四柱推命横丁/感性

2001.7.5.UP  2001.8.4.更新

人間ちゅうモンは、全てに平等にはできとりまへん。
それを無理に平等と思〜たり、それを前提とするから弊害が起きまんのや。
特に『運』の世界においては、エゲツナイほど不平等だす。

努力々々と巷では言いまっけど、ツイてへん時はナンボ努力しても実は結びまへん。
天賦を有した天才であっても、この『運』ちゅうモンには逆らえまへんのやから…。
『運』のない時はホンマ、何をやってもあきまへん。
しかし『運』のある時は、何をやってもうまいこと行きま。

ここでわてが言いと〜おますんは、鑑定において、言葉のアヤほど怖いモンはおまへんちゅう事だす。
ナンでこんな事を言うかっちゅうと、人は案外、『運』がない時に高望みをしまんねん。
ほんで『運』を看てもらいに来はりまんねん。

そやけど、そんな御仁に頭から「あきまへんで〜!」ちゅうて言えまへんやん。
そないな事を言〜たら、あかへんモンが、さらにあかへんモンになってしまいま。
まだその御仁が、やろか、やろまいか決めかねてはる時なら、きっぱりとやめさしまんねんけど、大概が方針を決定して聞きに来はりまんのやから止めようがおまへんさかいにな〜。

そやから『運』のない御仁には、『運』のない中にも光明が差す方法を伝えまんねん。
そやけどこれは、あくまでも『運』のない事がチャラになるちゅう事やの〜て、薄氷を踏むようなモンだして、つまりは『運』のない局面における最善手ちゅうモンだす。

するとでんな、ここで言葉のアヤが生じるおそれがおまんのや。
つまり、その御仁はそれで大成功を修めると錯覚しはるんだす。
これをもっと平と〜言いますと、阪神タイガース(H13年7月現在)に強力な新助っ人がやって来ても、最下位脱出が精一杯で、所詮、優勝は無理やちゅう事と同じ事でんねん。
そやのに当の御仁は優勝でけると錯覚しはる事が、言葉のアヤやちゅうてまんねん。

そやけど、わての鑑定の場合、わてはストレート過ぎるほどストレートでんので、あかへん時は言葉でも顔色でも難色を示したり、「あきまへんで〜。」ちゅう意味を暗示した第一声を発しまんのや。
それをきっちりと感じてくれはるお人はんやったら、言葉のアヤは生じまへん。

わてが事あるごとに言〜とりますように、占いは占い師と依頼者はんとの言葉のキャッチボールのみならず、感性のキャッチボールでんねん。
そういう意味では、占い師の第一声が答の全てのようでんな〜。
そやから依頼者はんが、ナンボ粘って占い師と話しはっても、答は変わらんちゅう事だす。
それともう一つ、占い師が出す「薄氷の最善手」のみにも、心が囚われても〜たらあきまへんちゅう事だすな〜。

ま〜、この事に関しては、占い師の方にも責任がおますんやろ。
言葉ちゅうモンはアヤになりやすいモンだすので、昔の学校の通知表の如く、点数でその御仁の『運』気の現状を評価し、提示するちゅう事の必要性があると思いまんな〜。

わての得意分野の「企業鑑定」においては、『運』気の評価を数字にして、シビヤに社長はんや経営者はんらに提示し、どんなけショックを受けはろうが、その場できっぱりと白黒を断言してま。
何故かっちゅうと、わての一言によって何億ものお金が動く事もおますし、会社のリーダーはんの失敗は従業員はんらの御家族にも及びまっさかい、そうせざるを得んのだすし、依頼者はんらもそれを望んで依頼されま。
実際にわての鑑定収入の半分以上が企業はんの依頼からだすよってに、その時はその膨大なるデータの蓄積がモノを言〜てま。

今回は鑑定の実際で生じる問題を占い師の言葉のアヤと、依頼者はんの受け止め方を中心にお話しいたしましたが、占い師にも色んな人間がおるように、依頼者はんにも色んな人間がいてはりまんねん。
ちゃんと言〜てまんのに、何度も同じ質問をしはる御仁、自分の考えと異なった答のため、ムキにならはって質問を繰り返しはる御仁、これらは大概は「出口のない質問」になりま。
感性がおまへんちゅうか、ノミ込みが悪いちゅうか…。
わては何も依頼者はんの悪口を言〜てまんのんと違ゃいまんねんで。
そんな御仁はほんの1部だすさかい…。
わてが言いたいんは、そういう御仁はんらは「占い以前の問題」も抱えてはりまっせちゅう事がわかって欲しいんだす
そんな御仁の女性はんで彼氏ができひんかったり結婚がでけへんのんは、占い師にくってかかって行かはったりするあつかましさがおましたり、理解度が不足してはったり、人の言葉を悪い方に悪い方に取る性格、可愛げがなかったり…と、「結婚運を看て下さい。」ちゅうて言わはる以前の問題やちゅう事でんねん。
鑑定の実際で生じる問題で、そないなパターンの御仁は、よ〜似た(性格的)人種やちゅうデータも出てま。

結論としましては、占う側は誰も彼もがちゅう事ができまへんよ〜に、占われる側も誰も彼もが鑑定を受ける資格があるちゅう事はないのんだす。
冒頭の「人間ちゅうモンは、全てに平等にはできとりまへん。それを無理に平等と思〜たり、それを前提とするから弊害が起きまんのや。」ちゅう言葉が全てのよ〜でんな〜。

上林岳承

総合開運研究学会
上林岳承

運命鑑定/プロ養成占い教室
daikando@sd5.so-net.ne.jp


プロの四柱推命『関西占い物語』