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★元市民課職員の危ない話★
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氏・名を変更したい!
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名の読み方を変更したい

  
 戸籍では、名前の文字に関していろいろな決まりがありますね。生まれた赤ちゃんの名前に使える字には制限がありますし、新しい戸籍を作るときなどは、それまで誤字で名前が記載されていたものは正字に修正されるなど、あるいは、名を変更したいときは家庭裁判所の許可が必要というように決められています。
 ところが、考えてみると、これらはすべて文字に対しての決まりだということに気がつきます。さて、名前の読み方に関してはどうなっているのでしょうか。

 はい。名前の読み方に関しては、戸籍上は制限がないのです。赤ちゃんの名前も制限があるのは文字だけで、その漢字をどう読むかはとくに制限がありません。そもそも戸籍には名前の読み方は記載されていないのです。読み方そのものが関係ないというか、関知していないといえます。

 

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 洋子(ひろこ)という名前の人が、実際には「ようこ」と呼ばれることが多く、そのたびにいちいち訂正するのが面倒なので、「ようこ」で通しているときもあるという場合、本人もこの際、「洋子」という漢字はそのままで、「ひろこ」から「ようこ」に名前の読み方の変更を希望したとします。
 それでも「洋子」という文字について変更がないので、戸籍に関しての手続きは発生しないのです。戸籍では「洋子」は「洋子」。あくまでも『変更なし』という考え方です。

 さて、戸籍ではなく、住民票には氏名にフリガナが記載されている市区町村が多いのですが、じつは、このフリガナは住民票に登録しなければならない必須事項ではありません。便宜上記載してあるという程度で、実際にフリガナは住民票には記載していない市区町村もあるはずです。なので、フリガナの修正は住所地の役所で簡単に手続きできる場合が多いのです。
 私の市でも、本人からの申し出があれば、即行、直します。

 住民票のフリガナに関しては必須事項ではないだけに各市区町村で取り扱いが若干違うかもしれません。でも、申し出れば簡単に修正されるとしたら、名前の読み方は簡単に変更できるということになります。

 たぶん、日本全国には、このように読み方だけでも名前を変更したいという人がたくさんいるのではと思います。
 いくら文字が同じだといっても名前を変更することはできないと信じている人もいるでしょう。
 また、変更できるとしも、その手続はいろいろな書類を揃えて許可申請してというように複雑なものと想像している人も多いでしょう。そして、許可されれば変更できるけど、許可にならず、変更できない場合もあるのではと考えている人もいるでしょう。どんな理由なら変更できるのだろうと心配している人もいるかもしれません。

 いえいえ、住所地の役所で「名前のフリガナを修正してください」と申し出れば(申請書に記入していただきます)、簡単にその場で(約10分)、手続完了です。とくに理由なんて聞きません。(これは1人でも仙人の市の通常の場合です。住民票に関しては住所地の役所でご確認ください。)

  

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 いくら文字が同じだといっても「ようこ」と「ひろこ」では、同じ名前とは思えませんね。ただ、この読み方を正式(公的)に登録しているものが何もないというのは、不思議な気がしませんか。そんなところから、住民票のフリガナが実際にはとても便利で効果的なものになってしまうのだと思います。

 運転免許証も氏名にフリガナは記載されていませんし、あるとすればパスポートです。パスポートは氏名がローマ字で記載されています。でもパスポートは住民票と戸籍に基づいて作成されますし、たしか本人の申請でそのローマ字になっているのだと思います。住民票のフリガナが変更してあればパスポートの氏名も変更できそうな気がしますが、どうなんでしょうか・・・・。
 

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 さて、逆に、洋子(ひろこ)を裕子(ひろこ)というように、読み方は同じ「ひろこ」で、字だけを変更したいという場合は、家庭裁判所の許可が必要になります。
 なぜ「洋」の字を「裕」の字に変更したいのかという、その理由が正当なものと認められれば許可になります。
 許可になったら、その審判書の謄本を添付して、本籍地か住所地の役所に「名の変更届」を届け出ることになります。読み方は同じでも「名の変更」になるのです。

 一般的に、単なる個人の趣味や主観的感情、そして姓名判断などを理由とするものは認められていないようです。
 事例として一番多いのは、永年使用している通名が認められるというケースだと思います(調べたわけではありません。なんとなくです)
 また、例の場合は、難読な文字を用いた名で社会生活上甚だしく支障があると認められれば許可になりそうです。どちらにしても名(文字)の変更はの家庭裁判所の管轄ですので、私が口をはさむ余地はありません。

   

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