7月のモスクワ
今モスクワは一年中で一番みんなの気持ちが明るくなる夏。
緯度が高いおかげで夏至を過ぎた今でも夜10時ごろまで明るく、子供たちは今流行しているローラーブレードで遊んでいます。それに、なーんと言っても結婚シーズン。 ここモスクワでは教会で式を挙げた後ヴァラビョーヴィ丘=雀が丘(旧レーニン丘)もしくは、戦勝記念公園に仲間とともに繰り出しそこで乾杯。 花嫁、花婿は友人に囲まれてゴーリカ!ゴーリカ!と囃し立てられます。
ゴーリカとは「苦い」という意味で、苦い酒を二人のキスで甘くしてくれ、ということでみんなにゴーリカと言われたら二人はキスをしなければならないのです。
よく晴れた土曜日のお昼ごろ、ヴァラビョーヴィに散歩に行くと、今、結婚式を終えたばかりのカップルが沢山来ています。 そして、あっちでも、こっちでもゴーリカ、ゴーリカ。
ウォッカとワインとチョコレート、小さな雇われバンド、白い馬をつけた馬車。 幸せそうな笑い声と、ダンスする人たちとゴーリカ、ゴーリカ。丘の上からモスクワ市内が一望できます。 斜面には小さな野の花が風にそよぎ、白樺の葉もゆれ、夏の一日はいつまでも暮れません。
(スベトラーナ)
('97.8)
私達の住むドーム(集合住宅=マンション?)の裏にも野の花がいっぱい
[HomePage] [目次] [最初へ]