「チャイルドライフスペシャリストになりたい☆」MLのQ&Aのページ。

このページは、MLや私への個人メールでよく飛び交う質問とその答え(らしきもの?)を掲載したページです。
過去ログも膨大になってきて、全てに目を通してから質問されるのも大変でしょうし、
かといって何度も同じ質問と答えが繰り返されるのも、長くMLに参加して下さっている方々には
苦痛(^^;?かと思ったので、実験的に作ってみました。
何か付け足しや、間違いがあれば、どうぞお知らせ下さい。よろしくお願いしますm(_ _)m

■ 質問1 CLSの資格について教えて下さい

(CLSの藤井あけみさんとCCLSの夏路瑞穂さんに答えていただきました)

現在、アメリカではChild Life Specialist (CLS)とCertified Child Life Specialist(CCLS)の二つの呼び名で
チャイルド・ライフ・スペシャリストが存在し、働いています。
CCLSとは、Child Life Council が1998年に設けた資格試験に合格した人を表すタイトルです
(86年から資格認定はあったのですが、CLC(Child Life Council)が試験を通して資格を授与
しはじめたのが98年だということです)。
2001年4月現在、全世界に約3000以上人のチャイルド・ライフ・スペシャリストがいて、
そのうちCCLSを持っている人は約1900人(2001年5月現在)、残りはCLSということになります
(ちなみに今年の5月に行われたChild Life Council のカンファレンスでの発表者の中にも、
CLSとCCLSは並列的に存在しています)。
毎年100人以上が新たに認定され、現段階では、医療の現場でのその立場確立のためにも、
CLSはCCLSとなるように強く勧められています。
CCLSとCLSとの現場での違いは・・・
給与:CCLSのほうが高めです(給与の研究結果より)。
実習監督資格:資格認定を受けるために必要な実習をする学生の実習監督になれるのはCCLSのみです
(日本で実習先を提供をしていくためにも大切となります)。

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「チャイルド・ライフ・スペシャリストの「資格」という場合、このCCLSの最初のCが
「Certified─資格をもった」という意味をもっていることから、持っている人だけが正規で、
持っていない人がまるで「無免許」で、違法行為を行っているかのような誤解を生じる恐れがあります。
しかし、この資格は国家資格ではありませんし、これを持っていなければ働けないといった
たぐいのものではありません。つまり医師や看護婦、保育士の資格とは本質的に異なっています。
日本語で言えば、学会認定ということでしょう。
ですからチャイルド・ライフ・スペシャリストをめざす方々が、「資格を取る」ことだけに目を向けたり、
こだわったりすることはむしろ賢明ではありません。
それよりもチャイルド・ライフの本質をしっかり勉強して、良い実践を積むことこそが大切なのだと思います。」
(藤井あけみさん)

「個人的には,留学をされてチャイルドライフを学ぼうと考えられている方々に対し、
せっかく取れる認定資格ですから取ってこないのはもったいないという気がします。
しっかりと学んできたことの証としても、CCLSとなったほうが立場もはっきりするのではないでしょうか。
留学は楽しいですよ。今苦労の多い留学生には「楽しいだけでは済まされない」といわれてしまいそうですが。」
(夏路瑞穂さん)


■ 質問2 日本でCLSの資格を取得することは可能ですか?

2001年現在、日本でチャイルドライフスペシャリストの資格をとることは残念ながらできませんので、
アメリカ等に留学して資格をとってくるしか方法はありません。
CLSの資格についてはChild Life CouncilのHP(英語)に詳しく書いてありますので、
一度頑張って読み解いてみてくださいm(_ _)m
CCLSの資格を持つ夏路瑞穂さんのHPも、とても参考になると思います。

■ 質問3 CLSとしての就職先はありますか?

とても答えにくい質問なのですが、まず考えなければならないのは、
1.ワーカーや保育士、CLSは医療保険の点数にならない職業なので、病院が赤字を覚悟で置かなければならない職業なのだということ
2.まだ日本にCLSや医療保育の必要性が浸透しきっていないということ
3.日本にCLSがほとんどいない状況であるということ (2001年現在、日本には2人しかCLSがいません。
藤井さんは、名古屋第一赤十字病院でCLSとして勤務されていて、
夏路さんは熊本でボランティアでCLSとして活動した後、名古屋の大学の講師をされています。)
正直なところ、「ニーズはあるけれど、それで食べていくのはなかなか前途多難な道」だと言わざるをえません。
が、とても必要で、とてもやりがいのある仕事ですので、温かく優しい前向きな力強さで、
どんどん病院を開拓していきましょう☆
私個人としては、CLSとして働くことが全てではなく、いろいろな領域の子どもに関わる人が、
チャイルドライフの理念をもつことができればそれもまた素晴らしいことだと思っています。
MLで子どもたちの幸せについてぜひ語り合いましょう(^^)

■ 質問4 CLSに近い職業はありますか?

日本の職業では「医療保育士(病棟保母)」と呼ばれる方々や、病棟心理士の方々が
近いのではないかと思われます。
MLでCLS取得を目指してらっしゃる方々には、医療、福祉、心理等の領域の方が多いようです。
スウェーデンのプレイセラピストや、イギリスのホスピタル・プレイ・スペシャリストも
CLSに近い職業だと思います。
(まだ情報が集まっていないので、詳しくはご紹介できません・・・スミマセン)

■ 質問5 医療保育士って何ですか?

医療保育士もまだとても少なく、なるのが難しい職業です。
「医療保育士」という資格はなく、保育士資格を持った方が病院で働いている場合にこう呼ばれているようです。
「医療保育研究会」という研究会が組織されていますので、また情報が入ればML上でお伝えしますm(_ _)m





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