マデイラ(1)
― マデイラは美しかった ―
冬のモスクワ脱出。 ポルトガル領マデイラへ。
首都リスボンから1000km離れた大西洋に浮かぶ島。 というよりアフリカの左肩に浮かんでいるといった方が想像しやすいかも。
島じゅう緑でむせかえるほど埋め尽くされ、ゼラニュウムは自生しているようだし、日本だったらわざわざ種を播かなくては楽しめない花が雑草のように咲いている。
島の大きさは東西57km、南北22km。一番高い山は1861mのピコ・ルイボ。 山々の間の谷間に村が点在。
変に俗化、観光地化している感じもなく、素朴でもの静かな雰囲気を漂わせている島の人々でした。 のどかな楽園。![]()
ところで日本では今、ワインブームだそうですが、ポルトガルのワインはいかがでしょうか?
ポルトガルワインといえば、ポートワインやマテウス。 ここマデイラのワインもとても有名。
甘いので食前か食後に飲む物です。 もし機会があったらどうぞ太西洋の楽園ワインをお試しください。旅行中はいつも文庫本を何冊か持って行きます。 今回、トルストイの「少年時代」を持っていってホテルでごろごろ読んでいると、100年前に書かれたこの本の主人公、祭日にマデイラワインを飲んでいました。 あまりの偶然に驚いた。
ちなみにヘルシンキ経由で行った今回、12月24日クリスマスイブのヘルシンキは日本のお正月以上に人が全くいなくて夕食を食べるのにも困りました。
この日はみんな家族で過ごすんですね、きっと。 おかげでホテルのサウナは貸し切り無制限でした。 こんな日に働かなくてはならないホテルのフロントのお兄さんはみずから赤い三角帽子をかぶって自分を盛り上げていました。
いつもおなじみのヘルシンキ空港に到着。 なのに誰もいない。 まだ午後6時40分
今日はクリスマス・イヴ。 モニターにMERRY_X-MASの文字を残して、職員は皆あったかーいおうちでクリスマス・ディナー。
我が家のクリスマス・ディナーはいずこへ・・・・・。 空港レストランも閉まっているなんて。
ほんとに誰もいない。午後6時にして出発する飛行機もないクリスマス・イヴ。
あ、あ、あった。 開いているお店が。 なんとこのお店24時間あいている。
ありがたい、ありがたい、こんな日に働いている人がいるなんて。
サンドイッチとケーキだけのセルフサービスのお店だけど。
それでは写真でマデイラ旅行をお楽しみください。
今回はほとんどをマデイラ滞在中に現像にだしました。 さすが現地の色は現地の人の目でないと出ません。
後半のドイツでの現像と色がまるで違います。 色がその土地の風土の気分になるのですね。 ドイツはなんか沈鬱。 マデイラのはパーっとぬけている感じ。
モスクワのは・・・色云々の前にあまりの扱いの悪さにうんざり。
ようこそマデイラへ!
アトランティック・パームズ・ホテルのプライベート・ビーチのリッチな眺め。 それにしても何故かいつも崖の見える所に泊まってしまう。
_ユーリ−談「崖っぷちの人生なのさ」
ここはドイツ人が多かった。
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(左)フンシャルの街の目抜き通り、ひときわ目立つタイル絵=アスレージョのある建物、と思ったらトヨタの車展示場。
(右)マデイラのタクシーの運転手さんはお客待ちの間エンジンを止めていますので、間を詰める時も手で押していました。
驚いた。 環境のためとはいえ、本当にしている人達がいるとは。
(左)マデイラ(ポルトガル)はカトリック教徒が多いそうです。 街のいろんな所でイエス=キリスト降誕場面の人形を飾っていました。 ちなみにこの下には公衆トイレがある・・・・・。
(右)南国の花。 極楽鳥花マデイラ・ドライブ
<―>ジラオン岬<―>サンビンセンテ<―>セイハル<―>ポルトモニス
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(左)ヨーロッパで2番目に高い海に面した崖から撮影。 上方突き出た岬の手前の浜が泊まったホテルのある所。
(右上)崖から見下ろすとコ、コワイ。 でもあんな所も耕してある、どうやってあそこまで降りるんだい?
(右下)ジラオン岬。岬に浮かぶシルエット。
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(右)セイハル _崖にはいつくばって道がクネクネ。 所々、滝が落ちていて、そのまま海へ。 ほそーい道。 一方通行じゃありません。
(左)道に直接落ちてくる滝。 スゴーイ・スゴーイと騒いでいるうちに向こうから車が・・・・・。 滝が車に降り注ぐ中、待避場所までユーリ−懸命にバック。
「写真なんて撮っている場合じゃな−い。」 _すいません。
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(左)ポルト・モニス _島の北西端。 大西洋の荒波が砕ける岩場。
(右)波が引くとそのまま引き込まれてしまいそうな水色の海。
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薄くたなびく雲に山かげがうつる・・・・・帰り道
(スベトラーナ)
('98.01)
(以下次号に続く)
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