関西占い物語/『火』の章3

2001.5.11.UP 2008.3.9.更新 2014.9.30.写真を掲示

皆はんはどない思いはりまっか?
昨今の子供の学力低下を!!
ナンや聞くところによりますと、塾で習〜た事のおさらいの場が学校らしいそうでんがな〜。

ほんだら一体、学校ってナンだんねん?!
学校はしっかりせんと、あきまへんで〜。

ま〜、塾では大学生だけでの〜て、学校の先生はんらも秘密でアルバイトしてはるんだすさかい、わてが力んでみても仕方おまへんのんだすけどな〜。
わてが高校教諭をクビになる時、校長はんや教頭はんに、塾のアルバイトをやってはる教師(女生徒に手を出した教師も)の実名を上げて、「こいつらは体罰と比べて許されるんか?!」ちゅうて詰め寄ったったら、校長はんが赤い顔して「実名を上げるな!」ちゅうてムキになってはりましたな〜。
ヘヘヘ、こら〜管理職もグルだっせ!!

まあ能書きはこれくらいにして、『火の章3』を景気よ〜行きまっさ!!

今回はわてが出た報徳学園高校に、ちょっと似つかんタイプやけど、ホンマにエエ先生がいはったお話だす。
この先生は色白で細く弱々しく、全然恐〜ない先生でんねん。
報徳は男子校だすので、屈強な恐い先生ばっかりでんのに、こんな先生で勤まりはるんかな〜ちゅうんが、わての第一印象だした。
もちろん男の先生だす。
女の先生なんかは、悪ガキどもにオモチャにされてワヤになってしまいまんがな〜。

けどこの先生は育ちが良かったんだっしゃろな〜、物事を悪い方に取ったり、暗〜い雰囲気が全くおまへんねん。
普通、弱い先生は自己防衛のため、空威張りしたり、陰険なモンだっせ。
そやけどこの先生には、そんなトコがないんだす。
名前は「西村温知」ちゅうんだして通称『オンチ』でんねん。
ほんでこの先生は、わての高1の時の担任で数学の先生だしてん。

そやけど不思議でんねんで〜。
ホンマ頼りない先生やのに、クラスのまとまりがものすご〜よろしおまんのや!!
汗臭い泥臭い高校生の男が、ひとクラスに50人いてまんのやから、弱い先生やったら授業中はやりたい放題な事を皆しまっさかい、無法地帯になりまんねん。
実際に弱い先生の授業は全く成り立ってまへんだした。
ほんでそんな先生の担任のクラスはバラバラでんねん。

そやのにわてのクラスは、ものすご〜チームワークがとれてましたんや。
オンチ先生の授業もみんな静かでんねん。
教科は数学だっせ!
勉強をせ〜へんモンにとっては、一番退屈な授業でんがな〜。
そやのにみんな、他の弱い先生の授業は無法地帯にしてまんのに、オンチ先生の時は不思議とちゃんとしてまんねん。
しかしたまに騒がしくする事もおましたんやが、オンチ先生が「オイ、静かにしてくれ。」と普通の声で言わはったら、誰ともなく「オイ! 静かにしよ〜ぜ!!」ちゅう声がわてらの中から飛び出して、みんな静かになるんだす。
まあ確かにオンチ先生の言わはるギャグは、お世辞にもおもろいとは思いまへんなんだんだすが、数学の授業は、よ〜わかる授業だした。

そやけど、今も忘れまへん。
その夏の臨海合宿の時でんねん。
泳いでるわてらの班に、体育の先生(通称「ツル」)が指揮をとってはる班が、冗談で乱入して来はりましてん。
不意をつかれたわてらの班は、コッパミジンに撃沈されましてん。

そこでわてはラグビー部の摺石ちゅう親友と、大将の「ツル」に一矢報お〜と、襲撃をかけましてん。
ほんだら「ツル」は、最初はヘラヘラ笑いながら、わてらの挑戦に乗って来はったんだすが、自分が負けそ〜になると、急にわてらをどついて来よりまんねん。
わてらは冗談でどついて来はったと思ってましたんやが、よ〜見ると本気でんねん。
それもヘラヘラ笑いながらだっせ〜(わては気狂いやと思いましたで〜!)
ほんでわてら2人も、身を守るため臨戦状態に入り、座は一瞬にドッチラケでんがな〜。

ところがでんな〜、ヒョッと気がつくと、カナヅチで水を恐れてはったオンチ先生が、わてらのおる深みまで来てくれてはるやおまへんか!!!

後でクラスのモンの間で「オンチな〜、お前らの方へ助けに行きよったで〜。」とか、「よ〜泳がへんのに、海の中へ必死こいて走って行きよったで! オンチ、ホンマ、エエとこあるで〜!!」と大評判だした。

色白のオンチ先生が助けに来てくれはっても、怒り狂った屈強な体育教師の「ツル」に勝てっこおまへんやん。
そやけどわては、ホンマ、嬉しおましたな〜!!
相棒の摺石も、いかついオッちゃんみたいな顔してまんのに、ものすご〜感動してましたで〜!!img156

ところで、今回の主役のオンチ先生、現在わての隣町に住んではりまんねん。
過去に2度ほど、お邪魔してまんねんけど、わても中年のオッちゃんになり申すと、とんと足が遠〜のきまんな〜。
そやけど今度、この『火の章3』の感想をお聞きしに、お邪魔しよ〜かと、ヘヘヘ考えてま!

前にお邪魔した時、全然変わってはれへんので、わてはものすご〜嬉しおましたし安心し申した。
わても教師をしてましたんで、教え子が遊びに来てくれはる事がおますんやが、当時と一緒のわてで迎えまんのや。
それが教え子が、ものすご〜安心感を持ってくれるちゅう事を、わてが一番よ〜知ってまっさかいな〜。

エッ?
誰でんねん?

「お前は変われちゅうても、変われるかい!」ちゅうてまんのは?!
ヘヘヘ、そ〜でんな〜。
わては変われまへんな〜。

世間では高校の教諭になりたいのに、非常勤講師で終わりはったり、しょう事なしに塾勤めしかでけんモンがギョ〜サンいてまんのに、わてはナンの苦労もせんと、高校教諭になれましたんやが、これも運ちゅうヤツだっしゃろかな〜。
また、オンチ先生ちゅう、イイお手本の先生を知りながら、暴力教師の道を歩んだんも運ちゅうモンでんな〜。

上林岳承

総合開運研究学会
上林岳承

運命鑑定/プロ養成占い教室
daikando@sd5.so-net.ne.jp


プロの四柱推命『関西占い物語』