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書窓の隙間
雑録・折りにふれて(新)


  ★2006.8.1 夏のはじめに


  日本詩人クラブ研究会「栃木ゼミナール」で講演をすることになった。「詩と音楽のかかわり」― バッハの音楽をてがかりに ―。そんな題を予定している。
 バッハの音楽は日本人に大変好まれている。尾崎喜八をはじめ、バッハやその作品について綴った詩人も多い。高村光太郎の「ブランデンブルク」がまず思い出される。多くの人はしかし、まだその器楽曲にしか馴染んでいないのではないだろうか。バッハはしばしば詩人たちとともにその作品を作ったが、バッハ自身が詩を深く読む人であった。そしてその読解の中から、多くの声楽作品が生まれてきた。その消息はあまり知られていない。これを具体的に紹介するとともに、バッハの音楽自体が、詩作を啓発する側面をもつことについて述べたい。
 ヘルマン・ヘッセの後期作品に『デーミアン』という小説がある。若きジンクレーアの魂の遍歴が語られていく。主人公はバッハの「哀悼式典」と題する曲に深く魅せられる。これは、カンタータ第106番「神の時こそいとよき時」のことである。まずこの曲を聴き、その言葉を読み解くことから始めたい。バッハに曲作りの豊かな素材を提供した、コラールというひとつの詩のジャンルが生まれて育つ、その消息にもふれたいと考えている。

 ☆日時 2006年9月2日(土)午後2時−5時
 ☆会場 宇都宮 青年会館 ホテル・コンセーレ
       〒320-0066 宇都宮市駒生1−1−6
       TEL 028−621−1417
       JR宇都宮駅西口より 関東バス 作新経由駒生行き
       東中丸停留所下車 徒歩1分
 ☆参加費 無料
 ●現地問い合わせ 野澤 俊雄  028−622−8538




★2006.9.2 「ふゆごもり」再刊

 初版刊行から10年ぶりで冬ごもりを再刊することにした。そのあいだに日頃の交友関係にも広がりと変化が生じて、ご覧いただいていないというひとびとも増えた。9月2日の栃木研究会には受付に並べられたらと考えている。





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