●● 科学技術史−中国以外 ●● 3○∪ 科学論入門/佐々木力/岩波新書/1996「科学技術論の医学史モデル、東洋に数理学と独立心が不足、科学:自然の法則を探究、技術:ものや仕組みを作る技法、ブルーノ・スネル:ギリシャ語の定冠詞が抽象概念の形成に寄与した、アルキメデス:帰謬法・ニュートン:テクノロジー革命」 ⇒ 佐々木力(ささき・ちから)1947〜。17世紀ヨーロッパ数学史、科学史、科学哲学、数学史、マルキスト。 2○∪ 文化としての近代科学/渡辺正雄/講談社学術文庫/2000/1991「科学者は自然の一部でなく外から見なければならない、中世は暗黒時代ではない、万有引力はピタゴラスが知っていた、虹の七色とオクターブ、ショパンとDNA、ケプラーの月旅行小説「夢」、16世紀の奨学金、浦島太郎と図書館、宇宙は数学で書かれた聖書、知識は愛とともに、ニュートンのりんごの木の現在、仮説をねつ造しない」 ⇒ 渡辺正雄(わたなべ・まさお)1920〜。科学史、応用力学、工学。 4○∪ ■化学入門/原光雄/岩波新書/1974/1953 4○∪ ■化学入門/原光雄/岩波新書/1953「化学史。仮説の有効性について化学発見より検討する。一般法則・特殊法則、属性的必然性=普通法則、継起的必然性=因果法則、統計的必然性=蓋然的法則、アドホック仮説・作業法則・有効性仮説」 ⇒ 原光雄(はら・みつお)1909〜。化学。 2◯※ 日本の科学/技術はどこへいくのか/中島秀人/岩波書店/2006「トリチェリの真空、日本の研究システムはクレジットサイクルが機能していない・仕事が報われない・助手の仕事も教授や助教授に取られてしまう、ノーマン:技術製品はどのように機能するのか心の中で簡単に想像できるようにすべき=よい概念モデル・可視性・自然な対応付け・フィードバック、意識しないで不意に間違えるのがスリップ・考えすぎて間違えるのがミステイク、電信柱の物質生産性・コンクリートより鉄・鉄より木材、資源生産性の尺度エコリュックサックとMIPS、エコリュックサック:ある有用資源を得るために動かされた物質量、アメリカ工業の発展は1865年南北戦争終結後、アメリカでノーベル賞候補者が増えるのは1930年代から、世界最初の大学工学部は東京大学工学部、技術のすみわけ論、科学活動の中心国移動:1540-1610イタリア・1660-1730イギリス・1770-1830フランス・1810-1920ドイツ・1920-アメリカ、アメリカのノーベル賞受賞者のピークは1970年代・50年の発展なら2020年まで繁栄、ハンガリー現象:20世紀初頭ハンガリーにノーベル賞級科学者が集中して輩出、ニュートンの錬金術・通常の化学研究では有り得ない・賢者の石を得るため哲学者の水銀を得ようとした、科学革命:16世紀のコペルニクス地動説提唱・ガリレオ・ニュートン力学までの150年間、西暦1300年頃・視覚によって事物を対象化して正確に記録・均質化して分割計算、中世の時間概念の漠然さ・トマス・アクィナスですら生年の記録はまちまち、計算を生み出したのは都市の商人、複式簿記がもたらした大きさ、ロバート・フック:給与や実験の取り組みや学会への関わりなど今日の科学者と同じ・研究態度も世俗的・ユニバーサル・ジョイントの発明者、純粋科学者とは冷戦時代の軍事技術のための科学投資によるイメージ」 ⇒ 中島秀人(なかじま・ひでと)1956〜。科学史、科学基礎論。 2○▽ 天下無双の建築学入門/藤森照信/ちくま新書/2001「建築史学エッセイ。石器は軟らかい木は伐れぬ、竹に鉄器、基礎は石とコンクリ、土台はその上の木材、日本以外はドアは内開き、欧米室内に蛍光灯なし、雨戸は日本特産、建築家はベランダと雨戸が嫌い」 ⇒ 藤森照信(ふじもり・てるのぶ)1946〜。建築家。近代建築、都市計画史。 3○☆ プログラミング言語−図解雑学/塚越一雄/ナツメ社/2003「プログラミングとドミノ倒し、BASICでも10人に1-2人しかマスターできない・アセンブラや機械語はその1割、CPUが違うと機械語も異なる、CPU内の記憶装置がレジスタ、レジスタa:アキュームレータ、レジスタi:インデックスレジスタ、アセンブル:ニーモニックを2進数の機械語へ変換、低級言語:機械向け言語・アセンブラ、高級言語:人間向け言語・プログラミング言語、プログラマーが一つのコンマをピリオドにしたため無人衛星が無駄に、逆ポーランド記法は日本語語順」 ⇒ 塚越一雄(つかごし・かずお)プログラマー、ライター、数学。 2○△ ■文明の誕生/伊東俊太郎/講談社学術文庫/1988/1974「人類革命・農業革命・都市革命・精神革命・科学革命、農業革命による文化・都市革命による文明、人類革命:アフリカ、農業革命:東南アジア・西アフリカ・メソポタミア・新大陸、都市革命:メソポタミア・エジプト・インダス・殷・メソアメリカ・インダス、精神革命:ギリシア・インド・中国・イスラエル、科学革命:西欧、定住民による蓄積・遊牧民の伝達、都市革命は千年ずつ遅れて東へ刺激伝播、エジプトの計画的人工都市・メソポタミアの自然発生的都市、インダス文明はドラヴィダ族・アーリア人に滅ぼされる・リグ・ヴェーダに記録、新大陸は鍬農耕・大河流域ではない・車両やロクロなし、ギリシア思想はロゴス的理論的・インド思想は彼岸的形而上的・中国思想は此岸的実践的・イスラエル思想は超越的宗教的、ギリシアのイデアの観照・インドの涅槃への解脱・中国の道の実践・イスラエルの律法による救済、精神革命:ヤスペルスの枢軸の時代、p71原人と現代人類の関係は間違い」 ⇒ 伊東俊太郎(いとう・しゅんたろう)1930〜。科学史、科学哲学、比較文明学。 2◯ 金・銀・銅の日本史/村上隆/岩波新書/2007「金銀銅は周期表の11族、1981年発見の鹿児島県菱刈金山・世界一の高品位金鉱床・埋蔵量もトップクラス、世界の銀生産の三分の一を占めた日本の銀、人類と金属との出会いは一万年前、メッキ・水銀と金を混ぜた金アマルガム・350℃で水銀は蒸発、銀を含む金は青緑色を帯び青金と呼ばれる、白[金葛]はスズ・正倉院でアンチモンと判明、富本銭は青銅でなく銅とアンチモンの合金、飛鳥池遺跡に富本銭製作の工房、スズの含有が多く白味を帯びた銅を白銅と呼んだ、[竹/生]のリードに佐波理、日常の食器用に金属は定着せず、漆器と蒔絵、不定形ななまこ型の銀の塊・丁銀・豆板銀・重さで取引する秤量貨幣、家康の遺産は金換算で200万両・金だけで94万両、1591年秀吉が作らせた天正菱大判・世界最大の金貨・15cm×10cm、両替商の天秤と分銅は後藤家製作に限る、日本近世のモノづくりは人類の手工業的技術の最高レベル、1867年パリ万博:幕府・薩摩藩・佐渡藩が参加、1873年ウィーン万博には名古屋城の金の鯱が登場、金消費の47.9%は電気通信機・機械部品、銀の50%は写真感光用、銅の62%は電線、ノートパソコン1tあたり金92g銀183g銅36kg」 ⇒ 村上隆(むらかみ・りゅう)1953〜。歴史材料科学、材料技術史。 5※ 中国化学史/島尾永康/朝倉書店/1995「錬金術、干将は亀裂紋・莫耶は水波紋のある鉄剣、美金は銅・悪金は鉄、干将莫耶は鋭利なという形容詞、高炉の爆発、南陽の鉄産業、管仲の塩の専売、周易参同契、蔡倫以前の紙、上応星宿下辟不祥」 2○ ■ニュートン/島尾永康/岩波新書/1979「父の死後に生まれた子には超能力、薬学に詳しく薬は自分で調合、医師としのロック、貨幣偽造減少に貢献」 4※ ■科学の歴史/島尾永康,編/創元社/1978「易の化学・魏伯陽の周易参同契、趙君卿の周髀算経、宣夜説、鉄の鋳造:西洋は14世紀・中国は前513年、九章算術」 3 物質理論の探求−ニュートンからドールトンまで/島尾永康/岩波新書/1976「ニュートン以降の化学史。ケインズ:最後の魔術師ニュートン、古代人の叡智を明かすべく錬金術文献の研究したニュートン」 ⇒ 島尾永康(しまお・ながやす)1920〜。科学史、科学思想史。 3◯ ■近代科学の誕生(上)/H.バターフィールド/渡辺正雄/講談社学術文庫/1978/1957「いきおいの理論、コペルニクスの保守性、血液循環発見の意義、科学の画期的発展は同じデータを新しい思考で見なおしたため・科学者の意識の変化、近代的な慣性の法則は事物を正確に見るだけで発見できるものではない、ヒンズー人に発達した代数、ギリシア人に発達した幾何学、フランシス・ベイコン:実験の必要を力説したが数学化はせず、デカルト:実験的根拠の薄弱さ、デカルトの方法序説は屈折光学と気象学と幾何学の3論文の序文」 3◯ ■近代科学の誕生(下)/H.バターフィールド/渡辺正雄/講談社学術文庫/1978/1957「神のよる奇跡の証明から神による秩序と整合性の証明への変化、西欧文明の方向を決定づけたフランスのフィロゾーフ運動・科学啓蒙運動、錬金術は科学思考に貢献したのではなく科学の恩恵を受けて発達した」 ⇒ H.バターフィールド(H.Butterfield)1900〜79。英。歴史家。 3 ■工芸の社会史−機能と意味をさぐる/吉田光邦/NHKブックス/1987 3※ 錬金術−仙術と科学の間/吉田光邦/中公新書/1963「唐太宗は練丹術に熱心・ペルシアのナラニバーサに不老長寿の薬を作らせて服用、659年編集の"新修本草"のテリアカ/底野迦、植物系の神農経と神農本草経、鉱物系の周易参同契と抱朴子、周易参同契とエメラルド表の類似、周易参同契のもとの火記六百篇・ゾロアスター教の経典か、始皇帝はゾロアスター教・アベスタの教えを禁止、列子の炎人とはゾロアスター教、東西の技術発展に影響したガラス器具の採用と不採用、宣教師は山伏を悪魔と呼んだ、漢代以来の公文書の決まり文句"急々如律令"が呪文の最後の言葉に、科学は万民のための科学」 3 日本科学史/吉田光邦/講談社学術文庫/1976/1955「日本思想史・どこが科学史?14世紀にソロバンの輸入、筑波常治」 ⇒ 吉田光邦(よしだ・みつくに)1921〜91。科学技術史。 2※ 地球は青かった−科学の名言集/平田寛/岩波ジュニア新書/1987 2○ 失われた動力文化/平田寛/岩波新書/1976「人生は短く芸術は永しはヒポクラテス、技術と芸術がはっきり区別されるのは19世紀から、奴隷の労働量は自由人の半分しかなかった、アテナイ・自由市民の2-3倍の奴隷、1-2世紀のヘロン・蒸気タービンの発明、旋盤の普及・前7世紀以後、エジプトとメソポタミアの巨像を運搬する絵、古代の馬のくびき・馬の牽引力の1/4しか発揮できず・8-9世紀ゲルマン人により新しいくびきがヨーロッパに、騎兵隊の誕生・前9世紀のアッシリア王の時代、あぶみこそ騎士に安定感を与える・あぶみがないと両足の力で馬の腹を締めなければならない・武器は腕力のみ・あぶみの発明が槍や弓を思う存分使えるようにした、奴隷と貧民の仕事をなくさないために水車の使用を禁止した1世紀の皇帝、11世紀に潮汐利用の水車」 ⇒ 平田寛(ひらた・ゆたか)1910〜。古代中世の科学史。 1○ 「間取り」の世界地図−暮らしの知恵としきたり/服部岑生/青春新書/2006「LDKという表示法は日本独自、51-C型:51年の公営住宅の標準プランのCタイプ、仕舞屋:家賃だけで暮らす町人、欧米では内開き・防犯の利点バリケードで侵入を防げる、外開きの利点:雨仕舞・雨の侵入を防ぐ・脱いだ履き物のスペース・天変地異の脱出で開きやすい、密談:欧米はドアを閉じる・日本では建具を開け放つ、応仁の乱の頃の畳は1.9m・いまの団地サイズの畳は1.7m、狭い部屋は畳の角が十字にならない祝儀敷き・大広間は不祝儀敷き、アメリカ人の求める住宅:コミュニティ・プライバシー・社交性・多用途・アウトドア、リビングやダイニングにカーテンをひかず通りから見えるようにするアメリカ、森の国のドイツ・クラインガルテン運動・ベランダで庭造り」 ⇒ 服部岑生(はっとり・みねき)1941〜。建築デザイン研究、工学。 3○ 新パソコン入門/石田晴久/岩波新書/2000「パソコンの歴史と未来。8ピットでバイト、CDは線速度一定、フロッピーとDVDは角速度一定」 ⇒ 石田晴久(いしだ・はるひさ)1959〜。情報科学、コンピューター科学。 2○ 理科がおもしろくなる12話/山口幸夫/岩波ジュニア新書/2001「69万年前磁極は逆、ステンレス:鋼+クロム+ニッケル」 ⇒ 山口幸夫(やまぐち・ゆきお)1937〜。科学史、技術論、環境論、物性物理学。 1△ 技術と文明の歴史/星野芳郎/岩波ジュニア新書/2000「アリストテレスの奴隷と女性差別観、1657年の江戸火事で死者10万、鉱山排水と蒸気機関、ベルサイユで即位したドイツ皇帝、ユトランド海戦で死者は負傷者の10倍、原爆被災後の阿鼻叫喚のない静寂」 ⇒ 星野芳郎(ほしの・よしろう)1922〜。現代技術史、工学。 2☆ 本ができるまで−カラー版/岩波書店編集部,編/岩波ジュニア新書/2003「本と印刷の歴史、精興社の仕事」 ⇒ 岩波書店 2※ 甦るダーウィン/小川眞里子/岩波書店/2003「ポパー:ダーウィニズムは形而上学的研究プログラム、歴史的説明は法則的説明を含まない統合的説明と物語的説明、飼育栽培との類比、いとこのエマとの結婚と近縁交配」 ⇒ 小川眞里子(おがわ・まりこ)1948〜。科学史。 3○ アインシュタイン相対性理論の誕生/安孫子誠也/講談社現代新書/2004「工科大学時代に実験室に入り浸り、特許も多数、ブラウン運動・光量子論・相対性理論は4ヶ月間に発表された、3つの理論は密接に関連する、婚約者マリッチとの恋文、相対性原理の重要性はポアンカレが既に指摘」 ⇒ 安孫子誠也(あびこ・せいや)1942〜。物理学史。 2※ 思い違いの科学史/青木国夫,他/朝日文庫/2002/1978「コレラの江戸死者10-26万、コレラ祭り、明治45年間でコレラ死者37万、世界初の飛行機はラングリーとしてスミソニアンに展示、ロンドンの科学博物館へライト兄弟のキティホークを送る・アメリカに帰還したのは1948年、ガリレイもデカルトも速度の概念を把握できず・落下速度は距離に比例、野口英世は理屈抜きの技術一点張り、花粉はブラウン運動しない・花粉のデンプン粒など」 ⇒ 青木国夫(あおき・くにお)1924〜2001。国立科学博物館。 2△ 説得力/赤木昭夫/生活人新書/2005「日本物理学会の会誌の執筆要領:ひとつの文を15字以内にするように、アメリカ人の訴訟意識・責任関係では言動が慎重になる、欧米人は原則主義者・中国人は無原則主義者、陪審制は米兵の裁判が動機・米兵が日本の裁判を忌避しないため、アメリカの弁護士は80万人・人口320人に一人、個人弁護士の案件:59%離婚・19%不法行為・13%財産・12%政府との紛争・8%借財、ベテランの講演家・最初と最後の一分だけ決めておき途中はなりゆきに任せる、アリストテレスの信頼の根拠:思慮・徳・好意、キケロの弁論:最初と最後は感情の喚起・叙述と確証、人を見て法を説く:cleave the log according to the grain、説得:聞き手の問題を明確化・制約と困難を引き出し・解決の道筋を示す」 ⇒ 赤木昭夫(あかぎ・あきお)1932〜。科学史、技術論、メディア論。 3※ ? 科学的世界観/桜井登/近代文芸社/1995「物質界・生物界・人間界に分ける、ダーウィン:無知は時に知識より確信を生む・科学では解決できないというのは科学をよく知っている人ではなく知らぬ人々、ヤング:行動の原因を探ることをあきらめた人たちが自由意志があるという、心は実体ではなく現象である・変転するニューロンの電気化学的な過程の総称、科学を離れ宗教や神学に入って価値や道徳や善悪を語ることができる、人間の愛を生物学的に説明してそれが何を理解したことになるのか」 ⇒ 桜井登(さくらい・のぼる)1952〜。公務員。 3※ 古代の精密科学/O.ノイゲバイアー/矢野道雄・齊藤潔/恒星社厚生閣/1984/1951「ギリシア、エジプト、バビロニアの数学と天文学」 ⇒ O.ノイゲバイアー(Otto Neugebauer)1899〜。オーストリア。数学史。 3※ フォークの歯はなぜ四本になったか−実用品の進化論/ヘンリー・ペトロスキー/忠平美幸/平凡社/1995/1992「中国の手押し一輪車・水田で便利、形は機能に従うのではなく形は失敗に従う・モノは欠点の修正で進化する」 ⇒ ヘンリー・ペトロスキー(Henry Petroski)1942〜。土木工学。 3※ 笑いの方程式−あのネタはなぜ受けるのか/井山弘幸/化学同人-DOJIN選書/2007「アンジャッシュ・ネタベスト、取り違えが笑いを生む、▽失敗状況による攻撃性があるときのみ笑いとなりうますぎると感心させてしまう、シュール作品には何かあるんじゃないかと思わせるリアリティーがある、二つの世界の比較対照、無意味がなぜ笑いを引き起こすのか、▽それが失敗状況であることが多いため」 ⇒ 井山弘幸(いやま・ひろゆき)1955〜。科学思想史、科学基礎論。 2 化学物質は警告する/常石敬一/洋泉社新書/2000「サラリーの語源は塩、塩の毒性:体重60kgの人で30-300gの塩で致死性、猛毒のヒ素も生命体に必要な成分、愚者の毒・ヒ素・元素であり破壊できず痕跡が必ず残る、メガトン級という表現はTNT火薬に換算しての威力、ヒトラーが神経ガスを使わなかった・自身が被害を受けた経験、化学兵器が使えるのは運搬手段のない相手に自国から離れた相手の領土とその周辺地域、赤チンと水銀・公害イメージのため製造打ち切り」 ⇒ 常石敬一(つねいし・けいいち)1943〜。科学史、生物化学兵器軍縮。 3 偶然の科学誌/井山弘幸/大修館書店/1995「アインシュタイン:生まれ変わったら鉛管工になりたい・原爆への嘆き、ニュートンのりんご:1665年後半から翌3月の出来事・仮説否定時代のため偶然の演出か、鉄腕アトムの主題歌の作詞は谷川俊太郎」 ⇒ 井山弘幸(いやま・ひろゆき)1955〜。科学思想史、科学哲学。 1 ■科学者の言葉/丹羽小弥太,編著/講談社現代新書/1966「常識的な言葉のみ。パスツール:偶然は準備のある人間しか助けない」 ⇒ 丹羽小弥太(にわ・こやた)1917〜。科学評論、文明評論、社会評論、科学史、科学技術史、生物学史、生化学、生物学。 3◎ 天の科学史/中山茂/講談社学術文庫/2011/1984「三つの古い科学:数学・天文学・医学 最も古いのは天文学 ストーン・ヘンジは天文台 インドは二十七宿 十和田湖のストーン・サークル:キリストが日本に来た証拠 天変占星術と宿命占星術 太陰太陽暦の月の15日は必ず満月 宇宙形態論と宇宙物理論 天動説や地動説は英語にはない・英語では地球中心説と太陽中心説 コペルニクス体系の難点は恒星に年周視差が発見されない ニュートン:我、仮説を作らず 哲学史になくて科学史にあるのが実験や器具の問題 屈折望遠鏡と反射望遠鏡 色収差・球面収差・コマ収差」 3 西洋占星術/中山茂/講談社現代新書/1992「未開人は天を語らず、一世紀ローマの占星術、ハレーとニュートン」 ⇒ 中山茂(なかやま・しげる)1928〜。科学史、天文学。 4 CPUの働きと高速化のしくみ−図解雑学/山田宏尚/ナツメ社/2004「次世代ゲーム機のCPUはすべてIBM、コンピュータでは1024倍がキロ、16進法:Hexadecimal、嶋正利」 4 コンピュータのしくみ−図解雑学/山田宏尚/ナツメ社/2002「計算するcalculate:小石、デジタル:指、ソロバンはデジタル・計算尺はアナログ、バグ:蛾が電子回路に入って故障、前にB言語があったからC言語」 ⇒ 山田宏尚(やまだ・ひろなお)1962〜。メカトロニクス、フルードパワー制御、画像処理工学、バーチャルリアリティ。 3 ローマと長安/若山滋/講談社現代新書/1990「ローマは歩行が基本、余暇:ローマは時間的・長安は空間的、ローマでの建設事業は皇帝財力による市民サービス、ローマは一日にしてならず・長安は半年でなる」 ⇒ 若山滋(わかやま・しげる)1947〜。建築文化論、都市文明論、比較様式論、工学。 3 確率の科学史−「パスカルの賭け」から気象予報まで/マイケル・カプラン、エレン・カプラン/対馬妙/朝日新聞社/2007/2006「」 ⇒ マイケル・カプラン(Micheal Kaplan)。作家、放送局ディレクター、ヨーロッパ史。 4 日本の名建築をあるく−雰囲気の美学/相川浩/ちくま新書,「神社、寺、茶室など」 ⇒ 相川浩(あいかわ・ひろし)1924〜。ルネサンス建築論。 3 ■キーワードで読む現代建築ガイド/飯島洋一/平凡社新書/2003 ⇒ 飯島洋一(いいじま・よういち)1959〜。建築評論家。 3 科学が進化する5つの条件/市川惇信/岩波科学ライブラリー/2008「可能性の推移としての科学史、ダーウィンの進化論は細菌の薬剤耐性や線虫の細菌耐性の獲得として実験室で実証された、科学の方法・わかることが進化したモデル形成とその検証のループを回すこと、科学技術は人類の普遍知」 ⇒ 市川惇信(いちかわ・あつのぶ)1930〜。システム工学。 2 街角の科学誌/金子努/中公新書ラクレ/2007「タレスの日食予言:紀元前585.5.28、アリストテレスはクジラと魚を区別、亀に似た怪獣・龍の子である贔屓、十二支の漢字は本来動物と関係なし、標高338mの分水嶺・日本海と太平洋・山形県最上郡最上町大字堺田」 3 ■思考実験とは何か/金子努/講談社ブルーバックス/1986「ダーウィンの生命の大樹イメージ、」 ⇒ 金子努(かねこ・つとむ)1933〜。科学思想史、科学技術、社会および基礎論。 2 ■ガリレオ・ガリレイ/青木靖三/岩波新書/1965「ガリレオの死んだ年にニュートンが生まれた、」 ⇒ 青木靖三(あおき・せいぞう)1926〜。科学思想史、科学哲学。 3※ 世界文明における技術の千年史/アーノルド・パーシー/林武監訳/東玲子/新評論/2001/1990「1500年メキシコ人口は2500-3000万・1568年は300万、トルコとペルシアは火薬帝国、中国は印刷帝国」 ⇒ アーノルド・パーシー(Arnold Pacey)1937〜。英。雲南生まれ。科学技術史、物理学。 4 科学的思考とは何だろうか−ものつくりの視点から/瀬戸一夫/ちくま新書/2004「頑固さか発明発見の父、科学的思考とは境界を越えて学ぶ好奇心に従い決して境界を踏み越えない姿勢に徹しあくまでも境界に立つ立場から常識をより豊かにする思考」 ⇒ 瀬戸一夫(せと・かずお)1959〜。科学史、科学基礎論。 2 ■世界の酒/坂口謹一郎/岩波新書/1957「欧米の名醸地と研究所を訪ねる旅。」 ⇒ 坂口謹一郎(さかぐち・きんいちろう)1897〜。発酵学。 2☆ ■図解古代・中世の超技術/小峯龍男/講談社ブルーバックス/1999「古代ギリシャの発明を中心に、」 ⇒ 小峯龍男(こみね・たつお)1953〜。機械工学、情報科学。 3 生きものの建築学/長谷川堯/講談社学術文庫/1981「ガウディと巣・引力、プレーリードッグの62000平方キロメートル40億頭の町、」 ⇒ 長谷川堯(はせがわ・たかし)1937〜。建築の評論、建築の歴史。 ●● 医学史 ●● 3○∪ ■医学の歴史/小川鼎三/中公新書/1964「医学四千年の歴史を解剖学中心にたどる。素問:病因を陰陽の不調和・五行と五臓、傷寒論:傷寒と中風と三陰三陽、人体解剖こそ医学の進歩を生む」 ⇒ 小川鼎三(おがわ・ていぞう)1901〜。解剖学。 2※▽ ■医学をみる眼/中川米造/NHKブックス/1970「犬が細長い草を喉に押し当てて嘔吐する、冬眠からさめた熊は苔の一種を食べて下剤とする、鳩は月桂樹を葉をついばんで消化不良を治す、ヒポクラテス:医療は魔術師でなく調理人より、古代エジプトの分科は宗教神秘化のため、ヒポクラテスの誓いは医師結社の入門宣誓、ソクラテスとバカが同じ症状を呈しても同じ治療をしてはならない、ラグルス:しびれえいによる電気療法、ペストは経済秩序の助産婦、7世紀バグダッドに精神病院、床屋出身外科医:アンプロワズ・パレ1510-90、解剖は涜聖罪ではなかった、構造主義に変化なし、反科学:生の哲学・実存主義・精神医学、問診history takingは歴史的方法」 ⇒ 中川米造(なかがわ・よねぞう)1926〜。医学、医学史。 3○∪ 医学の歴史/梶田昭/講談社学術文庫/2003「ヒポクラテスのヒポは馬、体液病理学・体は常に一つ・病気も常に一つ、イエスは説教者・巡回治療師、サレルノ養生訓:笑い・安静・腹八分の三人の医者、8−11世紀は東洋の唐文明・南洋のヒンドゥー文明・西洋のアラブイスラム文明、アルファベットを発明したフェニキア人、シリア・ヘレニズム、アル・ラーズィー:生の骨付き肉を吊り下げて最も腐りにくかった場所を病院に、近代ヨーロッパの科学者にプロテスタントが多い、リンネの病気の属、牛痘の雌牛ワッカからワクチン、保守的な医者を"病人を見ながら病気を見ない"と非難、ゼンメルワイスの殺菌法、西欧医学は人身の内景解剖学が本・原生原病の研究病理学が次・薬剤治方治療学がその次、副腎皮質ホルモンの発明、私達の理解の及ばない範囲が自然治癒と呼ばれる、ホリズム:生体は個別の要素への分割を許さない・生体は成分の和以上」 ⇒ 梶田昭(かじた・あきら)1922〜。病理学者、内科医。 2◎○ 精神医学の歴史/小俣和一郎/第三文明社-レグルス文庫/2005「動物は殺しても生まれ変わってやってくる・シャーマンは動物に成り代わり蘇るかを占う、禹は歩行障害がある・シャーマンのよろめき倒れるさまが投影、精神病を表す言葉の起源は預言者を意味する言葉、阿呆船:北部ヨーロッパで精神病者を押し込んで都市から都市へと追放、中世ハンザ都市には市壁の外に狂人檻、最古の現存の精神病院ロンドンのベスレム病院・元は聖マリー修道院、京都の岩倉大雲寺・精神病者の参集する寺・明治に精神病院に、精神病院の起源は宗教型施設と拘禁型施設、家族が自宅内の座敷牢に隔離する私宅監置、大学卒業した医者はメディクス、徒弟制度で実技を習得したフィジクス、魔女狩り対象が悪魔憑きでなく精神病としたヨハン・ワイヤー、鎌倉時代の梶原性全の頓医抄1302年に宋代の人体解剖図、断酒運動としての茶会、浄土真宗の神鬼不拝、カントの精神病分類:心気症・メランコリー・熱性譫妄・発熱のない狂気、ショック療法や外科療法はファシズム国家で開発された、ヨーロッパ中世の修道院医学」 ⇒ 小俣和一郎(おまた・わいちろう)1950〜。臨床精神医学。 2♪※ アジア医科学史散歩/石田純郎/考古堂書店/1999「仏教遺跡観光ガイド。カンボジアの章はほとんど奥さんの写真集。通貨両替のみ地球の歩き方が信頼できる、地球の歩き方は部屋でこそっと見る・持って歩くと危険、犯罪:エスカレータでのサンドイッチ強盗・衣服を汚して貴重品を抜く・路上両替で手品、カードの安全性:ビザ>ダイナース>マスター、韓国の零細食堂ではぼられる・入口に丸い印の行政機関の指定マークのある模範食堂の方が安くつく・韓国の屋台は鬼門、タイでは死体をそのまま写す・死体専門雑誌まで、仏像を見ると運転手も両手で合掌する、ヤマダ・ナガマサとは日本人町の意味、東南アジアで一番治安のよいミャンマー、インドの土産物売りは相場の100倍で始まる」 3※ ヨーロッパ医科学史散歩−医史跡・医科学史博物館25ヵ国ガイド/石田純郎/考古堂/1996「フランスでは日本語とハングルが区別されず、ギリシャはイスラム文明圏に近い、フランスの鉄道・幹線で2時間に一本・準幹線は一日2本も普通、TGVは三時間に一本、世界最初の分断国家はベルギーとオランダ、室内に雨が漏るロシアのアエロフロート、外国人から話しかけたら内容を聞かずすべてNo、Pleaseはどうぞでなく下さい、小さな店では主人の目を見て挨拶する、おかしなことをされたらすぐその場で日本語で怒ること、ウィーンでは観光業者や博物館員も嘘をつく、治安はすべて日本より悪い・最悪はイタリア、ロンドンの対日感情は悪い」 ⇒ 石田純郎(いしだ・すみお)1948〜。医史学、医学概論、小児科。 2※∪ 正倉院薬物の世界−日本の薬の源流を探る/鳥越泰義/平凡社新書/2005「施薬院と悲田院を設けた光明皇后・千人洗垢、740年藤原広嗣の乱、奈良大仏:銅500t錫8t金441kg水銀2.5t・260万人動員・総人口500万の半分、正倉院薬物の産地リスト、雄黄は鶏冠石・硫化砒素・武都産が最上品、紫雪・奈良時代の万能薬、西晋の女性魏華存・上清派道教/茅山派道教、鴆はモリモズ属のズグロモリモズ・皮膚に毒性の強いステロイド系アルカロイド・ホモバトラコトキシン、黄帝内経:聖人は未だ病まざるを治す、1729年朝鮮人参の栽培開始・オタネニンジン・年間90t程度」 ⇒ 鳥越泰義(とりごえ・やすよし)1930〜。日本薬史学、生薬、植物化学、薬学。 2※ 病が語る日本史/酒井シヅ/講談社学術文庫/2008/1999「飛騨国のスクナはシャム双生児、奇形が生きのびると呪術師に、光明皇后天平2年4月施薬院を設ける、美貌の光明皇后と華麗な天平文化・自ら千人の垢を洗う・千人目の膿まみれの病者・仏の化身、鑑真は名医、正倉院薬物のほとんどは外国産、三条天皇は緑内障、源氏物語のモデルは藤原道長、マラリア:突然激しい震えに襲われる・40度前後の高熱が四、五時間続き唐突に平熱に戻り二三日後にまた熱発作、ナポレオン:マラリアを制したものがアフリカを征服する、都市化が進み生活レベルがあがるとマラリアは軽症化、信玄は胃ガン、蒲生氏郷は大腸ガン、ポンペ:長崎住民の8%は眼病、古代の風邪は神経系の病気・風邪症候群は感冒、江戸のインフルエンザの流行は世界の流行に連動、1975年まで死因トップは結核、らい者が仏の化身という見方から働くことを嫌う浮浪者そして性欲が強いという偏見へ、日本武尊は脚気、男の疝気・女の癪、疝気は睾丸や下腹部の病、癪は脾臓の病もしくは凝結した血による」 1○☆ 医学史への誘い−医療の原点から現代まで/酒井シヅ/診療新社/2000「瀉血療法の歴史の長さ・全く無効なものがこのような長い時に耐えられるはずがない ⇒耐えたものはいくらでもありますが、アスクレピオスの蛇の杖・日本医師会のバッジのデザイン、新農本草経や黄帝内経の原型は紀元前6世紀にできた ⇒ちょっと早すぎるような……、十二指腸という言葉はヒポクラテス全集より、最古のホスピタル・4世紀終わりローマの貴婦人ファビオラが建てた、人体解剖:ヘロティロスBC325-は脳と脊髄と神経を突き止める・エラシストラトスBC320-240は運動神経と知覚神経の区別を発見、解剖学はヴェサリウスの前後で画期、マラリア特効薬のキナ皮、リスター1827-1912の消毒法、1826年アントニー・ランベル:ランベル縫合、1846年10月16日モートンのエーテル麻酔、クリミア戦争のフランス軍・戦死者の8倍が戦病と戦傷で死亡、負傷者は多く手術後に死亡・細菌感染のため・手術しない方が死亡率が低い、1716年アウエンブルッガーの打診法、ラエンネックの聴診器、阿片からモルフィネを抽出精製したセルテュルナー、1928年フレミングのペニシリン発見」 ⇒ 酒井シヅ(さかい・しづ)1935〜。医史学、医学博士。 1 王朝医学のこころ−国宝『医心方』に学んで/槇佐知子/四季社/2005「アサガオはサツマイモと親戚・六世紀に薬として中国に、大同類聚方に梅毒の処方あり・医心方に梅毒とおぼしき症例、著者の夫・高校一年の妹を犯し20年間関係を強いる・癌と夫に騙される、牛蒡は唐代の魯山で栽培、盲学校に立体コピー」 3 日本の古代医術/槇佐知子/文春新書/1999「平成は越絶書より、岩戸びらきと古代医術、野兎病と兎の呪い、平貞盛:妊婦の腹の児の肝で難病を治療、平清盛は仙薬・石薬の中毒死」 2◯※ くすり歳時記−古医学の知恵に学ぶ/槇佐知子/ちくま文庫/2000/1989「瘧の呪術治療・鶏を驚かせて時々鳴かせる、麗山県の山中の甘谷水・川の両側に菊・菊の花が流れに散り込む・飲むと長寿に・魏文帝の使者が周王に仕えた少年慈童と出会う、蘇合香・脳卒中の薬、牙子・淮南の山谷・邪気などの薬、菊の花を食べると白髪にならない、菊の花を百日間陰干しにして粉末にし白松脂で固めた錠剤が不老長寿薬、宝貝の薬効・視力障害、黄耆・隴西産がよい・皮膚病に、詩経・男女の交情を芍薬のたわむれ・男が女に芍薬の花を贈る、[竹/弄]:径1分・長さ6寸の竹271本・計算や占いに使う、漢代の神農黄帝食禁七巻経、陽は活動力・陰は蓄える力、則天皇后の人豚 ⇒呂后の勘違い」 ⇒ 槇佐知子(まき・さちこ)古典医学研究、医学史。 2◎ 旅と病の三千年史/浜田篤郎/文春新書/2002「アレキサンダー大王の死因はマラリア説が有力、中世の梅毒は急性で症状も激烈だった、結核は弥生時代に渡航者とともに、縄文人は結核に抵抗力が全くなかったかも、壊血病予防にレモン汁、インディオのキナとキニーネの発見がマラリアの脅威を一掃、ナポレオンのロシア遠征にとどめを刺した発疹チフス、日露戦争・日本軍の戦死58000病死22000・ロシア軍31000病死8000・軍陣医学史上はじめて病死が戦死より少ない戦争」 ⇒ 浜田篤郎(はまだ・あつお)1955〜。旅行医学。 3◯ 世界医療史−魔法医学から科学的医学へ/Erwin H. Ackerknecht/井上清恒・田中満智子/内田老鶴圃/1983「手長猿の化石の病気:30%フィラリア症・10%マラリア・40%はトリパノゾマ症・骨折や関節炎も多い、ペルーの頭蓋骨の穿孔・円盤状の骨を魔よけにした、インド医学や中国医学は西洋中世の医学に類似、中国の紀元前1100年に羅針盤 ⇒それは違うと思うが、犯罪者の判定に指紋も用いた中国13世紀、ヒポクラテス派:身体の部分ではなく病める個人全体を治療・医師は自然の治癒力を助ける・不治の病人は取り扱ってはならない、アリストテレス・医師の息子で自身も医師、設立:モンペリエ大学1181年・パリ大学1110年・ボロニア大学1113年・オックスフォード大学1167年・パドウァ大学1222年、中世の解剖図と中国の解剖図の類似、パリの医師数:1296年6名・1395年32名・人口8500人に一人、ジオラモ・カラカストロの詩から梅毒の病名、サムエル・ハーネマン1755-1843のホメオパシー同種療法、クロード・ベルナール:実験室は医学の聖域・実験室医学、中世の図書館医学、ヒポクラテスやベルハーヴェやシデナムの病床医学・レンネックやグレーヴスの病院医学、コッホの微生物の基礎要請:その病気のどの症例にも発見される・他の病気に発見されてはならない・純粋に他から分離できる・培養できる・接種により同じ病気を起こす・接種された動物から取り出せる、コッホ:1882年結核菌発見・1883年コレラ菌発見・1890年ツベルクリンを提示」 ⇒ エルウィン・H・アッカークネヒト(Erwin H. Ackerknecht)医史学。 2○ 医学史と数学史の対話−試練の中の科学と医学/川喜田愛郎・佐々木力/中公新書/1992「科学論は科学哲学でなく科学史、臨床医学はフランス革命より、現代医療・科学批判の浅薄さ、オブスキユランティズム蒙昧主義を斥ける、流行を追う思いつきだけの日本の某科学史家」 2 生命・医学・信仰/川喜田愛郎/新地書房/1989「講演や随筆集。内村鑑三、キリスト教、進化論」 2○ パストゥール/川喜田愛郎/岩波書店/1995/1967「培養により乳酸酵母を証明、白鳥型フラスコ、パストゥーリゼーション低温殺菌、国民報復ビール、種細胞説、炭疽菌、狂犬病」 3 病気とは何か−医学序説/川喜田愛郎/筑摩書房/1970「病気のみかたの歴史変遷、病気:修復緩和が期待される人の身体的精神的状態・技術的な概念」 ⇒ 川喜田愛郎(かわきた・よしお)1909〜。病原微生物学、細菌学、ウイルス学。 3○ お産の歴史−縄文時代から現代まで/杉立義一/集英社新書/2002「日本の産科史。いなご草、回生術、江戸時代3000万で人口変動なしの原因は」 ⇒ 杉立義一(すぎたつ・よしかず)1923〜。産科医、医学史、日本の産科史。 2○ ■生命の探求者/平澤興/新学社文庫/1980/1949「医学研究者の小伝記集、日本人も多い。努力と執念の人が多い」 ⇒ 平澤興(ひらさわ・こう)1900〜。脳解剖学。 3○ 外科学の歴史/クロード・ダレーヌ/小林武夫・川村よし子/文庫クセジュ/1988/1984「45000年前の遺体の右腕に切断の跡・最古の外科医術、インド方式と呼ばれる鼻の形成手術、ヒポクラテス:人間は調和のとれた総合体、教会は1480年まで解剖禁止した、最古の医学校・イタリアのサレルノ医学校・9世紀、1268年頃・外科医の医学校のサン=コーム連盟の結成、大胆な手術をした遍歴外科治療医、ダ・ヴィンチは30体も解剖、外科医パレの王が最高の治療を求めたときの返答:できません。王に対するのと同じようにみなを治療するからです、ルイ14世の痔瘻を手術した外科医フェリックス・下層階級相手に手術の練習・患者の多くは死んだ、無菌法を実行していたローソン・テート」 ⇒ クロード・ダレーヌ(Claude d'Allaines)心臓外科。 2○ ■薬の文化誌/松井壽一/丸善ライブラリー/1991「メソポタミアの血液、エジプトの呼吸、万能解毒薬ミトリダクチム、テリアカ、家康は医師、薬価差益」 ⇒ 松井壽一(まつい・じゅいち)1936〜。医学ジャーナリスト。史学。 3※ 毒と薬の世界史−ソクラテス、錬金術、ドーピング/船山信次/中公新書/2008「被子植物のアルカロイド・遺伝毒性も・恐竜絶滅に関係、ソクラテスとドクニンジン、テリアカ:紀元前三世紀の万能解毒薬、丹薬・硫化第二水銀・空気中に放置すると暗色・400度で焼くと遊離水銀・水銀を空気中で300度に加熱すると酸化第二水銀・遊離水銀を硫黄と接触させると硫化第二水銀に戻る・燃やしてももとに戻るので生命が絶えないと考えられた、光明皇后・730年に施薬院・また同時期に悲田院・病者や貧者、中尊寺金色堂のアオモリヒバ・トロポロン系化合物の抗菌性、イヌはテオプロミンの代謝速度が遅い・チョコレート中毒で死ぬことも、ナス科:トウガラシ・ピーマン・タバコ・マンドラゴラ・ジャガイモ・トマト、アセトアルデヒドを分解できない日本人と韓国人・中国人にはいない、エジプトのミイラ・約7億体、正露丸は商標をとれず、星一の星製薬所・日本で初めてモルヒネ生産・星新一の父、ビタミンB発見の鈴木梅太郎・オリザニン、ペニシリン・碧素」 ⇒ 船山信次(ふなやま・しんじ)1951〜。薬剤師、薬学博士。 3▽ ■毒の話/山崎幹夫/中公新書/1985「毒のエピソード15話。ペルシャの幻人と麻酔薬、西施乳=ふぐの白子酒、瞳を大きくするベラドンナ、狂気を生み出す莨[廾/宕]、タバコはナス科、亜鉛メッキ=トタン、錫メッキ=ブリキ、周礼の五毒、ガンの二段階説、毒消しテリアカの製法」 ⇒ 山崎幹夫(やまざき・みきお)1931〜。薬学博士。 3※ 感染症と文明−共生への道/山本太郎/岩波新書/2011「文明は感染症のゆりかごであった リーバン:健康と病気は、生物学的、文化的資源を持つ人間の集団が、生存に際し、環境にいかに適応したかという有効性の尺度である わら、ね。同じ場所にいるには、ありったけの力でもって走り続けなくちゃいけないんだよ 潜伏期間の長いウイルスはヒトと共存し他のウイルスの感染からヒトを守っている」 ⇒ 山本太郎(やまもと・たろう)1964〜。医学、国際保健学。 3 精神医学の歴史/イヴ・ペリシエ/三好暁光/文庫クセジュ/1974「クラーレやキニンはアメリカインディアンより、クレペリン:精神医学は自然科学であり生物学である」 ⇒ イヴ・ペリシエ(Yves Pelicier)1926〜。仏。社会精神医学、精神薬理学。 1※ 全国医薬史蹟ガイド/山川浩司/薬事日報新書/2004「ビタミンの父・高木兼寛、松江市の中海の大根島で薬用人参、中医の処方箋は数種の生薬とその量のみ記される、中国は日本の数倍の量を使う・水質の違い・溶解度の違いか、日本の薬局のマークのベンゼン環・本当はこの形にはならない、会津高田町で人参の生産と輸出」 ⇒ 山川浩司(やまかわ・こうじ)1951〜。有機化学、有機金属化学、薬史学、薬学教育、研究技術史。 2※ ?■和漢薬−生化学が解く薬と健康/奥田拓道/中公新書/1987「どうも推論が危うい。心臓病で油・辛い⇒あっさり甘みへ、栄養が一度に吸収されると脂肪がたまりやすい、成人後の肥満は脂肪細胞の数は変わらず容量を拡大、脂肪酸を燃やす赤筋:短距離選手のふくらはぎの25%・マラソン選手は75%、減量には緊張感のある運動・息切れしない程度、タンニン:過酸化脂質の毒性をやわらげ生成も阻止、酵素のリズム、陰陽論」 ⇒ 奥田拓道(おくだ・ひろみち)1936〜。生化学。 2◎ ロマンとアンチロマンの医学の歴史/古井倫士/黎明書房/2011「医学には蛇がつきもの 医学組織のシンボルマークに蛇が多い 日本の医学の神:大国主神と少彦名命 酒は百薬の長 723年興福寺に施薬院・光明皇后 1722年小川笙船の養生所 一杯当たりカフェイン:コーヒー0.06・煎茶紅茶0.004 コーヒーは風邪薬と同じ量 解体新書の中心訳者前野良沢は名前が記載されず エウリピデス:幸福は短い。神がその帆を粉々に打ち砕くのだ トーマス・ハーディー:幸福とは苦痛というドラマにときどき訪れるエピソード 日本初の女性産科医楠本いね シーボルトは1829年国外追放も1859年63歳に再来日し前妻たき53歳や娘いね32歳と再会 紫陽花におたきさんと名付ける 1869年日本初の献体による解剖は吉原の遊女美幾」 ⇒ 古井倫士(ふるい・ともお)1948〜。脳神経外科。 2 病気の社会史−文明に探る病因/立川昭二/NHKブックス/1971「ライ、ペスト、梅毒、結核、ガン、コレラ。西洋と日本の病気と社会の関係。ライ者と光明皇后、ライはペストに駆逐、1348年黒死病に7000万人死す、鉄砲とキリスト教より梅毒が先、1840年英国都市労働者の寿命は15歳、ブロンテ姉妹と結核」 ⇒ 立川昭二(たつかわ・しょうじ)1927〜。科学史、医学史。 3 結核という文化−病の比較文化史/福田真人/中公新書/2001「結核は全身の部位を冒す病気、馬王堆の夫人も結核・杜甫も結核、弥生人が稲作とともに結核をもたらす、産業革命によりイギリスの人口増加・逆で人口増加が産業革命を支えた」 ⇒ 福田真人(ふくだ・まひと)医学史。 2※ 江戸八百八町に骨が舞う−人骨から解く病気と社会(歴史文化ライブラリー)/谷畑美帆/吉川弘文館/2006「話がすぐ飛んで起承転結がない、花の町お江戸では水辺の屍は町の風景の中にすっかり溶け込んでいる、池や川に死体が漂っていても番所に届けなくてよい、1716年コレラで8万人死亡、病人の70-80%は梅毒、1858年のコレラ23万人死亡・1862年麻疹で26万人死亡、クリブラ・オルビタリア:眼窩上板の多孔性の変化・ストレスマーカー・栄養障害などを示す、1860年そば屋が3763軒、古墳時代は身長が高く江戸時代は低い、現代日本人・地域差が少なく美男美女が増えた、ハンセン病の治療薬・大風子・日本に50万人の感染者、1665年9月1日から1ヶ月ロンドンのペスト死者26230人、大火事でペストが下火に、ロンドン人口:16世紀2.5万・17世紀5万・18世紀95万、虫歯:でんぷん質と砂糖によるものの2種、歯の移植・歯根膜は15分で乾燥して駄目に、エンセイ遺跡・41.8%は成人までに死亡・その半数は生後1年以内、江戸市民の1割前後が梅毒に感染」 ⇒ 谷畑美帆(たにはた・みほ)古病理学、考古学。 2○ 優生学と人間社会/米本昌平+松原洋子+島次郎+市野川容孝/講談社現代新書/2000「20世紀優生学史の俯瞰図。日本の優生学政策は戦後、本人同意の原則が拡大されることも、ベルリン陥落後の50万人のレイプ被害、渡部昇一の神聖な義務と血友病患者の子どもを二人生んだ大西巨人」 ⇒ 米本昌平(よねもと・しょうへい)1946〜。科学史、科学論。 ●● 気候・天文・植物の歴史 ●● 3 ■料理の起源/中尾佐助/NHKブックス/1972 4○ ■栽培植物と農耕の起源/中尾佐助/岩波新書/1966「根栽文化は東南アジアからアフリカへ、シコクビエはサバンナの穀物栽培の指標植物、果菜類、農耕は一年生禾本の群落を作ることから、日本=葦原の中つ国、ヨーロッパのコムギ食は産業革命より、マコモ類=ワイルドライス」 3▼ 分類の発想−思考のルールをつくる/中尾佐助/朝日選書/1990「日本の二十世紀ナシや染井吉野は一本のみ、タクソン=分類枠、パラレルタクソン=同格の分類枠とノンパラレルタクソン、クライテリオン=分類基準、孤立タクソンは欠陥論理、分類は3〜5、バナナと人間は同じ、家畜とまだら模様、見た目の類型分類、数値範囲の規格分類、系統図の系譜分類」 ⇒ 中尾佐助(なかお・さすけ)1916〜93。遺伝育種学、栽培植物学、“照葉樹林文化論”。 2☆ 図解 膜宇宙論−超弦理論からみえた驚異の宇宙像/桜井邦朋/PHP研究所/2003「非対称な形のものが回転すると重力場の変化があり重力波が発生、M理論:Mother,Membrance,Mysterious、銀河など物質は膜宇宙に張り付いている」 2◎△ ■寿命の法則−人間の死はいつ決められたか/桜井邦朋/翔伝社NONBOOK/1993「脳の進化、老化、生命の誕生、進化論、人間原理など。226歳のコイ」 2○ 自然の中の光と色/桜井邦朋/中公新書/1991「虹のでき方、チョウ、北欧人は瞳孔が退化、ミツバチ、空の45度は30度、心理的天空は鍋型」 2☆ ■天文考古学入門/桜井邦朋/講談社現代新書/1982「巨石文明、ストーンヘンジ、古代エジプト、マヤ、インカ、酒船石。ナヴァホのカニ星雲スケッチ、天の岩戸は冬至の祭祀」 2▼△ 「考え方」の風土/桜井邦朋/講談社現代新書/1979「アメリカでは研究費分捕りも能力の内・自己の売り込みやコネ作りも能力、日本の研究者は自分の研究を簡単に話してしまう・アメリカは短期で日本人研究者を招いて利用する、身体を張って自分を上手に売り込まなければならない、肩書きが先に来る社会ではないが顔と顔のつながりを重視、ニュートンは神学上の理由から虹を7色とした、自分に意見がないということは自分の行為に責任を持たないことにつながる、思うはthinkでなくguess、アメリカ人:一人一人は100%違うという了解、人工が加えられるほど美しいというアメリカ人の美の基準、すぐ英語に言い直せない文章はまわりくどくて日本語としてもよい文章でないことが多い、日本は論より証拠・アメリカは論より論、日本人の議論・意見が対立すると平行線に終始・相互に解決点を見出す努力をしない・対立点と共通点の整理しない、勘は英語になし・perceptionとintuitionも違う、論理思考は仮説演繹的・仮説検証に鋭い演繹的論理が大きな役割、ピーターの原理:人は自分の無能力がはっきり証明されるポストまでは昇進できる、ニクソン・ショックは日本語、Sinは日本語になし、individualismは個人主義ではない、数式で納得する日本人・数式にモデル説明や図示を求めるアメリカ人、ただ今の専門present specialty、アメリカの大学・遅刻した生徒は教室に入らない」 ⇒ 桜井邦朋(さくらい・くにとも)1933〜。宇宙物理学、天文学、天文考古学。 3 龍の文明・太陽の文明/安田喜憲/PHP新書/2001「龍は東北の魚や馬がモデル、中国・日本・アンデスの龍、苗族はトイレなし、舜は三苗に殺された、北方畑作牧畜の龍族と南方稲作漁労の太陽族鳥族蛇族、蛇と牛、龍と馬」 3△ 気候が文明を変える/安田喜憲/岩波科学ライブラリー/1993「ミケーネ文明の崩壊を花粉分析で解く、トロイ戦争は木材争奪、気候悪化が新大陸への移住を促進、縄文晩期のイネ・ソバ栽培、蛇殺しと鉄器」 ⇒ 安田喜憲(やすだ・よしのり)1946〜。地理学、環境考古学。 4▽ 孔子の見た星空/福島久雄/大修館書店/1997「漢詩に出てくる星座がわかる」 ⇒ 福島久雄(ふくしま・ひさお)1910〜。水圏の物理学。 2※ 中国の星座の歴史/大崎正次/雄山閣/1987「曽侯乙の墓に四獣を伴った二十八宿を記した漆器、詩経に見える織女と牽牛・まだ恋愛なし、古代人の渡河相会の民俗・水神信仰、文選の漢代の詩・牽牛星と河漢女のロマンス、七月七日に私願の達成を祈る乞巧奠は後漢より、唐の随筆酉陽雑爼・輔星が見えない者はもうすぐ死ぬ・輔星=アルゴル」 ⇒ 大崎正次(おおさき・しょうじ)1912〜。天文学史、東洋史。 4 ■星の古記録/斉藤国治/岩波新書/1982「古文献上の日食・星食の検証。西郷星、ベツレヘムの星、かに星雲、ハレー彗星、赤いシリウス、中国でガリレオ衛星発見?」 ⇒ 斉藤国治(さいとう・くにじ)1913〜。古天文学。 3 風土と歴史/飯沼二郎/岩波新書/1970「動態的風土論。地主の水を媒介とする支配、ヘーゲル:歴史は個人の自由の発展過程、マルクス:歴史は個人の私有の増大過程、ヤスパースの枢軸時代と騎馬民族説、三圃式(冬作夏作休閑)村落共同体」 ⇒ 飯沼二郎(いいぬま・じろう)1918〜。農業経済学。 3 ■香辛料の民族学−カレーの木とワサビの木/吉田よし子/中公新書/1988「生はハープ・干すとスパイス、」 ⇒ 吉田よし子(よしだ・よしこ)1932〜。農芸化学。 4☆ ■花の履歴書/湯浅浩史/講談社学術文庫/1995 3 植物と行事−その由来を推理する/湯浅浩史/朝日選書/1993 ⇒ 湯浅浩史(ゆあさ・ひろし)1940〜。細胞遺伝学、民族植物学。農学博士。 3 ■植物の進化を探る/前川文夫/岩波新書/1969 ⇒ 前川文夫(まえかわ・ふみお)1908〜84。植物形態学、植物系統学、植物分類学。 4 民俗と植物/武田久吉/講談社学術文庫/1999/1948「植物について地域と歴史の話。桃は中国原産」 ⇒ 武田久吉(たけだ・ひさよし)1883〜1972。植物学、高山植物の分類。 3 牧野植物随筆/牧野富太郎/講談社学術文庫/2002/1947「植物の名称の正誤を正す。ジャガイモはナスの仲間、キャベツ:cabbage」 ⇒ 牧野富太郎(まきの・とみたろう)1862〜1957。植物学、植物分類学。 ●● 思想史 ●● 2▼◎ 入門 哲学としての仏教/竹村牧男/講談社現代新書/2009「聖徳太子の頃の仏教とは学問や文明そのもの、バラモン教のアートマン常我から無我を唱えた釈尊、空性/シューニャターで理解した方がイエスの神に近い・ジョン・B・カブ、自己とは何か究明するのが宗教・己事究明、ブッダとはサンスクリット語で目覚めた者・真理を自覚した者、自分自身を保つもの・ダルマ/法・サンスクリット語で保つもの、因=原因・縁=条件・因と縁があって果がある、小乗仏教・世界にあるものは諸法・大乗仏教では諸法の実在も否定、唯識の事的世界観、大乗仏教:中観派と唯識派、個体と環境を一組のセットとしてとらえる、自己とは身体と環境が循環交流する総体・身体を焦点に主体と環境が交流交渉する総体、良源・草木発心修行成仏記・草木自身が発心修行菩提涅槃する、草木国土はすでに成仏している存在だ、仏教:原始仏教・部派仏教・大乗仏教・密教、阿弥陀仏・国王、西田幾多郎・無の絶対者:絶対者は自らを絶対否定してこそ絶対者、浄土教の阿弥陀仏・密教の大日如来、世界:世は時間・界は空間、ヤクザのシマ・サンスクリット語のシーマー・世界の界、道元:有は時なり時は有なり・時間と存在、一刹那:指パッチンの1/60時間、アウグスティヌス:過去は現在の想起・未来は現在の期待、西田幾多郎:倫理道徳はどう行為するべきか・宗教は自己が何であるか」 ⇒ 竹村牧男(たけむら・まきお)1948〜。仏教学、宗教哲学。 2○ 絵でわかる西洋哲学/Valis Deux/日本実業出版社/2001「右文章、左イラスト」 2○※∪ 絵でわかる現代思想/Valis Deux/日本実業出版社/2000「現象学、実存主義、論理実証主義、構造主義、オートポイエーシスまで。アフォーダンス=情報抽出理論、能動的な身体活動全体こそ知覚」 4 知の最先端/Valis Deux,編/日本実業出版社/1998 ⇒ 大嶋浩(おおしま・ひろし)1952〜。フランス語通訳、編集、映像論。 3▼◎ 世界をよくする現代思想入門/高田明典/ちくま新書/2006「哲学:形而上学・倫理学・論理学、目的を離れて正しさを論じることはできない、世界認識は目的により異なる・方法も目的により異なる、コント:予見するために観察する・予知するために予見する・科学から予測が生まれ予測から行為が生まれる、科学技術者の仕事:帰納的推論により共通の法則を推測し演繹して行為、対象はそれを認識する人間の目的より異なる様相を示す、ピアジェの相同関係の抽出、構成概念:予測と制御のためうまく説明するための架空のもの、ものごとをありのままに見るだけではダメ、レヴィ=ストロースの対立関係、共変関係と継時関係、フーコー:訓練による倫理と道徳で自分の内面の理由として律しているように見える新しい支配の形態、生−誠二:自分の意志で服従する状態、法は脱構築可能・正義は脱構築不可能、脱構築=線引きを疑う、正義は法の脱構築を果てしなく繰り返す作業の中にしか存在し得ない、現代思想の研究者・哲学+個別科学で活動、様々な言説が脱構築されることで社会の底流の無意識が変化し社会が発展する、クリプキの分析的形而上学・言語哲学の形而上学的転回、脱構築:世界認識は言語による分節化・分節化の多くは二項対立・恣意的で妥当性がない・疑義を提示する」 ⇒ 高田明典(たかだ・あきのり)1961〜。文化記号論、リハ工学。 2○▽ 構造主義−図解雑学/大城信哉/小野功生,監修/ナツメ社/2004「構造主義:サルトルとの対決より、"存在と無"は"ある"と"ない"、実存は本質に先立つ:人間にとって何かであることより事実としてあることが先、カントの要請:理性的にわからないことを生きる必要からわかったことにする、マルクス:社会的諸関係によって動かされる人間、ニーチェ:理性より生きる意欲が重要、フロイト:人間は自分で自分を制御できない、フォイエルバッハ:神学とは人間学、構造:物事の関係を物事そのものとは別に考える、フーコー:主体性を持った人間は自分で自分を監視する囚人、バルト:文学作品は読み手のもの、デリダの差延:空間的差異+時間的遅延、脱構築:外からの批判でなく内側から自壊させる、ツリー対リゾーム:整理された思考と流動する思考、構造主義:科学的態度を人間自身に適用」 ⇒ 大城信哉(おおしろ・しんや)1959〜。西洋宗教思想史、哲学、倫理学。 2 考える技法−小論文で頭がやわらかくなる/小阪修平/PHP新書/2005「小論文の書き方」 3○▽ 現代思想−図解雑学/小阪修平/ナツメ社/2004「ニーチェ:真理を語ろうとする人は何のために語ろうとするか、理想に救いを求める=背後世界を求める僧侶の思想、絶対肯定の生の哲学・無限に生成変化する世界・変化を通じての永劫回帰、実存:この私が今ここにいる、現象学:真理でなく主観にとって確実なものから、キルケゴール:人間にはしっかり立つべき土台がない、ハイデガー:死を先取りした人間、世界は成立している事柄の全体である、フランス共産党はレジスタンスを闘った道徳的権威、現象学は"この私"の意識に明瞭にあらわれるものから・実存主義は"この私"意識の存在から・構造主義=人間の行動は無意識の構造に支配されている、ドゥルーズ:世界は固定された区別なし・ただ質と強度の違い・純粋な差異の広がる世界、ボードリヤール:消費社会の象徴の世界貿易センタービル・自爆テロ、脱構築=ずらす・新しく作るのではない、痕跡=自由な主体でなくエクリチュールの痕跡がある」 ⇒ 小阪修平(こさか・しゅうへい)1947〜。著述業、予備校。 4 ドゥルーズ入門/檜垣立哉/ちくま新書/2009 5 西田幾多郎の生命哲学/檜垣立哉/講談社現代新書/2005「ベルクソンやドゥルーズの生の哲学と比較する、バラバラにされたメロディーは流れではない」 3 ドゥルーズ−解けない問いを生きる/檜垣立哉/NHK出版/2002「意識の哲学:世界を正しく認識する意識のあり方の検討、自然の哲学:世界認識を含む自然の生成力に論点」 4▼△ ベルクソンの哲学−生成する実在の肯定/檜垣立哉/勁草書房/2000「実在をあるがままに記述する試み、絶えず変化し新たな質を生み出し続ける流れ・本質的に時間的存在・持続、知覚される対象の輪郭とは生命体が有効な行動をとるための便宜的な区分、生命とは宇宙の記憶、目的なき目的論、眼の進化論と相対性理論のベルクソンの理解は変」 ⇒ 檜垣立哉(ひがき・たつや)1964〜。哲学、現代思想。 2○▽ 化粧せずには生きられない人間の歴史/石田かおり/講談社現代新書/2000「化粧の語源は宇宙・秩序、鏡のない時代は互いに化粧し合う、清潔にするのは水でなく布、お歯黒で忠誠を示す、江戸の厚底禁止令、纏足とコルセット」 4 現象学的化粧論−おしゃれの哲学/石田かおり/理想社/1995「化粧と装いの分類。綺羅の美・素の美、みやび(みたて・したて・やつし)、ならい⇒こらし⇒はずし。人事を尽くし下自然、勇気を出して人目にさらされておしゃれができる」 ⇒ 石田かおり(石田香里、いしだ・かおり)1964〜。哲学的化粧論、身体文化論、西洋哲学、現象論、文化論。 1※ 知の分類史−常識としての博物学/久我勝利/中公新書ラクレ/2007「プリニウスの博物誌・張華の博物志、礼記の動物5分類:羽根がある・毛が生えている・殻がついている・鱗がある・裸のもの、人類はイモムシの親玉、中世の自由七科:文法学・論理学・修辞学・算術・幾何学・天文学・音楽、中国の六芸:礼・射・書・楽・御・数、ヘーゲルのエンサイクロペディー・項目が3ずつ分岐する、中国の類書:幅広く記事を抜き書きして収集分類、老荘という言葉は淮南子より、魏晋に始まる四部分類:甲/六芸・乙/諸子兵書数術方技・丙/歴史・丁/詩賦」 ⇒ 久我勝利(くが・かつとし)1955〜。編集工学、テレビ番組の企画・リサーチ、松岡正剛。 3 多読術/松岡正剛/ちくまプリマー新書/2009 3※ 知の編集術−発想・思考を生み出す技法/松岡正剛/講談社現代新書/2000「遊びのパイディア興奮性とルドゥス困難性、黒澤明:映画は編集だ、要約法と連想法、ステレオタイプ典型性・標準的実例、プロトタイプ類型性・模範、アーキタイプ原型性・元型、要約編集の技法:重点=ダイジェスト・輪郭・図解・構造=フロー図・脚本・報道、図解は矢印の意味がはっきりしているとよいもの、編集:収集分類・系統樹ネットワーク・モデル・入れ替え・オーダーとルール・年表や地図・引用と注釈・演劇芸能・デザイン装飾・翻訳・ゲーム・遊び、吃音宣言:武満徹・羽仁進・大江健三郎、目次読書法」 5 複雑性の海へ/松岡正剛,他/NTT出版/1994 4 花鳥風月の科学/松岡正剛/淡交社/1994「朝日カルチャーセンター・イメージの誕生の連続講座の記録より。、日本文化の重要テーマ10にいろいろな角度から照明をあてる、日本の歴史文化のイメージの起源、神の到来:おとづれ、レズビアンの女流知識人スーザン・ソンダク、ペルシア語・アラビア語・サンスクリット語に主観にあたる言葉がない、光明皇后と夢与忠交」 ⇒ 松岡正剛(まつおか・せいごう)1944〜。情報文化、情報技術、工学、編集企画、構成、システム開発。 3☆ 東と西の宇宙観−東洋篇/荒川紘/紀伊國屋書店/2005「馬の首を締めてしまう馬と車をつなぐ不合理な構造・メソポタミア・インド・中国で共通・合理的なものが別な場所で独立に発明されることはあっても不合理なものでは考えにくい・インドから中国に伝わった、易経の天円地方の宇宙、道教の不老長生の神仙境・東の海上の蓬莱・方丈・瀛洲の三神山・西の彼方の天に通じる崑崙山、荘子:道はオケラ・蟻・粟・稗・糞尿にもある、荀子:水火に気あるも生なし・草木に生あるも知なし・禽獣に知あるも義なし・人は気あり生あり知ありまた義あり、泰山は冥界の霊魂が集まる場所、陸象山:宇宙はすなわちこれ吾が心」 2◯ 車の誕生/荒川紘/海鳴社/1991「不合理な喉腹帯式牽引法・最初に車を牽いたのは牛・牛の方法が馬に使われる、ポリスの市民は乗用に車を使わず・遠方への旅行も徒歩、アテナイの総人口は20-30万・1/3は奴隷、前一世紀の全イタリアの奴隷は150万人」 ⇒ 荒川紘(あらかわ・ひろし)1940〜。科学思想史。 2※ 新書365冊/宮崎哲弥/朝日新書/2006「社交的であることは差別的であること、大乗仏教の根本・龍樹の中論、日本人には法が権力から人民を守ってくれるという感覚がない、精神科の入院患者数は34万人で世界最多、日本人は輪廻転生の観念をほとんど受容しなかった、介護も売春も同じ労働カテゴリーに入る、がんは新生物の一種、反ヒンドゥーとしての仏教のヒンドゥー化・イスラムの流入で衰退、仏教はどこまでも因果律に則った自由意思」 2▽ 人権を疑え!/宮崎哲弥,編著/洋泉社新書/2000「昔の人から人権思想の無さを批判する空虚さ、個人は他人の人権を侵害できない・公が私の人権を侵害するのみ、中国のポルノとケニア密猟は死刑、佐賀の少年は射殺すべき、日本は少数派天国」 ⇒ 宮崎哲弥(みやざき・てつや)1962〜。政治哲学、宗教思想、時事論、大衆思想批判、政治思想、システム・プランナー、ラジオ・パーソナリティ。 3※ 死刑制度の歴史/ジャン・アンベール/吉原達也・波多野敏/文庫クセジュ/1997/1993「一人の証言だけでは死刑するには充分ではないというルール、法定刑:刑罰が妥当であるにはその適正さだけでなく法律に定められていなければならない、殺人の類型:予期できぬ原因による殺人・理解力のない者による殺人・過失不注意の殺人・必然の正当防衛の殺人・激情による殺人、終身隷役刑の方が死刑より抑止力がある・印象が長く続くため、平等性の原理・死には死を、被害者は殺人者の排除でしか慰めを見いだすことはできない・殺人犯の存在自体がスキャンダル・隷役刑の費用は国家の余分な負担、窃盗犯を死刑にすると殺人が増える・窃盗した者は殺人を躊躇しなくなる」 ⇒ ジャン・アンベール(Jean Imbert)1919〜。仏。法学、法史、ローマ法。 4 続 基礎情報学−「生命的組織」のために/西垣通/エヌティティ出版/2008「生命情報・社会情報・機械情報、ルーマン:社会システムの構成素は人間でなくコミュニケーション、伝播メディア:新聞・テレビ・書籍など、成果メディア:貨幣・真理・権力・愛など、グレイザーズフェルドのラディカル構成主義:知識を外部からではなく認知主体の内部で自ら構成していく・試行錯誤して状況に適応するのが認知活動」 3◎ こころの情報学/西垣通/ちくま新書/1999「情報からみた生命・心・社会。情報は生命とともに、内側から歴史に沿ってみる、オートポイエーシスとアフォーダンスの融合、サイバースペース」 3 AI−人工知能のコンセプト/西垣通/講談社現代新書/1988「AIの歴史、工学−哲学論議、機械的な人」 ⇒ 西垣通(にしがき・とおる)1948〜。情報工学、情報文化論。 2○ 道楽科学者列伝/小山慶太/中公新書/1997 1○ ファラデー−実験科学の時代/小山慶太/講談社学術文庫/1999/1993「数学を知らない科学者ファラデー、会長一人反対の中で王立協会のメンバーに、1840年ヒューウェルより“科学者”が誕生、クーロンの法則・オームの法則・静電誘導を発表しなかったキャヴェンディッシュ」 ⇒ 小山慶太(こやま・けいた)1948〜。社会科学。 3◎※ 入門 マインドサイエンスの思想/石川幹人・渡辺恒夫,編著/新曜社/2004「心理学の分裂、科学哲学、心の哲学、社会心理学、リード:1900年以前に今日の意味の哲学はなかった、哲学の二大潮流:分析哲学と現象学」 4▽ 心理学の哲学/渡辺恒夫,他,編/北大路書房/2002「心理学のアプローチ:行動主義・神経生物学・精神分析・認知・人間性・現象学、モーガンの公準:低次の心的能力で説明できるならそれを高次の能力ものと解釈すべきでない、スキナー:真理とはある出来事が予測し制御できること、シェーラー:人間の他の動物との違い・環境世界に閉じこめられていることを外部から眺めることができる世界開在性を持つ、自然哲学の心理学部門が心の哲学、"発見の文脈"と"正当化の文脈"の区別、マルクスもフロイトも検証事例を持つが反証可能性がない、反証があっても理論を棄却せず調整する、心は脳の機能を見るときの概念、ギブソンの直接知覚論、共時性:因果は偶然の一致でその意味を観察者が読みとる、元型:偶然の一致を生む何か、ラマルク:種は存在しない、中村雄二郎科学の知:普遍主義・論理主義・客観主義、臨床の知:宇宙論的考え方・象徴表現の立場・身体的行為の重視、ペルーのケチュアの人々は思うや考えるに相当する単語がなく民話でも心的状態について言及しない誤信念の理解が6歳過ぎでも半数」 ⇒ 渡辺恒夫(わたなべ・つねお)1946〜。生涯発達心理学、死生学、夢の心理学、科学基礎論。 3※ 孔子と古代オリエント/磯部隆/大学教育出版/2003「論語における人は民と対比する支配階級、仁とエジプトのマアト、論語に見る儒家の派閥対立、孝の曾子学派と墨子に接近する宰我学派・樊遅学派、子貢学派と曾子学派の対立、子夏学派と曾子学派の連携」 ⇒ 磯部隆(いそべ・たかし)1947〜。古代思想、法学。 5 バタイユ入門/酒井健/ちくま新書/1996「聖なるものへの覚醒、死とエロティシズム」 ⇒ 酒井健(さかい・たけし)1954〜。バタイユ。 3 猫はなぜ絞首台に登ったか/東ゆみこ/光文社新書/2004「同時多発テロとトム・クランシーの"合衆国崩壊"、糞に汚さや滑稽さを読みとるのは現代の見方? 神話の記述は当時の貴族の感覚しか示さないと思うが……、ホガースの版画、猫吊り下げは穀物霊の豊饒儀礼」 ⇒ 東ゆみこ(ひがし・ゆみこ)1968〜。比較文化学、神話学、日本文学、人文地理学。 2 分類学からの出発−プラトンからコンピュータへ/吉田政幸/中公新書/1993「分類の歴史。二分割法、デューイの十進分類法、図書分類の歴史」 ⇒ 吉田政幸(よしだ・まさゆき)1935〜。図書館情報学。理学博士。 2 ? 独学の精神/前田英樹/ちくま新書/2009「夏の冷房で木が耐えられずに割れる」 ⇒ 前田英樹(まえだ・ひでき)1951〜。フランス思想、言語論。 3 ? 日本人の行動文法(ソシオグラマー)/竹内靖雄/東洋経済新聞社/1995「内容ゼロ。自分の体感をただ記述しただけ。論理や分析、論証というものをまるで理解していない。日本の特異性を文化伝統から説明しても説明するべきことをもう一つの説明されるべきことにつないだだけ、ありふれた事実から当たり前の結論が導かれている、バイオグラマー:遺伝的な行動の仕方、オセロは後手必勝」 ⇒ 竹内靖雄(たけうち・やすお)1935〜。経済思想史、経済倫理学。 3 魔術から科学へ/パオロ・ロッシ/前田達郎/みすず書房/1999/1957「近代科学思想を生み出したベーコン、共同研究としての科学、科学研究組織設立の提唱」 ⇒ パオロ・ロッシ(Paolo Rossi)1923〜。ウルビーノ。哲学史。 ●● 哲学史−西洋 ●● 3▼◎ これからの「正義」の話をしよう−いまを生き延びるための哲学/マイケル・サンデル/鬼澤忍/早川書房/2010/2009「フロリダ州の便乗値上げ禁止法、三つの理念:幸福の最大化・自由の尊重・美徳の促進、アメリカ人の正義感を損なうのは失敗に報酬を与えること、what most ofended American's sense of justice was that their tax dollars were being used to reward failure、不自然さに反応しているのでは?太った男ぐらいでは列車は止まらない、道徳についての考察:自分の判断と支持する原則の一致を追求すること、道徳をめぐる考察は孤独な作業ではなく社会全体で取り組むべき試み、アリストテレス・カント・ミル・ロールズ、1974年石油危機で制限速度を引き下げると交通事故死者が減少・元に戻すと増加した、ミルの自由論:人間は他人に危害を及ぼさないかぎり自分の望むいかなる行動をしようとも自由であるべき、ベンサム:自分の遺体を防腐処理して保存して展示させた、合衆国憲法修正第十三条:自由意志によらない労役は禁止、正義とは自由を尊重すること、インド西部アナンド:代理出産の商業的集積地、代理出産は自由といえるか・女性を貶めていないか、正しいことを正しい理由のために行うこと、義務の動機から生じた行動だけが道徳的な価値を持つ、楽しいから人を助けるのは道徳的ではなく義務だから助けるのは道徳的、道具としての理性でなく純粋実践理性、万人に当てはめても矛盾が生じない原則に従うべし、返せないお金を借りる・自分を他者より優先していることになる、他者を尊重することは人間の義務である・自尊心も同じもの、他人を道具としてはならない、人間であり合理的推論能力を備えて尊敬に値する存在だから人権は守られるべき、定言命法を遵守することは自分が選択した法則を遵守すること、感性界に起因する判断から独立していることこそとりもなおさず自由ということ、人間は自分の所有者ではなく自分を意のままにすることはできない、自律とは自分が定めた法則に従うこと、嘘はダメだが真実だが誤解を招く表現は可、功利主義を退け社会契約に基づく正義論を支持、契約の持つ道徳性は自律と互恵性に由来、ロールズ:正義とは無知のベールをかぶった状態で人々が選ぶ原理、アファーマティヴアクション:偏りの補正・過去の過ちの補償・多様性の促進、悪い生育環境での好成績はより高い素質を示す、黒人やヒスパニックは社会的に有用な特徴となりうる、多くの大学は入学選考に卒業生の子女を優遇、正義は目的にかかわる、正義は名誉にかかわる、われわれは正しい行動をすることで正しくなり節度ある行動をすることで節度を身につけ勇敢な行動をすることで勇敢になる、適切な振る舞いをするうちに美徳の感覚が身につく、自らは理性を持たないが他人の理性を理解できる程度に理性に関与する人は生まれながらの奴隷である、解放奴隷に土地40エーカーとラバ一頭を与えるという南北戦争時の公約は果たされないままだった、不正について謝罪できるのは何らかの形でかかわった人だけ、正義を人間とその本性にふさわしい目的や善とのあいだの一致の問題とみるアリストテレス、選択の問題とみるロールズとカント、自己は社会的歴史的役割や立場から切り離せるという誤った前提、自然的義務・普遍的・合意不要、自発的責務・個別的・合意必要、連帯の責務・個別的・合意不要、誇りと恥は共有するアイデンティティを前提とした道徳感情、愛国心の誇りを持つなら帰属意識から過去の謝罪の必要性が生まれる、リー:私はこれより先わが州を守るためにしか剣を抜かない、ユナ・ボマーを告発した弟、人間の義務と責務をすべて意志や選択に帰することはできない、アメリカ初のカトリックの大統領ケネディ、三つの正義:最大多数の最大幸福・選択の自由の尊重・美徳の涵養、道徳に関与する政治は回避する政治よりも希望に満ちた理想であるだけではない。公正な社会の実現をより確実にする基盤でもあるのだ」 ⇒ マイケル・サンデル(Michael J. Sandel)1953〜。政治哲学。 2○▽ ■この一冊で「哲学」がわかる!/白取春彦/知的生きかた文庫/1996「悟性=理解能力=understanding、カミ=世の常を越える優れたもの:本居宣長古事記伝、古代哲学者は思想犯・宗教犯罪者、キリスト教の神は何であるか知ることはできず何でないかのみ知ることができる、疑いえないのは考えていること自体のはず、スピノザ:心身(物心)平行説・決定論、カント:純粋な理性を批判分析する、受動的経験・積極的体験、実存=現実の中でどうふるまうか、対自=意識、投企=意志的行動、神は死んでいる、ツアラトゥストゥラ=ゾロアスターのドイツ語読み」 ⇒ 白取春彦(しらとり・はるひこ)哲学、宗教、文学、ドイツ語。 3 空間と人間/中埜肇/中公新書/1989「イメージ、性質、行動、事実と意味、人間化、美と信仰と遊び、文明の関係。J・S・ミル:自然科学の前提として自然の斉一性」 3∪ 時間と人間/中埜肇/講談社現代新書/1976「人間と時との関わりを問う、キリスト教文化圏では日曜日は原理的に働いてはいけない・神のことに奉仕すべき日・日曜日はほとんどの商店が休み、中東戦争でアラブ側はユダヤ教のの新年の安息日に先制攻撃、真珠湾奇襲は日曜日の早朝、表象とは感覚でとらえることのできないものを心に思い浮かべる作用・観念と表象はもともと同義、唯物史観は終末論的史観、宿命は過去に決定された受け入れるしかないもの、運命は未来から迫ってくる能動的に立ち向かうもの、3つの時間イメージ:かけがえのない日の点イメージ・過ぎ去ったら戻らない直線イメージ・繰り返す明日という円環イメージ」 2○∪ 弁証法/中埜肇/中公新書/1973「ベーコンの4つのイドラ:洞窟・種族・広場・劇場、対話的思考法、生産的なノー、総合と分析、矛盾律の克服ではない、システム把握に有効、しかしで結ばれた2つの主張」 3○∪ ヘーゲル/中埜肇/中公新書/1968「領民を販売した領主・私有財産を処分して何が悪い、フリードリヒ大王:無神論者・ドイツ語を軽蔑・書くのはフランス語、ロシア貴族は日常もフランス語、ヘーゲル哲学:哲学となったプロテスタンティズム・フランス革命が中心核・主観と客観は同じものの両面、ナポレオンに心酔、具体的なものは他者との関係に媒介されたもの・抽象的なものとは媒介性を含まないもの、真なるものは全体である、理性的なものは現実的であり現実的なものは理性的である、生命と精神と神は同じもの・汎神論・汎理性主義・汎論理主義、神は死せり、和解の弁証法、世界史の目的は自由の意識とその実現」 ⇒ 中埜肇(なかの・はじむ)1922〜。西洋近世哲学、哲学的人間学。 4 ウィトゲンシュタイン言語の限界−現代思想の冒険者たち7/飯田隆/講談社/1997「絶対音感あり、哲学は何も発見しないすべてを手にしている隠れたものはない、クリプケンシュタインのパラドックス」 4 言語哲学大全T−論理と言語/飯田隆/勁草書房/1987「哲学とは思考についての思考、“誰もが誰かをねたんでいる”は受動文にすると意味変化、意義の違い例:宵の明星と明けの明星・昨日いわれた“今日”と今日いわれた“今日”」 4○△ 言語哲学大全U−意味と様相(上)/飯田隆/勁草書房/1989「ア・プリオリ=経験不要な・ア・ポステリオリ=経験必要な、カント:数学はア・プリオリで総合的、総合的判断は認識の増大をもたらし分析的判断はもたらさない、カルナップ:哲学は論理分析で科学文と概念を明瞭化する、何を分析的言明とするかが経験的理由で変化する、逸脱の直感主義論理・拡大の様相論理」 5△ 言語哲学大全V−意味と様相(下)/飯田隆/勁草書房/1995「事象様相と様相論理の可能世界意味論、様相概念:必然・偶然・可能・不可能を論理語として認める、様相論理語が機能している推論の真偽を体系的に分類する。可能や必然とは他の確定条件と矛盾しないということと思うが‥‥‥」 5 言語哲学大全W−真理と意味/飯田隆/勁草書房/2002「命題の理解=真であれば何が成り立つか、トークンとタイプの違い、表現された言語時空的位置を持つトークン、抽象的な意味タイプ、使用と言及の違い、ホモフォニックな意味論、意味論の4条件:完全性・有限性・合成性・実効性、状態文と出来事文の区別」 ⇒ 飯田隆(いいだ・たかし)1948〜。言語哲学。 1○♪ ■ソフィーの世界/ヨースタイン・ゴルデル/須田朗監修/池田香代子/NHK出版/1995/1991「哲学史ミステリー小説。一級品のミステリー」 ⇒ ヨースタイン・ゴルデル(Jostein Gaarder)1952〜。ノルウェー。作家。高校の哲学教師。 3 「ソフィーの世界」哲学ガイド/須田朗/NHK出版/1996 ⇒ 須田朗(すだ・あきら)1947〜。哲学。 2○∪? ウィトゲンシュタイン/A・C・グレーリング/岩坂彰/講談社選書メチエ/1994/1988「哲学的問題は言語誤解より、言語(世界)命題(事実)要素命題(事態)名(対象)、倫理的事象は語られず示すもの、言語理解は過程でなく能力、痛みは公共基準が必要・表情の代用、知るのは疑えるもののみ、使用では解決できぬ?、言語共同体が言語を使わないのはパラドックス?、現代哲学は彼に賛成ではない」 ⇒ A・C・グレーリング(A.C.Grayling)1949〜。哲学。 3○∪ アリストテレス入門/山口義久/ちくま新書/2001「知への欲求、論理学、原因、本質、生命、善、生きる。クジラを陸上動物の仲間に、観想知・製作知・実践知、ノコギリの質量は鋼・鋼の形相は硬い、形相因は形容詞」 ⇒ 山口義久(やまぐち・よしひさ)1949〜。古代ギリシア哲学。 3○▽ ウィトゲンシュタイン−天才哲学者の思い出/ノーマン・マルコム/板坂元/平凡社ライブラリー/1998/1958「弟子への手紙と会話、小伝。推理小説好き、説明はどこかに到達する技術を人に与える、太陽・地球・月ゲーム、一つの表現は生きた生活の文脈の中でのみ意味を持つ」 ⇒ ノーマン・マルコム(Norman Malcolm)1911〜90。哲学、ウィトゲンシュタイン研究、心の哲学、知識論。 3○∪ 現代哲学の基底/田中芳美/世界思想社/1992「ラッセル、ハイデッガー、サルトル、ヘーゲル」 ⇒ 田中芳美(たなか・よしみ)1933〜。ヘーゲル。 4 言語哲学を学ぶ人のために/野本和幸・山田知幸,編/世界思想社/2002「フレーゲの思想=真なる事実、語の意味は文により確定される、意義は客観的で公共的なもの」 4○ 意味と世界−言語哲学論考/野本和幸/法政大学出版局/1997 ⇒ 野本和幸(のもと・かずゆき)1939〜。言語哲学。 1♪※ ぎりぎり合格への論文マニュアル/山内志朗/平凡社新書/2001「題材を狭く絞る、特別な意味にパーレン<>、論文とは共通の知に至る作業」 ⇒ 山内志朗(やまうち・しろう)1957〜。スコラ学、現代思想、現代社会論、コミュニケーション論、身体論、修験道、ミイラ。 3○ 西洋哲学の10冊/左近司祥子,編著/岩波ジュニア新書/2009「プラトンは肉体と魂も浮気を勧める、マニ教・三世紀ペルシア・キリスト教・仏教・ゾロアスター教を融合、デカルトが求めるものは健康、理性は英語ではreason、外延量:時間や空間の広がり、内包量:重さ堅さ力熱など、ルソーの告白:無実の少女に罪をなすりつけて職を失わせる・生まれた子供五人をすべて孤児院に捨てる・被害妄想で他人の言動を邪推・すべてに自分は悪くないと述べる、ルソーは世の中の悪事はどういう心づもりでなされるかを身をもって説明・本人の意図に反して悪の動機を説明した、ラッセル:幸福に必要なもの・食と住・健康・愛情・仕事上の成功・仲間からの尊敬」 ⇒ 左近司祥子(さこんじ・さちこ)1938〜。ギリシア哲学。 2☆ 知の歴史−ビジュアル版哲学入門/ブライアン・マギー/中川純男/BL出版/1999/1998<北2007.4.17!>「西洋哲学史の本、東洋哲学もアラビア哲学も一切扱われない」 ⇒ ブライアン・マギー(Bryan Magee)英。史学、哲学、政治学。 2○ デカルト/野田又夫/岩波新書/1966「一人の知性が統一した知識こそ学問、マキャベリの善人は低能、友情は神聖、自分も診断処方した、情念に情念でなく意志を」 2○ ルネサンスの思想家たち/野田又夫/岩波新書/1963「ヴァラ、クザーヌス、ポンポナッツィ、マキャベリ、エラスムス、ルター、コペルニクス、ブルーノ、カンパネルラ、ベーメ、モンテーニュ、ベーコン、ティコ、ケプラー、ガリレイ。魔女は精神病的・ヘレボロス草をのませるべき、自然に服従してのみ支配できる」 ⇒ 野田又夫(のだ・またお)1910〜。西洋近世哲学史。 1○ 図解 哲学のことが面白いほどわかる本/浜田正,他/中経出版/1999「物と人間の違い:実存は本質に先立つ・考えがあって物が生まれるが人間は逆、エロス:完全な状態に戻りたいという欲求がエロス、エロスはイデアを目指す、キュブラー・ロスの死の受容:否認と隔離・そんなはずがない⇒怒り・どうして私が?⇒取引・医師の通り治療するからもっと生きたい⇒抑鬱・喪失と悲嘆⇒受容・休息と落ち着き、キルケゴール:美的段階・享楽⇒倫理的段階・義務と責任⇒宗教的段階・キリスト者になる、ニーチェ:ラクダの時代・従順⇒獅子の時代・反逆⇒子どもの時代・自己肯定自己創造」 ⇒ 浜田正(はまだ・ただし)1955〜。現代フランス・ドイツ哲学。 4○ プラグマティズムと記号学/笠松幸一・江川晃/勁草書房/2002「パース、ジェイムズ、デューイ、ミード、モリス、ブーイサック。エーコとパース、ジェイムズ:知覚は連続的・概念は不連続、ホフマイヤー:記号DNAの解釈項が受精卵細胞」 ⇒ 笠松幸一(かさまつ・こういち)1947〜。哲学。 4 分析哲学の現在/藤本隆志・伊藤邦武,編/世界思想社/1997「痛みに幻覚はない?、痛みは客観的性質、変色仮現運動、DLの食事禁止は虚構を守るため、行為と因果関係、自由意志。言葉の意味を帰納法で確定しておけばもっと実りのある議論ができるだろうに‥‥‥」 3○ ウィトゲンシュタイン/藤本隆志/講談社学術文庫/1998/1981「同性愛問題、世界は事実の総体であって物の総体ではない、考え得ることは可能でもある、対象は名指すことしかできない、謎といったものは存在しない、命題の意味とはその検証のこと、ある語を理解するとはそれを適用できるということ」 ⇒ 藤本隆(ふじもと・たかし)1934〜。哲学、ウィトゲンシュタインの翻訳。 4○ カント入門/石川文康/ちくま新書/1995「4つのアンチノミー:無限と有限・還元と構成・因果と自由・必然と偶然、存在論:あるの意味を問う、分析判断:主語から述語を導ける、総合判断:主語から述語が導けない、倫理は条件つきではない、ペテロの定言命法」 ⇒ 石川文康(いしかわ・ふみやす)1946〜。カントを中心とする近世ヨーロッパ哲学。 4○ 人間−このシンボルを操るもの/カッシーラー/宮城音弥/岩波文庫/1997/1945「命題言語と情動言語の違い、詩は奇跡・不可思議・神秘のみを扱う、歴史は観念的再構成・シンボル的宇宙構成的行為」 ⇒ カッシーラー(Ernst Cassirer)1874〜1945。独。哲学、思想史、法理学、ドイツ文学。 3○ ウィトゲンシュタイン−20世紀思想家文庫6/滝浦静雄/岩波書店/1983「分析哲学でなく現象学からの解説。名辞は他の名辞との結びつきの中で対象を指示、成立事態と不成立事態の可能的組み合わせ全体が論理空間、現実に成立している事態の総体が世界、数学者は発見家でなく発明家、言語とチェスの自律性、伝達不可能性と譲渡不可能性、私的言語は言語ゲームに参加できぬ」 ⇒ 滝浦静雄(たきうら・しずお)現象学。 1○ ヨーロッパ歳時記/植田重雄/岩波新書/1983「ヨーロッパは冬季と夏季の二つ、伝統伝承とキリスト教の聖者にまつわる行事」 ⇒ 植田重雄(うえだ・しげお)1922〜。哲学。 3 丸山真男をどう読むか/長谷川宏/講談社現代新書/2001「民衆生活への違和感・イメージ具体性の不十分さ、福沢諭吉の惑溺せず=自由の弁証法、思想と表現が民衆の生活に近づくとは」 2○ 新しいヘーゲル/長谷川宏/講談社現代新書/1997「精神現象学はビルドゥングス・ロマン、体系のない哲学は学問といえぬ」 ⇒ 長谷川宏(はせがわ・ひろし)1940〜。哲学。 2○ パラドックスの面白さがわかる本/香川知晶/KAWADE夢新書/2000「アキレスと亀は未解決、運動を空間化する誤り、助詞で変わる哲学、不可能な防災訓練、ク・セ・ジュ、アレフ・ゼロ、パランの“我思う故に我なし”、アローの定理、神さま委員会」 ⇒ 香川知晶(かがわ・ちあき)1951〜。哲学、フランス近世哲学史、生命倫理学。 3△ ? 哲学以前/出隆/講談社学術文庫/1988/1921「哲学とは何か。純粋知覚、科学・芸術・宗教との違い、芸術とは純粋感情を表現する手段、真偽は表象ではなく判断にある、当為があって真理が生まれる」 ⇒ 出隆(いで・たかし)1892〜1980。哲学、アリストテレス研究。キリスト教、共産主義。 3▽ ギリシア哲学と現代−世界観のありかた/藤沢令夫/岩波新書/1980「モノー:知識の泉と価値の泉の分裂、シンプル・ロケイション:物質と時空間の定位で確定できる、空間の分割は物の分割を生むが時間の分割は物の分割にならない、自然科学の世界観:物質とその構成要素の運動を追跡し"物"言葉で奇術、場の描写:これは机である⇒机を副詞的な場所的表現に・ここに机が見える」 ⇒ 藤沢令夫(ふじさわ・のりお)1925〜。西洋哲学史、ギリシア哲学。 4 ベルクソンとバシュラール−叢書・ウニベルシタス/マリー・カリウ/永野拓也/法政大学出版局/2005/1995「バシュラール:科学は念入りに仕上げられた直観の成果・詩における見るということの一貫性、ベルクソン:科学は中断した意識・物理学は逆向きになった心理学・科学や物理学は停止を際立たせる」 ⇒ マリー・カリウ(Marie Cariou)哲学。 5 哲学の課題−樫山欽四郎哲学論集/樫山欽四郎/講談社学術文庫/2004/1976「ヘーゲル、ハイデッガー、キルケゴールなど、西田幾多郎はヘーゲルを研究した、オーギュスト・コントの人類思想の三段階:神話・形而上学・実証主義」 ⇒ 樫山欽四郎(かしやま・きんしろう)1907〜77。西洋哲学。 5 ハイデガー入門/細川亮一/ちくま新書/2001「ハイデガー、ウィトゲンシュタイン、ヒトラー、チャップリンは同い年、プラトンとアリストテレスの存在への問い、存在は時間から理解される、無限の時間持続と無時間性・永続性と永遠性の区別、問いからカテゴリーを出すアリストテレス・言語のあり方のカント、存在〜であると・実存〜がある」 ⇒ 細川亮一(ほそかわ・りょういち)1947〜。哲学、ドイツ哲学。 4 メルロ=ポンティ入門/船木亨/ちくま新書/2000「哲学者は運転免許を持たない、能力を超えようとするのがヒーロー、前意識的:状況次第で思い出すこと、無意識的:意識できない動機、言葉のみが自身を語る」 ⇒ 船木亨(ふなき・とおる)1952〜。現代フランス思想、倫理学。 5 ホワイトヘッド有機体の哲学−現代思想の冒険者たち2/田中裕/講談社/1998「アインシュタインに対抗する重力理論、プラトン宇宙論の現代版、物から出来事へ」 ⇒ 田中裕(たなか・ゆたか)1947〜。科学哲学、宗教哲学。 5 分析哲学入門/竹尾治一郎/世界思想社/1999「フレーゲの存在論:対象と概念が基本カテゴリー、表現の指示だけが共有される?、帰納が正当でないのは演繹と比較するから、帰納法は仮説発見の方法、帰納法の問題は未解決」 ⇒ 竹尾治一郎(たけお・じいちろう)1926〜。。 3 ウィトゲンシュタインから龍樹へ−私説『中論』/黒崎宏/哲学書房/2004「真実に存在するものはなくすべては言葉にすぎない、ものには実体がなくすべては言語ゲームである。」 5 言語ゲーム一元論−後期ウィトゲンシュタインの帰結/黒崎宏/勁草書房/1997「事象から文法へ=事象はすべて言語的事象である、純粋持続は事象・有時間・体験・感覚・痛み、思考・信念・意図・意見・能力・理解に純粋持続なし、自己は言語的存在、私の痛みの振る舞いが痛みの根拠」 ⇒ 黒崎宏(くろさき・ひろし)1928〜。哲学。 4 分析哲学の起源/マイケル・ダメット/野本和幸/勁草書房/1998「フレーゲとフッサールの比較」 ⇒ マイケル・ダメット(Michael Dummett)1925〜。哲学、フレーゲ研究。 4 ? 記憶を書きかえる/イアン・ハッキング/北沢格/早川書房/1998「文化がつくる多重人格。生理学データを無視している」 4 哲学はなぜ言語の問題になるのか/イアン・ハッキング/伊藤邦武/勁草書房/1989/1975「言語哲学史、フレーゲの意義:公共的で客観的なもの、カンガルー:あなたは何と言ったのですか」 ⇒ イアン・ハッキング(Ian Hacking)1936〜。科学史、科学哲学、言語哲学、論理学、物理学、科学史。 2 ? 医学を哲学する/池辺義教/世界思想社/1991「非論理的で説得力0」 ⇒ 池辺義教(いけべ・よしのり)1926〜。哲学、ベルクソン。 4 ハイデガー=存在神秘の哲学/古東哲明/講談社現代新書/2002「何も証明せず指し示す、存在神秘の思い、ゲシュテル:特異変則的近代科学技術の本質・足場、放下:イエスともノーともいわず目覚めつづける、エルアイクニス:落雷のように神秘体験に撃たれること」 ⇒ 古東哲明(ことう・てつあき)1950〜。哲学、比較思想。 2 ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い10分間の大激論の謎/デヴィッド・エドモンズ&ジョン・エーディナウ/二木麻里/筑摩書房/2003/2001「二人の二重評伝。ポパーの野心:言語哲学の打破・魔術師の打倒、ポパー:仕事中毒・支配的・攻撃的・ねたみ・絶対主義・面倒見がよい・ブルジョワ、ウィトゲンシュタイン:魔術師・大富豪」 ⇒ デヴィッド・エドモンズ(David Edmonds)ジャーナリスト。 2 古典への案内−ギリシア天才の創造を通して/田中美知太郎/岩波新書/1967「ホメロス、ヘロドトス、アリストテレスの悲劇論。イリアスの残酷な戦闘描写」 ⇒ 田中美知太郎(たなか・みちたろう)1902〜。西洋古代哲学。 3 プラトン入門/R.S.ブラック/内山勝利/岩波文庫/1992/1949「伝記、著作解説、第七書簡。アリストテレスは13世紀より、ピタゴラス派を取り入れる」 ⇒ R.S.ブラック(R.S.Bluck)1919〜63。英。古典学、哲学。 6 フッサール/田島節夫/講談社学術文庫/1996/1981「あかん‥‥‥さっぱりわからん」 ⇒ 田島節夫(たじま・さだお)1925〜。哲学。 3 ■プラトン/斉藤忍随/岩波新書/1972 ⇒ 斉藤忍随(さいとう・にんずい)1917〜。哲学。 3 ? 哲学的な何か、あと科学とか/飲茶/二見書房/2006「▽哲学と科学の不思議の表面をざっとスキャンしたような本. ☆我思う、ゆえに我在り. 虚数-1のルートなんて存在自体が矛盾. 量子力学は可能性が実在すると述べる. ▽量子力学の解説はかなり変・岩波新書ぐらい読めよ. ☆三千年を解くすべを持たない者は闇のなか未熟なままにその日その日を生きる」 ⇒ 飲茶(やむちゃ)ブロガー。 ●● 宗教 ●● 3◎○ 宗教学入門/脇本平也/講談社学術文庫/1997/1983「比較宗教、呪いのための扮装をした呪術師の絵・トロワ・フレールの"踊る呪術師"、原始人の疑問は死と夢、霊魂以前の不思議な力マナ・メラネシア・超自然的で非人格的、マレット:アニミズムは生命活動の背後に霊魂の存在を認める、ものが直接生きている・直接的生命観に基づく宗教形態をアニマティズム、日本におけるマナ的な力の観念・いつ、宗教起源論:アニミズム説・プレアニミズム・原始一神教説、フレイザー:類似の原理の呪術・類感呪術・模倣呪術、伝染呪術・反復呪術・直接呪術・意志呪術、観念連合で頭で考え出すリーズンアウト、激情の表現として踊り出すダンスアウト、宗教の構成要素:教義・儀礼・教団・体験、カトリック会堂での祈りは色彩豊かな十字架像を見上げる、プロテスタントは目を閉じて頭をたれる、アートマンとドイツ語のアートメン=呼吸するは語源が同じ、宗教的おそれ・不思議で正体が不明、ジェイムズの宗教的神秘体験の特徴:表現が不可能・直観的洞察・一過性・受動感、アーキタイプ・元型:天なる父・大地の母・英雄としての子供・賢者としての老人・原初の水・宇宙の山・生命の木、石橋智信:宗教の背後にあるのはいのちの衝動、ヤスパースの限界状況:偶然・闘争・死・負い目、宗教の補償機能・不安の解消・深い意味での諦めを与える」 ⇒ 脇本平也(わきもと・つねや)1921〜。宗教学。 3▽∪ ■遊びと人間/ロジェ・カイヨワ/多田道太郎・塚崎幹夫/講談社学術文庫/1990/1967「競争・偶然・模擬・眩暈、祭りと眩暈とシャーマン、ミス・スケトルトン、中国風文字謎、ホモ・ルーデンス+α、意志−脱意志、混沌から計算へ」 ⇒ ロジェ・カイヨワ(Roger Caillois)1913〜78。仏。宗教学、心理人類学、文学、社会学、美学、ジャーナリスト、哲学、歴史、動植物学、鉱物学、組織、翻訳、批評。 4※○ ■仏教入門/三枝充悳/岩波新書/1990「インド仏教の歴史とその展開。答えられぬときは沈黙する」 4 世親/三枝充悳/講談社学術文庫/2004/1983 2▽▽ 仏教と精神分析/三枝充悳・岸田秀/レグルス文庫/1997/1982「精神科医が仏教学者に質問する、色即是空:認識から離れたモノ自体は存在しない、苦:自己矛盾のこと・得られないものを求めて苦しむ・自己を持って世界と矛盾すること、以心伝心は禅の言葉、不立文字の禅は仏教で一番多くテクストを残している、精神分析と禅の公案の親近性、村上陽一郎:自然科学の出発点は唯一絶対神の探求・ギリシャ発だから疑問か、お盆は中国起源、インドにも仏教にも寛容という言葉はない・もともと寛容過ぎるから、一刹那は七十五分の一秒、仏教の時間論は螺旋型の回帰、仏像の指と指の間には水掻きがある、無我とは欲望をなくせということ、ヨーロッパ文化:一行で済むことを数ページも使って解説する・黙ると相手は議論に勝ったと思う、無情・はかなし=はかることができない、諦める=明らかにする、諦観とは真理を見るということ、因縁:因とは原因・縁とは因が結果にいたる条件、相待主義:積極的に相手を受け入れる関係主義、創価学会を擁護する発言があるのが面白い。だってレグルス文庫だもん。」 ⇒ 三枝充悳(さえぐさ・みつよし)1923〜。宗教哲学、仏教学、比較思想。 2○▽ 仏教入門/松尾剛次/岩波ジュニア新書/1999「縁起説:現象を空間的な相存相関関係・時間的因果関係の鎖のつながりとみる、創造神を想定しない、韓国曹渓宗の祈福仏教、光明皇后と仏教、法然の専修念仏説、親鸞の悪人正機説、仏の働きかけ=他力、個人の救済を目指す親鸞教団、葬式と仏教の関係は鎌倉より、キリスト教は仏教の一派としての理解、神社と寺院が近ければ元は一体、宮沢賢治の法華経信仰」 ⇒ 松尾剛次(まつお・けんじ)1954〜。宗教社会学。 1▽△ にせユダヤ人と日本人/浅見定雄/朝日文庫/1986「ユダヤ人にこと寄せた国粋主義軍国主義日本の現状肯定再軍備へのすすめ、ニューヨーク市は人口に3人半に一人がユダヤ人、氏は統一協会勝共連合、氏は英語力もなく他の外国語力もなし」 ⇒ 浅見定雄(あさみ・さだお)1931〜。神学、旧約聖書学、古代イスラエル宗教史。 3 はじめての宗教論 左巻―ナショナリズムと神学/佐藤優/NHK出版新書/2011「近代プロテスタント神学の父自由主義神学の父フリードリッヒ・シュライエルマッハー:宗教の本質は絶対依存の感情である、カール・バルト:人間は神について語ることはできない。しかし不可能であるとはいえ人間は神について語らざるをえない、イエスはふつうの名前、宗教は趣味、ウィキペディアは百科事典ではない、キリストとは油を注がれた者、中国民族の形成のための敵イメージ機能としての日本、変な人性格に偏りのある人に典型を見る・日蓮に日本人の個性を見た内村鑑三」 3※ はじめての宗教論(右巻)−見えない世界の逆襲/佐藤優/生活人新書/2009「宗教の定義:タイラー:霊的存在の信仰・ミュラー:無限なるものをとらえる能力、見えない世界と見える世界を結びつける機能、超自然的な存在への信仰、金日成の両親はプロテスタント長老派/カルバン派、朝鮮労働党・朝鮮社会民主党・天道教青友党の複数政党制、人はパンのみで生くるにあらず・食べ物がなくても天が代わりを与えてくれるの意味、霊プネウマと魂プシュケー、山内志朗:普遍論争、オッカムの剃刀:何かを証明するときには最低限の数の挙証だけあればよい、唯物論と観念論は対立しない:観念論と実在論・唯物論と唯心論、キリスト自身は自分をユダヤ教徒と考えていた、キリスト教の教祖はキリスト・開祖はパウロ、プロテスタント:関係の類比、カトリック:存在の類比、アメリカの大統領は外国の指導者の前で頭を下げてはいけない、アフガニスタンのソ連兵:目をくりぬかれ鼻をそぎ落とされ両手両足を切り取られ芋虫のようにされて放置されて殺される、アーレント:政治の世界において服従は積極的支持と同じ」 ⇒ 佐藤優(さとう・ゆう)1960〜。作家、元外務省主任分析官、宗教論、プロテスタント。 3○ 宗教哲学入門/量義治/講談社学術文庫/2008/2000「カントの理性の3分類、形而上学:わたしはなにを知ることができるか、道徳:わたしはなにをすべきであるか、宗教:わたしはなにを望むことを許されるか、人間学:人間とはなんであるか、宗教とは人間と神の関係である、問う哲学と答える宗教、哲学は真理をまだ所有していない・宗教はすでに真理を所有していると主張する、宗教は真理を信じるが哲学は真理を知ろうとする、形而上学・道徳・宗教は発展関係にある、知性の根本論理は同一性論理・霊性は即非の論理、仏教の空:無的絶対者、アッラー:有的絶対者、三位一体の神:単なる有的絶対者ではない、宗教哲学の課題:救済・絶対者・信仰と行為、ブッダの生没年は最大で150年の差がある、悟りの反対は迷い・智恵がないこと、大商人の寡婦ハディージャ40歳・使用人のムハンマド25歳を夫に、コーランは神の言葉そのまま直接の記録、自由意志は予定を実現するもの、仏教の二つの柱:大智と大悲、知性において対立する精神と物質を内に包むのが霊性、即非の論理:AはAにあらず故にAなり、禅は大智を浄土は大悲を代表する、鈴木大拙の仏教哲学・波多野精一のキリスト教哲学・井筒俊彦のイスラーム神秘主義、波多野精一の宗教の定義:他者において他者によりして他者の力によって生きる、キリスト教の神は三位一体・唯一神ではない・ユダヤやイスラムとの違い、三位一体:父と子と聖霊は三つにして一つ、マルティン・ブーバー:初めに関係あり、半径無限大の円においては円周と直線は一致する、パウロの絶望と法然の悲痛、信仰とは神という対象を信じることではなく神とともにあるという事実、無神論は傍観的な有閑な理論、無神論は道徳に対して否定的」 ⇒ 量義治(はかり・よしはる)1931〜。宗教哲学。 3※ 仏教の身体技法−止観と心理療法、仏教医学/影山教俊/国書刊行会/2007「日本最年少司法試験合格者はオウム真理教徒、光明体験は修行法によって意識集中が行われて深い変性意識が誘導されたときの大脳の生理学的な反応、感情的に怒れば心拍数が増加し血圧が上昇する、悲しい気分になると胃酸の分泌が抑えられ食欲がなくなる、止観業の実習によって感情が鎮まれば心と身体がともに安定し心身が安定すると身体に引きずられた意識状態から脱することができその状態に誘導できれば純粋な精神性の世界と合一したあり方が実現できる、自律訓練法と止観業の比較、外界からの刺激除去・内部からの刺激除去・姿勢の安定・閉眼、天台大師の身体観は陰陽五行説とインドの四大論の折衷、葬式仏教となったのは明治五年より・それまで死体は人捨て場に放置され風葬鳥葬に近かった、家庭環境のなかで不安定になったり悩みをかかえこんでいる人は宗教に親和性が高い、日本仏教は家の宗教で個人の苦しみに視線が向いていない、実践されていない教えは説く価値のない教えである」 ⇒ 影山教俊(かげやま・きょうしゅん)1951〜。瞑想心理学、仏教学。 4 宗教の創造力/荒木美智雄/講談社学術文庫/2001/1987「History of Religions 宗教学、アメリカ最大の歴史学者フレデリック・ジャクソン・ターナー、アメリカにおいては未だ発見されざるものは常に強く受け入れられる」 ⇒ 荒木美智雄(あらき・みちお)1938〜。宗教学。 1△ 仏教と儒教−どう違うか50のQ&A/ひろさちや/新潮選書/1999「如実知見:あるがままに知見する、ヨーロッパでは家は解体されなかった、タイの仏教僧に参政権なし、自己中心的なものを愛・利己心のない愛が慈悲、イエス・仏陀・孔子ともに死後を語らず、空:ものには物差しがついていない、儒教の全体性・科学の専門性、中国の連続・インドの循環、憲法十七条は儒教中心、礼は庶人に下らず刑は大夫に上がらず、人民は従わせることができてもその理由を納得させることはできない、儒教は家長が聖職者、科学に偏見を持っています」 1♪※ 日常語からわかる仏教入門/ひろさちや/講談社+α文庫/2001/1988「死んでお坊さんになるので戒名・それを引導、後生だから=功徳になるから、英語では白い嘘、阿吽=万物のはじめとおわり、寺は外国の使者の接待所」 1 POPな宗教学/ひろさちや監修/同文書院/1995「超能力教祖空海、縁起=自分の振る舞いが自分に起こる現象のすべての原因である。POPすぎる‥‥ここまで脱線しなくても」 ⇒ ひろさちや(増原良彦)1936〜。印度哲学、宗教問題。 3 説得術/増原良彦/講談社現代新書/1983「説得・理解・命令・忠告の違い」 ⇒ 増原良彦(ますはら・よしひこ)1936〜。評論家。インド哲学、仏教思想、記号論理学、落語。 2○ 道元の考えたこと/田上太秀/講談社学術文庫/2001/1985「非思量:考える考えない以前の未分化の状態に心を処する・考えようとすることもしないことも執われている、親鸞と道元:自分自身を愚夫と自覚するか宿善根に導かれていると自覚するか、只管打座の仏法、在家信者に悟りは遠い、出家生活とはまず乞食生活、人を敬うのでなくその取得した法を敬う、数珠は持たない、顔の洗い方・歯の磨き方・トイレの作法」 2○∪ 仏陀のいいたかったこと/田上太秀/講談社学術文庫/2000/1983「インドの諸子百家人のシュラマナ、呪文祈願に効験なし、苦行と快楽の中道、尼僧は仏教が初、飲酒可・魚や肉を殺してはいけないが布施で食べてもよい、法は釈尊が発見、灯火で灯火に火を移すように輪廻、世俗の人に営利追求を勧める、大乗仏教の仏性説は釈尊説ではない、大乗経典は創作、教え:乗り捨てられた筏」 ⇒ 田上太秀(たがみ・たいしゅう)1935〜。ペルー。仏教学、禅。 3○ 人間学としての哲学/金子晴勇/世界思想社/1995「ベーコンの4つのイドラ、ヤスパースの哲学の3つの根源:驚異・懐疑・挫折、アウグスティヌス:私は欺かれるなら有る、他者との共同こそ哲学の出発点、アリストテレスの4原因」 ⇒ 金子晴勇(かねこ・はるお)1932〜。宗教学。 4◎ 人はなぜ神を創りだすのか/ヴァルター・ブルケルト/松浦俊輔/青土社/1998「宗教の実践は、不安から生まれ、不安を抑える。災厄の因果関係を処理する動的プログラム。社会生物学や進化心理学も含む」 ⇒ ヴァルター・ブルケルト(Walter Burkert)スイス。西洋古典学、古代宗教史。 3○ 密教/松長有慶/岩波新書/1991「密教=無限を相手にする宗教・哲学。左道密教、各国密教史、空海の理論、薄汚れた混乱と喧噪のヒンドゥーの聖地」 ⇒ 松長有慶(まつなが・ゆうけい)1929〜。仏教史学、密教文化研究。文学博士。 1△ ? 仏教は心の科学/アルボムッレ・スマナサーラ/宝島社/2007「生きとし生けるものが幸福でありますように、仏教は仏陀の教え・宗教や信仰ではなくて教え、信者は一斉に毒を飲むような常軌を逸した宗教は昔はなかった ⇒あります、ウィンブルドンのテニスの試合に何の意味があるか・もう少し人生を幸福するために使っては ⇒たくさんの人に与える意味をよく考えた方がよいです、生きることに目的はない・ただ苦が絶えず変化しているだけ、ヴィパッサナー瞑想:掃除や洗濯するときにそれなりの言葉を頭の中で実況中継して行う、頑張りやさんは怠け癖を隠しごまかしている場合が多い、がんばれでなくしっかりしろ、自分の気持ちに正直なのも抑え込むのも駄目・理解すること、科学者は人間を破壊することばかり続けて人の役に立ったのはごくわずか ⇒大嘘・今の人間はほとんどが科学の恩恵を受けている・特に医学、科学的・どんな人にもあてはまりなおかつそれを自分で確かめられる・証拠があって証拠に基づいた話ができる ⇒これでは不足、苦は日本語の不満に近い、親鸞系の僧侶に皮肉を言っているのが子どもっぽくて面白い」 1△ わたしたち不満族−満たされないのはなぜ?/アルボムッレ・スマナサーラ/国書刊行会/2007「生命を生かしているのは不満である、善も悪も不満から生まれるのだから執着を捨てる、ヴィパッサナー・妄想を止める・妄想のためにものごとをあるがままに知ることができない、ものはダイナミズム・こころのダイナミズム・どちらも安定していない、大きな夢は細かく切る、感情ではなく理性の声を聞くことが大切」 2▼ ?? 般若心経は間違い?/アルボムッレ・スマナサーラ/宝島社新書/2007「般若心経の読解としてはその通りだと思う。初期仏教より大乗仏教への反論書、パーリ三蔵:経蔵・律蔵・論蔵、観音菩薩はナータより、空は特別視された言葉ではない、空即是色・空は肉体であるは間違い、ブッダは生きていることを分析・科学的に人間の問題を解決する方法 ⇒全然科学的ではない、般若心経は虚無主義者かつ神秘主義者・著者は地位の低い祈祷師程度、お釈迦さまの言葉:伝統的にありがたがっているからといってそれは真理の証拠にはならない、宇宙科学は誇大妄想のロマンティシズム ⇒単に著者の知識不足、空は蜃気楼・空は語るべきもの・無は話すことができないもの、仏教は誰にも迷惑をかけたことがない ⇒かけたら仏教ではないと切り捨てるだけ・イスラム教もキリスト教も同じ、心を科学する仏教 ⇒それは科学ではない・分析や論理を立てているだけ、音楽家は巧妙に苦をごまかす人 ⇒むちゃくちゃだ、楽や楽しみはない・苦しみが消えただけ・食事が美味しいのは空腹の苦から解消されたから ⇒苦楽の循環構造を無視した詭弁・空腹が苦しいのは食事が美味しいからとも言える、苦が消えることが楽しみ・幸福を感じるためには不幸のどん底が必要 ⇒逆にも言える、悟りを目指す本来の仏教を"衆生の救済を目指さない教え・自分の悟りにしか関心がない"は誤解の極み・悟った人には自分がなく衆生に慈しみを注ぐことができる ⇒全く疑問に答えていない」 ⇒ アルボムッレ・スマナサーラ(Ven Alubomulle Sumanasara)1945〜。スリランカ。上座仏教の僧侶、仏教哲学。 3 考えない練習/小池龍之介/小学館/2010「三毒:欲・怒り・迷い、考えないために五感に集中する、ニュートラルなものをしっかり見る、DMN:デフォルト・モード・ネットワーク:休んでいるときに活動している回路」 ⇒ 小池龍之介(こいけ・りゅうのすけ)1978〜。住職。ウェブサイト家出空間。 1 ??? 祈りの力−願望実現へのアプローチ/中村雅彦/東洋経済新報社/2009「拝み屋の間では日常的に心霊戦が繰り広げられている、念が物理的に物事を動かす、ディーン・ラディン、シッチャー、山本幹男、姑が憎くてしかたがないので殺してください。」 1 祈りの研究−現世利益の実現/中村雅彦/東洋経済新報社/2008「全然研究でも何でもない。心理学は何の関係もない本。ただ祈祷側の理屈を説明しているだけで分析的な内容は一切なし。いかにも偶然を体得できない、統計を理解できない人の思考だ。」 ⇒ 中村雅彦(なかむら・まさひこ)1958〜。プロ祈祷師、社会心理学、トランスパーソナル心理学。 3 ■親鸞と現代/武内義範/中公新書/1974「」 ⇒ 武内義範(たけうち・よしのり)1913〜2002。宗教哲学、浄土真宗僧侶。 3 ■唐とインド−世界の歴史4/塚本善隆/中公文庫/1974/1961 ⇒ 塚本善隆(つかもと・ぜんりゅう)1898〜1980。インド哲学、東洋史、中国仏教。 2 熊から王へ−カイエ・ソバージュU/中沢新一/講談社選書メチエ/2002「動物と人間の対称性、宮沢賢治や民話を中心に」 ⇒ 中沢新一(なかざわ・しんいち)1950〜。宗教学、思想。 4 私とは何か/上田閑照/岩波新書/2000「西田、漱石、ルター、宮沢賢治、ハイデガー、ブーバー、ポルトマンより」 5 十牛図−自己の現象学/上田閑照・柳田聖山/ちくま学芸文庫/1999/1982「ヘラクレイトスの遊戯する宇宙童子、禅僧がよく描く円相、純粋経験を唯一実在としてすべてを説明する」 ⇒ 上田閑照(うえだ・しずてる)1926〜。宗教哲学。 4 ? <神>の証明−なぜ宗教は成り立つのか/落合仁司/講談社現代新書/1998「無限論と神の関係。宗教に集合論で接近する、東方正教、三一論=神の本質は一・実存において三」 ⇒ 落合仁司(おちあい・ひとし)1953〜。宗教学、数理神学、東方キリスト学。 ●● 技術 ●● 2☆ 家庭科の授業−実習ガイドブック/家庭科教育研究者連盟,編/大月書店/2005「1時間でのものづくり。料理・裁縫・染色・調査」 ⇒ 家庭科教育研究者連盟。教育研究団体。 2※ 完全防犯マニュアル/中西崇/平凡社新書/2002「防犯会社の待機所が近くにあるか、一部屋だけ防犯区画とする」 ⇒ 中西崇(なかにし・たかし)1941〜。防犯コンサルタント、防犯設備士。 4 フーリエの冒険/トランスナショナルカレッジオブレックス,編/ヒッポファミリークラブ/1988 4 量子力学の冒険/トランスナショナルカレッジオブレックス,編/ヒッポファミリークラブ/1988 ⇒ トランスナショナルカレッジオブレックス 2 ??? 買ってはいけない−週刊金曜日別冊ブックレット/船瀬俊介,他/週刊金曜日/1999「自然好き化学物質嫌いの妄想」 ⇒ 船瀬俊介(ふなせ・しゅんすけ)1950〜。消費・環境問題研究、建築。 ●● コンピュータ ●● 1※ 新書がベスト/小飼弾/ベスト新書/2010「我は求め訴えたり、一冊をじっくり読むより10冊を斜め読みした方がはるかに有意義な結果を得られる、知識が増えると自分の考えと著者の考えの差分を拾っていくだけでよい」 ⇒ 小飼弾(こがい・だん)1969〜。オープンソース開発者。 1☆○ 超図解Windows2000Professional−応用,編/エクスメディア/エクスメディア/2000「ショートカットにショートカットを作る、問題のあるデバイスを使用不可に」 1☆○ 超図解Windows2000Professional−基礎,編/エクスメディア/エクスメディア/2000「全ウインドウの最小化:Win+D、休止は起動が1/3に、元フォルダを動かしてもショートカットもついてくる、メールの返信:Ctrl+R、マウスポインタの変更」 1☆○ 超図解Windows2000Professional−導入,編/エクスメディア/エクスメディア/2000「情報バルーン、スタートメニューの展開、インデックスサービス、休止状態を使う、追加機能」 2 超図解EXCEL2000 for windows基礎編/エクスメディア/エクスメディア/1999「クリップボードツールバー、アプリケーションの終了:Alt+F4」 ⇒ エクスメディア(X-media) 1☆○ 大活字バインダー式Excel2000基礎講座/C&R研究所/ナツメ社/2000「ビデオのCD-ROMがついてわかりやすい」 ⇒ 池田龍之介(いけだ・りゅうのすけ)C&R代表取締役。 3▼ そんなパソコンファイルでは仕事ができない!/鐸木能光/青春出版社/2005「フリーソフトのすすめ」 3▼ パソコンは買ったまま使うな!−フリーソフトで作る快適環境/鐸木能光/岩波アクティブ新書/2003「WordやExcelは不要、実行ファイルとその他、拡張子は勝手につけてもよい、Special Launch 4、QTClip、EdMaxフリー版、XYZZY、Cassava、書き込みカレンダー」 ⇒ 鐸木能光(たくき・よしみつ)イーネットコーポレーション代表、小説家、作曲家。 1○ すぐ使えるWindows2000Professional−基本操作,編/小野勝彦/オーム社/2000「Alt+F4で閉じる、Alt+Tabで切り替え、Ctrl+X切り取り、アーカイブ=変更があったファイル、BCCはすべてのヘッダーで表示」 ⇒ 小野勝彦(おの・かつひこ)1966〜。ライター、ソフト開発。 1○ 簡単すぐわかるWindows2000/C&R研究所/ナツメ社/2000「MyPictureで写真管理、移動先、2000対応アナライザ、スクロールとフェード、デフラグ最適化の分析、隠しツールのDVDプレイヤー」 ⇒ C&R研究所 2☆ パソコンの中身からくり読本−eX'Mook67/日刊工業新聞社,編/日刊工業新聞社/2000「BIOS:ハードウェアを管理する最初に動くプログラム、ビデオカード:デジタルをアナログに変換して映像化、OS:ハードとソフトの橋渡し、パラレルポート:プリンタ用、PS/2ポート:マウス用、IEEE1394:デジタルビデオ用」 ⇒ 日刊工業新聞社 2○ 失敗しないはじめての自作パソコン−第2版/西村めぐみ/毎日コミュニケーションズ/2000「HD:同じ回転数なら容量が大きい方が高速、オンボードのビデオはカード増設するならオフにする、BIOSの説明など」 ⇒ 西村めぐみ(にしむら・めぐみ)フリーのプログラマー兼ライター。 3※ Excel2000 300の技/湯浅英夫/技術評論社/1999「Ctrl+Enterで同時入力、Ctrl:;で現在時刻や日付、F4で絶対参照と相対参照の入れ替え」 ⇒ 湯浅英夫(ゆあさ・ひでお)1970〜。ライター、パソコン雑誌の編集者。 2○ グーグル完全活用本/創芸舎/知的生きかた文庫/2006「OR検索は優先順位がある、グーグルツールバーで該当箇所だけ色を変える・英語の添削も、英英辞典としてdefine:、世界の論文検索http://scholar.google.com/」 ⇒ 創芸舎(そうげいしゃ)編集、ライティングチーム。 2※ グーグル明解検索術/別冊宝島編集部,編/宝島社新書/2006「フレーズ検索""、単語をつなぐ-/.`、マイナス検索スペース-、OR検索ORか|、and検索と併用するときは()で囲む、ドメイン検索site:、ストップ語検索+、検索オプションを使う、ニュース検索、トラックバックをマイナス検索でブログ外し、URLの最後を/にしない、ワイルドカード*、グーグルアカウント登録で履歴、SEO検索エンジン最適化、タイトル検索allintitle:、URL検索allinurl:、リンク検索link:、daterange:ユリウス日で時期限定、キャッシュ検索cache:、関連ページ検索related:、文字列検索inurl:、リンク文字検索allinanchor:、グーグルツールバーのマウスオーバー辞書、グーグルアースの3D地図、グーグルアラートで新情報通知、インターネット図書館WayBackMachineで過去ページを探す」 ⇒ 湯浅顕人 1 Web検索エンジンGoogleの謎−アフィリエイト編/水野貴明/2004「内部リンクのアンカーリンクを充実させる、キーワードアドバイスを」 ⇒ 水野貴明(みずの・たかあき)1973〜。コンピュータ雑誌での執筆。 3 パソコンでムダに忙しくならない50の方法/舘神竜彦/岩波アクティブ新書/2004「Win+D:最小化、Alt+F4:ウインドウ閉じる、Webをオフラインで読む:紙2001」 ⇒ 舘神竜彦(たてがみ・たつひこ)フリーのライター、モバイルゲームの発案、パソコン雑誌編集者。 3 デジタル書斎の知的活用術/杉山知之/岩波アクティブ新書/2003「BCCとCCの使い分け」 ⇒ 杉山知之(すぎやま・ともゆき)1954〜。デジタルハリウッド、MITメディア・ラボ、工学。 3 パソコンお助け塾/深野暁雄/岩波アクティブ新書/2003「びーめむ、アルファベット一文字による選択、ワード、Alt+t+y校正、Alt+t+w文字数表示、アイコン・エディター95」 ⇒ 深野暁雄(ふかの・あきお)1965〜。3DCGソフトウェア、Webコンテンツ、ロボット工学、雑誌ライター、プログラマー。 2 マニュアル不要のパソコン術/朝日新聞be編集部,編/講談社ブルーバックス/2005「検索のワイルドカード:?は一文字の代わり*は複数文字の代わり、平戸京子http://www.emojiya.com/、ワードの箇条書き・罫線・作表、ペイントの地図作成」 ⇒ 朝日新聞be編集部 3 猫でもわかるC言語プログラミング/粂井康隆/SOFTBANK/2004「先頭のビット・符号ビットが1だとマイナス、〜p44」 3 猫でもわかるWindowsプログラミング 第2版/粂井康隆/SOFTBANK/2003「MS-DOSとWindowsの違い:アプリケーションが一つか複数同時か、」 ⇒ 粂井康隆(くめい・やすたか)糖尿病専門医、シェアウェア作家。 2 エクセルが使える!−エクセル2000対応版/ワイツープロジェクト/宝島新書/2000「F11でグラフ、時間ごとに増える項目を縦に並べる、検索:Ctrl+F、置換:Ctrl+H、繰り返す:Ctrl+Y」 ⇒ ワイツープロジェクト(わいつーぷろじぇくと)1999〜。インターネットビジネスモデルのコンサルティングとシステム構築、パソコン初心者向け解説書の制作。 3 土日でマスターEXCEL2000/高作義明・鈴木美佐子/新星出版社/2000「確定文字の再変換、Ctrl*」 ⇒ 高作義明(たかさく・よしあき)C言語、情報処理、経営学。 1 最新版!Windowsがわからなくても動く本/穂積徳彦/宝島社新書/2001 ⇒ 穂積徳彦(ほづみ・のりひこ)1967〜。記者。 2 Windows2000乗り換えガイド/安藤陽太/ナツメ社/2000「白黒」 ⇒ 安藤陽太(あんどう・ようた)1974〜。フリーライター。 1 できるWindows2000Professional/田中亘&インプレス書籍編集部,編/インプレス/2000「アイコンという言葉の使い方が変」 ⇒ 田中亘(たなか・わたる)1961〜。フリーライター、ソフトウエア企画開発、映像制作。 1 なるほどWindows2000プロフェッショナル/グエル 川口忠信/日経BP社/2000「フロッピー=ペラペラ、Ctrl+Dでお気に入り登録、休止状態とスタンバイを混同してないか?」 ⇒ 川口忠信()ライター、翻訳者、プランナー、機械工学。 4 Windows2000実践ガイド/アンク/技術評論社/2000「上級者向き」 ⇒ 鍋島直樹(なべしま・なおき) 3 これならわかるC++/小林健一郎/講談社ブルーバックス/2001「win2000ではソフトが使えませんでした……」 ⇒ 小林健一郎(こばやし・けんいちろう)1959〜。ソフトウエアの現実的な開発方法、素粒子論、非線形模型、ひも理論。 3 CPU+チップセット徹底研究/I/O別冊/工学社/2002「CPUの歴史など」 ⇒ I/O別冊 3※ 自作PCパーツ完全ガイド2004/日経winPC/日経BP社/2003 3 PC自作の鉄則!2004/日経WinPC,編/日経BP社/2003「HDDの故障を予測するS.M.A.R.T.、AUX電源はあれば挿しておく」 3 PC自作の鉄則!/日経winPC/日経BP社/2001「HDはときどき休ませると長持ち」 ⇒ 日経winPC 4 ソフトウェア開発−図解雑学/西川猛史/ナツメ社/2002「人類最初のプログラマは詩人バイロンの娘:エイダ・オーギュスタ、実行時に一行ずつ解釈処理するインタープリタ方式・Basicなど、ミドルウェア:GUI・グラフィカル・ユーザー・インターフェイス」 ⇒ 西川猛史(にしかわ・たけし)Web上の各種システム開発。 ●● 映像・画像の文化史 ●● 2▽○ 映画で読み解く「世界の戦争」/佐藤忠男/ベスト新書/2001「満州農民はアメリカ軍艦撃沈に喜び・日本機撃墜にも喜び、共産主義者でなかったカストロ、民族の集団的自殺イメージ、戦争反対を表現して逮捕された映画人は2人のみ、太平洋戦争映画はあっても日中戦争映画は少ない・ヒロイズムが描けないため、捕虜刺殺を拒否しても臆病者と思われるだけで危険ではなかった、プライドの東条英機の法廷言動の説得力のなさ、破局戦争を世論が押し止める可能性は増えている」 2△▽ ■映画で世界を愛せるか/佐藤忠男/岩波新書/1989「映画で世界を統合できないか、日中戦争以前の抗日映画、アメリカ人には戦時中の日本映画は反戦映画に、侯孝賢:映画は映画以外から作るもの、立ち役と二枚目の違い、長谷川一夫を名乗る捕虜、芸術とは問いかけるもの」 1○▽ 論文をどう書くか/佐藤忠男/講談社現代新書/1980「投書家から批評家に、鶴見俊輔の元で、貧弱な自分自身の過去も汲めどもつきない宝庫になる、論文:自分で考えた一つの主張に対して別のいくつかの立場から批判検討を加える、やくざ社会:旅人は親分の家を宿屋がわりに利用できるが喧嘩があれば助太刀しなければならない、著者の営業:編集者のプランを巧みに自分の書きたい方へと誘導する、諭吉の楠公権助論:自分を犠牲にして人民の主張を権力につきつけるべし・忠臣義士は文明の進歩に関係なし」 ⇒ 佐藤忠男(さとう・ただお)1930〜。映画評論家、教育論、大衆文化論。 3○☆ エロスの涙/ジョルジュ・バタイユ/森本和夫/ちくま学芸文庫/2001/1961「エロティシズムの歴史、キリスト教、中国の百刻みの刑の写真・阿片を飲ませる」 ⇒ ジョルジュ・バタイユ(Georges Bataile)1897〜1962。文学・芸術・思想・社会学・人類学・政治の批評活動。 2○ 世界の博物館 謎の収集/井出洋一郎,監修/青春出版社/2005「アポロン神の侍女にして学芸女神ミューズの住む館がミュージアム、大英博物館:入場無料・年間500万人以上訪館、ポートランドの壺・アル中に破壊された後に修復、翠玉白菜19x9x5cmの白菜の翡翠、ピカソ:ガートルードはこの絵に近づくだろう、トルコ人は部屋に家具を置きたがらない」 ⇒ 井出洋一郎(いで・よういちろう)1949〜。西洋美術史、美術館学。 2※ アニメーション学入門/津堅信之/平凡社新書/2005「日本アニメの作業工程はほとんどが中国・韓国・フィリピンに外注、純国産はサザエさんのみ、韓国は漫画・アニメーションの学部学科が40以上、鉄腕アトムの徹底した省力化・動画枚数は従来の1/10、制作現場の深刻な人材難、コンテンツ産業振興法、新人アニメーター:一枚200-300円で描く・月10万円には月300-500枚必要・過酷なノルマ、ロシアアニメ・雪の女王・宮崎駿に影響」 ⇒ 津堅信之(つがた・のぶゆき)1968〜。日本アニメーション映画史、アニメーション文献史。 3☆ ■イメージを読みとる/日向あき子/講談社現代新書/1985「カミ的心性について。呪術の現代性とポップ・アート、蛇は水の神、シャーマニズムとタントリズム」 ⇒ 日向あき子(ひゅうが・あきこ)美術評論家。 3※ 「魔」の世界/那谷敏郎/新潮選書/1986「中国・ヒンドゥー・イスラームの魔を中心に。光武帝代の揚子江の妖怪、鳳がオス凰がメス、魏伯陽の儒教の易・道教哲学・練丹術の三位一体説、中国の心優しい狐たち」 ⇒ 那谷敏郎(なた・としろう)1923〜。旅行家。 2 デザインとは何か−伝統美と現代/秋岡芳夫/講談社現代新書/1974「使い捨て文化への反論。中尊寺の誘蛾灯、日本:不均質な木の文化、西欧:均質な石の文化」 ⇒ 秋岡芳夫(あきおか・よしお)1920〜。フリーのデザイナー。木工技術の保存。 2 モダン・アートへの招待/木村重信/講談社現代新書/1973「現代美術を人物中心に歴史と社会背景など。対象そのものでなく対象をいかにあらわすか」 ⇒ 木村重信(きむら・しげのぶ)1925〜。芸術学、西洋美術史、美術遺跡調査。 2 チャップリン/江藤文夫/岩波ジュニア新書/1995「浮浪者にして紳士のチャーリー、ポーレットとウーナ、ヒトラーは誰もかなわぬ役者」 ⇒ 江藤文夫(えとう・ふみお)1928〜。コミュニケーション論、映像論。 2 ? 日本を滅ぼす〈世間の良識〉/森巣博/講談社現代新書/2011「▽メディア批判の本・ト系、無知というのは知識がないことではない。疑問を発せられない状態を指す、市場のあとバカ理論、The party is over、The Asahi Shimbun has never run an article based solely on the leak from prosecutors.、朝日新聞は検察からのリークだけに根拠を置く記事を掲載したことは一度もない。、沈黙は金(かね)、ヤマケンの論理:刺されたぐらいで勝手に死にやがって。金払え」 ⇒ 森巣博(もりす・ひろし)1948〜。作家。 1△ ?? ご臨終メディア−質問しないマスコミと一人で考えない日本人/森達也・森巣博/集英社新書/2005「テレビ局社員の年収は全上場企業の平均給与の2.5倍、メディアは護送船団方式で守られている、"洗脳されなかったか?"は不思議な質問・洗脳された人は洗脳されたと言わない ⇒洗脳を相手がしようとしなかったのかという意味でしょ、疑問も出ない思考停止、なぜ取り上げないのか・だって数字が来ない、石原邸は祭日でも日の丸が掲揚されていない、パチンコの景品買いシステムは警察が立ち上げた・警察共済組合から数百万の年金が得られる、カジノの発音はカシノ ⇒日本語としてカジノとして成立しているだけのこと、ジャーナリストは国民を代表して質問しているから失礼な質問をして構わない、ペルー日本大使公邸のゲリラ立て籠もり事件・ゲリラの主張を流していけない ⇒駄目に決まっている・ゲリラという行為を肯定することになる・主張したければ人質を取れってか、手錠にモザイクを入れて顔を晒すおかしさ、失敗して転んだものを叩くジャーナリズム、筑波大学の体育理論教授・転び公妨で警官を正当化、SS親衛隊員:まず"われわれ"と"かれら"を分けた。あとは簡単だった、戦争と虐殺の始まり・善意とセキュリティの過剰発動、オウムは日本の9.11だった、メッキがはげるは禁止用語・メッキ業界からクレーム・最近のメッキははげない」 1△ ??? 世界が完全に思考停止する前に/森達也/角川書店/2004「著者が先に完全に思考停止したらイカンやろ! ろくに考えもせず感想を並べただけ、考えずに調べるだけでは正しい結論は出ない。ドキュメンタリー映画・日本鬼子に描かれた日本兵の狂気、西村慎吾は尖閣諸島に上陸したテロ集団建国義勇軍の最高顧問、沖縄戦における日本兵の住民虐殺」 ⇒ 森達也(もり・たつや)1956〜。映画監督、テレビ・ドキュメンタリー作品ディレクター。 2☆ ■巨石人像を追って−南太平洋調査の旅/木村重信/NHKブックスカラー版/1986 ⇒ 木村重信(きむら・しげのぶ)1925〜。民族芸術学、原始美術の世界的権威。 4 科学にとって美とは何か−形・モデル・構造/ジュディス・ヴェクスラー,編/金子努監訳/白揚社/1997/1979「科学とイメージの関係についての科学史的考察集。対称性、ポアンカレの数学的直感、ダーウィンの自然の樹」 ⇒ ジュディス・ヴェクスラー(Judith Wechsler)美術史。 2 この博物館が見たい!/桑原成夫/ちくま新書/2005「日本の小さな博物館89」 ⇒ 桑原成夫(くわばら・しげお)1943〜。文学、美術、芸能、歴史、科学、美学芸術学。 1☆ 画趣−皇なつき作品集/皇なつき/飛鳥新社/2005 ⇒ 皇なつき(すめらぎ・なつき)1967〜。漫画家。 ●● 物質の文化史 ●● 2▽※ 謎解き アクセサリーが消えた日本史/浜本隆志/光文社新書/2004「奈良時代以降日本の指輪・勾玉・耳飾り・首飾り・腕飾りなどの文化が忽然と消える、アクセサリーは外から見える開口部や弱点部につける・護符として悪霊が弱点部から侵入するのを防ぐため ⇒それは後付けの理由で単に付けやすいところなのでは?、加藤秀俊:勾玉はブタ文化・野ブタやイノシシの牙から生まれた、古墳時代の一般民衆にもアクセサリー文化、伊勢神宮は20年ごとに遷宮、祭祀を司る者や支配者が魔よけや権威の誇示のため装着、アイヌにアクセサリーの空白なし、結論:天皇祭祀や仏教により吸収された・農耕定住に不要で邪魔・他の民族との接触の欠如、実用的なクシとカンザシのみ連続」 ⇒ 浜本隆志(はまもと・たかし)1944〜。西欧文学。 2▽○ ■毒草を食べてみた/植松黎/文春新書/2000「高速道路の生け垣の猛毒、トリカブト=附子・烏頭、聖者の奇跡の巡礼は転地療法、大麻は酒や煙草より安全、マチン=馬珍子・馬銭子、マンドレークの葉の勃起、イチイの長弓、治葛・断腸草」 ⇒ 植松黎(うえまつ・れい)1948〜。植物や毒に関するエッセイ。植物民俗学。 3○ 環境考古学への招待−発掘からわかる食・トイレ・戦争/松井章/岩波新書/2005「貝塚:貝殻からしみ出たカルシウムが骨を保存する、酒鱒論:縄文文化が東日本で栄えたのはサケやマスを主食にできたため、江戸時代の下級武士に犬喰いの風習、三内丸山に鞭中のみで回虫なし、C3植物:ドングリ・コメ・ムギ、C4植物:トウモロコシ・アワ・ヒエ、ヒョウタンはニジェール原産、死体をむさぼるイヌ、魂が戻ってこないように敵の身体を解体、カスター古戦場・スーとシャイアン連合軍は400丁の銃器を所有、戦跡考古学でクロアチア内戦の虐殺現場を解明、アメリカの貧困層の主食はドッグフードだった」 ⇒ 松井章(まつい・あきら)1952〜。環境考古学、動物考古学。 2※ 麺の文化史/石毛直道/講談社学術文庫/2006/1995「華北平野の石器時代の粉食から粒食への転換、コムギ栽培の本格化は前漢より・石臼とともに、古代中国では"麺は餅の一種"、斉民要術の水引餅の試作、唐代にコムギ生産量の増大・製粉技術の革新・二年二毛作と水車の石臼、長安の揚げパンの露店、製麺法による5分類:手延べラーメン系列・そうめん系列・切り麺系列・押しだし麺系列、索餅は切り麺ではない、麺は中国起源、マカロニのマルコ・ポーロのイタリア伝来説、世界で一番即席麺を食べているのが韓国人」 2○ 食卓の文化誌/石毛直道/岩波書店-同時代ライブラリー/1993/1976「調理器具、食器、調味料の世界比較。日本食器文化は世界一、竹の包丁でブタを解体、材料をきざむハシ文化とまな板、モンゴル人は肉を焼かない、ヨーロッパは蒸さないでオーブン、塩をなめるのは草食獣、刺身は元まで」 ⇒ 石毛直道(いしげ・なおみち)1937〜。世界の食べ物と調理法。文化人類学、農学博士。 3○ ■考古学とは何か/V.G.チャイルド/近藤義郎・木村祀子/岩波新書/1969「分類記述した内容。機能−何のために存在したか・編年−いつつくられたか・分布−誰がつくったか、人工の丘tell」 3○ 文明の起源(上)−改訂版/G.チャイルド/ねずまさし/岩波新書/1957/1936「カール・ピアスン:科学者は自分を除外して判断してしなければならない・個人の好悪感を克服、タラの卵600万個・リングタラは2800万個、イギリス人口:1570年416万・1670年577万・1750年651万・1801年1634万・1851年2753万、ギルド:都市の同業者組合・日本では座や株仲間、エリオッツ・スミス:両眼で物を見る意義・距離感が道具作りに必要、原オーストラリア人(アボリジニ)にカンガルーという単語はない・おすカンガルー・めすカンガルー・子かんがるー・はねているカンガルーがある、近東の青銅時代・人口の多い都会・余剰食糧の必要、ブッシュマン族は陶器を作っていたが作らなくなった、ドルートニュ県家のリムイ洞・小石に描いた下絵・絵の学校の写本か、ムギの栽培は農閑期が長い・コメは継続的、農耕に役立つ子どもの労働力・狩人に子どもは邪魔、ブタは沼や森・ヒツジやヤギは乾燥状態を好む、新石器時代は孤立した集落ではなく共同体の連続した連なり、木綿は紀元前3000年インダスで栽培・羊毛も同じ頃メソポタミアで、毎年同じ土地での農耕により祖先の霊が発芽を助けると確信、ナイル河の洪水のとき明け方の地平線に天狼星・天狼星がナイルの洪水の原因・占星術へ」 3○ 文明の起源(下)−改訂版/G.チャイルド/ねずまさし/岩波新書/1957/1936「紀元前3500年スメルに車のついた交通機関・その前に北部シリアでも、紀元前3000年頃エラム、メソポタミア、シリヤで戦車、紀元前2500年頃インダス流域で二輪車、エジプト人は紀元前1650頃から、陶車と車両は別々に発達、神を大地主に神殿を都市銀行にした経済制度、新石器革命・都市革命・知識革命」 ⇒ V.G.チャイルド(V.Gordon Childe)1892〜1957。シドニー。考古学。 3☆ ■珈琲/柄沢和雄,監修/ナツメ社/1998 ⇒ 柄沢和雄(からさわ・かずお)1936〜。フードサービス業務視察、喫茶学院講師。 1※ 毒殺の世界史/瑞穂れい子/KAWADE夢文庫/1999「カフェイン10グラムで毒殺できる、タバコを持ち帰ったのがジャン・ニコだからニコチン、フロイトの顎ガン・麻酔剤の拒否・31回の手術、ペッテンコーファーはコレラ菌を飲んでコレラにかかった?」 ⇒ 瑞穂れい子(みずほ・れいこ)ライター、編集、歴史。 3※ 将棋とチェスの話−盤上ゲームの魅力/松田道弘/岩波ジュニア新書/2000「石けりはhopscotchという輸入された遊び、行軍将棋はフランス原産、碁の北周武帝作成説、チェスのステイルメイト:動かせる駒がないと引き分け、将棋は引き分けの少ないよいゲーム、イギリスのreversiが100年後に日本でオセロに、"水に落ちた犬を撃て"は魯迅の言葉」 3○ ■超能力のトリック/松田道弘/講談社現代新書/1985「超能力手品のしくみ。できない超能力はありません」 ⇒ 松田道弘(まつだ・みちひろ)1936〜。マジック、ミステリ、パズル、ゲームの研究家。 2 ダンディズム−靴、鞄、眼鏡、酒/落合正勝/光文社新書/2003「徹底したダンディズムはディレッタンティズム耽美主義に通じる・ディレッタンティズムを内包するダンディズム、テレンス・コンラン卿:優れたデザインは98%の常識と2%のマジックから成立する、短くふっくらした顔には直線的でシャープな眼鏡」 ⇒ 落合正勝(おちあい・まさかつ)1945〜。ジャーナリスト、メンズファッション・コメンテーター。 2 素晴らしき自転車の旅/白鳥和也/平凡社新書/2004「自転車での国内小旅行のすすめ」 ⇒ 白鳥和也(しらとり・かずや)1960〜。著述業、自転車文学研究室主宰。 1 男の衣裳箪笥/古波蔵保好/新潮文庫/1983/1973「大人の男性の衣裳哲学」 ⇒ 古波蔵保好(こばくら・やすよし)エッセイスト、記者。 3 茶の世界史−緑茶の文化と紅茶の社会/角山栄/中公新書/1980「英国も緑茶から、中世ヨーロッパに食文化なし、アヘンと銀、インド綿産業の撲滅、世界市場の日本茶の興亡、情報戦の敗退」 ⇒ 角山栄(つのやま・さかえ)1921〜。経済史、イギリス経済史。 3 楽しいぞ!ひと昔前の暮らしかた/新田穂高/岩波ジュニア新書/2005「煤の防虫効果・柱や梁に虫食いがない、初動負荷理論:ボールを投げるとき動作の後半に腕の力が抜けていなければならない・筋力アップは体幹部に近い部分が大切」 ⇒ 新田穂高(にった・ほたか)1963〜。フリーライター、スポーツ専門誌編集者。 3 ■コーヒー−最高の一杯/嘉茂明宏/大泉書店/1996 ⇒ 嘉茂明宏(かも・あきひろ)1942〜。喫茶・スナックの技術指導、経営者育成、日活ホテル。 4 スーツの神話/中野香織/文春新書/2000「スーツの歴史、信頼感、季節、女性の関係」 ⇒ 中野香織(なかの・かおり)1962〜。ファッション史、映画、イギリス文化史。 1 意外と知らないもののはじまり/幸運社/PHP文庫/2002「quizは無意味落書きより、$はスペインのS、ケチャップは日本発明、顔石鹸⇒花王石鹸、座ろう⇒スワローズ、バスケットの背番号は4から」 ⇒ 幸運社(こううんしゃ)歴史、社会、科学、民族、言語、健康、食文化。 ●● 音楽・身体の文化史 ●● 4※ ■世界楽器入門/郡司すみ/朝日選書/1989「世界の楽器とその歴史。中国、アフリカ、ロシアの楽器など」 ⇒ 郡司すみ(ぐんじ・すみ)1930〜。フィンランド。楽器学。 4 ■音楽の歴史/山根銀二/岩波新書/1957「古代オリエント、インド、中国、ギリシャ、ヘレニズム、ビザンティオン、サラセン、日本、ヨーロッパ、現代」 4 ■音楽美入門/山根銀二/岩波新書/1950 ⇒ 山根銀二(やまね・ぎんじ)1906〜。音楽評論。美学。 2○ ■舞踊の文化史/邦正美/岩波新書/1968「原始舞踊:狩猟・戦闘・武器・祈祷・魔法・性、スパルタ:五歳で舞踊を学ぶ、東洋舞踊:静的・表現的・上半身のふり、西洋舞踊:動的・形式美的・下半身のステップ、バレエ、舞踊譜」 ⇒ 邦正美(くに・まさみ:江原正美)1934〜。創作舞踊。 3 ? 世の中がわかる「○○主義」の基礎知識/吉岡友治/PHP新書/2007「辞書ではなく随筆集。ロールズの無知のベール:自分のことを全く知らないとすればどんな社会がよいか・最も自分の能力が低く立場が悪いと考えて社会保障の社会を求めるはず、原理主義:聖典に書いてあることが実行されていないのは現実の方が間違っている、パースの直観:推論の前提になるが結論にならないもの、プラグマティズム・道具主義・役に立てば真理である・究極のポジティヴシンキング ⇒そんなプラグマティズムはない、近親婚は劣悪な遺伝子が結びつく個体が出てくるので禁止されたわけではない・家族間が相互に孤立しないため ⇒安直・もう少し勉強した方がよろしい、サイードのオリエンタリズム:欧米人の非欧米人に対する意味づけのシステム、神秘体験の簡単な方法:手を上に挙げたまま15分間・強く呼吸しながらジャンプを続ける・目の前に鮮やかや幻像が見える」 2▼ ? だまされない〈議論力〉/吉岡友治/講談社現代新書/2006「正解がないのが議論の始まり、移植くじ:特別な自分を他者と同じくし全体の幸福計算に組み入れることを求めるができっこない・だから間違っている ⇒全然説得力ありません・"できっこない"が論証か?、ナチスの暴走は民主主義に従い立憲主義を無視した結果、高校生の規範意識のほとんどの項目に対して高いは事実誤認 ⇒どう見ても正しいですが・問題はそこじゃないでしょう、中国は地域共同体が強い ⇒なんですかその妄想は、刑法学者前田雅英の矛盾発言、判断したものが判断される対象から反論されない構造の場合に注意、代弁不可能なサバルタン、主観的な選択と考えられるものこそ統計調査して関係を見いだす価値がある、人それぞれは他を尊重するようでコミュニケーションの拒絶、人を殺したら罪なのに牛を殺して罪にならないのはなぜか」 ⇒ 吉岡友治(よしおか・ゆうじ)1954〜。比較文学、演劇理論、文章・論理の指導。 3 「からだ」と「ことば」のレッスン/竹内敏晴/講談社現代新書/1990「体を耕す。野口三千三の寝にょろ、液体の詰まった袋に内蔵と骨が浮いている、」 ⇒ 竹内敏晴(たけうち・としはる)1925〜。演出家。竹内演劇研究所。 4 喜劇の手法−笑いのしくみを探る/喜志哲雄/集英社新書/2006「月刊演劇誌喜劇喜劇の連載、ほとんとがあらすじ紹介。喜劇効果のためには距離が必要」 ⇒ 喜志哲雄(きし・てつお)1935〜。英米演劇。 2 陰謀論にダマされるな!/竹下節子/ベスト新書/2010「グローバルで脅してピンポイントで救う、貴人流離譚・陰謀史観・財宝探求、ダビンチ・コードの種本はレンヌ=ル=シャトーの謎・その種本はレンヌの黄金、陰謀論は中毒になり依存症を起こす」 ⇒ 竹下節子(たけした・せつこ)比較文化史家、バロック音楽奏者。 3 占いの力/鈴木淳史/洋泉社新書/2004「占いについての感想文。水子供養は新興宗教の物語、仏教では胎児はまだ人間ではない、六曜も明治以降」 ⇒ 鈴木淳史(すずき・あつふみ)1970〜。売文業、クラシック。 3 格闘技の歴史/藤原稜三/ベースボール・マガジン社/1990「ナタで熊を倒した中島熊五郎、騎馬民の蹴り技、船上の手技、秦趙は元遊牧民、釈尊は格闘術の名手、李世民と少林寺、拳法角力好き唐敬宗、趙家拳法、岳家拳、魯智新と酔拳、」 ⇒ 藤原稜三(ふじわら・りょうぞう)1925〜。思想教育史、武道評論家、稜雲禅庵庵主。 6 音楽の起源/クルト・ザックス/皆川達夫・柿木吾郎/音楽之友社/1969/1943「世界の音楽理論の歴史。西オリエント、東アジア、インド、ギリシャ・ローマ、イスラム、ヨーロッパ」 ⇒ クルト・ザックス(Curt Sachs)独。1881〜1958。 ●● 文学の歴史 ●● 2◎ ミステリーの人間学−英国古典探偵小説を読む/廣野由美子/岩波新書/2009「ストーリーはそれから?と尋ねる・プロットはなぜ?と問う、物語の時の流れを止めるもの・なぜと問わせる要素がミステリー、他人をとことん追い詰めても自らは全く無傷であることを可能にする文学上の装置・探偵という主人公、世界初の探偵・フランスのフランソワ・ヴィドック1775-1857、探偵・被害者・容疑者・真犯人、探偵小説は民主主義国家にしか生まれない・正義とフェア・プレーを前提として読者の論理思考を鍛錬する文学であるため、探偵は圧倒的に独身者、犯行可能な人物や殺人の動機を持つ言動の怪しい人物を複数配置する、ディケンズ:犯罪者はその異常性が強調され悔悛の見込みのない人間として描かれる、スコットランドヤードで指紋法が採用されたのは1901年、ドイルは冤罪事件のために闘ったことも・1903年と1906年、ブラウン神父・罪の懺悔を聞く司祭として得た知識、ワトソン役が読者を裏切ったアクロイド殺し、メアリ・ウェストマコット、三人称形式のオリエント急行殺人事件・リンドバーグ夫妻の子ども誘拐事件がきっかけ、火曜クラブ、多くの人たちは悪人でも善人でもなくてただとても愚かなだけよ、犯人に似た誰かを思い出す、クリスティーの文学上の祖先はディケンズ」 ⇒ 廣野由美子(ひろの・ゆみこ)1958〜。英文学、イギリス小説。 2▽ 新編 木馬と石牛/金関丈夫/大林太良/岩波文庫/1996/1962「民話の伝承と変遷。トロヤの木馬と左伝の鐘と蜀の石牛、杜子春の変遷、匂いの文学、日本のオナニー文学、陰部に歯ある婦人、纏足の効用」 ⇒ 金関丈夫(かなせき・たけお)1897〜1983。自然人類学、解剖学、民族学、人種学、考古学、言語学。 3△ 日本語が見えると英語も見える/荒木博之/中公新書/1994「moodはネガティブ、fantasicという単語はない、雄弁術と鍵が日本に届かず、中間日本語辞典を作る、Good morningは別れにも使える、出産と喜び」 ⇒ 荒木博之(あらき・ひろゆき)1924〜。比較文化論、人類言語学、説話伝承論。 2 星三百六十五夜(上・下)/野尻抱影/中公文庫/1978 3 星の民俗学/野尻抱影/講談社学術文庫/1978/1952 3 星の神話・伝説/野尻抱影/講談社学術文庫/1977 4∪○ 星座春秋/野尻抱影/講談社学術文庫/1994/1934 ⇒ 野尻抱影(のじり・ほうえい)1885〜1977。星と民俗の研究家。文学、編集長、プラネタリウム理事。 4 人間交際術/桂英史/平凡社新書/2001「アマゾンの書評で絶賛なので読んだが……言葉をただ難しく置き換えただけとしか思えない・何の発見も予測も主張もない」 ⇒ 桂英史(かつら・えいし)1959〜。情報学、情報メディア論。 4※ 知識の社会史/ピーター・バーク/井山弘幸・城戸淳/新曜社/2004/2000「学術世界の居住者、制度、分類法、国家管理、出版市場、参考図書、懐疑。学問の地図、知識の樹と枝、自由学芸と機械学芸、文法・論理学・修辞学、18世紀後半ドイツの読書革命:精読から多読への転換」 ⇒ ピーター・バーク(Peter Burke)1937〜。英。文化史研究、ヨーロッパ文化史 5 ことばの考古学/コリン・レンフルー/橋本槇矩/青土社/1993 ⇒ コリン・レンフルー(Colin Renfrew)1937〜。考古学。放射性炭素年代測定の世界的権威。 1 売れるネーミング・買わせるネーミング/岩永嘉弘/同文館/1999「ネーミングのチェックポイント:簡潔・視覚性・音感・非類似性、足し算ネーミング:異質な言葉を足す」 ⇒ 岩永嘉弘(いわなが・よしひろ)コピーライティング、ネーミング、パッケージ。 1 すべてはネーミング/岩永嘉弘/光文社新書/2002「キーワードのかけ算、語源・意味・略字・目的・蛇足を考える、5の必要条件:音感・品格・形容・イメージ喚起・願望、悪魔くんの父は覚醒剤不法所持で逮捕」 ⇒ 岩永嘉弘(いわなが・よしひろ)コピー、ネーミング。 3※ 字のうまくなる本/現代ペン文字研究会,編/KKベストブック社/1976「漢字は直線、ひらがなは直線を避ける、右肩上がり、漢字はかなより2割大きく」 ⇒ 小林正一()ペン・毛筆検定審査委員。 ●● 人物−文化史 ●● 1 ナイティンゲール伝,他一,編/リットン・ストレイチー/橋口稔/岩波文庫/1993/1918「比喩過多。嫌悪感たっぷりに描く」 ⇒ リットン・ストレイチー(Lytton Strachey)1880〜1932。伝記作家。 2▽ インテレクチュアルズ/ポール・ジョンソン/別宮貞徳/講談社学術文庫/2003/1990「ルソー:精神異常、虚言癖、露出狂、マルクス:資本論の構造的不正、敵の身上調査して警察に、貧困と浪費、優れたユーモアセンス、ヘミングウェイ:アル中、何に感動するか見つけ興奮を覚える行為を読者に明示する、文章は建築、サルトル:実存主義・言葉より行為、ポルポトへの系譜」 ⇒ ポール・ジョンソン(Paul Johnson)1928〜。歴史、評論。 ●● 文学−出版 ●● 2☆◎ 天人女房 ほか5話−日本・中国・韓国の昔話集1/日中韓子ども童話交流事業実行委員会/国立オリンピック記念青少年総合センター/2004「天人女房、牽牛星と織女星、仙女と木こり、天道さん、かねのくさり、熊ばあさん、お日様とお月様になったきょうだい」 2☆◎ 一寸法師 ほか5話−日本・中国・韓国の昔話集2/日中韓子ども童話交流事業実行委員会/国立オリンピック記念青少年総合センター/2004「一寸法師、木の鳥、ひきがえるの報恩、やまなしとり、高亮、水を取りもどす、むすこを埋めようとした孝行者のはなし」 ⇒ 日中韓子ども童話交流事業実行委員会 2▼○ ■幼い子の文学/瀬田貞二/中公新書/1980「行っては帰る物語、マジック・アンド・ミュージック、詩=生命を把握すること、擬人法はその動物の特質を保つ」 ⇒ 瀬田貞二(せた・ていじ)1916〜79。児童文学の創作。中学教諭。 1▼○ この本は一〇〇万部売れる!/井狩春男/光文社/2002「女性が買うとベストセラー、平積みか面出しが売れる、持っているとかっこいい本、本は薄いこと、身近、タイトルで売れる、内容に合わせた装幀は駄目・本を買う読者の気持ちに合わせる、すべてがわかるようなお得感、4大テーマ:恋愛・食べ物・生き方・お金、サブタイトルは効果なし、著者プロフィールに見出しになりやすい紹介文、難しい言葉を使わない・前向き・達成感・対立要素の併記・漢字によるオヤッとする造語・知っていないと恥ずかしい押しの強さ、50-100の数字、前書きだけで買う気にさせる強さ、奥付は大岡越前の発明、サイン会は売れ行きに関係なし・アイドルの握手会は営業効果大、その月の月末に10%印税」 2 ベストセラーの方程式/井狩春男/ブロンズ新社/1990 ⇒ 井狩春男(いかり・はるお)1945〜。執筆、編集、仏文。 3▼ ハリウッド脚本術/ニール・D・ヒックス/濱口幸一/フィルムアート社/1999/2001「一人の主人公、葛藤の焦点、敵対者、アクション、価値の変化、知的より感情」 ⇒ ニール・D・ヒックス(Neil D.Hicks)脚本家。 1○ 「逆に考える」人が成功する/轡田隆史,監修/成美文庫/2003「成功者の常識破り事例。、うまみ発見の池田菊苗、かんざし職人がシャープ発明・震災で特許も手放す、チキンラーメン発明の安藤百福、ノーベル化学賞の田中耕一はソニー不合格、平岩外四の番頭魂、カルピスの三島海雲、ロコモービルを運転するたびに分解したクライスラー、チャップリン:笑いとは反抗精神」 2 文章の技術/轡田隆史/知的生きかた文庫/1994 ⇒ 轡田隆史(くつわだ・たかふみ)1936〜。朝日新聞編集委員、論説委員。 2 22歳からの国語力/川辺秀美/講談社現代新書/2010「就活のための国語力、社会に出てから本当に役立つ技術は国語力だ、仕事とは自己紹介のことである、小学生は月平均4冊以上本を読む人が半数、大人は月3冊以下が80%以上、個性は引き算である、オリジナリティは受け取る人の解釈の問題、お風呂で座禅する」 ⇒ 川辺秀美(かわべ・ひでみ)1968〜。編集者。 4 ディヴィドソン/森本浩一/NHK出版/2004「真理条件から意味を説明する、フレーゲ:文の意義はどういう場合に文が真となるかを示す・真理条件を与える、アンガジュマン=約束・合意」 ⇒ 森本浩一(もりもと・こういち)1956〜。文学の理論、ドイツ語。 2 ユダヤ陰謀説の正体/松浦寛/ちくま新書/1999「杉浦千畝のユダヤ人救出に隠れた動機なし、ファシズムを支持する疑似インテリ、人権パブロフの犬チョムスキー、wwwはヘブライ語の悪魔の数値」 ⇒ 松浦寛(まつうら・ひろし)1956〜。現代文学、現代思想。 2 シュタイナー入門/小杉英了/ちくま新書/2000「ゲーテの自然観、神智学、キリストの再来・クリシュナムルティ、陰謀史観」 ⇒ 小杉英了(こすぎ・えいりょう)1956〜。舞台脚本、文化論、現象学、霊学。 2 インターネット書斎術/紀田順一郎/ちくま新書/2002「パソコンの使いやすい部屋と検索の利用。アーロンチェア」 ⇒ 紀田順一郎(きだ・じゅんいちろう)1935〜。評論家、近代史、出版論、書誌、言語とコンピュータ。 3 子供をふつうに育てたい/長山靖生/ちくま新書/2010「親は何ができるかを殺人事件を通して考える本、身内の犯行/新潮親書、虐待が疑われる行為を察知した際には一般人にも通報の義務がある、1500万円までは保護者の年収と学校の成績は比例する、通過儀礼は乗り越えられなくても意識するだけでも価値がある、お前はうちの子ではない橋の下から拾って来た子だ」 2 不勉強が身にしみる/長山靖生/光文社新書/2005「教材には文学ではなく思想上の古典の名文、ルイ17世不在の謎:当時の歴史書・ボナパルト将軍はフランス政府から厚遇されたが義務を怠ったので追放された、ヒトラーの出現:第一次大戦のドイツは本当は勝者ではなかったのか」 2 若者はなぜ「決められない」か/長山靖生/ちくま新書/2003「フリーターはリクルート社が発案、決められないフリーターと決めつけるフリーター、手塚治虫は医師資格を持ち博士号も取った、無責任シリーズはモーレツ社員、下らないものは京大阪からの下りものではないの意味、インターネットは百人の村化」 ⇒ 長山靖生(ながやま・やすお)1962〜。文芸評論、社会時評、歯科医、明治大正期の忘れられた作家。 2 ?? なぜ〈ことば〉はウソをつくのか?/新野哲也/PHP新書/2005「支離滅裂。ここまで内容がないものを一冊の本にできるのが凄い!」 2 ?? 頭がよくなる思想入門/新野哲也/新潮選書/2000「聡明な人は注意深い、ひとは何の理由もなく存在し生きている。考えるより直観を使えというだけで内容が全くない」 ⇒ 新野哲也(にいの・てつや)1945〜。編集。 1 通勤電車で座る技術!/万大/かんき出版/2005「メールマガジンより」 ⇒ 万大(よろず・はじめ)メールマガジン、印刷会社。 3 新・知の技法/小林康夫・船曳建夫,編/東京大学出版会/1998「アフリカ系の子どもの多いキリスト系私立学校に黒い顔のキリスト像、刑法の解釈:文言解釈⇒論理解釈⇒目的論解釈」 3 知の技法/小林康夫・船曳建夫,編/東京大学出版会/1994「読み書きができないと地図が読めないことも、1988年サラリーマン貯蓄平均891万最頻値206万、論文に必要なもの:新しい発見・新しい理解や発明・総合と関連・批判と再解釈」 ⇒ 小林康夫(こばやし・やすお)1950〜。表象文化論、芸術の行為論、テクストの存在論的分析。 3 翻訳の方法/川本皓嗣・井上健,編/東京大学出版会/1997「日本の英語教育擁護はさすがに無理がある。I saw a girl with long hair.と I saw a girl with a telescope.の構造、英文訓読」 ⇒ 川本皓嗣(かわもと・こうじ)1939〜。比較文学比較文化、東西の詩と詩学。 ●● 評論家 ●● 3▼○ 世界共和国へ/柄谷行人/岩波新書/2006「マルクスの欠陥は国家の自立性を見なかったこと、資本=ネーション=国家を超えて世界共和国へ到る道筋を考える、互酬交換様式の氏族的社会・略取再分配の封建的社会・商品交換の資本主義社会、国家が誰かが権力を持つことで形成されるというのは錯覚、国家は共同体と共同体との間に発生する・共同体の中から発生するのではない・国家とは共同体が他の共同体を支配する形態、カール・シュミット:道徳の善と悪・美の美と醜・経済の利と害・政治の友と的、国家は外の国家に対して存在する、ユダヤ一神教は多数の部族の盟約共同体に起源、普遍宗教は農業共同体でなく都市に始まる・互酬的なアソシエーションを志向としてあらわれた、仏教は商人と女性に広まった、産業資本主義の画期性は賃労働者が消費者でもあるという自己生産的なシステムを形成したこと、カントの神の国=世界共和国、フランス革命で唱えられた自由・平等・友愛、自由は市場経済での商品交換、平等は国家による再分配、友愛は互酬、プールドンの構想:私有と共有を超える形態・生産者協同組合・全員が労働者で経営者、軍事的主権を徐々に国際連合へ譲渡させる・憲法9条は軍事的主権を国際連合に譲渡すること」 3 ヒューモアとしての唯物論/柄谷行人/講談社学術文庫/1999/1993「フランス革命のときフランス語を話せるのは40%」 3 差異としての場所/柄谷行人/講談社学術文庫/1996/1985「アメリカ思想史のヘーゲルの最初の弟子はウイリアム・ジェームス、イギリスに憲法はない」 ⇒ 柄谷行人(からたに・こうじん)1941〜。文芸評論、経済学。 3※ 福島原発人災記−安全神話を騙った人々/川村湊/現代書館/2011「ネット上の原発推進派のコピペに感想をつけたもの、青山繁治:漏れた放射能はまったく人体に影響がない、東電は単なる電発の運転手・機械のことは知らない、ウランを使わない核エネルギー発電所・古川和男、原発推進に反対した福島県知事佐藤栄佐久は収賄容疑で逮捕起訴、プルトニウム・鈴木篤之」 ⇒ 川村湊(かわむら・みなと)1951〜。文芸評論家。 2※ 誤読日記/斎藤美奈子/朝日新聞社/2005 1♪△ 物は言いよう/斉藤美奈子/平凡社/2004「放火:02年男272女38・65年男326女39、"老人は老人らしくコタツの中で茶でも飲んでろ"、他人を威圧するガングロ系、セクハラの2大類型:対価型・環境型、男性がダメにした世界を少女が救う"ナウシカ幻想"、コルセットは女性独自の価値観で発達、フェミコードは公の場のルール」 1♪△ 趣味は読書。/斎藤美奈子/平凡社/2003「シェイクスピアを誰か問う人にもウケてこそ百万部、悲しみの涙でも細胞が活性化、歴史と秘境好きの岩波新書族、ぽっぽや:浅田次郎の怪奇短編集、動物占いはコミュニケーションツール、朗読者:包茎文学、永遠の仔=アダルトチルドレン小説、金持ち父さんは現代の資本論、理系知識はほとんど0っぽい」 3♪ ? 文章読本さん江/斎藤美奈子/筑摩書房/2002「棒引きかなづかい、文章読本界の御三家と新御三家、日本語表記の歴史」 ⇒ 斎藤美奈子(さいとう・みなこ)1956〜。文芸評論家。 1♪♪ 超教養−ダ・ヴィンチブックス/さとう珠緒/メディアファクトリー/2007「本の要約もありわかりやすい」 ⇒ さとう珠緒(さとう・たまお)1974〜。タレント。 2 本当は偉くない?歴史人物−日本を動かした70人の通信簿/八幡和郎/ソフトバンク新書/2009「勝海舟は幕府と薩摩の二重スパイ、坂本竜馬は勝海舟の私設秘書にして怪しげなフィクサー、近藤勇は警察に雇われたヤクザ」 3※ 歴代総理の通信簿/八幡和郎/PHP新書/2006「人心掌握術ニコポン:秀吉・角栄・桂太郎、グラフ・モンツ:妻を敬うことは一家に秩序と平和をもたらす、犯行を認めないのは間違いか・金正日の拉致認めても世論は悪化、満州は満鉄の開発により山東人が大量移住、東久邇宮の一億総懺悔、田中角栄と小泉純一郎の評価はDランク、官僚に好かれた角栄、外交満点経済0点の中曽根・韓国歌謡黄色いシャツを練習、鈴木都知事の地価監視対策のサボタージュ、意外に能力があった宇野宗佑、橋本龍太郎は剣道六段・エリツィンとの信頼関係、小渕の経済再建策は極めて順調だった、戦後の合格点首相:岸・佐藤・三木・福田・大平・細川・橋本・小渕、英仏語の話せる宮沢と中曽根」 1※ アメリカもアジアも欧州に敵わない/八幡和郎/祥伝社新書/2005「ヨーロッパの文化観光グルメの紹介。妻の浮気:スペイン人は名誉をかけて決闘・イタリア人は嫉妬深いので妻を殺す・ドイツ人は悩んで自殺・フランス人は喜んで自分も浮気、理想:イギリス人の会計士・フランス人の料理人・イタリア人のウェイター・ドイツ人の警官、最悪:イギリス人の料理人・フランス人の警官・イタリア人の会計士・ドイツ人のウェイター、アシュケナーゼ・東欧系ユダヤ人・8世紀カスピ海北東のハザール王国、1648年ウェストファリア条約で近代国家関係の枠組み、マリア=テレジアは女帝ではない、東ローマ帝国を略奪した第四次十字軍、白い大理石は古代ギリシアと無縁・ヴィーナスもパルテノンも赤青で彩色、文化と文明はドイツ語のみの違い、権威好き威張りたがるロシア人、ロシア人は現実に役に立たないことが好き、ブダペスト西駅はエッフェルの設計・マクドナルドあり、ポーランドの輸出品だったバナナ・温室栽培、フィンランド人は2000年前に到着、アイスランドは450万人? ⇒なんか勘違いかな、イギリスはポルトガル語、ギリシア⇒エラード、スペイン⇒エスパーニャ、フィンランド⇒スオミ、スイス⇒ヘルヴェティア、ハンガリー⇒マジャロサーク、第二次大戦の被害者を主張し孤立したオーストリア、密告好きのドイツ人、前大分県知事平松守彦の"グローカル"、独仏の首脳会談は30年前から月一ペース」 ⇒ 八幡和郎(やわた・かずお)1951〜。評論家、通商産業省、パリ・ジェトロ産業調査員。 3▽ ゲーム的リアリズムの誕生−動物化するポストモダン2/東浩紀/講談社現代新書/2007「ある文学の展開から社会と物語の関係を考える、ライトノベルと美少女ゲーム、オタクから見た日本文学、ポストモダンでは自己決定と多様性が肯定され大きな物語の共有を抑圧と感じる、ライトノベルはキャラクターの媒体・キャラクターのデータベースを環境として書かれる小説、純文学は私小説・ライトノベルはキャラクター小説、文学的想像力の基盤:自然主義リアリズムとまんがアニメ的リアリズム、セカイ系:主人公と恋愛相手の小さな関係が世界の危機やこの世の終わりに直結する、キャラクター小説をアニメやまんが系とゲーム系に分類はできない」 ⇒ 東浩紀(あずま・ひろき)1971〜。現代思想、表象文化論、情報社会論。 3 2週間で小説を書く!/清水良典/幻冬舎新書/2006「純文学中心の文章練習」 ⇒ 清水良典(しみず・よしのり)1954〜。文芸評論家、高校国語教諭。 2▽ バカのための読書術/小谷野敦/ちくま新書/2001「キス=口吸いは性戯の一つ、藤村由加は四人の女、宮崎駿は元左翼、宮沢賢治は童貞で死んだ」 ⇒ 小谷野敦(こやの・あつし)1962〜。文芸評論家、比較文学、比較文化。 3 ? 宗教とは何か/テリー・イーグルトン/大橋洋一・小林久美子/青土社/2010/2009「Reason, Faith and Revolution: Reflections on the God Debate、19世紀合理主義者リチャード・ドーキンス、ドーキンスはキリスト教を科学に対抗する宇宙論を提出するものであるとあやまった見方をしている、ドーキンスとヒッチンスをくくってディチキンス、ペンタゴンにいる彼の友人たち、科学と神学の違いは世界を贈り物としてみるかどうか、The difference between science and theology is one over whether you see the world as a gift or not.、ヒトラーは20世紀のテクノロジーを駆使できたので規模が大きくなったと情状酌量の余地があるのように述べている、キルケゴール:信仰者とは結局のところ愛する者だ、A believer, after all, is someone in love、神はなにごとかが在ることの存在理由、God is the reason why there is something rather than nothing.、科学はなぜ法則が存在するのかについては解明できない ⇒宗教もできないんだが?できるならすべての宗教の意見が一致する」 ⇒ テリー・イーグルトン(Terry Eagleton)1943〜。マルクス主義批評家、文化理論家。 3 加藤周一セレクション〈1〉科学の方法と文学の擁護/加藤周一/平凡社ライブラリー/1999「自然科学を政治問題に直接適用すると判断停止に導かれる・ほとんどの政治現象には情報の不足をともなう・科学的には何もいえない・判断停止は政治的保守・現状維持現状肯定になる・反対ができない」 ⇒ 加藤周一(かとう・しゅういち)1919〜。評論家、作家、医師、フランス文学。 1 若者殺しの時代/堀井憲一郎/講談社現代新書/2006「消費者としての若者現代史、一杯のかけそば・1969年生までと1970年生以降で反応が違う・1999年の感想・医者と銀行員のイメージが悪い」 ⇒ 堀井憲一郎(ほりい・けんいちろう)1958〜。コラムニスト。 2 三国志の謎徹底検証−諸葛孔明の真実/加来耕三/講談社文庫/1997「袁紹は濁流、学会では三顧の礼は否定?、孔明と劉備は筆談?、関羽の旧名は馮賢、字は寿長、曹丕の政治力は曹操より上、呂蒙は無名時代は知将でない?」 ⇒ 加来耕三(かく・こうぞう)1958〜。人物評伝、小説、日本史、史学。 1♪▽ ■茶話/薄田泣菫/岩波文庫/1998「新聞コラム集、有名人の逸話とゴシップ。スパイスがきいています」 ⇒ 薄田泣菫(すすきだ・きゅうきん)1877〜1945。エッセイ、詩。 2○ 放談の王道/呉智英・宮崎哲弥/時事通信社/1999「一般大衆に科学文明への懐疑はない、ロッキードと脳死で専門家を論破した立花隆、悪魔の詩の翻訳者は刺殺された」 1 知の収穫/呉智英/メディアファクトリー/1993「書評集。広辞苑の序文の秘密」 1 バカにつける薬/呉智英/双葉文庫/1996/1988「バカと論争した記録」 2♪ 封建主義者かく語りき/呉智英/双葉文庫/1996/1981「葬式仏教・結婚キリスト教、泰山鳴動ねずみ一匹はない、明治初期の差別要求一揆・反学校一揆」 ⇒ 呉智英(くれ・ともふさ,ご・ちえい)1946〜。評論家、儒教、封建主義者、法学。 1△ 目にあまる英語バカ/勢古浩爾/三五館/2007「rivalは好敵手ではなく憎むべき敵、たぶんprobably、かもしれないmaybe、ところでincidentally、ついでにby the way、日本人がLをRに間違えたりしない、初級段階ではシャワーのように英語を浴びても役に立たない、主語で始まる文には力があり副詞などで始まる文は弱々しい」 2♪ ? 思想なんていらない生活/勢古浩爾/ちくま新書/2004「そういうしょうもない人の本は読まなきゃいーでしょ? もっと自然科学の本を読みなさい。呉智英の知識人3種:専門家・教養人・変革者」 1♪ まれに見るバカ/勢古浩爾/洋泉社新書/2002「著名人と一般人にツッコミを入れる本」 ⇒ 勢古浩爾(せこ・こうじ)1947〜。洋書輸入。 2※ 「恥の文化」という神話/長野晃子/草思社/2009「ベネディクトの菊と刀はプロパガンダ・欧米より道徳的に劣っていると定義するため、原爆投下後に執筆開始、朝鮮戦争・アメリカ人捕虜・15%は積極的に敵に協力・5%は徹底抵抗した・日本人も差がないのではないか、広島はなんとか正当化できても長崎はまったく正当化できない、政治文学としての菊と刀」 ⇒ 長野晃子(ながの・あきこ)1938〜。仏文学。 2▽ 読売vs朝日 社説対決−北朝鮮問題/読売新聞論説委員会,編/辺真一・柘植久慶解説/中公新書ラクレ/2002「読売の圧勝。朝日の軍事アレルギーの異常さ、朝日の朝は朝鮮の朝?」 ⇒ 読売新聞(よみうりしんぶん) 1○ オリンピック物語−古代ギリシャから現代まで/結城和香子/中公新書ラクレ/2004「読売新聞オリンピック物語の連載より。古代は全裸で競技、前776-前393まで戦争による五輪停止なし、近代第一回は旅行者とアテネ在住者ばかり、96年3387人の女性中8人にY染色体」 ⇒ 結城和香子(ゆうき・わかこ)読売新聞。 1▽ あなたはもっと怒っていい!/イヴァン・コトロネーオ/泉典子/草思社/2000「怒りは健全で役に立つ、植物が嫌いな菜食主義者、子どもを叩くのは怒ったときその場で、悲しみは何もしないが怒りはものごとを変える」 ⇒ イヴァン・コトロネーオ(Ivan Cotroneo)1968〜。ナポリ。翻訳、小説。 1▽ きむら式 童話のつくり方/木村裕一/講談社現代新書/2004「人が読んだら面白いだろうでなくまず自分が面白いこと」 ⇒ 木村裕一(きむら・ゆういち)絵本・童話、コミック原作、舞台脚本、テレビの幼児番組の構成。 2※ 人は見た目が9割/竹内一郎/新潮新書/2005「嘘をつくとき:男は目を逸らし女は目を見つめる、前髪を垂らすと3-4歳若く見える、漫画家は演出とカメラマンの仕事が必要、イスラム教:左手は不浄の手、アラブでは男同士手をつなぐのは一般的、フィリピンは日本より諸行無常が強い、アメリカの漫画はカラー・白黒漫画は日韓台の墨絵文化圏、食品業界のタブー色はブルー、クイ:ロックの演奏の途中の無音の間、車で一番安全なのは運転席の後ろ」 ⇒ 竹内一郎(たけうち・いちろう:さいふうめい)1956〜。マンガ原作、著述業、比較社会文化。 1 ぐっとくる題名/ブルボン小林/中公新書ラクレ/2006「整合性がなくても心に響くも、二物俳句、ほうれん草を食べると鉄分が減る、エイリアン2はAliens・複数形になっただけ」 ⇒ ブルボン小林(ぶるぼん・こばやし)1972〜。コラムニスト、小説家。 1 ファンタジーが生まれるとき−『魔女の宅急便』とわたし/角野栄子/岩波ジュニア新書/2004「名前が決まるとその意味や音の響きから物語が始まることも、12歳の先生ルイジンニョ、何気なく英語を全く自然に出来ているらしい」 ⇒ 角野栄子(かどの・えいこ)1935〜。絵本、出版社。 3 コンピュータのきもち/山形浩生/アスキー/2002「アスキー・ドットPCの連載」 ⇒ 山形浩生(やまがた・ひろお)1964〜。大手シンクタンク勤務、小説、経済、コンピュータの翻訳と執筆。 1 けんかの仕方教えます/佐江衆一/岩波ジュニア新書/1984「人生論。横浜の浮浪者襲撃事件がきっかけか?」 ⇒ 佐江衆一(さえ・しゅういち)小説家。日本拳法と杖術三段。 3 ? 考えるとはどういうことか?−思考・論理・倫理・レトリック/井崎正敏/洋泉社/2008「レイコフの認知意味論と論理学についての素人の感想、いかなる論理操作の起源も身体的な活動、p156クレタ人のパラドックス ⇒全く理解していない」 ⇒ 井崎正敏(いざき・まさとし)1947〜。批評、ちくま新書編集長。 3 ? 思考を鍛える論文入門/神山睦美/ちくま新書/2004「著者の思想を発表しているだけ。紹介されているものも論文ではなく読書感想文と呼ぷべき」 ⇒ 神山睦美(かみやま・むつみ)1947〜。文芸評論家。 2 映画は予告篇が面白い/池ノ辺直子/光文社新書/2002「予告篇製作について。配給会社はアメリを間違って買った」 ⇒ 池ノ辺直子(いけのべ・なおこ)1959〜。予告篇製作会社代表。 1 英語とわたし/岩波新書編集部,編/岩波新書/2000「英語にまつわるエッセイ集。まず聞く力、イギリス人もdiarrheaは書けない、単なる感想でも発言する、意見が尊重される社会、清水真砂子の文はできが悪すぎ」 ⇒ 岩波新書編集部 3※ ペンネームの由来事典/紀田順一郎/東京堂出版/2001「日本近代文学者の雅号と筆名の由来。多くの未開社会に成長段階における改名の風習、男性に女性が名前を隠し知られることが求愛を受け入れることに、フランスでは名前を聖人のものに限定」 ⇒ 紀田順一郎(きだ・じゅんいちろう)1935〜。書物論、メディア論。 2 文章講座新虎の巻/宇治芳雄,編/悠飛社/1995 ⇒ 宇治芳雄。 1 ?? ウケる技術/水野敬也・小林昌平・山本周嗣/新潮文庫/2007「▽ほとんどの例が第三者は面白いが本人は面白がらないものが多く意図通りに機能しない・笑いの三項構造がぜんぜんわかってない、ツッコミは相手の面白さに気づいて拾う、▽頭から否定しない発言を選ぶ、空気は読むものではない。作るものだ、▽一番簡単な笑いは勘違いして攻撃して失敗すること、アンディ・ウォーホル:美しくない人でもうまい冗談をポケットに入れていれば成功する。いっぱいポケットがいるけどね」 ⇒ 小林昌平(こばやし・しょうへい)1976〜。美術評論家、戦略プランナー。 2 政治家の本棚/早野透/朝日新聞社/2002「政治家へのインタビュー集」 ⇒ 早野透(はやの・とおる)1945〜。コラムニスト、朝日新聞。 ●● 文学−作家 ●● 3 ■私の信条/安倍能成、志賀直哉、小泉信三,他/岩波新書/1951「自分の仕事と世の中とのつながりについて この世で何を失いたくないもの残しておきたいものと考えるか 長谷川如是閑:科学で理解できない現象は今の科学では理解できない現象・無理に理解しようとするのは自然科学的理解から観念哲学的理解への逃避 儒教には人民による政治という考えがなく民主主義政治の契機が欠如している 和辻哲郎:世の中の人間は私と同じように考えるべきと考えている。もしそうでないならそういう説を提出する必要はない。 間違った前提からは勝手気ままな結論が引き出される ラッセル:二プラス二は五ならば五は四に等しい。双方から三を引くと二が一に等しい。私と法王は二人である。二は一に等しいから私と法王は一人である。私はローマ法王である」 ⇒ 2※ 小説の書き方−小説道場 実践編/森村誠一/角川oneテーマ21/2009「作家を支える野次馬根性と好奇心、忠臣蔵、リオ・グランデの砦、カスター将軍の最期、モンテ・クリスト伯、映画のノンストップアクション・小説では骨格だけのような作品になってしまう、恋愛小説にはバリアが必要・かつては身分・戦争・通信・不倫・遠距離、古典的バリアが消滅して難病・交通事故・嫉妬などなど、プロット作法:短期発想型/きっかけでひらめく・出会い型/人場所資料との出会い・長期構想型・バリエーション型・最先端知識型・同時進行型、描写の三種:風景描写・心理描写・状況描写、心理を描写せず人物の動作で表現するハードボイルド、貯氷箱には孤独な死を予感させるようなカルキの薄い氷が結晶します。しかし、その透明度にはなんの企みもなく、孤独な素朴な想いを訴えながら、氷と出会った人たちに目覚めたばかりの生命のような凝縮したエネルギーを伝えるでしょう。、 暑い夏の光の騒めきに抵抗して、冷蔵庫の結氷皿の上で静かに凍結した水滴は、消費者の推測をはるかに越える永遠の何かを語っています。」 1▼◎ 作家とは何か−小説道場・総論/森村誠一/角川oneテーマ21/2009「小説は説明でなく描写で描く、感銘した作品はプロット構成テーマのメモを取る、小説作家は無から有を生ずる、日本の3つのタブー:戦争犯罪の告発・天皇および天皇制の批判・差別問題、人間の証明における麦わら帽子・20年も死蔵、作品風土:交友関係と風景、作家にとって旅は必須の要素、何度書いてもその都度現地取材しないと書けない、愛読者は2万部まで・これ以上は浮動読者・十万部からは反対読者も・高い世評で覗いてみた、人間の証明と悪魔の飽食は中国の発行部数の方が多い・中国からの印税は0・一千万部以上の印税を損失、放送系出版社・NHKと扶桑社、ミステリーの古典ルール:ノックス・中国人を登場させてはならない、小説を短くするには登場人物を減らし主人公に旅行をさせない・長くするには旅行に出かけたり古い友人に出会う・登場人物を崖から落として生死不明にして後に再登場させる、NHK:午前6時に4100万人が起床・サラリーマンの平均は6時40分、縊死体ブランコ・焼死体ヤキイモ・溺死体マグロ、講演料は2〜100万前後、物心つくころから本が好き・偽の診断書で一ヶ月高校を休学して図書館に通う」 ⇒ 森村誠一(もりむら・せいいち)1933〜。推理小説、時代小説、ノンフィクション。 1◎ ペナック先生の愉快な読書法−読者の権利10ヶ条/ダニエル・ペナック/浜名優美・浜名エレーヌ/藤原書店/2006/1993 ⇒ ダニエル・ペナック(Daniel Pennac)1944〜。仏。作家、役者、教師。 1※▽ 剣客商売読本/池波正太郎ほか/新潮文庫/2003「人足寄場・長谷川平蔵の考案した犯罪者の更生施設、連想が乏しいと仕事は枯渇する、千秋楽に役者がするいたずら・そそり、自然にそうなる・意識的に書いたことは一度もない、孫の小太郎を主人公にするつもり、説明しないで読者にわかってもらう工夫が必要、犬の好物はチーズ、これが江戸時代だという信念がないと書けない、財政の逼迫ぶりを食事風景から描く、時代小説に使う食べ物はいちいち調べた上で書かねばならない、人間の心底のはかり知れなさ、人間は四十歳を過ぎたら一日に一度死ということを考えた方がいい、女には子を生むことによって永遠の生命を生き続けるという特権がある、書いているうちに登場人物が勝手に動き出して話が出来ていく」 ⇒ 池波正太郎(いけなみ・しょうたろう)1923〜90。作家、脚本。 1◯△ プロ作家になるための四十カ条/若桜木虔/ベスト新書/2006「二つの意外性:先を予測させない波瀾万丈のストーリー・知識と蘊蓄、プロットを決めずに流れに任せるは嘘 ⇒プロットを決めないという人が解説を書いていて大笑い、小説はどこから書いても構わない、時系列はできるだけ乱さない・映画とテレビのみ許される、表現方法や順序はすべて考えてから書く、プロになるなら感情移入して読まない、惜しい落選作は短篇なら長編にする、漫画原作:色彩情報を入れない・台詞は一行・漫画1ページが200文字、読者に想像する余地を与えないよう詳しく描写する、冒頭のポイント:主人公の年齢性別ファッション趣味を提示する・舞台設定の提示、主人公をランニング・モードにする・主人公を慌てさせる、ある日目覚めたら虎になったという作品・カフカの変身を連想する ⇒中島敦の山月記だろ普通、回想は重要な伏線で絶対必要なときのみ許される、冒頭:平凡なシーンは駄目・話が動くまで説明を挟まない・出し惜しみしない・予想のつくシーンは削り予想外を詳しくする、篠田節子の書き方:まずおおざっぱにすっ飛ばして書く・矛盾点を解消する・人物を書く・ポイントを絞って取材する、"そして"の数だけ悪文になる、"言う"を囁く呟く喚く怒鳴るなどにする、心理描写と体感描写を精密に、冒頭における神様の視点から主人公の視点への移動はOK、挿話と解説は伏線のみ、ミステリーでなくてもどんでん返しが必要・最低3回、書いてはいけない人物:最初に主人公に絡みながらその後は出てこない人物・会話や回想だけに出て現実には姿を見せない人物、馬鹿や間抜けを出してはいけない、難解な謎は探偵が語る・普通の謎は周囲の人間に気づかせる・誰でもわかることは地の文で書く、加藤廣:章立てするだけで思いついたまま頭から書いていく」 1◯ プロ作家養成塾/若桜木虔/ベスト新書/2002「ジュニア小説:難解な謎解きや思想的でも可、大人の読者は疲れている、人気作家は駄作でも固定ファンが我慢して読む、冒頭に死体を転がせ、誰でも知っていることは書くな、読者に自由に想像させてはいけない、登場人物の履歴書を作る、一文に動詞は4つまで、緊迫した場面では全体の分量を増やし一つ一つの文章は短くする、50枚なら3人と2日以内、100枚なら4人と一週間以内、物語は可能な限り既に知り合い同士で展開させる・出会いのシーンは物語を停滞させる、出会いが必要なら事件や事故に直結させるか伏線とする、主人公を歩かせない、主人公の心理時間の長いときは分量多く描写」 ⇒ 若桜木虔(わかさき・けん)1947〜。ミステリー作家、小説家養成講座、果樹。 3○ 小説の諸相−E.M.フォースター著作集8/E.M.フォースター/中野康司/みすず書房/1994/1927「小説の要素:ストーリー・登場人物・プロット・幻想・予言・パターンとリズム、それからどうなるんだろうという興味=サスペンス、小説の基礎・ストーリー:時間の進行に従って事件や出来事を語ったもの、物語作家は因果関係に原核である必要はない・筋の発展に関係ないことをいってもよい、小説は宿命論でなくすべて人間の内的原因で生じる、小説は視点の一貫性を守らなければならないというルールはない、登場人物とストーリーの力を調節し両立させるのが小説家の仕事、読者に要求するもの:ストーリーは好奇心・登場人物は感情と価値観・プロットは知性と記憶力・幻想は追加料金、平面的人物は喜劇的人物のみ鑑賞に耐えうる」 ⇒ E.M.フォースター(Edward Morgan Forster)1879〜1970。英。作家。 2▼▽ ■ベストセラー小説の書き方/ディーン・R・クーンツ/大出健/朝日文庫/1996/1981「作家の必読書」 ⇒ ディーン・R・クーンツ(Dean R.Koontz)1945〜。モダン・ホラー作家。 3※ 知能の謎−認知発達ロボティクスの挑戦/けいはんな社会的知能発生学研究会,編/講談社ブルーバックス/2004「人工知能ロボットの最前線」 2○ ロボット21世紀/瀬名秀明/文春新書/2001「日本ロボット学の父・加藤一郎、ディープブルーはイデオ・サバンだ、アシモフのバイセンテニアル・マン」 ⇒ 瀬名秀明(せな・ひであき)1968〜。作家、薬学。 3 ユダヤ人とは誰か/アーサー・ケストラー/宇野正美/三交社/1990「ユダヤ人の90%は旧約聖書に関係ない中央アジア遊牧民カザール人の系譜」 3△ 機械の中の幽霊/アーサー・ケストラー/日高敏隆・長野敬/ちくま学芸文庫/1995/1967「行動主義批判、ホロン」 ⇒ アーサー・ケストラー(Arthur Koestler)1905〜83。ハンガリー。作家、ジャーナリスト、科学史、科学論。 2○ あの戦争は何だったのか−大人のための歴史教科書/保阪正康/新潮新書/2005「特攻機が撃墜されるのに拍手する日本の教師、東條英機の情実人事、天皇機関説・国体明徴論・天皇神権説、軍部大臣現役武官制、2・26のテロの恐怖、石油の8割をアメリカに依存、海軍ができないと言えば戦争は始めることができなかった、東條英機の戦陣訓は島崎藤村作、日本に石油はあった、戦争開始に国民は歓喜した、ガダルカナル島全域にマイクロフォンが仕掛けられていた、山本五十六より優れた指揮官・山口多聞、山本の知恵袋・黒島亀人、国際条約の捕虜の扱いを知らなかった日本兵・鉄条網作りの拒否が認められた、日本のマッカーサー参謀本部情報部の堀栄三・薬品会社と缶詰会社の株の急騰と部隊の休暇情報で作戦展開地域を見抜く、戦術あっても戦略なし、インパール作戦で5-7万の死者、台湾沖航空戦の誤報でルソン島進攻を読み違える、死者310万戦後の戦病死を含めると500万、シベリア抑留は60-100万・犠牲は10万近い、ソ連は8月28日択捉島・9月4日歯舞・色丹島を占領、降伏文書調印の9月2日が終戦日、インドネシア独立義勇軍日本兵3000・1000人は戦没・1000人が帰還・逃亡扱いで恩給でも差別」 2▽ 蒋介石/保阪正康/文春新書/1999「1887-1975、日中戦争:日本留学した中国軍指導者と中国を知らない日本軍、教育水準の維持に尽力した陳立夫、国民党に協力した旧日本軍・白団」 ⇒ 保阪正康(ほさか・まさやす)1939〜。ノンフィクション作家、編集者。 1▽ 翻訳夜話/村上春樹・柴田元幸/文春新書/2000「リズムのない文章は読めない、he said, she said が多いのは男女大人子供の言葉が少ないから、現在形にすると登場人物の身になる、作者は翻訳者に好意的、フラニーとズーイーは関西弁で、英語の自然な表現は日本語でも自然な表現に、失業者は僕を称せずスパゲッティを食べてはいけない」 ⇒ 村上春樹(むらかみ・はるき)1949〜。作家、翻訳。 1△ 24人のビリー・ミリガン(上・下)/ダニエル・キイス/堀内静子/早川書房/1992「主人公への同調度が高すぎるので要注意」 1△ ビリー・ミリガンと23の棺(上・下)/ダニエル・キイス/堀内静子/早川書房/1994「主人公への同調度が高すぎるので要注意」 1▽ クローディアの告白(上・下)/ダニエル・キイス/秋津知子/早川書房/1995「惨殺事件の容疑者となった分裂症の若い女性の話」 ⇒ ダニエル・キイス(Daniel Keyes)作家。 3※ SF思考のすすめ/クライン・ユーベルシュタイン/講談社ブルーバックス/1980「宇宙の重力崩壊に逆らうハングアップ効果、SFはモデルの一種、SF思考はシステム分析の一つ、SF思考:学問的通説や常識を分解して再構成するプロセス」 ⇒ クライン・ユーベルシュタイン()1929〜。日本。SF作家。システム工学の研究開発、エンジニアリング・マネージメント 1○ 大人のための文章教室/清水義範/講談社現代新書/2004「司馬遼太郎の自転車こぎ出し文体:短い文を1つ2つ置いて長い文を書いてリズムを作る、用語の訛に気をつける・今と違う時代の古い言葉、手紙の時候の文章を工夫してみる、紀行文で見たものをわかるように説明する、調べたことをプラスする、わからない・問いを持って文を書く、随筆は体験から始めよ」 1△ 行儀よくしろ。/清水義範/ちくま新書/2003「鉄棒ができない先生はできる子に見本をさせる、先生は机の上を整理せよ・上下ジャージ姿で来るな、CMが子育て観を変える、大人は子どもを教育してしまう責任を負う、アイルランド人サポーターは世界で一番優秀、イランにはぼったくりがいない、イギリス紳士の招待You will be invited by you.、ご苦労さま・役不足・百聞は一見に如かず」 ⇒ 清水義範(しみず・よしのり)1947〜。作家、小学生への作文指導、教育学。 2▽ 人生の物語を書きたいあなたへ/ビル・ローバック/仲村明子/草思社/2004/1998「本の書き出しを調べる、週単位の執筆スケジュールを作る、見せるべきことを言い過ぎるな、朝起きてすぐ何でも書く、フランス語の動詞"エッセイエ"は"試みる"、語りは時間の中に起こる・解説文は時間の外にある、下書きをすべて読み上げる、作家は大人になってはならない」 ⇒ ビル・ローバック(Bill Roorbach)作家、大工、配管工、便利屋。 1▽ 中国雑話中国的思想/酒見賢一/文春新書/2007「中国人はそんな考え方はしないと言われると痛い、中国の支配者は才能より周囲が押し立てた結果としての王位がしっかり来る・自分でやる曹操は皇帝向きでなかった ⇒これは錯覚・中国の皇帝はほとんどが自分でやる曹操タイプの英雄ばかり・劉邦と劉備が数少ない例外、昔の人の寿命は短く特に寒冷地で50まで生きる人は少ない ⇒逆では・南方の方が寿命が短い、孫子・長期戦をうまくやって成功した例はない ⇒いくらでもある」 ⇒ 酒見賢一(さかみ・けんいち)1963〜。作家。 2※ 総理の値打ち/福田和也/文芸春秋/2002「近代日本史で最も国を誤ったのは近衛文麿、岸信介・三年半の牢獄で経書特に詩経を三度読んだ、田中角栄のシステムがその後の政治家を矮小化した、人の悪口を絶対言わない竹下登、橋本龍太郎・経済行政に通じ数字は官僚よりも詳しい、無為無策の小泉純一郎、人気と実績がかみ合わないところが面白い」 2 悪の対話術/福田和也/講談社現代新書/2000「計算された会話のススメ。人を区分する指標をつくる」 ⇒ 福田和也(ふくだ・かずや)1960〜。作家、仏文学。 2※ ふしぎなふしぎな子どもの物語−なぜ成長を描かなくなったのか?/ひこ・田中/光文社新書/2011「ショッカーはナチスドイツで研究されたという移植技術などの手法で昆虫や動物の機能を持つ改造人間を作っていた。、90年放送局の女性社員は9%管理職は0.4%、ドラゴンボールの成長のインフレ・ONE PIECEの成長しないルフィ」 ⇒ ひこ・田中(ひこ・たなか)1953〜。児童文学作家。 2 やりとげる力/スティーヴン・プレスフィールド/宇佐和通/筑摩書房/2008/2002「原題:the War of Art 大変なのは書くことそのものではない。書くために机の前に座ることが大変なのだ ヒトラーにとっては真っ白なキャンバスに向かうよりも第二次世界大戦を始めるほうが簡単だったのだ 敵は最良の教師である ヘンリー・ファンダは75歳になっても出番の前に必ず吐いていた プロは自分を伸ばしてくれる怖い仕事を選ぶ アマチュアは自分の仕事を心から愛していない 先にやらなれければならないのは重要なことである われわれは誰もがそれぞれの仕事に関してすでにプロである プロの最大の武器は忍耐だ 自分自身を雇い入れる自分株式会社 毎日こつこつ仕事を続けていると、ある仕組みが動き出し、必然的にそして確実に天からの助けが与えられる 永遠が時の流れに扉を開いた 古代ギリシャでは神秘の概念が擬人化されていた 我らの誕生はただ眠りと前生の忘却に過ぎず なすべきことをせずにおこうとしてはいけない」 ⇒ スティーヴン・プレスフィールド(Steven Pressfield)作家、脚本家。 3 小説の読み方−感想が語れる着眼点/平野啓一郎/PHP新書/2009「小説の分析的に読む、メカニズム:舞台やプロット、発達:作家の人生での作品の位置づけ、進化:社会における位置づけ、機能:作者の意図・ジャンル分け、三島由紀夫:最期の一行が決まらないと小説は書けない、エンターテインメントの2つの要素:謎解きと逃亡」 ⇒ 平野啓一郎(ひらの・けいいちろう)1975〜。作家。 1 帝国を壊すをために−戦争と正義をめぐるエッセイ/アルンダティ・ロイ/本橋哲也/岩波新書/2003/2003「1984年インドでのガス漏れ事故の責任者・ウォレン・アンダーソン・死者16000人、2002年グジャラートでのムスリム虐殺・2000人、ヒトラーを公然と賛美する民族奉仕団RSS・インドの首相や大臣も信奉者、イラク侵攻時フセインが911の責任と思った人が42%・アル・カイーダを支援していたと思ったのは55%」 ⇒ アルンダティ・ロイ(Arundhati Roy)1961〜。インド。作家。 1 大事なことはみ〜んな脳腫瘍に教わった/スージー・ベッカー/春日井晶子/長崎出版/2005/2004「I had brain surgery, what's your excuse?、頭蓋骨の固定はチタン・空港の金属探知器にもかからない、いやおうなしにwilly-nilly」 ⇒ スージー・ベッカー(Suzanne Becker)ユーモア作家。 3 司馬遷−史記の世界/武田泰淳/講談社文芸文庫/1997/1965「無位無冠の男にへりくだる秦王時代の始皇帝、始皇帝は楽しまなかった」 ⇒ 武田泰淳(たけだ・たいじゅん)1912〜76。作家。 1 大人の見識/阿川弘之/新潮新書/2007「海軍や英国の人の逸話を語る」 ⇒ 阿川弘之(あがわ・ひろゆき)1920〜。作家。 3※ 英語の詩/河野一郎/岩波ジュニア新書/1992 ⇒ (こうの・いちろう)1930〜。英語、翻訳、創作童話。 2 パソコン活用超「英語学習」/夏野清三郎/宝島社新書/2001「語学のためのソフト、メール、サイトなどの利用法。ic:I see、lol:laugh out loud、rofl:rolling on floor laughing、u:you、2:to、4:for、thanx,tnx:thanks、r:are、np:no problem、k:ok、imo:in my opinion、ASAP:As Soon As Possible、afk:away from keyboard、cya:see you」 ⇒ 夏野清三郎(なつの・せいざぶろう)1957〜。作家、コラムニスト。 3 ■笑いについて/マルセル・パニョル/鈴木力衛/岩波新書/1953/1947「スタンダールの笑いについても付載。不意打ち、何を笑うかで人柄がわかる」 ⇒ マルセル・パニョル(Marcel Pagnol)1895〜。仏。舞台作家。 4 論文作法−調査・研究・執筆の技術と手順/ウンベルト・エコ/谷口勇/而立書房/1991/1973 ⇒ ウンベルト・エコ(Umberto Eco)1932〜。イタリア。哲学、美学、記号学、作家。 3 ゴールド−黄金/アイザック・アシモフ/嶋田洋一/早川書房/1996/1995「SF作品集」 ⇒ アイザック・アシモフ(Isaac Asimow)1920〜。ソビエト。SF作家、生化学者。 3 ひとり言でマスターできる英会話/久保田八郎、アン・デイカス/主婦の友社/1979「これのCDがあれば欲しい」 ⇒ 久保田八郎(くぼた・はちろう)1924〜。ノンフィクションミステリー作家、外国語研究、UFOと宇宙哲学。 3 短編小説講義/筒井康隆/岩波新書/1990「岩波文庫の10篇の海外の短編小説より」 3 文学部唯野教授/筒井康隆/岩波書店/1990 ⇒ 筒井康隆(つつい・やすたか)1934〜。作家。 3 小説作法/スティーブン・キング/池央耿/アーティストハウス/2001/2000「ドアを閉じて書きドアを開いて書き直す、1年に70-80冊読書している、知っていることを書く、自分の読みたいものを書く、自前の見解を示して個性を主張する」 ⇒ スティーブン・キング(Stephen King)1947〜。ベストセラー作家。 3 ? 乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない/橋本治/集英社新書/2005「何となく思っていることをだらだらと書いただけ。調べてから書けよなー」 ⇒ 橋本治(はしもと・おさむ)1948〜。作家。 3 ■砂時計の書/エルンスト・ユンガー/今村孝/講談社学術文庫/1990/1954 ⇒ エルンスト・ユンガー(Ernst Junger)1895〜。独。作家。 3 ?? 日本語が亡びるとき−英語の世紀の中で/水村美苗/筑摩書房/2008「英語により言葉が滅びるのを言語学者は素人のたわごととして聞き流すに違いない ⇒そういう本は山のようにあります、アンダーソンにはなぜ英語がほかの国語と違うことが見えないのか ⇒実際同じだから、さまざまな国語で学問することは可能か・学問の本質に反することではないか、近代日本の作家に占める東大在籍者の多さ、禁色夜叉は英語の娯楽小説ダイム・ノーベルの焼き直し、近代小説は翻案・翻訳・創作はつながっていた、ハリー・ポッター:他の子が読んでいるから自分の子にも読ませると世界中の親が思った、本屋に並んでいる本を目にすると文学の終わりを身を以て感じる、自動翻訳の原理的に不可能 ⇒その意味では文章の読解が原理的に不可能、叡智を求める人が国語で書かれたテキストを真剣に読まなくなる可能性、叡智を求める人は日本語で書かれた文学は読まなくなった、英語が普遍語になる前から日本の文学は内側から幼稚になった、日本を見失うはずがない・都市の風景の変化、日本の国語教育は日本近代文学を読み継がせる、イギリス人やフランス人は苦もなく三百年以上前の読まれるべき言葉を読むことができる ⇒嘘・それは一部の人、同じ音の同じ言葉が異なる文字で違う意味を伝える日本語」 ⇒ (みずむら・みなえ)小説家、日本近代文学、仏文学。 ●● 文学−詩人 ●● 1○ ハングルへの旅/茨木のり子/朝日文庫/1989/1986「フランス語はハ行が発音できない・ハットリさんはアットリ、庄内弁・赤ちゃんはアガ・父ちゃんはアッパ・女房はアネ・語中のカ行とタ行は濁音になる・柿・雪・秋田・私・見た・行く、豈あには朝鮮語の否定語より、木槿・花びらをくるくるまいてつぼみ状に戻ってから落ちる・行儀のいい花、北はつつじが国花、モッは飄逸味」 1◯▽ 詩のこころを読む/茨木のり子/岩波ジュニア新書/1979「中国では川に棲む蟹は食べない・戦争のとき死体を食べるから、照れくさかったりむずがゆくなる詩はダメな詩、"ひとを愛して愛したことは忘れてしまった"、シュールレアリズム:意識の底にひそんでいるものを取り出してばらまく、詩は言葉が離陸する瞬間がある、日本には喜怒哀楽の怒の詩が少ない、独断を恐れていては一篇の詩も書けない、わたしは迷うことが好きだ」 ⇒ 茨木のり子(いばらぎ・のりこ)1926〜。詩人。 1▼▽ 魂の文章術−書くことから始めよう/ナタリー・ゴールドバーグ/小谷啓子/春秋社/2006/1987「創作文の書き方。書くときのルール:手を動かし続ける・文を読み返さない・書いたものを消さない・考えない・心に浮かんだことにすぐ飛びつく、仏教の師:あなたが現在にいるとき世界は真に生き生きとする、やる気が出るまで待ったりしない、一月に一冊のノート、自分自身の声を信頼する、文章をコントロールしようとしない、物書きとは歴史を築くディテールの運搬人、自身は消えてただ自分の中に流れていく思考を記録するだけ、作家は感情について語らない・感じたことを書く、書くときは動物になる、小説では最後にすべてのことがまとまらなければならない」 ⇒ ナタリー・ゴールドバーグ(Natalie Goldberg)詩人、作家、創作クラス講師。 3◯▽ 現代詩作マニュアル/野村喜和夫/詩の森文庫/2005「ヤーコブソンの二軸論、北川透の規範と侵犯、岩成達也のコノテーションの詩学、雪の肌・雪⇒白は提喩・白⇒肌も提喩・比喩の基本は提喩、詩とは言葉による世界の捉え直し再構成・驚きやエロスを伴う、谷川俊太郎:世界を再構成していくこと、エクリチュール:書かれた文字・文字言語・記述・書く行為そのもの、寓意・寓話:アレゴリー・諷喩・一連の事柄の系列を別の一連の事柄の系列にたとえ話としてあらわす、コノテーション:デノテーションの反対・言外の意味・意味のずらし、詩は回帰的循環的・通常の言説の線条性の破壊、抒情:リリシズム・竪琴リールより・楽器に合わせてうたう詩のこと」 ⇒ 野村喜和夫(のむら・きわお)1951〜。詩人、批評、翻訳、比較詩学研究。 3○▽ 詩とはなにか−世界を凍らせる言葉/吉本隆明/詩の森文庫/2006「現実の社会で口に出せば全世界を凍らせるかもしれないほんとのことをかくという行為で口に出すこと、神憑りが詩を生みそれが分離、フレイザー:巫術sorceryのことを起こす積極的な魔術・禁制tabooとしての魔術、散文は想像的現実・詩は想像的なもの自体、転義法:隠喩・諷喩・引用喩・反語法・皮肉・濫喩・代換・提喩・換喩・婉曲法・換称・転喩・反用、感覚喩:感覚の類似、意味喩:対象の類似、概念喩:運動感覚の類似、言語表現の美:韻律・選択・転換・喩、詩の精神=魂、洞窟洞穴を通して魂の向こう側の世界との行き来、山頂巨石樹木に魂が集まり自由に行き来、海の向こうに魂の集まるところがあり自由に行き来」 1 ?? 吉本隆明のメディアを疑え/吉本隆明/青春出版社/2002「朝日新聞連載より。あまりにも次元が低すぎるような……無知かつ非論理な社会感想文。小泉政権は短命? 消費産業に資金を?」 ⇒ 吉本隆明(よしもと・たかあき)1924〜。詩人、思想家、文芸評論家。 3 汝、尾をふらざるか/谷川雁/詩の森文庫/2005 ⇒ 谷川雁(たにがわ・がん)1923〜95。詩人、革命家。 2 ファンタジーの文法−物語創作作法入門/ジャンニ・ロダーリ/窪田富男/ちくま文庫/1990/1973「物語の発想法、いかに連想するか」 ⇒ ジャンニ・ロダーリ(Gianni Rodari)1920〜80。北イタリア。詩人・童話作家。