藤掛先生による合奏指導
〜神戸大学マンドリンクラブ京都公演
(2001年3月22日)

其の一 投稿者:音松さん  投稿日: 2001年4月 3日(火)01時05分40秒

<合奏指導編>
「いや〜、実は前日に風邪をひいちゃってね、それでやっぱり断ろうと思って・・・」

先生によるご挨拶はこんな調子で始まりました。
なんでも、そのとき電話応対したチーフマネージャー木下君の声が余りに落ち込んだ
感じだったので、「申し訳ないからやっぱり行こう!」と決心されたとのこと。

「実は(グラシャコの)初演のときにも僕は聴きに行くことが出来なくってね、
この機会に行かなかったら多分悔いを残すことになると思ってね・・・」

風邪を召しておられるだけでなく、2日後にARSNOVA大阪公演を控えておられるのに
わざわざ京都まで演奏会を聴きに来て下さったのです。
先生がいらっしゃることを前提に、リハの最後にグラシャコを練習することになって
いたのですが、そのときになって客席に先生がおられることに気がついてビックリ!
木下君に促されるままに先生をステージまでお呼びして挨拶をしたのでした(^_^;)

実際に指導して頂いた部分は大きく分けて4つ。
 1、テンポの変わり目
 2、ギターのリズムとそれに音を乗せていくということ
 3、グランドポーズの振り方
 4、ブレスを大事にメロディーを「うたう」ということ

非常に制約された時間でしたが、非常に熱心に、先生自ら指揮を振って指導して頂きました。
特にグランドポーズ、ここの振り方は成瀬さんと同じく、「藤掛先生直伝」です(^^ゞ
そして気がつけばすでに開場まであと数分!?急いで楽屋へと撤収していったのでした。

しかし・・・緊張したなぁ、あの時は・・・(^_^;)


其の二 投稿者:音松さん  投稿日: 4月 3日(火)01時06分53秒

藤掛先生による合奏指導
   〜神戸大学マンドリンクラブ京都公演(2001年3月22日)〜


<本番編>
正直言って、不安はぬぐえませんでした。
実際に変わったところ数箇所。特にグランドポーズとギターが16分音符でスケールを
弾くところの直前。時間の関係で数回しか練習が出来なかったのです。
「振り方変わってるから絶対に間違えんようにね〜」
3部開演前に私はそれぞれの楽屋をまわってみんなに呼びかけておりました(^^ゞ

そして本番、一つ一つ課題をクリアしていくような感じで演奏は進んでいきました。
piu mossoへの変わり目、上手くいったと思います。
最初の難関であるグランドポーズ、驚くほど良くなりました。先生の御指導の賜物です。
そしてギターによるスケールの直前、ここは直前に分割を入れたので特にヒヤヒヤした
ところなのですが、さすがは本番に“は”強いと謳われる(?)我ら部員たち。
キッチリと決めてくれました(^_^;)

ここまでくればしめたもの、あとは燃え尽きるまで弾くのみです。
一番最後の主題の再現、私的にはドラ・セロの音があたかも男声合唱のように聞こえて
来るところで大好きなところです。ベースが揺れてます。大学院2年生の先輩が、
「グラシャコやるなら是非出たい」と卒論で忙しい合間をぬって参加して下さいました。
涙もろく、熱いベースを弾く人で、私は大好きです。
最後は先生のお言葉どおり、私の気持ちの赴くままに伸ばしてみました。
そして音を切った瞬間、拍手が・・・
最後に先生をステージにお呼びしました。握手のあと、「とってもいい演奏でしたよ。」
と言って頂けました(^o^)丿


其の三 投稿者:音松さん  投稿日: 4月 3日(火)01時07分56秒

藤掛先生による合奏指導
   〜神戸大学マンドリンクラブ京都公演(2001年3月22日)〜


<その後・・・>
打ち上げで使った旅館に先生が来て下さいました!
私たちは丁度食事を始めたところで、先生が風邪をひいておられるということもあり、
挨拶だけして頂きました。打ち上げは12時からと聞いた先生は「やっぱり学生だねぇ」
と一言(^_^;)
実はそのとき先生は私たちと話をしたがっておられた、とあとから人づてに聞きました。
あの時指揮者とトップ陣だけでも別室でお話すればよかった、と今では後悔の嵐です(>_<)

先生はその後少しお酒を飲まれて、翌日帰られたとのこと。
お忙しい中、しかも風邪を召しておられる中、私達の演奏会を聴きに来て下さって本当に
ありがとうございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

そして成瀬さん、このようなシチュエーションを形成することが出来たのはやはり、
成瀬さんの大きな影響力があると思います。
本当に、どうもありがとうございました。


<裏話の裏話>
実は、チーフマネージャー木下君の声が悲しそうだったというのは、合奏中だったので
声をひそめて電話をしていたのを先生が勘違いされた、というのが真相のようです(^^ゞ


神戸大学マンドリンクラブ京都公演
(SpringConcert2001)

日時:2001年3月22日/会場:京都府立府民ホール・アルティ
開場―18:00/開演―18:30/入場料―無料

指揮:戸松啓佑 佐々木可奈

1部
SINFONIA Giuseppe Manente
PLECTRUM SERENADE 上田 益

2部
〜映画音楽〜
ラストエンペラー
ゴジラVSモスラ、他

3部
Stasis Field(停滞空間) 岩井 邦嘉
GRAND CHACONNE(初演版)
      ―委嘱初演20周年記念― 藤掛 廣幸


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