なつかしの?モスクワ
あれれ? そうなのです。2001年の12月末、ウリヤンの駐在が 終わり、モスクワから引き揚げてまいりました。ついに帰国!です。
どんなときに日本を実感するかと言えば、卵料理をするとき。もう 卵を洗わなくていい! ロシアでは、卵は地元の人でも洗って使う のが当たり前でしたので。
しかし、モスクワにもなかなかいいところがありました(かと言って、 モスクワに戻りたいわけではありません。念のため)。
何がよかったかと申しますと、
その1:韓国(朝鮮?)料理
モスクワの朝鮮料理店(ロシア語では、韓国も北朝鮮も普段は区別 せず朝鮮です)ではキムチやナムルなどの前菜はおかわり自由。 もしかしたら日本以外はどこの国の朝鮮料理店もそうなのかもしれ ませんが、日本ではお目にかかったことがありません。タチヤナは 韓国に(北朝鮮にも)行ったことがないので、本場の味は知りません が、味も満足できます。10USDくらいの品を一品頼んで、後は前菜で お腹がいっぱい。
その2:ロシアビール
帰国して楽しみにしていたのが、昨年話題になったという発泡酒。 しかし、一口飲んでの感想は「不味い」。通常のビールの方が断然 美味しいです。でもちょっと待てよ。この味、どこかで知っている味。 以前どこかで飲んだような。そして思い当たりました。
近年、ロシアのビールは『バルチカ』や『ネフスキー』『ヤルピーバ』など、 種類も豊富になり味も格段においしくなりました。外国の製法を取り 入れるなど改良されています。一方、昔ながらの純粋ロシアビール も残っています。こちらはアルコール度が高くて、味が濃く、値段はより 安いです。この、伝統的ロシアビールのアルコール度を下げて、味を うんと薄くすると、発泡酒の味に似ているのではないか?と思うのです。 この旧式ビール、総じて”馬の小便”と言われているのですが・・・・ 前置きが長くなりましたが、改良されたロシアビール、こちらがなつか しいです。500mlで17ルーブルくらい(約150円)。どこかの商社が 輸入してくれないかなあ。あるいは、日本のビール会社が製法を 取り入れて、ロシアビールとして売り出してくれないかなあ。いい考えだ と思うのです。その3:ゴミとほこり
1週間、何曜日の何時にゴミを捨ててもOKのロシア。しかも、仕分けは まったく不要。ゴミ収拾車が集めてゴミ捨て場に運んで破棄。紅茶の 葉っぱをトイレへ流すのも日常的。いったいこの国はどうなるの? いくら 広いといっても。と、常々案じてましたが、捨てる側から言えば、なんでも 一緒にポイ、というのは確かに楽ちん。日本のあの細かいゴミの出し方に、 最初はいちいち考え込んでしまいました。そして、ロシアでは捨ててある ものを拾っていく人がたくさんいます。一番の人気は、ビール瓶やウォッカ の瓶。換金できるからです。靴・衣類もあっという間に消えます。しかし、 だからといってロシアの方がよかった、というのはやはりよくないですね、 ああいうゴミの処理法はぜひともやめるべきでしょう。
一方、部屋のほこり。モスクワの部屋の広さを日本で望むべくもありま せんが、部屋が狭くなって気がついたのはほこりがすぐにたまること。 部屋が広いとそれだけほこりが拡散して目立たないのではないか、と 推察します。その他、バーニャ(ロシア式公衆浴場)はすぐに恋しくなりました。バーニャ はよかった。忘れられません。 電話の市内通話料は無料だったし、ミネラルウォーターは家庭に配達して くれました(日本でもあるのでしょうか?)。
帰国してはや2ヶ月半。日本ではあっという間に時が過ぎていきます。
(2002.03)
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