日本産蝶の全種リスト 更新記録What's new!

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第6回データ更新 (2003.6.10)

 月刊むし2003年5月号「2002年の昆虫界をふりかえって−蝶界−白水隆」によって下記のデータを更新する。5月号の編集後記によれば白水先生は本年でこの書き物を終わることを明確にされた。私たちアマチュアの指導者として、その年のまとめを長年書かれてこられたことに深く感謝する次第である。とはいえ、このリストの更新はお先真っ暗。どなたが引き継ぐかは不明だが、種や亜種の判断、学名の用い方など、研究者によってかなり違うのが一般的だからである。その違いは亜種名も含めると30〜50前後と考えられる。極端な例としては最近の欧米の分類はマダラ、ジャノメをタテハチョウ科に入れている。となると、もし引き継いだ方がその分類法を使っていることが判明した場合には、このリストもそれに準じるのだろうか……。
 それはともかく2002年は平穏な年だったようで、新記録種、新迷蝶、新分離種の報告はなかった。昨年エゾウラギンヒョウモンを新記録種として取り上げたが、その後の報告が出なかった。一部ではガセネタではなかったかと噂されているが、真実は現在のところ闇の中。

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本年の主な更新内容
★ルリモンジャノメの2例目が記録されたため、不可解種から人為種に変更した。変更前の松香のコメントは「※1994年の1例・食草がヤシであることを考えると人為種の可能性も高い」(注:ヤシを台湾から輸入した際にクロボシセセリのように一緒についてきたという意味)であり、白水先生は迷蝶と見ている。どちらが正しい判断かはみえないが、とりあえず人為種に入れた。このようなケースはシロモンクロシジミも同様で現在2例が記録されており、ゴイシシジミ的生態から意外に移動する可能性があると、アジアでの経験から考えている。もし次に採れたら不可解種から迷蝶に入れようと思う。
★日本土着種でありながら外国産亜種が国内で記録された時に、これまで土着種にのみ亜種名を載せていたが、迷蝶や人為種にも赤字を用いダブって記述した。
★本リストのネタ本『カラーハンドブック蝶』(PHP研究所,1994)と本リストの違いを山本治氏から指摘され、下記に解説。熱心に読んで頂いて有り難く感謝する次第。
★分布リストの新設。これまで分布は単なるお飾りだったが、分布リストを新設し充実を図った。今回は全種リスト上の分布は削除していないが、次回には削除する予定。記述の変更箇所がたくさんあり詳細な報告はしない。また新設した分布リストはアドバルーンとして打ち上げたものであり、間違いが多いと思われるためまだ現実には使えない。将来的には各地で熱心にやられている方の協力を得て県別・島嶼リストまで持っていきたい。とりあえず、波照間島と大東諸島は追加している。
皆さんに協力のお願い
1)とりあえず作った分布リストのチェックをして頂ける方を探している。現在作ったリストはいくつかの本から調べたものだが、間違い探しをして頂けないだろうか。間違いは山ほどあるはずだが、松香は間違い探しが苦手。採用した本は次の4冊と月刊むし。分布リストの原点として信用のありそうな本でそこそこ売れた本をベースにしてあれば後でチェックがしやすい。これらに載っていない記録はマーク等をつけて、どこで発表されたか、誰が言ったかが解るようにして元にたどりつけるスタイルにしたい。
  ○原色日本蝶類生態図鑑(I 〜IV巻)保育社
  ○沖縄・八重山蝶採集ガイド 蝶研出版
  ○離島大好き採集ガイド 沖縄・宮古編 蝶研出版
  ○カラーハンドブック蝶 PHP研究所(松香宏隆著) ※偶産種部分のみ
  ○毎年月刊むし3〜5月号に載る「○○年の昆虫をふりかえって」 ※1991年から
 全ての本をチェック出来なくとも、協力して頂けるなら「matsuka@tkd.att.ne.jp松香宏隆」までとりあえず連絡をお願いしたい。申し出があった方には蝶の卓上カレンダーを制作中なので、秋頃に進呈したいと考えている。
2)県別リストをすでに作られている方がおられるなら、今後のこともあるので是非ご連絡頂きたい。いくつかの県では心当たりのある虫屋もいるが、とりあえずインターネット上で募集したい。
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山本治氏と竹上敦之氏に色々な指摘を頂いたので下記のように訂正
●カラスアゲハを「日本特産種」としたが、記述ミスのため削除。
●ルーミスシジミとルリモンジャノメ大陸・台湾亜種の命名者 Moorは間違い。Mooreに変更
●ベニモンカラスシジミの紀伊半島産について記述していなかった。白水先生にお尋ねしたところ、亜種として認めておられるとのことで亜種名を載せた。
●迷蝶タイワンビロウドセセリのコメント「2001年1例」→「2001年2例」に変更
●迷蝶クロマダラソテツシジミの学名が二つ載っていたが下段を削除(コウトウシジミの学名が入っていた)
●迷蝶ツマムラサキマダラの命名者 Godatは間違い。Godartに変更
●迷蝶イワサキコノハの記載者と記載年 (Cramer, 1885)は→(Cramer, [1779])に変更(※高波雄介氏による)
●迷蝶リュウキュウムラサキのコメント「※毎年多数の記録があるが、迷蝶説も捨てきれない」→「※毎年多数の記録があり土着種説も捨てきれない」

本リストのネタ本『カラーハンドブック蝶』(PHP研究所,1994)との違い
●イワカワシジミの属名:Artipe→Deudorix
●キマダラモドキの種小名:fentoni→epaminondas
●ゴマシジミの中国地方亜種の統合:daisensis→kazamoto
●コヒオドシの本州亜種の統合:esakii→connexa
●リュウキュウムラサキの亜種名から型に表記変更
  解答:上記の変更は白水先生の考えに沿ったため。本来は図鑑でも訂正されていなければならなかったものである。理由は二つ考えられる。一つは松香のミス、もう一つは編集担当者が最終校正の段階で変えた可能性。最終校正は校正量が少なく、旅行中であったため責了とした経緯がある。
●ミカドアゲハの亜種の名称:図鑑では沖縄・八重山亜種をperillusとしていたが本リストでは沖縄は本土亜種に含まれている。
  解答:松香の単純ミスと考えられる。
●ヒロオビミドリシジミの種小名:latifasciatus→cognatus
●コヒョウモンモドキの種小名:britomartis→ambigua
  解答:月刊むしNo.315(1997)「1996年の昆虫界をふりかえって」による変更


第5回データ更新 (2002.6.7)

 月刊むし2002年5月号「2001年の昆虫界をふりかえって−蝶界−白水隆」によって下記のデータを更新する。白水先生は今年からの執筆を中止する予定だったが有り難いことに続行。

 これまで種名の前に番号をつけていたが、煩雑で間違いがおきやすいため消去した。

 2001年は新土着種1種、新分離種(こういう言葉があるかは知らないが)1種、新迷蝶1種が追加された。

 北海道雨竜郡で採集された2♂のウラギンヒョウモンは、大陸にもいる別種エゾウラギンヒョウモンと判明した。白水見解は両種の差異が明解ではないとしながらも、後翅裏面の銀斑の違いで判断できるかもしれないとしている。また、エゾスジグロシロチョウは2種に分かれた。長年に渡る研究の成果と、最近のDNA解析による後ろ盾が決め手のようだ。和名は北海道東部産に従来のエゾスジグロシロチョウ、北海道南部から本州以南をヤマトスジグロシロチョウ(白水提唱)としている。両種は札幌市周辺で混棲地がある。また、エゾスジグロシロチョウの日本亜種名pseudonapiは不適格名であり、今後調査の必要があることを猪又敏男氏に教示頂いた。

 エゾスジグロシロチョウ問題には直接関係ないが、白水先生はこれまでArtogeia属(狭義のモンシロチョウ属)を認めていなかったはずだが、上記の文中でPieris属を使っておらず、そのためこのリストでも属名を変更した。日本でのPieris属はオオモンシロチョウだけになる。

 アトムモンセセリは間違って誤報種として扱ってきたが、採集者の斉藤光太郎氏より指摘されて人為種とした。ヒメフタオチョウは2001年に東京で採集されたので人為種に移動した。今回の記録は飼育していたものが逃げて記録されたものと考えられるが、この類を記録すると人為種は非常に増えることが確実。これまで松香が無視した記録もあれば、各雑誌の編集判断でボツになったものも多いと思われる。


●種の追加
エゾウラギンヒョウモン Fabriciana niobe Linnaeus, 1758
------------日本亜種 tsubouchii Fujioka, 2002 北

エゾスジグロシロチョウ Pieris napi (Linnaeus, 1758)
------------北海道亜種 nesis Fruhstorfer, 1909 北
------------本州以南亜種 japonica Shirozu, 1952 本四九
上記を以下に変更した
エゾスジグロシロチョウ Artogeia dulcinea (Butler, 1882)
------------日本亜種 pseudonapi (Verity , [1911]) 北 (東部)
ヤマトスジグロシロチョウ Artogeia nesis (Fruhstorfer, 1909) 北 (南部) 本四九

●属名の変更
スジグロシロチョウ Pieris→Artogeia
エゾスジグロシロチョウ Pieris→Artogeia
モンシロチョウ Pieis→Artogeia
タイワンモンシロチョウ Pieis→Artogeia

●迷蝶の追加
タイワンビロウドセセリ Hasora taminatus (Huebner, [1818])
------------台湾亜種 vairacana Fruhstorfer, 1911 ※2001年1例

●誤報種から人為種への移動
アトムモンセセリ
ヒメフタオチョウ

●不可解種(もう1頭記録がでれば迷蝶に変更したい)
シロモンクロシジミ(ジンメンヨウシジミ) ※1977年1例→1977年、2001年の2例

●新分布地
クロセセリ ※本州は山口、広島、島根県のみ分布→削除
------------日本周辺亜種 本九種屋ト奄沖石西与→本 (関西以西) 四九種屋ト奄沖石西与
クロボシセセリ 
------------日本周辺亜種 沖宮石西<与>→<奄>沖宮石西<与>
ベニモンアゲハ 
------------日本・台湾亜種 <沖>宮石西→<奄沖>宮石西
ダイセンシジミ(ウラミスジシジミ) 北本四(愛媛)九→北本四(愛媛・徳島)九
ルリウラナミシジミ
------------日本亜種  石西与→<九>石西与
テングチョウ
------------本土亜種 北本四九小種屋→<北>本四九小種屋
メスグロヒョウモン
------------日本亜種 北本四九対→北本四九対<与>


第4回データ更新 (2001.6.4)

 月刊むし2001年5月号「2000年の昆虫界をふりかえって-蝶界-白水隆」によって下記のデータを更新する。また、白水先生は老齢のため今年で執筆をやめることを伝えている。

 2000年は交配雑種の結果からカラスアゲハが2種に分離され、長年慣れ親しんだbianorはdehaaniiに変更された。また、奄美亜種と台湾亜種の位置づけは研究されておらず、とりあえずの処置としてカラスアゲハに残した。キチョウは温帯産(本州など)と亜熱帯産(沖縄など)で2種に分離される可能性が指摘されたが、学名の変更などは提出されていない。迷蝶はオナシモンキナアゲハが新しく追加された。

●リストの作り方の変更
 これまでのリストの土着種は、日本に進入した年が明確な場合の迷蝶や帰化種として扱ってきた。しかし、今回から日本に定着してから20年以上継続して発生している種は土着種として扱うことにしたため、大幅に日本産の蝶の種類数が増えることになった。この論理には問題が多いが、虫屋感覚からすればより現実的な感じに近いものになる。ただし、進入した年は明記したので、元のデータに戻ることは可能である。
 土着種に変更した種は、テツイロビロウドセセリ、バナナセセリ、クロボシセセリ、ベニモンアゲハ、ホソオチョウ、タイワンシロチョウ、タイワンキマダラ、シロミスジの8種である。

●種の追加
49. カラスアゲハ Papilio bianor Cramer, [1777]
------------本土亜種 dehaanii C. & R. Felder, 1864 北本四九
------------八丈島亜種 hachijonis Matsumura, 1919 本
------------トカラ亜種 tokaraensis Fujioka, 1975 ト
------------奄美亜種 amamiensis (Fujioka, 1981) 奄
------------八重山亜種 junia Jordan, 1909 石西与
------------台湾亜種 takasago Nakahara & Esaki, 1930 迷
50. オキナワカラスアゲハ Papilio okinawensis Fruhstorfer, 1898 沖 ※カラスアゲハと同種に扱うこともある/日本特産種

上記を以下に変更した(番号はリストの作り方の変更で上記と違う)
54. カラスアゲハ Papilio dehaanii C. & R. Felder, 1864 ※日本特産種
------------本土亜種 dehaanii C. & R. Felder, 1864 北本四九
------------八丈島亜種 hachijonis Matsumura, 1919 本
------------トカラ亜種 tokaraensis Fujioka, 1975 ト
------------奄美亜種 amamiensis (Fujioka, 1981) 奄
------------台湾亜種 takasago Nakahara & Esaki, 1930 迷
55. オキナワカラスアゲハ Papilio okinawensis Fruhstorfer, 1898 沖 ※日本特産種
56. ヤエヤマカラスアゲハ Papilio junia Jordan, [1909] 石西与 ※日本特産種

●新亜種の追加(北上山地亜種が追加された。番号は173→181に変更)
181. ホシミスジ Neptis pryeri Butler, 1871
------------北上山地亜種 kitakamiensis Fukuda, Minotani et Iwano, 2000 本(北上山地)

●迷蝶の追加
4. オナシモンキアゲハ Papilio castor Westwood, 1842 ※2000年1例
------------台湾亜種 formosanus Rothschild, 1896

●新分布地
9. オキナワビロウドセセリ 奄沖石西与→ト奄沖石西与

●人為種の追加
3. ヘレナキシタアゲハ Troides helena (Linnaeus, 1758)


第3回データ更新 (2000.7.20)

 月刊むし2000年5月号「1999年の昆虫界をふりかえって-蝶界-白水隆」によって下記のデータを更新する。このページを見る人が少ないからいいものの、予定よりもはるかに遅れての更新は普通だったら怒られてしまう。現在、マニアックな『トリバネチョウ生態図鑑』を執筆中のため、頭の中がそっちへ向きっぱなし。それはともかく……。

 1999年は北海道紋別郡でカラフトセセリが新発見された。本種はユーラシア大陸に広く分布し、日本に最も近い棲息地はサハリンで、北米では1966年に発見され牧草害虫とされている。食草は競走馬の飼料となるチモシー。白水先生は在来種の可能性は低いとしているため本リストでは人為種とした。 また、迷蝶に新しく追加された種はない。
 1999年も理解しがたい記録があいついでおり、白水先生曰く「迷蝶あるいは偶産蝶としても納得がいかない」とも述べている。モクセイアゲハ(台湾の局地種)、石垣島のトラフシジミなどがあげられる。いまや日本全国で何が採れてもおかしくない状況となっており、新しい分布記録の信用性は失われつつあるのが現状だろう。主な理由は二つある。飼育していた蝶が逃げてしまったか故意に放した、食草が人為的に移動しやすい。キチンと仕事をしてくれる宅急便の発展も影響していると思われる。とりあえず今回はモクセイアゲハの記録はリストに載せなかったが、いずれこの問題の線引きはしたいと思う。



★ 今回より土着種のなかで記録地が土着と思われない分布は< >とした。

●新記録の人為種
カラフトセセリ Thymelicus lineola (Ochsenheimer, 1808) ※99年に北海道で新発見

●新亜種の追加(従来原名亜種のみだったが、日本産は全て違う亜種として扱われることになった)
172. ホシミスジ Neptis pryeri Butler, 1871
------------中部以北亜種 iwasei Fujioka, 1999 本
------------関西以西亜種 setoensis Fukuda et Minotani, 1999 本四九
------------高知・徳島亜種 hamadai Fujioka, Minotani et Fukuda, 1999 四(高知・徳島)
------------隠岐亜種 yodoei Fujioka, 1999 本(隠岐)

●学名(属名)の変更
244. カクモンシジミ Syntarucus plinius (Fabricius, 1793) →Leptotes plinius (Fabricius, 1793)

●新分布地
114. アマミウラナミシジミ  九奄沖宮石西与 →九奄沖宮石西与(北限大分)
133. ツバメシジミ 北本四九対種屋奄 →北本四九対種屋奄ト<与>
138. ヒメウラボシシジミ  西(波照間島でも記録)→西石(波照間島でも記録)


第2回データ更新 (1999.6.29)


 月刊むし1999年5月号「1998年の昆虫界をふりかえって-蝶界-白水隆」によって下記のデータを更新する。

 1998年は話題の乏しい年だった。一昨年発見されたヒメウラボシシジミは波照間島でも記録され、土着種ではない模様。白水先生は「迷蝶か在来種かは、これまでの資料では決定困難」としているので、今回のリストではまだ土着種にしてある。
 近年、飼育が流行っており、その羽化個体が野外で記録される場合がある。そのような疑いのある種は新分布地に入れてない。また、土着種の迷蝶の記録は入れていない。なお、分布の北限や南限に関しても徐々に追加することにした。

●新記録の迷蝶
ユベンタヒメゴマダラ Ideopsis juventa (Cramer, 1777) ※98年に2例

●新分布地
15. ホソバセセリ 本四九対 →本(宮城以西)四九対
41. ミカドアゲハ 本四九対種屋奄沖 →本(愛知以西)四九対種屋奄沖
48. ナガサキアゲハ 本四九種屋ト奄沖宮石西与 →本(静岡以西)四九種屋ト奄沖宮石西与
84. ダイセンシジミ(ウラミスジシジミ) 北本九 →北本四(愛媛)九
138. ヒメウラボシシジミ 西 →西(波照間島でも記録)
236. オオモンシロチョウ ※1996年に多数記録 →※1996年に多数記録、以後も定着
292. バナナセセリ 沖 ※1971年から定着 →沖与 ※沖縄では1971年(番号は293に変更)


第1回データ更新 (1998.6.16)

 1997年の話題はヒメウラボシシジミの再発見。1924年に初記録されたものの、その後記録されずリストでは誤報種として扱った。が、なんと発生地が局限されていたため今まで見つからなかっただけという。日本産土着種は225種から226種に増えた。
 月刊むし1998年5月号で「1997年の昆虫界をふりかえって-蝶界-白水隆」が発表されたので下記のデータを更新する。

●土着種の追加
ヒメウラボシシジミ Neopithecops zalmora (Butler, 1870) 西

●新記録の迷蝶
ヒイロシジミ Deudorix epijarbas (Moore, [1858]) ※97年に1例

●新分布地(番号は新番号)
24. クロセセリ ※本州は山口県のみ分布 →※本州は山口、広島、島根県のみ分布
61. ウラナミシロチョウ 沖宮石西与 →ト沖宮石西与
65. スジグロシロチョウ 北本四九対種屋 →北本四九対種屋(奄でも記録)
200. ウラナミジャノメ 本土亜種 本四九屋 →本四九種屋

●学名の変更(番号は新番号)
1)土着種ウラナミジャノメの種小名motschulskyiはホロタイプの検討結果から変更。
旧 199. ウラナミジャノメ Ypthima motschulskyi (Bremer & Grey, 1852)
  ------------本土亜種 niphonica Murayama, 1969
  ------------対馬亜種 motschulskyi (Bremer & Grey, 1852)
新 200. ウラナミジャノメ Ypthima multistriata Butler, 1883
  ------------本土亜種 niphonica Murayama, 1969
  ------------対馬亜種 tsushimana Murayama, 1969

2)迷蝶タイワンアサギマダラの種小名melaneusは中国で2種に分けられたため変更。台湾亜種の名は変更なし。
旧 262. タイワンアサギマダラ Parantica melaneus (Cramer, 1775)
新 262. タイワンアサギマダラ Parantica swinhoei (Moore, 1883)

●番号を全て通し番号に変更した。

●その他:下記の蝶は新亜種として記載されたが、白水先生は単に「日本産蝶3種に関する新亜種名の提出」としたため、リストの訂正はしなかった。
17. へリグロチャバネセセリ 新亜種名 Thymelicus sylvaticus nishimurai Hamada & Fujioka 高知県北部産
23. ネッタイアカセセリ 新亜種名 Telicota colon hayashikeii Tsukiyama, Chiba & Fujioka 日本産
35. ヒメウスバシロチョウ 新亜種名 Parnassius stubbendorfii tateyamai Fujioka 利尻島産


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