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★元市民課職員の危ない話★
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誰も教えてくれない戸籍の話
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本当の父母や、祖父祖母のことを知りたい

 父母、祖父母に限らず、兄弟姉妹、子供、叔父叔母、従兄弟(いとこ)など、自分の親族なのに、名前しかわからず、どこで何をしているのか知りたいとか、名前すら聞かされていないので調べたいとか、一目でいいから会いたいとか、また、連絡が取れずに困っているというあなた。どうやって調べればいいのか途方にくれているあなた。そんなあなたのためにその調べ方をそっとお教えしましょう。

  

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 あらためてお伺いいたします。「自分の父の名前を知りたい」、「自分の母の名前を知りたい」という人はいませんか。

 えっ、いないって? 

 たしかに、物心ついた頃からお父さんもいてお母さんもいて、戸籍謄本や住民票を見たときにもその父と母の氏名が記載されていたという人なら、いまさら「知りたいですか?」なんて、ピントが ズレまくりの質問ですね。
 でも、自分の戸籍謄本を見たことがない人は、まだわかりませんぞ。一度見てみるのもいいかもしれません。戸籍には自分がいつどこで生まれたのかが記載してあり、そして、父と母の氏名も記載されています。そこに記載されている人があなたの父母です。
 もし、あなたが知っている父母とは違う氏名がそこに載っていたら・・・、あるいは自分のまったく知らない人の氏名がそこに載っていたら・・・・。
 それでも、そこに書かれている人があなたの本当の父母なのです(特別養子縁組を除く)

 すみません。はじめから話が危なくなってしまいました。

 たとえば、物心ついたときから父と2人だけの家族で、母について詳しいことは何も聞かされていないという場合や、一緒に暮らしている育ての父母から、自分は養子だということを聞かされていたので、本当の父母は別にいるらしいという場合などで、本当の父母の氏名を知らない人も全国にはたくさんいると思います。また、本当の父だと思っている人は、実は本当の父ではないというケースもあるでしょう。

 というわけで、自分の本当の父母の名前を知りたいときは、自分の戸籍謄本を見れば一発でわかります。住民票ではハッキリわかりません。戸籍謄本です。
 戸籍謄本は、本籍地の役所で交付してもらえます。本籍地の役所でしか交付してもらえません。自分の戸籍謄本を請求するときは、とくに請求理由を必要としませんが、もし、申請書に参考までに理由を書けといわれたときは、「父母の氏名確認」でOKです。

  

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 やっぱり、ちょっと危ない話です。

 一緒に暮らしているけれど、それは実の子供ではないという場合、時期をみて本当のことを話そうと考えている親も多いと思います。それぞれ、いろいろな理由から、現段階では本当のことを知られたくないんだと。
 そういう人にとって、このページは余計なお世話以外の何物でもありません。なにもインターネットで全世界に向けてお知らせしなくてよいのに、危なすぎます。このページさえなければ幸せな家庭生活を送っていたのに、このページが原因で家庭崩壊にもなるかもしれないのです。もしかしたら、わざわざHPに載せる必要はないのかもしれません。
 でも、どんなに知られたくないと思っていても、子供自身が戸籍を見ればわかってしまうことです。子供がまだ小さければ、自分で戸籍謄本を取るということは、通常ありません。ところが、大きくなって、パスポート申請などで、たまたま本人が自分の戸籍謄本を取って見てしまうこともありますし、積極的に自分の父母、祖父母などについて調べてみようということも考えられます。

 「どうしても知りたい」、「どうしても知られたくない」、「知りたくないのに知ってしまった」と、いろいろあるとは思いますが、自分の父母はだれなのかということは、戸籍の中でも一番といってよいほど重要な事項なので、全員平等に戸籍に記載しておかなくてはならないことでして、このように、調べようと思えばすぐ簡単に調べることができるというのが事実です。
 また、親は知られたくないと思っていても、子が自分の親を知りたいというのは、当然の権利だと思いますし、その調べ方がわからず真剣に悩んでいる人もいると思います。知られたくない人にとっては危ない話となりますが、あえて、お話させていただきます。

  

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 さて、これで、本当の父母の氏名はわかりました。本当の父母の氏名だけ確認できればそれで充分という人ならそれでOK。でも、生きているのか死んでいるのか、現在も変わらずその氏名なのか、結婚しているのかいないのか、本籍はどこなのか、どこに住んでいるのか、が、その戸籍謄本ではわからないということがあります。そこまで知りたい、そこまでわからなくちゃ意味ないというあなた。また、父母の名前は前から知っていたから、今回はその先を調べたいんだというあなた。
 自分の戸籍謄本を取得するのは思ったよりも簡単(いや、本籍が遠いところで、すごく大変だったという人もますね!)でも、この先、どう調べていったらいいのか、頭がフリダシに戻ってしまった人も多いことでしょう。

 戸籍は必ずつながっていますので、たどっていくことができます。「どこに住んでいるのか」を除けば、戸籍謄本または除籍謄本あるいは改製原戸籍謄本をそれぞれ本籍地の役所で取得していけば調べることができます。具体的にどこで何を取ったらいいのかのヒントは、すでに取得した自分の戸籍謄本に載っているのです。でも、はじめて戸籍謄本を見る人にとってはその暗号を解読するのは至難のわざですし、ここでも、その戸籍謄本を見せていただかないと具体的なことはお話しようがありません。
 というわけで、具体的には、その戸籍謄本を持って、もよりの役所の戸籍関係窓口で相談されるとよいでしょう。次にどこで何を取ったらいいのかを具体的に教えてくれるはずです。そして、その次のことは、またそれを見てからということになります。
 どのぐらいたどっていけば、知りたい情報までたどりつくのかは、その人によって違うところです。

●戸籍謄本
その戸籍に1でも残っている人がいればその戸籍は除籍にはならないので戸籍謄本になります。

●除籍謄本
その戸籍にだれも残っていなければ(死亡、婚姻、転籍等で)、その戸籍は除籍になっているので除籍謄本になります。

●改製原戸籍
新しく改製される前の(元の)戸籍なら改製原戸籍謄本です。

 住所が知りたいときは、その人の現在の本籍と筆頭者がわかれば、その本籍地の役所で、「戸籍の附票」を請求してください。戸籍の附票にはその人の住所が載っています。

  

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 さて、いままでお話してきたのは、自分の本当の父母のことについてです。父母ではなく祖父母について調べたいというときも同じですね。まず、自分の戸籍からスタートして、父方の祖父母なら、父のほうをさかのぼって戸籍謄本あるいは除籍謄本を取っていけば調べられますし、母方なら母のほうをさかのぼって調べるのです。
 また、逆に、自分の実の子供や孫のことを調べたいときも同じように自分から調べていけばよいのです。

  

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 というように、自分の直系(父母、祖父母、子、孫・・・)を調べるために、戸籍謄本や除籍謄本を請求するのは、簡単(確かに直系かどうかいろいろ確認がはいることもあります)に取得できても、そうではない親族を調べたいときは、調べたい理由を聞かれる(書かされる)と思います。なぜ調べるのかという理由が不当な目的でなければ交付してもらえるでしょう。また、除籍謄本は請求できる人が限られていますので、請求内容によっては交付してもらえないことも考えられます。
 また、他人の戸籍謄本や除籍謄本は、勝手に取ることができないのはいうまでもありません。正当な理由があり、必要性が認められれば取れないことはありませんが、ただ単に「調べたい」では請求することができません。

 離婚した妻が、今は結婚しいるのか、今でも独身なのか、ということを調べたいと思っても、離婚した瞬間に妻は他人になりますから、戸籍からそれを調べることはできないのです。もっとも、本人に直接聞いて知っているとか、聞くまでもなく知っているなんていうのは問題ないです。他人のプライバシーを戸籍から調べることはできないということです。

   

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