関西占い物語/『火』の章4

2001.10.22.UP

わては元高校教諭やったせいだっしゃろか、教師の体罰(?)の記事は絶対に読みまんねんな〜。
先日(H13.10/18)も新聞に、「授業中に教室内を歩き回り、担任の男性教諭から注意された際、暴行(?)を受け、首に怪我をしたとして、京都市の市立小学校4年の男児と父親が市に慰謝料等を求め…」ちゅう記事がおました。

世も末でんな〜。
授業中に教室内を歩き回るお子様もお子様やったら、そのお父様もお父様やし、それを正当とする世間も世間でんな〜。
こんな世間やさかいにこんなお父様が生まれ、こんなお父様やさかいにこんなお子様が生まれまんねん。

新聞によりますと「男児は授業中に教室内を歩き回り、他の児童とおしゃべり。担任教諭は男児が注意を聞かないため、首筋を後ろ向きに引っ張り、席に連れ戻した。男児は帰宅後、親に首の痛みを訴え、首の軽い捻挫と診断された。」ちゅう事だす。

これを皆はん、ど〜受け取りはりまっか?
そんな事で首の捻挫なんかが起こると思いはりまっか?
いくら現代っ子が弱〜なってるちゅうても、襟首をもたれて引っ張られたくらいで(新聞では「首筋を後ろ向きに引っ張り」となってまっけど、首筋を引っ張ったりしまっか?!)捻挫なんか常識で考えても起こりまへんで!
これはこのお父様が我が子かわいいで、仕組んだ腹いせの狂言でんねん。
わてはハッキリと言い切れまっせ!!
何でかちゅうと、わてが教師をしてました時にも、同じよ〜な事がおましてん。
今回は、そのおもろい話だす。

わては当時、教師として宝塚から奈良まで、電車で2時間かけて通勤してましてん。
当然、電車を降りたら学校まで歩かなあきまへん。
その道中10分間、冗談の通用するおもろい生徒や美人の女の先生と、楽しく世間話をしながら歩くんが趣味だした。
ほんで歩きながら、通学中の生徒の頭髪や服装をそれとなくチェックし、違反者には指導をしまんねん。
ナンや口うるさい先公のよ〜でんねんけど、こんナン、教師と生徒の挨拶代わりのスキンシップでんがな。
たまには、他校の生徒をどやしたった事もおましたで〜。

そんなある日、横断歩道を赤で渉った不心得者がいましてん。
反射的にわては怒鳴って、その不心得者をもどらしましてんけど、煩そうにふて腐れた態度をわてにとりますんや。
わては前にも書いたはずだすが、教師時代、生徒が悪い事をしたぐらいではどついた事はおまへん。
どついた時は「わての注意を無視したり、反抗して来たり、聞く態度が悪い」時のみだした。
今回もそ〜ゆ〜態度をわてにとりよりましたから、ビンタをくらわしてやりましてん。
ほんだら、小さい時分からどつかれ馴れてへんから、避けようと顔を背けよりましてん。
こんな動作をしたら、ビンタが他に当たってしまいまんがな。
わてらの頃は、ビンタを張られよ〜が、どつかれよ〜が口ん中を切らんよ〜に歯を食いしばって、「顔でモロに受けたる!!」っちゅう気概がおました。
そのため、他のところにビンタや鉄拳が当たって怪我をする事はおまへなんだ。
しかしそんな事も今は昔…、案の定、わてのビンタの指がこの不心得者の目をかすめても〜たんだす。

ほんだら、お決まりの周囲の大騒ぎ。
も〜そこには、この不心得者がした行動へのお咎めは消え、専らわてへの周囲の非難誹謗だす。
ほんで、この不心得者のお子様とお父様は診断書をとるために病院へ行くちゅうパターンでんがな〜。
しかしこれには付録がおまして、この御仁らは視力が落ちたちゅう因縁をつけて来よりましてん。

ヘヘヘ、そんナンは狂言に決まってまんがな。
わては高校時代から、グローブをつけて殴り合い蹴り合う武道をやってまんのや。
その経験から、ビンタが少しそれて目にかかっても、そんな事ぐらいでは視力は落ちまへん。
本人が病院で見えへんちゅうたら、それが通るから、こんな狂言はよ〜ある事でんねんけど…。
しかし(管理職にも父兄にも)ゴマすりのY原ちゅう、このお子様の担任はわてに「上林さん、人間には弱いところがある。あの子は目が弱いところやのよ。」ちゅう始末だす。

そ〜ゆ〜事で、学年主任はんとこの担任はんとの3人で謝りに行く事になりましてん。
このお子様の家は、奈良の郡山の金魚屋ちゅうかテキヤでんねん。
ほんでこのお父様は、エエ歳こいて未だに字が読めへんちゅう事だす。
そやのにこの御仁、鬼の首を捕った如く、教育について聞いた諷な事を延々としゃべりはりまんねん。
おもろい光景だっせ、字も読めんモンが学校の先生に教育論をぶってまんのやから…。

わては大概飽き飽きしても〜て、毎日往復で4時間の通勤だすよってに、慢性睡眠不足のため思わずウトウトしかけましたがな。
こんな戯言を本人のお子様は傍で聞いておって、恥ずかしがってへんかとチラッと見たったら、アラ不思議!!
目の付近が痣のよ〜に薄らと色が変わってまんのや!
わてにぶたれて5日経ってまんねんで。
今日、学校で会った時は普通の色してたんだっせ。
それに軽く1発ビンタをくらわしたくらいで、痣ちゅうモンはできる訳おまへん。
間違いの〜、お化粧してまんねん。
字も読めん無知な御仁の浅知恵丸出しでんがな〜。

ほんで調子よ〜教育論(??)をぶってはった、この御仁、最後はわてに「こいつがお前に殴られて帰って来た夜、お前とこへ殴り込んだろうとしとったんやけど、皆に止められてせんかったんやぞ!」ちゅうて、教育論者が一転して、わてを脅して来はりまんねん。
ヘヘヘ、さっきまで教育論(??)をぶってはった御仁が、わが子の前でそんな言葉を吐けまっか?!
ほんでこれにも付録がおまして、ここの奥様曰く、「うちの人は、こ〜いう事は本当にやるんよ!」ちゅうて、あんまし驚いてへんわてに親切に忠告してくれる有り様だす。
普通やったら「あんた! 何言〜てんの!!」ちゅうて、恥ずかしがってたしなめるモンだっしゃろがな…。
例のゴマすりY原はそんな奥様に「お母さんの暖かい顔を見ると、いつも心が和むんです。」ちゅう訳のわからん事を帰り際に言〜てはりましたけど、結局のところ、わては「ど〜も。」ちゅうてペコンと頭を下げただけだした。

ほんで最後にこの話にはオチがおますんや。
聞きと〜おますか?
おもろおまっせ!

このお子様、眼鏡をかけんと字が読めんようになりはって、学校に高い眼鏡を買わしはり、授業中や本を読む時は必ずかけてはりまんねんけど、ある日、電車の中で友達と本を読んでるとこに出くわしましてん。
ヘヘヘ、ほんだらこのお子様、わての顔を見るなり、慌てて眼鏡を出してかけまんねんで〜。
意地の悪いわては「無理して眼鏡をかけんでも、そのままの方が読みやすいやろがな〜。」ちゅうて言〜たろ〜かと思いましたんやが、ヘヘヘ、親の差し金でそ〜してまんねやから、子を責める必要もおまへんやん。

ま〜、全てが全てやないと思いまんねんけど、世の体罰に対する本人と親の腹いせの狂言は、掃いて捨てるほどあるんと違ゃいまっか?
そんナンを考えると、も〜世も末でんな〜。
四柱推命は世相を占えまへんのんで、ナンとも言えまへんけど…。

エッ? 知りまへんだしたか?
四柱推命は「人と人、人と社会」の事のみしか占えんのを?!
そやから、某女性週刊誌で今年の上半期の世相を占ってはる四柱推命の御仁に町で遭いはったら、顔に墨で大きなバッテンをつけたっておくんなはれ。
インチキ占い師には、ナンか目印をつけておかなあかへん時代の到来だっせ。

上林岳承

総合開運研究学会
上林岳承

運命鑑定/プロ養成占い教室
daikando@sd5.so-net.ne.jp


プロの四柱推命『関西占い物語』