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『離婚すると男性の戸籍に変動はないのに、女性は自動的に旧姓に戻り単独戸籍になってしまう。』〜ある人の意見より〜
まず、「男性は、女性は」と限定はできないですし、単独戸籍ではなく元の戸籍に戻ることもできます。まぁ、細かいことをいわなければ、まだそんなに問題はありません。ところが・・・・。
『離婚後の妻の戸籍に子供を移すためには、姓が異なるので養子縁組をしなければならない。 もし妻が離婚後も結婚していた時の姓(夫の姓)を名乗っていたとしても養子縁組しなければ子供は妻の戸籍に入れない。子供と実の親が養子縁組するのは、なにか奇異ではないか!! しかもそれは、女性の場合だけ強いられることだ。 』〜ある人の意見より〜
本当でしょうか。
奇異ではないか!!と、訴えていますが、ものすごく奇異です。子供はその夫婦の子だと想像されますので、養子縁組はできません。もしかしたら入籍届のことを言っているのかもしれませんね。
女性の場合だけ強いられる?
実際には、女性に多いですのですが、入籍届は、女性の場合だけではありません。男性の場合もあります。また、強いられているわけでもありません。してもしなくてもどちらでもよいのです。
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『離婚後、旧姓にもどった女性の住民票には、その氏が載っているだけだが、その女性の子供の住民票にはは、父親の氏が書いてあり、それを消してに母親の旧姓に代わっている。続柄は養子ではなく子。 これでは子供が大きくなり住民票を見たら、以前の姓や父親のことがわかってしまう。 なぜそんな記載をするのか、 本当に変なことだ。 政治家たちは早くこういうことを変えていかなければならない。 』〜ある人の意見より〜
「続柄は養子ではなく子」・・・だからぁ、養子縁組はできないのっ!
たとえ養子縁組している関係でも続柄は「子」。養子であろうと実子であろうと世帯主からみて子供は「子」と記載されています。おかしくないです。
その女性は、離婚後(姓が変わってから)住所をそこに異動してきたと予想されます。たぶんその時に子供も一緒だったのでしょう。ですから、住民票には離婚後の姓しか載っていないのです。同時に子供も異動していれが、子供はまだ婚姻していたときの姓だったはず。その後、子供を母の戸籍に移す手続(入籍届)をしたので、子供の姓は母の離婚後の姓に変わった。ということで、やっぱりおかしくないです。どこか事実と違っているところがあるのでしょうか。
もしも、離婚する前に住所をそこに異動してきたのなら、A子さんの氏名の欄は離婚届を出したときに修正され、子供を入籍したときに子供の氏名の欄が修正されます。また、離婚して子供も入籍させた後に住所を異動すると、A子さんも子供も結婚していた時の姓は記載されません。
今回の場合も、今後、住所を他の市区町村に異動すれば、子供の住民票も現在の氏名しか記載されないのです。もっとも、住所を異動しなくても、現在の住所地の役所で、「改製して欲しい」と申し出れば、改製(前の氏名などは記載しないで現在のものだけに)してくれるはずです。
住民票を改製しても、その子供の戸籍には実の父親と母親の氏名が記載されています。住民票は表向き、消すことができますが、戸籍はそうはいきません。これは、どうしようもない事実なのです。『子供が大きくなり住民票を見たら、旧姓がわかり父親がわかってしまう。』
極端ないいかたをしますとこれは、子供の人権侵害にあたります。子供にだって自分の実の父親がだれなのか知る権利はあると思うのです。もし、政治家たちがそれを阻止する法律を作ろうとしたら、大問題です。いや、大問題になる前につぶされてしまうでしょう。
親がどんな人であったとしても、子ども自身には、何の責任もないんです。子どもへの差別は、絶対に許されないものです。責めるなら、親本人を責めてください。子どもは子どもとして、一つの人格なのです。独立しているのです。現在でも、戸籍が生み出す差別的なことは皆無ではありません。それなのに、それ以上に子供の人権を侵害する方向を推進するような意見はよくないと私は思います。
住民票うんぬんよりも、子供が自分の戸籍を見れば父親の名前も母親の名前も記載されています。
戸籍も住民票も、事実を記載しているだけで、過去の歴史を変えることはできません。完全に戸籍制度をなくしても、何かしらに登録されるでしょうから、同じことです。
父親の名前を隠したいのになぜそんな記載をするのか、と憤慨する母親の気持ちはわかります。ところが、戸籍にも住民票にも最新のデーターしか記載されていないため、過去の証明が欲しいときには除籍謄本や住民票の除票などを前の本籍地や前住所地で取ならければならないという人もいます。「戸籍って、今までのことが載ってないんですかぁ? 前の本籍地で除籍謄本を取る?どうしてそんな面倒なことをなきゃならないの?」と憤慨する人もいます。
このように、記載されてないのはおかしいから改善して欲しいという意見と、記載されていては困るから改善して欲しいという意見。また、記載されていてよかったという意見と、記載されていなくて良かったという意見。
それじゃ、いっそのこと戸籍制度を廃止したらどうでしょう。そうなったら、自分を証明しようとするときに、今まで簡単にできたことでも手間がかかったり、内容的に証明できない部分も出てきたりで、憤慨する人が続出することでしょう。しかもその時憤慨している人は、戸籍制度廃止を訴えていた人だったりして・・・・。
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『 戸籍の長所としてよく一覧性が挙げられるが、筆頭者が転籍していると古い戸籍ですでに除籍になっていいる人は新戸籍には記載されないので、たとえば離婚した元妻の籍に入った子は(相続権を持っているにもかかわらず)新戸籍を見ただけではその存在を確認できない、ということになる。身分変動を登録するならば、個人別にしたほうがよほどすっきりする。』〜ある人の意見より〜
すこし上のほうに、「以前の苗字が載っているのは本当におかしい」という意見があったかと思うとこのように「新戸籍をみただけではその存在を確認できないから一覧性ががない」という意見もあります。
載っていてもおかしい。載ってなくてもダメ。
それじゃいったいどうすりゃいいのさ。個人別に登録したところで、載っていても、載っていなくてもダメなんでしょ。結局、ダメジャン。
その人その人でいろんなパターンがありますから、同じ手続でも簡単に済む人と、手間がかかる人がいますし、まったく同じ人でも、その手続によっては、簡単でうれしいものがあったり、どうして?と憤慨するものもあります。それは、その人の感情ですからいいとか悪いとかはないですが、少し上の「以前のことは記載しないで」という意見と、この一覧性がないことを非難した意見が、同じ人の意見だとしたら、いくら仙人の私でも・・・・。
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『個人別登録にすれば「戸籍が汚れる」なんて変な考えも無くなると思うし、 個人別登録にして治安が悪くなりはしないでしょう。』
「戸籍が汚れる」という考えは古いですね。私も無くなって欲しいです。そういう考えの人が多いから、戸籍が悪いということになってしまっている部分もあると思います。
そもそも「戸籍が汚れる」とは、どういうことなのでしょう? 具体的なケースとして一番該当するのは離婚でしょうか。
個人別登録にしても、そういう考えの親だったら子供が個人別登録を汚した?ときに「個人別登録が汚れる」ことを気にするでしょう。いくら登録が別々になっていても実の子を思う親の気持ちは同じだと思います。
自分自身「戸籍が汚れる」のがイヤだという考えをもっている人なら、やっぱり自分の「個人別登録が汚れる」のはイヤという考えなのでは?
個人別登録にすれば確かに「戸籍が汚れる」という考えは無くなると思いますが、「個人別登録が汚れる」という変な考えを持つ人は無くならないと思います。「戸籍が汚れる」という考えの人が無くなれば、「個人別登録が汚れる」という人は無くならなくてもよいのでしょうか。私も、個人別登録にして治安は悪くならないと思います。
やっぱり、「戸籍」という名前がいけないのでしょうか。現状の制度のままで「戸籍」を「個人登録」とか「個人身分登録」あるいは「個籍」と名称変更さえすれば解決するのでしょうか。個人別登録は、個人別に個人単位で登録してあるけど、夫婦とその子供で編製されているみたいな。
これで、戸籍制度は廃止されて、個人別登録のできあがり。めでたし。めでたしって、問題はこんなことではないと思うのですよ。
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実際に戸籍がない人もいる。現在、相続の手続以外の全てに渡って、生活で困ることはないので、戸籍は必要ないのではないか。〜Aさんの意見〜
戸籍がなくても生活することはできるし、現在、パスポーの取得以外の全てに渡って、生活で困ることはない。戸籍をなくしていく運動を推し進めていこう。 〜Bさんの意見〜
戸籍はすべて国家のためだ。現在、年金取得の以外の全てに渡って、生活で困ることはない。戸籍をなくしていく運動を推し進めていく必要がある。〜Cさんの意見〜
戸籍は支配者のものだ。現在、婚姻を証明するとき以外の全てに渡って、生活で困ることはない。戸籍廃止運動を推進する必要がある。〜Dさんの意見〜
戸籍がなくても生活することはできる。現在、親子関係を証明するとき以外の全てに渡って、生活で困ることはない。戸籍廃止に向けての運動を推進する必要がある。〜Eさんの意見〜
はいはい。それぞれ言いたいことはわかりました。それじゃ、相続の手続をしなくてはならない人が、パスポートも必要で、その後すぐ年金の手続をする必要があって、それから結婚していることと親子関係を証明するもが必要という場合、この人は困らないかしら?
この例は極端かもしれませんが、全国にはいろいろな人がいます。いろいろな生き方をしている人がいるのです。必要ない人もいればそうではない人も大勢います。自分は困らないからといって他の人も困らないと思ったら大間違い。
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戸籍制度そのものが、現在の日本人のライフスタイルと合ってないのかもしれませんね。
私、市民課に配属になるまで知らなかったのです。戸籍がこんなに近代的で合理的なシステムだったなんて・・・。合理的すぎると感じることあります。
戸籍は日本人のライフスタイルとバッチリ合ってる!とは言わないまでも、合ってないとは言えないと思います。そもそもライフスタイルと戸籍制度がどのように関わり合いがあるのかが私にはハッキリわかりません。たぶん、この意見は、「戸籍制度は昔なら日本人のライフスタイルと合っていたかもしれないけど、現在は合っていないのかも」といいたいのかもしれません。
「戸籍」というと、どうしても、古くさくて現代社会にはそぐわないものというイメージを持ってしまいがちです。もし、私が、市民課に配属になっていなかったら同じようにそう感じていたでしょう。さらに、自分に少しでも不都合なことがあれば、完全に強くそう感じていたことと思います。でも、私は、今、戸籍制度が古いなんて、全然感じていません。世間一般の人々のほうが、古い考えをしていると感じています。もちろん、全部ではありませんが、戸籍制度を見習って、もっと現代的な考えをしたらいいのにと思ってしまう人がたくさんいるのです。
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