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 記憶を記録に 平和への願いを込めて

 太平洋戦争のさなか、群馬県の中央部に建設された<陸軍前橋飛行場>が利用されたのは、敗戦で廃止されるまでの僅か1年間。建設に駆り出された地域の人々、特攻隊員と地域の人々との交流など、さまざまなドラマが生まれています。  当時を知る多くの人々へのインタビューを重ねて、ようやく1本の映画になりました。いずれの証言にも目を啓かせられる思いがしています。話を聴けば聴くほど、21世紀に生きる自分と当時の人々とが地続きで、彼らのすぐ隣にいるような錯覚を覚える事もあり、もし、あの時代に生きていたら自分も特攻に志願していたかもしれない、と思うことすらありました。怖さを実感しています。その怖さを知り、この事実を伝えることがとても大切です。それが歴史を知り伝えることではないでしょうか。
監督 飯塚俊男

羽鳥 久子 関根 春江 金古 正士 真下 雅徳 福田 康夫 原田 恒弘 佐藤 久義 坂本 興一 坂本 春夫 住谷 佳禹 小林 二三雄 松本 ノブ子 松本 吉光 織茂 勇二_田島 昭典 新井 正治 石原 征明 大山 貞治郎 大山禮二 大沢 安喜雄 大沢 三夫 大中 恩 中島忠男 町田 忠 東野 博 藤井 久 内山 秀三 飯塚俊男 片貝 金次郎 茂木 晃 木村 憲太郎 木村 知恵子 歴史室長  ジェシー・クラッツ 眞塩 常寿 外山 蒼羽珠

予告編

住谷修 日記-原本 1943年(昭和18年)北の方から二人の軍人、少佐と中尉が来た。「何ができるのですか?」「軍の飛行機のユウドウロができるのです」・・・
住谷修 日記

1943年(昭和18年)北の方から二人の軍人、少佐と中尉が来た。
「何ができるのですか?」「軍の飛行機のユウドウロができるのです」・・・           

現在の地図に前橋飛行場のエリアを線で示す
前橋飛行場

所在地:群馬県高崎市(旧群馬町)
面積:160ヘクタール
建設開始:1943年5月
完成:1944年8月          

サイパン島から飛び立つB-29
サイパン島から飛び立つB-29

サイパン島陥落後、日本全域が攻撃可能となった                                    

焼夷弾の製造現場
焼夷弾製造の様子

ゲル状のガソリンが詰められたパイプをクラスター弾にまとめて投下、地上700mほどで散開し着火しながら広範囲に落下。さながら火の雨のようであったという

米軍撮影の前橋飛行場
空襲前の前橋飛行場

米軍は前橋をはじめ空襲予定地を詳細に調べ計画を作成
アメリカ公文書館 所蔵資料               

空襲で激しく萌える太田中島飛行機製作所
太田 中島飛行機製作所空襲

空襲の効果を詳細に分析していた

アメリカ公文書館 所蔵資料       

米軍撮影の前橋飛行場

住谷 修 日記より

空襲から逃れるためにあふれた人々の中を戦車も逃げている
前橋空襲


避難する人でいっぱいの道を戦車も逃げた(イラスト 金田一夫)

前橋市内 比刀根橋欄干の弾痕
前橋市内 比刀根橋の弾痕




生気隊
前橋飛行場で訓練された特攻隊の若者たち


 <語りたくなる映画>  監督 飯塚俊男

公開当初、前橋、高崎の劇場に足を運んで下さったお客様の中には、映画に登場して戦争体験を証言して下さっ方々と同世代の方が多く見られました。出口付近にいる私が映画の監督だと分かると、「私はこんな体験をした」と話しかけてくる方が大勢いるのに驚きました。
映画を観終わると、物語の余韻にじっと浸りたくなる映画もありますが、これは自らの体験を語り出したくなる映画!なのかも知れません。それだけ戦争の時代の事柄が、後世の人たちに伝えきれていないという強い思いを感じました。と同時に、この映画で描いた戦争体験が、黙って聞くしかないというような強烈な出来事だった、というよりも、この時代を青少年期に過ごした人であれば、誰でも同じような経験をされていたということだったのかも知れません。

映画を観た二人の友人から、次の感想が送られてきました。

90歳を超える方々の証言に強いインパクトを感じました。また、資料映像の豊富なことにも驚かされました。アメリカのアーカイブのことを知らないわけではありませんが、前橋という一地方都市の当時の状況がきちんと記録され残されていることはやはり驚きでした。 現在の堕落しきった自民党政治も戦争中の軍部のデタラメさに直につながっているのが良くわかります。

――戸田桂太さん(元NHKカメラマン 武蔵大学名誉教授)


感動しました。涙が止まらなかった。
証言者の皆さんたちの生々しい「記憶」のすごさ。丁度感受性が芽生える年頃に目の当たりにした “戦争”だった。それだけに一層、鮮明に焼き付いている。以来73年、年齢的にも、もうぎりぎりだった。間に合った。よくぞ「記録」した。 当時5歳だったわたしは、証言者のみなさんたちの末席に連なります。疎開先だった炭鉱のある福島の峠道で、“機銃掃射”も体験しました。わたしを抱えて、母親が熊笹の茂みに転げ込んで助かった。 わたしを含めてそういう「記憶」を触発する力がこの作品には漲っている。

――桝井論平さん(元TBSアナウンサー)


三上智恵さん(「沖縄スパイ戦史」監督)が、Facebookで、 「陸軍前橋飛行場」について下記の一文を寄せてくれました


2020上映予定

自主制作・上映見本市 #3
2020年1月13日:文京区民センター 3A会議室 AM9:30〜21:00
企画:憲法を考える映画の会





公式パンフレット









 

お問い合わせ

アムール
cineamr@aol.com
TEL 090-3040-7695

2018年上映報告

7月4日

陸軍前橋飛行場跡地に立地するイオンシネマ高崎にて完成披露試写
映画製作に寄付協賛して下さった400名の皆さまにご覧いただいた

8月4〜17日

前橋シネマハウスにて2週上映 入場者1700名を超える

8月11〜24日

シネマテークたかさきにて2週上映 入場者1600名を超える

8月25日〜10月8日

前橋シネマハウスにて2か月を超えるロングランで総計2300名

東京日比谷、武蔵野市、名古屋、大阪などで上映

11月4〜17日

深谷シネマにて上映 入場者200名を超える

 

2019年上映報告

1月20日

高崎市(旧群馬町)ソシアスにてアンコール上映 入場者530名

2月3日

太田市藪塚本町文化ホールにて上映 入場者約400名

3月16日

群馬県東吾妻町コンベンションホール 入場者約350名

10月22日

群馬県みどり市笠懸野文化ホール(パル) 入場者約300名

10月26日

群馬県沼田市利根沼田文化会館(小ホール) 入場者約200名

10月26日

三重県四日市市 四日市市人権センター 入場者約70名 上映と共に会場前にて戦争関連パネル展示も同時に開催

11月29日

群馬県安中市 安中市文化センターホール 入場者約550名
主催:安中市人権教育推進委員会 安中市教育委員会

12月7日〜15日

東京 ポレポレ東中野
上映後のトークイベント風景
7日 鈴木 一誌 氏  8日 村山 匡一郎 氏


11日 三上智恵 氏


11日 福田 康夫 氏 加藤 丈夫氏 この日は満席となり、補助席まで用意された


11日 川崎 映画と音楽の夕べ





スタッフ

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