●● 人工知能−脳をどこまで機械で再現できるか知る ●● 4∪▼▼■感情−人を動かしている適応プログラム−認知科学選書24/戸田正直/東京大学出版会/1992「アージ理論=自然淘汰による行動プログラム」 2△ 心をもった機械−ソフトウェアとしての「感情」システム/戸田正直/ダイヤモンド社/1987「ねね計画、知は感情のサブシステム」 5 認知科学入門/戸田正直,他共著/サイエンス社/1986「構文解析理論などコンピュータの自然言語理解について」 3 人間にとってのコンピューター3−その将来を探る/戸田正直・長尾真・開原成允,編/日本経済新聞社/1987「将来どうなるか」 3 人間にとってのコンピューター2−その人間性を探る/戸田正直・長尾真・開原成允,編/日本経済新聞社/1986「生活とコンピュータ。コンピュータの影の法則:永続効果・公表効果・ロボット効果・雪崩効果・秘密効果・マリオネット効果・退化効果・アラーの神効果」 3 人間にとってのコンピューター1−その理想の姿を探る/戸田正直・長尾真・開原成允,編/日本経済新聞社/1985「社会とコンピュータのかかわり」 4 ゲーム理論と行動理論/戸田正直・中原淳一/共立出版/1968「ゲームの実験的研究とその理論」 ⇒ 戸田正直(とだ・まさなお)1924〜。人工知能、認知科学、心理学、物理学。 4∪▼▼■模型は心を持ちうるか/V・ブライテンベルク/加地大介/哲学書房/1987「Brain Theory: Biological Basis and Computational Principles。0444820469。行動する機械の感情・記憶・意識の進化、交叉接続の由来」 ⇒ V・ブライテンベルク(Valentino Braintenberg)生物サイバネティクス、情報科学。 3◎ 日本語は論理的である/月本洋/講談社選書メチエ/2009「日本語の論理の基本は形式論理である 2ちゃんねるの日本語は非論理的な言語か?スレ Poverty drove her to steal. 貧しいので彼女は盗みに走った。 形式論理学の真偽が容器の比喩の形式の円の内外に対応 日本語の空間の論理・英語の主体の論理 夕方になった Evening has come. 助詞"に"はあるものを矢印で示しているだけ "で"はある範囲 "を"は動作と接触点 "に"は接触しない "である"はisに相当するオランダ語の訳語としての造語 日本語と西欧語の違いは論理の中のどの部分を多用するかの違い 単文だけで日本語と英語を比較したのが間違い 主語-述語 主題-解説 母音出現率と人称代名詞出現数が反比例する」 2▼ ??? 日本人の脳に主語はいらない/月本洋/講談社選書メチエ/2008「p140まで名著、p141からと本。母音の比重の大きい言語では主語や人称代名詞がよく省略される、仮想的に身体を動かすことでイメージを作り言葉を理解する、身体が世界の意味を作り出す、言葉の意味は仮想的身体運動、自閉症児・右脳前頭葉と前部帯状回の発達が遅れている、主語が必要な言語は少数派、ポリネシア語は主語や人称代名詞を省略、英語の人称代名詞は機能語に近い存在 ⇒機能語そのものです、英語が人称代名詞を必要としている、古英語では主語は省略、英語は母音比重が小さい、内的に聴く・発生するとき聴覚野の活動が抑制される・脳内で音を聴いている・50%の抑圧、最初に母音の準備をして子音の準備をする ⇒音素次第で異なる、イギリス人は母音を右脳で聞く ⇒聴きません・母音単音のとき言語と認識しないだけです、韓国語と中国語で主語の必要性が低いのは子音が多いから ⇒文末助詞に主語を示す言葉が少ないため、主語や人称代名詞の有無が母音子音を作り出す舌の動きによって決まる ⇒違います、昔の英語ではthereは主語ではなかった ⇒今でも主語ではない」 4△ 想像−心と身体の接点/月本洋・上原泉/ナカニシヤ出版/2003「想像=身体運動が心と身体をつなぐ、モデル意味論:文の真偽を事実との対応で決める、証明可能と真偽、証明論=構文論と真偽論=意味論、ゲーデル:正しくても証明できない命題がある、アメリカ国旗:付随的意味アメリカ帝国主義、ソシュール:言語には差異しかない、共同主観的=言語が同じ人の間のみ客観的であること、犬の意味=犬によって起こる眼球などの仮想運動? "おはようございます"の意味=発声するときの身体運動、カント:分量=量化・関係=述語・様態=様相、好き嫌いの判断と味覚部位は隣接、意識子がある? イメージは知覚像にほぼ等しい、エピソード記憶は4歳で成立」 3▼○ ロボットのこころ−想像力をもつロボットをめざして/月本洋/森北出版/2002「言語機能についての検討、イメージは仮想的な身体運動、郵便番号認識はニューラルネットワーク、身体性人工知能:ことばの意味=仮想的身体運動=クオリア、こころ=複数の人間間に作用する相互作用、こころのロボットにはロボット集団が必要、身体のないコンピュータに人間なみの言語理解は不可能」 ⇒ 月本洋(つきもと・ひろし)1955〜。人工知能、データマイニング。 4◎▽ ロボットは心を持つか−サイバー意識論序説/喜多村直/共立出版株式会社/2000「哲学的人工知能論。ベトナムの哲学者トランの階層理論、フレーム問題、意識は情報のフィードバック、意識とは抑止された行動の意味、ブルックスの行動ベーストロボットSSA、文化は意味づけフィードバック、発生と適応の初動プログラム、p192の矛盾文はミス?」 ⇒ 喜多村直(きたむら・ただし)1947〜。知能機械学、医用生体システム工学、精密工学。 3※▽ 言語と思考を生む脳−シリーズ脳科学3/甘利俊一,監修/入來篤史,編集/東京大学出版会/2008「手が移動から解放・ものを動かすという他動詞的行為へ、道具使用が頭頂葉を拡大・サルの道具使用で神経栄養因子の発現が誘導、乳児の音素弁別能力・シナプスとニューロンの増減パターンと共通点多い・シナプス数のピークは三歳、ジーニーのその後・www.pbs.org/wgbh/nova/transcripts/2112gchild.html、3-8歳でフランスに移住した韓国の子ども・韓国語を完全喪失しポーランドと区別できず、Clark:幼児の言語自然獲得・基礎レベルで一万時間・上級で2.5万時間、サバンナモンキーの信号・地理的に離れた群れでも割り当てが同じ、ソロバン熟練者の脳・両側の背外側運動野と後部頭頂皮質に強い信号増強・脳内の空間情報を使う、サルのミラーニューロン・腹側運動野F5野と下頭頂小葉7b野、ヒトのみが非論理関係である等価性が成立・右後部帯状皮質が特異的に活動、フサオマキザルとチンパンジーは推移性は成立・対称性は否定的」 3※◎ 脳研究の最前線(上)−脳の認知と進化/理化学研究所脳科学総合研究センター/ブルーバックス/2007「ツールキット遺伝子・ホメオスティック遺伝子など、ウルヴッハ−ヴィーテ病・扁桃体のみが石灰化・恐怖心の表情を描くことができない、アメリカカケス:ハチミツガとピーナッツを隠す・最初はハチミツガを出して食べるが後はピーナッツを食べる・ハチミツガは腐りやすい・一度仲間の餌を盗む・自分が隠すときに見られると後でこそっと別の場所に隠し直す、道具の使用・道具と身体が客体化が始まる・脳内に表象されるように、道具の使用が頭頂葉の拡大膨張を引き起こした、チョムスキー・2002年・言語の進化的研究は熟した、ミズンの言語の歌起源説・レイの全体論的原型言語説、歌を歌う霊長類が人類へ、前頭前野−大脳基底核ループ・音列分節化、前頭前野−海馬ループ・文脈分節化、徐波睡眠中に覚醒中に体験した感覚刺激を追体験させる・記憶の獲得が容易に」 3※◎ 脳研究の最前線(下)−脳の疾患と数理/理化学研究所脳科学総合研究センター/ブルーバックス/2007「アルツハイマー病:65歳以上で一割・85歳以上で5割・100歳以上で9割、リモート・ラット:左右のヒゲを刺激してその方向に動けば快楽中枢を刺激する、ドーベルの一次視覚野刺激による視覚再建術、発達期の環境をDNAメチル化で記憶・エピジェネティック記憶、親の養育の質でセロトニン放出量に違い・ストレスを終息させるHPA系回路の発達が弱い、躁の症状・本人は治るとケロリと忘れてしまう、徹夜が躁のきっかけになることが多い、一卵性双生児・片方が躁鬱病ならもう一方も発病する可能性は70%・単なる兄弟では10%、恋愛時に愛する人を見ると尾状核や腹側被蓋野が活動・長期的な愛ではさらに島皮質と帯状回前部も活動、相手の判断を想定するとき尾状核が活動・相手が良い人か悪い人がはっきり情報があるときはあまり活動せず、オキシトシンを嗅ぐと相手を信用しやすくなる、小脳皮質の長期減弱は一日で元に戻る・小脳核に移転、大富豪ホーキンズ・10年以内にニューロコンピュータを作ると宣言、結合問題・"赤い四角形と青い三角形"を見たとき"青い四角形と赤い三角形"でないとどうやって見分けるのか、同期により解決、二つの場所に二つの棒を見せる・二つのニューロンがバラバラに反応、同じ二つの場所を一本の長い棒を見せる・二つのニューロンが同期して興奮」 2○ 脳の中身が見えてきた/甘利俊一・伊藤正男・利根川進/岩波科学ライブラリー/2004「"椅子⇒勉強します・りんご⇒食べます"のような対応動詞の検索で小脳の外側が活動、海馬CA3のNMDAリセプター遺伝子に損傷を与えると記憶できるが思い出すのに情報が多く必要に・限られたヒントから思い出せない、海馬CA1のNMDAリセプターは記憶獲得そのものについて」 5 情報処理の究極に挑む/甘利俊一・松本元/三田出版会/1992 ⇒ 甘利俊一(あまり・しゅんいち)1936〜。数理工学、神経回路網理論、情報幾何学、計数工学。 3※ 心と脳−認知科学入門/安西祐一郎/岩波新書/2011「▽まるで本の序文だけで構成されたかのような本 ▽ありとあらゆる研究をひたすら淡々と叙述している ▽認知科学の歴史 ピカソ:対象を見えるようにではなく自分の見たままに描く 問題が理解できれば解決できたと同じことだ」 ⇒ 安西祐一郎(あんざい・ゆういちろう)1946〜。認知科学、情報科学 。 3▼○ 問題解決の心理学/安西祐一郎/中公新書/1985「問題解決者にとってのイメージ、西洋流の学校教育を受けない人は自分の実際の体験にあてはめて考える、イメージに利用しやすいように情報を再構成する・心の中で動かし捜査する、目標と手段・結果と原因、原因:自分で容易にコントロールできるものかどうか、目標達成に都合のよい形に因果関係の知識は作られる、理解する⇒解く⇒吟味する、問題解決に不可欠な目標・手段・状態、気がついたら絵になっているという描き方をする人が画家として成功、何が出来るかなとつぶやいたピカソ、ワーズワース:書き上がったものに目的が付着してくる、医者の診断:"どんな病気か"を"病気はABCのどれか"という選択に置き換える、大学で役に立ったこと:自分で行う度合いが高いもの、何かのために知識を獲得しようとしているのがコンピュータとの違い、問題解決者には感情が必要不可欠、問題解決者の6つの特徴:生きて働く記憶・原因結果および手段目標の関係で理解・問題の適切な表現・知識のダイナミクス・自分を見る機能・感情のコントロール機能」 ⇒ 安西祐一郎(あんざい・ゆういちろう)1946〜。心理学、コンピュータ・サイエンス。 3※ ロボット・意識・心/武野純一/日新出版/2004「人工意識の関連研究のメモ書き集という感じ。軍隊の最前部で荷車を引いた始皇帝の人造の馬」 ⇒ 武野純一(たけの・じゅんいち)1950〜。人工知能ロボット。 3▽▽ ディベート術入門/北野宏明/ごま書房/1995「武田信玄:戦は六分の勝ちを以て勝利とす、論題:行為者と行為を明確にする、最も強い議論を最初に並べて圧倒するのが正しい戦略、いい議論をすることはいい問題点を発見すること」 ⇒ 北野宏明(きたの・ひろあき)1961〜。人工知能、コンピュータサイエンス、ディベート、工学。 3※ 情と意の脳科学/松本元・小野武年,共編/培風館/2002「前連合野、後連合野、辺縁系、基底核の結合とそのはたらきなど」 2 脳型コンピュータとチンパンジー学/松本元・松沢哲郎/ジャストシステム/1997 2 愛は脳を活性化する/松本元/岩波科学ライブラリー/1996「脳型コンピュータ。宗教との接点を探る」 6 脳・神経系が行う情報処理とそのモデル/松本元・大津展之,共編/培風館/1994 ⇒ 松本元(まつもと・げん)1940〜2003。工学。脳型コンピュータ研究、キリスト教。世界で初めてヤリイカの養殖に成功。 5 アマ4段を超える−コンピュータ将棋の進歩4/松原仁,編著/共立出版/2003 2○▽ 鉄腕アトムは実現できるか?−ロボカップが切り拓く未来/松原仁/河出書房新社/1999「知能と環境をセットで考える、人間もフレーム問題に直面する、セクハラはフレーム問題、関係ない情報を無意識に無視する、人間の意識した声と無視した声は周波数ではよくわからない」 ⇒ 松原仁(まつばら・ひとし)1959〜。知能情報。 2○ 情報文明の日本モデル−TRONが拓く次世代IT戦略/坂村健/PHP新書/2001「セロトニン受容体の少ない遺伝子型:日90%・米50%、ITは景気回復の手段ではない、カリフォルニアの巡回停電、IBMスパイ事件のトラウマと米国の戦略、孫正義のTRON潰し、耐タンパ性、ユビキタス・コンピュータ=どこでもコンピュータ、文字を整理統合するユニコード、ITはホワイトカラーの仕事を減らす、日本は個人でなくチームで戦え」 ⇒ 坂村健(さかむら・けん)1951〜。コンピュータ・アーキテクチャ(電脳建築学)、TRONプロジェクト・リーダー。 5 生命知としての場の論理−柳生新陰流に見る共創の理/清水博/中公新書/1996「リアルタイムの創出知、西田哲学、活人剣。場の論理=アフォーダンス?」 5 生命と場所−意味を創出する関係科学/清水博/NTT出版/1992「データ情報とルール情報、要素と全体を結ぶホロニック・ループ、大乗仏教、暗黙知、ソシュール、ポリモルフィック・サーキット、多形回路、自閉症児には身振りの引き込みがない(コンドン)」 5△ 生命を捉えなおす−生きている状態とは何か 増補版/清水博/中公新書/1990/1976「エントロピー、べん毛の接ぎ木、ウイルス結晶、化学レーザー、ベルーソフ・ザボチンスキー反応、関係子」 ⇒ 清水博(しみず・ひろし)1932〜。生命関係学、バイオホロニクス、ホロンコンピュータ、バイオモーター、筋肉、仏教と禅。 3○ デジタル生命の進化/和田健之介/岩波科学ライブラリー/1994「進化のコンピュータ・シミュレーション」 ⇒ 和田健之介(わだ・けんのすけ)1957〜。生物情報学、遺伝情報学。 3 「わかる」とは何か/長尾真/岩波新書/2001「科学における理解と説明。法則、原理、意味、アナリシスからシンセンスへ、アジア的転回を」 3○ 人工知能と人間/長尾真/岩波新書/1992「ゲーデルと哲学、言語認識、論理的な演繹はトートロジー、存在は他の存在との関係において存在する、哲学批判、絶対真理から相対価値へ」 2○ 機械翻訳はどこまで可能か/長尾真/岩波書店/1986「フィルモアの格文法:動詞に注目・動詞の主体と動作対象など意味論の関係で記述、中間言語方式:すべての言語に共通の言語・深層構造や格文法や記号論理など、トランスファー方式:原言語⇒その内部表現⇒目的言語の内部表現⇒目的言語、格構造表現と句構造表現」 3 人工知能−実用化の時代へ/長尾真,編著/新潮文庫/1986「弾道計算のために生まれたコンピュータ・エアニック、意味ネットワークを改良したミンスキーのフレーム理論・枠組みを設定しておく」 5 コンピュータのパターン認識−認知科学選書3/長尾真/東京大学出版会/1985 ⇒ 長尾真(ながお・まこと)1936〜。情報科学、情報工学、パターン認識、自然言語処理、機械翻訳、人工知能。 4▼ 知の創発−ロボットは知恵を獲得できるか/伊藤宏司,編著/NTT出版/2000「群ロボットシステムの創発現象、リーダー不在の協調行動」 ⇒ 伊藤宏司(いとう・ひろし)1944〜。脳システム科学、ロボティクス。 3♪ マインズ・アイ(下)−コンピュータ時代の心と私/D・R・ホフスタッター、D・C・デネット,編/坂本百大監訳/TBSブリタニカ/1992/1981「パーソノイド、強いAIは脳を無視する、心と脳:プログラムとハード、代替視覚体験」 3♪◎ マインズ・アイ(上)−コンピュータ時代の心と私/D・R・ホフスタッター、D・C・デネット,編/坂本百大監訳/TBSブリタニカ/1992/1981「心と自己についての小説集。最適者生存=安定したものの生存、アリのコロニーの心、立ち上がるドミノ」 5 ゲーデル,エッシャー,バッハ−あるいは不思議の環/ダクラス・R・ホフスタッター/野崎昭弘・はやしはじめ・柳瀬尚紀/白揚社1985/1979「ピアノ=フォルテ:強弱、証明可能は真より弱い概念、禅:言葉への依存の戦い、全体論:全体はその各部分の総和より大きい、還元論:全体はその各部分とその総和の性格とを理解すれば完全に理解されうる」 ⇒ ダクラス・R・ホフスタッター(Douglas R.Hofstadter)1945〜。高次知覚およびアナロジーの創発的計算モデル、人工知能、コンピュータ科学、心理学。 5※ 認知発達と生得性/Jeffrey L.Elman,Elizabeth A.Bates,Mark H.Johnson,Annette Karmiloff-Smith,Domenico Parisi,Kim Plunkett/乾敏郎・今井むつみ・山下博志/共立出版株式会社/1998「コネクショニストから見た脳の発達」 ⇒ ジェフリー・エルマン(Jeffrey L.Elman)コネクショニスト。 3▽ ロボットの脳を創る−脳科学から知能の構成へ/中村仁彦/岩波書店/2003「ウイリアムズ症候群は頭頂葉と後頭葉、自閉症では前頭葉と小脳に萎縮、リーバマン:音声を口とのどの運動に翻訳して理解、ミメシス:記号化と記号に基づく記憶が可能にする行為と、それを獲得したときと異なる状況で再利用すること」 ⇒ 中村仁彦(なかむら・よしひこ)1954〜。ロボティクス。 4◎ ロボットにつけるクスリ−誤解だらけのコンピュータサイエンス/星野力/アスキー出版局/2000「HAL=発見的計算手法によるコンピュータ、記号着地の問題、HALは最初から狂っていた、ソフトとハードの融合:FPGA、ディープブルーは全数検索ではない」 5 進化論は計算しないとわからない/星野力/共立出版/1998「ニューロネットワークの検証とも思えるが...」 ⇒ 星野力(ほしの・つとむ)1938〜。システム科学、コンピュータ科学。 3 バーチャルリアリティー入門/舘ワ/ちくま新書/2002「人工現実感、水晶体調節2m,網膜像の大きさ視角,輻輳20m両眼視差100m運動視差200m空気透視、耳は加速度も検出」 2○ ロボット入門−つくる哲学・つかう知恵/舘ワ/ちくま新書/2002「NHKの人間講座より。イリアスの産業ロボット、ブルックスのサブサンプション:複数の要素行動の競合協調により行動する、フーバーテクニック、超音波メガネ、0.1秒がクローズドループの限界、アールキューブ構想、分身・非匿名・安全知能」 ⇒ 舘ワ(たち・すすむ)1946〜。ロボット工学、バーチャルリアリティ、計測制御工学、計数工学。 4◎ 知の創成−身体性認知科学への招待/R.Pfeifer, C.Scheier/石黒章夫・小林宏・細田耕,監訳/共立出版/2001/1999「真の知能には身体と実世界が必要、戸田正直のキノコ喰いエージェント、ダイナミカルシステム・コネクショニズム・ニューラルネットワーク・進化的アプローチ、ブライテンベルクのビークル、ドーキンスの進化論、自律エージェントの設計原理:三構成要素・完全エージェント・並列緩結合プロセス・センサモータ協調・チープデザイン・冗長性・生態的バランス・価値、ギブソンの直接知覚の理論、エーデルマンの分類カップル、ローゼンフィールドの記憶」 ⇒ ロルフ・ファイファー(R.Pfeifer)独。人工知能。 4○ 思考する機械コンピュータ/ダニエル・ヒリス/倉骨彰/草思社SM/2000「流水コンピュータ、棒糸コンピュータ、有限状態機械、コンピュータの限界×アルゴリズムの限界○、ボールドウィン則」 ⇒ ダニエル・ヒリス(W.Daniel Hillis)コンピュータ科学、超並列コンピュータの専門家。 3◎ 人間はロボットか−知的機械の人間学/Geoff Simons/岡田弓子/オーム社/1988/1986「人間機械論の現代版。ゲーテの鉄腕の騎士ゲッツ」 ⇒ (Geoff Simons)ジャーナリスト。 5○ 脳をつくる−ロボット作りから生命を考える/中野馨/共立出版株式会社/1995「連想神経回路網アソシアトロン、ルールを読むゲーム・イルーシス、ビデオテープ別売り」 ⇒ 中野馨(なかの・かおる)応用物理学。工学。 5 言語過程説の探究 第一巻−時枝学説の継承と三浦理論の展開/佐良木昌,編/明石書店/2004「この本の論文がいかなる成果に結びつくのか不明、公的に広く理解されるべき論文を旧かなで難解する意義は何か。アンガイとアンナイの違い、現代日本語の表現と語法、私は福岡出身です、×I came from Fukuoka.、○I come from Fukuoka.」 4○ 正規表現とテキスト・マイニング−情報発見のツールキット/佐良木昌編著/新田義彦著/明石書店/2003「テキスト・マイニングTextMining=情報発掘、正規表現、KWIC=KeyWordInContext、アブダクション仮説的論理、プロセス情報のデータベース化からプロセス知へ、パレオロジック・古論理・直観的論理・フォン・ドマルスの原理・アリエティ・創造力による帰納・市川亀久弥・等価変換理論」 ⇒ 佐良木昌(さらき・まさし)情報処理。 3○ 人はなぜ話すのか/ロジャー・C・シャンク/長尾確・長尾加奈恵/白揚社/1996「スクリプトは汎化エピソード記憶?」 ⇒ ロジャー・C・シャンク(Roger C.Schank)電気工学、コンピュータ科学、心理学、教育学、人工知能、“スクリプト”。 3○ ソフトウェア入門/黒川利明/岩波新書/2004「com+puter:共に+考える、プログラミング言語のモデル:手続き型・関数型・論理型・オブジェクト指向」 ⇒ 黒川利明(くろかわ・としあき)1948〜。ソフトウェア科学、基礎科学。 2 錯覚する脳−「おいしい」も「痛い」も幻想だった/前野隆司/筑摩書房/2007 3◎ 脳の中の「私」はなぜ見つからないのか−ロボティクス研究者が見た脳と心の思想史/前野隆司/技術評論社/2007「思想哲学の流れを意識の受動性幻想性から切り取る、錯覚は対象が存在する場合に限る、心が実在するかどうか・電気は物質かに似る、自由意志の決定でなく誰かによって自動的に決定された、物質世界とは独立な自由意志は存在しない、自由意志は存在しないわけではないが物理世界の法則に従って決定されている、社会には意識はない・心には意識がある、宗教の分類:悟り型・救い型・つながり型、自己意識は存在する・常見・唯識・ただ意識のみが存在する・ヨーガによって達する、自己意識も物質世界も存在しない・断見・中観、釈迦は宗教は信じるべきではないといった、釈迦の考え方は決定論、現象学でいう現象は意識の機能的側面ではなく現象的側面というときの現象、実存主義は私が今あるということ意識が実存するということの確かさを前提とした、現象学は意識に現れ出るもののなかから余計なものをそぎ落として第一人称的に意識を理解しようとした、構造主義は人間の構造は無意識的な構造に支配されていると考えてその構造を分析しようとした、チャーマーズ流のゾンビが想像できるといった瞬間心身二元論に立脚、脳と心の関係は基づけ、斉藤慶典の現象一元論、表象representationプレゼンテーションを2度する、概念concept、体の向きを調整するものscheme、アフォーダンスは因果的な出来事と関係づけて理解すべき・毒は病気をアフォードする、自由意志とは行為の選択制が見つかるということ」 3△ 脳はなぜ「心」を作ったのか−「私」の謎を解く受動意識仮説/前野隆司/筑摩書房/2004「川人:意識とは無意識の並列計算をウソの直列演算で近似すること、感情はエピソード記憶を強化するだけ?」 ⇒ 前野隆司(まえの・たかし)1962〜。ロボットとヒトの研究、工学。 1※ 謎解き・人間行動の不思議/北原義典/ブルーバックス/2009「認知心理学実験一覧、アリストテレスの錯覚:一本の鉛筆が二本に感じられる」 ⇒ 北原義典(きたはら・よしのり)1955〜。音声言語情報処理、感性情報処理、ヒューマンインターフェース、工学博士。 3 ロボット創造学入門−〈知の航海〉シリーズ/広瀬茂男/岩波ジュニア新書/2011「世界のロボットの七割は日本製 地雷探知除去ロボット 地雷除去は結局人間が金属探知機で探らないと終わらない ヘビは体の一部を浮かせて動く ヘビ型ロボット ▽ニューマノイドの開発に懐疑的 情けは人のためならず」 ⇒ 広瀬茂男(ひろせ・しげお)1947〜。ロボット工学。 2 ロボットは人間になれるか/長田正/PHP新書/2005「日本のロボット研究の歴史。フラー:行動は知識の適切な果実である。」 ⇒ 長田正(ながた・ただし)1932〜。知能ロボット研究。 3 アンドロイドの「脳」/スティーヴ・グランド/アスペクト/高橋則明/瀬名秀明,解説/2005/2004「三年でバナナを指し示す方法を学習するロボットを制作・8台のコンピュータと何万行の命令コード・十万を超すニューロンのシミュレーションネットワーク」 ⇒ スティーヴ・グランド(Steve Grand)1958〜。英。ロボット制作、コンピュータゲーム開発者。 3 考える脳 考えるコンピューター/ジェフ・ホーキンス、サンドラ・ブレイクスリー/伊藤文英/ランダムハウス講談社/2005/2004「知能の鍵は予測、サールの中国語の部屋・次の予測ができれば理解しているといえる」 ⇒ ジェフ・ホーキンス(Jeff Hawkins)1957〜。神経科学、エンジニア、起業家。 3 情報検索のスキル/三輪眞木子/中公新書/2003「情報検索の行動の記述分析。情報:メッセージの受け手の知識に変化を及ぼすモノ、情報ニーズの背後にある見せかけの合理性」 ⇒ 三輪眞木子(みわ・まきこ)1951〜。情報処理。 2 科学と神−サイバネティックスと宗教/ノーバート・ウィーナー/鎮目恭夫/みすず書房/1965/1964「ゴッド・ゴーレム商会。ウィーナー博士の思想的遺言」 ⇒ ノーバート・ウィーナー(N.Wiener)1894〜1964。サイバネティクス、フィードバック制御。 3 サイバネテックスの考え方/合田周平/講談社現代新書/1969「バーサトラン、ユニメート」 ⇒ 合田周平(あいだ・しゅうへい)1932〜。台湾。システム工学、情報工学。 3 脳の仕組み/川人光男/読売新聞社/1992 ⇒ 川人光男(かわと・みつお)1953〜。脳の計算理論。工学。 5 知能はコンピュータで実現できるか?−人工知能(AI)大論争/S.R.Graubard,編/有本卓,他訳/森北出版/1992/1989「エーデルマン、デネット、ヒリス他。記号主義と並列分散処理の対決、絵を描くAARON、周王ミュ(Mu)の人工の筋肉と血にきわめて近い不死身ロボット、スピングラス、サーモスタットの信念」 ⇒ (S.R.Graubard) 4 ロボットにかける夢−知と身体の調和をめざして/有本卓/岩波科学ライブラリー/2000「ゲーデル、チューリング、手の動きの計算など」 ⇒ 有本卓(ありもと・すぐる)1936〜。ロボット学。 5 量子コンピュータ−図解雑学/西野哲朗/ナツメ社/2007 ⇒ 西野哲朗(にしの・てつろう)1959〜。回路計算量理論、量子計算量理論、計算論敵学習理論。 2 ヒトと機械のあいだ−ヒト化する機械と機械化するヒト/廣瀬通孝,編/岩波書店/2007「サイバネティクス:機械の制御入力を希望の出力と現在の出力を比較しながら調節していくことに関する技術、今のヒューマノイドの運動能力は90歳・運動能力は若返る方向に、匂い受容の約400のタンパク質・その合成に800以上の遺伝子がかかわる」 ⇒ 廣瀬通孝(ひろせ・みちたか)1954〜。機械情報学、ヒューマン・インタフェース、バーチャル・リアリティ。 4 身体性とコンピュータ/岡田美智男・三嶋博之・佐々木正人/共立出版/2001「コンピュータ、アフォーダンス、身体をめぐる考察集」 3 口ごもるコンピュータ/岡田美智男/共立出版/1995「アフォーダンス、自己組織化、相互作用を持つコンピュータを目指す」 ⇒ 岡田美智男(おかだ・みちお)1960〜。音声言語処理、対話理解、社会的相互行為論。 3 理系発想の文章術/三木光範/講談社現代新書/2002「読者は一次元をネットワーク化・著者はネットワーク知識を一次元化、共同作業のマニュアル作りが論理力強化に最適、この帰納とアブダクションの解説は変と思うが‥‥‥」 ⇒ 三木光範(みき・みつのり)1950〜。並列処理、知的なシステム設計。 2 アトムの足音/中野栄二,監修/数研出版/2003「ロボットの歴史、開発の現状」 ⇒ 中野栄二(なかの・えいじ)知能ロボティクス論。 3 柔らかい機械−思考のメカニズムの探求/J・キャンベル/中島健/青土社/1990「人工知能の研究史」 4 チャーチルの昼寝−人間の体内時計の探求/J.キャンベル/中島健/青土社/1990「時間生物学」 ⇒ J.キャンベル(Jeremy Campbell)英。ジャーナリスト、評論家。 4 オークションの人間行動学−最新理論からネットオークション必勝法まで/ケン・スティグリッツ/川越敏司.他/日経BP社/2008/2007「スナイパー:オークション終了間際に入札する人、オークションの現在の価格を2番目に高い入札額でなく最高入札額と思う人たちの多さ、スナイパーの利点:ライバルに情報を隠す・競争が起こるのを回避、早期入札の利点:ライバルを脅して追い出す、オークションが長い方がよい・注目する商品に感情移入する、週末効果:週末にオークションが終了するように設定すると価格が高くなる、サクラ入札・最終入札額の66%に」 ⇒ ケン・スティグリッツ(Ken Steiglitz)コンピュータサイエンス。 4 ロボットと人工知能/三浦弘文/岩波書店/2002「けん玉ロボットの研究、一本足歩行ロボットなど」 ⇒ 三浦弘文(いわもと・ひろふみ)1938〜。メカトロニクス、ロボット工学。 5 知るということ−認知科学選書8/渡辺慧/東京大学出版会/1986「計量的認識論。醜いアヒルの子定理、価値よって概念ができる」 4 認識とパタン/渡辺慧/岩波新書/1978「形相form、概念とは情報圧縮、パタン認識は帰納の一種、コンピュータに帰納推論はできない、コンピュータ:ソーティング・記憶・論理的演算・算術」 ⇒ 渡辺慧(わたなべ・さとし)1910〜。理論物理学、情報科学。 3 シェーキーの子どもたち/ハンス・モラベック/夏目大/翔泳社/2001「ロボットの歴史と未来展望。改造人間EX、サイバースペースへの移民、40年で人間と同レベルの知性ロボット誕生」 ⇒ ハンス・モラベック(Hans Moravec)1948〜。ロボットの空間認知。 3 心理サイバネティクス/十島雍蔵/ナカニシヤ出版/1989「心理学の理論をサイバネティクスの観点から再検討」 ⇒ 十島雍蔵(としま・やすぞう)1935〜。心理学。 5 心をもつ機械−人工知能の誕生と進化/スタン・フランクリン/林一/三田出版会/1997「人工知能アプローチの紹介と批評。無意識で指すチェスマスター、ウィルソンのアニマット、猫に甘さなし、心のデモン殿堂モデル、ダーウィンV世、心の社会、コピーキャット」 ⇒ スタン・フランクリン(Stan Franklin)1931〜。認知科学、人工知能、人工生命、コンピュータ科学、数学、位相数学。 3 ミンスキー博士の脳の探検−常識・感情・自己とは/マーヴィン・ミンスキー/竹林洋一/共立出版/2009/2006「原題:The Emotion Machine、人工知能研究の観点から心の特徴を列挙したもの、感情とはある思考の抑制、平行的類推parallel analogy、心は人間社会のようなもの、Or are you like the proverbial knife that has had both its handle and blade replaced?、あるいはあなたは柄と刃が両方とも入れ替わったナイフのようなものなのか?、The true reward is the journey itself.、真の報酬は旅路そのものである。、If too many Critics are aroused, then describe the problem in more detail.、もしあまりに多くの批評家が喚起されたら、問題をより詳細に記述しなさい。」 5 心の社会/マーヴィン・ミンスキー/安西祐一郎/産業図書/1990「心のモジュール説。ただし、内容は単なる空想っぽい」 ⇒ マーヴィン・ミンスキー(Marvin Minsky)計算の数学的理論、人工知能、ロボット。 2▽ ロボットとは何か−人の心を映す鏡/石黒浩/講談社現代新書/2009「ロボットも心を持つことができる、目的を持たないロボットは物を認識することができない、四歳の娘のアンドロイドを作った、遠隔操作型アンドロイド・ジェミノイド、自分の模倣アンドロイドに同じ動作をさせても似ていないと感じる、自分の声が0.5秒遅れで聞こえると話をすることができない・同時の声が聞こえれば問題なし、ジェミノイドを使って遠隔地で仕事、平田オリザ:役者に心は必要ない、フリッツ・ハイダーのバランス理論、ロボット3原則、ロボットは人間と同じ・ロボットは家電製品と同じ、ロボットが耐えられなくなる前に周囲の人間が耐えられなくなる・ロボットの権利」 5 コミュニケーション・ロボット/石黒浩・宮下敬宏・神田崇行/人工知能学会,編/オーム社/2005 ⇒ 石黒浩(いしぐろ・ひろし)1963〜。人間酷似型ロボット研究、知能ロボティクス、知能機能創成工学。 ●● 複雑系−世界と宇宙の関連による予測困難性について知る ●● 3◎ 若き数学者への手紙/イアン・スチュアート/冨永星/日経BP社/2007/2006「ハーディー:数学そのものが優美で論理的だから尊い、卒業生の学位の中で最も高い収入に結びついたのは数学、科学的知識が感動を損なうという人は詩的で世界の驚異に心を開いているとふりをしているが実際はただ好奇心が欠けているだけ、学校の数学は算術、数学の教科書・面白いところが見つかるまで一気に進む・その理解に必要なところまで後戻りする、証明が1万頁に及ぶ有限単純群の分類定理、数学のみが何かか不可能であることを証明できる、共通の特徴・不変量を探す、エドワード・ブルワー=リットン:天才はなすべき事をし才人はなしうる事をする、数学の才能・ほとんど勉強しなくても常に一位だった、ラマヌジャン:ヒンドゥーの女神ナマギリが夢に現れて教えてくれる、簡明にしかもぐたらなくしておく、Keep it Simple, Stupid、デイヴィッド・トール:数学は手順を物に変えて進んできた、手順をともなった概念:procept、プラトン:神は幾何学者、ポール・ディラック:神は数学者、アーサー・エディントン:神は純粋数学者」 5 カオス的世界像/イアン・スチュアート/須田不二夫・三村和男/白揚社/1998「さまざまなカオスについて」 4▼◎ ■自然の中に隠された数学/イアン・スチュアート/吉永良正/草思社SM/1996「フラクタル、三体問題、対称性の破れ、複雑性から創発する単純性。カオス研究の価値」 5 対称性の破れが世界を創る/イアン・スチュアート、マーティン・ゴルビツキー/須田不二夫・三村和男/白揚社/1995「結晶や細胞などパターンの形成について」 ⇒ イアン・スチュアート(Ian Stewart)1945〜。数学、ダイナミカルシステム、パターン形成、カオス理論、対称性の研究、数学史。 3▽△ ユーザーイリュージョン−意識という幻想/トール・ノーレットランダーシュ/柴田裕之/紀伊國屋書店/2002/1991「ニュートンは天と地を統合した、マクスウェルは日常現象をひとまとめにした、知識を物質界の一部とする学問・思考の熱力学、情報の獲得にはコストがかからない・得た情報を捨てるのにコストがかかる、情報を消すとエントロピーが増加する、ポーカーの弱い手=エントロピーの多い手・強い手=エントロピーの低い手、ボルツマン:エントロピーとは特定のマクロ状態に呼応するミクロ状態の数の現れ、エントロピーの概念はどのマクロ状態を想定しているか説明しないと無意味、ゲーデルの定理は永久機関が作れないことも示す、ゲーデルの定理は何かランダムなものに秩序があるかどうかは絶対にわからないことを示す、ベネットの論理深度・メッセージの価値を探る尺度・送り手がメッセージを仕上げるに費やした時間、ベネット:複雑性とは生じるのに時間がかかるもの、人間より百合の方がなぜDNAが多いのか、ユゴーの手紙?と!・平均で情報量は5ビット、脳の代謝の活性化は機能的活動ではなくその活動結果からの復旧に必要、ある意識を経験するとはそれが過去のものということ、思考は無意識の活動、心は体より豊かだとはいえない、リベットの実験・脳を出し抜くため出し抜けにスイッチを押した・それでも準備電位がその前に記録された、意識が生じるのに0.5秒、リベットの禁止説・意識とは禁止するときに生じる、祈りや瞑想・呪文や聖句を唱えることで言葉でいっぱいになり思考の入り込む余地がなくなる、ユーザーイリュージョン:ユーザーが描くコンピュータのイメージ、私たちの意識とは自己と世界のユーザーイリュージョン」 ⇒ トール・ノーレットランダーシュ(Tor Norretranders)1955〜。コペンハーゲン。科学ジャーナリスト、科学評論家。 4∪○ ■数学は世界を解明できるか−カオスと予定調和/丹羽敏雄/中公新書/1999「パイコネ変換、相空間。一番わかりやすいカオスの本」 ⇒ 丹羽敏雄(にわ・としお)1943〜。力学系理論。 3※ 「ゲーム理論」入門−別冊宝島/逢沢明,監修/宝島社/2006「ゲーム理論:複数の行為者が自分の利益を目的に行動する場合にどういうことが起きるかを研究する学問、囲碁将棋は完全情報ゲーム、トランプや麻雀は不完全情報ゲーム、交互ゲームは樹形図・同時ゲームは利得行列、アンカリング:交渉開始時にとうてい無理な要求を提示しそれを基準にさせる、プレーイング・ダム:相手の提案について批判分析し多くの問題点を指摘し自分からは提案しない・相手の妥協を引き出す」 2▽○ ゲーム理論トレーニング/逢沢明/かんき出版/2003「ムーアの法則に基づいたセレラ社、ノイマンのコンピュータの実績は他人のアイデア、間違った予測をした方が成績が良くなるケース、株式投資では下手な初心者が損失をかぶる、しっぺ返し戦略より仏の顔も三度まで、ジョージ・ソロス:ゲームのルールが変わる時が大儲けのチャンス、ルールを変える・基本は問題の分解、同時ゲームから交互ゲームへ、囚人のジレンマのナッシュ均衡は自白−自白、パレート最適は黙秘−黙秘・全体合理性、円高と円安・どちらでも損をする方のみが声を挙げる、結婚のマッチングではプロポーズする側が有利、プロ野球のフリーエージェント制も選手有利、ミル:太ったブタよりやせたソクラテス、セン:自由と平等は両立しない、アラバマ・パラドックス:比例代表制では得票数が増えても議席数が減ることがある、バブル経済は壮大なババ抜き、2002年5月経済学者と称する大臣の景気底入れ宣言・株価も安値更新、女性への恋愛指南:女の武器は男への信頼・信頼を意思表示する、3割も同じ問題の本・大手K社の科学もの新書=ブルーバックスとは?、ロールズ:他人の自由を侵さない限りの最も広い自由・最も不幸な人々の利益を優先する」 3 京大式ロジカルシンキング/逢沢明/サンマーク出版/2003「ディベート術と論理学の解説で類書と比べて目新しいものはない。MECE、SoWhat?、第3者に勝利アピール、相手の知らない単語で相手を思考停止させる」 3◎○ 複雑系は、いつも複雑/逢沢明/現代書館/1997「対話形式。ブール論理、平方根の法則、セルラー・オートマトン、カオスの縁の計算万能性。複雑系の価値がわかる本」 4 複雑な、あまりに複雑な−複雑さの科学を解明するカオスvsコンピュータ/逢沢明/現代書館/1996「バタフライ効果、フラクタル、ウエダ・アトラクター、ライフ・ゲーム、リー・ヨークの定理」 1♪ 大不幸ゲーム/逢沢明/カッパサイエンス/1995「楽しいゲーム理論入門。大富豪ゲームの説明」 ⇒ 逢沢明(あいざわ・あきら:稲垣耕作)1949〜。情報科学、情報文明学。 4◎▽ SYNC−なぜ自然はシンクロしたがるのか/スティーヴン・ストロガッツ/長尾力/蔵本由紀,監修/早川書房/2005/2003「系をスタートさせる方法は無限・数学的証明の困難性、女性の月経同期、非線形力学と統計力学を結びつけたウィンフリー、プラズマ・第四の物質状態・固体・液体・気体・プラズマ、一日の体温変動は1.5度の幅、動物の目と時計をつなぐ専用の神経、視交差上核の数千のニューロンの大半が振動子・時計タンパク質なる分子の離合集散・生じる電気をリズミカルに発火・自発的周期を生み出す・分子サーカディアン・リズム・8つの時計遺伝子の転写翻訳を含む生化学フィードバックループ、10-11時と21-22時が寝付きにくい、目覚めた後しばらくに光を浴びると体内時計の進む速度が速められる・夕方は遅らせる、視力を無くしたヒトの8割が慢性的な睡眠障害、ボース−アインシュタイン凝縮・個々の原子が合体して一つの巨大な超原子を作る状態、ヒトは毎秒2歩で歩く、橋を渡る兵士は歩調を乱して歩く・危険な揺れが生じないように、トポロジー:連続形態を対象にした数学、らせん波・自己を維持する性質・自身がペースメーカー、情報源として親友は役に立たない・知っている人も同じだから・ただの知り合いが価値がある、月と犯罪の関係の統計は厳密にすると相関関係がなくなる・突出した時間帯によるバイアス・カレンダー効果を調整すると満月の日の事件率は統計上有意ではない、ニュージャージーくじで一等を二回当てた女性・ニューヨークタイムズは17兆分の一と報道・一回にたくさん買う・何回も頻繁に買う・合衆国に住む人が7年でニュージャージーくじを2度当てる確率は二分の一以上、覚えられた単語を覚えようとしたときの四分の一秒後に海馬と鼻腔皮質が同期・思い出せない単語では同期せず・ニューロン間の結びつきは同期で強化、多義図形のムーニー・フェイス・顔と認識すると電気放電が脳内の広範囲に・反応をしてボタンを押すときには同期現象の波は崩れる・過去の出来事を水に流す・バレーラの推測、10年ごとにCの概念が登場・cybernetics・catastrophe theory・chaos theory・complexity theory、同期現象の研究:プリコジンの自己組織化と熱力学・物理学者ハーケンの流体力学」 ⇒ スティーヴン・ストロガッツ(Steven Strogatz)非線形力学、カオス、複雑系、同期現象、社会ネットワーク論、スモールワールド理論。 4◎▽ ■クォークとジャガー−たゆみなく進化する複雑系/マレイ・ゲルマン/野本陽代/草思社/1997「読みやすい。粗視化、多世界解釈の正しい意味、血縁全体を考える包括適応度、スケプティシズムが百番目のサルの嘘を暴く、経済学者:愛の価値を売春で測る人」 ⇒ マレイ・ゲルマン(Murray Gell-Mann)1929〜。理論物理学、複雑適応系。クォークの名付け親。心理学、考古学、鳥類学、自然保護運動。 2○▽ 理科系の作文技術/木下是雄/中公新書/1981「意見の事実の区別、目標規定文を置く、結び:ポイントの簡明な列挙・将来への発展、トピック・センテンス、パラグラフの長さがいろいろと変化するのがいい文章、レゲットの樹、"黒い目のきれいな女の子"、受け身の文章は少ないほどよい、述語を変化させる」 ⇒ 木下是雄(きのした・これお)1917〜。物理学。 3※▽ 勝つためのゲームの理論−適応戦略とは何か/西山賢一/講談社ブルーバックス/1986「ヒョウに襲われた原始人の囚人のジレンマ、繰り返しゲームにすることに生まれる将来への期待、第一回大会・最も長いプログラムは77行・四行のしっぺ返しが優勝、社会のジレンマで取るべき多数決しっぺ返し戦略、囚人のジレンマ・弱虫ゲーム・指導者ゲーム・英雄ゲーム、弱虫ゲーム:お互いに裏切ったときが両者ともに最低点、指導者ゲーム:お互いに攻撃すると両者ともに最低点・自分のみが攻撃すると最高点、英雄ゲーム:お互いに攻撃すると両者ともに最低点・相手のみが攻撃すると最高点、囚人のジレンマを弱虫ゲームに変えることで協調を引き出す・環境税など、ナッシュ解は自分だけが選択を変えると損になる解、近視眼的ではない平衡・囚人のジレンマのどの組み合わせも平衡、捕食されにくいが餌が競合する群れ戦略となわばり戦略、自分の雛でもなわばりに進入するものを攻撃するウミネコ、開発戦略と模倣戦略の企業、ボールドウィンとミースのブタのスキナーボックスの実験・レバーを押すのは大きいブタ」 ⇒ 西山賢一(にしやま・けんいち)1943〜。理論生物学、経済学。 1○ 「負けるが勝ち」の生き残り戦略/泰中啓一/ベスト新書/2006「天気予報の第一原理は地球の自転、選挙の獲得議席数と新聞記事掲載面積比がほぼ比例、毒性の強い病気は広まらない、イクラの粒が大きいのは川の上流で産卵し天敵が少ないから、ツバメは卵2個産むのが最適、魚は体外受精で性転換にコストがかからない、アリのバイオマスは15-20%、いいかげんなアリが最適経路を探索する、働きアリの6-7割が巣にとって意味のある行動をしていない、1-2割は1シーズン全く働かず、アメーバの助産婦行動:分裂に困っている他個体に自分の身体を挿入して分裂を完成させる、ドーキンスはハミルトンの発想に脚色しただけ、パブロフ戦略:得点の高いときは手を変えず悪いときは手を変える、アボリジニ:人間以外の動植物も含んだ先住生物、最小生存可能個体数・数学的には20・実質は500・繁殖を考えて1000-2000、バッファローは一時期総個体数が3頭に」 ⇒ 泰中啓一(たいなか・けいいち)1949〜。理論生物物理学。 3○ ゲーム理論−図解雑学/渡辺隆裕/ナツメ社/2004「過去から今を分析する統計学・未来から今を分析するゲーム理論、同時ゲームと交互ゲーム、同時ゲームの三要素:プレイヤー・戦略・利得、同時ゲームは利得行列・交互ゲームはゲームの木、支配戦略:相手のどんな戦略より絶対良い戦略、ナッシュ均衡からは動けない・変えると損する、同時ゲームの解はナッシュ均衡、コミットメント:自らを拘束する、最後通牒ゲーム・金額を提示し最後通牒するプレイヤーが圧倒的に強い、ヤフーオークションは二番目に高い価格が落札価格・自動入札方式、セカンドプライスオークション、オウム返し戦略」 ⇒ 渡辺隆裕(わたなべ・たかひろ)1964〜。ゲーム理論。 4○ 砂時計の七不思議−粉粒体の動力学/田口善弘/中公新書/1995「粉流体の実験、電車の出口、重いものが上に、エントロピー増大は可能性が小から大へ、液体と気体の関係」 ⇒ 田口善弘(たぐち・よしひろ)1961〜。物理学。 4※ ■カオスの素顔−量子カオス、生命カオス、太陽系カオス.../ニーナ・ホール,編/宮崎忠/講談社ブルーバックス/1994 ⇒ ニーナ・ホール(Nian Hall)編集者。化学、物理学。 5○ 複雑系の意匠−自然は単純さを好むか/中村量空/中公新書/1998「ピュタゴラスの数の信仰、仏教の縁起」 ⇒ 中村量空(なかむら・りょうくう)1948〜。理論物理学、複雑系科学、科学思想。 5 カウフマン、生命と宇宙を語る/スチュアート・カウフマン/河野至恩/日本経済新聞社/2002/2000「原タイトル:探求。第4の熱力学の法則、ショスタクの自己増殖するRNA分子、鋳型複製機構でなく分子の自己触媒集合、生命は化学反応ネットワークより、分子は組み合わせ論の対象、自律体と一般生物学、デネットの技能のはしご、ファインマンの平衡:速いものがすべて起こり遅いものがまだ起こらない」 5△ 自己組織化と進化の論理/スチュアート・カウフマン/米沢富美子,監訳/日本経済新聞社/1999「進化の必然性。相転移、カオスの縁など」 ⇒ スチュアート・カウフマン(Stuart Kauffman)理論生物学。生物の自己組織化理論と生物複雑系科学。 1 ? 外国語の壁は理系思考で壊す/杉本大一郎/集英社新書/2010「論文を書くための英語の話。、単に応用言語学に無知な老人が外国語についての雑学を語っているだけ。、外国人は日本人ほど英語の勉強をしていない ⇒間違い、アメリカ人の幼児はRとLの区別ができない ⇒間違い、異なる言語では語彙や概念の体系が違う、発音より大事なイントネーション ⇒イントネーションは発音じゃないの?」 4○ ■エントロピー入門−地球・情報・社会への適用/杉本大一郎/中公新書/1985「エントロピーの誤解をただす。熱エントロピーと情報エントロピーは桁違い」 ⇒ 杉本大一郎(すぎもと・だいいちろう)1937〜。天体物理学。 4☆ 複雑系による科学革命/ジョン・キャスティ/中村和幸/講談社/1997「さまざまなシミュレーション。チョムスキー、音楽規則、ゲーデルとチューリング、DNAコンピュータ」 ⇒ ジョン・キャスティ(John L.Casti)サンタ・フェの複雑系研究者。 2○ 人物で語る物理入門(上)/米沢富美子/岩波新書/2005「円錐・球・円柱の体積比が1・2・3、地動説は英語やラテン語では太陽中心論、振り子の等時性・周期の一定を利用して振り子時計が作られた、ニュートンはクリスマス生まれ、プリンピキアのフランス語翻訳したエミリ・ドュ・シャトレ、錬金術のニュートンと要素還元主義、大学入学許可を得た14歳のマクスウェル、磁石=ヘラクレスの石、マクスウェルの亡くなった年に生まれたアインシュタイン」 3○ 人物で語る物理入門(下)/米沢富美子/岩波新書/2006「1パーセク(ps):年周視差が1秒角のときの太陽と天体間の距離・約30兆8600億km・約3.26光年、ドイツ降伏以前の1944年9月ロンドンのハイドパークで会談で日本への原爆使用を決定したルーズベルトとチャーチル、情報化社会の父バーディーン・ノーベル賞を2度受賞・トランジスタと超伝導、クォーク:カモメの鳴き声・鳴き声でカモメが三羽とわかったように3つ目のクォークも目に見えないけど声によって存在が確認される」 3 科学の世界にあそぶ/米沢富美子/オーム社出版局/1996 5○ 複雑さを科学する/米沢富美子/岩波科学ライブラリー/1995 ⇒ 米沢富美子(よねざわ・ふみこ)1938〜。アモルファス研究。理論物理学、不規則系、複雑液体。 3◎ 心はプログラムできるか−人工生命で探る人類最後の謎/有田隆也/サイエンス・アイ新書/2007「群知能・swarm intelligence、群選択からマルチレベル選択説へ、ボールドウィン効果、心の理論を持つプレマック型生物、ヒトは再帰レベル4が限界・チンパンジーはレベル2」 ⇒ 有田隆也(ありた・たかや)1960〜。人工生命、複雑系科学。 3 動きが生命をつくる−生命と意識への構成論的アプローチ/池上高志/青土社/2007「自閉症児への写真課題・人形に青い服を着せ写真を撮る・人形を緑の服に替える・写真の服は何色か訪ねる・自閉症児は間違えない、身体化された知覚embodied cognition、下條信輔のpostdiction、赤を見る⇒格子模様を見る⇒緑を見る・格子模様と同時に視覚野に磁気刺激・格子模様のタイミングで緑が見える、今を規定する有限幅のタイムウインドウの存在」 ⇒ 池上高志()19〜。カオス、人工生命。 6 内部観測とは何か/松野孝一郎/青土社/2000「アキレスと亀、経済、時間、時計。海底熱水口の温度降下におけるオリゴペプチド生成」 ⇒ 松野孝一郎(まつの・こういちろう)1940〜。生物物理学。 5 生きていることの科学−生命・意識のマテリアル/郡司ペギオ−幸夫/講談社現代新書/2006「マテリアル:認識という行為により認識の外部に追いやられ理論的概念として一般化されないモノ自体、誰もが小中学校の頃意識を持って自由なのは自分だけかもしれないという感覚に襲われることがある ⇒俺はない、ネットゲームでの通貨がヤフーオークションで販売された、はげ山のパラドックス:髪を一本抜いてもハゲにはならない・ならば一本ずつ抜いていってもはげにならない、経験世界の描像をいかにして形式的に表現するか」 6 内部観測/郡司ペギオ-幸夫・松野孝一郎・オットー・E・レスラー/青土社/1997「進化論と生物学者・政治学者と政治家、内部観測:物質世界の相互作用:松野氏の造語、自由意志の放棄は自由意志の証明。ヘギオはペンギンのことらしい‥‥‥」 ⇒ 郡司ペギオ−幸夫(ぐんじ・ぺぎお・ゆきお)1959〜。理論生物学。 3 「複雑ネットワーク」とは何か/増田直紀・今野紀雄/講談社ブルーバックス/2006「クラスター:比較的人数が少なく密な人間関係・3人グループ、一次元格子・正方格子:すごろく・人生ゲーム、スモール・ワールド・ネットワーク:本物の人生、ランダムグラム:鳥盡初音壽語六、スモール・ワールド:小さい距離+高いクラスター性、スケールフリー性:特徴的なスケールがない、線虫のニューラル・ネットワークはスモールワールド、脳の領野ネットワークはスモール・ワールド」 ⇒ 増田直紀(ますだ・なおき)1976〜。工学、脳科学。 4 脳はここまで解明された/合原一幸,編著/ウェッジ/2004「ニューラル・ネットワークの数学モデルのピッツは当時18歳、スモール・ワールド・ネットワーク:任意の2人の友達を探すと5〜6人で友達関係が連結する、エルデシュ・ナンバー:論文の共著関係で連結させると、"思いや考えが浮かぶ"ことと"思いを追い考え事をする"の違い、自閉症:プルキンエ細胞がグループを作って消失、小脳の一番新しい部分に内部モデル、ADHDはドーパミン系の発達異常、自分で自分をくすぐるときにロボットアームでディレイするとくすぐったくなる・小脳に興奮」 4 神はカオスに宿りたもう/合原一幸・黒崎政男/アスキー出版局/1999「半端な次元はみなフラクタル次元」 ⇒ 合原一幸(あいはら・かずゆき)カオス工学、数理工学、生命情報システム。 4 プリゴジンの考えてきたこと/北原和夫/岩波科学ライブラリー/1999「散逸構造、相関パターン、不安定性、揺らぎ、自己組織化、アウシュビッツ行き線路、ジプシーも、傷の治癒・植物の根の成長はエントロピー生成速度に比例した時間にスケールされている、粗視化ではない、生きていることの本質は化学反応の振動、確率的記述こそ実体」 ⇒ 北原和夫(きたはら・かずお)1946〜。非平衡系統計力学、熱力学。 3 非線形科学/蔵本由紀/集英社新書/2007「ダイヤモンドは熱力学的には準平衡、交互に並んだ渦・カルマン渦列・済州島の南にもできる、ベルーソフの振動する化学反応・BZ反応、カオス:単純なルールが生み出す複雑さ、硬貨投げ・裏表の確率・誤差の大きさの絶対値は試行回数に比例して大きくなる」 4 新しい自然学−非線形科学の可能性/蔵本由紀/岩波書店/2003「科学の言葉で世界を描写するとはどういう営みか、ポラニーの周辺制御の原理、述語的統一、大森荘蔵:科学の自然描写は抜き描き、要素を調べても全体がわからないのではなく調べようがないだけ、周辺制御の基礎科学、開放形の動きを明らかにするのが非線形科学、ホイヘンス:光の波動説・土星の輪の発見・振動子の引き込み現象、カオスはコンピュータによってとらえられるように、"そのような問いで何を意味しようとしているのか?"」 ⇒ 蔵本由紀(くらもと・よしき)1940〜。理論物理学、カオス。 4 カオス/ジェイムズ・グリック/大貫昌子/上田ユ亮監修/新潮文庫/1991 ⇒ ジェイムズ・グリック(James Gleick)サイエンスライター。 6 複雑系の科学と現代思想−カオス/池田研介・津田一郎・松野孝一郎/青土社/1997「数理神経哲学など、脳の話が多い」 ⇒ 池田研介(いけだ・けんすけ)1949〜。物理学。 5 複雑系脳理論−「動的脳観」による脳の理解/津田一郎/サイエンス社/2002「よくわからん‥‥‥」 5 ダイナミックな脳−カオス的解釈/津田一郎/岩波書店/2002「シータリズムは約5ヘルツ200ミリ秒海馬新皮質ループの周期に一致、現象論:理論が現象にもとづく、思考の美学・思考の経済、直感と演繹・帰納と帰着」 ⇒ 津田一郎(つだ・いちろう)1953〜。応用数学、非線型動力学、複雑系数理科学、脳、‘一級カオス検定士’。 5 ■カオスから見た時間の矢−時間を逆にたどる自然現象はなぜ見られないか/田崎秀一/講談社ブルーバックス/2000「ミクロとマクロの時間の違い。これで解決なの?」 ⇒ 田崎秀一(たさき・しゅういち)1958〜。カオス系の理論、非平衡統計力学、物性理論。 5 ? 情報物理学の探求−情報と宇宙の内的構造/T.スウトニア/立木教夫/シュプリンガー・フェアクラーク東京/1992「宇宙は、フェルミオン、ボゾン、インフォン(情報子)で構成される?」 ⇒ T.スウトニア(Tom Stonier) 4 自然と遊戯/マンフレート・アイゲン、ルーチスト・ヴィンクラー−オスヴァティチュ/寺本英,他/東京化学同人/1981/1975「ゲームでみる複雑系。マックスウェルとロシュミットとモノーの悪魔」 ⇒ マンフレート・アイゲン()1927〜。西独。物理化学、高速化学反応の研究でノーベル化学賞、自己組織化、生物進化。 ●● 数学−ものの考え方の根源を知る ●● 4 数学の考え方いろいろ−類推と比例式/草場公邦/遊星社/1986「アリ地獄は数学者」 4▼○♪■数の不思議/草場公邦/講談社現代新書/1983「数とは何かがわかる。友愛数、正負は動作、数の概念の拡張は可能な計算を増やす。対数eとπの関係、連分数」 3 数理と発想/草場公邦/創拓社/1978「エッセイ集。数学には仮説がない、数学者にとって論理性すなわち実在、アルキメデスの三段論法、女性を異生物だとはっきり割り切るフランス人男性」 ⇒ 草場公邦(くさば・としくに)1937〜。整数論。 3▼◯∪ 確率とデタラメの世界−偶然の数学はどのように進化したか/デボラ・J・ベネット/江原摩美/白揚社/2001/1998「ダニエル・カールマンのタクシー問題・緑85%青15%・誤認率20%、紀元前2750年のサイコロ・古代メソポタミア、易の陰陽はもともと明暗と呼ばれた、書経・占いは数人指名・3人なら2人が一致する方を選ぶ・2番目の意見を探す・占いの結果を額面通りに受け取らない・熟慮する道徳的義務、リヒャルト・ウィルヘルム:運命を変える方法を問うとき易は占いから知恵の書になった、ペテルブルグ・パラドックス:コインの表が出れば1シリング・表が出るまで続く・一回ごと支払い額は倍になる、儲けの期待値は無限大・2047回のゲームを実験すると平均5シリングの儲け・ゲームの終わるタイミングを長くすると期待値が大きくなる、カルダーノ:まれな事象も長い目では起こり得る、ピアジェ:小さな子どものルーレット予想・前に止まった色か前に止まったことのない色の2種、フランシス・ゴールトンのクィンカンクス、無作為に選ぶは偶然に選ぶではなくなった、1927年・乱数表が出版された、決定論的な式が乱数列を生成するという矛盾、フォン・ノイマン:四則演算で乱数をつくりだそうとするものは神に背こうとしているのだ、三種の乱数発生法:割り算の余りをもとにした合同法・二進法構造を使う・整数論に基づく、偶然とはただ初期条件を知らないこと、主観説と頻度説、コイン投げ・どちらの面も等しく出るように落下できるとどのように知るのか、πやeの十進法展開がランダムかは不明・2500桁のeはランダムではなかった・6万桁のeは近似的にランダム、πの数字はランダムか・予測できる、ランダムネスを決定するのは結果か過程か・配列自体がランダムなのか配列をつくる過程がランダムなのか・ランダムな配列とランダムな生成の区別、スペンサー・ブラウン:ランダムとは過去から次が予測できないこと・観測者の心理・見る人に与える影響、子ども二人の家庭・一人は女の子・子どもが二人とも女の子の確率は1/3、子ども二人の家庭・上の子が女の子・子どもが二人とも女の子の確率は1/2、子ども二人の家庭・一人は女の子・母とその女の子が一緒にいるを見た・子どもが二人とも女の子の確率は1/2」 ⇒ デボラ・J・ベネット(Deborah J. Bennett)数学者、統計コンサルタント。 3◯∪ 幾何学 空間と形の言語−はじめからの数学1/ジョン・タバク/松浦俊輔/青土社/2005/2004「幾何学的な性質・一群の動かし方をしても変わらない性質・幾何学は動かし方で定義される、ナイル川の氾濫・洪水の後に土地の境界と税額確定のため測量が必要だった、測量士数学者・縄を延ばす人・12に等分された縄で直角三角形を作るため、黄金数φは1.618...の無理数、ソクラテスは1+1が2になることに納得できなかった、エウドクソス:数学者にして天文学者・取り尽くし法の発見、エウクレイデスの原論・数学史上最大のベストセラー、公理:互いに矛盾してはいけない・論理的に独立でなければならない・正しい定理はすべて公理から導かれなければならない、ヒルベルトは5つの公理を21の公理に置き換えた、ギリシア数学の終わり・女性数学者天文学者ヒュパティアの死前415年、幾何学の歴史はルネサンスまでの千年が空白、ユークリッド幾何学・回転と平行移動の集合・長さと角度は変わらない、ユークリッド幾何学は射影幾何学の特殊分野、代数と幾何を結びつける橋・座標、デカルトの人生経験を求める10年の旅、ネーターの発見・エネルギー保存とは時間に関する対称性、同じものなのにいちいち公理と公準と表現するのは紛らわしい・訳のミスだろうか?」 4▽◎ 代数学 集合、記号、思考の言語−はじめからの数学2/ジョン・タバク/松浦俊輔/青土社/2005/2004「電卓の平方根の計算はメソポタミア人が使った方法と同じ、厳密な答えと近似な答えを区別したギリシア人、代数学の父・ディオファントス、韻文で書かれるヒンドゥー数学、イスラム代数学・代数学と幾何学を総合したアル・フワーリズミーとオマル・ハイヤーム、デカルト・2つの変数xとyの積は長方形の面積xyでなく第三の線分の長さxyを表すと考えた、デカルトの掛け算・三角形ABC・相同な三角形DBE・AB=単位長1・ACとDEは平行・AC/1=DE/BD・x/1=DE/y・xy=DE、多くの数学者は語学が得意、行列式を発見した関孝和」 3◯∪ 数 コンピュータ、哲学者、意味の探究−はじめからの数学3/ジョン・タバク/松浦俊輔/青土社/2005/2004「60が基数だと1と2/3は1;40で割り切れる、メソポタミア人は円周率を小数点以下百万桁まで計算していた・楔文字の粘土板、古代エジプトでは単位分数のみ使用・単位分数=分子が1になる分数、マヤの書物は紙のような素材を扇子のように折り畳む、ヒンドゥーの記数方式をヨーロッパに紹介したレオナルド・フィボナッチ、浮動小数点表現・計算機の方式、有理数は数直線上で稠密である・有理数を含まない2点の間隔はない、古代中国の算棒は正負で色が違う・赤が正の数・黒が負の数、負の数を考えたブラフマグプタ・インドの数学者天文学者(598?-655?)、複素数は負の面積を持った平方の次元、b=0ならa+biは実数、アルガン図・ガウス平面、数え上げるには集合の要素に順番が必要・対応関係なら順序が不要、トリストラム・シャンディの生活と意見・自分の生涯を語るのに自分の生きている時間以上が必要、奇妙な結末は数学者に障害ではない・論理的に矛盾しなければよい」 3※ 確率と統計 不確実性の科学−はじめからの数学4/ジョン・タバク/松浦俊輔/青土社/2005/2004「ランダムの定義・ある数列を記述するコンピュータプログラムがその記述と同じ長さならランダム、メソポタミアのウルの4500年前の双六・二十ますのゲーム、常習賭博者のアウグストゥス、合衆国対ホームズ事件の判決・船を沈まないようにするために投げ捨てる人はくじ引きで決めるべき、ビュフォンの針問題:平行線が多数・多数の針を投げたとき針が線にかかる確率・ベルヌーイの定理、ヴェンの確率の頻度論的定義とベイズ的な確率観、統計学を創始したジョン・グラント、エドモンド・ハレーの保険計理学の論文、ニュートンのプリンキピアの序文を書き校正し出版費用を出したハレー、進化論は統計的な理論、ピアソンが考えたカイ二乗検定、シューハートの管理図、統計学は数学というより科学・現実にある数が対象で理論が現実に合わなければならない」 2 数学と自然法則 科学言語の開発−はじめからの数学5/ジョン・タバク/松浦俊輔/青土社/2005/2004「シラクサ防衛でのアルキメデスの活躍・投石機・レンズ光線・鈎クレーンでローマ海軍を撃退、ギリシア科学でも突出したアルキメデス・根底原因の特定を求めた・著書"方法"、シモン・ステヴィンの力の平行四辺形・ベクトルによる算術を考案、エミー・ネーター:保存則は何らかの対称性に対応」 ⇒ ジョン・タバク(John Tabak)サイエンスライター。 3▼▽ 数学の秘かな愉しみ−人間世界を数学で読む/K・C・コール/大貫昌子/白揚社/1999「統計錯覚、対数的認知。科学は“現在”を予測する。相関は因果に非ず。不変量とは対称性。雪の結晶は水素の性質。数学者エミー・ネーター」 ⇒ K・C・コール(K.C.Cole)サイエンス・ライター。 3◯ 数学で犯罪を解決する/キース・デブリン,ゲーリー・ローデン/山形浩生・守岡桜/ダイヤモンド社/2008/2007「アメリカのテレビドラマNUMBERS天才数学者の事件ファイルの背後の数学を知る、地理的プロファイリング、データマイニング・小売業界が顧客の購入パターンを検出するため・スーパーがカードを発行するのは購入パターンを分析するため、UFO解析・照明用火炎弾、ケネディ暗殺の第二の銃撃手は写真の影・大きさも90cm、指紋鑑定の誤り・DNA鑑定でひっくり返る、カジノのブラックジャックは特定の条件では有利になる、数学的アイデアで株式市場で儲け・五年で倍増、数学者はでっかいゴミ箱が必要」 2※ 数学する本能/キース・デブリン/冨永星/日本評論社/2006/2005「フリスビー犬は最短距離でなく落下地点まで弧を描いて走る・外野手も同じ、数学とはパターンについての学問・生命とはパターンそのもの、砂漠アリは歩数を元に距離を測る、ロブスターは地球の地磁気のばらつきを感知して自分の位置を知る、フンコロガシは月の光の偏光を感知する、コウモリの目は非常によい、自然淘汰の形を取った自然が数学者、1・2・3・たくさんという数詞の言語はあっても1・2・3・4・たくさんというのはない・3まで、計算するとき左頭頂葉が活性化、ゲルストマン症候群:左頭頂葉の損傷・指の一本一本が区別できない・左右の区別ができない・数を扱うのが困難、左前頭葉の手術・複数桁の数の読み書き計算ができる・単語は読み書きできない・自分の名前も書けない、日本や中国の子どもは数や計算に有利・数詞がシンプルで合理的だから、フランス語の97は20が4つに10と7、ドイツ語の54は4と50、アメリカの子供は中国のより1年数を覚えるのが遅い、学校数学の習得・操作する記号とその手順にどの程度意味づけができるか」 3◎▽? 数学する遺伝子/キース・デブリン/山下篤子/早川書房/2007/2000「アメリカのかけ算には10の段がある、ラテン語のdigitは指と数字の意味、ゲルストマン症候群:指を触られてもどの指かわからない・左右の区別ができない・数の障害がある、123は一二三の筆記体、アラビア記数法という驚くべき発明、心の数直線は指数的、計算の天才は数字が意味を持っている・数字がイメージを喚起する、数学があると見えないものを見えるものにできる、プロの音楽家が音楽を聴くときと数学者が数学の問題に取り組むときの脳画像がよく似ている、新しい数学を学ぶのは心の中に家を建てること・新しい数学を理解するのは心の家の内部に詳しくなること・数学の問題に取り組むのは家具を配置すること、数学者はよくうわの空になる・数学に要求される高い集中力、素数の無限性証明・ユークリッドの証明を理解できない人も多い・4枚カード問題と同じく構造・日常に置き換えられれば理解できるはず・数学は日常にできない、数学者の第一歩・関連の数学をすべて意識にのぼらせること、発見の創造性であり発明の創造性ではない・ハムレットはシェークスピアしか書けないが数学の証明は誰が見つける、オフライン思考:もしもで仮説推論すること、サバンナに降りたヒト・サルの消化器系に一つの酵素ができたためサルは熟していない果実を食べられるようになった・類人猿は森から追い出された、言語の登場は7.5-20万年前・脳が大きくなったのは350万年前、人間の心はパターン認識装置、ホモ・ハビリスの時代は道具がないが脳は50%大きくなった・未熟な道具のオモ・エレクトスの時代に残りの脳も増加、パースのアイコン/道路標識など簡略絵図・インデックス/温度計速度計表情など程度を示す・シンボル/約束ごと、セックス・シンボルはアイコン、ステイタス・シンボルはインデックス、オフライン思考と言語の獲得、すべての言語に性がある ⇒ありません、すべての言語の統語に単数と複数の区別がある ⇒ありません、数学の遺伝子と言語の遺伝子は同じ、あらゆる言語に主語がある ⇒ありません、数学者はある問題を解いたと思ったあとに論理的証明にとりかかる」 ⇒ キース・デブリン(Keith Devlin)1947〜。数学者、論理、コンピュータ、情報科学。 2○ 数学脳をつくる8つの方法/岡部恒治/サンマーク出版/2002「今の学生はディベートが下手、嫌なことやらず好きなことをやれの弊害、ヘーゲルの誤り:惑星は6つ以上ないので探すのは無駄、数学は世の中の構造を見る目を養う、8つの方法:まね・視覚化・簡単化・一般化・予測・分解・記号化・引き出しを多くする」 2 マンガ数学入門/岡部恒治/筑摩書房/1989「中学生・高校生向きの数学紹介の本」 3○▽∪ 不思議なトポロジー−山手線の地図はなぜ丸いのか/岡部恒治/日本実業出版社/1987「図形で表せなければ理解したとはいえない」 4 次元からの発想−日常の思考を立体化する/岡部恒治/講談社ブルーバックス/1985「次元とは動きに関する自由度の数、効率よいタイルしきの一点が触れているタイルの最大数から1をひいたものが次元=被覆次元、実数から複素数への拡大は数の体系が一次元から二次元に拡大したということ、位相幾何学=位置と同相写像の問題、盲人のの方が四次元以上の空間の感覚に優れている」 4▽∪ 数学感覚をのばす/岡部恒治/講談社現代新書/1982「数学の美しさとは、幾何感覚と問題摘出感覚・代数感覚と解決感覚の相関が高い、微分と積分の関係≒分析と総合の関係、裏地の縫い方にトポロジーの曲面の裏返しの原理、一階と二階を自由に往来できること・高い立場と低い立場を往来、広さや大きさに102や202・62坪や31坪、ソ連軍を助けた白金カイロの原理」 ⇒ 岡部恒治(おかべ・つねのり)1946〜。位相幾何学、数学。 3▼▽ 数学でつまずくのはなぜか/小島寛之/講談社現代新書/2008「子どもたちの数学へのつまずきから数学の本質を考える、あなたが数学につまずくのは数学があなたの中にすでにあるからだ、九章算術の負数は借金、方向算モデルとしての気球昇降モデルで負数を理解する、イコールをてんびんのつりあいに置き換える、学校教育での語学や数学の成績は創造性・積極性・独立心と負の相関・我慢強い・堅実・学校への帰属意識・如才ないと正の相関、自然や社会の特定の事物には数理的に表現できるというアフォーダンスが備わる、ピタゴラス:物質は粒子・物質の質量は整数比・ルート2は整数比にならない・異端の数に、数学の公理系・ユークリッドクエスト、コオロギの鳴く回数から気温を測る・一分間に鳴く回数=7x摂氏-30、function⇒hanshu⇒函数⇒関数に、超微量数e・0でないので割ることができる、集合と写像を利用して数を数える・一対一対応、事物には同数であることがわかるというアフォーダンス、時計が読めず計算できない女性、何かの分野で名声を得た人はえてして教育のことを語りたがるがその多くは個人の特別な体験の域を出ずかえって有害なことが多い」 3△ 使える!確率的思考/小島寛之/ちくま新書/2005「株価の変動はブラウン運動に近い、受験倍率2年周期の法則、1968-70の男児出生率は0.517、早生まれにはスポーツ選手が少ない・学校での体格差の心理的影響、出版バイアス:面白い結果しか発表されない、東大入試の社会科回答をオール2に統一した、標準偏差:平均からのブレ、故障確率1/10では10回以内に故障することの方が多い、人間の生存確率:35歳0.946・60歳0.806・65歳0.721・70歳0.596・75歳0.435・80歳0.261・85歳0.117、91年の平均貯蓄率は1128万・中央値メジアンは740万・最頻値モードは400万、ベイズ推定は心理的な確率・データを逐次入力して推計を修正していく・学習機能がある、でたらめを積極利用するモンテカルロ法、フリードマン・フェルプス・ルーカスのインフレと失業率の連動は貨幣錯覚:物価上昇の原因・貨幣増加と商品減少の区別が付かないため、確率が確率の顕示により変化:ガン告知は死期を早める、人事採用の保守性:採用しなかった人の良し悪しが分からない・採用しなかった人が有能でもわからないから有能な人でも落としてよい、缶コーヒーの発明はポッカ・ボスはおじさんの顔をポッカから真似る、肉・魚・肉と魚のレストランならメニューの豊富な方を選ぶ、ケインズ:貨幣保有の動機は流動性への選好・不足の事態に備えて貯蓄」 ⇒ 小島寛之(こじま・ひろゆき)1958〜。数学エッセイスト、数理経済学、数学。 4○∪ 無限の果てに何があるか−現代数学への招待/足立恒雄/カッパサイエンス/1992「数は方程式を解くために創造されていった、矛盾しなければ存在することにする、自然数の全体は数ではない、永遠の時間は時間ではない、可算無限:数え終わらないが数えていくことができる、自然数のみ人間がつくりあとの数は論理的必然、公理:理論展開に必要なある種の仮定命題」 4 たのしむ数学10話/足立恒雄/岩波ジュニア新書/1988「帰納法は発見のための方法、数学的帰納法の原理」 ⇒ 足立恒雄(あだち・のりお)1941〜。代数的数論、数論史。 3▼○ ■統計でウソをつく法−数式を使わない統計学入門/ダレル・ハフ/高木秀玄/ブルーバックス/1968/1954「駅前でアンケートすると小さい子どものいる母親はサンプルから外れる、層化ランダム・サンプリング、算術平均値・中央値・最頻値のどれか、長い期間統計をとりその一部を取り出すと偶然で有利なデータが作れる、統計の解釈・筋の通った解釈が複数あると自分の好みを選びだしそれだけを主張する、相関関係の裏に事件の経過や時代の傾向など因果関係にないものがある」 ⇒ ダレル・ハフ(Darrell Huff)1913〜。ライター、社会心理学、統計、心理テスト。 3▼ 数学における発明の心理/J.アダマール/伏見康治,他/みすず書房1990/1945「心像は観念に無制限なとき現れる、頭の中に言語は存在しない、言語思考する人は言語に迷わされることになぜ気づかないのか」 ⇒ J.アダマール(Jacques Hadamard)1865〜1963。仏。解析学、代数学、微分幾何学、偏微分方程式、関数論、解析的数論、流体力学、波動論。 6 超能力と確率/マーチン・ガードナー/一松信/丸善/1996 4○ 相対性理論が驚異的によくわかる/マーティン・ガードナー/金子努/白揚社/1992「それなりに...わかります」 2▽ 奇妙な論理U−空飛ぶ円盤からユリ・ゲラーまで/M.ガードナー/市場泰男/社会思想社/1992/1952「読筋術、社会性昆虫はラマルキズムでは説明不能、カンメラーのサンバガエル、アングロサクソン=真正のサクソン人、循環的歴史理論とデータ捏造、フーディーニとコナン・ドイル、超物理学者」 2▽ ■奇妙な論理−だまされやすさの研究/M.ガードナー/市場泰男/社会思想社/1989/1952「と学会の先駆。地球空洞説、相対性理論と進化論の揚げ足とり、ホメオパシー、カイロプラクティック、オルゴン理論、ダイアネテックス、ライン実験」 ⇒ マーティン・ガードナー(Martin Gardner)数学・科学ライター、手品、哲学。 4 不完全性定理−数学的体系のあゆみ/野崎昭弘/日本評論社/1996 3♪ まるさんかく論理学/野崎昭弘/Z会ペブル選書/1995「数学パズル集、問答形式で考えずに読める。農耕民族は男女同権で狩猟民族は男が強い?、使う直前に勉強した方がいい」 3▽ ロジカルな将棋入門/野崎昭弘/ちくまライブラリー/1990「チェスでは反則はやり直し、詰め将棋の名作、バカ詰め将棋」 1○ ■人工知能はどこまで進むか/野崎昭弘/岩波書店/1988「人工知能にできることできないこと。コンピュータは思い出すのが苦手、感染症診断するMYCIN」 4♪ ■逆説論理学/野崎昭弘/中公新書/1980「アキレスと亀、自己言及文、カントール、ゲーデル。確率における独立性に注意する、数学は子どもを生まぬ清らかな処女」 3♪ ■詭弁論理学/野崎昭弘/中公新書/1976「欽定訳聖書の翻訳はシェークスピア?、論理パズルとそれをいかにわかりやすく説明するか」 ⇒ 野崎昭弘(のさき・あきひろ)1936〜。情報数学、計算数学。計算機の基礎理論。 3○∪ ■零の発見/吉田洋一/岩波新書/1939「アラビア数字と0の歴史、直線と連続」 ⇒ 吉田洋一(よしだ・よういち)1898〜1989。数学。 3∪ ■計算機歴史物語/内山昭/岩波新書/1983「くさび文字は表音文字の元祖で二進法、60進法の起源は計算用具にあり、0がないと筆算できぬ、万葉集の九九、四六時中=24時間、九九は9×9からはじめた、漢代より赤は正・黒は負、1236の算木」 ⇒ 内山昭(うちやま・あきら)1929〜。日本アイ・ビー・エム、コンピュータ教育、物理学。 3▼△ 文化としての数学/遠山啓/光文社文庫/2006/1973「想像力がないと何も生まないが誤ることもない、数学:対象は違っても法則の型/構造が同じということ、カントル:数学の本質は自由さのなかにある、証明はギリシアから、時代の区切りは幾何学、アリストテレス:無限を時間的にとらえた・あらゆる大きさを追い越す動的な可能性・未完結で開いている・アルゴリズムへ、カントル:無限を空間的にとらえた・静的・閉じたもの・構造へ、子どもの成績・数学が最も環境の影響を受けにくい、数学は特殊な言語、ギリシアの鋳貨が原子論的思考法を与えた、長方形は英語では直角形rectangle、一目読み:単語をカナに分解しないで読む、ユークリッドの原論・デカルトの幾何学・ヒルベルトの幾何学基礎論、古代数学:経験的・帰納的・証明なし、中世数学:演繹的・静的、近代数学:動的・帰納的、未来の数学:実在に対応して時間的・空間的な数学へ・生命現象を包括・動的体系の数学・時間的に変化する構造を取り扱う新しい体系、自然数と分数の一対一対応・大小の順序を無視する、科学の本質は平凡さに潜む・平凡な事実の積み重ねが科学」 5 ■数学入門(下)/遠山啓/岩波新書/1960 4 ■数学入門(上)/遠山啓/岩波新書/1959「アイヌとマヤの20進法、」 5∪ ■無限と連続/遠山啓/岩波新書/1952「一対一対応で無限集合を比較する、代数の記号はホテルの部屋番号、盲目の幾何学者ポントリャーギン、ベートーベンの聾、幾何学は数学全体を含む、点:それ以上部分に分けることができないもの、トポロジー:連続性の幾何学」 ⇒ 遠山啓(とおやま・ひらく)1909〜79。数学、数学教育。 1○ ピーター流わくわく旅行術/ピーター・フランクル/岩波ジュニア新書/2002「95%は素朴で良い人、自分から声をかけること、マスタードやケチャップをつけるスリ、"明日空港に行きたいのですかいくらですか?"、"今何時ですか?"と聞くため腕時計をつけない、前の人がいくら払ったか見ておく、飛行機は最後に乗って好きなところに座る」 3 日本人のための英語術/ピーター・フランクル/岩波新書/2001「英語での自己紹介、日本を英語で説明する、ことわざを英語に、英英辞典ゲーム」 1▽△ ピーター流外国語習得術/ピーター・フランクル/岩波ジュニア新書/1999「ある国の外国語教育には2世代必要、スウェーデンでの人種差別、外国語で独り言いう、二人組の旅行者に話しかける、すぐ使う、単語帳を作る、犬は吠えるが通商隊は通る、外国語は二流でも役立つ」 1 ピーター流らくらく学習術/ピーター・フランクル/岩波ジュニア新書/1997「楽しさ、自主性、発想の自由さ、自信を持って。セガは服装自由、ハンガリーは婚姻制度」 ⇒ ピーター・フランクル(Peter Frankl)1953〜。ハンガリー。数学、大道芸。 5 ゲーデル・不完全性定理/吉永良正/講談社ブルーバックス/1992「集合論の記号表、無限の大小、写像:一対一対応、無限ホテルの怪、直観主義:背理法の禁止、数学はなんら前提を持たない、真と証明可能・論理的正しさと数学的正しさの違い、家庭があると数学はできない」 5 ■数学まだこんなことがわからない/吉永良正/講談社ブルーバックス/1990「数覚=数学的直感、」 3 複雑系とは何か/吉永良正/講談社現代新書/1996「複雑系研究の歴史。ジェラシックパーク、複雑適応系、カオスの縁、自己組織化臨界、創発、人工生命、コレクショニズム、不易流行」 1 勉強は基本/吉永良正/ゴマブックス/1994「大学受験のための勉強法。先生の家に遊びにいけ、和英で単語をひき英和で英作文する」 3○☆∪■奇想、天外に挑む−宇宙の謎は、ここまで解明された/吉永良正/カッパサイエンス/1991「物質なしでもエネルギーが空間を曲げる、方向の整った状態が対称性の破れた状態、磁石は対称性が破れた状態・加熱して使えない磁石が対称性の回復した状態、ビッグバン理論の問題:地平線問題・平坦性問題・モノポール問題、4種のブラックホール:シュバルツシルト族・カー族・ライスナー=ノルドストム族・カー=ニューマン族、ゼルドヴィッチ効果:年を取ると奥さんが若くなる、ホーキング:科学理論は観測を記述するための数学的モデル、宇宙は光に始まり光におわる」 ⇒ 吉永良正(よしなが・よしまさ)1953〜。サイエンス・ライター。数学、哲学。 3※※ 暗算の達人−驚異の高速暗算テクニック/アーサー・ベンジャミン,マイケル・シェルマー/岩谷宏/ソフトバンククリエイティブ/2007/2006「計算は上位の桁から・左から右に、ガウス:言葉より先に計算を覚えた・3歳で父の給与計算の間違いを指摘、n/7では数の繰り返しパターンの開始位置だけが違う、すべての桁の和が3で割り切れれば3で割り切れる、11で割り切れるか・各桁を交互に引いて足して0または11の倍数なら割り切れる、インドの計算天才・一部の数学者が疑問視、クレイグ・エイトケン:記憶の秘訣はリラックスすること・集中することではない、タスマニア人やマオリ人のように絶滅してしまう・注に絶滅していない ⇒タスマニア人だけ絶滅」 ⇒ アーサー・ベンジャミン(Arthur Benjamin)数学者。 4○ ■グラフ理論入門−点と線の数学/本間龍雄/講談社ブルーバックス/1975「確率、お見合い、選挙、輸送、渡河、順列と置換、木と森、平面、一筆書き、彩色、集合と関係、アルゴリズム」 5 やさしいトポロジー/本間龍雄・南みや子/講談社ブルーバックス/1974「雑談調で始まるも唐突に難しくなり全然やさしくない。四次元空間:4つの実数の組を元とする集合、一般トポロジー、組み合わせトポロジー、代数的トポロジー、微分トポロジー」 5 新しいトポロジー−基礎からカタストロフィー理論まで/本間龍雄,監修/講談社ブルーバックス/1973「一次元多様体は線分・直線・円周のみ、紙筒と円周は同じホモトピー型をもつ、風船に穴をあけた二次元空間は1点と同じホモトピー型、一点と同じホモトピー型を可縮空間、コンパクト=完閉、トムの定理:カタストロフィー理論:もし状態が勾配ベクトル場で表されるなら、その状態の激変の仕方は7種類あるうちのいずれかとなる」 5 ■位相空間への道−直感的トポロジーの世界/本間龍雄/講談社ブルーバックス/1971「同相写像:フィルムと映像、日本と日本地図、点と線でできる図形:リニヤ・グラフ=線型グラフ:車ダイヤ・系図・電気回路・生物系統樹・結晶構造図、向きがある有向グラフ、零次元ベッチ数:いくつの連結部分に分かれるか、一次元ベッチ数:閉じた曲線を本質的にいくつ含むか、裏返して同じものは同相で位が異なる、クローバ型ノットは円周と同相で異位、平面内グラフの同相の必要十分条件、ジョルダンの定理:山手線は平面を内部と外部に分ける、木:単一閉路を含まない連結グラフ、オイラー標数:点の数−線の数・木のオイラー標数は1、群には1+1=0もある」 ⇒ 本間龍雄(ほんま・たつお)1926〜。位相幾何学。 2☆ 中国四千年数学ミステリー−世界数学遺産ミステリー3/仲田紀夫/黎明書房/2007「黄河は百年で10m河底があがる、タングラム:正方形を7つの小片に分けたチップを並べて図柄をつくる遊び・四千年昔の中国創案、礼記:6歳で数字と方角を覚える・9歳で計数と干支を知る・10歳で読書算と六芸、説得の5種:論証と実証・共鳴仲間型/セールスマン・集団心理利用/コマーシャル・強い信頼性/政治家実業家・カリスマ性/ナポレオンやキリスト、儒家の分派である墨家 ⇒道家こそ分派、科挙=科目別選考挙用、東京都の"知る区ロード"、鬼谷算命学の10の主精:雨樹花陽灯山地鉄宝海、竹取物語・漢文の原型あり・中国伝来、文藝志:測量技師許商の許商算術・数学者杜忠の杜忠算術、漢代の数学名著:天文観測と暦法の周髀算経・九章算術・徐岳の数術記遺・珠算の語がある」 ⇒ 仲田紀夫(なかだ・のりお)1925〜。数学、社会数学、数学旅行作家。 3○ 数学はいつも苦手だった/アルブレヒト・ボイテルスパッヒャー/石井志保子/日本評論社/2004/2001「数学は論理的な構造を発見する試みである、数学はアイデアの集まりである、数学は世界の記述する一つの道具である、数学は世界を体験する一つの方法である、1+1=2はPrincipia Mathematicaの362ページ目で世界で初めて証明された、年に6万・一日に150の数学定理が生まれる、自然数が0からか1からかは数学者の趣味の問題、0の0乗が1か0は1が優勢だが意見が割れている、マイナスかけるマイナスがプラスになるのは単なる取り決め・整数全体が環という代数的対象になる、ある数学者は言った。数学者には三種類ある。3つまでの数を数えられる人と数えられない人」 ⇒ アルブレヒト・ボイテルスパッヒャー(Albrecht Beutelspacher)有限幾何学。 3◯ 計算しない数学−見えない"答え"が見えてくる!/根上生也/青春新書/2007「数学的事実とは個別文化に依存して成立する事柄ではない、勾股定理・中国のピタゴラスの定理、見てそれとわかること・基礎数学力、タッチパネルの平行垂直方向を枠を触ると反応する、牛乳パックの大きさは膨らみが計算に入っている、子どもが好きな教科の1位は算数数学、女子のみでは僅差で国語、数学を自由に考える部分とお作法の部分に分ける、離散数学的な題材で言葉での論証を実践する、コンピュータの利用を前提にする、グラフ理論がカーナビに目的地への経路を教える」 ⇒ 根上生也(ねがみ・せいや)1957〜。位相幾何学的グラフ理論、"数学探偵セイヤ"。 4※ 宇宙を復号する−量子情報理論が解読する、宇宙という驚くべき暗号/チャールズ・サイフェ/林大/早川書房/2007/2006「Decording the Universe、情報の物理学史、この文を読もうと試みてごらんなさい、Just try to read this sentence.、消去という作業にはエネルギーの対価が必要、n個の質問と√nの質問ではするのにかかる時間の違いは莫大だ、The difference in the time it takes to ask N/Ti questions compered with asking n questions is enormous.、科学者が何かを測定していてもいなくても不確定性原理は成り立つからだ、Because the uncertainty principle holds whether or not a scientist is measuring anything.、自然が絶えず対象を測定しているから、Nature is always measuring.、誰かが箱を開けるずっと前に自然はネコを測定してしまう、Nature measures the cat long before anyone can open the box.、情報は相対性理論のパラドックスの原因であり量子論の謎の核心にある、Information is at the heart of the mysteries of quantum theory, just as it responsible for the paradoxes of relativity.、量子論には前や後といったものはないかもしれない、There may be no such thing as "before" and "after" in quantum theory.、明確な送り手も明確な受け手もいない、ブラックホールには毛がない、A black hole has no hair.、ブラックホールはある意味でそれ自体が一つの宇宙だ、Black holes are, in some ways, universes unto themselves.、平行宇宙を支持する物理学者は30/100」 3○ 異端の数 ゼロ/チャールズ・サイフェ/林大/早川書房/2003/2000「軍艦ヨークタウンのエンジンを停止させた0、eleven:one over ten、twelve:two over ten、thirteen:three and ten、fourteen:four and ten、が短縮、マヤ人の太陽暦:20日が18ヵ月で一年、豆畑の横断を拒否して死んだピュタゴラス、ユリウス日:紀元前4713年1月1日、アラビア数字はインド数字と呼ばれるべき、フィボナッチは黄金比を生み出す数列を発見、微積分や対角線論法、相対性理論、量子力学、ひも理論など」 ⇒ チャールズ・サイフェ(Charles Seife)サイエンスライター、数学。 3◯▽ 偶然の確率/アミール・D. アクゼル/高橋早苗/アーティストハウス/2005/2004「インスペクション・パラドックス:半数以上の人が平均寿命より長生きする、イスラエル男性の平均寿命76.7・移民による誤差・移民年齢より早く死ぬことがない、一生に出会う花婿花嫁候補の約37%と付き合ってそれより良い会ったらすぐ結婚すると最もよい相手にある確率が高い、37%とは1/e・e=2.71828...、ベイズ確率の注意・エイズ検査問題の場合それは総人口の代表サンプルであること・入院中の患者なら確率が違う、事前確率は主観的だが条件付き確率は客観性が強い」 3▽△ 量子のからみあう宇宙/アミール・D.アクゼル/水谷淳/早川書房/2004/2001「光電効果:金属表面に当たる光の振動数が閾値以下だと光電子は発生しない・振動数を一定のまま光の強度を変化させると光電子の数が変わる・振動数を変えると光電子のエネルギーが変わる・振動数の閾値は金属の種類によって異なる、アインシュタインの自然界の理論の3原理:観測は確率的でも自然界の基本レベルは決定論・理論はすべての実在要素を含む・理論は局所的で別の場所の実在にはその場所の実在に依存する、アインシュタインの確信・次の一方を破棄しなければならない:波動関数の統計的記述は完全だ・空間的に隔たった二つの物体の現実状態はお互いに独立している、量子テレポーテーションには量子的チャンネルと古典的チャンネルが必要、アブナー・シモニーとジョン・クローザー:ベルの定理の帰結・実在論を捨てるか時空概念を根本的に変えるか、絡み合いは光速以上でメッセージを送ることはできない・二つの絡み合った存在がメッセージをやりとりしているという考え方を捨てなければならない、ヤヌア・シー:絡み合った二つの粒子はある意味一体の存在で不確定性原理を破らない、絡み合った粒子は空間を超越する・全体として一つの系・単一の存在として振る舞う、アインシュタイン:神はサイコロ遊びをするはずがない」 3○ 地球外生命体−存在の確率/アミーア・D・アクゼル/加藤洋子/原書房/1999「ドレイクの方程式、生命に必要な物質、木星と月、インスペクション・パラドクス」 ⇒ アミーア・D・アクゼル(Amir D.Aczel)数学、統計学。 5○ トポロジーの発想−○と△を同じと見ると何が見えるか/川久保勝夫/講談社ブルーバックス/1995「オイラーの定理、フラクタル次元、DNAと結び目理論。回路がトポロジーなら脳も?」 ⇒ 川久保勝夫(かわくぼ・かつお)1942〜。位相幾何学。 5○ ゲーデルの謎を解く/林晋/岩波科学ライブラリー/1993「ヒネクレ機械、フラクタル。ポジティブフィードバック?」 ⇒ 林晋(はやし・すすむ)1953〜。計算機数学。 3○ ヤバい統計学/カイザー・ファング/矢羽野薫/阪急コミュニケーションズ/2011/2010「原題:Numbers Rule Your World、世の中には三つの嘘がある。嘘、真っ赤な嘘、そして統計だ、There are three kinds of lies: lies, damned lies, and statistics. 、数字はすでに私たちの世界を支配している、Numbers already rule your world.、電気が走った瞬間だった、嘘発見器は間違いが多すぎて信頼できない、犯罪心理学者ソウル・カシン、無実であること自体が無実の人を危険にさらす、統計を見ると無実の人ほど黙秘権や弁護士を呼ぶことなど自分を守るための権利を放棄する傾向がありポリグラフ検査や家宅捜索などの任意の捜査に同意する傾向がある、126: The statistics show that innocent people are more likely to waive the rights of designed to protect them, such as the right to silence and to counsel, and they are more likely to agree to polygraphs, 、ロトくじ販売店関係者の異常な当選率・当たり券を盗む、保険はばらつきを利用してもうける賢いやり方、相関関係は因果関係がなくても有用、似たものを比べる・違うものは分ける、二種類の間違いの相互作用、稀過ぎる事象を信じない」 ⇒ カイザー・ファング(Kaiser Fung)統計学者。 4 数学は言葉−math stories/新井紀子・上野健爾/東京図書/2009「数学は書き言葉専用の言語、数学語を第二言語として身につける、日本語の数訳・数学語の和訳、面の切断面が線であり線の切断面が点である、数学語の圧縮技術が人を数学から遠ざける、¬ not、∧ and、∨ or、⇒ implies, then、⇔ if and only if equivalent、∃ there exists .. such that、∀ for all、( such that」 ⇒ 新井紀子(あらい・のりこ)数理論理学、情報科学、教育工学。 2△ ? 数字が明かす日本人の潜在力/林知己夫・櫻庭雅文/講談社/2002「和魂洋才、どの国も中流意識が一番多い、日本はストレスの少ない国、自然に組織が出来るのは日本人とユダヤ人だけ、中国の組織ではトップが末端に直接指示する、中国は横の連絡のない、良いリーダーの条件:中国1実務2部下の利益3決断力4公平5真剣・日本1尊敬される2公平3決断力4仲間への誠意5真剣、中国では日本語を中国についての話で学ぶ、日本でどんな人が出世するか:1苦労人2豪放磊落3笑顔4清濁併せ呑む5低姿勢、日本人は実力や決断力のある人を好まない、優れた政策と実行力のある内閣は支持率が低下する、非科学的のものを信じない人7%、カリスマは国内のみに通用、30歳を過ぎると新しい考え方を受け入れにくくなる、未成年の禁酒喫煙の法律は効果がないが必要と考える・建前を示す? ⇒歯止めになるから価値があるわけで建前とは意味が違います、宗教は信じないが宗教的な心は大切」 3 ?? 数字からみた日本人のこころ/林知己夫/徳間書店/1995「義理と人情を分離して考えることができない? ⇒外国との比較データがない、すべてのものに神を見るわけではない? ⇒外国との比較データがない、日本とドイツに共通する自然への畏敬・ゲルマン民族のアニミズム傾向、自然に手を加えるべきと考えるドイツ人と反対する日本人、総理大臣にO型が多い? ⇒母数を考えてない・本当に統計学者なのか・血液型性格占いを信じているらしい、日本の安全神話の崩壊・いじめ問題・医療訴訟などの荒廃? ⇒これらすべて統計錯覚・統計学者がこんなに次元だとは……こんな人が統計の神様と呼ばれる日本に衝撃」 ⇒ 林知己夫(はやし・ちきお)1918〜。日本の国民性、統計学、数学。 1▽ ? 国家の品格/藤原正彦/新潮新書/2005「情緒と形の文明、孤高の日本を取り戻す、国際連盟の委任統治・自治出来ない人々のため代わって統治するのは文明の神聖なる使命、会社は株主のものではなく従業員のもの、武士道精神こそ世界を救う、論理より情緒・英語より国語・民主主義より武士道、初めに基準がないと子どもは動けない、インドの店員は釣り銭を間違えない、マスコミの反応を見ながら国策調査する検事、1916年対ドミニカ戦争で米国は宣戦布告せず奇襲、米国の企業経営者の平均年収は13億・一般労働者は300万、儚いものへの美は日本人特有、虫の音を楽しむのは中韓にもなし、江戸の武士は権力と教養があるも金はなし、惻隠:敗者への共感・劣者への同情・弱者への愛情、卑怯を憎む心を育てる、あらゆる理系の学問において美的情緒が重要、理工系大学院のアメリカ人比率は50%以下、江戸末期の識字率は50%・ロンドンは20%」 2▽ 世にも美しい数学入門/藤原正彦・小川洋子/ちくまプリマー新書/2005「日本人と数学・美的感覚が優れている・日本に俳句があるから、何かにひざまずく心・美の存在・精神性を尊ぶ、イギリス・日本・インド、フェルマー予想・谷山=志村予想と岩澤理論を使う、実験と観察・知識が必要・数学は実験科学みたい、数学の不当な有用性・美しい数学ほど役に立つ・数学者は役に立つかを考えない、素数出現の公式はあるが複雑で実用にならない、天才は正しい方向に間違う、チューリング・真偽の特定できない問題かどうか判定する方法がないことを証明、いろいろな級数の和にπが登場する・自然対数と虚数とも関係・eをπi乗は-1、人間精神の栄光のために数学する・数学は宇宙人にも通用する」 ⇒ 藤原正彦(ふじわら・まさひこ)1943〜。数学者、エッセイスト、父は新田次郎。 2 ? 雪月花の数学−日本の美と心に潜む正方形と√2の秘密/桜井進/祥伝社/2006「黄金比:名刺や国旗・1:(1+√5)/2=1.618...、白銀比:A判用紙・1:√2、割り箸廃止のエコロジー運動・間伐材だから ⇒今は違うようである、法隆寺の白銀比、田中英道:中国の塔はずんぐりとした石づくり木で作ったのは日本独特 ⇒木製は焼失しただけと思うが、A0は1189mm×841mm・面積は1平方メートル、B判は1929年大蔵省が定めた・江戸時代の公用紙の美濃紙が源流、ヒマワリは137.5度のとき最も多く種子がつく、黄金比は動・白銀は静、筆算=傍書法を発明した関孝和、人類の至宝オイラーの公式・eiπ+1=0」 ⇒ 桜井進(さくらい・すすむ)1968〜。サイエンス・ナビゲーター、数学塾講師。 4 偶然とは何か−北欧神話で読む現代数学理論全6章/イーヴァル・エクランド/南條郁子/創元社/2006/1991「Au hasard、つぎにあげる簡単な例でその状況を見てみよう、量子力学において観測の結果はくじ引きの結果に等しい、クレオパトラの鼻がもう少し低かったらこの世のようすはすっかり違っていただろう」 ⇒ イーヴァル・エクランド(Ivar Ekeland)1944〜。幾何学、力学。 2 ナイチンゲールは統計学者だった!−統計の人物と歴史の物語/丸山健夫/日科技連出版社/2008「Bat's Wing、ナイチンゲール、幕末明治維新、フランシス・ゴールトン、ゴールトンの平均顔の研究、ピアソンの科学の文法」 ⇒ 丸山健夫(まるやま・たけお)1955〜。情報学。 4 数の魔力−数秘術から量子論まで/ルドルフ・タシュナー/鈴木直/岩波書店/2010/2004「Der Zahlen gigantische Schatten、ありとあらゆるもの、われわれ自身を含めた全宇宙は数である、Numbers underlie the whole cosmos and all that is in it, our very selves and all that goes to make us what we are.」 ⇒ ルドルフ・タシュナー(Rudolf Taschner)1953〜。オーストリア。数学、物理学。 4 お話・数学基礎論/八杉満利子・林晋/講談社ブルーバックス/2002「会話で数学基礎論争を解説する。メリハリがない」 ⇒ 八杉満利子(やすぎ・まりこ)1937〜。数理論理学、計算可能解析学。 2 確率でみる人生−タナからボタモチはいつ落ちるか/鈴木義一郎/講談社ブルーバックス/1993「川柳で語る。男腹と女腹はある、ゴミの多い石川県、漢の4本くじと銅&木の18面体のサイコロ、一塁にボールが行かない記録」 ⇒ 鈴木義一郎(すずき・ぎいちろう)1937〜。統計学。 6 バナッハ・タルスキーのパラドックス/砂田利一/岩波科学ライブラリー/1997「ある球体を分割し再構成すると大きさを変えることができる、哲学はゼノンのパラドックスの数学への翻訳を疑う」 ⇒ 砂田利一(すなだ・としかず)1948〜。大域解析学。 2 数学者の視点/深谷賢治/岩波科学ライブラリー/1996「数学セミナーの随想より」 ⇒ 深谷賢治(ふかや・けんじ)1959〜。幾何学、ゲージ理論のり数学的研究、数学。 4 トポロジーって何だろう/野口広/ダイヤモンド社/1986「定量的でなく定性的、クラインの壺を二つに切るとメビウスの帯、カタストロフィー理論によるユーモアの分析」 ⇒ 野口広(のぐち・ひろし)1925〜。数学。 3 数学の歴史/森毅/講談社学術文庫/1988/1979「数学者のこぼれ話は面白い。民主的アテナイの観念的イデオローグとプラトン、神権的アレクサンドリアの学問的生産、文化的ローマのギリシア数学の没落、ピュタゴラス:鉄鍋のタブー・南イタリアの製鉄・豆の聖化して食べない」 ⇒ 森毅(もり・つよし)1928〜。数学。 4 偶然とは何か−その積極的意味/竹内啓/岩波新書/2010「偶然と必然という対はヨーロッパ言語にはない、定言的必然:数学の定理など、定言的偶然:文字記号と内容の関係、質料因:悪人だから殺人をした、目的因:悪人だから因果の報いで殺された、ラプラス:完全な知性にとっては不確かなものは何一つないであろうしその眼には未来も過去と同様に現存することであろう、もし石に意識があったら投げられた石は自分の意志で飛んでいるのだと思うだろう、自由とは必然の認識である」 ⇒ 竹内啓(たけうち・けい)1933〜。統計学、経済学、科学技術論。 3 ■デタラメの世界/増山元三郎/岩波新書/1969 ⇒ 増山元三郎(ますやま・もとさぶろう)1912〜。応用数学、医学の計量化、実験計画法。 3♪ ■数学の七つの迷信/小針硯宏/森毅,編/東京図書/1975「落語ふうエッセイ集」 ⇒ 小針硯宏(こはり・あきひろ)1931〜71。数学。 5 ■ゲームの理論入門/モートン・D・デービス/桐谷維・森克美/講談社ブルーバックス/1973 ⇒ モートン・D・デービス(Morton D.Davis)行動科学。数学。 3○ ■数学質問箱/矢野健太郎/講談社ブルーバックス/1979 3 ■数学の考え方/矢野健太郎/講談社現代新書/1964 ⇒ 矢野健太郎(やの・けんたろう)1912〜93。微分幾何学、統一場理論、数学。 3 ■暦と占いの科学/永田久/新潮選書/1982「暦と占いの百科事典。」 ⇒ 永田久(ながた・ひさし)1925〜。数学基礎論。世界のゲーム、中国象棋。 3 読む数学−通読できる数学用語事典/瀬山士郎/ベレ出版/2006「数えられる自然数が分離量、ウサギは鵜と鷺だから羽で数える、実数が実在し虚数が実在しないというのは迷信、数学者ディオファントスの墓碑銘、ディオファントスは、その生涯の1/6を少年、1/12を青年、1/7を独身者として過ごした。結婚してから5年で子どもが生まれた。この子どもは父より4年前に父の年の半分でこの世を去った。」 5 数学者シャーロック・ホームズ/瀬山士郎/日本評論社/1996「小説にしても面白かったりわかりやすかったりするわけでもないわけだ‥‥‥」 4 ■はじめての現代数学/瀬山士郎/講談社現代新書/1988 ⇒ 瀬山士郎(せやま・しろう)1946〜。位相幾何学、数学教育。幾何教育、数学絵本。 3 ■科学者と詩人/ポアンカレ/平林初之輔/岩波文庫/1928「」 5 ■科学の価値/ポアンカレ/吉田洋一/岩波文庫/1977/1905「論理型の解析学者、直観型の幾何学者、四種の直観:形式論理学の法則・先験的総合判断・想像力・定義」 6 ■科学と方法/ポアンカレ/吉田洋一/岩波文庫/1953/1908 6 ■科学と仮説/ポアンカレ/河野伊三郎/岩波文庫/1959/1902「科学における仮説の必要性、科学は物と物の関係のみを認識、」 ⇒ ポアンカレ(Jules Henri Poincare)1854〜1912。仏。数学、物理学、天文学。 4 セクシーな数学−ゲーデルから芸術・科学まで/グレゴリー・チャイティン/黒川利明/岩波書店/2003/2002「美の対称性と数学、過去と未来がループになるゲーデルの宇宙、コンピュータプログラムの停止予測についてオメガ数の発見」 ⇒ グレゴリー・チャイティン(Gregory J.Chaitin)1947〜。数学、ゲーデルの不完全性定理とチューリングの停止定理の情報理論的な扱い。 6 トポロジーの展開−対話・20世紀数学の飛翔/森田茂之+志賀浩二/日本評論社/1992「数学の環境と現状。キャンディ・ガールとスシ・ガール」 ⇒ 森田茂之(もりた・しげゆき)1946〜。トポロジー。 4 組み紐の幾何学−実用から位相幾何の世界へ/村杉邦男/講談社ブルーバックス/1982「自分自身と交わってはいけないイソトープな変形、自分自身と交わって良いホモトープな変形」 ⇒ 村杉邦男(むらすぎ・くにお) 4 数学嫌いのためコンピュータ論理学/マーティン・ディヴィス/岩山知三郎/CAコンピュータ・エージ社/2003/2000「極右のフレーゲ、∀=every・A(all)の逆さま、∃=some・E(exists)の反転、¬=not、∨=or、∧=and、⊃=if...then、カントールのシェークスピア=ベーコン説」 ⇒ マーティン・ディヴィス(Martin Davis)コンピュータサイエンス、数理科学、論理学。 3 科学英語に強くなる/池辺八洲彦/講談社ブルーバックス/1991「理系的英語学習法、語源とOED。会話術技法:fogging:ぼかして煙に巻く・broken record:執拗に同じことを主張・self-disclosure:本心の吐露・negative assertion:非を認める・workable compromise:現実的妥協案・negative inquiry:相手のケチの内・容を確認・free information:語るに落ちる・south-of-France:本題にそれた質問・sandbagging:自分の知っていることを質問する、標準英語はアングロ・サクソン語+スカンジナビア語+ノルマン・フランス語のクレオール、英和辞典は日本語で引くシソーラス」 ⇒ 池辺八洲彦(いけべ・やすひこ)1934〜。計算数学、数値解析、ハイパー二カ国語辞書構築、数学、土木工学。 3 日本語と数理/細井勉/共立出版/1985「数学方言、直方体rectangular parallelopiped、立方体pure cube」 ⇒ 細井勉(ほそい・つとむ)1937〜。数学。 4 カオスと偶然の数学/アイヴァース・ピーターソン/今野紀雄監訳/高橋佐良人/白揚社/2000/1998「確率とカオスを楽しむ」 ⇒ アイヴァース・ピーターソン(Ivars Peterson)数学のサイエンスライター。 4 美の幾何学/伏見康治・安野光雅・中村義作/中公新書/1979「相手向け字は書き順を逆にする、エッシャー、四次元立方体の書き方」 3 ズバリ速算術/中村義作・阿邊恵一/日本実業出版社/1992「計算を早くする方法集。並び数かけ算、補数の利用など」 ⇒ 中村義作(なかむら・ぎさく)1928〜。幾何学、工学。 5 ■集合とはなにか−新装版/竹内外史/講談社ブルーバックス/2001 ⇒ 竹内外史(たけうち・がいし)1926〜。数学基礎論。 3 ■数学の文化人類学/R・L・ワイルダー/好田順治/海鳴社/1980/1968 ⇒ R・L・ワイルダー(Raymond L. Wilder)1896〜。数学。 5 数式を読みとくコツ−「数式は哲学だ」と割り切ってみよう/杉原厚吉/日本評論社/2008「等号の意味:恒等式・方程式・図形・定義・代入」 ⇒ 杉原厚吉(すぎはら・こういち)1948〜。数理工学。 ●● 哲学−論理−論理的に考える方法を知る ●● 3▼△ 九十歳の省察−哲学的断想/沢田允茂/岩波書店/2006「私は自身の体の中にいるのではなく生きる多くの人々の中にいると言わねばならない、認識論⇒認知科学、論理学⇒数学基礎論、哲学史⇒社会学と社会思想史、歴史哲学⇒歴史学と社会学、法哲学⇒法律基礎論、経済哲学⇒経済学、科学哲学⇒科学史と科学基礎論、言語哲学⇒言語学、残るのは倫理学 ⇒心理学と社会生物学に吸収される可能性がある、宗教の漢字の語義・神を祀る家の教え、religionは一緒に結びつける、カント:宗教の本質は道徳的実践にあり、哲学:そのときどきの歴史的状況の中でいろいろな現象をどのように説明しどのように関連づけるかという説明書と配置図を作ることでいかに生きるかという行為の指令書の役割を果たす、できるだけ多くの現象と関連づけながら◯◯は△△だと説明すること」 2▽ 昭和の一哲学者−戦争を生きぬいて/沢田允茂/慶應義塾大学出版会/2003「エピクロス:生きている間は死んでいないから死はわからないし死んだら死んだから死が何かはわからない、生きているに死を考えるのは根拠のない誤った考え、大トカゲを射殺して食べる、戦地ニューギニア体験、10円で松山東京往復できたはずが大根一本10円に、チョムスキーやヘレン・ケラーに会う」 3○◎ 哲学の風景−ポスト・ヒューマニズムを目指して/沢田允茂/講談社/1997「モラルの自由化、知者は水と動、仁者は山と静、道徳論争は道徳決断の回避、状況倫理、国際的無政府状態、世界政府は不要、企業家=征服者・組織者・商談者、大人に漫画は不要」 3∪◎ ■言語と人間/沢田允茂/講談社学術文庫/1989「サミュエル・バトラー、語伝子、ポパーの世界1・2・3、知覚と一語文、心は脳というモノが行うコト、ペガサスは言葉なしにイメージできない」 3 ■哲学への招待/沢田允茂・黒田亘,編/有斐閣双書/1988 3○▼∪■論理と思想構造/沢田允茂/講談社学術文庫/1977「究極の主体はあれ・これ・それ、弁証法のサイバネティクスモデル、理論理性と実践理性の新しい自然科学、イメージなき記号は空虚、記号なきイメージは盲目」 3△∪ ■ライフサイエンスの哲学/沢田允茂/講談社学術文庫/1976「社会の小型化へ、言語は記述・行為・説明をなす」 5∪ 認識の風景/沢田允茂/岩波書店/1975「私の思想の歩み、赤の知覚=存在するものを赤として見分ける“こと”、科学哲学=科学的哲学、生きるとは風景を持つこと」 5▼∪ ■知識の構造−ドグマの克服と科学的思考/沢田允茂/NHK市民大学叢書/1969「物質も他人の心も同一基準のすべての心と知識の理論へ、知識は対象への効果的行動をうながす、世界は事実の総体であり物の総体ではない」 3▼○∪■哲学の基礎/沢田允茂/有信堂/1966「NHK大学のテキスト。知る、言葉、理論、心身問題、自由、他人の意識、弁証法。哲学ほど前提が必要、過去の哲学者も当時の最高知識を得ていた、存在は述語でない、点を通過するのに時間は不要、点と点の間に時間が必要」 5∪ ■現代における哲学と論理/沢田允茂/岩波書店/1964「フィードバックと制御をもつ非演繹的論理モデル、弁証法考察、自他は経験差があるも知識差は相対的、反証可能性、意識とは行動可能性」 5∪ ■現代論理学入門/沢田允茂/岩波新書/1962「形式論理学から記号論理学へ」 3○∪ ■考え方の論理/沢田允茂/講談社学術文庫/1976/1958「毎日出版文化賞作・少年少女のための論理学」 ⇒ 沢田允茂(さわだ・のぶしげ)1916〜2006。哲学、分析哲学、サイバネティクス、“科学的哲学” 3▼○ ダーウィンの思想/内井惣七/岩波新書/2009「ダーウィンの思想の本質に迫る、ライエルの地質学の影響、フリードリッヒ・ティーデマンとエチエンヌ・セレス:胎児の脳の発達の変遷が魚類爬虫類鳥類哺乳類の形態的変遷をたどる、裸同然で暮らすフェーゴ人・南極圏近く、D1:どんな種もそれがこれまで利用していなかった新しい場所を自然界で獲得すれば個体数をさらに増やすことができる、D2:どんな種も形質を分岐させることによって自然界での新しい場所に適応しやすくなる、D1は形質分岐の原理・自然淘汰とは独立、2つの変種が同じところに共存するためには形質の違いを大きくすることが必要条件である、今西棲み分け説はダーウィン説で実証的に説明できる、ライエル流の方法論:現在働いている原因をつぶさに調べ同じ原因の働きを過去にも遡って拡張することで過去の変化を推論する、高度な知能のハチがいれば:働きバチがオスの兄弟を殺すとか母バチが子を産める娘バチを殺すという行為を義務感を持って行うような道徳が有り得る、まったくの他人に対するよりも愛するものに対して比較にならないほど強い程度で共感が引き起こされるという事実をどのように説明できるか」 4 空間の謎・時間の謎−宇宙の始まりに迫る物理学と哲学/内井惣七/中公新書/2006「ひも理論はライプニッツ思想の再現、ニュートンのバケツ・水の入ったバケツを回転させると水も回転・このときバケツと水は相対的に静止・水面は壁側に盛り上がる・絶対空間の存在、一般相対性理論は重力理論、相対的な回転でも遠心力が生じる、バーバーとベルトッティの関係説力学、アインシュタインの重力は斥力にもなる」 5 アインシュタインの思考をたどる−時空の哲学入門/内井惣七/ミネルヴァ書房/2004「相対性原理:すべての慣性系で自然法則は同様に成り立つ、光速度一定の原理:光は真空中では光源の運動に関係なく一定速度で伝播する、マッハのバケツ:巨大なバケツの壁が水の周りを回転したら水面はどうなるか、バーバーの相対的配置空間:いくつかの物体の可能な配置の系列が力学の対象」 4 推理と論理−シャーロック・ホームズとルイス・キャロル/内井惣七/ミネルヴァ書房/2004「"シャーロック・ホームズの推理学"と"パズルとパラドックス"の編集本」 1 科学の倫理学−現代社会の倫理を考える6/内井惣七/丸善/2002「科学者の倫理学。科学の内在説は困難、唐木順一氏や村上陽一郎氏の科学者の粗雑な社会責任論」 5○△∪■科学哲学入門−科学の方法・科学の目的/内井惣七/世界思想社/1996「方法は科学の特徴ではない、反証主義は支持できぬ、説明原理ではない、実在論か道具主義。帰納法、仮説検証、反証主義、一つの理論で複数現象が説明できる、類の推定と枚挙の帰納、帰納的確率と統計的確率、類推は類比される属性の詳しさに依存」 3○ 進化論と倫理/内井惣七/世界思想社/1995「進化論による倫理学の発展。理性と遺伝の中道的選択。ダーウィン、スペンサー、ハクスリー、ルース。進化論は生物学的結果の原因を示す」 4♪ パズルとパラドックス/内井惣七/講談社現代新書/1989「ロンリー警視と曽々束夫妻、不思議の国と鏡の国、背理法、逆関係は受動と能動、名辞論理学、むすんでひらいてはルソー作曲、言葉を数に、数と記号は記号に映せぬ、ゲーデルの定理」 2▼∪ ■シャーロック・ホームズの推理学/内井惣七/講談社現代新書/1988「ホームズは論理学者。確率的な総合的な推論がわかる。科学は無限の抽選箱」 5♪ ■うそとパラドックス−ゲーデル論理学への道/内井惣七/講談社現代新書/1987「ロンリー警視、曽々束氏、曽々束夫人、論理の悪循環はなぜ許されるのか、DNAの自己言及、意味論的自己言及はパラドックス、構文的自己言及はOK、ヒルベルトの形式主義:構文的矛盾=排中律の破棄」 ⇒ 内井惣七(うちい・そうしち)1943〜。科学哲学、論理学、空間時間論、進化論、確率論、倫理学。 2○▼ ■論理的に考えること/山下正男/岩波ジュニア新書/1985「シャーロック・ホームズを例に、推論と推理、演繹と帰納、消去法、後件肯定と病気の診断、仮説承認、完全枚挙、数学的帰納、類推、組み合わせカルテット」 3 科学時代をどう生きるか−科学と科学でないもの/山下正男/講談社現代新書/1967「哲学英語の解説多数、科学と科学以外のバランス。疎外alienation,estrangement、即自in itself、対自for itself、第一性質:延長・運動・静止・形状、第二性質:色・香・味、第三性質:真善美など価値」 ⇒ 山下正男(やました・まさお)1931〜。西洋哲学、論理学、科学理論、分析哲学。 3△ 日本語と論理−その有効な表現法/大出晁/講談社現代新書/1965「日本語で論理的に表現する方法。日本語はふろしき・英語はかばん、これ:話し手に近い、それ:聞き手に近い、あれ:どちらからも遠い、ハ・ガと定冠詞・不定冠詞」 ⇒ 大出晁(おおで・あきら)1926〜。科学哲学、論理の相関構造。 3○ ■論理学入門/近藤洋逸・好並英司/岩波書店/1979 3▼∪ ■論理学概論/近藤洋逸・好並英司/岩波書店/1964「命題=判断=主張、幽霊のクラスは空、カントの12のカテゴリー、概念の分類、抽象と捨象:共通でない性質を捨てる作用、一致法は観察・差異法は実験、差異法は原因の一部を全部と誤認する危険あり」 ⇒ 近藤洋逸(こんどう・よういつ)1911〜。哲学、科学思想史。 3○∪ 現代哲学入門/西脇与作/慶應義塾大学出版会/2002「存在論⇒認識論⇒言語論⇒自然主義、微分法は優れた記述法、心⇒脳⇒行為は階層還元関係と時間因果関係、基礎付け主義=推論で正当化できないものの必要性、自由と決定の関係は決めると決まるの関係、実存主義=倫理基準はその人にあり」 ⇒ 西脇与作(にしわき・よさく)1947〜。論理学、科学哲学。 5○∪ ゲーデルは何を証明したか−数学から超数学へ/E・ナーゲル、J・R・ニューマン/林一/白揚社/1999/1958「ヒルベルトの絶対的証明、数学=意味のない記号体系、数学と超数学、チェスと数学の類比:駒と配置は無意味・ルール=計算規則、公理から導けない定理を見つける、すべての真理はトートロジーか、公理系は本質的に不完全、公理は無限にある、真であるが公理から導けないものが出てくる、数学の真理のすべてを既存の公理から証明することはできない、脳と計算機、あらゆる問題を解く機械は作れない、理性の限界を示すものではない、ゲーデルはタイムトラベルを証明」 ⇒ ナーゲル(Ernest Nagel)1901〜。チェコ。記号論理学、哲学、教育。 2○ 知性の限界−不可測性・不確実性・不可知性/高橋昌一郎/講談社現代新書/2010「哲学者の独り善がりな造語趣味はカントから始まった、ウィトゲンシュタインは世界を論理的空間における事実の総和とみなした、ウィトゲンシュタイン・第一次大戦で二度の勲章、文化圏における行動様式の総体・ウィトゲンシュタインの生活形式、That's one small step for man, one giant leap for mankind.、人間にとっては小さな一歩にすぎないが人類にとっては大きな飛躍である、確証のパラドックス:黄色のバナナの存在はすべてのカラスは黒い・すべてのカラスは白いの合致例、ファイヤアーベント:ナチスドイツで鉄十字賞・性的不能に・オペラ歌手で俳優、ファインマン:科学にとっての哲学は鳥にとっての鳥類学者と同じだ、神は全能であると認めたら神は存在することも認めなければならない、アクィナスの神の宇宙論的証明:どんなものも動かすものがないと動かない・最初の動きを与えるもの・何も存在しないところに宇宙を存在させる非物理的存在、アンセルムスの神の存在論的証明:神が全能なら存在もできる、ペイリーの神の目的論的証明:動植物には設計者がいる、ワインバーグ:宇宙が明確になるにつれて宇宙に意味がないことがますます明確になっていく」 3♪♪ 理性の限界−不可能性・不確定性・不完全性/高橋昌一郎/講談社現代新書/2008「議論というよりぼけとつっこみで構成、選択の限界・アロウの不可能性定理:完全に民主的な社会的決定方式は存在しない、英仏海峡横断レースの世界記録保持者は女性、スタートの合図から0.1秒以内に反応した選手はフライング・音を予測したと見なされる、科学の限界:ハイゼンベルクの不確定性原理、知識の限界:ゲーデルの不完全性定理、コンドルセのパラドックス、ボルダのパラドックス、ゴアの得票はブッシュより33万票多かった、投票方式に応じて異なるタイプの候補者が撰ばれる、ギバード・サタースウェイトの定理:独裁者の存在を認めるような投票方式でない限り戦略的操作が可能になる、独裁政治では一人が決める・貴族政治では数名が決める・民主政治では誰も決められない、カント:太陽系と銀河系の起源、世界各地で同時刻に二重スリット実験・そのフィルムを重ねると干渉が生まれる、ポパー:進化論的科学論、レイモンド・スマリヤンはキス魔、数学者レナルド・エクボン:抜き打ちテストのパラドックス、ゲーデル:述語論理の完全性定理・自然数論の不完全性定理、それ自体よりも圧縮できない数列がランダム」 1▼◎ 哲学ディベート−〈倫理〉を〈論理〉する/高橋昌一郎/NHKブックス/2007「倫理問題の問題を洗い出す議論、帝国陸軍マニュアル・手榴弾が投げ込まれたら近くにいる兵士が覆い被さること、カントの実践理性批判:君がやったことを皆もやっていいと思うかい、事実に対する嘘と信念に対する嘘、論理的に正直者・倫理的に嘘つき、命の授業・ヒヨコを卵から育てて名前をつけ自ら解体して食べる、満漢全席の猿脳:猿を生きたまま意識のある状態で頭蓋骨を開いて脳を食べる、フォアグラ:チューブで胃に蒸しトウモロコシを詰め込んでガチョウの肝臓を20倍に肥大させる、死者の遺体を食べるインドのカッラチア人・火葬は恐ろしい、日本は世界一のセックスレス国、代理出産で祖母が孫を生んだ、1988年の代理母契約出産裁判では代理母が勝利し遺伝上の母は認められず、宅間守の異常な生涯:猫焼き殺し・暴行・強姦・近親相姦の末の殺人事件・死刑を希望していたので犯人の望みが叶ったことに、目には目をはそれ以上の復讐は禁止・同罪刑法、ハンムラビ法典:死刑にしろと訴えて被告が死刑に相当しなければ原告が死刑になる、終身刑は死刑よりも残虐とも・終身刑者から死刑の嘆願、国家が代わって正当防衛したと考えれば死刑が肯定可能、メーガン法は一事不再理の原則に違反かも、インターネットで性犯罪前歴者情報を公開:アメリカ・イギリス・カナダ・韓国、ショー教授の新生児QOL公式、日本では自殺幇助は犯罪だが自殺は犯罪ではない・自殺未遂者に罰則を、10万人当たり世界の自殺率:リトアニア44.7ロシア38.7日本24.1フィンランド21.0韓国14.5中国13.9カナダ11.7アメリカ10.4」 1△ 科学哲学のすすめ/高橋昌一郎/丸善/2002「科学の功罪五分五分理論の間違い、ランディのプロジェクト・アルファ、科学と疑似科学、ポップ・マーフィー、ケネス・アロウの完全民主主義」 4○▽ ゲーデルの哲学−不完全性定理と神の存在論/高橋昌一郎/講談社現代新書/1999「数学を生み出す基礎と材料は何らかの客観性を持つ、数学的直感、概念は客観的実在、アンセルムス:神はそれよりも大であることが不可能な対象、チャイティン:ランダム=それ自体よりも圧縮できない数列、グリムの定理:すべての真理を知る無矛盾な存在は神⇒神は存在しない」 ⇒ 高橋昌一郎(たかはし・しょういちろう)1959〜。論理学、哲学。 2○ 論理ノート/D.Q.マキナニー/水谷淳/ダイヤモンド社/2005/2004「評価を含む命題と客観的事実を混同しない、スペイン語の二重否定は意味を強める、同一律・排中律・充足理由律・矛盾律、巣箱の原因・作用因・主動因・作った人・道具因・金槌、質料因・木材ねじペンキ、形相因・巣箱としての必要な形、目的因・鳥に家を作る、言葉の定義・近接類の中に位置づける・特有の相違点を特定する、全称的命題と特称的命題、反証失敗は証明ではない」 ⇒ D.Q.マキナニー(D.Q.McInerny)哲学・論理学。 3 ミル自伝/朱牟田夏雄/岩波文庫/1960/1873「父の英才教育と亡き妻への賛辞」 4 ミル推理論/ミル/竹田加壽雄/白水社/1950/1870 3▽ 女性の解放/J.S.ミル/大内兵衛・大内節子/岩波文庫/1957/1869「結婚と目的の一致、女性虐待、女性の政治能力は高い、理想の結婚とは。訳者解説がうっとおしいな‥‥‥」 4▽ 代議制統治論/J.S.ミル/水田洋/岩波文庫/1997/1861「優れた統治形態を考える。真理を確かめるには実際に適用して成功する、代議制民主政治と官僚政治。解説が時代めいてる‥‥‥」 4▽ 自由論/J.S.ミル/塩尻公明・木村健康/岩波文庫/1971/1859「否定的批判の価値、異なった意見のあることの有益さ、絶対無謬性を仮定しない、自己の意見を実行する自由、個人の行為は他者の利害と無関係なら社会責任はない、関係するなら責任があり刑罰が必要である」 ⇒ ジョン・スチュアート・ミル(John Stuart Mill)1806〜73。英。経済学、功利主義思想家、哲学、東インド会社、英国下院議員。論理学、倫理学、文芸評論、宗教論争。 3 世界の名著25−ベーコン/ベーコン/福原麟太郎/中央公論社/1979「解説、随筆集、学問の発達、ニュー・アトランティス。ノヴム・オルガヌムの表紙がよい」 3▽ ベーコン随想集/ベーコン/渡辺義雄/岩波文庫/1983/1625「歴史上の例による人間についての随筆。弁論家の資格とは身ぶり」 4▽ ノヴム・オルガヌム−新機関/ベーコン/桂寿一/岩波文庫/1978/1620「帰納法に希望あり、イドラとイデア、人間性・個人・言語・学説の偏見、成果と実績こそが真理の保証」 ⇒ ベーコン(Francis Bacon)1561〜1626。英。哲学、政治家。 5 ■時間のパラドックス/中村秀吉/中公新書/1980「マクタガート、エントロピー、ゼノンのパラドックス」 4△ ■パラドックス−論理分析への招待/中村秀吉/中公新書/1972「ヘテロロジカル、オートロジカル、湯川秀樹と貝塚茂樹は兄弟、イデア論のパラドックス、自由意志、他人の心」 ⇒ 中村秀吉(なかむら・ひできち)1922〜。科学哲学、論理学。 3※ 論証のレトリック−古代ギリシアの言論の技術/浅野楢英/講談社現代新書/1996「アリストテレスのレートリケーの理論、審議弁論:勧奨と制止・将来・利益と損害・民会議員に、法廷弁論:告訴と弁明・過去・正と不正・裁判委員に、演示弁論:賞賛と非難・現在・徳と悪徳・観衆に」 ⇒ 浅野楢英(あさの・ならひで)1937〜。論理学、弁証法、レトリック。 2 図解 論理学のことが面白いほどわかる本/平尾始/中経出版/2003「推理小説ふう論理学、両刀論法、サカキバラの誤字からの推理」 ⇒ 平尾始(ひらお・はじめ)1954〜。西洋哲学、分析哲学、論理学、言語哲学。 5 哲学探究/坂井秀壽/東京大学出版会/1978「カント、ウィトゲンシュタイン、言語について。新カント派:文法家のように哲学した、ヴィト:未来の行動を知り得ぬところに意志の自由が存在する」 ⇒ 坂井秀壽(さかい・ひでひさ)1934〜。哲学、論理学。 5 うそつきのパラドックス/山岡悦郎/海鳴社/2001「タイプ理論と次元概念、言語階層説、二重判断論」 ⇒ 山岡悦郎(やまおか・えつろう)1945〜。哲学、論理学。 2 デジタル思考とアナログ思考/吉田夏彦/NHKブックス/1990「理性と感性への過剰な期待と誤解を取り除く」 4○ ■論理と哲学の世界/吉田夏彦/新潮選書/1977「集合の概念を使うと数学的概念がすべて定義できる・集合論は数学の全体を統一する、ヨーロッパ語由来の哲学では"がある"と"である"を一緒にして"存在する"、哲学の分野:存在論・認識論・価値論、価値論:倫理学と美学、人生論・人間学・数理哲学・法哲学、哲学の特徴:全体性・根源性・関連性、発見の論理学・文の正しさを知る手続きの整理分類とその関係を調べる、理論:ことばを定義するための手続き・基本概念・派生概念・論証の手続き・公理・定理」 ⇒ 吉田夏彦(よしだ・なつひこ)1928〜。哲学、論理学。 3△ ? アブダクション−仮説と発見の論理/米盛裕二/勁草書房/2007「外界の対象は記号としてのみ認識される、アブダクションとリトロダクション・仮説と遡及、アリストテレスの演繹の論理学、ベーコンとミルの帰納の論理学、パースの探求の論理学、数学は推論を用いる・論理学は推論について研究する、論理学の基礎原理は倫理学に、アインシュタイン:経験をいくら集めても理論は生まれない、楕円運動ケプラーの"ということの発見"・万有引力ニュートンの"なぜかの発見"、ヘンペル:科学理論は観察された事実から導かれるのではなく観察された事実を説明するために発明される、アブダクション:驚くべきCが観察される・もしHが真であればCは当然の事柄であろう・よってHが真であると考えるべき理由がある、仮説選択の4基準:もっともらしさplausibility・検証可能性verifiability・単純性simplicity・経済性economy、帰納はある事実から同種の事実を推論する・仮説は事実から別の種類の事実を推論する、ただでたらめに集めて帰納すると不当な帰納になる、ポリア:新しい数学研究は帰納的科学」 ⇒ 米盛裕二(よねもり・ゆうじ)1932〜。哲学、パース。 6 論理学概論/末木剛博/東京大学出版会/1969 ⇒ 末木剛博(すえき・たけひろ)1921〜。記号論理学、ウィトゲンシュタイン。 4 情報時代の論理−新しい論理学への誘い/本橋信義/日本評論社/1992「情報とその表現=データ、75・体重計・体重=データ・データ変換器・情報、投手のサイン表の構造・情報システム、既知と未知は誰にとってのものか、推論の妥当性は状況や用いる人に依存、演繹推論の役目はデータの整理、⇒そういえばデフラグとかデータの圧縮も演繹推論か、nは1より大きい・変数nの述語、推論・データからデータを導くこと、データとは情報を表現したもの」 ⇒ 本橋信義(もとはし・のぶよし)1943〜。論理学、数学。 ●● 哲学−科学史−科学の方法とは何かを知る ●● 3 「科学的思考」のレッスン−学校で教えてくれないサイエンス/戸田山和久/NHK出版新書/2011「Evotution is a theory, not a fact. 進化は理論であって、事実ではない。 科学的な説明三種:原因・一般的な理論・正体 非演繹推論:帰納法induction・投射projection・類比analogy・アブダクションabduction もし片面に母音が書いてあるなら必ずのその裏側には奇数が書いてある 科学には操作的定義が必要 マルクス主義が科学ではないのはまちがいを認める仕組みがないから 科学に問いかけることはできるが科学によって答えることができない問題 questions which can be asked of science and yet which cannot be answered by science 空から一定時間に降る雨粒の数がベクレル、人に当たった雨の量がグレイ、それによって人が受けた影響がシーベルト 外挿:既知のデータをもとにしてその外側の範囲も同じ傾向だろうと考えて数値を予想すること 大衆と市民の違い:市民は自分が公的システムの一部で自分たちが何かやらないとシステムがきちんと機能しないことを知っている」 3▼△ 科学哲学の冒険−サイエンスの目的と方法をさぐる/戸田山和久/NHKブックス/2005「哲学は問いを立て学問が巣立つベースになる、なぜ科学は新しくて正しいことを言えるのか、アブダクション=最良の説明への推論、帰納はこれまでうまくいっていたからこれからもうまくいく・帰納による循環論法、斉一性の原理も帰納推論、ポパーは演繹だけで科学像を再構成しようとした、反証可能性は科学と非科学の重要なメルクマール、帰納してよい述語=投射可能な述語:電車の隣の人が5月生まれでも電車の中の人がすべて5月生まれである可能性は高めない、よく確かめられた仮説は法則・いくつかの法則が集まり理論、説明:関連性のある必要最小限のもの、統計的関連性は因果関係の手がかり・AがBの原因か・BがAの原因か・AとBに共通の原因か、3つの科学的説明:たくさんのマイナー法則をより普遍的で少数の法則から導く・個別の事実の原因・理論的同一視による説明"水=H2O"、科学的実在論は独立性テーゼ"認識に関係なく世界が存在"と知識テーゼ"世界を科学で知りうる"の主張、間違った理論:体液病理説・生気論生物学・自然発生説・フロギストン説・カロリック説・エーテル理論、反証の不能性・仮説には補助仮説がありどれが間違いか不明、介入実在論:思い通りに操作できるものは存在する、対象について実在論・理論については反実在論、抽象化:重要なポイントを取り出して注目、理想化:モデル作り、"科学ですべて分かるわけではない"⇒"科学以外の分かる仕方がある"は問題ある飛躍、反事実的依存:出来事が生じないように出来るものが原因、世界に対する操作能力の向上が科学モデルの実在システムへの類似を示す、帰納は世界の仕組みに依存している、科学の目的とは何か・主体が不明なものの目的は問えないと思うが……」 3▼♪※ 論文の教室−レポートから卒論まで/戸田山和久/NHKブックス/2002「論文のネタ探し:目から鱗・激しく同意・納得いかない・激しく反発を見つける、古本の線引きは最初の十数ページでなくなる、形式を真似する、要約は目的・結論・展開を押さえる、まとめ:わかったことをまとめる・扱えなかった論点の指摘・正当性・比較優位性・独自性・応用への展望など、問いのフィールド、論証の形式、感想文は日本独自の奇妙な文章ジャンル、論文の評価基準表」 4△ 知識の哲学−哲学教科書シリーズ/戸田山和久/産業図書/2002「知っているとはどうやって知ったかで決まるのではなく説明できるということ、主観視点と客観視点が区別されていない、自然選択の解釈が奇妙。形而上学:この世は究極的にはどんなふうにできているか、認識論:何を知りうるか・知ると信じるの違い・どうすれば知ることができるか、知識は正当化された真なる信念ではない、4つの知っている:know-that・know-how・know-what・know-what-it-is-like、1+1=2は知識と呼ぶのは不適切、懐疑論は思考停止・絶対的なものはないなら君のいうことも絶対的ではない、外在主義を徹底する」 5 心の科学と哲学−コネクショニズムの可能性/戸田山和久,他,編/昭和堂/2003「コネクショニズムは寒い、ハイデガー:反表象主義の先駆、Ramsey:規則に支配されたシステムと規則で記述可能なシステム、月本:クオリアは仮想的身体運動」 ⇒ 戸田山和久(とだやま・かずひさ)1958〜。科学哲学、科学技術社会論。 4 動物からの倫理学入門/伊勢田哲治/名古屋大学出版会/2008 3▼○ 哲学思考トレーニング/伊勢田哲治/ちくま新書/2005「文章は思考触発装置という考え方、移動距離当たりでは飛行機は自動車の約10倍安全、哲学的定義:必要十分条件・正三角形は3つの辺の長さが等しい三角形、操作的定義:上流階級とは所得が○○以上の人、問題の重要度に応じて確実さの度合いを変えるには、関連する対抗仮説・ばかばかしいものを切り捨て・はっきりとした根拠のある仮説を比較、反照的均衡:一致しているところに手を付けず不整合は無理の少ない方向に修正、やわらかい反証主義:反証に対する生産的な言い抜けを認める、一回の旅行当たりの危険:飛行機は車の6倍危険」 3▽※ 疑似科学と科学の哲学/伊勢田哲治/名古屋大学出版会/2003「哲学の問題領域:論理学・認識論・形而上学・価値理論、枚挙的帰納法enumerative induction、仮説演繹法hypothetico-deductive method、ラカトシュ:方法論的反証主義・反証された仮説を放棄しないのは科学的態度ではない、リサーチプログラム論:固い核と防御帯、ルヴェリエの海王星の発見、天王星の軌道の異常から海王星を仮説、反証されたニュートン仮説を破棄せず追加解説、水星の近日点の移動・軌道の異常からヴァルカンを仮説、天変占星術と宿命占星術、リサーチトラディション、ラインの実験:実験者の無意識のしぐさからカードの内容を推測、ランディの弟子が超能力研究所にひそむ・数年も見破られず、奇術の可能性を排除した実験ではサイ現象は消滅、ファン=フラーセン:目に見えないものの実在に科学は関知しない、ヒューム:信じがたい証言・真偽の確率の高い方を選ぶべき、介入実在論:操作や介入できるものは存在する、偶然的規則性と因果的規則性の違い・思った効果を引き起こす役に立つか、アーサー・ファイン:自然な存在論的態度、代表性バイアス:典型的なものの頻度を高く評価・ルーレットの赤10回の後は黒が出やすい・赤ばかりより赤黒混じりが典型的だから、利用可能性バイアス:目につくもの思いつくものの頻度を高く評価・マーフィーの法則、迷信的行動とオペラント条件付け、基礎比率の無視、メンデルのデータの異常な正確さ・3:1に近い数字になってきたところで数えるのをやめた、転置効果とサイ・ミンシングは統計的検定法では禁止の後からのゼロ仮説の変更、統計の有意性と効果の大きさとは直接関係しない、禿頭論法:1.ハゲでない人から髪を一本抜いてもその人はハゲではない・2.髪が10000本ある人はハゲではない・1+2から髪が0でもハゲではないことになる・ベイズ主義で解決」 ⇒ 伊勢田哲治(いせだ・てつじ)1968〜。科学哲学、倫理学。 3▼▼△■ポパー・批判的合理主義−現代思想の冒険者たち14/小河原誠/講談社/1997「一般化科学・応用科学・歴史科学、理論は実証されず反証のみがある、純粋非存在言明、可謬主義、比例代表制は議員を党に拘束する、哲学は哲学外部に根付いている、単純明瞭に述べられない者は沈黙すべし、ランデの刃、知識は世界3に客観的に存在、進化論的認識論、目的⇒技能⇒構造の変異循環、善の追求でなく悪の追放を、権威はない」 3○ 読み書きの技法/小河原誠/ちくま新書/1996「読むことと書くことは同じ、トピック・センテンスをパラグラフの先頭に、メタ文としての論理関係明示子、複雑な文は分解して独立させること・翻訳の質の重要要素、平明な文章を書くべき」 ⇒ 小河原誠(こがわら・まこと)1947〜。現代哲学。 4 自我と脳(上)/カール・R・ポパー/西脇与作/思索社/1986/1977「物理世界1・知覚世界2・知識世界3、心身問題の歴史、所与からなる中立一元論、言語的並行論、論理や数学は世界3にある」 4 自我と脳(下)/カール・R・ポパー、ジョン・C・エクルス/西脇与作・大村裕/思索社/1986/1977「ポパーとエクルスの討論」 4▽ 果てしなき探求−知的自伝(上)/K・ポパー/森博/岩波書店-同時代ライブラリー/1995/1978「言葉を意味を探求するな、事実とそれが解決する問題、それが提起する問題を探求せよ、理論の情報内容はその理論と両立しない言明の集合である」 4▽ 果てしなき探求−知的自伝(下)/K・ポパー/森博/岩波書店-同時代ライブラリー/1996/1976「ダーウィニズムはテスト不能も有効な形而上学、3世界の区別が重要、」 5 実在論と科学の目的(上)/カール・R・ポパー/小河原誠,他/岩波書店/2002/1962「帰納法の問題、テスト可能性、形而上学。アインシュタイン:私の理論は近似である」 5 実在論と科学の目的(下)/カール・R・ポパー/小河原誠,他/岩波書店/2002/1962「確率と帰納について。優れた理論ほど確からしくない」 5 開かれた宇宙−非決定論の擁護/カール・R・ポパー/小河原誠・蔭山泰之/岩波書店/1999/1956「非決定論の擁護と還元主義批判。世界3では同じ本は一つ、誤った理論も世界3」 ⇒ カール・ライムント・ポパー(Karl R.Popper)1902〜94。哲学、教師、指物、“科学理論の反証可能性”“3世界論” 2△∪ 人間に何が分かるか−知識の哲学/伊藤笏康/勁草書房/2001「あらゆる哲学は基礎論である、数学の真理は覆らない、数学基礎論における論理主義・形式主義・直観主義、実践家と理論家・職人と学者、説明:範囲限定・一括把握のため省略と記号化、模型図と物理法則の違い、不定冠詞と定冠詞、技術は遂行知・科学は説明知、科学革命と引っ越し、科学はなぜや意義に答えられない?」 ⇒ 伊藤笏康(いとう・しゃっこう)1948〜。科学哲学、科学基礎論。 3◎※ 科学哲学/ドミニック・ルクール/文庫クセジュ/2005/2001「コント:認識には観察が必要・観察には理論が必要、バラシュール:数学の本質は発明」 ⇒ ドミニック・ルクール(Dominique Lecourt)1944〜。仏。科学哲学。 5△ 精神分析の基礎−科学哲学からの批判/アドルフ・グリュンバウム/村田純一,他/産業図書/1996/1984「フロイトの抑圧・錯誤・夢についてその推論を検証。フロイトは仮説演繹的帰納主義、ハーバマス、リクール、クラインら解釈学者の科学主義的自己誤解説は正しくない、プラシーボ効果との区別困難、反証できるが帰納に失敗している、ポパーはフロイト理論の批判で推論の批判ではないと思うのだが‥‥‥」 ⇒ アドルフ・グリュンバウム(Adolf Grunbaum)1923〜。独⇒米。科学哲学、精神病理学、時間空間論、物理学、哲学、数学。 1 医学概論とは/澤瀉久敬/誠信書房/1987「医学概論=医学の哲学」 1▽ 考えるということ/澤瀉久敬/雄渾社/1968「考える:物事を1つの精神的容器に入れること、what,how,whyの問い、合理主義を乗り越えるにはまず合理主義を身につけることが必要・身につけずして脱ぎ捨てることができようか、デカルト:知るに最も単純で最も容易なものから始める、天才を不要にしたデカルト、自分と同じ考えを見つけて喜ぶ人が多いが読書は自分の考えを破壊するためでなくてはならない」 2△ 哲学と科学/澤瀉久敬/NHKブックス/1967「哲学:時間・反省と直感・自己との対話、科学:空間・観察と分析、直感:内から知る知り方、帰納は事実から理論を立てること、哲学者に科学・科学者に哲学が必要」 1○△ 医学と生命/澤瀉久敬/東京大学出版会/1967「ベルクソンと漢方、カント:他人を道具としてはいけない、デカルトの空間の哲学、ベルクソンの時間の哲学、現代医学はデカルト哲学、気を認めるべき、自己批判こそ神道、意識は一つ一つ独特、ベルクソン:過去は空間である」 4 生命について−医学概論U/澤瀉久敬/角川全書/1956/1948「生物や精神について」 2△ 科学について−医学概論T/澤瀉久敬/角川全書/1955/1944「近代科学理論史。知識は生活に解決を与える、デカルト:神⇔人間・精神⇔物質、電子は粒子として動き衝突して波・光は逆、実証とは事実そのものへ」 ⇒ 澤瀉久敬(おもだか・ひさゆき)1904〜。哲学、医学、フランス哲学。 1○ 科学の大発見はなぜ生まれたか−8歳の子供との対話で綴る科学の営み/ヨセフ・アガシ/立花希一/講談社ブルーバックス/2002/1968「科学の営みとは科学理論を正確に理解した上でそれを批判し修正していく試みの連続、ガリレオとアインシュタイン:ポップサイエンスこそが科学の頂点・科学は一般の人々に届かなければ意味がない、コペルニクスの時代に進歩は信じられていなかった、ガリレオ:観察に先立って何を見つけたいのか考えなければならない、鏡はある一方のみ明るい、ボイルの実験:真空では羽根も大理石も同時に落下、ガリレオは月が満潮の原因であることに反対した:占星術に反対だったから、ベーコン:考えず事実を探すことからはじめよ、金属は溶ける物質メルト⇒メタル、デカルト:すべての影響は押すこと、製本業者リーボー:ファラデーが本を読み終わるまで製本がまだと偽った」 ⇒ ヨセフ・アガシ(Joseph Agassi)1927〜。イスラエル。科学哲学、科学史、物理学、形而上学、哲学、師はポパー。 1○ 科学入門−科学の方法と歴史/J.サマヴィル/市井三郎/白揚社/1955「無から生じるものなし、同じ原因から同じ結果、より少ない仮定がよい理論、客観的論理的でも非科学な例:水学、科学:説明し予測する能力を増大させる事実に基づいた組織化された知識体系、予測:真偽を見いだし統御力を生む、コント:見ることは知ること・知ることは予見すること・予見することは統御すること、科学とは程度を示す言葉、問題⇒仮説⇒演繹⇒観察・実験⇒結論」 ⇒ J.サマヴィル(John Somerville)1905〜。哲学、マルクス主義研究。 4○ 科学革命の構造/トーマス・クーン/中山茂/みすず書房/1971/1962「パラダイム=模範理論=信念・価値・技術の全体的構成。パラダイムを捨てると科学をやめることに、変則性に気付く、科学革命=パラダイム置換」 ⇒ トーマス・クーン(Thomas S.Kuhn)1922〜96。哲学、科学史、物理学。“パラダイム” 3 科学的発見の現象学/A. ブラニガン/村上陽一郎・大谷隆昶/紀伊國屋書店/1984/1981「原題:The Social Basis of Scientific Discovers 、発見の二つの理論:天才やゲシュタルト転換など心理主義的概念と文化的決定、発見の心理事象より社会的文脈に焦点をあてる、四つの基準:学説の可能性・妥当性・動機・独創性、発見とは文脈依存的なカテゴリー振り当て行為、発見は純粋な言語的現象か、ハンソン:発見とは科学が終始かかわっていることである、ソクラテス:万物の尺度は人間である、アインシュタイン:あくまでも理論が正しいのです、But I knew that the theory is correct.、発見の説明の四つのレベル、論理的なハンソン、歴史的なクーン、心理的なケストラー、認識論的なブラックウェル、天王星は新しい惑星であると認められる以前に17回も別々に観測されていた、ひらめき・ゲシュタルト転換、発見は時代の成熟とともに自然発生的に生じる、因果性とは先行条件から結果ないし行為が派生すること、メンデルの研究は有名だったが当時の生物学に変革を生まなかった、発見を認知する構造が肝心、無意識のごまかしが科学研究の結論を歪めてしまう、生き残った変更がいかに発見の資格を得て発見に仕立てあげられるか」 ⇒ A. ブラニガン(Augustine Brannigan)1949〜。現象学、社会現象としての科学。 4 否定の哲学/ガストン・バシュラール/中村雄二郎・遠山博雄/白水社/1998/1940「科学は2つの極を持った哲学を必要とする・弁証法的発展、自然科学の哲学・原理を止揚しながら適用される唯一の哲学・唯一の開かれた哲学、科学的認識の哲学的進展:アミニズム⇒実在論⇒実証主義⇒合理論⇒複合的合理論⇒弁証法的合理論、質量について科学的思考の哲学的成熟を立証する」 ⇒ ガストン・バシュラール(Gaston Bachelard)1984〜1962。科学認識論学、詩論、物質的想像力論。 3 ウィトゲンシュタインの知88/野家啓一,編/新書館/1999「言語の役割は事実の描写か、アスペクト知覚:ある物を別のある物として見る、ミュンヒハウゼンのトリレンマ:無限背進・循環論法・恣意的な作業中断」 3◎○ パラダイムとは何か−クーンの科学史革命/野家啓一/講談社学術文庫/2008/1998「科学殺人事件の首謀者、科学の連続的進歩を否定し断続的転換を主張、20世紀を代表するアメリカの科学史家・科学哲学者、科学史:科学の発展過程を社会的背景をも含めて総合的に叙述する歴史的考察、科学的な概念や方法や技法の発展・科学の社会的装置・特に科学の教育や制度化や精神的・財政的援助のパターンの変化を歴史的に叙述する、科学哲学:科学的方法の基礎や科学的認識の構造を概念分析を通じて解明する哲学的考察、科学理論の構造や理論的存在の身分や科学者が堅実な知識を生み出したと正しく主張しうる条件を問う、理学部と工学部の学生数比・アメリカは1対1・日本は1対7、17世紀の科学革命・the Scientific Revolution、古い革袋に新しい酒を注ぎ込んだ、バターフィールド:近代の成立は科学革命の17世紀・14-15世紀の宗教改革やルネサンスではない・ルネサンスは古代ギリシアローマ文化の復興運動・宗教改革は原始キリスト教精神への回帰運動・どちらも復古運動、科学のアイデンティティを作ったヒューエル、17世紀の科学革命はコスモスの崩壊、20世紀の科学革命はロゴスの解体、クワインとデイヴィッドソン:善意解釈の原理principle of charity・不一致を最小化するような解釈の理論を選ぶ ⇒これはアブダクションでは?、フーコーの言葉と物・人文科学の考古学・エピステーメー、クーンの科学革命の構造・自然科学の考古学・パラダイム、歴史的アプリオリ・知の連続的進歩を痛撃、ポパー:われわれは自らの誤りから学ぶことができる、よりよい理論を選択する基準:精確性・無矛盾性・広範囲性・単純性・多産性、思考経済の原理・マッハ・理論の単純性を尊ぶ、直観主義者のブラウアーは広範囲性や多産性を犠牲にして無矛盾性を保持する、アインシュタインは量子力学を単純性と無矛盾性の観点から拒否」 ⇒ 野家啓一(のや・けいいち)1949〜。科学史、科学基礎論。 3 ダーウィンと進化論の哲学−科学哲学の展開/横山輝雄/日本科学哲学会/勁草書房/2011「自然選択説の発表・ダーウィンとウォレス・1858年7月1日ロンドンのリンネ学会にて 進化のプロセスは統計的な過程 ダーウィンが攻撃されたのは目的論が不要であるため 進化はDNAの突然変異・突然変異は化学変化・化学変化は量子的飛躍・進化は量子力学で記述・量子力学は非決定論・進化は非決定論 進化は生物行動・生物は巨視的対象・巨視的対象はニュートン力学で記述・進化はニュートン力学で記述・ニュートン力学は決定論・進化は決定論・進化の確率は知識の不足を示す 進化論は生物集団の変化を表す理論である カメの甲羅・肋骨が肩胛骨の外側か内側か・小さな発生過程の違いが全く異なる生物を生み出す例 経済学:生物学者による自然経済学と経済学者による政治経済学」 ⇒ 横山輝雄(よこやま・てるお)1952〜。科学哲学、ダーウィン。 6 時間の矢の不思議とアルキメデスの目/ヒュー・プライス/遠山峻征・久志本克己/講談社/2001/1996「入来効果の独立性原理、真の問題はエントロピーがなぜ既に低いのか、熱力学と放射の矢は別の異種、先進放射と遅延放射、ラジオ受信機も放射の中心に位置しなければならない、ミクロイノセンスを疑う、ベルと逆向き因果律」 ⇒ ヒュー・プライス(Hue Price)オーストラリア。哲学、時間の哲学、数学。 4 科学的発見のパターン/N.R.ハンソン/村上陽一郎/講談社学術文庫/1961/1958「因果関係は理論が結びつける」 ⇒ N.R.ハンソン(Norwood Russell Hanson)1924〜67。科学哲学、音楽家、哲学、物理学、戦闘機パイロット。 3 科学論の展開−科学とは何か?/A.F.チャルマーズ/高田紀代志・佐野正博/恒星社厚生閣/1983/1979「クーン、ファイアーベント、ポパー、ラカトシュ、カラトシュのリサーチ・プログラム:理論を構造体とみなす」 ⇒ A.F.チャルマーズ(Alan .F.Chalmers)科学史、科学哲学。 2 日本の科学者最前線−発見と創造の証言/読売新聞科学部/中公新書ラクレ/2001「メンフクロウの脳の下丘に聴覚空間、科学史の新発見には強い意志力、カドヘリンの違いが荷札の役目をして神経細胞の結合を仕分ける、太田朋子のほぼ中立説、ネズミはヒトやウシよりほぼ中立遺伝子が多い、リグニンが樹木の直立を支える」 2 科学の現在を問う/村上陽一郎/講談社現代新書/2000「東海村臨海事故、クローン、情報技術、科学倫理、科学教育」 ⇒ 村上陽一郎(むらかみ・よういちろう)1936〜。科学史、科学哲学。 2 ? 科学の世界と心の哲学−心は科学で解明できるか/小林道夫/中公新書/2009「アリストテレスの自然学・自然の基盤は指示詞で直示される具体的個物、デカルトの省察の目的はアリストテレス体系の解体、物理学の科学知識はつねに近似的なもの、理論負荷性、物理理論のホーリスティックな性格、科学的作業においては"直接目で見ればわかる"や"実際に体験してみれば納得できる"は意味をなさない、消去的唯物論は常識を科学理論とみなして退行的理論として消去されるべきという点で間違っている ⇒センスデータと素朴心理学を混同している、脳の構造や身体や環境ならは統語論的構造など発見できない ⇒発見できる・図と地の関係や脳の腹側ルートと背側ルートの関係・前頭葉と後部連合野との関係などが文法構造に対応している、脳科学者は理論を開発しその妥当性を疑うことができる・その懐疑は理論からはみ出しそれにより説明できない ⇒科学における説明の意味を間違っている、心という存在は脳と身体と環境世界とが一つになったシステムであることを意味しない ⇒それが正しい解答」 ⇒ 小林道夫(こばやし・みちお)1945〜。哲学、デカルト。 6 過去を復元する−最節約原理、進化論、推論/エリオット・ソーバー/三中信宏/蒼樹書房/1996/1988「帰納における単純性、理論的説明における最節約性、系統推定問題を解く2つの方法:全体的類似度法と分岐学的最節約法、オッカムのカミソリの性格と用途」 ⇒ エリオット・ソーバー(Elliot Sober)1948〜。哲学、生物哲学。 6∪ ■複雑系思考/クラウス・マインツァー/中村量空/シュプリンガー・フェアクラーク東京/1997/1994「物理、生命、精神、人工知能、社会における複雑系の歴史と現在」 ⇒ クラウス・マインツァー(Klaus Mainzer)科学哲学、コンピュータ科学、数学、物理学、哲学。 6※ 時間に向きはあるか/ポール・ホーウィッチ/丹治信春/丸善/1992/1987「時間についての論争総解説。非対称性、エントロピー、記憶、タキオン、時間旅行、因果、説明」 ⇒ ポール・ホーウィッチ(Paul Horwich)英。科学哲学、物理学。 3 ギブソンの生態学心理学−その哲学的・科学史的背景/トマス・J・ロンバート/古崎敬,他監訳/勁草書房/2000/1987「ギブソンと科学史、誘発性のかわりにアフォーダンス」 ⇒ トマス・J・ロンバート(Thomas Joseph Lombardo)哲学、科学哲学、心理学。 4 科学哲学へのいざない/トゥルミン/藤川吉美/東京図書/1976/1953 ⇒ トゥルミン(Stephen Toulmin)科学哲学。 4 ??? 天才物理学者たちの世界を欺いた科学10大理論/千代島雅/徳間書店/1995「...正気か?」 ⇒ 千代島雅(ちよじま・ただし)1951〜。哲学。 ●● 哲学−認知哲学−科学データから認知のしくみを探る ●● 4▼△ 認知哲学−脳科学から心の哲学へ/ポール・M・チャーチランド/信原幸弘・宮島昭二/産業図書/1997「ニューロネットワークの解説。最強の唯物論。立体視メガネ付き。NETtalk、ベクトルコード、最後の医療は蛇足」 4▼△ ■心の可塑性と実在論/ポール・M.チャーチランド/村上陽一郎・信原幸弘・小林傳司/紀伊國屋書店/1986「日常心理語理論を科学心理語理論へ置き換えよ!科学理論知識と日常知識のは別種ではない、日常常識もそれ自身が一つの理論」 ⇒ ポール・M・チャーチランド(Paul M.Churchland)1942〜。哲学、神経科学、心の哲学、ニューラルネット、知覚・意識・学習の研究。 3▼♪ ロボットの心/柴田正良/講談社現代新書/2001「チューリングのゆるやかな行動主義はほぼ正しい、思考は身体を必要とする」 ⇒ 柴田正良(しばた・まさよし)1953〜。現代哲学。 1▼○ 哲学に御用心−認識の謎を探る/中村光世/ナカニシヤ出版/1997「対話的物語。知覚のリアルさは運動感覚、盲視、分離脳、盲目否認、意識するのは過去記憶の組み合わせ、相互作用として説明する」 ⇒ 中村光世(なかむら・こうせい)1949〜。哲学、科学哲学。 2◎△ 脳と精神の哲学/河村次郎/萌書房/2001「ヴォルフ・ジンガー:意識の主観的特質は異なる複数の脳の情報交換を通じて実在化する脳の創発的性質、ブンゲの精神病分類:細胞の先天(てんかん)と退化(多発性硬化症)・システムの損傷(外傷失語症)と学習(恐怖症)、精神疾患者の犯罪率は1/2000、常人は1/1000、唯脳論と無脳論の対立」 ⇒ 河村次郎(かわむら・じろう)1958〜。哲学。 6▼ 意識する心−脳と精神の根本理論を求めて/デイヴィド・J・チャーマーズ/林一/白揚社/2001/1996「自然主義的二元論。情報による意識、サーモスタットは経験する、因果的相互作用があるところに経験あり、強い人工知能は否定できぬ、量子力学の検討」 ⇒ デイヴィド・J・チャーマーズ(David J.Chalmers)1966〜。心の哲学、哲学、認知科学、神経科学、心理学、数学、コンピュータ、数学オリンピック銅メダル。 3○ 人間科学の哲学/山口裕之/勁草書房-双書エニグマ/2005「意志は必然的な仕方で決定される、哲学:自分なりに確信を持って納得するために前提を疑い続けること、ソシュール:記号の体系は言語によって異なる、チョムスキーの言語生得説:幼児は言語が句構造であることを生得的に知っており学ぶのはパラメータを設定することだけ、言語臨界期・12歳までに獲得しないと不十分にしか獲得できないことは他にも多い、争点は生得的なのは普遍文法か一般的生物学的基盤か・言語モジュールは独立か、ソシュールの問題点:意味の共有理論が含まれない・意味設定方法が説明されていない・知覚と意味が区別されていない、ソシュールの恣意性:恣意的なのは分類する動機、マークマンの言葉の意味決定の生得的条件:対象全体性制約=対象全体を指示する・分類学的制約=個別でなくタイプを考える傾向・相互排他性=新しい言葉は新しい対象に、経験哲学における知覚の成立と意味の成立の混同、意味の共有のための行動の動機:他者と共同作業したいという欲求・感性、他者から学び意味を共有することは模倣でなく創造的な飛躍、思考とは自ら生み出した声や文字という知覚対象に自ら反応していくことで紡ぎ出されるもの」 ⇒ 山口裕之(やまぐち・ひろゆき)1970〜。哲学。 4 解明される宗教−進化論的アプローチ/ダニエル・C・デネット/阿部文彦/青土社/2010/2006「Breaking the Spell、頭足類は最近名誉脊椎動物とされた、Cephalopods were recently made honorary vertebrates.、私たち哲学者は問題に答えることよりも問題を立てることの方が得意である、We philosopher are better at asking questions than at answering them.、宗教はこの惑星におけるもっとも強力な自然現象の一つである、Religions are among the most powerful natural phenomena on the planet.、人々の救済が進化論にかかっている、I believe that their salvation may depend on it.、単語の生存競争においてある特定の単語が好まれて生き残りまた保持されるというのは自然選択である、The survival or preservation of certain favoured words in the struggle for existence is natural selection.、一万年前人間と家畜はすべての脊椎動物の0.1%・現在は98%・重量で」 4 自由は進化する/ダニエル・C・デネット/山形浩生/NTT出版/2005/2003「自由とはシミュレーションのツールである、自由意志反対論:ラプラスの悪魔・利己的遺伝子・ミーム説・条件付け・ユーザイリュージョン」 4 ダーウィンの危険な思想−生命の意味と進化/ダニエル・C・デネット/山口泰司監訳/石川幹人・大崎博・久保田俊彦・斉藤孝/青土社/2000/1995「ドーキンス応援書。ダーウィニズムはアルゴリズム、論理・物理・生物・歴史・現実、カウフマン、モーガン、グールド、ペンローズの心理、サーモスタットの思考、スカイフックの幻想」 4◎ 心はどこにあるのか/ダニエル・デネット/土屋俊/草思社SM/1997「独我論は誤り、主観的観点の有無、サーモスタットは擬似的主体、志向的な構え。本の紹介付き。言語を強調し過ぎでは?」 ⇒ ダニエル・デネット(Daniel C.Dennett)1942〜。哲学、心理学、人工知能。 3△ 他者の心は存在するか−他者から私への進化論/金沢創/金子書房/1999「他者の心は錯覚?」 ⇒ 金沢創(かなざわ・そう)1966〜。心理学、霊長類学。 3▽ 脳科学は何を変えるか?/信原幸弘,編/エクスナレッジ/2010「地上はどんなところだったか、スピノザ:神に自由はない、実際の生命よりも大きな人工生命、Artificial life larger than biological life.、池上:意識の問題と生命の問題は同一の問題・全く連続のスペクトラムで同時に解ける問題・一つが解ければもう一つが解ける、概念的世界と物質的世界の関係を記述するメタフィジックスの数学が必要、問題が出るたびに瞳孔が開く羽生善治、素質と訓練はかけ算、大山将棋は盤面より相手を見て相手の手を封じる、怪しい手を放って逆転することは今はできない、チョムスキーと精神分析の考え方は方向性が真逆、サルは扁桃体で覚えられないと小脳を使う、サルが熊手を使うのに最低三週間必要・その後は道具の使い分けができるようになる、精神分析はストーリーを見いだす方法として洗練されている、トロッコ問題で太った男をつき落とすべきと判断するVMPFC前頭前野腹内側部の損傷者、P300の脳指紋法でも嘘発見の制度はポリグラフと大差なし、アメリカにいるサルの脳信号を使って日本にいるロボットを操る、再帰的計算に基づいて無限に文を生成する能力こそが言語の本質、音楽も数学も再帰的、高橋英彦:妬みは前部帯状回が関連・心の理論には内側前頭前野と上側頭回、Tune in, turn on and drop out」 4 心の哲学T−翻訳篇/信原幸弘,編/勁草書房/2004「心の科学の成果をふまえた哲学独自の解明。見える知覚経験や痛みの感覚経験が行動傾向でない?」 3○ 心の哲学U−ロボット篇/信原幸弘,編/勁草書房/2004「コネクショニズム、表象不要論、フレーム問題、アフォーダンス」 5 心の哲学V−翻訳篇/信原幸弘,編/勁草書房/2004「心の哲学の歴史的重要論文。p9の末文は変・小太郎と太郎には区別が付かない・神にしか理解できず信念とは呼べない、」 3▽ ?? 意識の哲学−クオリア序説/信原幸弘/岩波書店/2002「志向的か例化か、同じものを見たとき、感覚は志向的、無意識にクオリアなし、クオリアなしの知覚と志向、意識は選択、無意識思考に内語?、意識は言語化可能、イメージ思考は連想で思考ではない?、言語推論でないと選択できない?、連想があれば選択でき思考には十分のはず」 3○ 考える脳・考えない脳−心と知識哲学/信原幸弘/講談社現代新書/2000「素朴二元論は超能力、回帰ネットワーク、意識=古典的計算主義=環境にあり、無意識=コネクショニズム、フレーム問題は難問ではない、思考は脳にない」 5△ 心の現代哲学/信原幸弘/勁草書房/1999「心的因果・心物因果・物理因果、感覚質は主観、経験なしの感覚質、物理的事実とその知識は別、感覚質は脳の志向的性質、知覚は非概念的、サルに意識なし?」 ⇒ 信原幸弘(のぶはら・ゆきひろ)1954〜。心の哲学。認知科学。 2 デジタルを哲学する/黒崎政男/PHP新書/2002「朝日新聞の文化欄"科学をよむ"。情報の値段とは情報そのものではなく容れ物の値段、情報=アリストテレスの形相、インターネットによる文章表現のカラオケ化、万学の女王哲学は子育てが終わってカラの巣に、芸術という概念は18世紀に成立、キリスト教では創造するのはただ神のみ・人間に創造なし、遠い将来に至るまで自律的判断・状況に適切に動くロボットの可能性なし?」 2 哲学者クロサキの憂鬱−となりのアンドロイド/黒崎政男/NHK出版/1998「フレーム問題、ディープブルー、自立歩行型ロボット」 2 ミネルヴァのふくろうは世紀末を飛ぶ−テクノロジーと哲学の現在/黒崎政男/弘文堂/1991「心身問題、コネクショニズム、フレーム問題、自然、モード。心には身体・状況・意図が必要」 2 哲学者はアンドロイドの夢を見たか−人工知能の哲学/黒崎政男/哲学書房/1987「ホッブスはAIの祖父、ドレイファスの4点:周辺意識・文脈依存性・本質の識別・パターン認識、知能の関係論把握」 ⇒ 黒崎政男(くろさき・まさお)1954〜。カント哲学、認知科学、パソコン、人工知能、モード、電子メディア論、生命倫理。 6 心と認識/梅林誠爾+河野勝彦,編/昭和堂/1997「ギブソン、リードル、ローレンツ、クリプキ、PDPモデル」 ⇒ 梅林誠爾(うめばやし・せいじ)1945〜。哲学。 4 ?? 意識の<神秘>は解明できるか/コリン・マッギン/石川幹人・五十嵐靖博/青土社/2001「心の認知的閉鎖説。自己であることと心・意識があることが混同されている、閉鎖されているのは自己であり、心ではない」 ⇒ コリン・マッギン(Colin McGinn)1950〜。英。分析哲学、心の哲学、“コグニティブ・クロージャー”。 ●● 哲学−分析哲学−言語と推論の構造を知る ●● 5 タブローの方法による論理学入門/丹治信春/朝倉書店/1999 5▽ クワイン ホーリズムの哲学−現代思想の冒険者たち19/丹治信春/講談社/1997「言葉の使用・言葉のみへの言及の違い、対象を語る実質話法は記号についての形式話法の省略形、科学法則は定義か、トークン:物質によって表現された記号」 4▼▽∪ 言語と認識のダイナミズム−ウィトゲンシュタインからクワインへ/丹治信春/勁草書房/1996「言語の同一性は推移律を満たさない、補償の原理。鯨と魚、痛みの行動だけを生む薬、原子の意味、彼は痛いのだとは彼にある一定の仕方で対応すべきということ、保守主義:体系全体を考えて少なく改訂する」 ⇒ 丹治信春(たんち・のぶはる)1949〜。科学哲学、言語哲学。 5○ ウィトゲンシュタイン・セレクション/Ludwig Wittgenstein/黒田恒,編/平凡社ライブラリー/2000/1978「像は原子とその結合がモデル、記号0+記号1は記号1ではない、数学者は発明者で発見者ではない、概念の探求としての哲学」 5▼△∪ 論理哲学論/ウィトゲンシュタイン/山元一郎/中公クラシックス/2001/1918「言語の論理への誤解を解き論じられることとできないことの境界線をひく、思考することは絵を描くことができる、論理に矛盾することは言葉にすることができない、状況を名ざすことはできない、事物が何であるか語ることはできない、思考できることは明らかに思考される」 4▽ 色彩について/ルードウィヒ・ウィトゲンシュタイン/中村昇・瀬嶋貞徳/新書館/1997/1977「科学と論理学の中間の現象学、透明性と鏡性は奥行きの次元、心理学は体験を物理に・哲学は体験を体験に、銀は白を反射しても白ではない、金銀・黄灰・白黒の違い、材質・表面・明るさとしての色、記述の知識・直知の知識、理解と習得、透明な白、輝く灰色、茶色の光、黒っぽい黄色、赤っぽい緑」 ⇒ ルードウィヒ・ウィトゲンシュタイン(Ludwig Wittgenstein)1889〜1951。ウィーン。分析哲学、意味の写像理論、言語ゲーム理論、数学基礎論、工学。 3 入門!論理学/野矢茂樹/中公新書/2006「論理学は日本語文法の一部でありかつ日本語文法を越えている、ではない・そして・または・ならば・すべて・存在する、排中律を否定する反実在論的立場、πの数字に7が十回続けて現れることがあるか・解けない問題に排中律は成立するか、否定の論理:排中律・二重否定則・矛盾律・背理法、論理的になるには接続詞を適切に使う、ゲーデルの不完全性定理は人間の知性の限界を示したものではなく公理系の限界を示したもの」 4▽▽ ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む/野矢茂樹/哲学書房/2002「論考の改訂版を作る。要素命題の相互独立性のみが誤り、以下同様、無限は操作の反復、論理に驚きなし、言語・論理空間は操作と基底を必要とする、他者の信念文は命題の真偽と連動しない、操作のベキ=操作の反復回数、語りきれぬものは語り続けなければならない」 3△ 哲学・航海日誌/野矢茂樹/春秋社/1999「アスペクト盲、世界知と自己知、アスペクト把握は一人称のみ、アスペクト把握に他者の存在が不可欠、欲求は対立できても意図は対立できぬ、行為は意図に行きつく、言語は道具、語は部品」 4♪▽ 無限論の教室/野矢茂樹/講談社現代新書/1998「点は線から作られる、実無限と可能無限の違い、無限に排中律は通用せぬ、ゼノンのパラドックスからゲーデルの定理まで」 2♪△ 哲学の謎/野矢茂樹/講談社現代新書/1996「独り言対話。自他の知覚は同じか問えない、語より文が先、意志には意志が必要」 ⇒ 野矢茂樹(のや・しげき)1954〜。哲学、論理学。 4▽ ? 思考について/ギルバート・ライル/坂本百大,他/みすず書房/1997/1979「事象と傾向性の相違、心的現象の定言命題は物的現象の仮言命題である、思考と自己教示の類似、副詞的動詞=抽象動詞=特定化されていない文の動詞化したもの、文章を考えるとき言葉で考えるといえるか、思考にとって言葉は梯子や踏み石のようなもの、問いに答えるときには言葉以上の思考がある、考えるを教えるで定義する、自分自身に講義する、思考は言語ではない、行為のレベル、否定的行為とは何か」 4▼ 心の概念/G・ライル/坂本百大,他/みすず書房/1987/1949「時空と物的存在・時間と心的存在、物的過程と心的過程についてのカテゴリー錯誤、心的原因と物理現象ではなく傾向性とその発現、隠れた心の作用はない、物体の性質と人間行動の動機との類似」 ⇒ ギルバート・ライル(Gilbert Ryle)1900〜76。哲学、日常言語派。 3△ 心の唯物論/D・M・アームストロング/鈴木登/勁草書房/1996/1968「心脳同一論、ライルとウィトゲンシュタインは行動主義、内的過程は外的基準を必要とする、すべての心的概念を中枢状態で説明する、行動主義と中枢状態の傾向性解釈の対立、超能力?」 ⇒ D・M・アームストロング(David Malet Armstrong)1926〜。メルボルン。哲学、心身問題、機能主義の先駆者。 2○▽ 対話・心の哲学−京都より愛をこめて/冨田恭彦/講談社現代新書/2005「デカルトの基礎付け主義には心と世界に関する知見が先行していた、デカルトの真理観は明証説、真理の対応説:実在にピッタリあっているか、デイヴィドソンの真理の対応説は真理の整合説、デカルトは私をとりあえず存在するといいながら私以外のいろいろな存在を暗黙裏に認めていた、人間知性論のロックの心の哲学は粒子仮説がベースになっている、カント:対象が我々の認識に従わなければならない・空間に対象が現れるのはそういう仕掛けが我々の感性にあるから、時間:あらゆる対象が我々に現れる祭に必然的に持たなければならない形式、物自体については何も知ることはできない、直観の形式:空間と時間、悟性の形式:量の単一性・数多性・全体性、質の実在性・否定性・制限性、関係の実在・原因・相互性、様相の可能性・現実存在性・必然性、心に組み込まれている物のとらえ方に従って物の認識が成立する、フッサール:現象学は本質学、クワイン:科学で科学を解明する自然主義の循環を肯定的に見る、基礎付け主義は多くの人々を抑圧する側に立つ、ローティ:直観はその時代に優勢な考え方を反映する・直観はある考え方に慣れ親しんだ結果・慣れたものを直観的にそうだと思うようになる」 3 観念論ってなに?−オックスフォードより愛をこめて/冨田恭彦/講談社現代新書/2004「隣接・継起・恒常的随伴の条件が満たされるとそこに因果関係を見る、ピンで指をつかれたときの痛みはピンでなく指にある、色なしの形はない、バークリ:存在することと知覚されることは切り離せない」 2 科学哲学者柏木達彦の番外編/冨田恭彦/ナカニシヤ出版/2002「デカルト:アルキメデスの点、ロック、バークリ、フーバー:我は汝があってこそ、基礎づけ主義・超科学・第一哲学、クワイン:ある文の集合全体が経験により真偽がチェックされる・ある体表刺激により即座に同意不同意ができるのが観察文」 3 科学哲学者柏木達彦の春麗ら/冨田恭彦/ナカニシヤ出版/2000「機械の中の幽霊、ライルの論理的行動主義、実践的三段論法、メタファーは明かな偽、人間存在の鏡イメージの打破、一人でじっとしていると不幸になる」 2▽ 科学哲学者柏木達彦の秋物語/冨田恭彦/ナカニシヤ出版/1998「観察の理論負荷性、間接言語行為、アトランティスとミノア噴火、星座の歳差運動・牡牛座の水没」 4 科学哲学者柏木達彦の冬学期/冨田恭彦/ナカニシヤ出版/1997「〜頃の人は40歳、イデア=観念、西洋では悪は無知のため、カント:そう見るからそう見える、正統化と正当化」 2▽ 科学哲学者柏木達彦の多忙な夏/冨田恭彦/ナカニシヤ出版/1997「ハーバートの図書館は本を自分で戻してはいけない、形式科学と経験科学、検証可能性と反証可能性、分析的真理と感覚与件」 2▼○ 哲学の最前線/冨田恭彦/講談社現代新書/1998「小説形式で平易。真理は信念群の整合性=クワインの全体論、信念のネットワーク、固有名と記述群=サール、クリプキの指示の連鎖因果、パトナムの分業説、ローティの自文化中心主義」 4 アメリカ言語哲学の視点/冨田恭彦/世界思想社/1996「サール、デイヴィッドソン、ローティ、クワイン、デカルト、ロック、カントなど。科学を解明するために科学を使う=自然主義」 3○▽ クワインと現代アメリカ哲学/冨田恭彦/世界思想社/1994「経験論の二つのドグマ:分析的真理と総合的真理との間には根本的な分裂があるという信念・還元主義――おのおのの有意味な言明は、直接的経験を指示する語を基盤とした論理的構成と等値であるという信念」 ⇒ 冨田恭彦(とみだ・やすひこ)1952〜。哲学、アメリカ言語哲学、科学哲学、科学論、科学史。 3▽▽? 心と知識/中才敏郎/勁草書房/1995「科学と技術、哲学と思想、アリストテレスは日常言語派の先駆者、A・J・エアの過去と他者の心との類比、トークン=個別事象、常識心理学、質の反転、動物は思考するが思考をもつことができない、身体の連続性と記憶の連続性」 ⇒ 中才敏郎(なかさい・としろう)1948〜。哲学。 4○ 現代哲学のバックボーン/神野慧一郎,編/勁草書房/1991「分析哲学の成立と展開。統一科学運動:社会科学も自然科学も共通の基盤にたつ、価値の情動理論、範疇間違い、サールの12分類基準、シファーの5分類、論理的行動主義、心的な挿話は行動への傾性、タイプ同一性とトークン同一性の違い」 ⇒ 神野慧一郎(かみの・けいいちろう)1932〜。哲学。 3▼ 心と身体−原一元論の構図/坂本百大/岩波書店/1986「原一元論=存在するのは物でも心でもないそれ以前の全的な原事件、言語哲学:意味でなく使用を語れ、意図は何か知らねばならぬ、直接経験の異同は判定不可能、脳変化と行為は因果ではない」 ⇒ 坂本百大(さかもと・ひゃくだい)1928〜。哲学、哲学的心理学、生命哲学。 3○ ウィトゲンシュタインはこう考えた−哲学的思考の全軌跡1912-1951/鬼界彰夫/講談社現代新書/2003「論考の解決は自然言語表現力の恣意的制限の結果、絵画は否定できるか、色・時・出来事の文法、哲学者は問題を病気を治療するように扱う、論理の規則性:経験命題が硬化して言語ゲームの不動の基準となる、私的確実性“私はここに手があるのを知っている”、公的確実性“地球が生まれる前からあるのを知っている”、論理の確実性とは化石化した私的確実性、言語に関する反省知を持つ者のみ言語を知る、“私は知っている”は言語性の源、私と言語を同時に生み出す何か、言語の根底の“私”」 ⇒ 鬼界彰夫(きかい・あきお)1954〜。言語哲学、認識論。 4○ 論理分析哲学/G・H・フォン・ヴリグト/服部浩幸/講談社学術文庫/2000/1957「アリストテレス、ライプニッツ、ブール、ラッセル、ゲーデル、フレーゲ、ムーア、ヴィトゲンシュタイン。確定記述と固有名の違い、科学者は真実を、哲学者は反証不可能を求める」 ⇒ ヨリ・ヘンリック・フォン・ヴリグト(Georg Henrik von Wright)1916〜。ヘルシンキ。論理哲学。 3 経済学の哲学−19世紀経済思想とラスキン/伊藤邦武/中公新書/2011「ジョン・ラスキン1819-1900 エコノミーとエコロジーの関係 価値とは生のことである ミルはラスキンの批判に反論せず・独創的な思想家として評価 神の見えざる手とは単に超自然的な力を示す慣用句 セーの法則は間違っている 生産は消費のためにあり消費は生のためにあるのだから生こそがあらゆる価値の究極的源泉である 音のしない大気に快いものはない ラスキンを師としたプルーストとガンディー」 3 パースの宇宙論/伊藤邦武/岩波書店/2006「ピュータリズムに反抗する超越主義・観念論的哲学・アメリカルネッサンス、詩人哲学者としてのエマソンからニーチェに、宇宙論の思想家としてのエマソンからパースへ、宇宙の一切のものが一二三の三つのカテゴリーからできているとする哲学、アリストテレス・点は線を構成するメンバーではない」 5※ 分析哲学とプラグマティズム−岩波講座現代思想7/伊藤邦武,他/岩波書店/1994「ある信念が真理であるとはその信念による行為が満足な結果を生むということ、ダーウィンは機能主義心理学者、知識を問い直して当該の問題の解決を目指すのが哲学、原因は出来事・理由は傾向性、ジャクソンの思考実験、盲視は感覚質を欠く、真理は確信・虚偽は疑い、クワインの経験主義の5つの里程標、相対主義は偽装された絶対主義、ノイラートの船」 ⇒ 伊藤邦武(いとう・くにたけ)1949〜。アメリカ哲学、言語哲学。 4※ ? マインド−心の哲学/ジョン・R. サール/山本貴光・吉川浩満/朝日出版社/2006/2004「ジャクソンの白黒世界の神経生物学者メアリー、ネッド・ブロックの10億人による脳のシミュレーション、クリプキの固定指示子:生じる可能性があるいかなる事態においても同一の対象を指し示す表現、ベンジャミン・フランクリンは固定指示子・サマータイムの発案者は固定指示子ではない、痛み=C繊維刺激なら、サールの中国語の部屋 ⇒理解は0か1ではなく程度があることに気づいていない、汎心論のデメリット・意識の統合性を説明できない ⇒トポロジーで解答できる、決定論と自由意志はともに正しい」 3△ 心・脳・科学/ジョン・サール/土屋俊/岩波書店/1993/1984「中国語の部屋、マッカーシーのサーモスタットの信念、AI批判、自由意志とは感覚である。言語のみが思考とは無茶な判断であろう」 ⇒ ジョン・サール(John R.Searle)1932〜。言語哲学、言語行為論。 3○ 言語哲学入門/服部裕幸/勁草書房/2003「現在のフランス国王は禿である、最大の素数は存在しない、意味の懸賞理論:ある文の意味とはその文の意味を経験的に検証する方法、演繹的推論deduction・帰納的推論induction・遡及的推論abduction」 ⇒ 服部裕幸(はっとり・ひろゆき)1949〜。哲学。 5 行為と出来事/D.デイヴィドソン/服部裕幸・柴田正良/勁草書房/1990/1980「原因、意図、因果など。心的述語と物的述語は対応せず範疇上の相違がある」 ⇒ D.デイヴィドソン(Donald Davidson)1917〜2003。哲学、行為論、意味論。 5 理性・真理・歴史−内在的実在論の展開/ヒラリー・パトナム/野本和幸,他/法政大学出版局/1994/1981「認識論、合理性、科学論、価値と事実。水槽の中の脳、指示についてのチューリングテスト、心脳同一説が真なら謎は解けぬ」 ⇒ ヒラリー・パトナム(H.Putnam)1926〜。シカゴ。数理論理学、科学哲学、言語哲学、心身問題。 5 知識という環境/森際康友,編/名古屋大学出版会/1996「知の構造と生態。知識物理学はできるか」 ⇒ 森際康友(もりぎわ・やすとも)1950〜。法学。 4 行為と出来事の存在論−デイヴィドソン的視点から/柏端達也/勁草書房/1997「デイヴィドソンとアンスコムの行為論・出来事論、〜によって、〜で、ホーンズビーのパズル」 ⇒ 柏端達也(かしわばた・たつや)1965〜。人間科学。 4 原因と結果の迷宮/一ノ瀬正樹/勁草書房-双書エニグマ/2001「向かう先で理解する志向性と出てきた源で理解する因果性、責任と自分=原因説」 ⇒ 一ノ瀬正樹(いちのせ・まさき)1957〜。哲学。 4 責任と自由/成田和信/勁草書房/2004「責任には自由が必要である、両立論:仮意志実現説・意志実現説・本心実現説、非両立論:自由意志説、責任に必要なコントロール」 ⇒ 成田和信(なりた・かずのぶ)1956〜。哲学。 3※ 科学哲学 (ブックガイドシリーズ基本の30冊)/中山康雄/人文書院/2010「カント:経験に依存しない知の領域がある、アプリオリな認識を現代哲学者は否定・それはパラダイムのようなもの、▽生物学的限界によるアプリオリな構成があるはず、クワイン:外的世界についての私たちの言明は個々独立にではなくひとつのまとまりとして感覚的経験の裁きに直面する、理論に関する実在論と存在に関する実在論、▽科学の歴史は人類を自己中心性から解き放つ物語である」 4 共同性の現代哲学−心から社会へ/中山康雄/勁草書房/2004「翻訳の可能性:ヴィトゲンシュタイン・生活形式が一致する限りにおいて、心の理論テストのパス率と相関する認知動詞の習得(think,know,guess,remember,forget,trick,mean)、欲求や知覚の心的動詞とは相関せず、制度的事実と生まの事実の区別・地球は丸い・大阪府は日本に属する」 ⇒ 中山康雄(なかやま・やすお)1952〜。哲学。 4 道徳的実在論の擁護/菅豊彦/勁草書房/2004「道徳的実在論:美的価値や道徳的価値がわれわれから独立して世界に実在、実在や真理は言語を持つ人間との関係において成立する」 ⇒ 菅豊彦(かん・とよひこ)1941〜。哲学。 5 論理と会話/ポール・グライス/勁草書房/1998/1989「会話における協調の原理、ウィトゲンシュタインはマイナー、言葉そのものの意味と発話者の意味するところ」 ⇒ ポール・グライス(Paul Grice)1913〜88。言語哲学、日常言語学派。 4 最小合理性−双書現代哲学7/クリストファー・チャーニアク/柴田正良・中村直行・村中達矢/勁草書房/2009/1986「最小の行為者minimal agent」 ⇒ クリストファー・チャーニアク(Christopher Cheriniak)1945〜。哲学。 4 ラッセルのパラドクス/三浦俊彦/岩波新書/2005「ラッセルの哲学の解説」 3※ 論理学がわかる事典/三浦俊彦/日本実業出版社/2004「代表性ヒューリスティクス:カテゴリーの範囲の広いものより具体的なものを選ぶ、論理学では主語と目的語を区別しない、帰納を論証過程の欠けた演繹と見なす、構成的ジレンマ:たくさんの条件を挙げて結論を断言する、充足理由率:原因がある、無差別原理:原因がなければ同一の確率、斉一性原理:法則はいつどこでもあてはまる、オッカムの剃刀、平凡の原理:データがない部分は平凡だとしておく、ポストホックな誤謬:稲妻が雷鳴の原因、わら人形論法:似たものを一緒くたにする、多重質問:あなたは万引きをやめましたか?」 4▽ ? 論理学入門/三浦俊彦/NHKブックス/2000「日常語の“または”と∨の違い、トートロジー=論理的真理、カール・セーガン:証拠の不在は不在の証拠ではない、ストローソン:指示対象の存在は語用論的前提(全く同意する・著者は反対しているが理解し難い)、100%の帰納が演繹、10の40乗のミステリー、生物アミノ酸の左巻きは生命が一度だけ誕生した証拠、ギャンブラーの誤謬:全体的バランスで未来予測する」 4 ?? 可能世界の哲学/三浦俊彦/NHKブックス/1997「脳が記号論理学と同じ二値演算のコンピュータ? 言葉の意味への問いが個体性質関係への問いと同じ? 多世界論がダーウィン的淘汰? 哲学は必然的真理を求める、哲学は未発達の論理学。時間の根源性を無視した適用対象のない理論と思われる」 ⇒ 三浦俊彦(みうら・としひこ)1959〜。分析哲学、美学、小説、比較文化。 5 世界制作の方法/N.グッドマン/菅野盾樹・中村雅之/みすず書房/1987「知ることは作り直すこと・運動の知覚はそれを生み出すこと」 ⇒ N.グッドマン(Nelson Goodman)1906〜。哲学、論理実証主義。 4 言語と行為/J.L.オースティン/坂本百大/大修館書店/1978/1962「文の役割は記述より発話自身の行為遂行である」 ⇒ ジョン・ラングショー・オースティン(John Langshaw Austin)1911〜60。英。哲学、言語哲学、“語用論の父”。 6 考えることを考える(上)/ロバート・ノージック/坂本百大,他/青土社/1997/1981「最近接連続者理論、」 ⇒ ロバート・ノージック(Robert Nozick)1938〜。米。哲学。 6 意味の全体論/ジェリー・フォーダー,アーネスト・ルポア/柴田正良/産業図書/1997/1992「言語内役割でシンボルの意味が決まるなら非原子的意味論、全体論では全信念の共有が要求される、a分析/s統合、経験論的有意味性の単位は科学全体」 ⇒ ジェリー・フォーダー(Jerry Fodor)哲学。 6 心と脳は同一か−心言語から脳言語へ/C・V・ボースト,編/吉村章,他/北樹出版/1987/1970「雲と微粒子・意識と脳、科学のみが合意を得る、行動傾向を導入した行動主義」 ⇒ C・V・ボースト(C.V.Borst)現代アメリカ哲学。 5 哲学と自然の鏡/リチャード・ローティ/野家啓一,監訳/産業図書/1993/1979「ローティ版西洋近代哲学史。ウィトゲンシュタイン:志向性も問題概念ではない、デリダとデイヴィドソンの共通の見解、哲学的問題はその問題を述べる語彙の中に組み込まれている諸仮定を無意識に採択した結果、ウィトゲンシュタイン:心理主義と手を切った新たな表象理論の構築、ハイデガー:デカルト的確実性探求と無関係な新たな哲学カテゴリーの構築、デューイ:ヘーゲル歴史観の自然主義化された形態の構築、哲学的確信のほとんどは命題より描象・言明よりメタファー、フレーゲ・ウィトゲンシュタイン・カルナップ:量化論理学の利用・意味や指示の概念の体系づけ・真理・意味・必然性・名前の関連、対話と会話・体系的哲学と啓発的哲学」 ⇒ リチャード・ローティ(Richard Rorty)1931〜。分析哲学。 ●● 哲学−認識論など ●● 3※ 意識は実在しない−心・知覚・自由/河野哲也/講談社選書メチエ/2011「New Science of the Mind/Mark Rowlands、環境問題の根底には近代の二元論的自然観の弊害がある、知能の原理/R.Pfeifer、合理性を圧倒する感情/J.Elster、古代のローマのfastidium嫌悪感+軽蔑感、イロンゴット族のリゲット:狩りの前の興奮、人間的環境の五つの構成要素:改変環境・構築物・道具・他者・社会制度、移動しても自分に付き添う物が自己の内部である、クオリアの概念はセンスデータとほとんど同じ、赤いリンゴを見ている知覚と赤いリンゴを見ているかのように見える幻覚のあいだには同一のクオリアは存在しない、▽存在する。幻覚もまた知覚である。過去の知覚であるから、村田純一/色彩の哲学/岩波書店、クオリアは知覚世界からの抽象・経験というより観念/概念、アンスコムの二つの理由:未来の目的と社会的規範、つながりの作法/綾屋紗月、知覚的認知的なまとめあげの困難、こう出ればこう返ってくるという環境の特性がギブソンの言うアフォーダンスである、意図とは身体内外の動機づける情報をまとめあげること、ジャレロ:意図とは動力因ではなく形相因、下向きの因果:自然選択がDNAの化学的配列を変える、社会制度をアフォーダンスの集合としてとらえる、馴れすぎは誘惑を招くFamiliarity breeds attempt.、馴れすぎは侮りを招くFamiliarity breeds contempt.」 4△ 道徳を問いなおす−リベラリズムと教育のゆくえ/河野哲也/ちくま新書/2011「学校においてどのような道徳教育がなされるべきか、民主主義教育こそが道徳教育である、心理主義的道徳教育の問題、公共空間でのエチケット違反などは道徳の矮小化、二重国籍を認める国の方が多い、シュミット:民主主義が同質性を要求する、公民的共和主義的なマイケル・サンデル、構成員に強い忠誠を求める共同体は倫理意識の低下を招く、フィンランドの教育力/学研親書、子供には主権者教育を学ぶ義務がある、男女の道徳観の違い・女性は人間関係における責任・男性はルールの適用、もうひとつの声/ギリガン、法律は感情を起源とする、法とは感情の表現、他者への共感から始まり他者の自律的な成長を促す援助に道徳性の本質がある、哲学の方法論は討論、教育とはその人のケイパビリテイを発展させることによって自由を増大させること、科学の特徴:普遍主義・公正無私性・系統的懐疑主義・共有主義、科学の真実/マートン、いじめなど存在しない。存在するのは暴力である、哲学は現代においては専門化した知と社会とのハブとして機能すべき」 3◎△ 暴走する脳科学−哲学・倫理学からの批判的検討/河野哲也/光文社新書/2008「ベイレイ・首以下の運動麻痺の患者・運動野の左腕に電極・カーソルを使って文章を打てるように、哲学は専門知識の批判的検討・何を研究してもよいし特定の方法論もない、ドーキンスの延長された表現型・心に適用して拡張した心、道具は心の一部、嘘をつくときは正直な反応を抑制が必要・前帯状野と上前頭回、脳イメージングによる嘘発見・脳指紋法、記憶における自己参照効果:内側前頭前野が活性化、高次脳機能のマインドリーディングには原理的な困難がある、血液型占いは現代の骨相学、多くの心理学的カテゴリーは最近に特定の社会で形成された分類、思い出す行為は心理学の研究対象となっていない ⇒ロフタスは?、心の機能同士の相互依存性・心はひとつの全体 ⇒ただし中心がある、柔らかい決定論・必然性と自由は両立可能、ポパー・マクロのレベルでも決定論は成り立たない ⇒これは疑問というか説得力なかったけど、自動車の急ブレーキは意図的行為 ⇒反射じゃない?、行為は突然形成されない・文脈や背景が徐々に形成されてあるきっかけから行為が生じる、アンスコム:意図的な行為とはなぜという問いに理由や目的を答えられる行為、意志するとは決意ではなくある目的を達するように行為を調整すること」 3▼△ 善悪は実在するか−アフォーダンスの倫理学/河野哲也/講談社選書メチエ/2007「現在でも主流のプラトン主義存在論、不変の一般者を前提に変化する具体的現実が導出できるという思考法は妥当か、価値も道徳も人間の心の中でなく独立に環境中に存在するものとする客観主義、動物裁判は法の根源的機能を表現しているのではないか、ギリシャ人は凶器そのものを裁判にかけて国外追放、アフォーダンスにより価値や意味が環境中に実在すること、社会的規範は健康という生命的規範を模倣しようとして至らないもの、道徳は一人では決定も判断もできない・道徳判断は行為の影響を受ける側の視点に立って判断すること、修復的司法とニーズの政治学、価値の実在論を唱えたギブソンの生態学的心理学、安全危険有害有益などは観察者との関係で決まる対象の特性・観察者の経験の特性ではない、アフォーダンスは客観的であると同時に個別的特性、ある事物が何であるかと何を意味するのかは別のことではない、ニッチの概念はアフォーダンスを反映している、動物がアフォーダンスを知覚するということは動物がその対象に関わることで生じる出来事を予期すること、アフォーダンスは出来事の知覚・出来事には意味が宿る、自然の究極的事実は時空によって互いに関連した諸々の出来事、マクロの世界もミクロの世界も等しい資格において実在、主観的世界や意識の世界はミクロの物理学が扱うよりもスケールの大きな世界で宇宙物理学よりはスケールが小さいにすぎない・価値や意味の世界は同じ世界を中間規模で捉えた世界、ある対象が何であるかはそれが何を為すかで定義される、知覚や認識は価値から独立ではない、生命的自然のなかの自己維持としての規範性、真理や道徳が主観的と考えると誤りの可能性がなくなってしまう、道徳的な性質が問題になるのは人間の行為、道徳的対象は主に人間で広げても生命生物、行為の良し悪しは行為者でなく影響を受ける人への効果で測られるべき、セクシャルハラスメントはその対象への効果で測る、ある行為の道徳的性質はその効力の対象となった人の利益不利益で決定される、ハーバーマスの討議倫理・道徳の成立には他者との直接的なコミュニケーションや討議という手続きが不可欠、正義は互酬性から来る、ギリシャ神話の英雄・怒りの人・ルサンチマンを持たない、殺人禁止の理由は心理的な動機でなく人間行為の相互性にある、贖罪のヤギ・心理的葛藤や脅威を減らすため少数派を苛めたり排斥する、死刑は法的社会の自己矛盾で弁護しようがない、自然法はメタ法で正義そのもの、アンスコムの徳倫理学の復興、ギリガンのケアにもとづいた倫理観、修復的司法とニーズの政治学に直接の共同体の可能性を見出す、イグナティエフのニーズ:ある人が潜在能力を十全に発揮して生きるために必要とするもの、権利を擁護することが正義・ニーズに応答することは善、動物を裁判にかけることがナンセンスならなぜ人間を裁判にかけることはナンセンスではないのか」 3▼△ 〈心〉はからだの外にある−「エコロジカルな私」の哲学/河野哲也/NHKブックス/2006「心理主義の罠、社会現象を個人から理解しようとする傾向、社会政治問題を個人にすり替えるプロパガンダに、人間行為の相互性・殺すのが悪いのは殺されるかもしれないから、道徳倫理を根拠づけを個人の心理に求めようとする心理主義的道徳観の限界、心は身体と環境の関係性に存する、自分探しとは自分を探すことではなく既存環境の中に自分の居場所を見つけ作ること、直接知覚論:知覚された世界が実在・価値や意味も実在、間接知覚論:知覚世界は心のイメージ・センスデータからの構成、神経経路を伝わるのは情報ではなくエネルギーや興奮、心は環境のなかに拡散して存在している、自己同一性とはある一定の環境や状況に関わり続けているから、知覚とは環境にいる自己を意識すること、道徳の根拠は死体への共鳴、パーソナリティ心理学や自己心理学は私は何者かといった問いに答える学問と期待されている ⇒そうですか?、ビッグファイブがなぜ性格の中心特性と主張しうるのか定かではない ⇒統計的に根拠があるし脳の神経伝達物質とも相関している・明確に根拠がある、学校教育での不足:知的な共同作業・チームワークの方法論・主権者として国家統治の方法・民主主義の構築と維持の実践方法・政治参加の方法・行政と司法の監視の方法・メディアリテラシー、民主主義社会の主権者を育てる教育が不足・労働者を育てる教育のまま、個性の尊重が人より卓越している必要があるように思わせている、自閉症を自己と捉えるグランディンと疾患として捉えるウィリアムズ、障害=個性論はノーマライゼーションの理念に矛盾しないか? ⇒しないと思う・ただの言葉遊びに転落している・言葉その生み出す行為を見ないと正しく理解できない、ユニヴァーサル・デザインとノーマライゼーションは同じ発想、素粒子の世界も動物行動の世界も等しい資格の実在・どちらかが構成物であったりしない、主観的事象や客観的事象や物理学的事象とは空間的時間的なスケールの違いに過ぎない、知覚の自己帰属感とは私が移動したということを裏側から述べただけ、事物のコントロール感から来る自然的所有と他人との関係で制限される社会的所有、1920-70年代ニューヨークの公園は陸橋の背が低くバスが通れない・バスを使う低所得者が入れないようにするため」 3▼△ 環境に拡がる心−生態学的哲学の展望/河野哲也/勁草書房/2005「心は身体を含めた環境中に拡散している、"愛する・考える"も身体活動を伴った複合的な一連の行動、脳の"信号・記号・メッセージ・命令"などはミスリーディングな比喩、環境との関係性は身体器官の形態そのものに書き込まれている、出来事の存在論:変化としての出来事・連続的な推移としての過程、出来事こそが具体的・現実的、物質は抽象的・可能的な存在、自閉症病因:染色体異常、遺伝病、代謝異常、感染症、周期性障害など多数・特徴・社会相互関係の障害・コミュニケーション能力の障害・執着行動や反復行動・活動や興味の狭さ、Gordon:模擬能力・他人を知覚する都度自動的に解発される機構・生得的・他人の行動の直接的運動把握・共鳴動作、サックス:共鳴動作を抑制できない衒気症的チック患者、ヴィゴツキー:高次の心理機能とは記号など人工的環境を媒介として成立する機能、アンダーソン:俗語出版が国民意識を生み出す・18世紀以降の近代的共同体に家族的帰属感を与える、コウモリが人間と異なる感覚チャンネルを持っても異なる世界を内部に構築するわけではない、人間が人間のままつき合える動物がペット、自由は比較概念、自由:選択肢を探索し自分の価値を変化させる態度、行為者と環境の循環的因果関係、形相因と目的因は密接、主体性は連続的で量的なもの、決定論は既に反駁されているって哲学者だけの意見では? 循環因果でも行為の起動点は消去できないが?」 3▼▼○ エコロジカルな心の哲学−ギブソンの実在論から/河野哲也/勁草書房/2003「世界は過程からなる:時間・空間・実体はそこからの抽象に過ぎない、意味や価値を直接知覚する、心的活動は環境との相互作用としてはじめて理解できる、知覚が主観的表象なら幻覚に生きることになってしまう、知覚とは環境から脳にいたる直線的な因果関係ではなく環境と知覚者の循環的な関係である、知覚は刺激と行為のフィードバックループからなる・脳−環境はその円環の一部を構成するのみ、脳は識別選択する器官、アフォーダンス:動物との関係において規定される環境の特性、プラグマティックな存在論・存在を行為と結びつける、眼や耳や肌に注意を向けることで生まれる五感、アフォーダンスは主観でなく実在・主観は見誤ることができない、自然は相互に関係しあう出来事としての過程、行動のコントロールは脳でなく動物−環境システムにある、三冊の主著はそれぞれバークリの奥行き知覚論・ヨハネス・ミュラーの固有神経エネルギー説・ニュートンの世界観を批判、ギブソンの存在論:存在を階層的ないし多元的にとらえる・あらゆる性質を傾向性としてとらえる・存在に時間的次元を認める過程の存在論、間接知覚論と原子論実体論、現象は物でなく過程として理解すべき、メルロ=ポンティ:意識とは"私は思う"でなく"私はできる"、感覚的性質は特別な態度を取ったとき獲得される人工的産物、ガラスに堅さともろさを見る、画家が描き出すのは対象のアフォーダンス、形而上学的自己概念は"わたし"の機能を誤って実体視したことからくる」 ⇒ 河野哲也(こうの・てつや)1963〜。哲学、倫理学、メルロ=ポンティ、ギブソン。 3 真理の哲学/貫成人/ちくま新書/2008「20世紀哲学を超越論的パースペクティヴィズムから見直す、超越論的パースペクティヴィズム:真理や価値が形成される構造やメカニズムについての分析、弱者が心理的優位に立つためのものが道徳的価値、力への意志:さまざまな実体も真理も諸力の拮抗と均衡において生成する、フッサール:そのつど存在するとは知覚されることである」 2◎○ 哲学マップ/貫成人/ちくま新書/2004「哲学の発想法:全体を問題に・日常から一歩外へ・形式的考察・慎重な反省、自然学フィジカの後だったので形而上学メタフィジカ、デカルトの操作は主観−客観図式の確立作業、ニーチェ:弱者が強者に心理的優越を抱くための考えが正義・弱者の妬み怨念が善悪の起源・すべての差異が力のせめぎ合いで生まれる世界・流動性の肯定、生の哲学:ニーチェとベルクソン、ゲーデルの不完全定理は数学から確実性を奪った? ハンス・アルバート:ミュンヒハウゼン・トリレンマ最終的基礎付けは循環論法か無限後退か独断、デリダ:哲学は終わったが偏在している」 3☆ 哲学−図解雑学/貫成人/ナツメ社/2001「認識:デカルト・カント、人間:マルクス・フロイト・メルロ=ポンティ、言語:ラッセル・ウィトゲンシュタイン、哲学:デリダ・フーコー・ドゥルーズ、弁証法:定立・何かを正しいと思う・反定立・それを否定するものが現れる・総合定立・対立を超える新たな次元が開ける、弱者の畜群本能から生まれた奴隷道徳としてのキリスト教、イマージュ:確定した輪郭を持たない対象とそれに対する私の反応のセット」 ⇒ 貫成人(ぬき・しげと)1956〜。現象学、現代哲学、歴史理論、舞踊研究。 3▼○∪■詩学序説/新田博衛/勁草書房/1980「叙事詩・叙情詩・ドラマの区別する原理。小説は過去で書いて現在に読ませる、歴史や報道は過去で書いて過去に読ませる、外国語の詩は翻訳ではどうにもならない、小説の特色・語り手の一元的な視点で全体が統制、文章から語り手を消して出来事を直接体験したように書くのは有利な方法ではない、小説の会話を等級づける手段・直接話法・間接話法・内容報告を使い分ける、一人称小説は成立しても一人称映画は成立しない、純粋質料性=神話と対極にある純粋関係性=論理、日常言語の意味外在性・詩の意味内在性もメロディと違い超越的意味の存在余地を残す、語の延長上の極に神話・文の延長上の極に論理、言葉の3つの段階:ミメーシス的・アナロジー的・シンボル的、ミメーシス的はオノマトーピアなど感覚的類似性、グリム:印欧語でkは疑問・uは不安動揺、ミューラー:aouが遠く・eiが近くを表す、詩と論理学に共通する異質さ・日常言語に安定性と完結性を与える、詩:意味が音声に内在・日常言語では逆に意味に音声が割り振られる、詩と詩でないものを区別する詩的自我・客観の放棄、カッシーラー:詩と神話に共通する比喩的思考、ドラマの台詞は観客役者作者すら裏を探る作業を続ける、日常生活の尋常でない状況:ドラマティック、前後への対応関係から生じた両義性という台詞の性質が自己完結的円環というドラマの構成原理に通じる、ドラマの実質部分は対話・台詞の連関・、合間の合唱歌は対話を新鮮にする・展開を横から眺めて出来事を要約し新しい人物を登場させる・リズムを作りドラマの世界を豊かにする、喜劇の持つ妬みのカタルシス、悲劇のカタルシスは最後に一度のみ・喜劇のカタルシスはほとんど休みなく続く」 ⇒ 新田博衛(にった・ひろえ)1929〜。美学、哲学。 3○※ 色彩の哲学−双書現代の哲学/村田純一/岩波書店/2002「キュッパース:色彩は色がついて見える物質の属性では決してない 色彩の世界は同じものが異なって現れたり異なったものが同じように現れたりする事例で満ちている 形と大きさは視覚と触覚の対象となるが色は視覚に固有の性質 ただし一定の共通感覚がある 色は分子や原子まで分解すると語ることができないが形と大きさは語ることができる ▽光などの素粒子は形も大きさも語ることはできないのではないか? 色彩は本質的に空間性を帯びた現象 回転すると色彩を帯びる白黒模様のベンハム・ディスク 感覚現象一般に固有の空間性を認めたジェームズ 近くの小さな音と遠くの大きな音をはっきりと区別している ジェームズの空間質 spatial quale 時間は継起の秩序・空間は共存の秩序 カッツの色の様相:表面色・面色・空間色 ギブソンの三つの光:物理エネルギーとしての光・視覚に対する刺激としての光・知覚情報としての光 発光現象と照明現象の空間構成の違い ギブソンの地上環境を構成する三つの基本要素:媒質・物質・面 ニュートンの物理学としての色彩論・ゲーテの心理学生理学としての色彩論 ゲーテ:研究者が自然を拷問にかけあらかじめ自分が信じ込んだものを自然に自白させようとする 透明なものが緑であることは可能だが白であることは不可能なのはどうしてだろうか ゲーテ・ウィトゲンシュタイン・カンディンスキー」 ⇒ 村田純一(むらた・じゅんいち)1948〜。哲学。 3▽▽ 認知と言語−現象学的探求/エルマー・ホーレンシュタイン/村田純一,他/産業図書/1984/1980「哲学者の言語への転回と心理学者の認知への転回、最初期の幼児言語は対象でも述語でもない、文字理論家Gleitman&Rozin:日本語は読書に最適の体系、Bruner:幼児はまだ見たことのない自分の体の部分を指さすことができる、アインシュタイン:視覚的かつ筋肉運動的な思考、めったに言葉によって考えない。まず考えが浮かぶから、それを後になって言葉で表すことができる、ブラックBraque:私は事物を信じない。事物の関係だけ信じる、幼児は複数の語尾⇒所有形⇒動詞の語尾の順に-sを覚える」 ⇒ エルマー・ホーレンシュタイン(Elmar Holenstein)スイス、独。1937〜。哲学、心理学、言語学。 4♪ 廣松渉哲学小品集/廣松渉/小林昌人,編/岩波書店-同時代ライブラリー/1996「文明論、学問論、作家論、作品論、回想録、身辺雑感」 4▽ 新哲学入門/廣松渉/岩波新書/1988「認識論、存在論、実践論。所与と所識、意味は心像ではない、レアール、感覚与件」 5▼ 哲学入門一歩前−モノからコトへ/廣松渉/講談社現代新書/1988「赤色光では光電効果なし、屠殺動物の網膜に像、概念形成は帰納抽象に非ず、意味は心像ではない。言葉遊びがひどい」 5▼ もの・こと・ことば/廣松渉/勁草書房/1979「物象化的錯視、基質認知コレは牛だ・能相認知コレは逃げる・性状規定コレは大きい、ヘーゲル:あらゆる物は判断である、ものに対することの基底性・実態に対する関係の第一次性、実態−属性:主語−述語、物質的存在−精神的存在−普遍的存在、ポパーの3世界論に類似」 5◎ 世界の共同主観的存在構造/廣松渉/講談社学術文庫/1991/1972「他者の存在と認識が私の意識に不可欠」 ⇒ 廣松渉(ひろまつ・わたる)1933〜94。哲学、認識論、マルクス主義思想とその実証的研究、文献学、文献史。 3△ 心−身のリアリズム/種村完司/青木書店/1998「身体こそ認識主体、ロックの二次性質、大森荘蔵:実在と表象の差はない・心身問題の虚妄・カテゴリーミステイク、新生児は痛みの正確な位置がわからぬ、動物の逃走距離、客観性が必要」 ⇒ 種村完司(たねむら・かんじ)1946〜。哲学。 3○ 身の構造−身体論を超えて/市川浩/講談社学術文庫/1993/1984「ピアジェ、機械にアフォーダンスなし、セミ・ラティス、パラロジカルな癒合的同一化、メタファーは述語同一化、バンツー語の前後」 5 ベルクソン/市川浩/講談社学術文庫/1991/1983「生涯とその思想、主著4冊の要約、後世への影響」 4▼ 精神としての身体/市川浩/講談社学術文庫/1992/1975「身体図式とその広がり。現象学。メルロオ・ポンティやチャン・デュク・タオ」 ⇒ 市川浩(いちかわ・ひろし)1931〜。哲学、身体論。 3 なぜ意識は実在しないのか−哲学塾/永井均/岩波書店/2007「他者に意識があるかは定義上わからない・疑似問題・同語反復か矛盾言明」 3 私・今・そして神/永井均/講談社現代新書/2004「文は否定できるが絵は否定できない」 3▼ 〈私〉の存在の比類なさ/永井均/講談社学術文庫/2010/1998「方法的懐疑の結果デカルトが発見した私の存在を近代的自我なるものの発見に重ねてしまう見解は全くの間違い、心を抜き取るロボット問題 ⇒理論的に不可能・心だけを抜き取るのは不可能・心を抜き取るとは宇宙ごと交換することだから、自然法則を持ってもどの生命体がこの私であることを決定できない・なぜ他人が私にならなかったのか、過去現在未来の無数の人間のうちこの人間がそしてこの人間だけが私であり他はそうではないという事実の持つ偶然性とそれら無数の人間もどれも私ではない私は存在しないこともできたはずなのに実際にはそうなっていないという事実の持つ奇跡性、私は永井均であることは偶然でありそれゆえそうでないことが可能である、永井均が現状とまったく同様な仕方で存在していながらそれが私ではないことは可能、ウィトゲンシュタイン:独我論の実在論への帰着、私の言語の限界は私の世界の限界を意味する、The limits of my language mean the limits of my world.、私とは私の世界のことだ、I am my world,、自己同一性を程度問題とみなすパーフィット=森村説」 3▼ <子ども>のための哲学/永井均/講談社現代新書/1996「他人は私がいうことを理解できてはならない、哲学が難しいのは他人のそれが他人の哲学だから」 5▽ ウィトゲンシュタイン入門/永井均/ちくま新書/1995「哲学者とは問題を発見する人、カント:経験可能な範囲を決定する、命題の意味とは検証法のこと、文の意味は問われたときの説明、誰にも見られない花瓶・誰にも感じられない痛み、他人の感覚を感じることは文法規則により禁じられる、意味盲と相貌盲」 ⇒ 永井均(ながい・ひとし)1951〜。哲学、倫理学、無政府主義者。 4▼△ ■弁証法はどういう科学か/三浦つとむ/講談社現代新書/1968「全世界をつながりにおいてとらえる、対立物の同一性:双方向に連動した因果関係・連結した歯車、対立物の相互浸透:相互に直接相手の性質を受け取る・関係が深まることで発展・親密な二人の人間、量から質・質から量への転化の法則、対立物の相互浸透、否定の否定の法則、発展の論理構造:対立⇒相互浸透⇒相互移行⇒否定の否定、唯物弁証法の認識論:世界全体が認識との間に鏡としての関係を結んでいく、量質転化は社会や認識でも起こる、否定の否定:まわりみちによる解決・地動説⇒天動説⇒地動説・種子⇒植物⇒種子、矛盾の止揚:矛盾の形式を破壊するがそこに存在する必要な部分をすくい取る、敵対的矛盾と非敵対的矛盾、世界はできあがった事物の複合体ではなく過程の複合体、問題発見と理論発展のための思考法か」 3 認識と言語の理論 第二部/三浦つとむ/勁草書房/1967 3 認識と言語の理論 第一部/三浦つとむ/勁草書房/1967「庄司の三段階理論、哲学の認識論、パブロフ批判、フロイト分析。嗅覚の説明は正しいはずだが?」 3※△ ■日本語はどういう言語か/三浦つとむ/講談社学術文庫/1976/1956「認識論からの日本語文法。テニヲハは単語、静詞」 1 哲学入門/三浦つとむ/仮説社/1975/1949「武谷三男の三段階論、民主主義は多数の利益を尊重、西田哲学批判、生長の家批判」 ⇒ 三浦つとむ(みうら・つとむ:三浦二郎)1911〜89。社会科学、言語論、芸術論。 6▼ 言語と意識の起源/チャン・デュク・タオ/花崎皋平/岩波書店/1998/1973「行動の抑止としての意識、発達と進化の類比、一段階前の現実行動が次の段階の体験的行動の志向的内容となるずれ。マルクス、エンゲルス、レーニン、ピアジェの引用が多い」 ⇒ チャン・デュク・タオ(Tran Duc Thao)ベトナム。哲学、現象学、弁証法。 2※ 「分ける」こと「わかる」こと/坂本賢三/講談社現代新書/1982「物事の分離の4つの考え方:老子・プラトン・ライプニッツ・エンペドクレスのアトム論、分類は認識や行動のために人間が作った枠組み・存在そのものの区別ではない」 2▽ 機械の現象学/坂本賢三/岩波書店/1975「幾何学的世界から触覚の手の世界へ、力は外化、数学は手のはたらき操作の構造、制作から離れると非科学に、自然保護は人間保護でなければならない」 ⇒ 坂本賢三(さかもと・けんぞう)1931〜。哲学、科学史、技術史、現象学。 3▼ 思想史のなかの臨床心理学/實川幹朗/講談社選書メチエ/2004「臨床心理学の実践と理論は現代社会の心の病と同じところから起こっている、意識を信用しないデカルト・意識から語るフロイト・意識革命、トマス・アクィナスのマゾヒズムを示す夢、ニュートン:金属の植物的成長について、ヒステリー患者の語りと魔女裁判の記録の類似、マルクス主義:意識は物質過程の反映・世界を作る物質が目的を持って歴史的に展開してゆく・物質的な過程には人間の意識では左右できない歴史的必然の法則が内在・法則が自らの実現を目的にして進む・歴史を動かすのは無意識の過程・それが自己実現を目指す、無意識は臨床心理学が発見したのではない・無意識独特の敵役の姿を発明した、フロイトは心理学が宗教に取って代わることを望んでいた、臨床心理学は新宗教の一形態、西欧では良心と意識が近代まで区別されず、フロイトはテレパシーを認めた」 4△ こころ覓ぎ−近代自我を越えて付きあいの哲学へ/實川幹朗/誠信書房/1991「やまとことばの哲学書。デカルト、カント、フッサールの検証。ブレンターノ:心は常に何かについてのもの、現象学は存在論、時なり所続きはおかしい?」 ⇒ 實川幹朗(じつかわ・みきろう)1949〜。世界学、哲学、心理学。 3○ これが現象学だ/谷徹/講談社現代新書/2002「科学の基礎の危機、超越論的主観性=還元された光景、現出者=対象と諸現出=見え、時制変化しないアプリオリ、カントとの相違、原事実:私・現在・他者、様相:“ある”の強弱・助動詞、超越論的=意識外の存在について」 ⇒ 谷徹(たに・とおる)1954〜。現象学、現代哲学、哲学、倫理学。 3 脳科学と哲学の出会い−脳・生命・心/中山剛史・坂上雅道,編著/玉川大学出版部/2008「前頭前野はノードとして働く、形状類似バイアス:形の類似性による普通名詞と見なす、対称性バイアス:A⇒BならB⇒A、ヴァレラ:認知とは身体化した活動」 ⇒ 中山剛史(なかやま・つよし)1963〜。哲学、ヤスパース。 2○ 言葉の力−言語哲学/李奎浩/丹羽篤人/成甲書房/1981/1968「言語現象を哲学的に観察、言語哲学は記号哲学、ウォーフ:ヨーロッパ人は主語述語の文法構造のため、すべての現象をある不変の実体の多くの実相と考え現象を物体化する傾向を持つ、ウォーフ:1つの普遍妥当な自然的な論理学でなくいつも特殊な言語を仲介した論理学がある、韓国語は述語中心の言語」 ⇒ 李奎浩(イ・キュホ)1926〜。韓国。哲学、教育学、歴史学。 3○ 時間/滝浦静雄/岩波新書/1976「時間という言葉で理解されている意味とは。アリストテレス、マグタガート、ベルクソン、フッサールなど。物が客観的に実在するとは個人の意識を越えて在ること、時間はあるものではなくわれわれの経験の意味として語り出されるもの」 ⇒ 滝浦静雄(たきうら・しずお)1927〜。哲学。 4 ? 笑い/ベルクソン/林達夫/岩波文庫/1976/1900「おかしみの意義について。モリエール論、フランス古典喜劇論。人間に固有、我関せずの環境、社会的意味」 3▼ ? 哲学的直観 ほか/ベルクソン/坂田徳男,他/中公クラシックス/2002「概念の貼り付けとは対象が示唆する態度や行動を表すこと、意識に記憶が必要、運動こそ不動に先立つ、精神はエネルギーの保存法則をまげる、意識は身体から独立している」 4 精神のエネルギー/ベルグソン/宇波彰/第三文明社レグルス文庫/1992/1919「デカルト批判、脳は選択の器官、意識とは選択、デジャヴュ」 ⇒ アンリ・ベルグソン(Henri Bergson)1859〜1941。仏。哲学。 4 ベルクソン/篠原資明/岩波新書/2006「ドゥルーズの出発点はベルクソン、エーコの出発点はトマス・アクティナス、ベルクソン:無の存在へ異を唱える、トマスの神・世界を動かす神でなく世界を存在せしめる神、ゼノンのパラドクス:運動と通過した空間の混同・運動の軌跡は動かない、想起とは過去の初体験・想起するたびに初の経験をする、自由と決定論・どちらも時間の空間化の誤謬・時間の進行を空間の軌跡と取り違えている、ベルクソンと進化論・生物学革命、ホワイトヘッドと相対性理論・物理学革命、複数の事実をつきあわせていき確実性を増す実証形而上学・交叉測量法、脳は複雑化した選択の器官、植物と動物・爆発物の製造と爆発、個体の内的目的としての生気論は否定、机に頭をぶつけた子どもが机をなぐり返すとき机を人間とみているわけではない? 人間に見立てていると思う、画家アンリ・マティス:色彩を歌わせる・素描とは私の手がおのずと歌をうたう瞬間、神を創造的エネルギーそのものと定義・そのエネルギーこそ愛」 ⇒ 篠原資明(しのはら・ともあき)1950〜。哲学、美学。 3※ 永遠平和のために/カント/宇都宮芳明/岩波文庫/1985/1795「民族を辺境まで駆り立てたのは戦争、1795年のフランス−プロイセンのバーゼル条約に対する不信から、永遠平和の条件:共和制の確立・自由な諸国家の連合制度・普遍的な友好権の確立、一世界王国は無政府状態になる、理想は一国の共和的体制に似た世界共和国、消極的な代替物としての諸国家の国際連合」 ⇒ カント(Kant)1724〜1804。哲学者。 3▽ 人称的世界の倫理/大久保正健/双書エニグマ/勁草書房/2005「アリストテレスの連続量と非連続量の違い:連続量には境界がある・線の境界は点・面の境界は線・立体の境界は面・切れ目が入れられる対象、時間の境界は立体か ⇒時間の境界を点と考えることはできないか、記憶と過去・知覚と現在・期待と未来の対応、時間は先と後の関係で見た運動の数、物体と空間・時間と運動、数には数えられるという意味と数えるという意味がある、時間は運動によって計られ運動は時間によって計られる、時間の単位になるのは循環運動、言葉と数はそれ自体が行為・名付けると数える、数学は物体から切り離して取り扱う・一種の行動イメージは分離できない・線はなぞる、意識の志向性は幾何学的対象も動的なイメージでとらえている、カント:空間と時間は物体と区別されでなく人間の認識主観の条件、物体のない空間は考えられるが空間のない物体は考えられない、時間から現象を取り去ることはできても現象から時間を取り去ることはできない、空間は外的直観の形式・時間は内的直観の形式・時間が空間より根源的、ベルクソン:時間の本質は視覚より聴覚で考えるのが有効、ジェイムズの意識の最少時間は1/500秒、人間の二つの運動:場所運動=移動・循環運動=生理的、時間の系列:物理的時間系列・先<後、実存的時間系列:過去<現在<未来、倫理的時間系列:誕生<少年<青年<壮年<老年<死、社会規範:礼儀作法・スポーツ遊び・法律・倫理」 ⇒ 大久保正健(おおくぼ・まさたけ)1948〜。哲学。 3※ アリストテレス詩学 ホラーティウス詩論/松本仁助・岡道男/岩波文庫/1997「悲劇と喜劇は行為する者を再現する、歴史家は既に起こったことを語り詩人は起こる可能性のあることを語る、詩作は普遍・歴史は個別、性格描写の4目標:優れた性格・相応しい性格・読者に似た性格・首尾一貫した性格、筋を組み立てて仕上げるには出来る限り目に浮かべなければならない、悲劇4種:逆転と認知からなる複合劇・苦難劇・性格劇・視覚装飾劇、卵から始める、努めて簡潔さを求めると曖昧になる、言葉はいったん放たれるとあと戻りができない、詩は絵と同じ」 ⇒ アリストテレス(Aristotelis)-384〜-322。。 4 精神指導の規則/デカルト/野田又夫/岩波文庫/1950/1701「未完成作。研究の方法論」 4 方法序説/デカルト/谷川多佳子/岩波文庫/1997/1637「注意深く速断と偏見を避け、問題を分割し、一歩ずつ展開し、完全枚挙の確認する。我思う故に我在り。動物精気と理性的魂」 3 ■哲学原理/デカルト/桂寿一/岩波文庫/1964/1644「認識の由来:省察なしに得られる自明概念・感覚の経験・他人との談話・優れた読書、場所空間は物体の大きさ形と位置関係を示すのみ、外的場所とは囲んでいる物体の表面、物質はどこまでも可分的、当時は理論科学者として評判、この運動規則は‥‥‥ビリヤードしたことないみたいやね」 ⇒ デカルト(Rene Descartes)1596〜1650。仏。哲学、解析幾何学、数学、生理学、医学、自然学。 3 認識の分析/エルンスト・マッハ/廣松渉/法政大学出版局/2002/1971「子どもかつて見たことを絵に表現し一度に見えるかに頓着しない、風景か肖像か区別できぬ老婦人、アーペルト:慣性の法則は思考実験の連続変化により発見された、廣松付録:ニュートン・マッハ・アインシュタイン」 ⇒ エルンスト・マッハ(Ernst Mach)1838〜1916。オーストリア。物理学、哲学、感官生理学。 3 認識論入門/茅野良男/講談社現代新書/1973「心は人間が行動するときの意向である」 4 弁証法入門/茅野良男/講談社現代新書/1969「弁証法の歴史。アリストテレス、カント、ヘーゲル、マルクス、エンゲルス、キルケゴール、サルトル、ポパー、アドルノ。二つの相反する主張の尋問」 ⇒ 茅野良男(かやの・よしお)1925〜。ドイツ観念論、歴史哲学、実存哲学。 3 チンパンジーが話せたら/ジェリー・H・ギル/斎藤隆央/翔泳社/1998「チンパンジー、野生児、ヘレン・ケラー、自閉症、ウォーフとホピ族」 ⇒ ジェリー・H・ギル(Jerry H.Gill)言語哲学、認識論、アメリカ先住民の宗教、倫理学、神学。 3 ケアの本質−生きることの意味/ミルトン・メイヤロフ/田村真・向野宣之/ゆみる出版/2006/1971「原題:On Caring 、ケアとはその相手が成長するのを援助するということ、過保護な親は子どもを信頼していない、ケアとはケアする人にとって自己実現を意味する、相手とともにいる、▽人は人に必要されて生きている・ケアは必要される人になること、他者と依存関係にあるがゆえに自律的である、ある対象に依存しているから自分自身の生を生きることができる、人は自分の場を発見することによって自分自身を発見する、ケアすることとケアされることを通じて人は自分が存在全体の一部であると感じる、他者の自己実現をたすけることがとりもなおさず私たちの自己実現につながる、ケアでは結果より過程が重要、ケアできるのは現在においてのみ」 ⇒ ミルトン・メイヤロフ(Milton Mayaroff)1925〜。哲学、現象学。 3 暗黙知の次元−言語から非言語へ/マイケル・ポラニー/伊藤敬三/紀伊國屋書店/1980/1966「非言語知識、生命の非還元性、社会科学」 ⇒ マイケル・ポラニー(Michael Polanyi)1891〜1976。ハンガリー。哲学、科学社会学、物理化学。 5 ものの考え方−合理性への逸脱/O・S・ウォーコップ/深瀬基寛/講談社学術文庫/1984/1951「物質はないただ出来事がある。考えたのであり、“考え方”ではない」 ⇒ O・S・ウォーコップ(O.S.Wauchope)英。哲学、学校教師、ハシケ人足、書記。 5 ハイデガーの思想/木田元/岩波新書/1993「本質存在〜である・事実存在〜がある、アリストテレス:存在するとは制作されてあること」 5 現象学/木田元/岩波新書/1970「フッサール、ハイデガー、サルトル、メルロ=ポンティ、記述的心理学、物理に幾何学・心理学に現象学」 ⇒ 木田元(きだ・げん)1928〜。哲学。 4 哲学ってどんなこと?/トマス・ネーゲル/岡本裕一朗・若松良樹/昭和堂/1993「哲学はすべてを疑いすぎ」 ⇒ トマス・ネーゲル(Thomas Nagel)1937〜。ユーゴスラビア。哲学、法学。他者論、認識論、倫理学、社会哲学、性の哲学、“コウモリであることはいかなることか?”。 2 本を読む本/M・J・アドラー、C・V・ドーレン/外山滋比古・槇未知子/講談社/1997 ⇒ M・J・アドラー(Mortimer J.Adler)1902〜。哲学。 3 合理的とはどういうことか−愚かさと弱さの哲学/岡部勉/講談社選書メチエ/2007「考えるとは反応を遅らせる仕組みの帰結、こころとは行為の選択装置、価値の実在をめぐる現代の議論」 ⇒ 岡部勉(おかべ・つとむ)1949〜。哲学、芸術学、コミュニケーション学。 3 タイムトラベルの哲学/青山拓央/講談社/2002「時間の流れの正体とは、私の時間と前後の時間の区別、動的モデル、速度は微積分を含むから微積分では速度を解いたことにならぬ、減速版アキレスと亀、延長・形・重さは第一性質、色・音・味は第二性質、スモークオンザウオーターは弾いてはいけない」 ⇒ 青山拓央(あおやま・たくお)1975〜。哲学、時間論。 4 ? 哲学がはじまるとき/斎藤慶典/ちくま新書/2007「哲学史の問題を自分のスタイルで叙述解説したもの、アリストテレス:哲学は驚きからはじまる・世界の第一原因についての思考は神学、瞬間が何回も繰り返されることで対象が安定して存立する ⇒瞬間は何度繰り返されても瞬間・瞬間は認知できず存在もしない、大森荘蔵:私はいつも考え中です」 4▼ 心という場所−「享受」の哲学のために/斉藤憲典/勁草書房/2003「私たちの現実は徹頭徹尾現象することによってのみ成り立っている、現象である限りそれは反復、現象とは現象するものがそれを見てとる者に受け取られて成立、心脳問題は異なる類への不当な移行・カテゴリー・ミステイク」 ⇒ 斎藤慶典(さいとう・よしみち)1957〜。現象学、西洋近代哲学、現代哲学。 5 ? ヘーゲル論理学入門/鰺坂真・有尾善繁・鈴木茂,編/有斐閣新書/1978「世界認識のための論理学、すべての事物は概念・判断・推理である、現実と思考を混同」 ⇒ 鰺坂真 4 現象学の現在/新田義弘・常俊宗三郎・水野和久,編/世界思想社/1989 ⇒ 新田義弘(にった・よしひろ)1929〜。現象学。 4 猫とロボットとモーツァルト/土屋賢二/勁草書房/1998「現象学:実際の事実でなくどう意識し理解するかを問う、今はいつも同一にとどまりかつ次々に交代して過去に消え去る:A系列とB系列」 ⇒ 土屋賢二(つちや・けんじ)1944〜。哲学。 3 時間の本性/植村恒一郎/勁草書房/2002「変化の単位・刹那:1/75秒、速さは運動と運動の比率」 ⇒ 植村恒一郎(うえむら・つねいちろう)1951〜。哲学。 5 コンピュータには何ができないか/ヒューバート・L・ドレイファス/黒崎政男・村若修/産業図書/1992/1972「デジタルコンピュータの限界について。シャンク、ウィノグラード、ワイゼンバウムをフッサールで斬る、」 ⇒ ヒューバート・L・ドレイファス(Hubert L.Dreyfus)哲学、現象学、人工知能。 3 知覚の哲学−ラジオ講演1948年/モーリス・メルロ=ポンティ/菅野盾樹/ちくま学芸文庫/2011/1948「原題:Causeries 1948 ベルクソンのイマージュは物質でも表象でもない中性的存在者 言葉は音楽と同様に無言であり音楽も言葉と同様に語っている デカルトは物質を延長として規定した 複数の消失点を持つ絵画 メレオロジーmereologyの三つの真理:外延性の公理・無制限な構成の公理・原子論に関する中立の公理 メルロは動物機械論を廃し動物は人間であるという擬人主義を打ち出す バシュラール:想像力の源には動物化の要求が示される 認知はコミュニケーションとして実現される 現象学的存在論の構築」 4 心身の合一−マールブランシュとビランとベルクソンにおける/モーリス・メルロ=ポンティ/滝浦静雄・中村文郎・砂原陽一/ちくま学芸文庫/2007/1948「イマージュ:物と表象との中間に位置する存在」 4 知覚の現象学/M・メルロ・ポンティ/中島盛夫/法政大学出版局/1982/1945「心理学は具体的・生理学は抽象的、感覚することは常に身体への指示を含む、人間は諸関係の結び目」 ⇒ M・メルロ・ポンティ(Maurice Merleau-Ponty)1908〜61。現象学。 3 合本版・子どもは小さな哲学者/G.B.マシューズ/鈴木晶/新思索社/1996/1980「子どものなぜ?に始まる哲学」 ⇒ G.B.マシューズ(Gareth B.Matthews)1929〜。哲学。 5 ? 時間は実在するか/入不二基義/講談社現代新書/2002「わからん、そもそもどんな意味があるのか‥‥‥。A系列:現在という視点に依存、B系列:客観時間、実在:本当の姿・心のはたらきから独立・全体が一挙にできている・無矛盾、アリストテレス:時間とは運動の数、実在は流動的か無時間永遠か」 ⇒ 入不二基義(いりふじ・もとよし)1958〜。哲学。 5 ? メタモルフォーゼ−オートポイエーシスの核心/河本英夫/青土社/2002「行為存在論的システム。ゲーテのメタモルフォーゼの拡張、うーん、やっぱわからん。いったい何が言いたいのか‥‥‥」 6 ? オートポイエーシスの拡張/河本英夫/青土社/2000「運動と認知の混同?オートポイエーシスは運動と認知の分離の無意味を述べるものと思うが。サイエンスウォーズ、クリプキ、ラカン、オートレファレンス、芸術」 5 オートポイエーシス2001/河本英夫/新曜社/2000「アフォーダンス、荒川修作、自己言及」 6 オートポイエーシス/河本英夫/青土社/1995「動的平衡系、自己組織化、自己制作システム」 3 生命と知/河本英夫・加藤尚武・村上勝三・新田義弘/東洋大学井上円了記念学術センター,編/すずさわ書店/1997「オートポイエーシス、ダ・ヴィンチとラファエロ、西田哲学」 ⇒ 河本英夫(かわもと・ひでお)1953〜。システム論、科学論、科学史基礎論。 4 トポス 空間 時間−新岩波講座哲学7/大森荘蔵,他,編/岩波書店/1985「時空論の歴史、相対性理論と量子力学、空間と芸術と宗教、可能世界、トポス論」 5 ? 時は流れず/大森荘蔵/青土社/1996 5 ? 時間と存在/大森荘蔵/青土社/1994 5 時間と自我/大森荘蔵/青土社/1992「時間、自我と他我、鏡、感情など。夢は思い出すことが見たということ・夢を見るはない・夢に誤謬はない」 ⇒ 大森荘蔵(おおもり・しょうぞう)1921〜。哲学。物理学。 2♪ ?? 魂を考える/池田晶子/法蔵館/1999「面白いエッセイだが、内容はない。論理に欠け、視野が狭い。哲学界の竹内久美子?」 2 ? 考える人−口伝西洋哲学史/池田晶子/中央公論社/1994「子どもの落書き?哲学の感想文?あるいはラブレター?」 ⇒ 池田晶子(いけだ・あきこ)1960〜。哲学。“哲学の巫女” 3※ ? 心脳問題/山本貴光・吉川浩満/朝日出版社/2004「心脳問題の歴史、科学論、ブックガイド。p44の実験結果は意味は脳からは出てこないことを明らかにしていない、p50の脳還元主義の論理は世界の一部分が全体に等しいことを意味しない」 ⇒ 山本貴光(やまもと・たかみつ)1971〜。「哲学の道場」主宰、ゲーム制作。 4 ■哲学入門/ヘーゲル/武市健人/岩波文庫/1951/1809 ⇒ ヘーゲル(Hegel)1770〜1831。哲学。 ●● システム論−動的な世界の構造について知る ●● 5∪◎?■自己組織化する宇宙−自然・生命・社会の創発的パラダイム/エリッヒ・ヤンツ/芹沢高志・内田美恵/工作舎/1986/1980「オートポイエーシス。アリの調整されたダイナミクスは、そのコロニーの心である」 ⇒ エリッヒ・ヤンツ(Erich Jantsch)1929〜80。オーストリア。システム理論、天文学、物理学、音楽評論、ビジネス、工学。 4▼♪ 精神と自然−生きた世界の認識論/グレゴリー・ベイトソン/佐藤良明/思索社/1982「科学は証明せず探索するのみ、情報は差異の認知、トートロジー回路、円環システムの因果」 6▼ 精神の生態学/G・ベイトソン/佐藤良明/思索社/1990/1972「キリストを殺したのはローマ人、生長−学習−行動、夢にnotなし、インパルス=違いの知らせ、分裂病は論理階型の識別困難、トランス=コンテクスチュアル症候群、知性と感情の分離こそ危険、因果関係のループが精神的特性を持つ、試行錯誤と創造性を持つ全体に精神、精神の4つの基本特性」 3 大衆プロパガンダ映画の誕生−ドイツ映画ヒトラー青年クヴェックスの分析/グレゴリー・ベイトソン/宇波彰・平井正/御茶の水書房/1986/1980「人類学者の精神分析的映画分析」 5 コミュニケーション−精神医学の社会的マトリックス/グレゴリー・ベイトソン、シャーゲン・ロイシュ/佐藤悦子、ロバート・ボスバーグ/思索社/1989/1951「精神科医を調査、アメリカ人論。内的抑制システムのアメリカ、対抗統制システムのヨーロッパ」 5∪▼ 天使のおそれ−聖なるもののエピステモロジー/グレゴリー・ベイトソン+メアリー・キャサリン・ベイトソン/星川淳一+吉福伸逸/青土社/1988「精神と自然の一元論。トマス・アクィナス神学大全、差異こそ信号、クレアトゥーラとプレローマ、意識とは知っていることを知っている、知覚と自由の類似、量は情報0、エコ=精神ガイア、フェイ」 ⇒ グレゴリー・ベイトソン(Gregory Bateson)1904〜80。英。文化人類学、精神医学、生物の進化と遺伝、システム理論、認識論。“ダブル・バインド理論” 4∪▼ ■知恵の樹−生きている世界はどのようにして生まれるのか/ウンベルト・マトゥラーナ、フランシスコ・バレーラ/管啓次郎/ちくま学芸文庫/1997/1984「オートポイエーシス理論。ラバと再生産、リニイジ=歴史的継承体、ナチュラル・ドリフト、構造的カップリング、存在・認識・行動の一体性」 6 オートポイエーシス−生命システムとはなにか/H.R.マトゥラーナ、F.J.ヴァレラ/河本英夫/国文社/1991/1980「細胞はオートポイエーシス」 ⇒ H.R.マトゥラーナ(Humberrto Maturana R.)1928〜。チリ。視覚、色彩視覚の解剖学的、神経生理学的研究。 5 身体化された心−仏教思想からのエナクティブ・アプローチ/F.J.ヴァレラ,他/田中靖夫/工作舎/2001「エナクティブ=世界の存在体が演ずる行為の歴史により世界と心を行為から産出すること、色は光の強度と波長で説明できぬ、ナーガールジュナと中観派、三昧、西谷啓治」 3 心と生命−心の諸科学をめぐるダライ・ラマとの対話/F.J.ヴァレーラ、J.W.ヘイワード/山口泰司・山口菜生子/青土社/1995「仏教との比較。科学は観察で始まり観察に終わる、生命は分子パターン特性、素粒子でなく体験が基礎、Tはオランダ横長にスイスは縦長に」 ⇒ F.J.ヴァレラ(Francisco J.Varela)1946〜2001。チリ。認識学、生物学、サイバネティクス、認知科学、神経科学、感覚生物学、生物学的モデリング、免疫学、応用数学。 5※ 関係科学への道−社会・心理事象の解明に向けて/藤澤等/北大路書房/1998「体細胞は4年で交代、私の見る世界が私、対象・結合強度・結合方向、社会の結節単位=個人=ソシオン、ひと・びと・もの・ひと」 5※ 複合システム・ネットワーク論−心と社会のシステム理論/藤澤等/北大路書房/1997「ネットワークにはループが必要、カップリング=互いの一部を取り込んだシステム、社会=個人間の荷重ネットワーク、ソシオンに単体なし、モード=観察視点、レイア=観察対象、実体ではなく関係の存在論、相互浸透、畳み込み」 ⇒ 藤澤等(ふじさわ・ひとし)1948〜。社会学、社会心理学、ソシオン理論。 3○ システム哲学入門/アーヴィン・ラズロー/伊藤重行/紀伊國屋書店/1980/1972「全体と集積体の違い、自然システムの4つの特性=非還元性・自己の維持・継続的変化・階層性」 ⇒ アーヴィン・ラズロー(Ervin Laszlo)1932〜。ハンガリー。システム哲学、科学理論家、哲学、ピアニスト。 4 方法としての生命体科学−文化生態学叢書2/西山賢一/批評社/2003「ゲノム、振動と引き込み、オートポイエーシス、進化ゲーム」 ⇒ 西山賢一(にしやま・けんいち)1943〜。文化生態学、複雑系。 4 システム科学の哲学/池田善昭/世界思想社/1991「ケストラー、ハーバーマス、ルーマン、ライプニッツ、ベイトソン、フランクル、カプラ。脳死など。物理学について誤解があると思う」 ⇒ 池田善昭(いけだ・よしあき)1936〜。哲学。 5 自然のコード/N.D.クック/雨宮俊彦/HBJ出版局/1993/1980「一般システム理論・還元的科学・方法論的全体論による自然観。原子、細胞、脳、家族、社会。ネオ・ダーウィニズムはダーウィニズムではない、細胞に与えられた根源的な力」 ⇒ N.D.クック(Norman D.Cook)米。ニューラルネットワーク、神経心理学、言語理解、パターン認知、ソフトウエア、ゲーム開発、物理学、生物学、心理学、社会学。 3 賢者の石−カオス、シンクロニシティ、自然の隠れた秩序/F・デーヴィッド・ピート/鈴木克成・伊東香/日本教文社/1995/1991「神秘主義的科学史観」 ⇒ F・デーヴィッド・ピート(F. David Peat)1938〜。物理学、自然の秩序と意識。