サルディニア紀行(2)


  サルディニア2ーーー サルディニア島探検

オレンジ湾
 うちの息子は目下、電車に夢中。モスクワでは電車に乗ることがめったにないの で、電車を見せに、駅へ。
でも、1時間に1本しかこないような線なので、駅を見て満足してもらおう と、、、、、ところが電車が運良く入ってきて、見られて良かったねー。
すると、予想外!!乗る乗る乗るーーー!!!えっ???

 だって、これに乗って行っちゃったら帰ってこられる次の電車は、到着後、3時間 待ちよ!!おまけに行った先はなんにも観光するようなところはないし。
 なんて、説明が通じるわけもなく、えーーーい、乗ってしまえ。
 ところがこの線がなかなかよかったんです。途中、ずっと海岸線を走って、エメラ ルド色の海をずっと車窓から眺めて行きました。

 結局、終点のオレンジ湾まで30分ほどの旅。お昼ご飯にパスタを食べて、廃線に なった線路を歩き回って、帰りの電車に乗って帰ってきました。

ヌオーロ
 サルディニア内陸部に位置する歴史の古い町。高速道路を離れた後、山をくねくね 登って、ホントにこの道であっているのかなと不安になった頃、山のてっぺんに突 然、町が現れました。

 ガイドブックによると女性は細かいヒダのついたスカートをはき、黒い服を着ている とあったのですが、なんのことはないどこの町とも全く同じ現代の服装でした。
(左写真)
   民族衣装はやっぱり特別な日か、博物館で。
 衣装博物館には、衣装だけではなくヌオーロのお祭りの様子(仮面をかぶったマネ キン人形はちょっとこわかったです。)や普段の生活の道具なども展示してあって、 小さいながらも見ごたえのある博物館でした。
(右写真)

(左は飾りのついたパン、右は紙のように薄く焼いたパン、)

 山の上にある街は散歩するにも大変。急な坂があちこちにありました。

左写真  チーズ屋
右写真  ヌオーロの街角

 でも、やっぱり駅があるとなると電車を見せたい、、、で駅までシエスタで静まり かえった街をとぼとぼ歩きました。
また、乗る乗る乗る!!が始まったのは言うまでもなく、、、でもきょうは電車はお 休みだと説得。いまだに、電車がお休みだったとしつこく言いつづけてます。
 ツーリストインフォメーションで買った、鉄道のパンフレットによると、ここの鉄 道は走っている場所が山の中なので景色の変化が素晴らしいそうです。パンフレット を見るとなるほど、この線に乗るためにまた来たいなぁと思いました。
(写真  ヌオーロの駅に1台止まっていた電車)

 この街はノーベル賞作家のグラ-ツィア・デレッダ(1926年文学賞)の生家が 記念館として残っています。
 この人、わたしはまったく、知らないのですが、なぜか彼女の作品だとガイドブッ クに書いてあった「コジマ」、どこかでこの本のことを聞いたような気がして仕方が なく、わざわざ記念館に行ってしまいました。でもなんで聞いたような気がしたのか は、わかりませんでした。一度読んでみたら、なにか思い出すかなぁ。 それとも単 に、日本人の名前のような題名だからそう思ったのかなぁ。

(2002.10 スベトラーナ)


G.デレッダの小説「コジマ」はインターネットで調べたら
Cosima is the fictionalized autobiography of Grazia Deledda, the first Italian woman to win a Nobel Prize for Literature (1926).
とあり、自伝的小説のようです。  コジマ(コージマ)という名前はワグナーの奥さんの名前として知っていましたから、ヨーロッパでそんなに珍しくもないのかも?(タイゾー)

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