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いにしえ占い物語/魂が決めるべきこと
2008.9.19.UP
山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば (源宗于朝臣)
やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける ひとめもくさも かれぬとおもへば
訳:山里は都とちがって、冬になると特に淋しさがまさって感じられる事だ。人も訪れる事がなくなり,草も枯れてしまうと思うと。
「かれぬ」の「かれ」は、「枯れ」と「離れ(かれ)」の掛詞。
「人目」boldは「人」の意味だすんで…、「人目」と「離れ(かれ)」。
「草」と「枯れ」。
これらが、冬の淋しさを強調してまんな〜。
この和歌の作者、「源宗于朝臣(みなもとのむねゆきあそん)」はんは天皇はんのお孫はんだした。
しかし、臣籍(しんせき)…、つまり朝廷の家臣にくだりはったんだす。
これを「賜姓源氏(しせいげんじ)」ちゅうんだすな〜。
源宗于朝臣はんは、和歌の才能はおましたんだすが、官位が今一つだしたんや。
地位がおまへんと人が寄って来んのは、古今東西、紀元前の大昔からいっしょでんな〜。
そないな作者はんが、真冬、山里で住んど〜自分をイメージして詠んだ歌…。
すなわち、この歌は「題詠」の歌だして、フィクションちゅうこっちゃ。
そやけど、ホ〜ンマ、淋しさが表現されてまんな〜。
淋しさ…。
淋しさ…、ちゅうたら…。
まだ世間は秋だっけど…。
この稼業しとったら、真冬のよ〜な淋しいハナシも入ってきま。
ど〜しょ〜もない淋しいハナシを…、どんぞ…。
昔、「最後の恋」ちゅうて、お互いに燃えた恋をしとった二人。
破局して、元カノはんは他の人と結婚、しかし自分は独り身。
そないな二人が、バッタリとあるレストランでニヤミスしはった。
元カノはんは家族連れ。
自分は独り。
その殿方はん「独りの自分で会えた事がよかった。」って、わてに言〜んだす。
わては「ナンでやねん?!」ちゅうたら…。
「俺は、昔、二人で立てた誓いを反故にしと〜ない。」って…。
わても知っと〜二人…。
あんなに誓い合〜たのに、向こうは結婚してしまいはった。
「別れたんやから関係ないやろ〜。」ちゅう考え方が一般的だっけど…。
しかし、この殿方はんは、その誓いを反故にしてへん。
いや、元カノはんの事を風のたよりで聞いて、復讐心に燃えて、一時は「俺も!!」ちゅうて新しい女子(おなご)はんに恋を仕掛けはった。
そやけど、元カノはんよりも好きになれんかったんで、さらに思い出してまうばっかりだしたんで、新しい恋を始めてすぐに捨てて、今もなお独りでおる。
たまたまだっけどピシッとした、自分が一番お気に入りのスーツ姿で再会でけて、その殿方はんは縁(えにし)を感じてはった。
も〜、無関係の女子(おなご)はんやねんけど、まだ愛しと〜。
そやけど、も〜ど〜にもならへん。
そないな女子(おなご)はんだっけど、その人に自分が一番お気に入りのスーツ姿で再会でけてよかった! ちゅうて涙したはった。
わても、向こうはど〜であれ。
立てた誓いは反故にすべきやないと思いま。
それは、誓いを破った向こうへのアテツケやおまへん。
誓いを反故にせんのは…。
自分自身が、ヘヘヘ、そないしたいだけのこっちゃ。
義理立てでもおまへん、そんなモンだっせ。
わては、そないな気持ちがよ〜わかりま。
まだ愛してるんやさかい…。
いつかどこかで、その人とばったり再会するよ〜な事がおましたら…。
その時その人に誇らしい自分で居たいって願うんは当然だっからな〜。
いくら終わったちゅうても…。
それは、人間が決めたこっちゃ。
魂が決めた事やない。
「魂が決めた事やないやないか!!」
こない、この殿方はんにコメントしてやるんが…。
わて、精一杯だした。
嗚呼…、今年も寒く淋しい冬がやって来るんだすな〜。
プロの四柱推命『関西占い物語』
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