還暦犬張り子
当社では、古くより、笊かぶりの犬張り子を初宮詣の授与品として頒布致してまいりました。
竹冠に犬を書いて「笑」の文字になると云う江戸時代の洒落から生まれたもので、初宮のお子さんが、
良く笑い鼻が通って、すくすくと育つ様にとの願いがこめられたものです。
 人の数え年六十一歳は、還暦となり、暦が一巡し、生まれ年に戻り、本卦還り(ほんけがえり)の歳
とも云われます。赤ん坊に戻り、新たな一歳となる訳です。
又、赤いちゃんちゃんこを着る事も、赤い色で魔除けをする慣わしから行われて参りました。
この歳は、体調や生活環境が変化する頃とも云われます。
笑う事は、心豊かに、健康にも良い作用があると云われる事より、、暦が新しく始まる歳に赤を纏った
笊かぶり犬張り子にて笑いをもたらせ、禍を祓って戴き、益々の御神徳を戴けますように、還暦の御参拝
のおしるしとして、御頒ち致します。
令和元年 鳥越神社宮司 拝

TOPページへもどる