関西占い物語/『火』の章

2000.UP 2008.8.18.更新

この『関西占い物語』はでんな、木火土金水の5つの章の構想でんねん。
前章の『木の章』で、わてが体罰で高校教諭をクビになった事にえらい反響がおましてな、励ましのお言葉や、ナンでもかんでも体罰禁止主義には問題があるちゅうてメールを下されたお方もおられました。
こんな方々がおられるちゅう事は、まだまだこの世の中も捨てたモンやおまへんな〜。

そやけどこのホームページ、ホンマに変わってまんな〜。
占いのホームページだっせ。
作ってる本人がつくづくそ〜思うんだす。

エッ?
「あんたが変わっているからや。」ってだっか?

そ〜でんな、占い師になるモンはみんな変わってまっさかいな〜。
それとも、変わってるよってに、占い師になりまんのかもしれまへんな〜。

まあ、前書きはこの辺にしといて『火の章』きばって行きまっさ!

わてが高校教諭になったんは昭和50年代だした。
当時、今の家内と新婚ホヤホヤ状態の中、セッセと阪神間の私学に電話をかけまくって採用を伺ってましたんや。
ほんで阪神間の私学を全てかけ終え、次は奈良方面に手をのばした時、友人がかけた電話で理科の採用がおましてん。
奈良育英高校ちゅう学校だす。

わての家は宝塚だっしゃろ〜、奈良ちゅうたら遠おますがな〜。
せやけど、そんな事は言うてられまっかいな!
取るモンも取らんと奈良へ行きましたんや!!
わてのとった行動が早よ〜おましたんやろな〜。
校長はんとの面接で一発採用だす。
ほんで「あしたから来て下さい。」ちゅう事だした。

季節は晩秋11月の事でんねん。
病欠の生物の先生のピンチヒッターとしての採用だした。
わての専門は化学だす。
ホンマは生物はあんまし得意やおまへんのやけど…、「はい、生物なら得意です。私は生化学の専攻ですから。」と言うて、このチャンスをもぎ取ったったんだす。
ウソも方便でんがな〜。

校長はんとの面接のアト、生物主任の先生が来られて色々と説明を受けましたんやが、ど〜も学校の中が荒れてるらしいんだす。
授業中に爆竹が鳴ったり、他の組のモンが入って来たり、廊下が洪水のよ〜に水浸しになったりという実態をわてに話さはりまんねん。
ほんでわての受け持つんは、1番荒れと〜高2の全クラスやちゅう事も聞かされましてん。

そやけど実際に授業をやってみると、かわいらしいモンでんがな〜。

わては中学高校と高校野球で有名な報徳学園を出ましてん。
報徳ちゅうたら、昔はスポーツ王国だしたんや。
武道やスポーツのために全国から汗臭い男子が集まって来る男子校だした。
毎日みんな、エネルギーをあり余して生活しとったもんだす。
そやから報徳はホンマに恐い先生がギョーサンおられましたんや。
しかしわてらもその網の目をくぐって、よ〜悪さをしたもんだす。

そんなわてらの高校時代に比べたら、まだまだ修業が足らんちゅうか、ナンちゅうか、おとなしい奴等でんがな〜、奈良育英の生徒は。
共学やからパワー不足でんねんな〜。

わてがちょっと怒ったら、アトは静か〜に授業が進みましたんや。
授業後、他の先生が不思議そ〜にしてはりましたんやが、不思議なんはわての方だした。
わてはちょっと報徳の先生のマネをしただけでんがな〜。
ナンであんな程度の生徒を押さえられへんのか?? 神経を疑いと〜おましたわ、ホンマに!

そやけどよ〜考えてみたら、わてはここの生徒よりも、もっと悪さをしておったさかいに、生徒がやる事が手にとるよ〜にわかりまんねん。
とすると、高校時代、エエ子ちゃんやった先生には、こ〜ゆ〜事はわかれへんちゅう事でんがな〜。
そんな先生だしたら、暴れる生徒が恐ろしおまっしゃろな〜。

奈良育英はそんな先生がほとんどで、押さえの効く先生は、ある体育の先生1人だけでんねん。
その結果、生徒は先生をナメきってしまい収拾がつかへん状態になってしも〜たよ〜だす。

幸いに、わては報徳の先生から知らず知らずの内に「教師はヤクザと同じで、生徒にナメられてしも〜たらオシマイや。」ちゅう事を体を通して覚え込まされていたんだっしゃろな〜。
ホンマ、報徳の先生は恐おましたから…。

しかしでんな〜、わてが受け持っている生徒はわての事をよ〜わかってくれてまんのやが、他の学年の生徒はわかってまへんのや。
そしてとうとう生徒を1人なぐる事になってしまいましてん。

するとど〜でんねん?!
いつもその生徒に痛めつけられておった先生が、わてをヒーロー扱いにするやおまへんか?!

わては又、ここで首をかしげましたわ!
報徳なら先生が生徒をなぐる事は日常茶飯事の事でんがな。
わても必要と思い、躊躇せず自然に手が出とりましたんや。

そやのにわてをヒーロー扱いして騒ぎたてる事もおまへんで!
それにそんなヘナチョコ教師のために、なぐったわけでもあらしまへん。
なぐったのはあくまでも、わてとその生徒だけの問題やおまへんか!!

エッ?
この生徒をなぐった理由だっか?

わてが手を出したんは、注意した際の教師に対する対応の悪さが理由でんねん。
この時のみならず、わてはクビになるまで、生徒が犯した事に関しては1度も手を出してまへん。
注意してるわてに対する態度が悪い時のみにしか、わては手を出しまへんのや。

でもま〜、このよ〜に報徳とあまりにもギャップのある高校でも、非常勤講師から専任教諭にならねばなりまへん。
生活がかかってまっさかいな〜。
初めの話だすと、このままわてが来春から専任教諭になれるちゅう事だしたんやが、年が明けると病欠していた先生が復帰して来るちゅう話でんがな。
ほんだら、わては用無しだっせ。

ところがでんな〜、天はわてを見放さへんかったんだす!!
1番荒れているという高2を押さえたどころか、案外「変わった先公や!」と生徒間で人気のあるわてを「専任にしてはどうか?」ちゅう推薦がおまして、数学で専任教諭になれましてん。
ホンマ、ラッキーだした!!
これも暴れる生徒がいてくれたお蔭でんがな〜!!
この時ばかりはヤンチャな生徒達に感謝しましたで〜!!

まあ、この学校が荒れたんは生徒が悪いんやおまへん。
教師がヘナチョコやったからだす。
『デモシカ教師』の功罪でんな。

エッ?
『デモシカ教師』って知りまへんか?!

これといった目的がないんで教師デモしよか。
とか、才能がないんで教師シカでけへん。
ちゅう理由で教師になったんを言う言葉だす。

ヘヘヘ、このホームページ、ホンマに勉強になりまっしゃろ〜?!

こんな『デモシカ教師』はサラリーマン教師だす。
自分の身の保全を第一に考えまんねん。
そやから生徒に対して「事なかれ主義」の対応しかでけまへんねん。
教師は聖職だっせ!!
月給取りだすが、サラリーマン教師では断じてあきまへんのや!!

ヘヘヘ、ちょっとこの事に関してはいつまで経っても熱い弁になってしまう、わてでんねん。

ほんだら話を元に戻しまっさ。
ラッキーちゃんちゃこりんで専任教諭になった所までだしたな〜。

この奈良育英高校も、わてが専任教諭になって2〜3年後、学校の荒れがなくなりましてん。
これは何もわての功績でもナンでもおまへん。
公立の中学の荒れがなくなったからだす。
ま〜、わてに言わせれば、来る生徒が『陽』から『陰』になっただけでんな〜。
そやけど例の教師らにとってはでんな〜、注意しても反抗され、身の危険に曝される事がなくなったんで、休んで自習にする事が少の〜なりましたな。
注意して反抗されなんでも、生徒がホンマにわかったかは別問題でんがな〜。
でも例の教師らにとっては、そんな事はど〜でもエエ事でんねん。
反抗さえして来んよ〜になったら、それでエエんだす。
その時の生徒の聞く態度なんかもど〜でもエエんだす。
「言っとく、放っとく」ちゅうヤツでんな。

わては『陽』の生徒の方がよろしおましたな〜。
昔のわてみたいだすし、ハラを割って話し合えまっからな〜。

それにしてもでんな〜、今まで生徒の前でシュンとしとった例の教師らが、えらい勢力を伸ばして来よりましてん。
ほんでわてが生徒に手を出しまっしゃろ、するとわての反目に出て、わての行為に意見して来よりまんねん。
いわゆる「ナンでもカンでも体罰は禁止」ちゅうヤツでんな〜。

当時は今のよ〜に、現場をよ〜知らん御仁らが、マスコミを通じて外野から、教師の体罰に対して騒ぎ立てるちゅう事はおまへんのだしたんやが、せっかくわてが生徒を諭して納得させても、例の教師らがご父兄にわての悪口を言い、ご父兄にわての体罰に対する抗議をさせまんねん。
ホンマにえらい変わりよ〜だっせ!
毒を毒をもって制した後、今度はその制した毒が邪魔になって来よりましたんやろな〜。

まあ、わての体罰に対する抗議の方はど〜でもよろしおますんやが、周りの大人がそんな諷に騒ぐ事によって、当の生徒は自分の犯した事の反省を忘れてしまいまんねん。
それが大きな問題だした。
つまりでんな、教師の体罰があきまへんちゅう事ばかりがクローズアップされて、肝腎な生徒の犯した事はチャラになってしまい、体罰教師だけが悪者になってしも〜てまんねん。
今の教育もそ〜なってまへんか?!
よ〜考えてみなはれや!
この局面では教師の体罰云々とか生徒の人権云々とかではの〜て、大切なんは生徒の悪い所を直させる事やおまへんか?!

教師と生徒とは平等でも対等でもおまへんで〜!
言うてもやめへんのやったら、なぐってでもやめささなあきまへんやんか!!

エッ?
「なぐってわからせられるものではない。」ってだっか?

いいや、そんな事はおまへんで〜。
わてはわからせて来ましたで〜!
そ〜ゆ〜あんさんが、よ〜生徒をなぐれへんだけと違ゃいまっか?!

エッ?
「それはわからせたのと違って、恐いから言う事を聞いたのです。」ってだっか?

それで上等でんがな〜。
今の教育は恐いモンがおれへんから、とうとう小学校1年生までが授業中、私語はおろか、立ち歩くモンまで出て来たんと違ゃいまっか?!

いくら子供でも悪いっちゅう事は、よ〜知ってまんねん。
そやけど、そこに恐いモンがいてへんと「まあエエか。」と悪い事でもやってしまいまんねん。

わてら大人かって、警察が恐いから、刑罰が恐いから、犯罪を犯さへんのんだっしゃろ?
わからせる、わからせへんちゅう問題やの〜て、悪い事をやらさへんちゅう事が大切なんだっせ。
みんな悪い事と知ってて悪い事をしまんのやから…。

エッ?
「恐い人がいない所では、悪い事をするのでは…」ってだっか?

ほんだら周りの大人がみんな恐い大人になったらエエんだす。
そ〜ゆ〜あんさんが恐い大人に、よ〜なれへんさかいに、けったいなへ理屈をこねて逃げてまんねやろ。
よ〜プラットホームで高校生が堂々とタバコを吸ってまんがな。
わては当時、見つけたら他校の生徒でも注意してタバコを取り上げまくってましたで。
高校生が駅のホームでタバコを平気で吸う…。
わてらの高校時代では考えられへん光景でんな〜。
これもみな周りにおる大人が見て見ぬふりを決めこんでるさかいに、悪いちゅう事を知ってて吸ってまんねんで。
大人が恐おまへんのんで、ナメてまんねんな〜。

ここまで書くと、何かわては生徒から怨みを買うよ〜な教師のよ〜に思わはるんと違ゃいまっか?!
ところがでんな、教師生活9年間で1度も生徒に、怨みを晴らされた事はおまへんのや。
逆に指導部長の先生はんに入らん情報まで、わてに生徒は提供してくれまんねん。

今思うとでんな〜、生徒はわての事を教師というよりも、クラブ活動なんかの恐い先輩かOBのように思〜とったんかもしれまへんな〜。

こんな芸当ができたんは、わてが四柱推命でいう『劫刃、空亡に入る』の生まれでおましたからだっしゃろな〜。
『正官』がこないな事をしてみなはれ、一遍に生徒からお礼参りをされまんがな。

エッ?
「『劫刃、空亡に入る』や『正官』て何?」ってだっか?

ヘヘヘ、わてはプロだっせ、タダでしゃべれまっかいな。
四柱推命の本を読んで調べなはれ。

それでもでんな〜、『木の章』でお話しましたよ〜に、わての生徒のご父兄の中に、わてと四柱推命を橋渡ししてくれはるお人はんがおられたちゅう事は、ホンマに運命的でんな〜!!
まあ、わての教師9年目の年が大きな転機だしたちゅうこっちゃ。
あんさん方、占いを侮っとったらあきまへんで〜。
四柱推命で、この事を理論的に解析でけまんねんで〜。

しかしこの事は、もっと前に知りと〜おましたな〜。
ほんだら、早くからそれに向けての準備ちゅうモンができまんがな〜。

どちらにしてもでんな〜、子供のご機嫌伺いの今の腐れきった教育界で教師をやっと〜より、占い師をやっと〜今が最高だす!!
ホンマ、占いはおもしろおますし楽しおます。
「ここまでわかるんか?!」ちゅう、占いの醍醐味に触れるとワクワクしまんな〜。
趣味と実益が一致した、わての天職かもしれまへんな〜。

上林岳承

総合開運研究学会
上林岳承

運命鑑定/プロ養成占い教室
daikando@sd5.so-net.ne.jp


プロの四柱推命『関西占い物語』