〜Song For Memories Concert〜
鈴木康博・山本潤子・細坪基佳
フォークソングスクエア
2001年 8月4日(土)
札幌市民会館
この日、札幌の夕方は飛行機で出てきたものにとっては、少し肌寒いくらいの気温。
札幌のテレビ塔の時計を眺めながら会場の時間を今か今かと
待っていました。山本潤子さんのコンサートも10年ぶり、、、
という私にとっては待ちきれない時間でした。
今回はコンサート会場で売られていた「Song For Memories」の
パンフレットにならって(これが凄く素敵!)、モノクロの写真をあしらって、
コンサート報告をすることにしました。
Yesterday Once More
開演前はアコーステイックギターのインストが静かに流れていました。会場にはうっすらとスモーク?が
焚かれています。アナウンスの後、会場が暗くなり3人が登場し、潤子さんのリードのこの曲から始まります。
潤子さんは前に大きくスリットの入った赤っぽいロングドレスで登場です。
潤子さんの生のお声、、、の迫力にメモを取ることも忘れてしまいそうに。
白い冬
さよなら
それぞれ簡単な自己紹介の後、ヤスさんとツボさんが「普通に歌ったのではつまらないから。。。」と、
それぞれ持ち歌である「白い冬」と「さよなら」を交換して歌います。途中新聞にも載っていた
「きょうはGREYの石狩でのコンサートと重なって、若い人が少ないですねー。
でも、GREYのコンサートに行かないでこちらへ来てくださったお客さんはえらい!」というMCに会場が沸きます。
フィーリング
最後の「・・・泣かないわ〜」のの「わ〜」の箇所の潤子さんの声量にはいつも感動するんですが、きょうは生で聴く事ができ本当に満足です。
今はもうだれも
「おととい再結成した。。。」との紹介でアリスの曲を。つい一緒に口ずさんでしまいました。
春夏秋冬
悲しくてやりきれない
私の好きな曲!が出ました。思わず心の中で「ヤッタ。。。!」と叫んでしまいます。歌詞に合わせて
バックが青空と流れる雲に変わります。この日のモーニングフライトで眼下に見えた雲
と青空を思い出しました(ちょっと恐怖感も!?)。森山良子さんのソロでこの曲を聴いた事があるのですが、
それとは味わいが違います。ハーモニーがとても綺麗でした。
心の旅
輝いて
新しく発売になる「Song For Memories U」から2曲続きます。潤子さんが「普段は自分のCDは
聴かないけど、このCDは何度も聴いた。全然飽きない。」という話をされます。「贈る言葉」は以前は好きではなかったけど、
自分で歌っていたら好きになった。とも。。。ここで、「山本旅館」1周年のこともお話されました。
BSでも正式に?聴いていたのだけど、生はやっぱりいいですね。テンション高く3人が歌い上げました。
好きだった人
「すきだった人〜」のフレーズは最初3人でハモッて、後半はそれ
ぞれリードを交代。知らない人も一度聴いたら忘れられない「かぐや姫」の佳曲です。
SFMバージョンの味付けが素敵で軽快、もう、完璧です。
NOWHERE MAN(ビートルズ)
3人のフォーク談義です。ツボさんがいろいろなグループの前座をつとめていた話、
ヤスさんのブラフォー、PPMに影響を受けたお話がありました。潤子さんがそれらを受けて、
「赤い鳥は単独でコンサートすることが多かった。」とフォーク時代のエピソードを披露されました。
Melody Fair
ツボさんの18番?です。学生時代フォーク研で初めてステージ演奏された曲
だそうです。ビージーズのカヴァーですが、3人のコーラスがぶ厚く、熱く?、響きました。
Mrs. Robinson
BSやファーストアルバムでお馴染みの1曲です。
雨降りの道玄坂
「10〜15年前までは人の歌を歌うのに抵抗があったけど、今はいい歌はいい!、
歌い継いでいきたい、僕らの歌もこれから誰かが歌っていってくれるかも。。。でもまだそこまで
いっていないみたいなので、きょうは僕たちが歌います。」とツボさんが会場の笑い
をとってから?それぞれの持ち歌を披露。
竹田の子守唄
ずっとライブで聴きたかった1曲です。ヨシオカさんによる鈴(馬をひ
いて歩く時の?イメージ)やホイッスル(例の小鳥の鳴き声の)の演奏も入り、
雰囲気を盛り上げています。生で聴くと今の日本には失われた
静寂さ・幼い子守りの心の機微がいっそう、伝わってきます。
でももう花はいらない
翼をください
北海道のお客さんは「静か」というのが定番なんだそう(途中のツボさんの忌野清志朗さんのモ
ノマネがオオウケ!)ですが、会場は1曲ごとにわれんばかりの拍手、、、潤子さんが
「コンサートもいよいよ終わりに近づいていますが。。」と言うと、会場から「え!」と男性の小さな一言が。
拍手以外は静かなお客さんのようでしたが、「まだまだ聴きたい!」という
札幌市民会館のお客さんの熱い想いは私にも伝わってきました。潤子さんたちと一緒
に歌いたい!という想いが強かった私は思いきりシングアウトしてしまいました。
潤子さんも片手をゆっくり広げながら会場の人たちにシングアウトを促します。
<アンコール>
中央フリーウエイ
演奏中は手のアクションがオーバーなツボさんに対して、潤子さんはフリはここまでほとんどありませんでしたが、
この曲の中では違いました。「夜空へ続く〜〜。」のところで、片手を前にまっすぐ
伸ばします。アンコール曲ということもあって、会場中、ノリノリです!
旧友
ヤスさんが、思わずこの曲のイントロをトチってしまうというハプニングが。潤子さんも思わず笑い転げてしまい、
ツボさんがしっとりとこの曲を歌い上げられるか、ちょっと心配してしまいました。。。
でも、さすが、2回目はしっかり決めてくださいました。
DreamDreamDream
〜終わりに〜
灼熱地獄!の本州から、爽やかな気候の北海道で潤子さん方のさわやかな歌声を
楽しむことができて、今回は本当にラッキーでした。
コーラスは聴くのも自分が歌うのも楽しいものです。
完成したものをなにげなく聴いている私たちですが、全くのコピーではなく、自分たちなりの
演奏上、ハーモニーを作り上げる上での様々な難しさもあったと思います。
これからも時代を超えて残っていくであろう、いい歌・いい音楽を「いい形で」これからの人たちに伝えていきたい!
という潤子さん方の意気込みが感じられます。音作りには深みが感じられるのに、軽快さも併せ持つ、
Song For Memoriesは日本の音楽界の中では貴重な存在だと思います。
今後のSFMの活躍がまた、楽しみです。。。
( By cielo )