★元市民課職員の危ない話★
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これが外国人登録だ!
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 「外国人登録って、いったい何? どぉゆぅこと?」 はい、はい、まぁ、そうあせらずにね。これを読めば、少しわかるよ。ほんのさわりだけ。

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外国人登録法の改正 ====================
平成12年4月1日から外国人登録制度が変わりました。

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外国人登録とは ●●

 戸籍や住民票には、日本人しか記載されていません。日本人だったら、住所地の役所で住民票がとれるし、本籍地の役所で戸籍謄本も取れます。でも、いくら日本にずーっと住んでいても(極端な話、日本に生まれて日本で育ったとしても)、日本国籍ではない人は、戸籍や住民票がありません。そこで、日本に住む外国人は、内容的には、日本人の戸籍や住民票のような、「外国人登録」を居住地の役所でする必要があるのです。一言でいえば、外国人の住民登録です。
 日本国籍の人は、外国人登録することはできませんよ。日本に居住する外国籍の人(外国人)がするものです。

 外国人登録をすれば、何かの手続で住民票(と同じ内容の証明)を取る、あるいは車を買うときに印鑑証明書を取る、また、国民健康保険に加入するなどといったことが日本人と同じように可能となります。日本人もこれらが可能なのは実は住民登録しているからこそなんですね。

 外国人登録は、日本に入国してから90日以内にしなければなりません。90日以内なので、それより短期間しか日本にいないという人は、外国人登録をしなくてもよいのです。観光目的で日本に来た人なんかはそうですね。
 また、日本で住むところはすでに決まっているという場合、入国したその日に、外国人登録の申請をすることも可能です。
 日本で生まれた場合は60日以内にしなければなりません。
 

登録するのに必要なものは ●●

用意するものは、意外に簡単!

●パスポート

●写真2枚(たて4.5センチ、よこ3.5センチ)

の2つだけです。写真は、俗にいうパスポートサイズ。申請書は役所にありますので申請するときに、必要事項を記入してもらいます。

 16歳未満の人は、写真は必要ありません。パスポートだけです。そして、16歳未満の人は、代理人による申請しか認められていないので、本人自ら申請することはできません。逆に、16歳以上の人は、病気などの身体の故障により自ら申請できない場合を除いて、本人申請しか認められていません。
 

指 紋 ●●

 新聞、テレビなどで、たびたび世間をにぎわせているこの指紋。永住者と特別永住者に人はすでに指紋押なつが廃止になっていたのですが、平成12年4月1日からは、永住者、特別永住者だけでなく、それ以外の人も全面的に廃止となりました。今まで指紋押なつ義務が課されていた非永住者(1年以上在留期間を付与された人、または通算して1年以上在留することとなる人)についても永住者および特別永住者と同様に、指紋押なつに代わり署名と家族事項を登録することになります。

平成12年4月1日以前は、指紋の押なつが必要ない人は

●16歳未満

●在留期間が1年未満(1年以上の在留期間を付与された人を除く)

●在留資格が永住者、特別永住者

 それ以外の人はすべて新規登録の際に指紋の押なつが必要だったのです。登録原票用と、登録証用に2箇所、左手の人差し指です。
 そして、16歳になったとき、あるいは、在留期間が1年以上になったときなども、その時に指紋の押なつが必要でした。

 新規登録、あるいは、指紋が必要になったとき、どちらも、その時1回指紋押なつをすれば、その後、指紋押なつは原則として必要ありませんでした。

 指紋押なつ用のインクは無色透明で、指が汚れるということはまったくないのです。まるで透明のリップクリームをほんのわずか指でさわる程度の感触。それが、押なつすると、あら不思議、黒い指紋があざやかに浮き出てくるのです。
 と、それでも、当時緊張したのがこの指紋、「指紋をお願いします」というセリフを言う時です。そう言ったとたん「なにぃー!それじゃ、まるで犯罪者扱いじゃねえか!ふざけんな。そんなもんできるかっ!」と、一緒に来た日本人に怒鳴られたことも経験済み。申請する本人はポカンとしていたんです。

 この指紋押なつ制度の廃止については、前々から話題になっていました。だれよりも早くそうならないかなと思っているのは、外国人よりもむしろ各市区町村の外国人登録受付担当者だったような気がします。外国人登録は、外国人登録受付担当者のためにあるわけではないので、大きな声では言えませんが、指紋押なつ制度の廃止を一番喜んでいるのは受付担当者ではないでしょうか。

 とにかく、平成12年4月1日からは、それまでの指紋押なつ制度は廃止になりました。

登録する内容は ●●

 登録する内容の主なものをざっとご紹介しましょう。

●登録の年月日

●氏名

●出生の年月日

●男女の別

●国籍

●国籍の属する国での住所

●出生地

●職業

●旅券番号

●旅券発行の年月日

●上陸許可の年月日

●在留の資格

●在留期間

●居住地

●世帯主氏名

●世帯主との続柄

●勤務所または事務所の名称及び所在地

 以上です。こう、ならべるとすごい数ですが、パスポートに記載されている内容もたくさんありますから、そのまま登録するかたちです。

 平成12年4月1日から永住者および特別永住者の人は、上記の登録事項のうち「職業」、「勤務所または事務所の名称及び所在地」が削除されました。
 

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 さて、外国人登録をすると「外国人登録証」が交付されます。見た感じは、大きさ的にも運転免許証に似たようなもので、それを常時携帯する義務(16歳以上の場合)があります。上記の登録内容すべてが記載されているわけではありませんが、これでもかっというような小さい字で、ほとんどが記載されています。写真付きです。
 この外国人登録証は、登録申請してすぐには交付してもらえません。そうですね、各市区町村で若干違うかもしれませんが、目安として、3週間前後でしょうか。

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