豊玉姫命(とよたまひめのみこと)の社

志々岐社は、その本社対馬國(つしまのくに)下縣郡久田村に鎮座あり、往昔(おうせき)より安産を守る神と
して崇(あが)めらる。
祭神(さいじん)豊玉姫命は、海神の鵜草(うがや)の翼を用い草として葺けるに未だ葺き合えざるに安産し
給うに依りて、御子鵜草葺不合命(うがやふきあえずのみこと) と申奉る。
此の故事により対馬國人本社を安産の神として崇め奉るに依りて、藩主宗対馬守(そうつしまのかみ)、寛永
(かんえい)年間にその邸内社(ていないしゃ)を現在の台東一丁目二番辺りに勧請し、屋敷の守護神となし、
旦安産の神として諸人に参拝せしめられたり。産婦社域内の御石を頂き安産を祈り、お礼に御石を納め箒 
{ほうき)を納める風習あり。
 明治十三年一月二十六日依頼、衆庶参拝の許可あり。昭和二〇年代、宗教法人となりしも、架空の社とな
り給いしが、平成十三年鳥越神社御鎮座一三五〇年、社を復興し境内末社として祀る。




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