機操縦士の免状、、、玉井藤一郎の羽田飛行機研究所、白戸栄之助の白戸飛行機練習所、岸一医学博士の赤羽飛行機製作所、伊藤音次郎の津田沼にある伊藤飛行機研究所、父は飛行機を研究・二宮忠八と同じ南予の人、体重40kgのため練習用地上滑走機が離陸・着陸できず破損、企業は一番でなくてよい・2番でも3番でも儲かればよい、弁護士の夫の駆け落ち後に弁理士の資格を取る、、南地よね1890.11.24-1980.11.3和歌山県西牟婁郡、ドミングス飛行場にあるシラー飛行学校、1912年8月、、今井小まつ1899.8.13-1984.3.19京都府下福知山町・時に拙速だったと淡い悔さえ残すことがあるくらいに決断がはやくなったこと、、、雲井龍子 1899.8.13-1984、NHK連続テレビ小説雲のじゅうたんのモデルの一人、雲井龍子はペンネーム・今井小まつ・西原小まつ、義兄は西原亀三・政界の黒幕、京都府福知山市生まれ、キャサリン・スティンソンKatherine Stinson の演技を見て・毛唐の女にできるなら私にだってできる・18歳、恋人の同僚・根岸錦蔵、魚群捜査飛行、1928.7飛行機を降りる、静岡に喫茶店つばさを開店、1923年三等飛行機操縦士資格、神奈川県鶴見町潮田飛行場の第一航空学校・根岸錦蔵から学ぶ・中島式5型複葉機の払い下げ・福長飛行場、、木部シゲノ1903.11.12-1980.7.29福岡県築上郡・ブロマイドも販売・1930年33歳で飛行機を降りる、いつも男性用の背広、神奈川県鶴見町潮田飛行場の第一航空学校に1923年5.5に入学、、米山イヨ1907.1.29北海道稚内、千葉県津田沼の東亜飛行専門学校に入学1925.11、朴敬元1901.6.24-1933.8.7:対照的な北村兼子と気が合って遊び仲間・朴敬元はダンスもうまい・私の恋人は飛行機よ・立川陸軍飛行場・日本飛行学校で学ぶ・1926.2.1、、北村兼子・真っ青な服装で青一点、、鈴木しめ1909.2.4-茨城県北相馬郡、1927.4名古屋飛行学校入学・、上仲鈴子1912.2.14-73.1.30岐阜県大野郡、1930.9.29日本軽飛行機倶楽部入会・津田沼海岸・東京大阪間の単独無着陸飛行、松本キク1912.11.20-1979.10.6埼玉県児玉郡・初めて朝鮮海峡を横断した女性・1934.10.22訪満飛行・陸上移動は主翼をはずして三台の牛車に、危篤の父のためよく似た女性を探して合わせそのまま結婚、戦傷病兵の空輸の操縦士として従軍志願、愛知県知多半島の安藤飛行機研究所・水上飛行機で練習、、馬淵テフ子1911.6.5-1985.5.23弘前市・1934.10.26訪満飛行、1933.5.22亜細亜航空学校入学・東京州崎飛行場、、田中阜子・旧姓西村1914.1.26-・田中飛行機研究所の事務員・女優として映画出演、、及位ヤヱ1916.9.11-、韓国予備役空軍大尉金環梧」
     ⇒ 平木国夫(ひらき・くにお)1924〜。民間航空史。      兵頭精、空を飛びます!−日本初の女性パイロットの物語/中村英利子/アトラス出版/2000「玉井藤一郎の羽田飛行機研究所、白戸栄之助の白戸飛行機練習所、岸一医学博士の赤羽飛行機製作所、伊藤音次郎の津田沼にある伊藤飛行機研究所、父は飛行機を研究・二宮忠八と同じ南予の人、体重40kgのため練習用地上滑走機が離陸・着陸できず破損、企業は一番でなくてよい・2番でも3番でも儲かればよい、弁護士の夫の駆け落ち後に弁理士の資格を取る」
     ⇒ 中村英利子(なかむら・えりこ)1948〜。編集者、ライター。      近代国家を構想した思想家たち/鹿野政直/岩波ジュニア新書/2005「当然どうな人か知っていることが前提に書かれている。社会思想編、天皇を日本帝国の最高機関と位置づける・憲法外でなく憲法内部の存在とした天皇機関説」    近代社会と格闘した思想家たち/鹿野政直/岩波ジュニア新書/2005「初学者向けではない。文化思想編」    日本の近代思想/鹿野政直/岩波新書/2002「日本、マイノリティー、日常性、人類の日本近代思想史。20世紀初頭国家は40なかった、戸坂潤:ニホンと読むのは危険思想、網野善彦の標的・イデオロギーの支柱:日本島国論・瑞穂の国・水田稲作一元論・単一民族単一国家論、新しい歴史教科書に美濃部達吉の天皇機関説なし、民主主義:国家の主権は法理上人民に在り、民本主義:国家の主権の活動の基本的の目標は政治上人民に在るべし」
     ⇒ 鹿野政直(しかの・まさなお)1931〜。日本近現代史、思想史。      「人望」の研究/小和田哲男/ちくま新書/2001「人望にまつわるエピソード集。遠山金四郎の刺青は在世中から評判だった、家康の銅版印刷」
     ⇒ 小和田哲男(おわだ・てつお)1944〜。戦国史研究。      太平洋戦争の歴史−上/黒羽清隆/講談社現代新書/1985「文学者の記述多数、当時のムードがわかる」    太平洋戦争の歴史−下/黒羽清隆/講談社現代新書/1985「大東亜共栄圏の入超、昭和遊撃隊、赤ん坊は満足に生まれた、ソ連牽制のための原爆投下、死者万人中国1000朝鮮20ベトナム200インドネシア200フィリピン100インド350シンガポール8ビルマ5日本220」
     ⇒ 黒羽清隆(くろは・きよたか)歴史。  
2△   植民地朝鮮の日本人/高崎宗司/岩波新書/2002「日本人の悪行記録。綿米交換体制、時枝誠記:半島人は朝鮮語を捨てて日本語にすべし。だからどうすべきという現実的視点がなく分析のない羅列
2  ? 「反日感情」韓国・朝鮮人と日本人/高崎宗司/講談社現代新書/1993朝日新聞の話ばっかり‥‥‥、北朝鮮はノータッチ、韓国万歳であまりに視点が偏っている
     ⇒ 高崎宗司(たかさき・そうじ)1944〜。日本近現代史、朝鮮近現代史。  
2  ??■日本人民の歴史/羽仁五郎/岩波新書/1950一文が異様に長い‥‥‥何か病的なものを感じる。関東大震災で朝鮮人数万人死亡? 著者自身も逮捕」
     ⇒ 羽仁五郎(はに・ごろう)1901〜。歴史学、哲学。  
2※   幕末外交と開国/加藤祐三/ちくま新書/2004「庶民の物見遊山が盛ん、世界繁盛の三都江戸・北京・ロンドン、アメリカ連邦政府の歳入の8割は関税、"中国滞在20年にもなるのに日本語ができないのか!"、最恵国待遇:一番乗りした国が後続諸国の新しい利益を等しく甘受できる、日本の技術故に黒船の技術力を正しく評価できた、日米関係は日中関係である」
     ⇒ 加藤祐三(かとう・ゆうぞう)1936〜。アジア史、文明史、横浜学。      近代静岡の先駆者/静岡県近代史研究会/静岡新聞社/1999「雲井龍子 1899.8.13-1984、NHK連続テレビ小説雲のじゅうたんのモデルの一人、雲井龍子はペンネーム・今井小まつ・西原小まつ、義兄は西原亀三・政界の黒幕、京都府福知山市生まれ、キャサリン・スティンソンの演技を見て・毛唐の女にできるなら私にだってできる・18歳、恋人の同僚・根岸錦蔵、魚群捜査飛行、1928.7飛行機を降りる、静岡に喫茶店つばさを開店」
     ⇒ 静岡県近代史研究会  
2  ??■昭和の五十年−新書日本史8/井上清/講談社現代新書/1976「GHQの国会時計停止事件、朝鮮戦争は韓国側から攻撃、現代日本は帝国主義」
     ⇒ 井上清(いのうえ・きよし)1913〜。日本近現代史、国史学。  
2※   サンダカン八番娼館−底辺女性史序章/山崎朋子/文春文庫/1975/1972「天草出身の海外売春婦の生涯とその取材」
     ⇒ 山崎朋子(やまざき・ともこ)1932〜。女性史、小学校教師。  
2    在日外国人 新版−法の壁、心の壁/田中宏/岩波新書/1995「主に在日韓国人を中心に。58年の雪男劉連仁」
     ⇒ 田中宏(たなか・ひろし)1937〜。日本アジア関係史。  
3    日中開戦−軍法務局文書からみた挙国一致体制への道/北博明/中公新書/1994「法律と記録で語る日中戦争」
     ⇒ 北博明(きた・ひろあき)1942〜。近代日本政治史、近代史研究。      環境先進国・江戸/鬼頭宏/PHP新書/2002「近代日本の成長は徳川の遺産の上に築かれた、持続可能な開発を実現した江戸、人口(万人):縄文早期2中期26後期16晩期8弥生59奈良500平安650鎌倉700・1600年1200・1721年3100・1846年3200、内藤湖南:今日の日本を知るには応仁の乱以降で十分、イースター島の人口は天然痘により激減、イギリスの産業革命は森林資源の枯渇と石炭への転換、市場経済化が進んだ農業社会、江戸時代に三年晩婚化、出生数は5程度、綱吉・犬のトリミングも禁止、木綿は染料に染まりやすい・服装が色鮮やかに、幕末明治初期より現代の方が緑豊か、寛永期の京都41万人・明和期の大阪42万人、江戸は樹木に覆われた空間、江戸は世界最大の庭園モザイク都市、成人男子157cm女子147cmぐらい、環境維持のための資源循環システム5Rシステム・repair修繕・reuse再利用・rental, recycle, reduce」
2※   人口から見る日本の歴史/鬼頭宏/講談社学術文庫/2000「縄文食料資源:サケ・シカ型、サケ・ナッツ型、ナッツ型、男32歳女22歳の死亡ピーク、縄文出生時余命14.6、8世紀の天然痘、植原和郎:縄文系20%渡来系80%、17世紀の人口革命:名主経営から小農へ、都市は人を食う蟻地獄、堕胎間引きは貧困のためではない」
     ⇒ 鬼頭宏(きとう・ひろし)1947〜。日本経済史、歴史人口学。  
4    古代朝鮮と倭族/鳥越憲三郎/中公新書/1992「雲南の倭人、周代の東夷は倭族、ツングース・モンゴル系(高句麗・百済・扶余)と倭族系(新羅)」
     ⇒ 鳥越憲三郎(とりごえ・けんざぶろう)1914〜。古代史、文化人類学。  
2    三くだり半と縁切寺/高木侃/講談社現代新書/1992「我が国固有の伝統の多くは明治中期より、離婚率10%再婚率50%、三行半は水滸伝・古今小説の休書より、妻のための三行半、上州は妻の飛び出し離婚のメッカ、江戸は契約社会、女房と鍋釜は古いほどよい」
     ⇒ 高木侃(たかぎ・ただし)1942〜。日本法政史、家族史。  
3    歴史人口学で見た日本/速見融/文春新書/2001「ホイジンガ:ルネサンスは中世の終わり、江戸都市アリ地獄説、ヨーロッパ都市墓場説、江戸初期人口1200万、乳児死亡率20-30%」
     ⇒ 速見融(はやみ・あきら)1929〜。日本経済史、歴史人口学。  
3    鬼平と出世−旗本たちの昇進競争/山本博文/黒鉄ヒロシ,絵/講談社現代新書/2002「週刊現代の連載より。錦絵の美少女:両国薬研堀水茶屋高砂屋"ひさ"と浅草観音難波屋"おきた"、水野為長の噂話集"よしの冊子"、長谷川平蔵:銭相場で利ざやを稼ぐ・策士・捕縛したものを許して目明かしとする、町奉行初鹿野河内守」
     ⇒ 山本博文(やまもと・ひろふみ)1957〜。近世日本の政治・外交史。  
3   ■物語日本史(上)/平泉澄/講談社学術文庫/1979
     ⇒ 平泉澄(ひらいずみ・きよし)1895〜1984。国学史。  
3○△  「日本」とは何か−日本の歴史00/網野善彦/講談社学術文庫/2008「原爆投下より人類は青年時代から壮年時代へ、自給自足の経済という幻想、689年の飛鳥浄御原令、韓国から日本海でなく青海という提案、日本は単一ではなく近畿北九州は関東より朝鮮半島に近い、天武以前は天皇ではない・大王、水駅、皇太子は日本中世史家・徳仁親王、日本には不婚のタブーを持つ血縁集団としての姓はない、班田制・水田を課税の基礎・6歳以上の全人民に与える・百年以上続く強引な試み、鎌倉という東国・京都という西国に分裂・1221年より決定的に、横の連帯の西国・縦の主従関係の東国、荘園の年貢は特産物・土産・伊勢尾張美濃より東の年貢は絹糸綿布・北陸のみ米、年貢品目676中米は260・38%、鎌倉も江戸も未開な漁村ではなかった、東国の同族結合・西国の年齢階梯制、百両の国の借金を肩代わりする水呑百姓・廻船商人、北前船の船頭も小作農民、江戸時代の農人の収入に占める狭義の農業は40%台、百姓の40%は農業以外に従事、百姓は建築技術を持っている、漆器は北方からか・日本国古来より、人力車夫・馬の別当・お茶屋の娘まで暇なときは懐から小冊子を出して読んでいる・識字率の高さ」   ■中世の非人と遊女/網野善彦/講談社学術文庫/2005/1994
3   ■東と西の語る日本の歴史/網野善彦/講談社学術文庫/1998/1982
     ⇒ 網野善彦(あみの・よしひこ)1928〜2004。日本中世史、日本海民史。  
3   ■日本の歴史がわかる本−古代〜南北朝時代篇/小和田哲男/知的生き方文庫/2004
     ⇒ 小和田哲男(おわだ・てつお)1944〜。。     ■源平の盛衰/上横手雅敬/講談社学術文庫/1997/1969「ヨーロッパの荘園は領主と農奴、日本の荘園・貴族的荘園領主と武士という在地領主、」
     ⇒ 上横手雅敬(うわよこて・まさたか)1931〜。日本史。  

●● 日本文化風俗史 ●● 
1○   なぜ、江戸の庶民は時間に正確だったのか?/山田順子/じっぴコンパクト/2008「江戸は下水道完備、白菜は明治時代に中国より、ねずみ小僧:1823-1832に活躍・最高430両を盗む・生涯で122回泥棒・記憶する分だけで3081両を盗む、砂糖が高かった江戸時代・鈴木越後の羊羹は一折一両(10万円)・水野忠邦の求職活動カステラをたくさん贈る、江戸の刑罰:呵責・押込・敲・追放・遠島・死刑、女性の基本4髪型・兵庫髷・勝山髷・島田髷は遊女が始めた・笄髷は宮廷の女官より、岡場所:非公認の吉原、三行半には返り一札がないと離婚成立せず、浅野内匠頭・脇差しを烏帽子の上から切りつける・剣術の心得がないと笑われる、フランスのルイ14世は醤油好、歌舞伎は江戸時代の言葉」
     ⇒ 山田順子(やまだ・じゅんこ)1953〜。時代考証家、放送作家、CMディレクター、コピーライター。  
3※   伊勢詣と江戸の旅−道中日記に見る旅の値段/金森敦子/文春新書/2004「領民が10里以上出かけるのに届けが必要、例外は神社仏閣に参拝・病気治療の湯治・親戚縁者への病気見舞いや葬式、成人男子の一日の歩行距離は10里・40km、旅に出かけるのは主に冬、江戸時代に野宿なし、おかげ参りの集団には関所も開放、手間取りの職人で一泊の旅に三日分の旅費、誠に綺羅を飾り天人かまたは小野小町の如し。依ってこれ迷いの種、日本の街道は世界で一番安全・子供や女性だけでも旅行可能、遊女・女郎・飯盛・、旅慣れると荷物は端におくなど他の客のじゃまにならないようにする」
     ⇒ 金森敦子(かなもり・あつこ)1946〜。エッセイスト。  
2※   江戸の旅文化/神崎宣武/岩波新書/2004「年60万人が伊勢神宮に参宮、特に春が盛ん、伊勢参宮は旅の方便・ついでに足をのばす、町人の脇に刀・旅に出るときは刀一本の携帯が許可、元祖旅行業・伊勢の御師、文政13年のおかげ参り・3月から8月に457万人、大山・羽黒山・御嶽山の修験者も商人化、四公六民や三公七民に、階段状の水田はたたら流しの跡、半農半漁・半農半工・半農半商はふつうの農民、タテマエの財布とホンネの財布、講・村や町を基盤に組織された有志集団、関所抜けの迂回路・女かくれ道、旅行が多いのは姑と後家・40,50代、土産は宮笥、中国・韓国とも入浴は発達せず・混浴はなし、温泉では裸を気にせず・往来を手ぬぐいで歩く婦人」
     ⇒ 神崎宣武(かんざき・のりたけ)1944〜。民俗学、旅の文化。  
3※▽  足軽目付犯科帳−近世酒田湊の事件簿/高橋義夫/中公新書/2005「天明五年の飢饉・人肉を食った人々、殺人事件が少なく自殺事件が多い、芸能興業:女浄瑠璃・独楽回し・芝居・物真似・軍談・江戸相撲・浮世絵真似、のちのためくわしくしるしおきそうろう為後之委敷記置候、酒さヘ呑メハ裸テモヨシ、泪・鼻・膿水ひとつニなかれ、匂い芬々として御賜も給へかね候、酒田湊では強盗殺人はめったになし」
     ⇒ 高橋義夫(たかはし・よしお)1945〜。作家。      女の民俗誌/宮本常一/岩波現代文庫/2001「斉藤実盛・稲株につまづいて討たれ稲虫と化す、満州の馬賊の夫人に日本女性が多い、貧乏な家では子供は売るもの・女は10歳で女郎屋」
2☆○ ■絵巻物に見る日本庶民生活誌/宮本常一/中公新書/1981「奈良、平安・鎌倉・室町時代の日本人の生活。民衆も宮廷に入ってよし、馬を胴で吊す」
     ⇒ 宮本常一(みやもと・つねいち)1907〜81。民俗学。  
1♪▽  江戸の遊女−苦界から結婚へ/下山弘/中公新書/1993「遊女の結婚談。関所破り」
     ⇒ 下山弘(しもやま・ひろし)1938〜。古川柳研究。  
4○※ ■犯科帳−長崎奉行の記録/森永種夫/岩波新書/1962「長崎奉行所の判決記録。刑罰の解説」
     ⇒ 森永種夫(もりなが・たねお)1906〜。国文学。  
3♪▽ ■元禄畳奉行の日記/神坂次郎/中公新書/1984「鸚鵡籠中記。酒と女と野次馬根性旺盛な武士の日記。勤務中飲酒してよい、刀を盗まれる武士」
     ⇒ 神坂次郎(こうさか・じろう)1927〜。作家。  
2○▽  江戸の旅/今野信雄/岩波新書/1986「旅籠:馬のかいばを入れる籠、馬は人の二倍の宿代、飛脚は時速10キロ、江戸京都60時間以内、室町幕府は伊勢に関所120・関銭を取る・関所間260m、旅の1/3は16歳以下の子ども、犬の伊勢参り、入鉄砲と出女」
     ⇒ 今野信雄(こんの・のぶお)1927〜。ラジオドラマ、テレビドラマ作家。  
2○▽  江戸の恋−「粋」と「艶気」に生きる/田中優子/集英社新書/2002「文学に見る江戸の恋愛。江戸時代の結婚は生きるため、夫婦別姓、離婚率高く子どもと暮らさないことも、恋愛結婚は浮気な結婚」
     ⇒ 田中優子(たなか・ゆうこ)1952〜。近世文学。  
2※   女装と日本人/三橋順子/講談社現代新書/2008「はとバスのニューハーフショーコースの盛況、アメリカでは女装者は安全に歩けるエリアは少ない、女装に世界で2番目に寛容な日本・一番はタイ、少女の姿で屈強の男を倒した刺客ヤマトタケル、女装の男巫・ぢしゃ、僧侶と稚児の性愛は仏教の戒律に触れない、女装の稚児との性愛は男性同性愛でなく異性愛の擬態、阿国歌舞伎は男装の女性と女装の男性の組み合わせ、江戸三美人図・真ん中は人気女形瀬川菊之丞、江戸の娘のファッションリーダーは吉原の遊女と歌舞伎の女形、陰間は女性も有力な客筋、18世紀後半の江戸女装のセックスワーカーが二百数十人、八犬伝の二人は女装経験あり、明治に異性装を法的に禁止、鶏姦・生殖口と排泄口が同じだから、映画も女優でなく女形が出演、女装男娼の秘技・レンコン・最後まで女と思わせる、ニューハーフの名付けの親は桑田佳祐、女らしさ・肘を手首より内側に・肩でなく肘で動く、タイのカトゥーイ・前世が女だったから、トランスジェンダーの5つの職能:宗教・芸能・飲食接待業・性的サービス・男女の仲介者、女性が酒席に侍る業態は現代社会では日本だけ・韓国・台湾・タイ・フィリピンはその影響、イギリス1861年まで男性同性愛は死刑、篠井英介・花組芝居の看板女形、西遊記の三蔵法師は代々女優がキャスティングされる・夏目雅子・宮沢りえ・深津絵里、川崎市のかなまら祭、MtFの歌手・中村中、性別を越えて生きたいということは性同一性障害という精神疾患ではない」
     ⇒ 三橋順子(みつはし・じゅんこ)性社会史、日本におけるトランスジェンダーの社会・文化史。  
2○   日本の文化/村井康彦/岩波ジュニア新書/2002「中国より日本で人気のある牧谿・和尚の絵、日本文化は日常的な生活次元で物事をとらえ私的なレベルで展開するのが特徴・生活文化、人間が抱く自然への思い怖れを投影したものが神、9世紀後半に唐商船が頻繁に来航・遣唐使が不要に、紫宸殿前の梅が桜に植え替え・9世紀半ば、天皇自身が書き留めた日記・中国の皇帝は起居注官が記録、日々の雑事を書く男日記・主題がある人生省察の女日記、茶勝負/闘茶・日本では茶の銘柄や産地を飲み当てる・中国では品質を競う、正座は畳とともに生まれた、ドイツ人ケンペルが驚いた日本人の旅好き」
     ⇒ 村井康彦(むらい・やすひこ)1930〜。日本古代史、中世史、日本文化史。  
3▽   大江戸残酷物語/氏家幹人/洋泉社新書/2002「ありきたりな十代の殺人、処刑見物、女の戸板流し、肝臓を切って海葬、解剖死体は貧民にして梅毒患者」
3▽   江戸の性風俗−笑いと情死のエロス/氏家幹人/講談社現代新書/1998「名奉行川路聖謨の猥談記録“寧府紀事”、漢代の王族の海陽の春画、春画で弾除け防火のお守り、廬花:女学生は制服に限る、ヤクザのアンコ、不倫=不適切、廬花の痴漢記録」
     ⇒ 氏家幹人(うじいえ・みきと)1954〜。日本近世史。  
3▽   人はなぜ戦うのか−考古学からみた戦争/松木武彦/講談社選書メチエ/2001「農耕社会とともに出現した戦争、人口の急増が戦争に、固定食料源を持つ社会にこそ戦争が多い、大陸でも1世紀は銅の鏃が主力、英雄像:日本の剣戦士・朝鮮の矛戦士、百済新羅の傭兵としての倭軍、古代国家はギリシアデロス同盟的、磐井と新羅同盟、武士は都貴族か群党か、平安後期は騎射の一騎討ち、日本統一は無血路線」
     ⇒ 松木武彦(まつぎ・たけひこ)1961〜。日本考古学。  
2○   江戸の宿−三都・街道宿泊事情/深井甚三/平凡社新書/2000「旅籠屋とノミ、商人の宿屋が売買の場に、外人の旅人を見せ物に、貴人文人は詩歌の短冊を収める、旅籠は朝夕の食事・木賃宿は薪を提供、浪速講:商人定宿、政治権力と旅籠、1000人の平野屋、食費換算で一泊2000〜3000円」
     ⇒ 深井甚三(ふかい・じんぞう)1949〜。江戸時代の交通史・都市史・絵図史。  
2○   江戸の訴訟/高橋敏/岩波新書/1996「1849年の富士山麓の殺人事件、江戸の喫煙率は9割、牢屋は未決拘留のみ、たてまえと異なる身分の自由な変更、賄賂と贈答の多さ、大名出世双六、武士と町人が同数」    国定忠治/高橋敏/岩波新書/2000「長岡忠次郎・1850年に磔に 日光例幣使による入魂金のゆすり 羽倉外記の赤城録 蚕で繁盛する上州 忠治の盗区 本間念流を学ぶ 兵農分離で刀を取り上げられたはずの百姓町人が剣術を学び刀を使い戦うことはそう珍しいことではなくなった 劇盗忠治の飢民救済と磯沼の浚渫 洋制短銃で玉村宿主馬に報復 特製の駕籠で護送・衣装も豪華に・江戸の観衆を意識 三人の女性:鶴・町・徳 孝経の一節を講じる 徳とその周辺の人たち・首を盗んで埋葬」
     ⇒ 高橋敏(たかはし・さとし)1940〜。歴史学、民俗学、国立歴史民俗博物館教授。  
2※   遥かなる海上の道/小田静夫/青春新書/2002「黒潮文化の考古学、7000-6500年前の鬼界カルデラの巨大噴火・南九州の火山灰は70-60cm・縄文人の拡散に、2800-26000年前の姶良カルデラの噴火・ナイフ形石器や尖頭器の発明に」
     ⇒ 小田静夫(おだ・しずお)1942〜。考古学。  
3▽   江戸の見世物/川添裕/岩波新書/2000「見世物興行と寺社のご開帳、米藁細工・からくり細工・瀬戸物細工・貝細工・ギヤマン細工、7.9mの関羽の座像、22mの大青龍刀、伊藤若沖の野菜涅槃図、ドリフの屋台崩し・長谷川勘兵衛の系列の会社金井道具が担当、ラクダの御利益・小便は霊薬・疱瘡麻疹を防ぐ・雷避け、動物見世物絵のお札的・お守り的用法、軽業・早竹虎吉一座のアメリカ興行」
     ⇒ 川添裕(かわぞえ・ゆう・古谷祐司)1956〜。芸能史、日本文化史。  
3※   日本人のリテラシー 1600‐1900年/リチャード・ルビンジャー/川村肇/柏書房/2008/2007「読み書き能力・宗教が左右するヨーロッパ・商業活動が影響する日本、太閤検地・農民の租税を重く・土地所有が保障され生産に拍車、17世紀末までに読み書き能力はすべての本百姓に広まった・柴田純、ヨーロッパでは署名・日本では印鑑、画指・人差し指を紙に載せてその関節に横線をひく、17世紀の出版業者・京都に701軒・大坂に185・江戸に242、元禄時代の京都に100軒の本屋・1814年に217軒、貸本屋・1/10価格・五日間貸し出し、1814年京都の貸本屋は17軒・1808年江戸に656軒・1830年に800軒・行商人が顧客を回る、家の百科事典・節用集、ロナルド・ドーアの日本教育資料:江戸末の就学率・男性43%・女性15%」
     ⇒ リチャード・ルビンジャー(Richard Rubinger)教育史。      旅芸人のいた風景−遍歴・流浪・渡世/沖浦和光/文春新書/2007「官の東京・民の大阪、村人の半数が役者の大分県東高室、ネタは種の倒語、透頂香:頭髪の臭気を防ぐ、苦い薬の外郎の口直しとして菓子の外郎、藤八五文:万病に効く生薬、門付芸大道芸の集団:非人・乞胸・願人坊主・香具師、呪術系の治療師がヤブ医者・野巫、薮の多い田舎に住む医師が藪医者、被差別部落に多数の野巫医者、ディープ・サウス:飛田新地から阿倍野墓地」    瀬戸内の民族誌−海民史の深層をたずねて/沖浦和光/岩波新書/1998「瀬戸内海民の歴史と民俗、苗字は先祖の氏と素性、名字は先祖出生の地」
2△   竹の民族誌−日本文化の深層を探る/沖浦和光/岩波新書/1991「竹の民族・南太平洋の島々・海洋民隼人・竹細工の歴史、雪駄は千利休の考案、タケはイネ科、竹は地上に頭を出して3ヵ月で成竹に・一日で80-100cmも伸びる・かぐや姫も3ヵ月で大人に、隼人は南方系海洋民、鳥居龍蔵の日本人六源流論:日本全土に縄文文化を残した先住民アイヌ・朝鮮半島から入ってきた国津神系の固有日本人・南太平洋から北上してきたインドネシア系・江南地方からインドシナ半島にかけて分布している苗族の北上・北方から南下してきたツングース系騎馬民族・植民地としての朝鮮にいて応神仁徳の頃に帰化した漢人、弥生文化を形成した江南地方の原郷とする倭人、竹取物語の五人の求婚者は実在の人物、化生伝説+羽衣伝説+難題求婚説話、チベットの竹取物語・斑竹姑娘は日本から伝播したもの、サンカ:戸籍なく義務教育なく徴兵制もなしの山の漂白の民、南太平洋系の民族文化を培養基として平安初期の大和王朝時代に花咲いた竹取物語」
     ⇒ 沖浦和光(おきうら・かずてる)1927〜。比較文明論、社会思想史。  
3☆   江戸の妖怪絵巻/湯本豪一/光文社新書/2003「江戸時代の人の身近な娯楽の狂歌 妖怪は刀の鍔や印籠やキセルにも描かれる 江戸時代の河童の捕獲記録・実物を見て描いた絵も」
     ⇒ 湯本豪一(ゆもと・こういち)1950〜。川崎市市民ミュージアム学芸員。
2※   日本的思考の原型−民俗学の視角/高取正男/平凡社ライブラリー/1995/1975「西欧には個人の食器を用意する習慣なし、日本の主婦権の象徴はしゃもじ、西欧の主婦権の象徴は腰につけた鍵束、牛は馬より急坂の上り降りが上手、牛はどこでも横になって寝る・牛方は牛に寄りかかって寝る・野宿も簡単、仕事唄は仕事のリズムにより曲節まで変化する、日本の伝統的な履き物にはカカトがない、生まれて三日目の湯をすますまで赤ん坊の魂はあの世とこの世の中間にある不安定な存在・子どもが二人の家庭がほとんどだった常陸の村・間引き」
     ⇒ 高取正男(たかとり・まさお)1926〜81。民俗学。  
3※   陰陽師−阿倍晴明と蘆屋道満/繁田信一/中公新書/2006「正しい読みは"アベノハルアキ"、1005年85歳で没、怪異⇒卜占⇒物忌、怪異:兎が跳び込む・烏が舞い込む・思いがけない植物が思いがけない場所に生える、陰陽師とは卜占の技術者、貴族男性が朝食までにすること・自分の星の名を唱える・鏡で顔の点検・暦で吉凶の確認・楊枝で口をきれいに・西に向かい手を洗う・守護仏の名を唱える・尊崇する神社に祈念する・前日の出来事を日記に記す、宿曜師・密教僧、阿倍晴明を上回る名人と位置づけられていた賀茂保憲」
     ⇒ 繁田信一(しげた・しんいち)1968〜。歴史民俗学。  
1※   剣豪 その流派と名刀/牧秀彦/光文社新書/2002「陰陽師の鬼一法眼の鞍馬山の僧8人に授けた京八流/鞍馬八流・義経はその僧の一人、戦場では武器と武器は打ち合わせることなく一刀の下に斬らないと消耗するだけ、蜘蛛・猿・燕など動物の動きから剣の奥義を悟った陰流の愛洲移香斎久忠、サーベルの使用ととも制定された警視庁流、峰打ちすると刀が折れる・相手に届く直前に刀身を反転させるのが峰打ち」
1※   剣豪全史/牧秀彦/光文社新書/2003「家康に無刀取りを披露した柳生石舟斎宗厳、将軍の身長:綱吉124cm秀忠160cm家康159cm家綱158cm吉宗180cm、幕末藩から費用給付の武者修行・各地の名門道場を巡る・竹刀と防具を担ぎ袴紐に芳名録あるいは英名録という帳面を持ち道場主や試合相手に署名してもらう・スタンプラリーのようなもの」
     ⇒ >牧秀彦(まき・ひでひこ)1969〜。時代小説、剣術コラム、夢想神伝流居合道四段、雑誌記者。  
2※   装束の日本史−平安貴族は何を着ていたのか/近藤好和/平凡社新書/2007「コンパクトな資料」
     ⇒ 近藤好和(こんどう・よしかず)1957〜。有識故実。  
1※   宮本武蔵101の謎−出生の秘密から名勝負まで/川口素生/PHP文庫/2002「お通のモデル・小野お通は女流文人」
     ⇒ 川口素生(かわぐち・すなお)1961〜。歴史研究家。      宮本武蔵の真実/小島英煕/ちくま新書/2002「父の遺体を小さく切って担ごうとした伊織、武蔵はナンバーワンかという論争が吉川英治の宮本武蔵を生んだ、魔界転生での柳生十兵衛、五輪書:飛ぶ足は飛ぶ時に起こりが見えるため狙われる・降りたとき居ついて打たれる」
     ⇒ 小島英煕(こじま・ひでひろ)1945〜。日本経済新聞社、人物論、美術史、伝記、剣道七段。      王陵の考古学/都出比呂志/岩波新書/2000「古墳時代に車なし、ピラミッドは王権の強さでなく未成熟を示す、日光東照宮こそ王陵、仁徳陵は世界一?」
     ⇒ 都出比呂志(つで・ひろし)1942〜。考古学。      平安朝の女と男−貴族と庶民の性と愛/服藤早苗/中公新書/1995「稲荷詣ででガールハント、新猿楽記、長寿にくこ枸杞」
     ⇒ 服藤早苗(ふくとう・さなえ)1947〜。日本史、女性史、女性学。      中世に生きる女たち/脇田晴子/岩波新書/1995「妻問婚・婿取婚から嫁取婚へ、北条政子、日野富子、ねねと小早川秀秋、豊臣家最後の主、三条西実隆、夫婦別財、男子専権離婚は形式」
     ⇒ 脇田晴子(わきた・はるこ)日本中世史、日本女性史。      江戸の教育力/高橋敏/ちくま新書/2007「御家流という書体で統一された文書で全国に通用、民事不介入が原則、寺子屋のテキスト:人名の名頭・地名の村名・郡名・国尽・身近なお触れをまとめた五人組条目・商売往来・諸証文手形鏡・世話千字文・千字文」
     ⇒ 高橋敏(たかはし・さとし)1940〜。近世教育社会史、アウトロー研究。  
2    江戸遊里盛衰記/渡辺憲司/講談社現代新書/1994「日本全国の地方各都市の旧遊郭への旅」
     ⇒ 渡辺憲司(わたなべ・けんじ)1944〜。日本近世文学。      中世民衆の生活文化(上)/横井清/講談社学術文庫/2007/1975「触穢の思想の母胎としての陰陽道」    中世民衆の生活文化(中)/横井清/講談社学術文庫/2007/1975
     ⇒ 横井清(よこい・きよし)1935〜。。  
3※∪  食生活の歴史/瀬川清子/講談社学術文庫/2001/1968「日本人の食生活史。粒食と粉食、おかず、調味料、食器、一日の食事・一年の食事・生涯の食事」
     ⇒ 瀬川清子(せがわ・きよこ)1895〜1984。民俗学。  
3☆  ■道具が語る生活史/小泉和子/朝日選書/1989
     ⇒ 小泉和子(こいずみ・かずこ)1933〜。日本家具・室内意匠の研究、重要文化財建造物の家具・インテリアの復原。  

●● 日本−文学史 ●● 
2♪▽  万葉にみる 男の裏切り・女の嫉妬/上野誠/NHK出版-生活人新書/2002「たまげる=魂消える、女性が夫や恋人に下着を贈る、日本人が感情を出さないのは公の場」
     ⇒ 上野誠(うえの・まこと)万葉研究、歴史学、民俗学。  
2○   キャラクター小説の作り方/大塚英志/講談社現代新書/2003「現実ではなくまんがを写生した作家:新井素子、スニーカー文庫のような小説=キャラクター小説、キャラの外見と物語を結ぶ、欠落とその回復・課題とその解決、細部の矛盾でなく細部が主題に結びつくか、背景⇒欲求⇒キッカケ⇒目的⇒準備⇒対立⇒明確化⇒拡大⇒闘争⇒解決」
1▽○  教養としての<まんが・アニメ>/大塚英志+ササキバラ・ゴウ/講談社現代新書/2001「アトムの成熟をめぐる問題、少女まんがとフェミニズム、失踪した吾妻ひでお、コギャルを予言?、同じアクションをするものは仲が良い、おたく:美少女・メカ・巨大なもの、宮崎は戦車や戦闘機が好きな反戦主義者、ナウシカは偉大な失敗作、ジョーは死なず、過酷なザンボット3」
2▽   物語の体操−みるみる小説が書ける6つのレッスン/大塚英志/朝日新聞社/2000「グレマスの行為者モデル、プロット作成マニュアル、行きて帰りし物語は主人公の成長を明確化。文学批判書だが文学の意味に誤解あり」    少女民俗学−世紀末の神話をつむぐ巫女の末裔/大塚英志/光文社/1989「少女は近代より。制服、変体少女文字、リカちゃん人形、怪談、かわいいおばあちゃん、卒業」
     ⇒ 大塚英志(おおつか・えいじ)1958〜。少女マンガ、ファミコン誌などの編集・評論。民俗学。  
2○▽  青鞜の時代−平塚らいてうと新しい女たち/堀場清子/岩波新書/1988「見性=参禅して悟りを得る、らいてうとのスキャンダルを売り物にした草平、青鞜:ブルー・ストッキング:18世紀なかばロンドンで男に混じって芸術や文学を論じた女たち、この時期"子"のつく名前が新式で公式だった・敬称の意味もあった、紅吉・コンベンショナル/因習的なことを知らない女、女の同性心中の多い時代、らいてうと博・若い燕の語源に」
3※   『青鞜』女性解放論集/堀場清子,編/岩波文庫/1991「平塚らいてう:元始女性は太陽であった、与謝野晶子:山の動く日来る、ロダン:自然は常に完全なり彼女は一つの誤謬を作らず、第二の男との子どもには第一の男の影響を受ける・純粋に第二の男との間の子どもにはならない、エレン・ケイ、ロバート・フローニング:Womanliness Means only motherhood; all love begins and ends there.」
     ⇒ 堀場清子(ほりば・きよこ)1930〜。国文学。  
3※   古代歌謡と儀礼の研究/土橋寛/岩波書店/1965「天を祭る郊・地を祭る社、正月七日に岳に登って四方を望む国見風の行事・陰陽静気を得て煩悩を除く・七種の菜を摘んで食べる、荊楚歳時記の登高賦詩は国見に関連、漢と後漢の郊祀・青陽の歌を歌う・雲翹之舞を舞う・雲台で雲を望む・吉凶の占う望気術・八シュウ舞も・立秋立冬の育命之舞、詩経研究のグラネ:春の祭礼で婚約して秋に再会を約束し秋の祭礼が済んで同棲生活へ、歌垣は春山入りの予祝行事・国見の後に・飲食歌舞性的解放、中国の踏歌・唐代の正月十五日上元の夜の行事」
     ⇒ 土橋寛(つちはし・ゆたか)  
2∪  ■文章読本/谷崎潤一郎/中公文庫/1975/1934
     ⇒ 谷崎潤一郎(たにざき・じゅんいちろう)1886〜1965。作家。  
2○   紫禁城−清朝の歴史を歩く/入江曜子/岩波新書/2008「康煕帝・既に天然痘の免疫ができていたから皇帝に選ばれた、養廉銀・地方官の私腹を禁じる、茶水晶・サングラス、呂留良の娘が父の仇の雍正帝を討ったという噂、陳世[イ官]が父という噂・乾隆帝自身が噂をまく、乾隆帝の皇后・一人目は舟から身投げ・二人目は監禁死、康煕帝の倹約・雍正帝の蓄財・西欧との茶絹貿易で銀の流入・乾隆帝時代の好景気、宮殿に忍び込んだ空飛ぶムカデ、律儀な嘉慶帝、道光帝の緊縮政策、1851.2.11西太后17歳で応募、後宮の女官はお喋りが禁止、西太后・50歳で清仏戦争・60歳で日清戦争・70歳で日露戦争、満州語のワラビ文字」
2○   教科書が危ない−『心のノート』と公民・歴史/入江曜子/岩波新書/2004「新しい公民教科書:新聞引用回数は読売5日経2西日本1産経12朝日0毎日0、新しい歴史教科書:元寇前の使者3回は無返答だが4回5回目は外交官を斬首・存在しない撃沈された駆逐艦、関東大震災朝鮮人虐殺の自警団に武器供与した軍と警察、心のノート中心人物押谷由夫、国家権力に贈る人心操作の道具」
     ⇒ 入江曜子(いりえ・ようこ)1935〜。歴史作家。  
1▽   寺田寅彦は忘れた頃にやって来る/松本哉/集英社新書/2002「天災は忘れた頃にやって来る、正座のしびれは根元を摩擦せよ、路面電車の混雑観察、関東大震災」
     ⇒ 松本哉(まつもと・はじめ)1943〜。作家、風景画家、物理、天文、編集。  
2△  ■古事記と日本書紀−「天皇神話」の歴史/神野志隆光/講談社現代新書/1999「古事記と日本書紀は天皇神話、日本書紀と中国陰陽論、歴史根拠を示す」
     ⇒ 神野志隆光(こうのし・たかみつ)1946〜。日本古代文学。  
3○  ■日本文学の古典−第二版/西郷信綱・永積安明・広末保/岩波新書/1966「平安の女流文学者はみな地方官の娘、清少納言は自己再建に失敗した浅はかな生き方をした女、平家物語の著者:天台僧院に入り込んだ没落貴族、人間各個人の共感線に触れないとどんな傑作も面白いと感じない、正岡子規:万葉集はよいが古今集はくだらない・紀貫之は下手くそだ、優れた古典は人間的本性を表現しているのではなく多様性を内蔵しているから」
     ⇒ 永積安明(ながづみ・やすあき)1908〜95。日本中世文学。  
2○   考える技術・書く技術/板坂元/講談社現代新書/1973「次々と目に入るものを口にする、ユダヤの麻雀、賛成と反対のコメントを用意します、10%は難しい話に、日本が一番反日、三枚主義、逆ピラミッド段落構成」
     ⇒ 板坂元(いたさか・げん)1922〜、江戸文学、国文学。  
2▽   面白すぎる日記たち/鴨下信一/文春新書/1999「天気、病気、ローマ字、夢日記、戦中。藤原定家の明月記、光クラブ事件山崎の時間評価日記、愛の交換日記」
     ⇒ 鴨下信一(かもした・しんいち)1935〜。演出家。  
1▽   マンガと「戦争」/夏目房之介/講談社現代新書/1997「戦後マンガの戦争イメージの変遷。手塚治虫、水木しげるから宮崎駿、エヴァンゲリオンまで」
     ⇒ 夏目房之介(なつめ・ふさのすけ)1950〜。マンガ・コラムニスト、出版社、史学。  
3○   江戸庶民の旅−旅のかたち・関所と女/金森敦子/平凡社新書/2002「帆掛け船の通行のため橋はかけられない、飛脚は一般庶民にも利用された」
     ⇒ 金森敦子(かなもり・あつこ)1946〜。文学。  
5※   後宮の物語−古典文学のレクイエム/梅山秀幸/丸善ライブラリー/1993「韓国文学:怨とその結解、アマテラスとニニギ=持統と文武・元明と聖武、天孫降臨は祖母から孫への継承の反映、文武天皇の若い崩御は女性の祟り、鎮魂の竹取物語、慶雲三年三月十四日、後宮の女性の処刑、源氏物語は延喜式の定める墓場の話」
     ⇒ 梅山秀幸(うめやま・ひでゆき)1950〜。日本文学。  
2※ ?? 「新しい歴史教科書」の絶版を勧告する/谷沢永一/ビジネス社/2001「やくざが活躍するのは天領、朝鮮通信使は朝鮮人参の密売人、執筆者は幼稚なマルクス主義者、利潤追求第一の資本家などいない? 朝鮮人にとって日本人になれることが嬉しかった?」
4    新・プルターク英雄伝/谷沢永一,訳/祥伝社/1997
2▽ ? 人間通になる読書術/谷沢永一/PHP新書/1996「本の要点を圧縮して紹介、日本史は鎌倉幕府で前後に分かれる・伝統による貴族政権から武士による推戴政権へ・下からの推挙による政権、シナ大陸の政体は鎌倉幕府以前、妄想が過ぎる・読者を笑わせたいのだろうか? 一度面倒を見てくれた人はまた面倒を見てくれる・こちらから恩を施した場合はそうはいかない、科学は深く狭く・技術は広く融通無碍に、科学に功罪などない、スターリンはロシア秘密警察のスパイ」
2    人間通/谷沢永一/新潮選書/1995「江戸時代人口4000万に寺子屋16000」
     ⇒ 谷沢永一(たにざわ・えいいち)1929〜。日本近代文学、書誌学。      詩霊論−人はなぜ詩に感動するのか/辰巳正明/笠間書院/2004「天皇:スメラミコト・オオキミ、ギリシャ古典の恋愛詩は不倫の詩」
3▽   詩の起原−東アジア文化圏の恋愛詩/辰巳正明/笠間書院/2000「恋愛詩集・玉台新詠、歌路を詩学理論として恋歌の常識を問いなおす、恋歌の詩学:恋歌は公開・恋愛は恋歌の中に・恋歌は歌路に沿って進行・恋歌の恋愛は疑似恋愛・恋歌は駆け落ちや情死へ向かう・娯神情歌/文娯情歌/社交情歌/恋人情歌/愛情故事歌の五種、歌路:出会いから熱愛別離婚約までの順序、三月上巳に不祥祓除の習慣・男女の遊楽に歌・鄭国の風俗、採詩官が民間の歌謡を集めた楽府、踏歌≒歌垣・中国の渡来人の文化・日本書紀、歌垣:山や水辺で行う・宗教的性格・市や温泉や海辺でも・春と秋に固定の行事として・市や温泉で臨時の行事として・老若男女が集まり対歌・恋歌を歌い遊楽する民俗行事・婚姻に結びつく・既婚者同士の恋愛も可、明代の書籍・男歌が女歌に勝つと父母は恥とする・女が必ず先、挽歌:棺をひくときに歌い死者を弔う」
     ⇒ 辰巳正明(たつみ・まさあき)1945〜。国文学。      荻生徂徠−江戸のドン・キホーテ/野口武彦/中公新書/1993「貨幣経済の入口、講談・落語・浪花節の主人公に、吉宗に政策を具申、古今の人物の悪口をいうのが唯一の趣味、そろばん合理主義も朱子学、漢文を中国語発音で読む、書を読むは書を看るに如かず、老子化胡説・後漢書の襄楷伝」
     ⇒ 野口武彦(のぐち・たけひこ)1937〜。日本文学、日本思想。      民話/関敬吾/岩波新書/1955「民話の分類など。昔話の禁止する慣習」
     ⇒ 関敬吾(せき・けいご)1899〜。民俗学、民族学。     ■古代の恋愛生活−万葉集の恋歌を読む/古橋信孝/NHKブックス/1987「通い婚・子は女方に属し財産も女に相続・女の地位が高い、結婚はヨバフと訓んだ、」
     ⇒ 古橋信孝(ふるはし・のぶよし)1943〜。日本古代文学。      いくさ物語の世界−中世軍記文学を読む/日下力/岩波新書/2008「保元物語での為朝へ肩入れした描きかた、一の谷の合戦:平家二万から数千・源氏二三千、齋藤実盛:六十を過ぎて戦場に出るならば髪を黒く染める、なぜなら、若人と先を争うのも大人気ないし、敵から老武者とあなどられるのも口惜しい」
     ⇒ 日下力(くさか・つとむ)1945〜。中世軍軍記文学。  
1    聞き上手・話し上手/扇谷正造/講談社現代新書/1979「ユーモア会話集。ジョハリの窓、スピーチでは左真ん中右の3つによい聴衆を見つける、マツモトキヨシは松戸市市長」
     ⇒ 扇谷正造(おうぎや・しょうぞう)1913〜。評論家、記者、国史学。  
3    日本神話入門−『古事記』を読む/阪下圭八/岩波ジュニア新書/2003「原文と訳と解説」
     ⇒ 阪下圭八(さかした・けいはち)1927〜。日本古代文学。  
2    古代日本人・心の宇宙/中西進/NHKライブラリー/2001/1994「古代日本人の宇宙観の世界的類似性、アーサーとは熊、ギリシャ語プシュケーPsykheは魂で蝶」
     ⇒ 中西進(なかにし・すすむ)1929〜。古代文学の比較研究、日本文学。  
4    江戸の知られざる風俗−川柳で詠む江戸文化/渡辺信一郎/ちくま新書/2001「80歳の鳩杖(中国と同じ)」
     ⇒ 渡辺信一郎(わたなべ・しんいちろう)1934〜。古川柳、江戸庶民文化。  
4    遊女の文化史−ハレの女たち/佐伯順子/中公新書/1961「日本文学史における遊女。遊:死者の魂についての行事、遊女と声の美しさ、手を動かさないと歌えない原住民、和泉式部の千人切り、色好みは聖なる性の実践、歌の宗教的な力」
     ⇒ 佐伯順子(さえき・じゅんこ)1961〜。比較文学、史学。  
1    知性の磨きかた/林望/PHP新書/1996「読書のすすめ」
     ⇒ 林望(はやし・のぞむ)1949〜。日本書誌学、近世国文学、国語教師。  

●● 日本−科学技術 ●● 
3○∪  大工道具の歴史/村松貞次郎/岩波新書/1973「ノコギリ、カンナ、オノ、チョウナ、ノミ、ツチ、キリ、ブンマワシ、マガリカネ、ミズハカリ、スミツボ、トイシ、生産地。儀器は復古的、忘れ物道具、木の葉型ノコ、久作と中屋」
     ⇒ 村松貞次郎(むらまつ・ていじろう)1924〜。建築技術史。  
2※   ヤンキー文化論序説/五十嵐太郎,編著/河出書房新社/2009「ヤンキーとチーマー・土着性がないのがチーマー、ヤンキーのリーダーは地域の建設業の家の子弟、ヤンキーは地域共同体の表れ方の一つ、ケータイ小説:関係性より事件・非日常的事件が次々と起こる・そのたび気持ちはわかるというやつがいてそれに感激する、関係性に縁のない読者はレイプ流産警察沙汰など非日常的悲劇的事件にのみノレる、下品で安っぽくセンス悪くクールでなく情に訴える・モーニング娘。浜崎あゆみ・小泉純一郎・そのまんま東、デコトラとヤンキーは別物、伊東豊雄:建築家にとって一番大事なのはプロジェクトの現場のご当地ソングが歌えることだ、暴走族が右翼的シンボルを使うのは怖そうだから、歌舞伎・傾奇者とヤンキー、韓国の暴走族もネオンや電飾でバイクを装飾する、矢沢永吉:ためてジャンプ。その繰り返しだ」
3※▽  過防備都市/五十嵐太郎/中公新書ラクレ/2004「犯罪2002:285万、侵入盗:1997:22万・2002:34万、2003少年刑法犯:14.4万、ビデオカメラは鉄砲、ドゥルーズ:君主制に力学機械・規律型にエネルギー論機械・管理社会にサイバネティクスとコンピュータ、情報管理社会は能力を持てあましたコンピュータの暇つぶし、芸術は貧乏人を排除するにも役立つ、マクドナルドは客が混むとBGMの音量を上げる、準交番としての住宅:こども110番の家、ルーティン・アクティヴィティ・セオリー:同じ時間空間に"犯意ある行為者""ターゲット""監視者の不存在"、室内で組み立てる扉や窓より大きい金庫、レインボーブリッジをくぐろうとしてハイジャック機長刺殺、図書館の本の返却延滞で連行」    新宗教と巨大建築/五十嵐太郎/講談社現代新書/2001「天理教、大本教、PL教その他。金光教の大砲状教会」
     ⇒ 五十嵐太郎(いがらし・たろう)1967〜。パリ。建築史・建築学批評、建築と社会の関係。      DNA考古学のすすめ/佐藤洋一郎/丸善ライブラリー/2002「コンタミ、DNAとりとお菓子作り、DNA合成連鎖反応、一億年前の琥珀の昆虫のDNA」
2○   縄文農耕の世界−DNA分析で何がわかったか/佐藤洋一郎/PHP新書/2000「三内丸山のクリ栽培。農耕とは何か」
     ⇒ 佐藤洋一郎(さとう・よういちろう)1952〜。植物遺伝学。農学。  
1☆  ■日本の数学/小倉金之助/岩波新書/1940「算木の使い方、塵刧記、天元術、点鼠、円理」
     ⇒ 小倉金之助(おぐら・きんのすけ)1885〜1962。科学史、数学史。  
3※  ■小判・生糸・和鉄−続江戸時代技術史/奥村正二/岩波新書/1973「江戸・明治の技術史。火薬、船、鉱山、歯車とからくり」
3※  ■火縄銃から黒船まで−江戸時代技術史/奥村正二/岩波新書/1970「貨幣、絹、たたら製鉄。発明改良は禁止、出雲鉄山の10万の労働者、」
     ⇒ 奥村正二(おくむら・しょうじ)1913〜。弁理士、技術士。  
2○   美人論/井上章一/朝日学芸文庫/1995/1990「美人にまつわる言論の歴史。卒業面、授業参観は嫁選び、近代は面食いを解放した」
     ⇒ 井上章一(いのうえ・しょういち)1955〜。建築史、意匠論。  
2※   梅干と日本刀−日本人の知恵と独創の歴史/樋口清之/祥伝社/1990/1974「日本科学技術史、三十三間堂の耐震構造:弾力性のある土壌で固めてある、縄文時代は中国服のようなズボンに詰め襟のような上着、三行半の困難性:女性の持参財産は女性のもので返さなければならない・夫婦の財産も返却、切腹は出血死・15-30分意識がある、江戸の女の78人に1人が娼婦、村八分:出産・成人・結婚・葬式・法事・病気・火事・水害・旅立ち・普請の内の葬式と火事以外の交際を断つ」
     ⇒ 樋口清之(ひぐち・きよゆき)1909〜97。考古学、民俗学。  
2※  ■大空のサムライ/坂井三郎/光人社NF文庫/1993/1967「日本の撃墜王、零戦空戦記録」
     ⇒ 坂井三郎(さかい・さぶろう)1916〜。太平洋戦争時の日本の撃墜王。  
2△   貧農史観を見直す/佐藤常雄+大石慎三郎/講談社現代新書/1995「家族で生活するのは分国法ができた江戸初頭より、夫婦は別居していた、日本の国土景観は300〜400年前にできた、武士は農村にはいない」
     ⇒ 佐藤常雄(さとう・つねお)1948〜。日本農業史。  
3◎   遊民の系譜−ユーラシアの漂泊者たち/杉山二郎/青土社/1988「軽業師の東西交流、仏寺の法会に放浪芸能者集団、玄宗の前での道教方術士羅公遠と密教渡来僧不空三蔵の魔法比べ・インド魔術と中国方術の対決、飛鉢法の秘密はケーブル、仏陀の使ったインド魔術・水遁の術・火遁の術・空中飛翔、日本のジプシー・傀儡子・音は朝鮮の広大と同源、柳器を作る朝鮮の楊水尺・放浪の民・朝鮮のジプシー、傀儡子は漢代以前より葬送儀礼に関係・木偶が副葬・木偶で歌舞唱和・禿頭、大規模募金運動には放浪芸人と組むのが効率的、実地見聞を惜しまぬ漂泊の講釈師、ジプシーはエジプシー・十字軍のときエジプトから来たと称した・言語がインド系」
     ⇒ 杉山二郎(すぎやま・じろう)1928〜。美術史。  
1※   日本の名薬/山崎光夫/文春文庫/2004「便秘は大腸性と直腸性がある・大腸性は弛緩性と痙攣性がある、改源:孟子より命名・抗ヒスタミン剤がなく眠くならないが鼻には効かない、漢方は親和で効く、薬屋に中将湯を置いてないかを妻に聞かせてさくらとした、ハングルにも翻訳された」
2※   「赤本」の世界−民間療法のバイブル/山崎光夫/文春新書/2001「築田多吉の健康家庭医薬書・赤本より。助け船主義、90歳以上は体質で彼らの養生法は参考にならぬ」
     ⇒ 山崎光夫(やまざき・みつお)1947〜。作家、雑誌記者、構成作家、教育学。  
3    鉄から読む日本の歴史/窪田蔵郎/講談社学術文庫/2003/1966「日本における鉄の歴史。日本の歴史を鉄から読むわけではない
     ⇒ 窪田蔵郎(くぼた・くらお)1926〜。鉄の歴史・民族、たたら研究会、日本鉄鋼連盟。  
3   ■和算以前/大矢真一/中公新書/1980「ピュタゴラスの表、九九は大きい方から、」
     ⇒ 大矢真一(おおや・しんいち)1907〜。数学史。  
3    日本の野菜−産地から食卓へ/大久保増太郎/中公新書/1995「野菜の流通の鮮度保持技術」
     ⇒ 大久保増太郎(おおくぼ・ますたろう)1928〜。農産物流通技術。  

●● 日本−思想 ●● 
3▽   東洋的な見方/鈴木大拙/上田閑照,編/岩波文庫/1997「リバティやフリーダムは消極性をもった束縛や牽制からの解放、ものがその本来の性分から湧き出るのが自由、空・0=∞、空と時を合わせて一念、意図目的がある有心・本当的に行動する無心・無限のはたらきを内に容れて0のごとく空虚、カント:直覚なき概念は空虚・概念なき直覚は盲目、symbolを壊せ、戦争:欧米は力の争い・日本は人の争い、矛盾的事故同一と即非の論理、逆対応と妙」
3▽  ■日本的霊性/鈴木大拙/岩波文庫/1972「禅が日本人の生活に食い込んだのではなく日本人の生活そのものが禅的」
4▼○∪ 禅/鈴木大拙/工藤澄子/ちくま文庫/1987/1964「答えは問いの中にある、すべては自分自身から出てくる、問いを解くとはそれと一つになること、二元の消滅は無為と空、悟り:自我実現、禅の具体的逆説主張、禅は生きた事実・平常心・生命そのもの、刹那=意識単位」    神秘主義−キリスト教と仏教/鈴木大拙/岩波書店/2004/1957「エックハルト・禅・真宗の神秘主義のつながり、あらゆる非造物からの離脱、真宗の妙好人浅原才市」
2▼○∪ 一禅者の思索/鈴木大拙/講談社学術文庫/1987/1942「無明と業は同一の両面、物と心は一実在の両面、矛盾そのことが人間性、流れに随いて去れ、生死は人間のみ、中心のない人間は外から動かされる、自分の存在は宇宙の中心、自分で組織した世界を持つ、この世が遊戯三昧になる」   ■続 禅と日本文化/鈴木大拙/北川挑雄/岩波新書/1942「日本人の自然観、能、茶人、問答、空」
4∪  ■禅と日本文化/鈴木大拙/北川挑雄/岩波新書/1940「美術、武士、剣道、儒教、茶道、俳句について。日本の芸術と非対称性、正宗と村正、宇宙的無意識」
2▼○  禅学入門/鈴木大拙/講談社学術文庫/2004/1940「禅は個人的経験を以て一切とする、心の主となるを目的とする、禅は抽象や瞑想しない、"汝の日々の生活それが道である"、禅の真理は日常生活の具体的のうちにある、禅は完全の自由を享受する、事物の観察(?)に対する新境地を獲得するにある、悟り=知的または論理的理解に対する直覚的洞察、生活に何ら反映を持たぬような抽象概念は無価値とされる、生命そのものを流れの真中で捉える」
3○  ■無心ということ/鈴木大拙/岩波文庫/1973/1939「道元:柔軟心を得た、死んでから往生するのではなく生きているこの現在の時に往生している、無心の状態:流れに随いて性を認得すれば憂いも喜びもない、本能的無意識的・無目的的無心から人間的有心の世界へ出てその矛盾を超越する」
3◯   禅とは何か/鈴木大拙/角川文庫/1999/1930「宗教革命のルーテル・一緒に散歩中に友人が落雷で死ぬ、四諦・十二因縁・八正道、仏教の要素:仏の人格・釈迦の体験・釈迦の教え、仏教で釈迦の人格を離れては駄目、仏教は生きて進展増大するもの、仏教の生活の中心・三菩提=正覚、小乗の羅漢・大乗の菩薩、菩薩は座禅だけでは駄目・人のためになることをしなければならない、大悲・目的を考えない慈悲、仏教の根本概念:知・悲・方便・本願・回向、宗教は個我と全我の関係を明らかにする、禅の教典:般若心経と金剛経、盤珪の不生禅、旧著に属する」
     ⇒ 鈴木大拙(すずき・たいせつ:鈴木貞太郎)1870〜1966。仏教哲学、禅、大乗仏教、臨済宗居士。  
3◯   一遍聖/大橋俊雄/講談社学術文庫/2001「煩悩と情念・燃え上がらせて燃え尽きさせて発散・踊り念仏、空也は皇子、念仏札:南無阿弥陀仏六十万人決定往生・極楽往生を保証する通行券、一度は還俗して武士として生活した一遍聖、一遍創案の治療法:尿量法と温泉療法、重瞳・二重まぶた、文永11年・1274年に熊野権現での啓示・遊行と賦算」
3◎※  法然/大橋俊雄/講談社学術文庫/1998「空海:真言宗・仏教は儒教と道教を含む思想、最澄:天台宗・法華思想・草や木も救済対象、武士や女性たちの罪悪感の克服の願い、母への思いやりと女人往生・武士たる父への思いと悪人往生、観想から称名への転換、遊蓮房・経典も書籍も手にしない一向念仏の専修念仏者、成仏・悟りを開くことは難しい・極楽浄土への往生はたやすい、仏の願力により煩悩にさいなまれている人でも往生できる、浄土門しか迷いの世界を離れる方法はない・一般民衆に開かれた門戸、真言密教の念仏者の重源・念仏聖、親鸞の変成男子による女人成仏・道元も日蓮も、厠でも念仏する法然、聖道門:修行により聖者となる悟りの道、浄土門:阿弥陀仏の浄土に生まれることを願う救いの道、法然の専修念仏・親鸞の悪人正機・一遍の十一不二、ものの命を殺すものは地獄におちるのにどうすればよいか、武士・猟師・遊女、法然は悪人往生、武士道徳にもかない庶民性を持つ、六時礼賛という詩で阿弥陀仏の徳を美しい声で節を付けて称える美男子安楽房遵西、法然の還俗した名前は藤井元彦、80歳で厳密な意味で老衰死、苦悩にあえぐ罪悪の凡夫に手を差しのべ導くのは阿弥陀仏しかない、阿弥陀仏の四十八願中の第十八願"心から念仏する者たちすべて往生できるまで仏にはならない"、黒不浄=死・赤不浄=生理・白不浄=お産・穢れているので神社に行ってはならない、中国・舞や歌を聞くことで国の状態を知ることができる、後白河法皇は音楽マニア・昼は終日歌い暮らし夜も歌い明かす・白拍子を邸宅に招く、菩提心の無視に反発した明恵、仏教徒の四大聖地・釈尊生誕の地ルンビニー・成道の地ブッダガヤー・初転法輪の地サルナートまたは転法輪の地ラジギール・入滅の地クシナガラ」
     ⇒ 大橋俊雄(おおはし・しゅんのう)1925〜2001。仏教史学、歴史学。  
3○▽  一遍上人−旅の思索者/栗田勇/新潮文庫/2000/1977「一遍を古代からの山間遊行の知識の系譜・知的行動人の社会的側面からみる、人間の歴史で多く信は最上の智でもあった、刀を奪って反撃し遁走、疑わないことと積極的に信じることとの間には無限の距離がある。疑いこそ信に近い、いま一念の信心おこり侍らずうけば妄語なるべし、信不信をえらばす浄不浄をきらわずその札をくばるべし、わが法門は熊野権現夢想の口伝なり、死をめぐって歌舞する習慣があった、踊りは労働からでなく儀式から、エロティックでアナーキーな熱狂、超一は巫女的役割に、花のことは花にとえ紫雲のことは紫雲にとえ一遍はしらず、仏像を排し神社が身近、ただ念仏を称え老いて死んだ荷役人足・そうであってこそ往生できる、死骸は野にすててけだものにほどこすべし、浄不浄とは女性にもという意、阿弥陀信仰の根拠・無量寿経・法蔵菩薩の四十八願の第十八願、親鸞:この身を地獄必定の悪人、一遍:人間本性の一念に病なく煩悩なし、南無阿弥陀仏を大声で合唱しながら円陣をつくって踊り狂う」
     ⇒ 栗田勇(くりた・いさむ)1929〜。作家、翻訳、日本精神思想史、比較文化論。  
2◎◯  捨聖・一遍上人/梅谷繁樹/講談社現代新書/1995「おどり念仏・念仏布教・勧進、南無阿弥陀仏と一遍唱えるだけで極楽に往生する、法然:念仏して眠いなら・目の覚めているときに念仏しなさい、念仏すれば仏もなく我もなくという状態になる・往生、一遍がこもった山・四国88ヵ所の第45霊場岩屋寺、出家の十戒:不殺戒・不盗戒・不淫戒・不妄語戒・不飲酒戒・不説過罪戒・不自讃毀戒・不慳戒・不瞋戒・不謗三宝戒、日想観:春秋の彼岸に太陽が西に沈む彼方を念じる、超一と超二は妻子・聖絵の作者聖戒と釈迦の阿難、おどり念仏の創始者は空也、功徳を積み善根を修めようとするといらぬ希望が多くなる、市は虹の立つ所に立つもの、今のおどり念仏は能に似るが当時のはより激しかった、文学にかかわるものは来世は三悪道に産まれる、時の始まりは夕刻の日没、念仏札を受けた人は250万人・一日平均に434人に配った、妄念という価値判断がある限り迷いや苦しみから抜け出せない・妄念から自由であるところが浄土、罪業を苦行で懺悔する必要はない・名号に往生と救済の絶対力がある、往生は衆生に確かな信仰があってかなうのではない・信は不要、心の外に極楽を求めると我欲となる・名号に入り込めばそこが極楽、国宝の一遍聖絵」
     ⇒ 梅谷繁樹(うめたに・しげき)1941〜。時宗教学。  
3○▽  法然と親鸞の信仰(上)/倉田百三/講談社学術文庫/1977「一枚起請文と歎異抄、信仰は欠かすことのできない実際に役立つもの、生活そのもの生きることが信仰、対境をそのまま受け入れると同時にそれを改造しようとする実践が生じる、耶蘇:富める者の天国に入るは駱駝の針の穴をくぐるより難い、物識りが貧しい心になって往生するはのは難しいこと、法然の修学・生死を離れる・安心立命が目的、50年前の人・われわれはもっと進歩しているはずだ、仏の願力で救われるということ、大衆救済を目安とする法然の浄土宗、大原談義、月ノ輪殿にのみ出向く、念仏は文献の比較研究ではない、理観の仏・真如法性の法身仏、法然の救済主としての人格的な仏・修行が報いられた報身仏、自分の智力ではなく仏の願に依って救われる、多く唱えるのは多く唱えなければ救われぬと思うからではなく唱えて救われることの嬉しさに唱えずにおられない自然の心理、したいように行為する・すべきように行為する・止揚・念仏申さるるように行為する、食うに困る恋人に会いに行く娘の白粉、人生の悲哀と寂寞:禅宗の朗らかな微笑・天台真言の叡智の諦観・浄土門の静かな忍受、正しい知識と実行可能の間には恐るべき障壁が横たわっている、苦の3つの型:善を:解ればするのに・出来ればするのに・やってもつまらない、虚無主義は念仏の世界への入口・この生をそのまま受け入れる」
3○▽ ■法然と親鸞の信仰(下)/倉田百三/講談社学術文庫/1977「歎異抄・内面的求心的本質的なもの、異義を歎くという意味、浄土宗は行としての念仏へ発展、俗人のままでの信仰を奉じた親鸞、親鸞の帰洛・末娘の弥女を案じて、ただ受けて信じるという態度になることに他力の信仰は生まれる、弥陀の誓願が我々より先にある第一原理、事実上は多念であるが理論上は一念、ひどい悪だから助けないは願力を見くびっている、排斥すべき悪はこの宇宙に存在しない、悪をらせよや自分で悪をしようと思っても出来るものではない、悪人でも往生するでは他力本願の意趣に反する、善人に悪人と気づかせて往生させる、信者は正定聚の位まで・六道に輪廻することはないと安心して命が終われば仏になれると確信を持ち人間らしく自由に生きる、自分が細工しないのが自然・自然に念仏する、弥陀は本願を信じない自力の人も救わずに置かぬと誓願、法然・藤井元彦・親鸞・藤井善信、往生とはこのままで法界に容れられているという自覚・宇宙とひとつになっているという信念」
     ⇒ 倉田百三(くらた・ひゃくぞう)1989〜1943。作家、大正期の人道主義文学  
2◎○  宮本武蔵−「兵法の道」を生きる/魚住孝至/岩波新書/2008「小次郎を倒した木刀は126.8cm、1582年生まれ、小次郎との勝負は1610年、枕おさえ・敵が打とうと思うその瞬間にその技の頭を抑えて技を出させない、剣を踏む・敵の太刀を自分の太刀でも身でも心でも踏み付ける心で敵に自由に技を遣わせない、太刀を遣う者のみを兵法者と呼ぶ、兵法の拍子:あふ拍子・ちがふ拍子・あたる拍子・間の拍子・そむく拍子、太刀の持ち方:親指と人差し指を少し浮かせ気味・中指は締めず緩めず・薬指と小指は締める心で持つ、足遣いは剣道と逆・剣道はつま先を強くかかとを紙一枚浮かせる・つま先を少し浮かせきびすを強く踏む・どの方向にも動けるように、多数と戦うときは敵が重なるようにする、野外では太陽を背に負うか右脇に、敵は左へ追い回す、敵が技を出す前の打ち出そうと思う心に応じる・先を取って主導権を握る、戦いでは自分が大将であり敵は自分の命令で動く士卒と思う」
     ⇒ 魚住孝至(うおずみ・たかし)1953〜。日本思想、実存思想、身体文化。  
3○▽  西田幾多郎の思想/小坂国継/講談社学術文庫/2002/2001「NHKラジオ講座"こころをよむ"より。根源的実在は何か、有の思想:真実在を形のあるもの、無の思想:真実在を形のないもの、仏は真の自己・絶対自者、キリストの神は超越的存在、実在は現実そのままでなければならない、純粋経験説は唯心論的、場所の論理はヘーゲルと同じく述語の論理、ヘーゲル法哲学:理性的なものは現実的・現実的なものは理性的:絶対的理性は現実の個物の内に宿っているので現実にある個物は理性的である、"よき友は多くとも余の妻は余の妻にして余の友は余の友なり"」
     ⇒ 小坂国継(こさか・くにつぐ)1943〜。宗教哲学。  
3○☆  道元−図解雑学/中野東禅/ナツメ社/2004「日常生活すべてを真実に、明々白々な真実を確かめ続けるのが修行、風鈴の精神、如実知見:事実を事実として自我を差し挟まない、自我による苦しみから智恵がはたらき縁起を悟り無我となり空となる」
     ⇒ 中野東禅(なかの・とうぜん)1939〜。曹洞宗、生命倫理、死生学、竜宝寺住職。  
3△○  仏教と資本主義/長部日出雄/新潮新書/2004「カルヴァン:神のために人間が存在するのであって人間のために神が存在するのではない・コペルニクス的転回、クロムウェルの世界最初の市民革命、ヴェーバー:資本主義はどこにもあった・プロテスタントの倫理が欧米の近代資本主義を生んだ、近代資本主義の精神、フランスの人権宣言は北アメリカ諸州の憲法より、三蔵法師:瑜伽師地輪の原典の入手が第一目的、行基:潅漑と土木工事・粥を出す布施屋、光明皇后の楽毅論・藤三娘・金光明最勝王経に千人洗垢伝説の原型、神の前に同等・ルターの僧侶観・行基・労働による利他の菩薩行、源信・日本仏教思想の理論的指導者・地獄極楽絵図・日本人の仏教イメージ、学生時代にフェンシングの決闘を繰り返したヴェーバー、鈴木正三の万民徳用・労働は仏行、ルソーの共通感覚・良心・仏教の本覚・仏性・鈴木正三の真仏、石田梅岩の石門心学:神仏儒による生活道徳・三教すべてを拝す、トーマス・マンの魔の山・ナチスの出現を予測、商業詐欺観が共産主義を生んだ、カント:商業精神と戦争は両立しない、解毒殺菌の硫化ヒ素鉱物雄黄、光明皇后・学問の守護神大弁才天をあがめる・医学・薬科・香料に詳しい、興福寺西金堂の乾漆像の八部衆立像の阿修羅像・光明皇后を写したものか」
     ⇒ 長部日出雄(おさべ・ひでお)1934〜。作家。      下り坂社会を生きる/島田裕巳・小幡績/宝島社新書/2009「GDPという指標はケインズが作った、厚生経済学のピグー、高齢者の貯蓄は子孫のためでなく自分の老後が不安だから、窯変理論」
1○※  日本の10大新宗教/島田裕巳/幻冬舎新書/2007「エホバの証人の命を助けて輸血して損害賠償、創価学会と対立する新宗連、日本人が無宗教と考えるのは生まれたときに既成宗教の信者になるため、創価学会の信仰の対象は日蓮、中山みき・お産の神様、長男の秀司は神社の総元締め吉田家に入門、教派神道の一派、真言宗の参加に入る、信者数50万、分派にほんみち、生長の家・80万・海外に数百万・ブラジルに250万、祈りの経営・ダスキン創業者鈴木清一、谷口雅春が一燈園に・鰐口蛇冬が一等厭に、立正佼成会など霊友会は日蓮の法華系、経済が好調で豊かになれる見込みがあるとき人は神仏に頼る、勝ち負けを重んじる創価学会、神崎は正月ぐらいしかこない、三分間手かざしの神慈秀明会、智辯和歌山は辯天宗・仏教系新宗教、PL・人生は芸術である、御木徳一:自分が死んだら嘆いたりせずに花火を打ち上げて祝ってくれ、病気治し・病気を自分の体に引き受けて治す、真如苑・90万・涅槃経、創価学会・250万・教育団体として始まる、幻魔大戦にGLAの影響・教団内情に踏み込んだ内容に」
     ⇒ 島田裕巳(しまだ・ひろみ)1953〜。宗教学者、文筆家。  
2▽   和訳 般若心経−白隠禅師毒語解/里道徳雄/東京美術/1994「般若心経の唐代の中国語タイトルは多心経、観音菩薩とは自在なはたらきを示す人・計らいを捨てた心の自由なはたらき、十二因縁説を個人生涯に重ね合わせる、体得すればあり得るものを在りのままに感じて生きることができる、美人だから執着や醜いと嫌悪するのは浄顛倒・美人を糞皮袋と否定するのは不浄顛倒、羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆謌般若心経のマックス・ミューラー訳:O wisdom, Gone, Gone, Gone to the order shore, landed at the other shore, svaha!、弘法大師訳:行行として円寂に至り、去去として原初に入る、三界は客舎の如し、一心は是れ本居なり、是非や憎愛をすべて投げ捨てれば、お前さんは、もう生身の観音菩薩でありますよ」
     ⇒ 里道徳雄(さとみち・のりお)1937〜。仏教学。  
3※   日本の思想/丸山真男/岩波新書/1961「日本には個別的思想の座標軸になる思想的伝統が形成されなかった、理論信仰と実感信仰、日本の自由主義者の自己意識はマルクス主義によって初めて作られた、マルクス:私はマルクス主義者ではない、ササラ型とタコツボ型、ヨーロッパの個別科学の根は共通・ササラ型、日本では哲学自身までが専門化するという矛盾、タコツボ型:個別科学がバラバラに導入・横の連絡はないが外の外国にはつながる、官僚は巨大な権力を持っているように見えるが当人たちには支配者権力者意識はない、権利の上に眠るものは民法の保護に値しない、自由と権利は国民の不断の努力によって保持、である価値からする価値へ歴史的変革」
     ⇒ 丸山真男(まるやま・まさお)1914〜。政治学、日本政治思想史。  
2※   憲法「押しつけ」論の幻/小西豊治/講談社現代新書/2006「アメリカは国民主権を考えていなかった、国民主権と象徴天皇はマッカーサー草案より憲法研究会案に起源、ラウエルが注目した鈴木安蔵と植木枝盛、日本近代史に通暁したノーマン:偉大な民主主義者植木枝盛、明治以来の日本の伝統的デモクラシー思想が結実した日本国憲法・核心部分は日本人が生み出した、現行憲法は自由民権期憲法構想の精髄が表現されている」
     ⇒ 小西豊治(こにし・とよはる)1948〜。日本政治思想史、日本法制史。  
3※   新・中国仏教史/鎌田茂雄/大東出版社/2001「各時代ごとの仏教について概説。ステップロードとオアシスロード、」    仏教の来た道/鎌田茂雄/講談社学術文庫/2003/1995
3○   五輪書/宮本武蔵/鎌田茂雄,訳注/講談社学術文庫/1986「役に立たないことは一切しない実利主義者、十人と戦うも一人との戦いの連続、枕をおさゆる、剣をふむ」
3○   禅とはなにか/鎌田茂雄/講談社学術文庫/1979「陽明学:禅と儒教の融合、沢庵禅師:一切心をどこにもおかずに天地一杯に偏満させる、西田幾多郎:仏教の一冊なら臨済録、中国拳法の太極拳は動禅」
2▼◯  仏陀の観たもの/鎌田茂雄/講談社学術文庫/1977「不生不滅・死と生は別ではない、形而上学に無駄に議論するのは負傷者が毒矢の種類や射た人を問うようなもの、非情な冷厳な理法を観た人・目ざめた人、仏教は行為主義・行為こそが価値基準、真理は一つ・第二の真理はない・真理を知った人は争うことがない、論争はたいてい不毛に終わる、いろは歌は涅槃経より、生命は一瞬一刻の呼吸の中にある、人生は一回ぽっきり・一回ぽっきりになりきることができたとき自我は真の無我となる、涅槃は欲望の否定ではなく欲望の転回・愛欲を断ずるとは愛欲を転ずるということ、人が真の人となることが仏になること、縁起・何かが生起する原因や過程を考えるのは誤り、相依相関の関係性・持ちつ持たれつの原理、無学祖元・元兵を退ける、心を執着しない・心をどこにも置かない・心がいずこにも行きわたっている状態、観の目つよく見の目よはく・目より心で見る、諦め・真理の意味も、正状・三昧・真の自己になりきること、道を求めるということ・自分が平生なしている行動や仕事の中にある、天地は自己と不二なるもの・天地の心を我が心とする・天地の運行や自然の生成流転そのものの中にひそむ生命こそ我が心に外ならない」
     ⇒ 鎌田茂雄(かまた・しげお)1927〜2001。中国・朝鮮仏教史、華厳教学、天道流合気道六段。  
2○   軍国美談と教科書/中内敏夫/岩波新書/1988「戦中戦後の教材の改廃史、軍神広瀬、木口小平、爆弾三勇士。皇室・軍・ムラ共同体を体現する乃木希典、死せる乃木生ける谷本を走らす、軍隊に行ったものしか真のサベツの苦しみはわからぬ」
     ⇒ 中内敏夫(なかうち・としお)1930〜。教育学、教育史。  
4▽   「葉隠」の叡智/小池喜明/講談社現代新書/1993「初心忘るるべからず=青年期の慢心、一所懸命、単なる主君のための死ではない、虚言を吐け、弱者だからこその死の覚悟、衆道、主従と恋愛」
     ⇒ 小池喜明(こいけ・よしあき)1939〜。日本思想史、倫理学。  
3※  ■茶の本−英文収録/岡倉天心/桶谷秀昭/講談社学術文庫/1994/1906
2○  ■茶の本/岡倉覚三/村岡博/岩波文庫/1929/1906「茶の歴史、道教と禅、茶室、芸術、花道。茶道は道教の仮の姿」    東洋の理想/岡倉天心/講談社学術文庫/1986/1903「中国の故事について微妙なケアレスミスが多い、アミターバ・無量光・測りきれない光、インドの数学と科学:アーリヤバッタ・ブラフマグプタ・バースカラーチャーリヤなど、唐末の道教哲学者陳摶」
     ⇒ 岡倉覚三(岡倉天心・おかくら・かくぞう)1862〜1913。美術。“アジアは一なり”  
3○   梅原猛の『歎異抄』入門/梅原猛/PHP新書/2004「法然、親鸞、唯円の関係、"善人なをもて往生をとぐ、いわんや悪人をや"、自ら意図して善を為す善人は本願他力の教えに反している」
1    さまよえる日本人の魂−宗教の自殺/梅原猛・山折哲夫/祥伝社文庫/1999/1995「オウム事件より。松本清張の敵は梅原猛&井上靖、源氏は切腹・平氏は入水、西郷隆盛は陽明学、イオマンテは熊の葬式、先祖崇拝こそ日本人、古代神道とアイヌ」
     ⇒ 梅原猛(うめはら・たけし)1925〜。日本文化研究、哲学、“梅原日本学”。     ■実学思想の系譜/源了円/講談社学術文庫/1986「」
     ⇒ 源了円(みなもと・りょうえん)1920〜。思想史。
5    自覚について,他四篇−西田幾多郎哲学論集V/西田幾多郎/上田閑照,編/岩波文庫/1989わからん……
3▽ ? 善の研究/西田幾多郎/岩波文庫/1979/1911「自由を超然的自己決定とするとそれは偶然に、活動そのものが実在、動機の衝突が意志を明瞭する、真の善とは真の自己を知るというに尽きる、神は実在の根底、人間と細胞=社会と個人というのは? 国家は統一した共同意識?」
     ⇒ 西田幾多郎(にしだ・きたろう)1870〜1945。哲学。  
1◯ ? 現代語訳 般若心経/玄侑宗久/ちくま新書/2006「般若の面はお面の彫り師の名前が般若坊だっただけ、観音は男、縁起:無限の関係性のなかの絶えざる変化、空性:固定的実体がない、色不異空・空不異色・色即是空・空即是色、受⇒想⇒行⇒識、あらゆる命は無限の関係性のなかで変化しながら色んな形に展開するだけ、2〜4歳の子どもは動植物や大中小の概念がある、"汚い"には生得性はない ⇒あります、美醜・善悪・尊卑は実相と関係ない大脳皮質のでっちあげ ⇒遺伝子によるもので大脳ではありません、真善美と偽悪醜などない・あったら怖い ⇒あります・世界は怖いんですよ、クォークや超ひもは世界を粒子で構成させたいという情熱の結果 ⇒そもそも粒子じゃないが、世界中のヒトの遺伝子は99.99%同じ ⇒こらこら桁が一つ多いぞ、東洋哲学と量子力学の類似性 ⇒量子力学は多数の人によるもの・一人や二人ピックアップして強調するのはミスリーディングというものだ、アヒルの足の形成の複雑さ・いのちは常に超因果を含む ⇒共通原因による相関に過ぎない、人間の体は毎日300個のガン細胞が生まれては消える、自殺したい人は水に飛び込んでみろ・身体がもがいて死にたくないのがわかる・死にたいのは"私"だけ、呪文禁止とその例外・歯痛と毒蛇に噛まれたときと腹痛、呪文部分の意味は秘密」
2○   禅的生活/玄侑宗久/ちくま新書/2003「心に心、心許すな、明鏡止水の心を目指す、でっちあげの自己を目のカタキにする、差異の認識こそ平等観の基礎」
     ⇒ 玄侑宗久(げんゆう・そうきゅう)1956〜。臨済宗妙心寺派福聚寺副住職、作家、中国文学。  
2△   親鸞/阿満利麿/ちくま新書/2011「常識で片づかない問題に出会ったときに納得できる説明が必要となる・宗教、宗教とは主観的事実だ、教えを引き継いだしるしとして師の肖像を模す、はじめて天皇の許可なしに宗派を開いた法念、それまでの僧侶は国家公務員だった、法念のおおらかさ・親鸞の律儀さ厳格さ、浄土宗の人は愚者となって往生するのだ、法念の唯一の人・遊蓮房、親鸞と聖徳太子の夢のお告げ、日本仏教の始祖・聖徳太子、法念:おのれ一人が仏になることができてもそれは仏教ではない・菩薩の道、本当の教えは時代と人間のあり方と教えの三者が合致しなければならない、像法時代の聖徳太子、親鸞の聖徳太子崇拝は天皇制との妥協、法念の阿弥陀仏至上主義、諸悪の根元たる自己中心性を人から解放するのが仏教である、称名によって清浄心が生まれる、生まれつきのままに念仏するのがよい、念仏はただ念仏すればよくまことのこころは後からついてくる、聞いて納得すること、南無阿弥陀仏の南無は帰依するの意味、親鸞の死相は悪相だった、最晩年に至っても澄明とはほど遠い心境、いし・かはら・つぶてとの強い連帯感、弾圧者や仏教を誹謗する人のために祈れ、▽世界を納得するための説明が宗教か」
3◯   仏教と日本人/阿満利麿/ちくま新書/2007「葬式仏教は仏教ではないといういわれのない差別、地蔵・仏教の菩薩、地蔵は日本の仏教が生み出した傑作、かつてのムラは隔絶孤立していた・地蔵はムラとムラの境界線に位置する、火葬場が新たに出来ると老人は遺体を焼く釜の部分に入る・長生きができるという俗信、境界にあって他界からの侵入者を防ぐサエの神・地蔵の原型・先祖のシンボルの石棒・男根、日本人にとって霊威のあるものは小さい童の姿で現れる、一木造の仏像・霊木から化身する神、日本独特の憤怒の表情の不動明王は日本人が作り出した仏像、本居宣長の神:常識を超えた恐るべき力、蓮如:木像より絵像・絵像より名号、神は祈れば依り代に降臨しそこが神祭りの場となる、仏教の目標は苦からの解放、日本の寺院の90%は応仁の乱から徳川幕府の寺院新設禁止までに建立」
2○   人はなぜ宗教を必要とするのか/阿満利麿/ちくま新書/1999「他罰から自罰への転換こそが救い。縁と業、凡夫、法然と他力」    日本人はなぜ無宗教なのか/阿満利麿/ちくま新書/1996「自然宗教と創唱宗教。近代日本宗教史。日本人は無宗教ではない。二度生まれの人」
     ⇒ 阿満利麿(あま・としまろ)1939〜。日本宗教思想史。  
3○  ■親鸞/笠原一男/講談社学術文庫/1997「日本人には八百万の神と八万四千の仏がある、念仏:法然・親鸞・一遍、禅:栄西・道元、題目:日蓮、悪人正機:悪人優先の救い、不断煩悩得涅槃:煩悩具足のままの救い、同朋同行:この世とあの世における平等、鎌倉仏教:多神教の否定・難行苦行の否定・正直慈悲の否定・信心の否定」
     ⇒ 笠原一男(かさはら・かずお)1916〜。国史学。    日本の聖地/久保田展弘/講談社学術文庫/2004/1994「アイヌの初対面の挨拶、イ・ラン・カラプ・テー、あなたのこころにそっと触れさせていただきます、桜の木の下には屍体が埋まっている、水銀を飲むと中毒死するが遺体がいつまでも腐敗しない」
     ⇒ 久保田展弘(くぼた・のぶひろ)1941〜。宗教思想、比較宗教学。  
1☆   一遍 (ビジュアル選書)/井上宏生/新人物往来社/2010「信不信をえらばず浄不浄をきらわずその札をくばるべし」
     ⇒ (いのうえ・ひろお)1947〜。作家、スパイス・カレーの研究。
1※   図解 知ってるようで意外と知らない日本の名僧二〇人/渋谷申博,ほか/新書y/2010「道元:悟りとは特別な修行や修法によって得られるものではなく日々の一瞬一瞬のなかにあるのであり修行そのものが悟りである、一休宗純は後小松天皇の子、盲目の美女・森女、印籠より富士山を出してみよ、東海道に一人も通らないのはなぜか、良寛:お金を拾うのは楽しいといわれて自分で捨てて拾ってみる・見失って苦労して見つけると楽しいと実感」
     ⇒ 渋谷申博(しぶや・のぶひろ)1960〜。仏教。
2○   新興宗教はなぜ流行るか/日高恒太朗/新人物往来社/1992
     ⇒ 日高恒太朗(ひだか・こうたろう)1952〜。ノンフィクション作家、放送作家、雑誌記者、航海士。  
2○   現代日本の新宗教/沼田健哉/創元社/1988
     ⇒ 沼田健哉(ぬまた・けんや)1944〜。社会学、新宗教。  
3○   日本宗教史/末木文美士/岩波新書/2006「死者が身近にいるという感覚は近代より・死者のケガレが恐れられなくなってから、日本書紀の本文の書き出しは淮南子からとってきた文句を並べたもの、神仏関係:迷える神を仏が救済する・神が仏教を守護する・仏教影響下の新しい神・神は仏が衆生救済のために姿を変えて現れたもの、輪廻に苦しむ神を仏が救う・中国の高僧伝や日本の神宮寺、仏教は単なる宗教ではない:壮麗な寺院の建築と工芸・医学と治水から音楽まで、修験道の開祖は役行者、日本の神は特定の場所と結びついている場合が多い、仏教系神道:三王神道と両部神道、皇祖神を祀る伊勢神宮・寺を瓦葺・僧を髪長と呼ぶ、中世の仏教書や神道書に多い古代の成立をうたっての権威付け、葬式仏教の原型は室町期の禅僧、日本伝来の多神教は寛容か・キリシタン弾圧の残忍さ、シャーマン的女性と解釈発展させる男性のコンビ:大本教・霊友会・立正佼成会、明治後期の社会主義運動はキリスト教徒中心、ユニテリアン主義:三位一体や原罪などを否定し合理的な解釈に立つ、1991年日蓮正宗は創価学会を破門・純粋な新興宗教に」
3▽   日蓮入門−現世を撃つ思想/末木文美士/ちくま新書/2000「田中智学の日蓮主義・日蓮を大元帥とし大日本帝国の力で法華経による世界統一を目指す、日蓮の願い・日本第一の智者となし給え、教相判釈・経典の相対的な位置づけ作業、五時八教・経典を説いた順序の五段階・華厳時⇒鹿苑/阿含時⇒方等時⇒般若時⇒法華涅槃時、邪を捨てて正しい教えに帰依すれば災害がなくなり国家も安定・邪法とは浄土宗、法然・自力修行自体に否定的な態度・称名念仏こそ仏教の中で最も優れた教え・釈尊が一番説きたかったこと・念仏こそ真実で他の教えは方便、折伏:迫害が起こるほど強力に布教を押し進めること、南無妙法蓮華経の唱題、南無阿弥陀仏の称名念仏、蒙古が攻めてきてたすけ給え日蓮御坊と叫ぶことでしょう、女性がそのまま即身成仏したとする当体蓮華鈔、あるがままの現実肯定の本覚思想」
     ⇒ 末木文美士(すえき・ふみひこ)1949〜。仏教学、日本思想史。  
3△ ? 子どもが減って何が悪いか!/赤川学/ちくま新書/2004「トンデモ少子化説:男女共同参画社会で少子化を防げる、健康な高齢女性がいること・祖母の育児支援や三世代同居の有効性、夫の家事分担の多い世帯ほど子どもが少ない、年金の廃止が出生率の回復に、子どもの効用:それ自体が喜びである消費効用・労働力としての労働効用・親の面倒を期待する生活保障効用、お見合いパーティや結婚奨励策の方が有効、結婚難・男女の意味の違い・男性はイベント・女性は生まれ変わり・自由恋愛によるもてる人ともてない人の階層分化・もっといい人がいるかも、相対所得仮説:結婚出産で生活水準が上がるか、子どもは産みたいだけ産んでいる・理想は三人は世論に合わせた発言、子育て支援は子どもが健康で文化的な生活を営む権利の保障」
     ⇒ 赤川学(あかがわ・まなぷ)1967〜。近代日本のセクシャリティーの歴史社会学、ジェンダー論。  
1▽▽∪ 越えられなかった海峡−女性飛行士朴敬元の生涯/加納実紀代/時事通信社/1994「大邱で看護学校に入り看護婦に、父親は箪笥などの家具職人・母親は元奴婢、1897.6.24-1933.8.7、飛行家の資金は李王家より、168cm・顔にそばかす・好物はソルロンタン、五人姉妹の名前:ナムス・カムイ・ソカムイ・ソプソビ(惜しい子)・ウォントン(恨めしい子)、ライト兄弟より早く飛行機建造を進言した二宮忠八、女権拡張主義者にして飛行士の北村兼子、わが女流飛行家は何故伸展しないか!、小泉逓信大臣の妾と思われた、ソ連の女性飛行士・八機撃墜のエースも・クリミア戦線の第533爆撃隊250人はほとんどが20歳前後の女性、今井(西原)小まつ:人生は有か無か死か勝利か。いずれの場合にも、二つのうちから一つを選び取るのは自分なのだ」
     ⇒ 加納実紀代(かのう・きみよ)1940〜。ソウル。女性史。     ■平塚らいてう−近代と神秘/井手文子/新潮選書/1987「」
     ⇒ 井手文子(いで・ふみこ)1920〜。女性史。  
3※∪ ■平塚らいてう評論集/平塚らいてう/小林登美枝・米田佐代子,編/岩波文庫/1987
3※   むしろ女人の性を礼拝せよ/平塚らいてう新性道徳論集/人文書院/1977「スウェーデンの女流思想家エレン・ケイへの傾倒、ケイ:恋愛のある結婚は道徳的で・恋愛のない結婚は不道徳」
     ⇒ 平塚らいてう(ひらつか・らいてう・奥村明)1886〜1971。日本における女性解放運動・婦人運動を指導。  
3※   宗教学の名著30/島薗進/ちくま新書/2008「カント:自己をも他人をも手段として遇してはならない、直観は感情を引き起こす・感情にこそ宗教の本来の領域がある、シュライエルマッハー:宗教的感情は絶対依存の感情・自由の感情が芸術に適合、フロイト:神とは幼児的な依存感情に基づく強大な父の幻想である、宗教は強迫神経症に似ている、ジェイムズの回心:絶望的な分裂した意識から喜びに満ち安らかな統一した意識への転換、ヒエロファニー:俗なるものが聖に転換すること」
     ⇒ 島薗進(しまぞの・すすむ)1948〜。比較宗教運動論、近代日本宗教史。  
1△   蓮如−聖俗具有の人間像/五木寛之/岩波新書/1994「親鸞は求道者・蓮如は伝道者、易行念仏の思想、寛正の大飢饉1461年・京都の餓死者82000人、自殺を許可したら自殺が続出し慌てて禁止した真盛、仏光寺・生き仏を拝む・名帳と絵系図、水呑と百姓の区別、惣を講へと発展させた蓮如、最後の子どもは84歳のとき・実子が27人、親鸞は弟子一人ももたず、加賀・百姓の持ちたる国・1488年より、親鸞のあしきおのれ・蓮如のいやしきおのれ」
     ⇒ 五木寛之(いつき・ひろゆき)1932〜。作家、仏教史。      丸山真男−リベラリストの肖像/苅部直/岩波新書/2006「丸山発言:軽蔑をもって黙殺すると公言します、学者:体系建設型と問題発見型、師は長谷川如是閑、33年3月ヒトラーに反対して演説した社会民主党のオットー・ウェルス」
     ⇒ 苅部直(かるべ・ただし)1965〜。日本政治思想史。      日本の「哲学」を読み解く−「無」の時代を生きぬくために/田中久文/ちくま新書/2000「西田幾多郎、和辻哲郎、九鬼周造、三木清。絶対自由意志より世界成立、意識とは対象を包み込み映し出す場所」
     ⇒ 田中久文(たなか・ひさふみ)1952〜。倫理学、日本思想史、日本文化論。      儒教と近代国家/朴倍暎/講談社選書メチエ/2006「理=太極、気=陰陽、李退渓:四端は理より・七情は気より、朱子学の目標は道徳理想主義に基づく理想社会、朱子学とは正と不正を分別して現実社会で何が正しいのか説明する思想、天皇制と無関係だった儒教との結合、シュタインの広義の憲法・国制、朴正煕:韓国が継承すべき要素は李退渓の思想と実学思想」
     ⇒ 朴倍暎(パク・ベエヨン)1967〜。倫理学、日本倫理思想史。      日本の神々/谷川健一/岩波新書/1999「文献や伝承からみた神々の誕生と変化。神=可畏きもの」
3    神・人間・動物−伝承を生きる世界/谷川健一/講談社学術文庫/1986/1975
     ⇒ 谷川健一(たにがわ・けんいち)1921〜。民俗学。日本地名研究。      禅の道/オイゲン・ヘリゲル/榎木真吉/講談社学術文庫/1991「遺稿集。短い手記の集成」    日本の弓術/オイゲン・ヘリゲル/柴田治三郎/岩波文庫/1982/1936「無になり、意識を棄て射る。純粋なる運動性記憶によるものといえる」
     ⇒ オイゲン・ヘリゲル(Eugen Herrigel)1884〜1955。哲学、神学、弓道、生け花、墨絵、禅。    ? 親鸞−悪の思想/伊藤益/集英社新書/2001「善人なほもつて往生を遂ぐ。いはんや、悪人をや。、学問に対して批判的な親鸞、浄土教・大無量寿経の第十八願を採り上げる、念仏を唱え続けることを人々に勧める、往相廻向:弥陀の本願に絶対の信頼・弥陀の導きのもので浄土へと往生、還相廻向:往生した者はその心をもって現世へと立ち戻り救済を得ていない人わあまねく慈しまなければならない、五逆を犯した阿闍世・例外規定が絶対不変なら永遠に救われる可能性がない、客観的な研究は現実的な意味を持たない ⇒研究者ごとバラバラになるが?、最澄の天台教団・法華経・一乗主義、専修念仏・覚りを開いて仏と等しい境地に立つことなど凡夫にできない・弥陀の本願に頼るのみ、法然の思想・易行を実践するだけでよい・貴賤貧富老若男女の区別を排す、人間存在の根本に肉薄する、親鸞は悪人正機の説を門徒に説いたことがある、倫理的道徳的悪ではない、猟師や商人を悪しき者の代表と見なす、千人殺せば往生は定まる、悪は人間の意思を超えた宿業、万人悪人説、自らの悪を自覚している者が悪人、自分が善と思っている者が善人、自分が悪と自覚する者は自己を信頼しないから弥陀の本願に委ねる、善人は自己を信頼するから弥陀の本願にすべてを委ねない、数式は西欧諸言語を抽象化して得られたもの?、自然科学も信仰を基盤として成立するもの?」
     ⇒ 伊藤益(いとう・すすむ)1955〜。日本思想。      こころの作法−生への構え、死の構え/山折哲夫/中公新書/2002「文学から考える心。断食死こそ死の作法」
     ⇒ 山折哲夫(やまおり・てつお)1931〜。日本文化、宗教、民俗。      新宗教の風土/小沢浩/岩波新書/1997「富山県の新宗教の参加者や教祖、宗教を信じるとはどういうことか、機の深信自力説と二種深信他力説」
     ⇒ 小沢浩(おざわ・ひろし)1937〜。宗教研究。      若者と現代宗教−失われた座標軸/井上順孝/ちくま新書/1998「神父と牧師、基督教と天主教、バーチャル墓参り」
     ⇒ 井上順孝(いのうえ・のぶたか)1948〜。宗教学。近代の宗教運動の比較研究。  
3△   人類は「宗教」に勝てるか−一神教文明の終焉/町田宗鳳/NHKブックス/2007「宗教こそ人類最大の敵、色即是空空即是色・即非の論理・自己否定の通過、旧約聖書の過激表現・彼らを憐れむな・必ず滅ぼし尽くせ・幼子を捕らえて岩にたたきつける、プロテスタントの持つルターから受け継いだ排他的傾向、アマゾンのインディオへのキリスト教布教・ヘリコプターからインフルエンザウイルス入り毛布をまきインディオを感染させる・キリスト教宣教師が抗生物質を配りつつ布教する、サイエンスの発展に一神教的コスモロジーが必要、アメリカはアメリカ教の世俗的原理主義国?、ゴミを捨てる人や精神疾患が増えた日本人?、共産主義は一神教の変形、ブータンの国是・General Happiness of People・GHP、親鸞の肉食妻帯悪人正機はブッダには認識不可能、十牛図・牛を宗教または神と理解する・宗教という牛は消えなくてはならない、アーミッシュと事々無碍法界、ランカスターの乱射事件・アーミッシュの子どもの勇敢な行動・両親は犯人の家族を子どもの葬儀に招く、ジョン・レノンのイマジン:無神教のテーマソング、臨済禅師の無神教の精神、ノーベル平和賞はオスロで授与、マザー・テレサ:相手にキリスト教を布教せず、日本の神話に悪魔がいない」    「野性」の哲学−生きぬく力を取り戻す/町田宗鳳/ちくま新書/2001「人間は自然現象そのものである、17より49の方が犯罪率高、環境・肉体・思想三位一体説、エスキモー:目にだけたよったハンターは手ぶらで帰る、信長の決断力・龍馬の行動力・円空の造形力・賢治の想像力・松下幸之助の経済活動、日本の手の哲学、修学旅行を海外ボランティアに」
     ⇒ 町田宗鳳(まちだ・そうほう)1950〜。比較宗教学、比較文明論、生命倫理学、禅、日本古代史。  
3◯   日本妖怪異聞録/小松和彦/講談社学術文庫/2007/1992「酒呑童子・玉藻前・是害坊天狗・崇徳天皇・紅葉・つくも神・大嶽丸・橋姫、陰陽師が鬼や妖狐を想定して異常を説明し天台の密教僧は天狗を想定して異常を説明した、器物の妖怪化・鬼や動物のような手足を器物につける・鬼の体に器物を付ける、草木非情発心修行成仏、情のあるはずのない草木や器物も情を宿すことがありそしてそれらも修行を積めば人間同様に成仏できる、つくも神=器物の妖怪、阿倍晴明と泰山府君祭、妖怪とは人間と人間との関係のなかから立ち現れてくる幻想・自分たちの否定的分身」    憑霊信仰論−妖怪研究への試み/小松和彦/講談社学術文庫/1994/1982「妖怪、闇、陰陽道について文献研究中心」
     ⇒ 小松和彦(こまつ・かずひこ)1947〜。文化人類学、民俗学。     ■禅入門/佐橋法龍/三一新書/1967「」
     ⇒ 佐橋法龍(さはし・ほうりゅう)1928〜。住職、禅宗史学、禅学。  
5    九鬼周造エッセンス/九鬼周造/田中久文,編/こぶし文庫/2001「"いき"の美意識の基本は男女関係・嬌態と意気と諦め・恋の真剣と妄執はいきの本質にもとる、偶然性とは必然性のもつ同一性が破れ一者としての必然性に対して他者が措定されることによって成立」
     ⇒ 九鬼周造(くき・しゅうぞう)1888〜1941。現象学、哲学。  
4    絶対無の哲学−西田哲学研究入門/花岡永子/世界思想社/2002これが入門かねえ‥‥‥
     ⇒ 花岡永子(はなおか・えいこ)1938〜。宗教哲学。  
4    いまを生きるための歎異抄入門/佐々木正/平凡社新書/2001「フランス人はタヌキを見てイヌと呼ぶ、」
     ⇒ 佐々木正(ささき・ただし)1945〜。住職、公務員。  
2  ? 右脳「超」記憶法/池口惠觀/青春出版文庫/1997/1985
     ⇒ 池口惠觀(いけぐち・けいかん)1936〜。僧侶、密教、医学、歴史学。  
2※ ?? 韓国・中国「歴史教科書」を徹底批判する−歪曲された対日関係史/勝岡寛次/小学館文庫/2001SAPIOの討論は完敗してますけど‥‥‥。神話を教える韓国は評価できる? 朝貢と明記しないのは隠蔽? "教えてあげ・伝えてあげ"の怪奇、日本は朝鮮の独立のために戦った? 安重根は日露戦争の勝利を賞賛、当時の南京の人口は20万・7週間後のS13.1に25万・8月31万・末44万」
     ⇒ 勝岡寛次(かつおか・かんじ)1957〜。教育史、占領下の教育改革。      国家学のすすめ/坂本多加雄/ちくま新書/2001言葉を置き換えただけで中身がない
3    新しい福沢諭吉/坂本多加雄/講談社現代新書/1997やっぱわからん、何も言っていないように思われる
     ⇒ 坂本多加雄(さかもと・たかお)1950〜2002。日本政治思想史。  
3    江戸の親子−父親が子どもを育てた時代/太田素子/中公新書/1994「土佐藩士の記録・燧袋より。鳥を飛ばした=子どもが死んだ、土佐藩55万人に手習い塾1万人、男児就学率21%」
     ⇒ 太田素子(おおた・もとこ)1948〜。教育史。  
3    武士道/新渡戸稲造/矢内原忠雄/岩波文庫/1974/1938「武士道からなる日本の倫理をアメリカに紹介」
     ⇒ 新渡戸稲造(にとべ・いなぞう)1862〜1933。  
4    『正法眼蔵』読解T/森本和夫/ちくま学芸文庫/2003「構成が読みにくい。デリダから道元についての手紙」
4    『正法眼蔵』読解U/森本和夫/ちくま学芸文庫/2003
4    『正法眼蔵』読解V/森本和夫/ちくま学芸文庫/2003
     ⇒ 森本和夫(もりもと・かずお)1927〜。比較思想、フランス現代思想、仏文学。  
3▽  ■古代日本人の時間意識−その構造と展開/田中元/吉川弘文館/1984「律令時代やそれ以前は朝臣は日出以前に出勤、午前中に勤務を終える、一般の役人は日没まで、一般に日本の祭りは夜、夜の始めが一日の始め、昼と夜はもともと別のものと考えられた、昼と夜を合わせて一日、午前中の今夜は昨日の夜・午後の今夜はその日の夜、シナ人は人生と自然を背反すると見なす・人生に背いて自然に帰す、万葉集は直観的・空間的・固有信仰、古今集は理知的・時間的・仏教思想、平安京の固定的作為的さ・空間から時間へ、アリストテレス:時間は生成の原因であるよりも消滅の原因である、家永三郎:日本思想史に於ける否定の論理の発達、中国では使われない時勢・大勢・日本では"いきおい"として多用される、自然を変えると人間はもはや自然の一部ではなくなり自然に対する存在となる、中国では祖先は神とならず墓/廟に祭られる、日本では祖霊は祖神として墓でなく社に祭られる、万葉集に圧倒的に多い恋の歌・世界的にも異例、輪廻思想は日本では根付かなかった・無限の流転がない、古代ギリシアの循環的時間意識・キリスト教の直進的時間意識」
     ⇒ 田中元(たなか・げん)1927〜。哲学。     ■親鸞 その思想史−日本の精神的伝統をさぐる/森竜吉/三一書房/1961「平成業成:神や仏を頼まなくとも平素から救われているのだ、太宰春台の聖学問答:一向宗の門徒は弥陀一仏を信じること専らにして他の仏神を信ぜず。如何なることありても祈祷などすること無く病苦ありしても呪術符水を用いず。、親鸞はアニミズムやシャーマニズムなど日本古来の呪術的な考え方を否定した、フレーザー卿:王の起源は呪術師、呪術思考の原理:post hoc, ergp, propter hoc:これの後にだからこのことのために、日本で仏教は論理的でなく心理的なものとして発展した・無常観でなく無常感、吉川英治の親鸞、念仏は易きが故に一切に通ず。諸業は難きが故に諸機(もろもろの人)に通ぜず、客観的な論理に自分を空しうして生きることだけがただ一つの安心のできる生き方、松野純孝・親鸞、林田茂雄・親鸞をけがす歎異鈔、自然法爾、妻帯の人間性・弟子でなく同朋という平民性、部落の80%が親鸞の信仰、近代における親鸞再発見の足跡」
     ⇒ 森竜吉(もり・りゅうきち)1916〜。思想史、宗教史。  

●● 日本現代社会分析 ●● 
3▼   日本の統治構造−官僚内閣制から議員内閣制へ/飯尾潤/中公新書/2007「大統領制より内閣の方が議会と行政府をコントロールできるため本来は大きな権力を持つ、省庁の代表者が集まって内閣を構成する日本、明治憲法体制の崩壊・権力集中による独裁者の誕生ではなく中枢がないために決断が遅れて選択肢を狭めて手詰まりに、日本政府は省庁連邦国家日本United Ministris of Japan、国家stateには民間人は含まれない、西洋の政治学では国家stateと社会societyの二分法、国民はnationかpeople、国士的官僚・政治家は選挙区の代表・我々はこの領域では日本全体の代表」
     ⇒ 飯尾潤(いいお・じゅん)1962〜。政治学、現代日本政治論。  
1※○  1万円の世界地図−図解日本の格差、世界の格差/佐藤拓/祥伝社新書/2007「東京の食品価格世界一、アパート家賃は高くない、ヨーロッパ主要都市の賃金は東京の1.5倍、単身者の税金と社会保険が一番安い日本・高いのはデンマークだが夫婦子ども二人では負担が最小、日本のタバコ税は欧米の半額程度、日本の酒税は飛び抜けて高い・アメリカの10倍・ドイツの20倍、消費税・欧米では付加価値税・物品税・中国では増値税、日本の消費税5%の4%が国・1%が地方、日本の国民負担率は先進国では低い、世界でビッグマックが一番安い東京、日米ともに100人に一人が億万長者、途上国で子どもを学校に通わせるために給食を配布、コスタリカ・戦闘機や戦車を持たない・米国依存、日本の労働生産性はOECDで20位、日本の情報通信インフラは世界一、学力より深刻な子どもの体力低下、高卒人口は92年205万・06年133万、日本の出版点数は人口比率から見ると少ない、05年の海外旅行者は1740万・日本来訪者は665万、05年日本の報道の自由ランクは37位、06年日本の政治的権利と市民の自由は52位、日本の女性の社会差別の少なさは43位、貯蓄0世帯は22.2%、日本のジニ係数は0.307・OECD平均より大きい、消費者金融に借金のある人・1600万、足立区の1/2は就学援助世帯、ツバルは全土が沈没可能性がある・ニュージーランドとオーストラリアに受け入れ要請、日本の幸福度は90位、日本の自殺者数は10位・アメリカの2倍・1-5位は東欧とロシア、自殺者数100万人当たり:露387・日238・韓179・米107・独135・フィリピン21、犯罪検挙率の低下 ⇒これは統計トリック、05年の初婚年齢・男29.8・女28.0、日本は世界で一番好ましい国、ブータンは幸福度世界8位」
     ⇒ 佐藤拓(さとう・たく)1959〜。科学ジャーナリスト。  
2▼△  森林からのニッポン再生/田中淳夫/平凡社新書/2007「1891年の森林率は45%・今は67%・戦後に急速に増えた、森林破壊は飛鳥時代より・江戸時代がピーク、森林は水を消費する・水そのものは禿げ山の方が多い、緑のダム・流量変化をなだらかにするのみ、木材を腐らせず燃やさなければ炭素として貯蓄され二酸化炭素削減・木造建築物や木製家具、日本の森林は木材の大半の自給できる、輸入の主力はカナダ・アメリカ、ヨーロッパも増加、天然林より人工林の方が植物の種類は多い・生物多様性も大きい・光を効率よく生かせる構造のため、外国の材木は日本の材木より高い・90年代に逆転、育林と出材コストの違い、中国の森林率は16.55%・93年は15.12%・日本の面積の1/3に相当・少しずつ増加中、スウェーデンのエネルギーの2割はバイオマス、もともと日本の山村は適正値より過剰だった・ピークは1960年前後、戦前の村の人口は過疎の現在より少ないことも、明治時代最大人口の県は新潟県、田舎は別に困っていないので本気で対策を取っていない、イギリスの森林率は12%・20世紀初頭は3%、アマゾンのジャングルの1/3〜2/3は先住民による人工林、ドイツの人口林面積1000万ヘクタール・木材生産量は3倍・GDPの5%を占める、森林認証制度、アメリカの人口10万の町・議員は5-6人・報酬はなし」
2▼※  割り箸はもったいない?−食卓からみた森林問題/田中淳夫/ちくま新書/2007「日本の割り箸の98%は輸入、輸入の99.1%が中国産、中国産は一膳80銭、日本の塗り箸の8割以上は福井県小浜市、割り箸に300年以上の歴史、スギは日本の固有種・海外になし、中国産割り箸の残留硫黄・現在は検査が義務化、日本・韓国・中国とオリンピックで割り箸が普及、中国の割り箸消費・日本への輸出と大きな差なし、中国は世界一の木材輸入国、中国産割り箸の7割は輸入材・ロシアとモンゴル、中国の森林率は16.5%まで上昇、砂漠の面積も減少に転じた、中国産吉野杉割り箸・吉野杉の背板を中国に輸出・割り箸に加工して輸入、中国で消費される木材の0.16%が割り箸に・その6割が日本に、間伐材・若くて細い木から割り箸を作るのは難しい、吉野では80cmを超える木でも間伐材、箸袋に広告を入れたアドバシ」
     ⇒ 田中淳夫(たなか・あつお)1959〜。森林ジャーナリスト、林学。  
3▼△  不安型ナショナリズムの時代−日韓中のネット世代が憎みあう本当の理由/高原基彰/洋泉社新書/2006「情報技術を持つ管理層と一般大衆との間に形成される対立、日本のナショナリズムとは安定社会のイメージと生活保守主義、学校−就職システムの漏れとしてのフリーター、会社主義はその時代にのみ維持できるシステムだった、アンバンドリング:競争力の低い部門の切り離し、アウトソーシング:外部委託、フリーターの労働は新しい下層サービス労働、保守雑誌メディアの言説が粗雑化されてネット空間に流入、若年層はアジア蔑視の伝統ではなく彼らの抱える先行き不透明感、ボボズ:ブルジョワ・ボヘミアン:社会流動化で文化で成功し社会的上昇を成し遂げた人々、ダンピー:下降移動する専門職・ウェブデザイナーやシステムエンジニアの過剰労働・一日12時間以上休みは週に一日あるかないかで月給17万、韓国ナショナリズムの三層:高度成長イデオロギーとしてのナショナリズム・民主主義の希求と結びついた抵抗民族主義・社会流動化の中の個別不安型ナショナリズム、反日ナショナリズムは朴正煕政権で排除された南北統一志向の民族主義の復権、韓国2001年大卒の就職率は30%、反日ドットコムの矛先は開発独裁の既得権益層、韓国の若年層:真面目な政治意識の層・戯画化して文化表現する層・保守に親近感を持つ層、中国の反日デモ・主催の学生グループは破壊活動を制止、中国では新中間大衆化は鉄飯碗の想起、中国:外交問題はインターネットが情報源として信頼・日本の落書きレベルとの違い、ラテンアメリカの失敗・分配政策が都市労働者を重視・農村から都市への流民がスラム化、中国の対策:農村から都市への移動を抑止する戸籍制度・都市と農村の格差を利用し下層サービス労働者を農村から調達、三国の高度成長の20年周期・オリンピックも連動、日本の右傾化論の間違い・下降移動することを覆い隠すための歴史問題などのシンボリズム、中国でも韓国でも流動性に適応できる層は反日運動などに興味を示さない、開発体制の崩壊と社会流動化の進行」
     ⇒ 高原基彰(たかはら・もとあき)1976〜。日韓中の開発体制の変容に伴う社会変動。  
2○   愛国者は信用できるか/鈴木邦男/講談社現代新書/2006「右翼の源流・玄洋社・朝鮮の東学党の乱を支援・孫文やビハリ・ボーズなど中国やインドの革命家を支援、西郷を超えるカリスマの必要性・天皇が全面に、明治天皇・本物の写真ではダメだから肖像画となりそれを写真撮影して御真影として日本全国に配布、皇后と玉座の高さが同じであることを不服とし敷物を置いて高くした明治天皇・井上馨が強引に奪って放り投げる、明治時代まで国は日本ではなく藩だった」
     ⇒ 鈴木邦男(すずき・くにお)1943〜。右翼・民族運動"一水会"、産経新聞。  
3△   父として考える/東浩紀・宮台真司/生活人新書/2010「娘の父として語る、大人の循環する時間・子どもの変化する時間、EUの年間平均労働時間は1400時間・日本は2100時間以上・しかも通勤時間も長い、大きなマンションには一つ一つ2chにスレがある、日本は血縁主義の文化が皆無・血縁大家族は日本に存在したことはなかった・沖縄をのぞく、子育ては公的活動そのもの、二人ともツイッター使用、子どもは親のコミュニケーションの形式を学ぶ、女の子と仲良くなる力と子どもと仲良くなる力はよく似ている、運命の人は関係を深めることで作り出すもの、日本では経済的に不安だから結婚しない・先進国では経済的に不安だから結婚する、リスクヘッジとして専門性を持つか関係性を持つか、関係性:宮台・東、専門性:水無田気流・上野千鶴子・本田由紀、はびると汐音」
3◎△  民主主義が一度もなかった国・日本/宮台真司・福山哲郎/幻冬舎新書/2009「自民党は農村政党、米国は参加主義市場主義、欧州は参加主義談合主義、日本は権威主義、日本に必要なのは既得権益を排除した再配分、2005年・自民党の景気に民衆の幸せで対抗せよ、民主党のインターネット版の動画広告の制作、2ちやん系ウヨ豚、鳩山マニフェストは選挙前300万部配布・選挙中は450万部・ダウンロードは89万、与党は実績で争い野党はマニフェストで争う、二大政党制は市場に任せるか話し合って決めるかの対立、農家の現金収入:仏8割・英7割・米6割、メッセージを民主党が党ならびに議員のホームページで一斉に出すべき、民主主義のコストは時間と手続き、自民党時代:大臣・副大臣・政務官の間に連絡なし・派閥対立のため・官僚が情報を分断する、政治家の発言を官僚が判断することは許されない・英国なら即刻罷免、高速道路無料化も選択的夫婦別姓化も慣れの問題・無理に実行すれば何もない、二国間外交交渉のプレイヤーは四者、2002年携帯普及率が5割超え・テレビ視聴率の減少、環境対策の過分所得36万円減のインチキ、抑圧の委譲・アメリカへの不満を韓国中国へ向ける、木を見て森を見ないマスコミの問題、システムの外部についての表象は全てシステム内部イメージ・環境についての表象はすべてコミュニケーションの産物、米国にコネクションを作って米国から物を言わせれば十年かけて変わらなかったものが一日で変わる、東ドイツの復興:太陽光パネルと菜の花バイオディーゼル」
3◎   日本の難点/宮台真司/幻冬舎新書/2009「ケータイ小説:過激な事件の羅列と見守る彼氏の存在、物語消費からデータベース消費・オタク、関係の履歴からシーンの羅列へ・ケータイ小説、80年代のクイズ番組と歌番組の減少・みんなで見るお茶の間のテレビが消えたから・テレビの個室化、タイム誌とシュピーゲル誌はオンライン化で黒字に、孤独死のパターン・病気事故リストラで失職、本気で話したことは本気で聞かねばならない、今は本気で聞かなくてもよい、ルーマンの安心と信頼、世論:サイレント・マジョリティ、少数のラウド・マイノリティ、日本人の多くが抱える尊厳値の低さ、教科書が薄く持ち運んでボロボロになる日本・外国では分厚く中古で学校に置いたままのことも、宗教:不条理を受け入れ可能にするメカニズムの総体、デリダの脱構築・創世譚と原罪憚という旧約聖書の枠組を翻案、自殺率の高いのは工場城下町、ミルの愚行権、カール・シュミットの友敵図式:敵を攻撃することで友を確からしくする、大統領選挙という南北戦争の再現、英国米国は非同化主義・フランスは同化主義、重武装・対米中立、司法権力は歴史の中に正統性の源泉がある、国会は官僚によって操縦される日本、社会成員が利他性を自然感情だと見なすように刷り込むにはどんな社会を設計すれば良いか、刑罰の機能:抑止・感情的回復・社会的意思の貫徹機能、再生エネルギー分野の先進国はスペイン、ナンパ師:ファーストコンタクトで無害さが必要・途中からは有害が必要、全ほ乳類がY遺伝子の摩滅で500万年以内に死滅するという説、同一労働同一賃金・解雇の自由・セーフティネット、G・H・ミードのみんなという想像・タルコット・パーソンズの価値コミットメント、中国米との価格差は1.5倍・十年前は10倍・関税の範囲で競争可能、米国もヨーロッパも農家の収入の過半は政府からの直接支払い」
3▽   幸福論−〈共生〉の不可能と不可避について/宮台真司・鈴木弘輝・堀内進之介/NHKブックス/2007「社会システムのルーマンの再帰性:手続きの自己適用・選択と同時に選択前提も選択される、人格システムのギデンズの再帰性:恣意的な自己記述が揃って参照される、タルコット・パーソンズ:賞罰による誘導が社会統制・子どもの自発的な振る舞いによる社会化、教育とは人為的な社会化・学校など、自然的な生育環境による社会化・地域環境など、70年代半ば以降にSFが社会批評から自慰的妄想に・マイケル・ムアコックや松本零士、セカイ系:自分の謎の解決を世界の謎の解決と短絡的に同一視、今の鋭い高校生にこそ深みの感覚がない、深み=潜在性・見えないものが見えるものを規定している、精神科医は社会の奴隷、宮台:目的は革命家になること、三択クイズ問題:3つから選ぶ自由により3つ以外から選べない不自由が隠される、フィールグッド・プログラムは自己慰撫、ソーシャル・デザイナーは衆愚政治にならぬよう情報操作によって巧妙に動員する必要がある、個人性を社会的に操縦することは社会にも個人にも有益、性表現の表現規制をゾーニングに置き換える、パットナム:イタリアの南北・同じ政策でも差異がある・信頼や規範やネットワークなど社会的関係性の違い・社会関係資本の蓄積の違い、フランス議会に有色人種は一人だけ・議員はすべて大金持ち、日本のマキャベリ荻生徂徠、ナナメの関係・役割存在の否定・狭いパターナリズムの不足・親よりも説得力が出る水谷先生、民主制を補完する良きものへのヘリテージ:アメリカの宗教的良心がNPO活動・ヨーロッパの地域共同体と階級文化・韓国の儒教主義・中国の血縁主義、脱共同体的存在の被差別部落化の問題、人を見て法を説く・素朴な者には素朴に接し不可能性を知る者には不可能性を知る者として接する、教育バウチャー制度は私学潰し・子どもの数に応じて資金援助、酒酔い運転の罰則強化・轢き逃げの罰則より重いため轢き逃げ事件による死者が続出、幸福はいかにして可能か⇒何をどこまで知るべきか⇒私たちは生涯をどのように過ごすべきか、フィールグッド・プロジェクト:幸福の代償として知る権利と情報選別の主体性の放棄を要求する」
3○△  ニッポン問題/宮台真司×宮崎哲弥/朝日新聞社/朝日文庫/2006「リベラルの宮台・コミュタリアンの宮崎、森達也のA2・アレフと監視小屋の住民が仲良くなる、日韓ワールドカップ・サッカーに合わない梅雨どき・アジア市場の開拓、アメリカは理念国家、日本には共同体的な思考停止がある、戦略的思考:最終目標を見定めそこから逆算して手段を合理的に制御、ヘリテージ:アメリカ⇒合衆国憲法修正10箇条・フランス⇒自由平等博愛・ドイツ⇒ロマン主義、安保基本法・国連決議が出兵条件と明記、憲法の九条13条矛盾問題、日本の新規参入障壁:不動産のデポジット10ヵ月・記者クラブ・取次店制度で新規出版社に取次手数料、ブッシュとライスは究極の大バカコンビ、菅直人・エイズ関連ファイル探索プロジェクトチーム創設すると資料が出てきた・人事権力、日本的組織は派閥や利権のため内部者には改革ができない・改革するマレビトとしてのゴーン、瀬戸内の護岸工事率100%、9条⇒日米安保⇒周辺事態法⇒有事法制、憲法は統治権力への市民からの命令・市民義務が規定していないのは当たり前、どの国の憲法も条文同士に矛盾がある・市民からの立法意思の表明、宗教法人が優遇税制で浮いたお金を選挙に回すのは税金で特定候補者わ支援するのと同じ、小泉内閣の予想は完全に外れ・瓦解も先細りもなし、社会システムのサブシステムとしての教育、福岡県立城南高校・知識から動機付けに力点を変える・国公立大学進学者が3倍に、佐伯の分かる教育理論は誤った心的モデルをつくる、結果平等で競争原理を否定し金持ち有利に、市民エリートの養成できないから階層格差が固定される、古谷実のヒミズ、実存の不条理を描くサリンジャー的と世界の不条理を描くアーヴィング的、どうして世界はこうなのかがどうして自分はこうなのかにすり替えられる、リベラリズム:立場を入れ替えても耐えられるか吟味する公正原則に固執する立場、コミュタリアニズム:自由に振る舞った帰結が自由であるための共同体的前提を壊すと言う逆接に敏感たろうとする立場」
3▼△  バックラッシュ!−なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?/宮台真司・上野千鶴子,他/双風舎/2006「日本の構造:知識人・亜インテリ・大衆、豊かな社会では人々の不安は共通しやすいが幸せは多様化する・不安のポピュリズムは効率がよい、ウェーバーの結果倫理と心情倫理・政治家に必要な結果倫理、猪口邦子:フリーターやニートは待ち組、鈴木謙介:右傾化の担い手は主に60代以上の男性、山田昌弘と原田曜平:近年の非婚化は専業主婦になりたい女性と女性を支えられない男性のミスマッチ、八木秀次、林道義、小谷野敦らの妄言、宮台真司:コミュニケーションの島宇宙化」
3△※  サイファ 覚醒せよ−世界の新解読バイブル/宮台真司・速水由紀子/筑摩書房/2000「多元的な帰属、ごっこ遊びと社会的理解、社会=コミュニケーション可能な総体、公共:異なる共同体との共生、キリスト教と公共、帰属対象:家族・社会・自己・世界、隣人愛とは敵を愛すこと、多元所属が生む自由、近代主義の不徹底、サイファ=暗号・世界の特異点、端的な=前提を欠いた偶発性」
3▼△  自由な新世紀・不自由なあなた/宮台真司/メディアファクトリー/2000真の自由の意味を知るべし! ニーチェ:意味がないから良き生を生きられないのではなく、良き生を生きられないから意味にすがる」    美しき少年の理由なき自殺/藤井誠二・宮台真司/メディアファクトリー/1999「宮台真司と自殺する人々」    戦争論妄想論/宮台真司,他/教育史料出版会/1999「小林よしのり戦争論へ」
3△▽▽ これが答えだ!−新世紀を生きるための100問100答/宮台真司/飛鳥新社/1998当たり前のことを力説。楽観的過ぎ。女性経験がすごい
3※   世紀末の作法−終ワリナキ日常ヲ生キル知恵/宮台真司/メディアファクトリー/1997「性文化、東大生など」    新世紀のリアル/宮台真司・藤井良樹・中森明夫/飛鳥新社/1997「社会学者、ルポライター、コラムニストの雑談」
3△※  透明な存在の不透明な悪意/宮台真司/春秋社/1997「精神世界の縮小による存在感の崩壊現象。神戸の少年殺人事件の社会背景」    まぼろしの郊外−成熟社会を生きる若者たちの行方/宮台真司/朝日新聞社/1997「無指向世界での生き方を探る」
4※   制服少女たちの選択/宮台真司/講談社/1994「社会適応方法で5種に人格分類。女子高生、郊外と都市の差、無神論者の宗教」
4※   権力の予期理論−了解を媒介にした作動形式/宮台真司/勁草書房/1989「権力は自由を要請し自由は権力を呼び寄せる、超越的審級・道徳など、目に見える権力は氷山の一角、期待形成権力:威嚇権力・報償権力・威嚇報償権力、権力的体験マトリックス、権力を服従者の予期的了解の内部で記述・予期理論的権力、交番ゲーム・先手と後手が交互に交替するゲーム、一回とは各々一回の行為選択でゲーム終了、ウェーバーの類型論、パーソンズのシステム論、ルーマンのコミュニケーション・メディア論:権力・愛・真理・貨幣、バーナードの権威受容説、人称的権力・奪人称的権力・汎人称的権力、原基的権力・準社会的権力・社会的権力、予期理論による社会理論の形成、社会システムは行為のシステムではなく行為を可能にするもののシステム・中核は予期の配列」
     ⇒ 宮台真司(みやだい・しんじ)1959〜。社会学。社会システム論。  
3▽   計算不可能性を設計する−ITアーキテクトの未来への挑戦/神成淳司×宮台真司/ウェイツ/2007「アフォーダンス理論・ハイデガーの"として構造"と"用在性"論、掲示板で煽っては鎮める実験をした宮台、専修学校の卒業生がエリート層として活躍する可能性、ハビトゥス:積み上げられた経験による性向や習慣、メタルが太いのがよく光ファイバーは細いのがよい・光は外膜で反射して進む・壁転送誤差が減る、システム:役割とマニュアル優位、生活世界:善意と自発性優位、視野・視座・視点の違い、視野:立場による考え方の違い、視座:時空間の範囲、視点:どこに注目するか、富山県のインターネット市民塾、授業の価値・人から人への感染する力に直接触れること、天才が統治する国家は民衆の資質を問わない、渋谷のビットバレー・NHKの存在、日本の成功した地方IT産業は富山のインテックと徳島のジャストシステムのみ、2020年のデジタルコンピュータの限界、教育とはアーキテクトによるパターナリズムの実践、計算不可能なものを計算的に設計する、NHK:ウェブ2.0のキーワードはSNSとウィキペディアとロングテール、ウェブ2.0の本質は主体の消失、古代ギリシアに始まる思想対立・主意主義/右と主知主義/左、いい社会なら人は幸せなら左、宮台真司は再配分主義的な右、マイクロソフト本社にはやばい技術者がたくさんいる、宗教:前提を欠いた偶発性を無害化して受容可能する機能的装置の総体、竹中平蔵関連のPR会社・IQが低くて経済的不満のない層を狙え、寂しいコンピュータ少年を恥ずかしいと感じる若い人に代替わりするとネトウヨは退潮する、法律文書リテラシー・法案を見て官僚の隠された意図がわかる市民エリート、アーキテクト:広義の情報環境」
     ⇒ 神成淳司(しんじょう・あつし)1971〜。コンピュータサイエンス、ITソリューション、システムの設計構築。  
2△   ルポ改憲潮流/斎藤貴男/岩波新書/2006「治安対策の手本のアメリカはヘイトクライムが蔓延、樋口陽一:憲法の基本は国家がしてはならないことを定める、浦部法穂:国家の本質は権力・住んでいる土地や共に暮らす人々への愛と国を愛する気持ちは別のこと・憲法は権力への縛り、パロティング:見出しだけを読んで鵜呑みにする、"歴史教育を考える会"や"つくる会"は小中学校教科書に従軍慰安婦が盛り込まれたのに対抗した生まれた、魚住レポートが週刊現代で発売・朝日のスクープは十分な裏付け、白虹事件:1918年大阪朝日新聞が取り潰し寸前に・米騒動の時の米についての報道禁止に関西新聞記者大会で内閣の責任を追及した、トップダウンの読売・官僚的な朝日、政治家の改正発言は必ずしも本気ではない、教科書の反米記述をアメリカ人に述べてもアメリカの悪口は世界中いつどこでもあるから気にしない」
2▽   ニッポン不公正社会/斎藤貴男・林信吾/平凡社新書/2006「富士通"社員が働かないから赤字"の前社長は電電公社総裁の息子、日本はずっと英米アジア支配の代理人、イギリスはいいところ・イギリス人がいなければ、現代の士農工商:正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイト、マスコミのタブー:菊と桜と鶴は扱うな・天皇制・自衛隊・創価学会、読売はナベツネと中曽根の関係、日経連の専務理事が送り込まれた産経、軍事裁判所を作る、朝日新聞:高学歴インテリ脳内の"庶民に対する王様の優しさ"、閉鎖的社会で文化的にまとまっていれば以心伝心文化は育つ・イギリスの田舎など」
2▽   希望の仕事論/斎藤貴男/平凡社新書/2004「整理解雇の4要件の立証は会社側、アメリカでは職種にランクがある・企画>財務>営業・職種ごとに入社、ゲマインシャフト共同社会・ゲゼルシャフト利益社会、ソフトのインベスティゲーターでパソコンの操作のすべてを記録、コンビニは年中無休24時間が義務付けも、セブンイレブンは青森秋田富山石川などにはない、コンビニロイヤリティー:米18%・セブンイレブン物件所有者で43-45%・物件本部所有で55-75%、特許取得は最短3年、MMRワクチンは子どものときしても効果が大人まで持続しない、被害者に賞状のようなものを送る厚生省、他国の文化は打破すべきリスク対象、病院へ売り込み・患者たちのボスを見つける、社長が妊娠していると契約破棄」
2※ ? 安心のファシズム−支配されたがる人びと/斉藤貴男/岩波新書/2004「元自衛隊右翼の活動家や新聞記者は非難せず、自動改札による交通弱者の排除、監視カメラがあると警察に頭を下げて歩くことになる? 2000年と2001年・従来無視していた事件をファイル化して犯罪件数を押し上げた、不安の基準自体の変化、PR会社がつけた民族浄化ethnic cleansingが勝負を決めた、小泉首相の学生時代の婦女暴行疑惑、2004年の日本はファシズムに多く尽くされつつある?」
2※ ? 「非国民」のすすめ/斉藤貴男/筑摩書房/2004論理の飛躍が重症。生活保守主義、イラク自衛隊派兵で確実に何十何百人の隊員が殺される? サミュエル・ジョンソン:愛国心はならず者の最後の逃げ場」
2▼※  機会不平等/斉藤貴男/文芸春秋/2000「アメリカの失敗した教育改革を後追いする日本、使用人にしかなれない子どもに教育は無駄という考え、セクハラOKの派遣スタッフ会社、テンプスタッフの容姿のABC評価、社会ダーウィニストが口にするノブレス・オブリージュ」
2※   プライバシー・クライシス/斉藤貴男/文春新書/1999「大蔵官僚中島義雄の脱税は追徴のみで放免・プロ野球2軍選手は選手生命も絶たれる、名簿市場は5兆円、電話番号通知の企業用途、プライバシーは侵害されず置き去りに、ICカード:CPUと8K-32KバイトのICメモリチップ内蔵、サラリーマンは納税義務者だが納税者ではない」
2△   カルト資本主義/斉藤貴男/文芸春秋/1997「カルトで社員支配を目指す役員たち。Nマシン、EMAモーター、大槻教授太鼓判の永久機関」
     ⇒ 斉藤貴男(さいとう・たかお)1958〜。ジャーナリスト、ノンフィクション作家、週間文春記者。  
1※   使えるレファ本150選/日垣隆/ちくま新書/2006「目上への電話・手紙には"お"をつけてよい、韓国ではテレビは個室ではなく居間のみにあるのが一般的」
1△   世間のウソ/日垣隆/新潮社新書/2005「世間を誤らせる構造的なウソ、宝くじに当たるよりその帰り道に車にひかれる確率の方が高い、宝くじ・総務省・当せん金付証票法、競馬・農林水産省と地方自治体・競馬法、パチンコ・警察庁・風営法、競輪・経済産業省・自転車競技法、競艇・国土交通省・モーターボート競争法、サッカーくじ・文部科学省・スポーツ振興投票実施法、オートレース・経済産業省・小型自動車競争法、抑鬱と不景気depression、乳牛と種牛以外は処分・オスが少なく遺伝的に単一化・特定のウイルスに弱い、戸籍は中国・台湾・韓国・北朝鮮・日本のみ、中国の700円の人身売買とカナダの170万の国際養子縁組は本質は同じ、殺人事件の男女比7:1・刑法犯では23:1、民事不介入の原則などない、学校改革は部活廃止から、アテネ五輪会場はガラガラ、中村俊輔は熱心な創価学会員、88.12.21のジャンボ墜落テロ・米国はシリアと断定もリビア、IAEAの核査察の予算の最大相手は日本、ファルージャの悲劇:米軍は700人の市民を焼き殺す、イラク主権委譲式典はすべて英語、04年6月28日イラク支配の管轄が国防総省から国務長官へ、首相アラウィは30年間イギリスの豪邸暮らし」
2▼△  現代日本の問題集/日垣隆/講談社現代新書/2004「全頭検査でなく解体処理せよ、犯罪で増えているのは強盗・殺人詐欺放火は増えていない、薬局の3割は薬剤師不在、出産ドキュメントの感想は知りたくないから? 無知だからでしょう?、日本は先進諸国で唯一開業率が廃業率を下回っている、中国人犯罪:殺人92年35件01年54件02年45件強盗92年95件02年372件:母数たる在日中国人数は?、酔っぱらいひき殺し天国日本、ブッシュ応援の英米メディアは東スポなみ、03/11/30米軍がサマラで女子供を含む54人射殺、04/03/31ファルージャ700人の市民を火炎放射で焼き殺す・90%が女性と子ども、クラスター爆弾は空中散布型地雷・犠牲者の多くは子ども、万景峰号の在日朝鮮人の荷物はノーチェック、アルコールや覚醒剤服用の犯罪に減刑するな、青山貞一の環境総合研究所の自作自演のダイオキシン産業、週刊読書人の原稿料は400字一枚当たり1300円、二極思考からの脱皮」    情報の「目利き」になる/日垣隆/ちくま新書/2002「ウェブサイトでのQ&A。3大新書を学生時代に読破、サイトは編集長が管理・ワンクッション置くと有益、15歳のとき弟を殺される、トップ屋梶山季之、20年前から原稿料は据え置き・実質1/20に、故人には氏をつけない」
1○   愛は科学で解けるのか/日垣隆/新潮OH!文庫/2000「山元大輔・榎本知郎・松井豊・松本元とのラジオ対談。ハエはオスが基本型、サルにもオーガズムがある、ゴリラ:子どもが他のオスに殺されるとボスの元をメスが去る、キスの段階で尽くしているのは男性、芸能人の自殺未遂と強い自己愛、恋愛の3つの型:ロマンティックなエロス型・熱中するマニア型・嫉妬の強いアガペ型」
3○   学問のヒント−「知」の最前線がわかる本/日垣隆/講談社現代新書/1997「血液型遺伝子・第9染色体・AとBの違いはアミノ酸配列の4つ・OはAから258番目のアミノ酸がグアニン一個欠損・インディオスは全員O型・アボリジニにB型なし、江戸の春画:男性から女性へのオーラルセックスはあっても逆がない、縄文人に武器なし、中学生の70%が"日本が第二次大戦で最も被害を受けた"」    「松代大本営」の真実/日垣隆/講談社現代新書/1994「足に鎖をつけられ野良着のまま連れてこられた朝鮮人」
     ⇒ 日垣隆(ひがき・たかし)1958〜。作家、ジャーナリスト、コピーライター。  
1△▽  日本型ポピュリズム/大嶽秀夫/中公新書/2003「小泉は破壊の政治家、TVでは目線を斜め上に話す、ポピュリズム:大衆迎合主義あるいはファシズム、権力者と金持ちvs無権力普通の庶民、利己的エリートvs有徳の市民の二元論対立、普通の人の側に立ちエリートに立ち向かうヒーロー、都市と農村でも人気、計算された弁舌と服装、200m手前でベンツを降りて高級ブランドからトレーナーに着替える、角栄と逆に身内に嫌われ知らない人に好かれる、父は利益民主主義・娘はポピュリズム政治の申し子、小選挙区導入を支援したTV番組、政治家に嫌なことを言わせるサンデーモーニング、言いたいことを言わせる報道2001」
     ⇒ 大嶽秀夫(おおたけ・ひでお)1943〜。政治課程論、法学。  
3△   希望格差社会/山田昌弘/筑摩書房/2004「教育のパイプラインシステム、ラッセル:マルクス主義はキリスト教義とそっくり、やる気の断絶、ニューエコノミーのマイナスが噴出した98年・自殺者の急増・離婚・できちゃった婚・児童虐待・不登校なども増加、職業的将来の見通しのない男性は結婚対象にならず犯罪のための犯罪へ・目的合理的な犯罪は外国人が目立つ、夢は現実生活を忘れるためにある・夢見る若者の不良債権化、25-34歳男性フルタイム労働者アメリカの学歴別年収万ドル70年⇒94年:大卒4.5⇒3.8・大学入学のみ4.0⇒2.8・高卒3.5⇒2.5・高卒未満3.1⇒2.0、少子化対策とガダルカナルの教訓」
2○▽  パラサイト・シングルの時代/山田昌弘/ちくま新書/1999「ラブホテルのある理由、夫婦の子ども数は変化なし、女性の階層意識は他人から投資量、やりがいとはよく思われる仕事、米国、北欧、日本の比較」
     ⇒ 山田昌弘(やまだ・まさひろ)1957〜。家族社会学、感情社会学。  
3    日本の論点2005/文藝春秋,編/文藝春秋/2004「中国の7.2%成長は社会不安を起こさない最低ライン」
3※   常識「日本の安全保障」/『日本の論点』編集部編/文春新書/2003「近代国家:国土・国民・政府・主権統治、ウェーバー:国家とは領域内部での正当な物理的暴力行使の独占を要求する人間共同体、金正日:朝鮮のない地球はいらない、ノドンの精度:2発発射で一発は都内に落ちる、北朝鮮:空軍は一年間・海軍は10ヶ月・陸軍と戦車兵は8ヶ月・一般兵は7ヶ月の訓練期間・残りは労働する、10年間で350時間の飛行時間、ソ連T34が現役、文世光事件に北朝鮮の関与、中年男性を拉致し工作員がなりすます"背乗り"、土台人・北にいる身内を利用して服従を要求される在日朝鮮人、徴兵制はロシアと中国・米英仏は志願制、海上自衛隊は毎金曜日はカレーの日・旧海軍以来の伝統、ミズーリでの調印までは停戦・終戦はサンフランシスコ講和条約の1952.4.28」
3○   常識「日本の論点」/『日本の論点』編集部,編/文春新書/2002「国際法の領域権原:先占・割譲・併合・征服・時効・添付・隣接性、津市地鎮祭訴訟・合憲、愛媛玉串料奉納・違憲、勝者の戦争犯罪:広島長崎・無差別爆撃・米軍の日本兵捕虜虐殺・旧ソ連の60万日本人捕虜の抑留と強制労働、ドイツは講和条約を締結していない・ナチス犯罪は謝罪もドイツ国家としての戦争責任は認めていない、パーキンソンの法則・役人の数はなすべき仕事の量に関係なく一定の割合で増加する、首都移転・ボン⇒ベルリンは成功・リオデジャネイロ⇒ブラジリアは失敗、誤報から生まれた近隣諸国条項、最大の少子化対策は労働時間の短縮、癌告知のケース・バイ・ケースは差別か、原発は出力が調整できない」
     ⇒ 日本の論点  
2△   国家意志のある「円」−ドル支配への反撃/石原慎太郎監修・一橋総合研究所/光文社/2000「日米通貨統合、払った税金以上のサービスを受けている?、公務員500万人だが関連職員を含めると多すぎる?、PFIの導入を、日本の輸出依存度は8.6%、米国も8.1%、米国国債を売却してアメリカ企業を買収せよ」
2▽   宣戦布告「NO」と言える日本経済−アメリカの金融奴隷からの解放/石原慎太郎・一橋総合研究所/光文社/1998「アメリカの官民複合体と対決せよ。対GDP純財政赤字残高は日本が少ない、アメリカは私的年金、住宅建設は無税に、世界初のデリバリティブは江戸時代の大阪堂島」
     ⇒ 石原慎太郎(いしはら・しんたろう)1954〜。東京都知事、参議院議員、作家。  
2※ ? 日本人論の方程式/杉本良夫,ロス・マオア/ちくま学芸文庫/1995/1982「日本人論のイデオロギー性の指摘、自分たちは特殊なので外国人とはコミュニケーションできないという確信 ⇒そう多くないし言語表現の練習が足りないだけ、菊文化と刀文化が別のグループである可能性、日本の環境汚染は世界に冠たるもの ⇒そうか?82年だから?、日本を単一に扱う傾向 ⇒単一の部分を探す学問だから当たり前、日本固有文化は外人にはわからないという確信 ⇒外国でも同じでは?、企業の大学別昇進率・東大京大は高くない・日本企業は厳しい競争社会 ⇒企業に入るときに選別されるんですけど?、アカデミズムとジャーナリズムの接点にジャーナリスティック・アカデミズム、理論命題は予測性を含んでいなければならず事実観察によって命題が否定できる形で提出されなければならない」
     ⇒ 杉本良夫(すぎもと・よしお)1939〜。社会学。  
2○ ? 日本の盛衰−近代百年から知価社会を展望する/堺屋太一/PHP新書/2002「社会の清潔さの低下?、昭和16年体制、第二次大戦後の発展は中東の大油田のため、大型大量高速への進歩は70年代に終了、新規事業率が低いのは金融のため、累進課税に反対、市場経済維持と保証機能のみの小さな政府に」
     ⇒ 堺屋太一(さかいや・たいち)1935〜。内閣特別顧問、経済企画庁長官、万博の企画、通産省。  
3※   歴代首相の経済政策全データ/草野厚/角川oneテーマ/2005「自衛目的の軍備の可能性を残すように憲法は修正された、対日援助18億ドル・対欧州128億ドル・対ドイツ36億ドル、27人の歴代首相はどのぐらい存続しどのようにして終焉したか、橋本内閣が中央省庁の再編していなければ小泉改革の大半はできなかった」
2    官僚組織の病理学/草野厚/ちくま新書/2001「日本官僚の危機管理、阪神淡路大震災や東海村臨界事故より」
3◎   テレビ報道の正しい見方/草野厚/PHP新書/2000「テレビニュースの放送局別比較研究。テレビのコメントは短く・テンポよく・わかりやすく、ドイツとイスラエルのトルコ地震への援助は人道でなく戦略、トルコの貿易・投資相手の一位はドイツ・ドイツの労働市場を支えるトルコ、ニュースステーションを支える"ハコモノ"=編集ニュース、ニュースJAPANは政府寄り・政策や政府の役割より背景の国際関係や政局に注目、ニュースステーションは争点は双方の意見を紹介・多面的、NES23の批判の強さ、森首相は天皇を中心とした神の国にアイデンティティーを覚えている、森首相の神の国発言の全文、民放キー局の編成:野党担当2名・外務省1名・その他政府機関3名、日栄ローンのテレビ報道は新聞より半年遅い・ニュース番組のスポンサーだったため、メディア検証機構による番組レイティング」
     ⇒ 草野厚(くさの・あつし)1947〜。政治学、日本外交論、政策過程論、国際関係論、政策学。      福沢諭吉/飯田鼎/中公新書/1984「アメリカ娘との写真、西洋事情・学問のすすめ・文明論之概略・福翁自伝・福翁百話・時事新報、朝鮮はアジア有数の金産国、朝鮮人民のためめにその国の滅亡を賀す」
     ⇒ 飯田鼎(いいだ・かなえ)1924〜。社会政策、日本経済史。  
1▽   家庭という病巣/豊田正義/新潮新書/2004「日本の刑法に近親姦への処罰規定がない、配偶者を所有物化するDV加害者、異常な支配欲・嫉妬心・妻への過剰な依存・歪んだ男らしさ願望・自尊感情の低さとコンプレックス」
     ⇒ 豊田正義(とよだ・まさよし)1966〜。ノンフィクション・ライター、家庭問題、犯罪。  
2○   若者が《社会的弱者》に転落する/宮本みち子/洋泉社新書/2002「欧米の若年ホームレス問題、子どもに役割がない国、奨学融資制度、インターンシップ」
     ⇒ 宮本みち子(みやもと・みちこ)1947〜。青年社会学、家族社会学、ライフコース論、社会学。  
1※   格差が遺伝する!−子どもの下流化を防ぐには/三浦展/宝島社新書/2007「小学校2〜6年生の子どもを持つ母親1443人にアンケート、親の学歴より所得が成績に相関、食べることが面倒くさい母親・成績低い、成績の悪い子どもは外で遊ばない、生活習慣の乱れは親の責任、勉強ができる子はおとなしいとイメージはなくなった、成績がよいと明るく健康に、きちんとした性格だと成績がよい、テレビゲームと成績は関係がない、父親の読書量と相関し母親の読書量と相関しない、成績のよい子どもの親に日経新聞の読者が多い、個室の有無は関係なし、エスカレーター式の子どもの母親は一芸の子どもを望む、教育再生会議の下村博文は塾経営者出身で塾予備校関係の後援組織がある、文化体験スクールを」
2▼△  下流社会−新たな階層集団の出現/三浦展/光文社新書/2005「下流:所得が低いだけでなく人生への意欲が低い、若い世代の価値観・生活・消費の変化について、ジニ係数:日0.322米0.368英0.345仏0.288独0.252、年収300万で暮らす本を書く森永の年収は3000万以上、市場が下流社会へ変化したのに中流社会ビジネスモデルで対応するから物が売れない、東京で一番美人が多い日本橋と二子玉川、今の時代結婚するのは"将来の希望のある人"と"何も考えずできちゃった婚する人"、成果主義の支持者:無能な上司を追放したい正社員・正社員との差別を減らしたい派遣社員、貯蓄額が500万以上と150万未満に分化、女性は結婚して上流と感じ男性は妻を専業主婦にして上流と感じる、下流を避ける生き方:若いうちは親元⇒結婚して夫婦二人暮らし⇒子どもができたら親元、20歳年下日本女子大卒東大名誉教授の娘と結婚した宮台真司、百マス計算学力向上の裏側:早寝早起き朝ご飯の指導、下流:インターネット・オタク・フジテレビ・自民党・手に職をつけて自分らしく生きる子ども、上流:アウトドア派・NHK・国際的に通用する子どもを育てる、学歴の高さ:自分の意見を人に説明する・よく知らない人と自然に会話する、日清食品の社長:年収700以上と400万以下に二極化する、丘の上には支配階級が住む、ジモティ:郊外という村で気楽に過ごしたい若者、下流対策:所得の低い階層の大学入試の合格点を下げる・東大と京大の学費を無料にする・一流大学の授業はインターネットでどこでも受けられるようにする」
2※▽  ファスト風土化する日本−郊外化とその病理/三浦展/洋泉社新書/2004「日本中総郊外化、都市の空洞化:その都市の歴史と共に生きてきた人々の精神も空洞化、郊外化と犯罪の誘発・警察はいち早く指摘、犯罪現場の近くにはジャスコ、新潟県のジャスコはほとんど24時間営業、大量生産品の増加が捜査を難しくする、国土行政のドン・下河辺淳・ふるさと創生一億円を発案、イギリス田園都市レッチワース・田園調布のモデル、年間消費支出・1富山市2福島市など地方都市が上位、地方には人生のモデルになる人間が見つからない、将来の職業生活イメージを子どもに持たせることが生きる力の土台に、アメリカの若者の海外旅行経験21%スウェーデン92%英独77%伊72%仏67%カナダ56%日本31%、藤田田"ひでえ奴は一日三食マクドナルドを食べる"」
     ⇒ 三浦展(みうら・あつし)1958〜。消費社会研究家、マーケティング・プランナー、三菱総合研究所、パルコ情報誌アクロス編集長。  
5△ ? 不平等社会日本/佐藤俊樹/中公新書/2000「お嬢さまは有名病院で産まれる、親の社会経済的地位が子に受け継がれる、努力する⇒努力は無意味⇒努力しない、カリスマ美容師は偉い」
     ⇒ 佐藤俊樹(さとう・としき)1963〜。SSM調査、比較社会学、日本社会論。  
3△ ?? カーニヴァル化する社会/鈴木謙介/講談社現代新書/2005「メールマガジンより、社会を動かす祭の原理、インターネットは単にお祭り騒ぎ、右傾化や戦後民主主義批判の傾向は的はずれ、子が親にたかる・甘えはニートの本質的問題ではない、ニートは国家財政の不良債権、若年層の就業問題・男性の年長世代が弱者の若者にたかる構図・その反発としてのニート・相互のたかりあい、良いフリーターと悪いフリーターの区別・良い監視と悪い監視の区別・先送りを生む危険、データベースとの往復運動で自足する自己、8/1-15で折り鶴14万羽、"いかにあるべきか"の前に"いかしてあるのか"を徹底して問うが社会学の学問のあり方、問題の所在点から書き始める、ネットの左翼右翼の比率を無視している、"いかにあるべきか"の前に"いかしてあるのか"を問うってそんなことはできないんですけど……道理で社会学には馬鹿な本が多いわけだ」
     ⇒ 鈴木謙介(すずき・けんすけ)1976〜。理論社会学。  
2  ? 好奇心と日本人−多重構造社会の理論/鶴見和子/講談社現代新書/1974「ザビエル:日本人の知識欲の旺盛さ、桑原武夫:世界の民族で好奇心が最強なのは日本人、サンソム:鉄砲を見て驚いた日本人・無関心だった中国人、ミルクを牛乳と呼んで笑われる? ⇒すいません先生はどういう世界に住んでいるんですか、日本語の外来語の取り込み主義は好奇心を示す ⇒単に言語構造を示しているだけです、ウィルバート・E・モア:社会とは緊張処理の体系である、朱印船が日本から持ち出した銀は全世界の生産量の3割から4割・日本の貿易上の地位の高さ、舞台の夕鶴のぞき見のシーンで沸き立つ日本人・反応しない中国人・好奇心を示す ⇒好奇心ではなく日本の上下関係の締め付けを示しています、民話の異類結婚譚:日本はのぞき見に・中国は見破りに重点あり ⇒これも好奇心でなく上下関係、漂流記に見る異国風物への好奇心」
     ⇒ 鶴見和子(つるみ・かずこ)1918〜。社会学。      竹中平蔵こそ証人喚問を/佐高信/七つ森書館/2010「一月一日に日本にいなければ住民税は請求されない、竹中平蔵の罪の履歴書、マクドナルドの未公開株の取得、日本の道路は時速100キロが限度なのにどうしてそれ以上のスピードを出せる車をつくるのか、みそぎ研修:伊勢神宮の五十鈴川にふんどし一つで入らせる、アメリカの郵政は国営なのに日本に郵政民営化を迫る、ニュージーランド郵政は民営化して外資に乗っ取られた・後に郵貯を国営に戻す、開放型企業ソニーとホンダ・閉鎖型企業トヨタと松下」
1※   お笑い創価学会−信じる者は救われない/佐高信・テリー伊藤/光文社/2000「池田大作はセックスシンボル」
1※ ?? タレント文化人100人斬り/佐高信/社会思想社-現代教養文庫/1998「長谷川慶太郎・ナベツネは元共産党、高市早苗:戦争当事者なので反省しないし求められるいわれもない、おしんはヤオハンの和田カツ・生長の家信者、反戦川柳の鶴彬、清水幾太郎・谷沢永一・西部邁・藤岡信勝は左からの転向者、ダイアナの最後の恋人は武器商人の縁者」
     ⇒ 佐高信(さたか・まこと)1945〜。評論家、高校教師。      新大久保とK-POP/鈴木妄想/マイコミ新書/2011「K-POP女子の増殖 K-POP人気捏造説はナンセンス・自分の知らない場所で盛り上がっていたのが表面化したもの テレビ雑誌なしで二万人動員・動画サイトの力 少女時代のスヨンは日本で活動してしたとき宿舎はBoAと同じ部屋 大久保一丁目では46%が外国人」
     ⇒ (すずき・もうそう)ブロガー、イベントオーガナイザー。
3    感動禁止!/八柏龍紀/ベスト新書/2006「事実を羅列し社会学の言葉に翻訳。学校の自由化は子どもの差別化、2ちゃんねるの不満の消費行動」
     ⇒ 八柏龍紀(やがしわ・たつのり)1953〜。歴史、社会哲学、現代史。  
2    職人技を見て歩く−人工心臓、トイレ、万年筆、五重塔/林光/光文社新書/2002「10人のモノ作りにインタビュー。五重塔は3億」
     ⇒ 林光(はやし・ひかる)1947〜。消費社会論、生活者動向予測、生活者価値観分析、団塊世代分析、自動車の文化と生活、美術史。      「在日」としてのコリアン/原尻英樹/講談社現代新書/1998「朝鮮に比べると日本の国民学校では差別されなかった・朝鮮の普通学校は軍事教練のよう、戦前の朝鮮人ヤクザは日本人相手でなく朝鮮人のみが相手、日本共産党に朝鮮人党員、日本人として生きぬくつもりだった力道山、倍達民族と呼ばれた朝鮮人、石原莞爾に心酔し特攻隊にも志願した大山倍達」
     ⇒ 原尻英樹(はらじり・ひでき)1958〜。文化人類学、教育人類学。  
2※  ■〈快楽消費〉する社会/堀内圭子/中公新書/2004「消費者行動学の概説と快楽消費による説明。、セルシのスカイダイビングの理由:最初は仲間の影響とスリルを求めマスメディアの影響も・次に楽しみに変化・上級者は自己効力感と心身没頭型、メーラビアンとラッセルの感情の構造の三つの次元:快楽と覚醒とドミナンス≒自己効力感、ブリッジェスの情動の分化、シトフスキー:欠乏充足の安楽とさらなる喜びや満足である快楽の区別」
     ⇒ 堀内圭子(ほりうち・けいこ)1966〜。消費者行動研究。  
1 ???? 常識の壁/菊池哲郎/中公新書ラクレ/2004無内容無根拠な受け狙い放言の羅列、経済について極限的に無知、こんなに無知でお馬鹿な人間が大新聞の論説委員とは‥‥‥常識の壁をうち破っています! 少子化と高齢化はめでたいこと、消費税の逆進性はおかしい? 政治家の放言は問題なし? デフレはいいこと?」
     ⇒ 菊池哲郎(きくち・てつろう)1948〜。毎日新聞社。  

●● 日本−文化 ●● 
3○※  日本文化論の系譜−『武士道』から『「甘え」の構造』まで/大久保喬樹/中公新書/2003「岡倉天心:おろかしさfoolishness=禅の大愚・書き言葉に信を置かない、折口信雄:貴種流離譚、柳田の合理思考・実証的な常民研究、折口:異界を幻視し起源や深層探り密教的性格、西田幾多郎:主体はそれが置かれている場があっての主体・その場に包含されその一部として機能する存在、和辻哲郎:人間を個ではなく他人との関係としてとらえる人間の学としての倫理学、風土:太平洋側と日本海側の違いが日本人の二重心性に・台風的忍従性、九鬼周造:いきの構造は精神上の父である天心への返書・母への鎮魂歌、媚態:無限に相手を追いかけさせてつかまることのない遊戯性、川端康成の日本文化論:自然との一体化・西洋の無とは異質な東洋の無、坂口安吾:実際の必要から生まれる実質的な美・運動選手の動作の美など、岡本太郎:縄文土器の造形は現代彫刻に匹敵する空間性の表現がある、丸山真男:日本の思想には対話がなく雑然とした集合・明確な個人主体の意識が希薄で与えられた状況を受身的に取り込む」
     ⇒ 大久保喬樹(おおくぼ・たかき)1946〜。比較文学、比較文化。  
3▼※  英語はこんなにニッポン語−言葉くらべと日本人論/ロビン・ギル/ちくま文庫/1989/1984「英語の一人称は国民性と関係なく文法構造の違い、"I"には自己の明確化や自己主張の感じはない・天気のItと同じ便宜上の存在、日本語のエゴイズムはegotism、大文字の一人称を持つのは英語だけ、英語の"わたし"も"あなた"も"人"も"皆"を含むyou・自他の距離をなし崩しにする、スウェーデンでは論文は一人称を一回でも使うと失格、fineは美しい・良い・細い、スポーツやゲームとして議論を楽しむ英米人、エリック・ホッファー:自由ならば人はお互いの真似をする、翻訳家が発明した日本語:〜ながら・から・ので・〜で・〜て、日本人の書く英語論文は接続詞がアメリカ人の2.5倍・論理の整った文という思い込み、英語を日本語に翻訳をすると和訳の方が論理的なこともしばしばある、オノ・ヨーコ:アメリカ人もイエスとノーがはっきりするということはない、ロビン・レイコフの英語における敬語と謙譲語、アメリカ人の働きかけ方式・日本人のわきまえ方式の敬語、英語は擬音そのものでできている・単語自身が太古の音を持つ、英語の群詞:schools of fish,flocks of birds, herds of bison、柳瀬尚紀訳のナンセンスの絵本、ネイティヴに確認しない翻訳者はクレイジーか無責任」
     ⇒ ロビン・ギル(Robin Gill)1951〜。米国。日本語、1979年より日本滞在。  
1△   日本の文化力が世界を幸せにする/日下公人・呉善花/PHP研究所/2004「韓国人は学んだことを人に教えない・担当者に引き継がない、勉強会が好きな日本人のお年寄り・死ぬまで勉強、アメリカ人なら社会福祉活動をする、乞食でないホームレスは日本のみ、雑誌や本を読むホームレスに驚く外国人、中国の面子消費、中国人:言うことと行うことが違うのは当たり前だが言うだけ言う、無意識に自然を擬人化する日本人・物や植物まで心を想定する」
1  ? 韓国人から見た北朝鮮/呉善花/PHP新書/2003「韓国では北朝鮮は核を持ってもよいが半数以上、本物の金日成は1937年36歳で没。日本人受けを狙って媚び過ぎ、歴史の知識と方法に無知過ぎ
2    韓国併合への道/呉善花/文春新書/2000「李朝は完璧な鎖国、人口1300万に兵士二千数百、李容九の一進会の日韓合邦運動」
1▼※  生活者の日本統治時代/呉善花/三交社/2000「日本人・韓国人へのインタビュー集、満州における中国人が朝鮮人を襲撃した万宝山事件、終戦時の日本人の先生は40%、創氏改名・法律的には希望者のみ・無言の圧力・改名しないものは不逞鮮人・官庁には就職できない、イギリス人のアイルランド語の禁止、個人や市民レベルの横暴はなく法制度の強制」
2  ? 「反日」を捨てる韓国/呉善花/PHP研究所/2000「世界の朝鮮民族は伝統文化を守る・在日は日本文化に、漢字概念語を固有語表現に換えても概念語にならない? ⇒中国語やドイツ語はほとんど固有語表現なんだが、ソウル大学1970年・図書館利用者2%・蔵書利用者はその2%、朱子学や陰陽の気学はハングルだけでは理解できない、韓国人は世界一読書率の低い、漢字語に圧倒されて固有語が死語になる、漢字復活と訓読みの導入を、漢字廃止で語彙の80%を喪失、音訓の二重性のため相互排除がない? ⇒言葉の淘汰とはそんな原理ではありません、48年済州島民間人死者は8万」
1△   私はいかにして〈日本信徒〉となったか/呉善花/PHP研究所/1999「親しき仲に礼儀なしの韓国人、友人に負担をかけないため簡単に相談しない日本人、家族が最上位の韓国人、日本人には人に経済的に助けるのは相手の上に立つ失礼な行為、日本人はみな天皇制主義者、韓国の"恨"と日本の"もののあわれ"、台湾と済州島のよく働く女たち、軍隊では非処女は不合格」
2  ?? 日本人を冒険する/呉善花/PHP文庫/2001/1997「帰らせてもらいますに驚く ⇒英語の丁寧語もこういう間接表現なんだが……、死なれると困ると言われる方が嬉しい? ⇒死ぬだと自殺みたいだからですよ、あなたにこられると困るは尊敬でもおかしくない? ⇒尊敬ならいらっしゃるといいますよ、日本は思想や文化を体系的でなく勝手につぎはぎして使う? ⇒他の文化も同じですが、カタカナ語の多さは日本特有? ⇒韓国語も中国語もあるし・英語ならラテン語とかで同じ現象があります、出版物点数は世界2位・人口比で1位・新聞雑誌携帯電話も世界一、総合商社は日本の発明、悪人正機説:善人はよい行いをするがそれは阿弥陀さまがすべての人を救うことを信じない不信心だから・そういうさかしらな意図のない悪人はなおさら救われやすい、仏教的無常観とあらゆる自然に魂をとらえる前アジア世界の感性、自然音を言語のように聞く日本人 ⇒言語が単母音で意味を持つためですよ、済州島の20代女性85.6%が結婚しなくてもよい・婚前セックスは78.7%、縄文時代に全土に統一的な文化形成があった?、日本人は古代からの連続性がないとわからない?」
2△   ワサビの日本人と唐辛子の韓国人/呉善花/祥伝社黄金文庫/2000/1997「ワサビは心臓に唐辛子は頭に血液が集まる、勝てと応援する韓国人・負けるなの日本人、94年青少年アンケート仲良くすべき国1日2米3中・手本とすべき国1日2独3米・警戒すべき国1日2米3北朝鮮、日本の悪人正機説、日本人の美意識は完成された姿より生成する動き、わび・さび、もののあわれ:命に限りある万物の移りゆくはかなさに触れて感動する心、木浦の日本人オモニ田内千鶴子、飲食サービスで働くのを見られるのは恥ずかしい? ⇒日本人も嫌がりますよ、93年国連人間開発報告書で1位は日本アメリカ7位韓国33位、日本人にはタクシーの運転手やビル清掃は低い階級と見ない? ⇒そんなことないですよ」
3    攘夷の韓国開国の日本/呉善花/文芸春秋/1996「日本神話の源流を考える旅。稲作の開始は日韓同時期、飛鳥仏を造った鞍作鳥は渡来系三世、済州島三女神が海を越えて日本に、百済に支配される6世紀までまで耽牟羅という独立国だった済州島、北九州の弥生時代の遺跡からオンドル」
2△   続・スカートの風−恨を楽しむ人びと/呉善花/角川文庫/1999/1991「韓国語はほとんど受身形を作らない、外国人が来たら自国の悪口を止める、キリスト教の普及はみじめな状態を喜び恨を楽しむ心に適合したから、韓国は青少年文化、小さな痛みでもすぐ口に出す、韓国近代文学の父李光洙、天皇の直接の謝罪で反日感情は解消する?、かつての日本の批判を口にしてから韓国を批判するうまくいく、天皇の謝罪・正面からの議論・バランスのある指摘、男に誘われたら女は断るもの、他人の前で妻を貶める言い方をする日本人、89年韓国は世界一の孤児輸出国、韓国の01年頃の適齢期男女は男が20%も多い、母親が子どもの犯罪を説得するのは理解できない?、韓国では不渡り手形を出すことは犯罪、ビジネスだけの付き合いは韓国人の頭にない、家族制度は会社制度に関係なく身分制度が関係?、金日成が金丸と会談したときパンマルだった、技術を卑しいものとし細々としたことを嫌う、スピーチにユーモアを交えてはならない、軍人の認識票2枚・一枚は遺族もう一枚は歯にかけるため」
1▽△  スカートの風−日本永住をめざす韓国の女たち/呉善花/三交社/1990「大都市の女ほど教育水準が低い、亡くなった人の戸籍を買う、強い他者への依頼心、離婚したら日本へ行け、軍隊入隊に処女テスト、喫茶店はキャバレーなみ、韓国のホステスに給料なし、女を抱かせるのが礼儀、韓国ホテルにシングルなし、チマパラム=スカートの風、人の話を聞いたら負け、ガリ勉は勤勉の賞賛、唐辛子は頭に血を・ワサビは心臓に、"あなたに死なれると困る"は理解し難い、歩く速度世界一ソウル、交通事故率世界一」
     ⇒ 呉善花(お・そんふあ)1956〜。グローバル・コミュニケーション・センター、英語、2005年日本に帰化。  
1○   四国遍路/辰濃和男/岩波新書/2001「言葉と巡礼や地元の人との出会い。出会ったときが別れ、トンネルは入口が大きく出口が小さい、鈴木大拙:吾らは石を生きものとして見る」
     ⇒ 辰濃和男(たつの・かずお)1930〜。記者。  
2▽   満蒙開拓青少年義勇軍/上笙一郎/中公新書/1973「支那戦線へは予備役・後備役の兵士を大量招集して戦線へ送り出した・精鋭の関東軍は対ソ連に動かせない、加藤完治の精神主義、天地返しから北海道農法へ、関東軍は撤退時に橋を破壊して開拓団を置き去りに、全滅した来民開拓団と東京開拓団」
     ⇒ 上笙一郎(かみ・しょういちろう)1933〜。児童文学評論、児童文化研究。  
2△   暮らしの中の太平洋戦争/山中恒/岩波新書/1989「戦時標語の傑作・欲シガリマセン勝ツマデハ・5年生の作・でなく父親の天理教布教師の作、自分の意志で結婚できるのは男30女25以上・それ以下は親の同意が必要、水に浸して揉まない洗濯が必要なステープル・ファイバー、オーストラリアとインドを占領するまで衣料切符で我慢、38年2月台北へ中国機が空襲・38年5月熊本宮崎に中国軍機がビラをまく、闇価格と公定価格の倍率:砂糖38-45倍・配給米33倍、爆撃に焼夷弾と通常弾を混ぜる・焼夷弾を消火させないため、国鉄の駅員はほとんど女子、著者の主観の押しつけにいまいちついていけない・作家ならもっとうまい描き方があるだろうに」
     ⇒ 山中恒(やまなか・ひさし)1931〜。児童読物作家。  
3※   ヤクザの文化人類学/ヤコブ・ラズ/高井宏子/岩波現代文庫/2002/1996「仏教:あらゆる苦悩の原因は"私それ自体"という幻想、山口組組長田岡一雄の息子満はヤクザ映画の製作者、大衆芸能の送り手は興行師という名のヤクザ、ヤクザの人権を守り戦う雑誌"限りなき前進"、見栄を張れば相手も一目置く・義理は本来顔を出すこと・男の見栄の大切さ・見栄を張るとき深読みしない、一力一家事件:警察が市民運動をでっち上げ先棒や自警団を育てマスメディアが加担・住民側の脅迫行為は無視」
     ⇒ ヤコブ・ラズ(Jacob Raz)1944〜。イスラエル。日本文化論、文化人類学、日本の演劇、民俗芸能、大道芸、日本文学の翻訳、禅。  
3※   偏見の構造−日本人の人種観/我妻洋・米山俊直/NHKブックス/1967「日本人の人種イメージの歴史と現状」
     ⇒ 我妻洋(わがつま・ひろし)1927〜。心理人類学。  
2※   皇軍兵士の日常生活/一ノ瀬俊也/講談社現代新書/2009「平時は四人に一人が軍隊に行く、丸山真男をひっぱたける可能性は低い・軍隊でも学歴で差がある、いつ故郷に帰れるかわからないと軍紀は低下、階級が上でも年次の古いものには頭が上がらない、私的制裁で軍隊は強くならない・要領をよくするだけ・真に強い兵隊は上下の信頼関係による、古年兵の自慢話は民衆の財産や生命を奪う話ばかり、公的扶助の受給者は選挙権を剥奪、召集がいつ来るかはわかる、戦場からの軍事郵便より国民からの手紙は15%少ない、検閲は常に厳格とは限らない・虐殺行為を報告した手紙も・ただし結論は敗戦国になるな、食料の足らない軍でなぜ残飯が出るか・体格の劣るものが食べ残す・初年兵が古年兵に遠慮して残す、兵士の食料は完全に平等・体が小さかったものが生き延びた、国定忠治式親分子分式の団結は不可、兵が食料を盗むと裁判抜きで死刑・将校が自決するかは本人の倫理観次第、ポンコロリと一発の弾丸で死んでも勇敢な戦死として作文して遺族へ報告・日露戦争時、遺骨がないときは他人の骨をもらうことに、軍隊の組織は相互監視によって成り立っていた」
2※   明治・大正・昭和 軍隊マニュアル/一ノ瀬俊也/光文社新書/2004「徴兵にまつわる決まり言葉、日英同盟があってもイギリスも敵視、日清戦争初頭上陸した旅順で軍民数千名虐殺、軍事救護法で留守家族に支給・不名誉を嫌がって申請しない家族も、合理的勝利の日露戦争が精神主義の教訓に変化、大陸帰還兵・亡国の民中国人の悲惨さを語る・戦争は勝利あるのみを確信、軍の兵士に対する強烈な不信感、軍隊は体罰があるが我慢して出世するのが賢い、悪いのは蒋介石の軍隊で善良なる支那の民衆は保護という図式」
     ⇒ 一ノ瀬俊也(いちのせ・としや)1971〜。比較社会文化。  
1▽   大学の話をしましょうか/森博嗣/中公新書ラクレ/2005「大人の仕事は合理化効率化されて楽?、人間の知的能力は問題に答えることでなく問題を見つけること、研究に費やせる時間:助手9割・助教授4割・教授1割以下、権力闘争は教授の仕事で助教授は関係がない、科学研究費の請求はいつも8割しかもらえない・必要のないものも書いて余分に請求する・一円まで使い切るためクリップやファイルの紐を買う、古い機械を捨てるとき金槌で壊し写真を撮る、博士課程の学生はほとんど留学生、10あるのに1だけ書くのが論文・1しかないもので10書くのが小説、いろいろな人物になって文章を読める人が文章が上手な人、仕事は研究4教育1雑事5、小中学校の先生の給料は3倍に、みなが反対する真実を研究するためにも資金提供を受けていない立場が必要」
     ⇒ 森博嗣(もり・ひろし)1957〜。建築学、ミステリィ作家。  
1▽   世界が見ている「ニッポン」という国/日商岩井トレードピア編集部,編/KAWADE夢新書/1996「日本はどう理解されているか」
     ⇒ 日商岩井トレードピア編集部  
2※   アジア人留学生の壁/栖原暁/NHKブックス/1996「保証人制度の問題・金儲けの職業保証人の存在、在留の身元保証人は実体のない名義だけ、保証人がないと社会保障が受けられない、日本語学校の質が低すぎ・学費が高い」
     ⇒ 栖原暁(すはら・さとる)1948〜。留学生相談室長。  
2△△  信じる者は救われない−官僚のホンネとマスメディアの嘘/黒井尚志/フォレスト出版/1998「新聞やテレビの記者は資料を読まない、ニュース原稿も官僚の要約の読み上げが多数、流通機構の複雑さが物価を抑えている、モノを作らない国は輸入体質に、ロシアは国内必要量の三倍の小麦が生産できる・93年大凶作でも需要の2倍、金利を上げると景気がよくなる? 年寄りは食料しか買わない、研究者数(万):日75中134米95独30韓9、外国に支配を受けなかった国・日本とデンマーク? GDP輸出依存度%:米8英22独21仏19韓25タイ47日9、金融査察官800人・米国は5000人、日本の一人当たり公務員数は米国の半分・独の6割、道路舗装率はデタラメ」
     ⇒ 黒井尚志(くろい・ひさし)1952〜。フリージャーナリスト、農業、産業廃棄物、経済、モータースポーツ。  
1♪   「ニッポン社会」入門−英国人記者の抱腹レポート/コリン・ジョイス/谷岡健彦/生活人新書/2006「大きな集団の悪事に寛容な日本人、今度はなぜ今ではないのか、イギリスと日本は似ているという日本人・イギリス人には皆無、口汚い英国人fuckを強調の言葉として気軽に使う、大きすぎる日本のテレビのCMの音量・イギリスでは不許可、ウスターソースのウスターはイギリスの町、嘘をついていることをおおっぴらに認めるのは日本人ぐらい、ダーウィンは自分を砂浜で戯れる少年と言った」
     ⇒ コリン・ジョイス(Colin Joyce)1970〜。英。記者。  
1▽   東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ/遥洋子/筑摩書房/1999「息を吸う瞬間に話を遮る、発見なければ研究ではない、ジェンダー=肉体的差異に意味を付加する知、マスコミでは笑いと好感度が必要」
     ⇒ 遥洋子(はるか・ようこ)タレント。  
1△   夫と妻/永六輔/岩波新書/2000「六輔辻説法、辛淑玉、中山千夏、淡谷のり子。めおと=女男、」
1    芸人/永六輔/岩波新書/1997「芸人の言葉、三波春夫との対談。佐川急便の飛脚はナンバ歩き、もののけ姫は制作費より宣伝費が高い」
1▽   商人(あきんど)/永六輔/岩波新書/1998「入口で待たせてもテーブルで待たせるな、信楽焼の狸は前金の要求」
1    二度目の大往生/永六輔/岩波新書/1995「死に関する言葉、宗教について」
1    大往生/永六輔/岩波新書/1994「死に関する無名人語録、対談」
     ⇒ 永六輔(永孝雄、えい・ろくすけ)1933〜。放送作家、作詞家、司会者、仏教、“上を向いて歩こう”の作詞者。  
1♪   お役所の掟−ぶっとび「霞が関」事情/宮本政於/講談社/1993
     ⇒ 宮本政於(みやもと・まさお)1948〜。厚生省検疫課長、精神分析、神経科。  
3    反骨のジャーナリスト/鎌田慧/岩波新書/2002「近現代日本のジャーナリス列伝」
2▽   ドキュメント屠場/鎌田慧/岩波新書/1998「サクラ肉の語源、屠殺場のような〜は差別表現」
     ⇒ 鎌田慧(かまた・さとし)1938〜。フリーのルポライター。労働問題、差別問題。  
1▽   わたし、女性管理職です。/脇田直枝,編/学陽書房/1986「女性管理職の半生。女王蜂シンドローム、リーダーシップとは後姿で示すこと」
     ⇒ 脇田直枝(わきた・なおえ)電通EYE専務取締役。  
3※  ■ザ・風俗嬢/別冊宝島編集部,編/宝島社文庫/1999/1997「インタビュー中心に小難しい話も。ホストクラブは縦社会」
     ⇒ 別冊宝島編集部  
1▽  ■ホームレス日記「人生すっとんとん」/福沢安夫/小学館文庫/2000「元証券マンが絵描きホームレスに。大黒柱のてっぺんには食用油が満たしてある、正露丸は必需品、マグロ:酔っぱらいから身ぐるみをはぐはくベンチに寝込んだ7分後」
     ⇒ 福沢安夫(ふくざわ・やすお)1941〜2000。ホームレス、家電営業、証券会社。  
1※   日本を貶めた10人の売国政治家/小林よしのり/幻冬舎新書/2009「大平正芳:これは歴史が審判を下すことで私がどうこう言うことではない、戦後も総理は靖国参拝していた・A級戦犯合祀後も、離島の救急医療を担当する航空自衛隊は殉職者が多い、自衛隊出動を嫌った村山、対米追随派の大蔵族の小泉、中曽根参拝は、現職・終戦の日として初、起訴猶予は訴追を必要としないだけで犯罪は成立、When President Clinton came to see him, Mori said "Who are you?" instead of "How 、are you?" Bill thought it was a kind of joke, so he said, "I'm Hilary's husband.、" Mori said, "Me, too." 」
     ⇒ 小林よしのり(こばやし・よしのり)1953〜。漫画家。
3○   女の部下を叱れない/金子雅臣/築地書館/1995
     ⇒ 金子雅臣(かねこ・まさおみ)1943〜。労働経済局労政部計画課。  
1▽   債権回収の現場/岡崎昂裕/角川oneテーマ21/2002「クレジット会社の回収話。営業は同業者を敵視するが管理は仲間に」
     ⇒ 岡崎昂裕(おかざき・たかひろ)1960〜。債権管理回収、調査会社、小説。      殺人率/宮崎学+大谷昭宏/太田出版/2004ただの雑談。家永三郎はSMの好事家、2001年に一番人殺しをしたのは50代、77年人口都市集中と核家族化の停止・76年大学進学率上昇の停止、ヤクザの75%が在日と部落、ホー・チミンもポルポトもフランス共産党員、日栄事件は裏で株の空売り・グリコ森永事件も」
1△   地下経済/宮崎学/青春新書/2002「中国マフィアの跋扈と暴力団対策法、二台で一台の車を作るニコイチ、政治家は官僚と財界の召使い、旧郵政省の橋本派から旧大蔵省の小泉系へ利権移転するのが郵政民営化、田中角栄はアメリカの盗聴法でつぶされた、中坊公平は国家側へ転向した」
     ⇒ 宮崎学(みやざき・まなぶ)1945〜。週刊誌記者、やくざ組長の息子。  
1※   ビートたけし巨頭対談/ビートたけし/新潮社/2003「対談集。羽生:駒の姿が気に入らない・最後の場面を決めて読む・専用スーパーコンピュータ500台でチェス名人打倒・銀をよく使う・女流トップが初段ぐらい・女性は貯蓄したがる・一手30時間将棋、金田:野球は高校から、核抑止は相手に恐怖感のない国では無意味」
     ⇒ ビートたけし  
2△   靖国の戦後史/田中伸尚/岩波新書/2002対中韓外交問題ではなくあくまでも政教分離の問題。戦後の死亡自衛官の合祀、自治会神道、玉串料金公金支出、国家が戦死者が抱え込むのは是か非か」
     ⇒ 田中伸尚(たなか・のぶまさ)1941〜。ノンフィクション・ライター、朝日新聞。  
2※   少年犯罪実名報道/高山文彦,編著/文春新書/2002「68人の弁護士、"少年"を利用した政治的運動、憲法21条表現の自由vs.13条基本的人権、人権擁護法案の犯罪行為者の親族に取材禁止はルポタージュが成立しない、犯罪に至るまでの経緯・犯人の経歴・性格を詳細報道すべき公共性、永山則夫との比較」
1▽   霞が関 影の権力者たち/高山文彦/講談社/1996「A⇒B⇒C⇒Dと命令に階層をつけてぼやかし責任が生じないように指示する、常任理事国の秘密会議に参加することで外交力が強くなる、お役所の横並びの不文律、雅子妃は外務省から天皇家へ嫁いだ花嫁、影の総理・官房副長官」
     ⇒ 高山文彦(たかやま・ふみひこ)1958〜。ノンフィクション作家。  
1○   ものいわぬ農民/大牟羅良/岩波新書/1958「世間体ですべて決める、結婚相手も世間が決める、母親より婆さんに育てられる子どもが多い」
     ⇒ 大牟羅良(おおむら・りょう)1909〜。岩手の保健の編集、古着の行商、代用教員。  
3○   農林族/中村靖彦/文春新書/2000「OBを年1千万の人件費を払って受け入れないと公共事業に入札できない、農道の総延長は一般道の2倍以上、自然回復型の公共事業を」
     ⇒ 中村靖彦(なかむら・やすひこ)1935〜。NHK、良い食材を伝える会。  
2※   奇跡を起こした村のはなし/吉岡忍/ちくまプリマー新書/2005「中央の役人には村長必ず自ら見送りする、該当する補助制度がないと調べ尽くす、豪雪・出稼ぎ・二度の大水害・スキー場・青年の村の実験・ニジマス養殖・畜産・リゾートホテル・炭焼き小屋、海外研修3日茫然3週間ノイローゼ気味3ヵ月で面白くなる、連続12期・48年間の伊藤孝二郎黒川村村長」
     ⇒ 吉岡忍(よしおか・しのぶ)1948〜。ノンフィクション作家。  
1※   ジャンクビジネス/田中映次・大寺明/早月堂書房/2005「路上の商売一覧。アルミ缶は一つ当たり1円、アルミ缶リサイクル率%:スイス91・フィンランド91・スウェーデン86・ノルウェー85・日本80、ホームレスのなわばり争いで死者」
     ⇒ 田中映次(たなか・えいじ)1967〜。ライター。  
3△ ? 壊れる日本人−ケータイ・ネット依存症への告別/柳田邦男/新潮社/2005「新潮45の連載より、ゲーム脳に肯定的・幼児期に毎日テレビゲームに浸るのはよくない、科学的な証明が必要だというのは形式論で現実として無茶苦茶?、学校や電車で若者にモラルがないのは自宅の感覚だから、女の子は母親に連れられるから方向感覚が鍛えられず方向音痴、西洋の科学・合理・効率主義の歪み・あいまい文化を見なおす、凶悪犯罪の低年齢化、2歳までのテレビ視聴を控える」
     ⇒ 柳田邦男(やなぎだ・くにお)1936〜。ノンフィクション作家、NHK記者。  
3△ ? 天晴れ!筑紫哲也NEWS23/中宮崇/文春新書/2006「自称日本で最も信頼のおける国際派のテレビジャーナリスト筑紫哲也、元帥は朝鮮語でお父さん、女性国際戦犯法廷に多くの北朝鮮工作員が参加 ⇒しかし北朝鮮サイドを外すのも難しいように思う、重慶は特別都市で人口最大人当たりGDPは上海の1/5以下犯罪も最も多い、世界の対人地雷の約半分は中国所有・世界で使用されているのも安価な中国製、ホワイトバンド運動・製品は中国製、韓国のKTXは開業前から多くの死傷者 ⇒乗客の死傷者と錯覚させるレトリックか、日本人留学生暴行事件で留学生たちは中国が嫌いになった ⇒被害者本人はそれでも中国が好きといっているが、都合の悪いニュースはすべてスルー、リコール隠しを報道せず・三菱グループはNEW23のスポンサー、イラク人は発言するより早くでる日本語字幕の謎 ⇒念力でなくパターンを作って用意したのでしょう」
     ⇒ 中宮崇(なかみや・たかし)1970〜。プロ2ちゃんねらー、経済学。  
1△   戦争を知らない人のための 靖国問題/上坂冬子/文春新書/2006「細木数子も支持する首相の靖国参拝、中国での秦檜の像への扱い ⇒日本でもかつて足利尊氏の墓が同じ扱いを受けていた・結局経済から来る精神的余裕の問題、国立追悼施設を作るなら硫黄島の摺鉢山の山頂に」
     ⇒ 上坂冬子(うえさか・ふゆこ)1930〜。ノンフィクション作家。      NOVA商法の魔力/久慈力/彩流社/2003「NOVAのチケット消化率は30%、家にいる外国人のビザのための会社に始まる」
     ⇒ 久慈力(くじ・つとむ)1949〜。ノンフィクション作家、住民運動家。      東電OL殺人事件/佐野眞一/新潮社/2000「昼は美人エリートOL・夜は売春婦、奇行:立ち小便・電車で菓子を食べ散らかす・コンビニでの逆両替、ネパール比人への警察の思い込み操作と暴力」
     ⇒ 佐野眞一(さの・しんいち)1947〜。ノンフィクション作家。  
1△ ?? なぜフェミニズムは没落したのか/二宮和子/中公新書ラクレ/2004「アンアンを後から開かせる女、日本のメディアは言える立場を手に入れたもん勝ち、フェミニズムと林真理子に体現されるフェミニズムのようなものとの溝、学者の就業規則:徒党を組む・子分を作る、普通の男の本音は買春も強姦すらとがめるつもりはない? ○○がしたいという素直な欲求の肯定を、小泉は見栄を張りたいから自衛隊を派遣する? 男は強姦と人殺しが大好き? 自分の周囲とメディアしか世界を知らないのか?
1  ?? 若者はなぜ怒らなくなったのか−団塊と団塊ジュニアの溝/荷宮和子/中公新書ラクレ/2003「現代人の欲求は頑張らずに成功したい・理由もなく人を殺してみたい?、舞台のハプニングで笑いをこらえなくなった観客、物事を一面的に見ることしかできない人間とは関わり合いたくない、インターネット=見知らぬ人に一方的に書き込み出来るツール、ネット論争の不毛さ」
1  ??? 声に出して読めないネット掲示板/荷宮和子/中公新書ラクレ/2003無知と偏見と妄想による反戦アピール+2ch閲覧感想記。貧乏人という悪口がない? 2chちゃんはテレビと同じ? 2ch用語は自由に使える? 反戦=非国民のムード? 人間型ロボットは兵隊へ? 靖国参拝は戦争賛成? 品のない言葉は男が平気で口にする? 日本人の男子は戦争人殺しが大好き? 自衛隊は他国に謝ることをする? 差別の高低と身分階層化収入格差の固定がシンクロ、しない善よりする偽善、吉野家テンプレは文才があるなあ‥‥‥
     ⇒ 荷宮和子(にみや・かずこ)1963〜。文筆家、女子供文化評論家、男性蔑視主義者、2ちゃんとテレビの見過ぎで脳が劣化してる? メディアに脳が汚染されてます……  
3※   論争・道路特定財源/中公新書ラクレ編集部,編/中公新書ラクレ/2001「環状道路整備率:東京20%パリ74%ロンドン99%、炭素税は成功すればするほど税収が減る、需要回復の国民の安心感:厚生福祉の投資比率が7%」
     ⇒ 中公新書ラクレ編集部      「モテ」の構造−若者は何をモテないと見ているのか/鈴木由加里/平凡社新書/2008「他人の視線をどう受け止めてそれにどう応えるかが普通ともてないの境目」
     ⇒ 鈴木由加里(すずき・ゆかり)1965〜。フランス文学、現代文化論。  
2    日本人の行動様式/荒木博之/講談社現代新書/1973「石田英一郎の遊牧対農耕」
     ⇒ 荒木博之(あらき・ひろゆき)19〜。。  
3    日本人の仲間意識/米山俊直/講談社現代新書/1976「英国の世間意識・Mrs.Grundyは何というだろう、血縁と大小で世間・同胞・仲間・身内、家族構成主義、頼りになる集団は一つ、税務署には著述業、2つ以上に属する中国人、東京がタテ型・関西はヨコ型、電話活用のコツは相手と知り合いであること、お役所仕事=レッドテープ、アメリカで家族のプライベートをさらす付き合いが強要される、男らしさ女らしさは外来西洋文明・日本文化は性差が少ない」
     ⇒ 米山俊直(よねやま・としなお)1930〜。文化人類学、農林経済学。      上方学−知ってはりますか、上方の歴史とパワー/福井栄一/PHP文庫/2003「上方の歴史と文化。万葉集の梅ひいき、人形ぶりのムーン・ウォーク」
     ⇒ 福井栄一(ふくい・えいいち)上方文化評論、舞踊学、笑い学。      果てしなく美しい日本/ドナルド・キーン/足立康/講談社学術文庫/2002/1958「原題は"Living Japan"、江戸時代のドイツ人・山オランダ、鎖国はオランダ語の訳語、宣教師:作法・秩序・清潔さ・用具は世界一だ・同時のヨーロッパ人は手づかみで食べた、1705年イルクーツクの日本語学校」
     ⇒ ドナルド・キーン(Donald Keene)1922〜。東洋学。      サンカと三角寛/礫川全次/平凡社新書/2005「サンカ研究者たちの話。山窩・漂白非人、ひとのみち・エロ宗教、ひとのみち文士・三角寛・吉川英治、ひとのみちとサンカの共通点・三角がサンカ社会へ持ち込んだ」
     ⇒ 礫川全次(こいしかわ・ぜんじ)1949〜。ノンフィクションライター、歴史民俗学。      モチの文化誌−日本人のハレの食生活/阪本寧男/中公新書/1989「アジアのウルチ性穀物とモチ性穀物の分布、モチ文化は東アジアの照葉樹林文化と一致、センニンコクの由来」
     ⇒ 阪本寧男(さかもと・さだお)1930〜。栽培植物起源学、民族植物学。      外国人による日本論の名著/佐伯彰一・芳賀徹,編/中公新書/1987「武士は有能でも上司の前では無能な顔つきをしなければならない、敬語の複雑さ・軽蔑と侮辱への敏感さ・自負心、欧米への崇拝と中国への侮辱、中国の4悪・唐の汗顔・宋の纏足・明の八股文・清の阿片、菊と刀:立場を重んじ状況に相応しい行動をする」
     ⇒ 佐伯彰一(さえき・しょういち)1922〜。アメリカ文学、日本文学。  
3  ?? 靖国神社と日本人/小堀桂一郎/PHP新書/1998「戦後民主主義の日本人は賤しくて醜い? 太平洋戦争との呼び替えはアメリカ中心にするため、靖国神社の儀式祭典は宗教活動とは言えない? 戦争犯罪による刑死者は戦死扱いすべき? 昭和57年の教科書検定誤報事件、亡国的事態? 国事殉難者の霊に公的行事として儀礼しないと文明国らしからぬ忘恩国家? 政教分離規定自体が国体に違背している? 靖国神社に国民道徳涵養の教育意義がある? 仙台高裁の裁判長は心が疚しかったので辞職した?」
     ⇒ 小堀桂一郎(こほり・けいいちろう)1933〜。比較文化論、日本思想史。  
3  ? 日本人の表現力と個性/熊倉千之/中公新書/1990「教室の私語は根回し、欧米人はものを左から右に見る」
     ⇒ 熊倉千之(くまくら・ちゆき)1936〜。日本文学。  
3  ? 日本人とユダヤ人/イザヤ・ベンダサン/山本書店/1970「日本とパレスチナ比較。家畜小屋は卑しくない、人間学があり神学のない日本教、草枕を読め、人の世を作るのは人、人神関係は養子関係、日本人の政治性とユダヤ人の政治的無能、ユダヤ人はずっとパレスチナにいた」
     ⇒ イザヤ・ベンダサン(Isaiah BenDasan・山本七平)1918〜。日本人による仮想ユダヤ人。  
2    日露戦争に投資した男−ユダヤ人銀行家の日記/田畑則重/新潮新書/2005「日露戦争は第0次世界大戦、陸軍10個師団に匹敵した明石の破壊工作、全米ユダヤ人協会会長シフ・ユダヤ同胞に圧政をひくロシアに打撃」
     ⇒ 田畑則重(たばた・のりしげ)1949〜。編集者。  
2    「常識」の研究/山本七平/日本経済新聞社/1981単なる社会感想文、研究とはねえ‥‥‥。アメリカは悪くなっている?」
     ⇒ 山本七平(やまもと・しちへい)1921〜。山本書店主、評論家。  
3   ■物語 大江戸牢屋敷/中嶋繁雄/文春新書/2001
     ⇒ 中嶋繁雄(なかじま・しげお)1929〜。歴史ノンフィクション。  
4    小説の研究/川端康成/講談社学術文庫/1977/1936
     ⇒ 川端康成(かわばた・やすなり)1899〜1972。作家。  
1    女性はどう学んできたか−卑弥呼から江戸庶民の女まで/杉本苑子/集英社新書/1999「日本女性史。同父同母の兄弟にして愛人の中大兄と間人皇后、則天武后を学んだ光明子、清少納言の父清原元輔はコメディアン、紫式部は清少納言が嫌い、江戸時代の識字率は世界一」
     ⇒ 杉本苑子(すぎもと・そのこ)1925〜。作家。  

●● 国語学 ●● 
2▽※  音声・音韻探究法−シリーズ〈日本語探究法3〉/湯澤質幸・松崎寛/朝倉書店/2004「六月中はロッガッチュー、合唱団に入るとガ行鼻濁音を指導される、美しい言語とは権力者の言語のこと、最もオノマトペが多い言語は韓国語・8000種・朝鮮語象徴語辞典、英語の擬態語・fl-はピラッ・gl-はキラッ・sh-はシャッ、濁音:鋭軽小美弱精・清音:鈍重大汚強粗、日本語の弾き音のラ行は英語ではtやdの異音、日本語の"イリ"を聞いたアメリカ人は7割はidiと表記する、江戸文学をエロ文学と発音、ヒンディー語の有声無声有気無気の対立:pal世話をする・phalナイフの刃・bal髪・bhalひたい、英語の語頭破裂音は有気音・pieはph、1600年頃のハ行はファフィフフェフォ・ただし英語のfではなく両唇摩擦音Φ、唐代の音変化・頭子音の有声子音が無声化、日本語の拍感覚がリエゾンを防ぐ、世界不思議発見の発音はhakkem!・口を閉じている、5母音体系は世界でも標準的、万葉仮名:ゑヰヱヲがあり拗音撥音促音がない、古代は8母音、現代日本語で最も同音語が多いコーショー、アクセント平板化現象・なじみを感じるものは平板化する、韓国語や茨城弁は無アクセントの平板な言語、音声分析ソフトSpeech Analyzerは無料公開」
     ⇒ 湯澤質幸(ゆざわ・ただゆき)1943〜。言語学。      文字・表記探究法−シリーズ〈日本語探究法5〉/犬飼隆/朝倉書店/2002「1960年頃の研究では横書きより縦書きの方が速く読まれるという結果が出ていた、アラビア語などは横書き左進行、日本語の単語は2拍〜4拍が安定・長すぎる語は短縮される、文選読み・莞爾とわらう・一つの漢語を音読みした後にもう一度訓読みする、経済・元の中国語は政治に近い意味だった・さらに中国に逆輸入」
     ⇒ 犬飼隆(いぬかい・たかし)1948〜。言語学。      日本語教育探究法−シリーズ〈日本語探究法10〉/小池清治・氏家洋子・秋元美晴/朝倉書店/2007「アラビア語の幹母音はaiuの3種・琉球語も、H2Oは日本語で氷水湯・英語でice,water・マレー語はayerのみ、フランス人に理解されなかった"悔しい"」
2    日本語は悪魔の言語か?−ことばに関する十の話/小池清治/角川oneテーマ21/2003「日本語の歴史より。外人にきりきり・ずうんと・しくしく痛むか聞く医者」
4※   日本語はどんな言語か/小池清治/ちくま新書/1994「打ち消しでない全然、題説構文と叙述構文、題説構文は問いと答えを備えるダイアローグ形式」
4○▼?■現代日本語文法入門/小池清治/ちくま学芸文庫/1997/1987「学校文法=橋本文法、文節の欠点:述語に係らない句切りが生まれる、文節は文の成分でなく語論・品詞論、、題目化:“〜は”として文頭におく・題目化できる補足語できない連用修飾語文はイントネーションで完結、ヴォイス:能動・受動・使役・可能・自発」
     ⇒ 小池清治(こいけ・せいじ)1941〜。日本語史。  
2    日本語を反省してみませんか/金田一春彦/角川oneテーマ21/2002「虎狩りは虎を狩る・鷹狩りは鷹で狩る、説明のコツ:相手の知識の活用・知っているものに結びつける・相手の知らないことは述べない・目に見えるように・一度に多く言わない・第一印象を重視、デブ・ビリ・ゲロなど濁音で始まる言葉は汚い」
3※▽  日本語−新版(上)/金田一春彦/岩波新書/1988「切符は乗車券、バスク語でコレバカリダ、高句麗は日本語の系統か、新羅は系統違い、騎馬民族説、上代は半分は中国語、拗音は中国語より、日本語は他の言語をすべて翻訳できる、ポリネシア言語は母音止め、外国語はそのまま名詞に・動詞なら〜スル・形容詞なら〜ナ、ニゴルはアメリカ人に説明しにくい、爪は指先全体だった、キモはタラの肝臓・ワタはイワシの腸、ワキガはヨーロッパになし、凱旋門の地面の下の無名戦士の墓、英語に縦横裏表奥なし」
3※   日本語−新版(下)/金田一春彦/岩波新書/1988「が主格、を対格、に位格、の連体格、と共格、から奪格、へ与格、より比較格、で具格、接続詞は副詞の一種、“は”と“だ”こそ論理学的言語」
2▼○  日本語教室/金田一春彦/ちくま学芸文庫/1998/1982「日本語は短文で綴れ、こんぶ・ラッコはアイヌ語、たばこはインディアンより、昔はラ行・濁音で始まる単語なし、はねる音・つまる音・引く音は漢語より、かまきりととかげが逆の埼玉、帰着性動詞と非帰着性動詞、日本語は分析的、打タレサセナカッタロウで一語、トルコ語とハンガリー語は最も規則的な文法の言語、形容詞:イで終わる語形変化するもの・ダとう助動詞のつく語形変化しないもの、“〜た”は以前を表す、瞬間的な現象は“〜た”で・永続的な現象はたをつけない、日本語にないonとabove、スペイン語は語順が自由、主語は主格ではない、自動詞の受動態」
3▽※  日本語の特質/金田一春彦/NHKブックス/1991「軍隊には謝る言葉がない、高句麗語:3=ミッ・7=ナン・10=トゥ、ハンガリー語はウラル語族だが冠詞あり・疑問文で動詞が前・アクセントは第一音節、日本語の拍は112・北京語411・英語は8万以上・ハワイ語が最少、"詩人の石室さんは施というがシシが大好きで十頭ののシシを食べてみせることを誓った"、拍が母音で終わるのは日本語とポリネシアだけ、強さアクセント:英語・ドイツ語・スペイン語・ロシア語、高さアクセント:日本語・中国語・ベトナム語・タイ語・ビルマ語、1000語・3000語での理解:日本語60⇒75%・仏語83.5⇒93.8%・英語80.5⇒90.0%・スペイン語81.0⇒89.5%、defeat:負けると勝つ、cleave:割れるとくっつく、inhabitable:住みやすい住めない、アイヌ語の人称の区別、古代日本語の人称の区別あり、無生物主語は受身を使わない・他動詞を使わない、スペイン語に前置詞の"を"、"が"は日本語と朝鮮語のみ、インド語の数詞は1-100までバラバラ、日本語型のはいいいえ:朝鮮語・中国語・ロシア語」
2    日本人の言語表現/金田一春彦/講談社現代新書/1975「日本人は日本語をどのように使うか、面白い日本語表現が多数」
     ⇒ 金田一春彦(きんだいち・はるひこ)1913〜。国語学、アクセントの地理的歴史的研究。  
3○※  英語を子どもに教えるな/市川力/中公新書ラクレ/2004「家庭にその言語が出来る人がいること、小学校低学年に電卓を使わせるアメリカ、ギボンズ:遊び場言語と教室言語、小学校4年以降に現地校に入学の方が英語の伸びがスムーズ、学校の教科書を日本語で先に聞かせる、親が子どもに使う言語を一つに定める、ビデオ教材は音声を消して見分ける、言語能力が訓練で促進される例は乏しい、毎日の読み聞かせ」
     ⇒ 市川力(いちかわ・ちから)1963〜。国語教師、教育学、心理学。  
2○▽  辞書には書かれていないことばの話−もっと知りたい!日本語/仁田義雄/岩波書店/2002「動詞に意味の違いによる文法の違い、主体からの分離可能性、対象から分離できないものは“盗”めない、動詞の取る格助詞と名詞句の組み合わせ、動詞のル形はほとんどが未来」
     ⇒ 仁田義雄(にった・よしお)1946〜。国語学。  
3▽※  現代日本語講座−第5巻文法/飛田良文・佐藤武義,編/明治書院/2002「主要文法事項:文型・活用・機能語、文法:言語の体系、文法論:その説明・形態論と統語論、文の機能分類:陳述・疑問・感嘆・命令、構造分類:単文・重文・複文、助詞・助動詞は単語ではない、文の成分:を主語・述語・を対象語・の規定語・な修飾語・に状況語、形態論カテゴリー名詞:格がをにで・動詞:アスペクト完了継続など、ヴォイス受動使役など、やりもらい使役?、もくろみ意図?未来形?、動詞形容詞:テンス、ムード、肯定否定、ていねいさ、中止、条件、屈折:語幹と語尾がローマ字にする必要がある、日本語は論理と感情を併せ持つ、れる/られるは自発・可能・受身・尊敬、その系の指示詞は対象物が無い場合、先行する言葉との関係で意味が決まる、単語と文の機能の違い、語尾を上げて疑問文にできる、簡約日本語のデセン」
     ⇒ 飛田良文(ひだ・よしふみ)1933〜。国語学。  
1○   日本語の教室/大野晋/岩波新書/2002「韻文には文末に名詞が必要、係り結びは倒置法より、係り結びがハとガへ、大きい=数量、大きな=形、感情をやまと言葉・知的生活をシナ語漢文、日本語力の低下と思考力の低下は相関する、美しい日本語より正確で論理的な日本語を、感想文は特異体験の持ち主が見事に書く」
2○   日本語練習帳/大野晋/岩波新書/1999「ハ=話の場の設定・対比・限度・再審・他と区別して確定したものとして問題とする、ガ=名詞と名詞をくっつける・現象文をつくる、のである・のだを消す、が、を使わない、対話者と登場人物への敬語を区別」
3※   日本語の起源−新版/大野晋/岩波新書/1994「アイヌ語は日本語と文法が違う、東西日本の異質性、音韻の対応、東京・宮古島・タミルのh-p-pの対応、室町時代までハはファ、チはティ、朝鮮とも対応、弥生遺跡と南インド巨石文化との類似・壺に共通の記号、タミル語で解ける祈りの言葉、日本語とタミル語:音韻の対応、対応基礎単語500、膠着語文法が類似、助詞助動詞の音韻対応、歌の57577の韻律、ポリネシア言語にタミル語が加入した、青森の〜ナイ・〜ベツはアイヌ語地名、壱岐の〜フレはタミル語地名、朝鮮語とタミル語も400の対応語」
4※   日本語以前/大野晋/岩波新書/1987「南インドのタミル語と日本語の比較」
2※   角川類語辞典/大野晋+浜西正人/角川書店/1981「十進法コードによる意味別分類」
4○   日本語の文法を考える/大野晋/岩波新書/1978「ハンガリー、フィンランドも日本語に似る、著者の小学生の頃は Have you a book? が正しい、ク活用形容詞:状態と性質、シク活用形容詞:情意、活用が動詞と同形なので形容動詞、形容動詞は漢文より、古日本語には子音終わりの音節があった」
     ⇒ 大野晋(おおの・すすむ)1919〜。国語学、古代日本語、タミル語。  
2▽   誤用乱用テレビの敬語/奥秋義信/講談社+α新書/2000「フレーズの最後に敬語、謙譲語を尊敬語と混同、美化語と親愛語、受け身と敬語区別のための“ら”抜き、没後30年で歴史人物、あいさつの“アオイオカまで”、使用禁止の“ホネノキ言葉”」
     ⇒ 奥秋義信(おくあき・よしのぶ)1930〜。執筆、評論、放送記者。  
2○※  日本語の源流/佐藤美智代/岩淵匡,監修/青春出版社/2002「フランスでのフランス語使用率85%、言語の系統的親戚関係:基礎語彙の類似・文法体系の近似・音韻の規則的対応、韓国語と200の対応、戦前のアルタイ語族説は否定、金公七:日韓の分派は紀元前1〜3世紀、アイヌ語は全く別系統、ポリネシア語と人体関係の単語に一致が多い、語頭音に濁音とラ行なし・和語が合成されると濁音に、1603年ハ行はf音、漢語は紀元前に渡ってきた、インテリ・ノルマはロシア語より、ミャンマー語にハとガがある、ドイツ語の少女は中性、心があるものは"いる"ないものは"ある"、アラビア語とタガログ語は母音が3つ、お互いの結婚相手がツマ、関東弁はケンカのよう、尋常小学校に"ととさま"ははさま"、宮城ではいってきますいってらっしゃいは"ただいま"、レ足す言葉"書けれる"、サ入れ言葉"おわらさせていただきます"」
4    日本語文法/岩淵匡,編/白帝社/2000
     ⇒ 岩淵匡(いわぶち・ただす)1937〜。国語、国文学。  
2    悪文−裏返し文章読本/中村明/ちくま新書/1995「各種文章読本より。読点の打ち方17条」
2♪   日本語案内/中村明/ちくま新書/2000「音声、文字、語彙、文法。欧米人にはラダの区別、韓国人にはズが難しい、“に”と“で”も難しい、無言で店員を無視するのは非礼、yes-noは自分の発言の肯定否定、はい−いいえは相手の問いの肯定否定、イエアオウが発音しやすい、たとえ⇒たとい、ちょこ⇒ちょく、うぐいす嬢はみりんをなめる、鈴と牛のウの違い、菊・汽車・草・口・服の第一母音は無声音、っの後に母音はこない」
     ⇒ 中村明(なかむら・あきら)1935〜。国語。  
2○   上手な文章を書きたい!/後藤禎典/光文社新書/2004「文の構造を分析してわかりやすい文章を書く」
     ⇒ 後藤禎典(ごとう・よしのり)1963〜。国語科講師。  
3    敬語/南不二男/岩波新書/1987「敬語の分類、その構造、外国の敬語、敬語の使用条件とはたらき、使用実態。敬語を分析した本」
4※   現代日本語文法の輪郭/南不二男/大修館書店/1993「述語を中心に、描叙段階・判断段階・提出段階・表出段階へと広がる言語構造、提出段階:主体の態度」
4    現代日本語の構造/南不二男/大修館書店/1974
     ⇒ 南不二男(みなみ・ふじお)1927〜。日本語、言語学。  
3    日本語の論理−言葉に現れる思想/山口明穂/大修館書店/2004「ラ変の語はすべて存在、"が"は主格でなく発生格・由来格・自分からその場に現れのちに示す事態を起こすもとになったものを示す、"は"は一つの事物を選び出し他から区別し指し示す、その場を基準とする日本語・事実を基準とする英語」
     ⇒ 山口明穂(やまぐち・あきほ)1935〜。国語学。  
2    表現を味わうための日本語文法−もっと知りたい!日本語/森山卓郎/岩波書店/2002「文学作品で日本語表現を文法的に味わう」
     ⇒ 森山卓郎(もりやま・たくろう)1960〜。国文法。  
3※   日・韓語対照 言語学入門/森下喜一・池景來/白帝社/1992「対照言語学:音韻・語彙・形態・統語・文字などを2つの言語を比較対照、比較言語学:2つの言語を歴史的系統的に研究し祖語にまで遡る、言語を通時的に扱うのが比較言語学・共時的に扱うのが対照言語学」
     ⇒ 森下喜一(もりした・きいち)1934〜。国語学、方言学。  
3△   日本語は生き残れるか−経済言語学の視点から/井上史雄/PHP新書/2001「言語の格差は言語学のタブーだった、スワヒリ語・母語として100万・通商語として1000万、日本語サイト数は英語ドイツ語に次ぐ多さ、座薬は座って飲む薬・食間とは食事中、モスクワのお菓子袋にロシア語なし・西側の輸入品に見せるため、同一地域の2言語は格差ができる、外行語:外来語の反対で海外進出した言葉・ゲイシャ、イギリス国王がウェールズ占領後"次の国王はウェールズ生まれ"と宣言・王妃が妊娠したらそこで出産させた、スワヒリ語とインドネシア語は誰にも簡単な言葉・誰にも難しいアラビア語、ベトナム語はアメリカ人にも日本人にも中国語より易しい?、中国語とドイツ語は外来語を受け入れない言語、翻訳調による日本語変化・受身表現の多用・無生物主語の受身」
3    敬語はこわくない−最新用例と基礎知識/井上史雄/講談社現代新書/1999「現代日本語の敬語の変化。文部庁国語課の世論調査、敬語殺人事件、敬意低減の法則、」
     ⇒ 井上史雄(いのうえ・ふみお)1942〜。社会言語学、方言学。      正しく読み、深く考える 日本語論理トレーニング/中井浩一/講談社現代新書/2009「日本語の読解、対・言い換え・媒介、ヘーゲルの弁証法論理学で読み解く日本語の論理構造」
     ⇒ 中井浩一(なかい・こういち)1954〜。国語教育、作文研究、ヘーゲル研究。  
3    ハとガ−助詞「は」と「が」の原理/坂野信彦/ブイツーソリューション/2006「みんな使えるのだから原理は単純なはず、ハは前項と後項の適合関係、ハは一種の条件法・仮定法、かき料理文:かき料理ハ広島だ、太郎と花子ガ合格です、水が飲みたい、ガは特異事項をとおして当該事物を特異化する、星が見える、ガは特異性の指標、ハは仮設与件を提示して適合事項を導く、ガは当該事物を特異的にとりたて特異事項と結びつける、あのジャンボ尾崎ガ破産、行ってない国はある?北朝鮮ハ行ってません。、ハとガの違いは適合性と特異性の違い」
     ⇒ 坂野信彦(さかの・のぶひこ)国文学。  
1  ? カリスマ受験講師の論理的に考える、私の方法/出口汪/知的生きかた文庫/2001自己宣伝と論理の必要性の主張のみで中身がない。ロジックとは同じことの繰り返し?」
1    今日からはじめる論理的な勉強法/出口汪/中経出版/1999「雪だるまの中心にしっかりとした芯を作る、授業中はメモをとり家でノートにまとめる、学力が低いなら少人数・高いなら大教室の予備校、講師の実力は著作でわかる」
     ⇒ 出口汪(でぐち・ひろし)現代文、SPS主宰、予備校教師、ラジオパーソナリティ。  
4    日本的表現の言語科学/佐久間鼎/恒星社厚生閣/1967「分節にはヒエラルキーがある、書き言葉:である・であります、話し言葉:だ・です・ます」
4    日本語の言語理論/佐久間鼎/恒星社厚生閣/1959「日本語文法は温故知新でなく知新温故にすべき、日本語の論理性」
     ⇒ 佐久間鼎(さくま・かなえ)1888〜。。  
3    日本語直接教授法/永保澄雄/創拓社/1987「外国語を使わず日本語を教える方法。授業計画、視覚技法、音声指導、ひらかな、漢字」
     ⇒ 永保澄雄(ながお・すみお)1929〜。日本語教育。  
4    日本人の発想、日本語の表現−「私」の立場がことばを決める/森田良行/中公新書/1998「中国の講演では講演者も拍手する、EXcuse meも責任を認める発言、中国人の線路の内側とは電車側、古代日本語は一人称のみ、○○日に○○へ行ったは日本では出た日だが他国は着いた日、外国ではお釣りは小さい方から渡すことが多い」
     ⇒ 森田良行(もりた・よしゆき)1930〜。国語学。  
2    文章構成法/樺島忠夫/講談社現代新書/1980「発想法から構成まで。主題と要旨の違い」
     ⇒ 樺島忠夫(かばしま・ただお)1927〜。国語教科書の編集。  
5    万葉集と古代韓国語−枕詞に隠れた秘密/金公七/ちくま新書/1998「万葉集はより古い新羅の郷歌「三代目」をモデルにした」
     ⇒ 金公七(キム・コンチル)1934〜。韓国。国語国文、言語学、日本語学。  
3  ? 日本語文法の原理と教育−超言語学ことはじめ/小谷博泰/和泉書院/1997「中国語の雨に雨が降るの意味がある?、助動詞は単語ではない」
     ⇒ 小谷博泰(こたに・やすひろ)1944〜。国語学、上代文献の表記史。  
3  ? ここがヘンだよ『日本語練習帳』/守沢良/夏目書房/2001タイトルが詐欺!日本語練習帳にはほとんど触れられていない、悪質なタイトル
     ⇒ 守沢良(もりざわ・りょう)1959〜。フリーの編集者兼ライター。  

●● 古典文献−日本 ●● 
3   ■古事記/倉野憲司校注/岩波文庫/1963
     ⇒ 倉野憲司()  
3※   入唐求法巡礼行記/圓仁/深谷憲一/中公文庫/1990「日本の冬は寒い?、ユーモラスな宿屋主人論評、」
     ⇒ 圓仁(えんじん)794〜864。僧。天台密教、比叡山。  

●● 文化史−囲碁・将棋・ゲーム類 ●● 
2▽※  伊予小松藩会所日記/増川宏一/北村六合光,原典解説/集英社新書/2001「江戸時代の地方小藩の生活と事件簿。目明かしは前科者より」
2○   将棋の起源/増川宏一/平凡社ライブラリー/1996「玉が王へ変化、王代理の太子になる酔象、13世紀から駒を取って使えた、4人でするチャトランガ、8世紀の象棋、周武帝の創造、六博は競争ゲーム、象棋は六博かチャトランガか、古代盤上遊戯と占い、将棋は東南アジアより、タイのマクルークも歩が成る」
2☆   盤上遊戯/増川宏一/法政大学出版局/1978「蛇型・茸型・角型の遊戯盤、象棋は後漢に西方より、六博は競争ゲーム、弾棋盤は中央が盛り上がっている、将棋は東南アジアから伝わり中国式に変形したもの、新猿楽記の双六博打の心得、ヨーロッパの中将棋」
     ⇒ 増川宏一(ますかわ・こういち)1930〜。将棋史、盤上遊戯史。  
2※◎  囲碁の力/石井妙子/新書y/2002「現在は韓国が頭一つリード、欧米出身は日本棋院で四人、マイケル・レイモンド九段、韓国棋院の国手のタイトルを奪取したゼイ・ノイ九段・上海出身で当時36歳・世界で最も強い女性、2002年依田紀基名人を下した韓国のパク・チオン・19歳の女流棋士、囲碁のルールは六つ、交互に打つ、交点に打つ、一度打った石は動かせない、囲めば取れる、打てないところがある、すぐに打てないところがある」
     ⇒ 石井妙子(いしい・たえこ)1969〜。囲碁の観戦記者。  
2◎∪ ■囲碁の世界/中山典之/岩波新書/1986「歴史エピソード、死闘、プロの収入、西洋事情、コンピュータ、ルール入門。プロ棋士でも盤なしでは碁は打てない、丈和の三妙手、オランダとユーゴで盛ん、将棋類はたくさんあるが碁は世界に1つ」
     ⇒ 中山典之(なかやま・のりゆき)1932〜。日本棋院棋士5段。  
3○∪  囲碁の知・入門編/平本弥星/集英社新書/2001「碁は指すでなく打つ、2世紀末まで17路、交点でなく升目に置いた、植物的生存ゲーム、源氏物語は性教育情操教育のテキスト」
     ⇒ 平本弥星(ひらもと・やせい:畠秀史)1952〜。棋士六段、文字詰碁、数学教育。  
1  ? 囲碁・将棋100の金言/蝶谷初男・湯川恵子/祥伝社新書/2006「出だしの話がこじつけすぎ、格言がなぜ正しいのかわかってないように思う、強くなるのにも役に立ちそうもない」
     ⇒ 蝶谷初男(ちょうや・はつお)1951〜。コピーライター、将棋ペンクラブ会員。  

●● 将棋 ●● 
2◎▽  頭脳勝負−将棋の世界/渡辺明/ちくま新書/2007「集中の極限でランナーズハイに、相手の手番では集中力を落として考えるか何も考えない、p20取られたら負け・逃げたら逆転模様・勝ったように指して逆転勝ち、http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/934f8cb7274252101619c46b646a33d5、有力な選択肢がいくつもある局面・封じると有利、将棋はミスの多い方が負けるのでなく最後にミスした方が負ける、p31消化試合・これはp20の対局と同じ、奨励会:21歳までに初段・26歳までに四段、将棋は自分でコーチする、南禅寺の決戦・読売新聞が部数を伸ばす、トップ棋士と新人棋士の対戦・7-3か8-2ぐらい、女流棋士は制度を変える力がない・女流棋戦の契約や運営の決定権は男性棋士8名の理事会にある、定跡伝道師所司七段・著書55冊、スポーツ観戦と違い・自分の意見が確認できる、序盤の優劣:攻撃態勢と守備態勢、中盤:攻めきるか受けきるか・どちらの攻めが早いか、攻めるときは攻める・受けるときは受ける・攻めて受けると相手に駒を渡して危険、振り飛車党は相居飛車の定跡を覚えなくてよい、竜王獲得は新手で、固めて固めてドーンの傾向が顕著、棋戦優勝の相手が谷川名人だった森内俊之、ナリタブライアン世代:渡辺・橋本・阿久津、原田泰夫九段:棋は対話なり、中原誠:銀桂交換は桂のほうが得、将棋倶楽部24・10代の頃は毎日のように・今もたまに」
3▽◎  ボナンザVS勝負脳−最強将棋ソフトは人間を超えるか/渡辺明・保木邦仁/角川oneテーマ21/2007「将棋は選択的探索が主流だった、名人は7手か8手先まで読める、化学制御反応の研究者、全幅探索とコンピュータ自身に学習、ソフトは嫌がる手を指さないがボナンザは指す、ボナンザ囲い、人間は構想を描いてそれに沿った手を読む・ソフトはその場で発見した手を読む、ボナンザの無謀な角切り、コンピュータは一手一手がわからない、ボナンザは飛車と角の価値が低い、序盤と終盤で駒の価値が変わる、読みの力:量・深さ・正確さ、30秒で候補手が5つ・3つ見て瞬間に捨てる・残り二つを10秒ずつ・残り10秒で決定、将棋の先手勝率は5割2分、将棋の最善手は一つ・囲碁は複数ある、スポーツで技術に劣るコーチがつく不思議、奨励会時代は一日10時間勉強」
     ⇒ 渡辺明(わたなべ・あきら)1984〜。将棋棋士。  
4※  ■島ノート−振り飛車編/島朗/講談社/2002
2▼▽○■読みの技法−最強将棋塾/島朗,編/講師:佐藤康光・羽生善治・森内俊之/河出書房新社/1999「大駒のカラ成りは効果3割減、読み筋の衝突は危険、振り飛車は戦いの筋に飛車を動かす、腰掛け銀穴熊は堅くならない」
2▽   純粋なるもの−トップ棋士、その戦いと素顔/島朗/新潮文庫/1999/1996「悪いとき早く指す・逆転のため時間を残すのは疑問、トリビアル・パスート、羽生は感想戦が好き、米長vs.羽生名人戦は一局一局が定跡になるように指した」
     ⇒ 島朗(しま・あきら)1963〜。将棋棋士。  
4    最前線物語−最強将棋21/深浦康市/浅川書房/2003
4▼※ ■これが最前線だ!最新定跡完全ガイド−最強将棋塾/深浦康市/河出書房新社/1999脳内将棋盤がある人向き。5四歩に9七角、1二香に1一角、4三銀に4六銀、」
     ⇒ 深浦康市(ふかうら・こういち)1972〜。将棋棋士。  
1※▽  羽生善治 頭の鍛え方/大矢順正/三笠書房-知的生きかた文庫/1996「飛車が3枚ある詰め将棋、羽生:数ある変化からいらないものを切り捨てるのがプロの技、米長:プロの強さは読まないこと、10秒将棋:奨励会に入った人は直感力を養う・ある年齢に達すると他の部分を駄目にする、小学生の頃はメチャクチャ指し手が速かった・やたらに体を動かしていた・現在もよく体を動かす、綺麗な形になっているほうが勝つ・図形的な感覚が優れている人がよい、アマは左脳・プロは右脳が多く活動、詰め将棋を考えると後頭部右寄りが活動・右脳が活発に・谷川に比べても右脳活動が顕著、棋譜を見て指し手を考えると周波数の低い瞑想リラックス時のα波、イメージが浮かぶのは序盤と終盤・中盤でつじつまを合わせる、若いときの習慣づけの大切さ、終盤になると盤の下で右人差し指が猛烈な勢いで動き出す、チェスの収束のテクニック"エンド・ゲーム"、森内:クイズ狂・青梅マラソン完走、負けたとき一つ一つ考えると精神的にまいるので日が悪かったツイてなかったと考える、勝つことより考えることが楽しみ・わからない局面では難しい手を選ぶ、直線で30-40手・枝葉で3-400手読む、横歩など激しい将棋では激しい手が最善手」
     ⇒ 大矢順正(おおや・じゅんせい)1938〜。将棋観戦記者。  
2○∪  将棋に強くなる本/柿沼昭治/金園社/1996「一歩手にすれば端に手あり、中盤の形勢:駒の損得・遊び駒・玉形・大駒のさばき・手番・攻め筋・持ち歩、捨て駒して先手を取る」
     ⇒ 柿沼昭治(かきぬま・しょうじ)1931〜。1969年東日本アマ名人、朝日新聞観戦記者。  
2○▽  現代矢倉の闘い/森下卓/河出書房新社/1999「5三銀なら4五歩、4二銀なら3三桂、2五桂〜3五歩に反発」
2○▽  現代矢倉の思想/森下卓/河出書房新社/1999「5六歩に4八銀なら8五歩から6四銀の棒銀へ、5二金に7七銀、6九角から角切りと銀交換でよし、1七香に7三角・1八香に9五歩、矢倉では自然な手を、3八飛に2四銀、3七銀に7五歩」
3○   8五飛を指してみる本−最強将棋塾/森下卓/河出書房新社/2001
     ⇒ 森下卓(もりした・たく)1966〜。将棋棋士。  
4♪▼  愛蔵版 将棋は歩から(上巻)/加藤治郎/東京書籍/1982/1948「歩の用法18種:前進の歩・交換の歩・突き捨ての歩・成り捨ての歩・垂れ歩・継ぎ歩・焦点の歩・死角の歩・ダンスの歩・控え歩・単打の歩・十字飛車の歩・合わせ歩・蓋歩・中合いの歩・連打の歩・底歩・端歩。敵の横の金銀を縦にせよ、前線3型、突き違いの歩には角、蓋歩、継ぎ歩と桂馬、銀出の継ぎ歩は特急券、角を持ったら浮き駒作り」
5♪▼  愛蔵版 将棋は歩から(中巻)/加藤治郎/東京書籍/1982/1948「直接歩と間接歩、浮き2つなら角で狙え、苦戦なら最善手より不気味な手、飛銀締め、ダンスの歩:金の横の駒を攻めて金を踊らせる、金銀の連携を断つ、敵陣に傷を残せ」
4♪▼  愛蔵版 将棋は歩から(下巻)/加藤治郎/東京書籍/1982/1948「先手を取る手順を作る歩打ち、金銀を縦にする、大駒を取るタイミングに注意、つなぎの桂、歩だけは成らせるな、意地悪の控え歩、大山将棋に控え歩多し、とどめは強い駒で、直射止めの歩、内龍は外龍にまさる、面打の歩、玉の近くに面打の歩がくれば勝負あり、馬角による飛車取りに飛底の紐歩、序盤で飛車持てば端を狙え、歩切れに備えて端の突き捨て」
2♪   復刻版 将棋の公式/加藤治郎/東京書籍/2001誤植が多過ぎ。将棋は数学、相居飛車急戦では一段玉、二枚落ちは位の将棋・角でにらみたおす、一間龍、攻めははじめは緩く次第に激しく、2歩あれば端くずし、馬つくりの8手損、持ち駒は異なった種類がよい」
     ⇒ 加藤治郎()1910〜。将棋棋士、名誉九段。  
2◯   構想力/谷川浩司/角川oneテーマ/2007「対局相手の研究・仕掛けまでの序盤を重点的に研究する、テーマ図:10の戦型に3〜5つの課題の局面、終局近くまで綿密にシミュレーションする森内俊之、後手番では戦法を決めず相手の土俵で戦う羽生善治、64期名人戦第二局一日目終了時の消費時間・森内1時間・谷川6時間以上、中盤ぐらいから相手玉を詰めるパターンを思い浮かべる、形勢不利なとき・要因を見極める・駒の損得・駒の働きなど・主張できるところを伸ばす、香車四枚を見ろ・盤面全体を見る、一つの局面の可能な指しては平均80手、高速道路の出口で渋滞する若手 ⇒これは羽生の言葉では、勝負師・研究者・芸術家の顔をバランスよく持つこと、集中力は長くても1時間ぐらい、時間は15-20分単位で区切って使う、ミットを横に構える古田・普通は縦、持ち時間の長い将棋で時間を残す人はたいしたことがない、礼儀やマナーは他人に対する想像力、練習のときは自分が一番弱い・試合のときは自分が一番強いと思うこと、四段までは振り飛車党だった、水は流れるから腐らない」
1▽   勝負運の法則−「ツキ」と「実力」の関係/谷川浩司・谷岡一郎/PHP研究所/2002「森?二九段:将棋は念力だ、相手が攻めてくる一手前に攻める、詰め将棋を作っているトップ棋士は谷川だけ、どういうふうに勝つかのイメージを描ける、絶対詰まない形を覚えておく、内藤國雄:部屋の中身全部を逆にして相手の視点から読む、パチンコ依存などは家族の写真など現実空間を思い出すものを身につける、宝くじ:一つ上のステータスを狙うが実現できない人が買う、宝くじは大金持ちは買わず所得の低い人だけが買う逆進課税、優勢なときに長考して相手に諦めさせる、嫌なことをされたとき"あの人になりたいか"と考える、棋士になって500回は頭を下げた、孔子:過ちを繰り返すことを過ちという」
2▽   谷川の21世紀定跡2−横歩取り8五飛戦法,編/谷川浩司/日本将棋連盟/2002「横歩取り8五歩が後手勝ち越し、歩損は歓迎すべし、角交換と▲2三歩のタイミング、▲5八玉は押さえ込み狙い」
3    谷川浩司の戦いの絶対感覚−最強将棋塾/谷川浩司/河出書房新社/2003
2○   集中力/谷川浩司/角川oneテーマ21/2000「直観で指すのが強くなる子ども、力がなければ負けたらよい、不調三年で実力、優勢では狭く・不利なら広く指す、直観の3〜5通りから選んで読む、美しい手、駒の損得・働き・手番、相手の攻める一手前に攻める、師匠と2度指したらプロになれぬ」
3○   将棋新理論−最強将棋塾/谷川浩司/河出書房新社/1999「駒の特性別の解説。二歩は持ち駒とともに、歩は当たりの弱いところから突き捨てる、角換わりは5筋を突くな、美濃囲いは王手されないように、矢倉は戦いの囲い」
5▽   谷川流光速の決め手/谷川浩司/日本将棋連盟/1997ほとんど解けません、これが解けたらプロやね
3    第56期将棋名人戦/名人・谷川浩司/挑戦者・佐藤康光/毎日新聞社/1998
2▼   大局観が勝負を決める−NHK将棋講座/谷川浩司/日本放送出版協会/1988「形成判断:戦いを起こすときに駒の働き・さばきの一段落で駒の損得・寄せ合いで手番、必至には2つの詰め筋、先後同形は居飛車よし」
3▼◯ ■将棋に勝つ考え方−異次元の大局観/谷川浩司/池田書店/1982「大局観の計算法、緩急自在でなく方針を貫き通す、悪手を指したらその悪手を活かすように指す、」
     ⇒ 谷川浩司(たにがわ・こうじ)1962〜。将棋棋士、17世永世名人。  
3▼∪  将棋必死集/前田祐司/山海堂/1994「難易度の上下が激しい、終盤の寄せの学習に最適」
     ⇒ 前田祐司(まえだ・ゆうじ)  
2○▽  ごきげん中飛車を指しこなす本−最強将棋塾/近藤正和/河出書房新社/2002「面白い戦法です。本も見やすい」
2○   ゴキゲン中飛車戦法/近藤正和/日本将棋連盟/2000「解説が細かく平易。実戦譜と次の一手」
     ⇒ 近藤正和(こんどう・まさかず)1971〜。将棋棋士。  
2▽   人生、惚れてこそ−知的競争力の秘密/米長邦雄・羽生善治/クレスト社/1996「女性の奨励会トップ記録は蛸島彰子の初段、師匠にあんたの将棋を並べたらあんた止まりだ、論語:思うて学ばざれば則ちあやうし・独創だけで真似ない危険、将棋に勝因なくただ敗因のみ」
3○▽  あなたの力を採点する1/米長邦雄/山海堂/1993「けっこう難しい」
     ⇒ 米長邦雄(よねなが・くにお)1943〜。第51期名人。  
3▽   大局観−自分と闘って負けない心/羽生善治/角川oneテーマ21/2011「竜王戦の三連敗四連勝で人生観に変化 大局観は直感とは違う 反省はするが後悔はしない 幸運な勝利はあっても不運な負けはない 着手する前に四つの香車を確認しなさい 勝負手とはマイナスの手 お互いにマイナスの手を指すと先のマイナスの手がプラスになる 理屈で説明できるのが直感でなんだかわからないのが閃き エレベータで地下一階へ行こうとしてB1を押してあげると怒ったA級棋士 人生には上り坂も下り坂もある。そしてもう一つまさかという坂があります」
3◎   先を読む頭脳/羽生善治・松原仁・伊藤毅志/新潮文庫/2009/2006「将棋のおかげで時間をかけて考える習慣がついた、詰将棋と数学の類似:公式と手筋・見つからないときはその場で考えて見つける、万人に共通の良い方法はない・自分なりスタイルを確立する、A・トフラーの第三の波:農業段階⇒産業段階⇒情報化段階、能動的で身体的な学習・多様な表現を用いた学習、序盤戦ではできるだけ可能性を残しておく、一手指すことがプラスになることは少ない、手を読む力のピークは20代半ば頃、将棋とは相手の手に対応する手を見つけるゲーム、柔道のように相手の力を使って技をかける、形成判断は指し手の流れから、不利になれば他力、二日制は9時間が8時間より指しやすい、トッププレイヤーは局面から前後の手が見える・時間的チャンク、終盤の金一枚は一手に相当、桂馬は一枚は使う駒ともう一枚は取られる駒、プロは馬とと金を好む、大山将棋:大差が多く一手違いは少ない・相手に合わせて悪手でも指す・形を認識する能力が高い、森内:先行して反撃させて受け切る将棋、中原:細かいことを気にしない、加藤:正しいという手があると考える、渡辺:力強い粘りながら攻める、升田:感覚が優れた将棋、吉田利勝:予想がほとんど当たらない・変則的な棋風、谷川:最短手順で寄せる・天才と感じる棋士、タイトル戦で相手の得意な戦法で戦う・その戦形を極めるため・時間が長いから可能、アマ有段者とトッププロの盤面記憶力・序盤までは同じ・中盤以降アマ有段者は覚えられなくなる、ランダムな盤面の記憶力はプロもアマも同じ、スランプ脱出のきっかけ:イチローは凡打から・松井はヒットから、内部的なスランプは自立脱出が難しいが外部要因には対応できる、将棋は先手有利でなく互角ではないか・神様の対戦は千日手、チェス:先手有利・将棋の序盤に相当する部分はなく中盤から始まる・白がどれだけリスクを取るか、中井と清水で奨励会初段ぐらい、チェスの終盤/エンドゲームは知識でカバーできる、駒を捨ててスピードを優先するのは将棋だけ、21-2歳から棋譜整理にコンピュータを使用、将棋は解けないことが証明されている、コンピュータ付きで戦うアドバンス・チェス、升田幸三:辿り来て未だ山麓、⇒サンク・コストの考えに反していて面白い」
1▽   決断力/羽生善治/角川oneテーマ21/2005「大山十五世名人は盤面を見ていないし読んでいない、小平邦彦の"数覚"、佐藤康光は対局前に戦法を決めてくる、ミスに対するミスは帳消しにならない・より重くなる、最後の形を想定してそこまでの手順を考える、升田幸三"碁の筋がいい・石が筋の上に乗っている"、アイデアを浮かべる・うまくいくか調べる・実戦で実行・検証して反省、大山:麻雀に誘って癖を観察、将棋に一番似るスポーツはテニス、情熱の継続こそ才能」
2▼○  上達するヒント/羽生善治/浅川書房/2005「さばき:大駒の周りに自分の駒をたくさん置かない・全部の駒を守ろうとしない・自玉から遠くで、金の位置:飛車交換は1段目・普通は2段目か3段目・厚みの戦いで3段目、厚み:歩を進め下に金銀を運ぶ」
3▽   羽生善治 好機の視点/羽生善治/小学館文庫/2003「相手の手を殺すのがプロ、」
1▽   挑戦する勇気/羽生善治/朝日選書/2002「初の大会は準優勝・優勝は先崎、奨励会でプロになるのは3割、十代前半で骨格=指し手の直観が固まる、プロの持つと金バッジ、棋譜の記憶は音楽に似る・リズムで覚えている、気分転換は水泳・無心になれる・どこでも考えられる将棋の怖さ、将棋はスピードレース・チェスはポジションレース、羽生マジックはワナに掛けているわけではない、好きな駒は銀、指してみたい人は升田幸三」
3※   第十四期竜王決定十番勝負/羽生善治・藤井猛/読売新聞社/2002「四間飛車と横歩取り」
3    羽生善治の戦いの絶対感覚−最強将棋塾/羽生善治/河出書房新社/2001
1○▽※ 簡単に、単純に考える/羽生善治/PHP研究所/2001「ラグビー監督、スポーツライター、コンピュータ研究者との対談」
1▽   羽生の新格言集/羽生善治・木屋太二/日本将棋連盟/2001「古い格言に新しいものを少し追加。駒が移動したところが急所、守備の金を攻めよ」
2▽   羽生マジックU−実戦・創作・定跡次の一手/羽生善治/日本将棋連盟/1998
2▽  ■羽生マジック−実戦・創作・次の一手・詰将棋/羽生善治/日本将棋連盟/1996
2○   第54期将棋名人戦/名人・羽生善治/挑戦者・森内俊之/毎日新聞社/1996
1△   対局する言葉/羽生善治 柳瀬尚紀/河出文庫/1996/1995「神は犬の裏返し、チェスはどのぐらい自分のエリアを取るか、加藤:決まった展開が見えている、升田:最先端の雀刺しと腰掛け銀の同型・受け方が下手、晩年の大山はほとんど読んでない・位置取りのうまさ、玉が堅く攻めが薄いときは攻め続けられる手が最善、名人のいうことは面白いが、相手の方がどうも‥‥‥
3    羽生の頭脳2−急戦四間飛車破りPART2/羽生善治/日本将棋連盟/1992,
2※   羽生の頭脳5−最強矢倉・後手急戦と▲3七銀戦法/羽生善治/日本将棋連盟/1993
2※   羽生の頭脳6−最強矢倉・森下システム/羽生善治/日本将棋連盟/1993
2    羽生の頭脳8−最新のヒネリ飛車/羽生善治/日本将棋連盟/1994
2▽   羽生の頭脳9−激戦!横歩取り/羽生善治/日本将棋連盟/1994「金取って1六歩、p118▲3四歩と攻めて‥‥‥二歩やんけ!(笑)
3▽   羽生の頭脳10−最新の横歩取り戦法/羽生善治/日本将棋連盟/1994
     ⇒ 羽生善治(はぶ・よしはる)1970〜。将棋棋士。  
1▽   泣き虫しょったんの奇跡−サラリーマンから将棋のプロへ/瀬川晶司/講談社/2006「長兄はネフローゼを患うも完治、僕がここまで来たのは指したい手を指してきたからじゃないか、銀河戦対久保戦の5三桂・奇妙な素人くさい手で勝利、教員試験も年齢制限あり35歳」
     ⇒ 瀬川晶司(せがわ・しょうじ)1945〜。将棋棋士。  
2♪   最強の駒落ち/先崎学/講談社現代新書/2004「灘定跡、八枚落ち上手は中段玉の腕次第、5三5七の金は悪形、位は銀でサポートする、上から重く攻めるのは好手・横から重く攻めるのは悪手、駒得したらゆっくり指す、一カ所で戦いが始まったら他の場所の指し手の価値が下がる、二歩突っ切り定跡に金銀逆形作戦」
     ⇒ 先崎学(せんざき・まなぶ)1970〜。将棋棋士。90年NHK杯優勝。  
1○   ラクラク次の一手−基本手筋集/日本将棋連盟書籍,編/日本将棋連盟/2002
     ⇒ 日本将棋連盟  
1○   将棋定跡集/青野照市/山海堂/1994「受けの原則:歩を成らせないこと。90%は簡単だが判断が難しいものも‥‥‥
     ⇒ 青野照市(あおの・てるいち)将棋棋士。  
4※   コンピュータは名人を超えられるか/飯田弘之/岩波科学ライブラリー/2002「ディープブルーは気分で指し手を変える、2012年に名人に勝つ、駒価値:歩0.53香1.04桂1.18銀2.61金3.02角3.58飛5.0と3.11成香1.51成桂2.35成銀2.35馬6.34竜8.14」
     ⇒ 飯田弘之(いいだ・ひろゆき)1962〜。将棋プロ棋士6段、情報科学、工学。  
3○   速攻!相掛かり戦法/屋敷伸之/高橋書店/1993
     ⇒ 屋敷伸之(やしき・のぶゆき)1972〜。将棋棋士。  
2○   仕掛けのチャンスがわかる将棋の本/中原誠,監修/池田書店/2001「棒銀、対四間飛車、対ツノ銀中飛車の仕掛け」
2    勝つ将棋−攻め方入門/中原誠,監修/池田書店/1998「棒銀のみ。振り飛車以外はありそうもない展開」
2○   勝つ将棋−詰めろ入門/中原誠,監修/池田書店/1999「詰めろ、必死、詰め将棋問題集」
4○   矢倉のすべて/中原誠/池田書店/1989「矢倉戦自戦記の解説。矢倉24手定跡より、3七桂、3七銀、4六銀、飛車先不突き戦法。質駒をつくるための捨て駒」
     ⇒ 中原誠(なかはら・まこと)1947〜。将棋棋士永世十段。  
2◎∪  将棋一年生/梶一郎/大阪屋号書店/1956
     ⇒ 梶一郎(かじ・いちろう)八段。  
2▽   女流棋士/高橋和/講談社/2002「自伝。子どもの頃の事故で足が悪いらしい」
     ⇒ 高橋和(たかはし・やまと)1976〜。将棋棋士。  
1▽   女流棋士の本/日本将棋連盟女流棋士会,編/日本将棋連盟/2003ひろべえ写真写り悪すぎ!
     ⇒ 日本将棋連盟女流棋士会  
2▽   B級戦法の達人プラス/週刊将棋,編/毎日コミュニケーションズ/2002
2▽   B級戦法の達人/週刊将棋,編/毎日コミュニケーションズ/1997
2※   詰将棋特訓コース1/週刊将棋,編/毎日コミュニケーションズ/1996
2    詰将棋特訓コース2/週刊将棋,編/毎日コミュニケーションズ/1996
     ⇒ 週刊将棋  
3○   四間飛車の急所1−最強将棋21/藤井猛/浅川書房/2003「四間飛車の歴史。5四歩6四歩には3八飛、3二銀に穴熊・4三銀に急戦、左美濃に7一玉、6四歩を見て棒銀」
1○▽  四間飛車を指しこなす本1−最強将棋塾/藤井猛/河出書房新社/2000「斜め棒銀、6五歩早仕掛け、山田定跡、棒銀、矢倉引き角、美濃と舟囲い崩し。銀には銀、角には角、美濃崩しの雷落とし」
1○▽  四間飛車を指しこなす本2−最強将棋塾/藤井猛/河出書房新社/2000「角交換、5六銀速攻、6六銀型、4八飛、藤井システム、種駒を残す」
2    四間飛車を指しこなす本3−最強将棋塾/藤井猛/河出書房新社/2000
     ⇒ 藤井猛(ふじい・たけし)1970〜。将棋棋士、98,99年竜王。  
1▽   鏡花水月/中井広恵/アップフロントブックス/2004「棋士羽生善治・住職前田昌道・人類学者尾本恵一・フランス料理シェフ三國清二との対談。小学生将棋名人戦で広島カープの帽子を被った羽生に大敗、冬のソナタが好き、2003年の女流王将戦の指し手が男性タイトル戦に起用、羽生:負けても後悔は瞬間のみ・一日で忘れる、指揮者と作曲者に女性が少ない・数学者は多少いるが天文学者はほとんどいない、世界中の晩餐会でフランス料理が採用:システムで構築できるからどこの人も作ることができる、日本料理は足し算・中華料理は引き算・フランス料理は足し算」
     ⇒ 中井広恵(なかい・ひろえ)1969〜。女流棋士。  
3    武市流力戦筋違い角の極意/武市三郎/毎日コミュニケーションズ/2003「筋違い角振り飛車の可能性を探る」
     ⇒ 武市三郎(たけいち・さぶろう)1954〜。将棋棋士、アマチュア指導。  
2○   必殺!!カニカニ銀/児玉孝一/日本将棋連盟/1992
     ⇒ 児玉孝一()1951〜。将棋棋士。  
2○   失敗しない仕掛け/小野修一/毎日コミュニケーションズ/2001こううまくはいかんやろね
     ⇒ 小野修一(おの・しゅういち)1958〜。将棋棋士。  
2▽   振り飛車奇襲戦法2−阪田流向かい飛車・奇襲袖飛車・相振り奇襲/小林健二/創元社/2002「相振り7四歩から4三銀、相振り三間で7四歩は5五角」
     ⇒ 小林健二(こばやし・けんじ)1957〜。将棋棋士。  
3   ■実戦に強くなる詰将棋100/大山康晴/日本文芸社/2002うっ‥‥‥答えが透けて見えてる
2○  ■昭和将棋史/大山康晴/岩波新書/1988「日本将棋連盟の歴史。もう少し棋譜の解説も欲しいところ
     ⇒ 大山康晴(おおやま・やすはる)1923〜。将棋棋士、十五世名人。  
2    杉本流四間飛車の定跡−居飛車の右四間飛車・▲4五歩早仕掛けを粉砕/杉本昌隆/創元社/2003「振り飛車は相手の攻めを引きつけてさばく、相手の指した手の意味を考え会話する気持ちで指す、玉頭銀には4二金型」
     ⇒ 杉本昌隆(すぎもと・まさたか)1968〜。将棋棋士。  
3    歩の玉手箱/桐谷広人/週間将棋,編/毎日コミュニケーションズ/1995著者の引用棋譜のほとんどが敗戦譜なのが凄い!争点換えの歩、遮断の歩」
     ⇒ 桐谷広人(きりたに・ひろと)1949〜。将棋棋士。  
1    棋士になるには−なるにはBOOKS/大矢順正/ぺりかん社/1997「囲碁棋士のプロ入りは入品、フリークラスの対局料:予選\37000本戦\116000」
     ⇒ 大矢順正(おおや・じゅんせい)1938〜。将棋観戦記者、フリー記者、カメラマン。  
1▽   聖の青春/大崎善生/講談社/2000「有利になると将棋盤を反転させて指した羽生、女流は受けない」
     ⇒ 大崎善生(おおさき・よしお)1957〜。編集長。  
3    居飛車奇襲戦法/井上慶太/創元社/2002こんな風にひっかからんわなあ‥‥‥
     ⇒ 井上慶太(いのうえ・けいた)1964〜。将棋棋士。  
4▽   ぜったい詰まないZの法則/日浦市郎/毎日コミュニケーションズ/1996「Z=いくら駒を渡しても詰まない状態。あのー‥‥‥相手に受けられると負ける問題がたくさんあるんですけど。
     ⇒ 日浦市郎(ひうら・いちろう)1966〜。将棋棋士。  
3    詰将棋 実戦形パラダイス/詰将棋パラダイス+週刊将棋,編/毎日コミュニケーションズ/2002
     ⇒ 詰将棋パラダイス+週刊将棋  
4※   詰将棋手筋教室−基本テクニックオールガイド/村山隆治/毎日コミュニケーションズ/2000
     ⇒ 村山隆治(むらやま・たかはる)1923〜。三貴設計代表取締役、詰将棋、アマ四段。  
3    森内俊之の戦いの絶対感覚−最強将棋塾/森内俊之/河出書房新社/2000
     ⇒ 森内俊之(もりうち・としゆき)1970〜。将棋棋士。  
3    最強居飛車穴熊マニュアル/佐藤康光/日本将棋連盟/2003「対振り飛車最強戦法」
3    佐藤康光の戦いの絶対感覚−最強将棋塾/佐藤康光/河出書房新社/2000
     ⇒ 佐藤康光(さとう・やすみつ)1969〜。将棋棋士、第56期名人。  
3    つみのない話−投了後の逆転/勝又清和/毎日コミュニケーションズ/2000
     ⇒ 勝又清和(かつまた・きよかず)1969〜。将棋棋士。  
3    三浦流右四間の極意−四間飛車をやっつけろ/三浦弘行/木屋太二,構成/毎日コミュニケーションズ/2002
     ⇒ 三浦弘行(みうら・ひろゆき)1974〜。将棋棋士。  
3※   横歩取り道場第三巻4五角戦法−東大将棋ブックス/所司和晴/毎日コミュニケーションズ/2002「2八歩なしなら2一飛成、3八歩4四角には7七歩、6七銀に5八金寄、6七角成なら同金、8七銀には7七馬、相横2三歩に7七歩、相横の6四歩、3五同香に2五角は危険、2三歩なしの7七は歩」
4※   横歩取りガイド/所司和晴/毎日コミュニケーションズ/1990
     ⇒ 所司和晴(しょし・かずはる)1961〜。将棋棋士。  
3   ■右玉伝説−秘法巻之四/週刊将棋,編/毎日コミュニケーションズ/1991
3   ■左美濃伝説−秘法巻之弐/週刊将棋,編/毎日コミュニケーションズ/1991
     ⇒ 週刊将棋  
2▼♪ ■将棋どちらが勝つか/市川一郎/大阪屋号書店/1955「必死問題集。」
     ⇒ 市川一郎(いちかわ・いちろう)六段。  
2    子どものための「超」集中記憶術/大内延介,監修/講談社/1997
     ⇒ 大内延介(おおうち・のぶゆき)1941〜。将棋棋士。  
3   ■一局の将棋 一回の人生/河口俊彦/新潮文庫/1994/1990
     ⇒ 河口俊彦(かわぐち・としひこ)1936〜。将棋棋士。