水彩画入門(5)
3月22日やっと水彩画通信教育の最終回の絵を送った。 去年の3月に一回目の絵を送って約1年第12回目(最終回)が提出できた。 作品の上手い下手は最初から問題外だが、とにかくいろいろな絵を練習したことになる。 最終回の絵は動物で、馬、犬、猫、熱帯魚、鳥(カワセミ)の写真の中から選んで、背景は自分で考えて勝手に描く、というものだ。 こうした動物を飼っていたこともないし、幼い頃家に猫がいたけれど、それ以外の動物とは全く縁がなかったので、僕は猫や犬でさえ感じがつかめない。 ある日ふとテレビでカワセミの映像をチラッと見たのだが、色鮮やかな鳥で、水辺に住んでいるとのこと。 どうせ馴染みの動物がいないのならば、カワセミでいこう!と、思い立ってカワセミの生態を調べ始めた。 鳥の図鑑は我が家には一冊しかなかったが、インターネットで調べてみると、沢山の映像を見ることができた。 これで大体のカワセミの生活環境は分かってきたのだが、これを絵にするのは難しい。 とにかく、あまりこうした環境に足を踏み入れた経験がないので、−−−なんと自然から切り離されたところに住んでいたことか−−−−風景が目に浮かばない。
結局描いた絵は下の写真のようなものだ。 なんとも面白みのないバックの風景である。 それに肝心のカワセミも木に止まった剥製のように見える。
そうだ、カワセミにだって表情があった筈である。 ということで、何となく提出しようか?もう一度別の構図で描き直してみるか? 三日ほど考え込んでしまったが、ちょっと元気が出てこないので諦めた。 前回の不透明水彩画がうまく色が出せなかったので、今回の絵も不透明水彩で描いてみた。 おかげで少しばかり不透明絵具の描き方に馴れたように思う。
とにかくこれで卒業なのでこれからどうしようかと言う話になる。 絵を描く習慣も出来たし、風景画も人物画も描いてみたい。 これからどう進めようか? それとは別に、これからしばらく勝手に近くでスケッチの練習をしてみようと考えている。 何しろ一度も外に出て絵を描いたことがないのだ。 実は先日、小さなスケッチブックをもって近所の公園に行ってスケッチの真似事をしてみたのだが、どうも落ち着かない。 広い風景を前にしてみると、どこから手をつけてよいか戸惑ってしまう。 結局、10分ぐらいで絵にもならなかった。 初めて野外でひろい風景を前にしてみると、戸惑ってしまう。 それで2度目は12cm×9cmの窓を切り抜いた厚紙を作って又出かけた。 これでどの部分を描くか?どのくらいの範囲を描くか?腕を伸縮させながらいろいろ試すことが出来た。 確かに便利だが、腕の伸ばし加減で視野の広さが変わるからこれと言うところで、範囲をよく見極めなければならない。 こうして2回目のスケッチといっても本当にラフな見取り図を作ってみた。 少しはましなスケッチになってきたが、風景の細部をスケッチするところまでは行かない。 でも最初のときよりは少し長い時間?30分ぐらい公園のベンチに座っていられた。 まあ、本当に少しずつスケッチ生活にも慣れてゆくのかな? 1,2ヶ月こんなことをしていれば、大分ずうずうしく外で絵が描けるようになるのかもしれない?!
(2005.4)
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