★元市民課職員の危ない話★
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これが外国人登録だ!
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その3

居住地以外の変更登録 ●●

 居住地以外でも、登録内容に変更が生じた場合は、その手続きが必要です。一番多いのは「在留期間の変更(俗にいうビザの延長)」です。許可になりパスポートにそれが記載されてからの手続きになります。
 その他でも、パスポートに記載されている内容に変更が生じた場合は、パスポートに合わせて登録事項も変更しなければなりません。結婚などにより、氏の変更があった場合なども婚姻届をだしたからといって、登録の変更はできないのです。あくまでもパスポートの氏が変更されてから、そのパスポートに合わせて登録事項を変更します。

 さて、平成12年4月1日までは、新規登録申請はもちろん、居住地の変更登録や居住地以外の変更登録申請も本人が自ら役所に出頭して行わなければなりませんでした。代理の申請が認められるのは、本人が16歳未満の場合(逆に本人自ら申請することはできない)と、疾病その他身体の故障により自ら申請することのできない場合に限られていたのです。
 現在は、居住地、在留資格、在留期間等の変更登録申請については、同居する親族が代わりに申請することができるようになりました。
 外国人の夫婦で在留期間の変更が同じ時期な場合、その変更登録申請は夫か妻のどちらか1人が役所に出向けば2人の申請手続ができるということになります。

 

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 外国人というと、どうしても不法滞在の話題は避けて通れません。パスポートを持っていない(取り上げられてしまった)とか、在留期間が過ぎているのに、そのまま滞在している(在留資格が取れない)とか、ようするに正規の手続きを踏まずに日本に滞在している外国人です。手続きをしたくても許可にならないという場合がほとんですから、そのまま、不法滞在になってしまいます。

 さて、そういった、上陸許可、在留資格の許可、在留期間の許可をするところは入国管理局です。市区町村の役所ではありません。外国人登録は、主に住所の登録(それだけではありませんが)ですから、極端な話、不法滞在の人でも、その市区町村に住んでいるということなら外国人登録をすることは(二重登録とかでなければ)できます。でも、外国人登録をしてあるから、不法滞在ではないということには直接つながりません。不法滞在には変わりないのです。
 日本人でも、住所不定の逃走中の犯罪者が、どこかの市区町村に住民登録したからといって、犯罪者でなくなることはないのと同じです。

 というわけで、入国管理局は、ある程度、きびしくチェックする体制が必要になるわけですが、その後、日本に来た外国人が公な手続きをするのが、この外国人登録でしょう。当然のことですが、不法滞在の人ばかりではありません。いや、ほとんどが正規に手続きして日本に訪れた人ばかりです。いやいや、そうともいえませんが、(おーい、どっちなんだぁ!)
 とにかく、外国人登録は、こちらで許可するというものではなく、事実をそのまま登録するところです。
 

登録証の確認切替 ●●

 運転免許証と同じように、外国人登録証も、5年(そのケースによって、1年〜4年の場合もあります)ごとに切替の手続きがあります。新規登録と同じように、パスポートと写真2枚、それと外国人登録証が必要です。
 ここで、注意しなくてはならないのは、運転免許証の場合は、その手続きが必要な年の誕生日前に手続きしなければならないのに対して、外国人登録証の確認切替は、その手続きが必要な年の誕生日から30日間が手続きの期間として定められています。誕生日前は、たとえ1日前でも手続きをお受けできません。外国人登録証にもそう書かれているのですが、どうしても誕生日前に手続きしなくちゃいけないと勘違いして役所に来てしまう人が後をたちません。
 

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 私は、市民課職員だった頃、外国人登録の係を担当していた時もありました。その時によかったなぁ、と思うことがあります。それは、数多くの外国人の方と接することができたことです。接すると言っても、窓口で登録時だけの応対ですから、内容的には乏しいのですが、いろいろな国籍のいろいろな人と毎日のように接しているのですから、こんなこと滅多に体験できることではありません。
 最初の頃は、日本人と応対するのも緊張するのに、それが外国人なので、変に意識してさらに緊張していたことを思い出します。とにかく、変なコンプレックスを持っていては仕事になりませんから、とにかく良い経験です。具体的にどういうところが良い経験なのかわかりません。ただなんとなく心が広くなったような気がします。気分だけかもしれませんが。たぶん、そうでしょう。
 

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