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遠征医療支援エクササイズ

 横田基地の第374医療群には、遠征医療サポートチームが準備されている。何時でも輸送機に載せられる状態で、テント、ベッド、手術・検査用具などの医療資材が専用倉庫に準備されている。ふだん横田基地ホスピタルで勤務する医師、看護士、医療スペシャリストが、緊急時にはチームを組み、遠征地にむかう即応体勢が作られている。

 医療用資材がコンテナ梱包され、出動命令に即応できる準備ができている。

← 9張りのテントからなる遠征ホスピタル。各テントにはエアコンが完備。発電機2台で電力供給される。各テントは廊下テントでつながれ、外部とは遮断される。

 昨年暮れのスマトラ沖地震・津波の際には、米太平洋軍は人道支援でとても大きな貢献をしている(あまり報道されていないが)。横田基地所属のC-130輸送機11機中8機が、タイのウタパオ基地に派遣され、インド洋各地に援助物資を運んだ。
 この時には出動命令が出なかったが、出動できる体勢にはあった。最近の出動は、2002年のグアム島台風災害の際、現地病院の駐車場に展開し、被災者の治療にあたった。
 

 トリアージ(評価選別)を行う際の、医師の装備。胸には着衣を切るハサミ

ポータブルのレントゲン撮影機

簡単な手術はテント内の手術室で行う。手術機材は特別に開発されたもの。

超音波断層映像を使い診断する

手術室の隣は集中治療管理室

 レントゲンなどの情報はデジタルかされ遠隔地の病院へ送って専門医の指示を受けることも出来るという

デンタル治療もポータブル機材で

重傷患者の病室。軽症者は別テントへ

9張りのテントをつなぐ中央通路

テントは段階的に増やせるシステムとなっている。
第1段階は、緑色の2張りのテントと1張りのスペアが輸送され設営される。手術・処置室がつくられ。同行の医師、医療チームが即、治療に入れる。スペアは緊急治療にも使われる。4ベット以上が確保される。

第2段階は、山吹色と黄色(スペア)の4張りが増設される。検査室、重篤ケア室と10ベットが増設される。


第3段階は、空色の3張りが増設。更に25ベットが追加される。