セレナーデNo.1

「セレナーデ」とは、もともと夕べに恋人の窓辺でギターを弾きながら歌う“愛のうた”のことですが、この曲は、モーツァルトやチャイコフスキーのセレナーデのように、あまり肩のこらない楽しい団らんの場で演奏される音楽を目ざしたものです。10の楽章より成り、切れ目なしに演奏されます。交響曲のような有機的な構成ではありませんが、全体が一つの夢のある音の世界を形作るように考えられています。
   このセレナーデ No.1 は、日本旋法的なハーモニーとメロディーラインに特長があり、最初にイントロダクションで提示される民族風のテーマが、何度も形をかえて現われ、全体の進行案内役をつとめます。   (作曲者談)

(岐阜大学マンドリンクラブ 第17回 定期演奏会(1980.12.17)パンフレットより)

<投稿者:透明人間さん 1999.11.21>


セレナーデNo.2

 

Serenade No.2
「セレナード」とは、もともと愛情や尊敬をよせる人に捧げるタベの音楽を指している。この曲は、モーツァルトやチヤイコフスキーのセレナードのようにあまり肩のこらない、楽しい団らんの場で演奏される音楽を目指したものである。五つの楽章によって構成されているが、それぞれ親しみやすいテーマが楽器をかえ調をかえて繰り返され、全体として一つの夢のある音の世界を作り出すよう考えられている。

大阪医科大学ギターマンドリンクラブHPより)


  「セレナーデ」とは、もともと夕べに恋人の窓辺でギターをひきながらうたう“愛のうた”のことですが、この曲は、モーツァルトやチャイコフスキーのセレナーデのように、あまり肩のこらない楽しい団らんの場で演奏される音楽を目指したものです。五つの楽章より成り、切れ目なしに演奏されます。交響曲のような有機的な構成ではありませんが、全体が一つの夢のある音の世界を形作るように考えられています。
  映画音楽が題材にとられているらしく、どのテーマも親しみやすく、初めてマンドリン音楽を聞かれる方にも気にいってもらえることと思います。
藤掛先生から「恋人に“愛のうた”をささげるようなつもりで演奏してください」とのことでした。
セレナーデ2譜面.jpg (40318 バイト)

各楽章のテーマ

  私達は、来年4月東京公演を企画しました。10年ぶりとなります。その時に、藤掛先生の新曲を発表させて下さいと作曲依頼したところ、こころよく引き受けて下さいました。依頼したのは6月だったのですが、はや8月31日にはスコアが到着しました。しかも、速達で・・・。先生の一刻も早く送ってやろうという気持ちに感激し、とても感謝しております。曲名は“CHACONNE” for Mandolin Orchestra。
とても美しく、すばらしい構成の変奏曲で、初演できることに、私達は喜びと希望で胸をふくらませています。   
この時点では曲名は、まだGRANDがついてませんでした。管理人記)

神戸大学マンドリンクラブ/第25回定期演奏会(1980.12.16)のパンフレットより/文責・楽譜:成瀬賢次)


こうへいの音楽夜話より

第3話 セレナーデ マンドリンという楽器はご存じですか


そろそろ個人ホームページらしいマイナー、おっとこれは語弊がある。珍しいのをご紹介しましょう。みなさんマンドリンという楽器はご存知ですか。そう、ビワを半分に切ったような形の楽器です。平たいやつはフラットマンドリンといってアメリカのカントリーミュージックで使われる違う楽器ですね。ブルーグラスでは、という意見あり)

楽器がわかりましたら、次はこの楽器から何を思い浮かべられますか。カンツォーネですか、もしかしたら古賀政男?ある程度のお年の方しか分からないかもしれませんが、日本でマンドリンを有名にしたのは、やはり古賀政男と明治大学マンドリンクラブの影響が大きいと思います。

ところが、実はマンドリンの世界はそれだけではないのですね。
もともと、この楽器はイタリアでできたのですが、とても不思議なことに、今最もこの楽器を演奏する人が多いのは、ドイツと日本のようです。
あまり知られていないのですが、マンドリンには、ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、ベースと同じように、音程を異にする種類があり、ギターや管楽器と組み合わせてオーケストラ編成にできるのです。
そのような演奏形態が残っているのが日本とドイツで、日本は大学などのアマチュアを中心に多くのマンドリンオーケストラがあります。こうへいの出身である神戸大学マンドリンクラブもそのひとつです。

ご紹介する2曲は、いずれもこのマンドリンオーケストラのために書かれた知る人ぞ知るという曲です。
マンドリンの群れは、元祖マンドリンオーケストラのもの、セレナーデは、日本のマンドリンオーケストラのために書かれたもので、いずれもこうへいのお気に入りです。

話が変わるようですが、音楽の好き嫌いというのは、生まれと育ちに影響されるのではと思ってます。
神戸大学マンドリンクラブは、私がいたころから今にいたるまで、日本人の作品にこだわってますが、私は、日本人の曲の感性が好きです。
ここから始まってマンドリンだけではなく、伊福部昭なども聴くようになるのですが、これはまた別の機会にお話ししましょう。

このセレナーデNo2という曲は、マンドリンやギターの特性と、日本人の感性が肩肘張らずに活かされたとても楽しい曲です。
セレナーデの意味?それは、夜、恋しい人の窓辺で歌う歌のことですね。
もう一つの、マンドリンのつどいは曲は本場物、でも本場の演奏は手に入れようもないので、演奏は日本です。
これは市販されていて手に入りますので一度どんな音がするのか聞いてみてください。

神戸大学マンドリンクラブ第25回定期演奏会 非売品LP

マンドリン合奏曲参考資料5 セレナーデ Muse Factory MFCD-2105

海の組曲 美しいマンドリンオーケストラの調べ 日本コロンビア COCG-11797

(私の大学の先輩の清水順夫さんのHP「Office こうへい ANEX」より転載。99.9.4記)


セレナーデNo.3

「セレナーデNo.3」委嘱秘話

もう20年ほど前になりますが、仲間4人と名古屋大学の定演を聴きに行った
際に、帰りに岐阜の藤掛先生のところへ寄ってこようとの話になりました。
先生の御自宅に御連絡したところ、岐阜市内でレッスン中とお聞きし、図々しくも
レッスン会場まで押しかけましたが、快く会って頂くことができました。
更に厚かましくも、その場で何か初演を演らせて欲しいとお願いしたところ、
これも快諾頂き、1年後頂戴したのが、セレ3という次第です。
で、4年生の時に名古屋公演にて初演をさせていただきました。

今振り返ると、アポも無く強引な訪問で、赤面ものです。
この場をお借りして20年越し(^^)のお詫びと御礼を申し上げます(→藤掛先生)

投稿者:FUMIN (富山大学ギターマンドリンクラブOB)さん 投稿日:2000年 8月13日(日)19時21分29秒


富山大学ギターマンドリンクラブ第20回定期演奏会
1981年12月5日(土)PM5:30 於 富山県民会館

において第1部はイタリアマンドリンオリジナル
第2部で藤掛作品より2曲
第3部はマンドリンとギターのソロステージ
第4部で熊谷作品より2曲

で、第2部の曲目解説、作曲者紹介、そして選曲方針が
パンフレットにありましたので紹介します。

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セレナーデNo.3<新曲>
「セレナーデ」とは、もともと、タベに恋人の窓べで、ギターを弾きながらうたう“愛のうた”のことですが、この曲は、モーツァルトやチャイコフスキーのセレナーデのように、あまり肩のこらない楽しい団らんの場で演奏される音楽を目ざしたものです。7つの楽章より成り、切れ目なしに演奏されます。交響曲のような有機的な構成ではありませんが、全体が一つの夢のある音の世界を形作るように考えられています。

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作曲者紹介
 岐阜県加茂郡に生まれ、岐阜県立加納高校卒業後、愛知県立芸術大学及び大学院に学び、東京で勉強された後、現在は、岐阜で作曲活動を続けておられます。
 中田直広氏、石井歓氏に師事され、第43回音楽コンクール2位、笹川賞では“シャコンヌ”で1位を受賞、又ブリュセルで行われたエリザベート国際音楽コンクール管弦楽部門では”縄文譜”でグランプリを受賞。”パストラーレ・ファンタジー”で作曲コンクール2位を受賞するなど、はなばなしい御活躍をされております。
“主なマンドリン合奏曲”
・バストラーレ.ファンタジィー ・じょんがら ・詩的二章
・セレナーデNo1、No2、No3、No4  ・グランド.シャコンヌ   ・スタバート・マーテル

<選 曲 方 針>
 近年・マンドリン音楽は・イタリアオリジナル曲の他に邦人作曲家による新曲が数多く
進出し、曲の方向性も多種多様化してきました。
 今年の我がクラブの方向性は過去何年間となく繰り返されてきた伝統的オリジナル曲を見つめ直したうえで、現代にある邦人作曲家の意図をとらえようとするものである。
 この目標に、より近づくため、邦人作曲家、藤掛廣幸氏による新曲”セレナーデNo.3”を11月22日白分達の手で名古屋に於て初演しました。
 新しい曲を自分達の力で、この世に生み出す。現代マンドリンの方向性を知り、感じる。このことが今のマンドリン音楽を弾く私達に必要なことだと思います。
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私はこのときはもうOB2年生になっており、定演は行けなかったのですが、名古屋公演には出かけていきました。
でもなぜかセレナーデNo.3はあんまり印象に残っていないのです。

(投稿者:幅田 さん 投稿日:1999年10月13日(水)22時37分31秒)


セレナーデNo.4

「セレナーデNo.4」委嘱エピソード

「セレナーデNo.4」は岐阜大の当時の渉外が手紙でお願いしたと 思いますが、受取は私と当時の指揮者小川氏と2人でご自宅に伺いました。 その時、ピアノで演奏していただき、思いきり感激したのを思い出しました。 たぶんその時が私の初めての訪問で、また初めてお目にかかった日だと 思います。私の出身地「八百津町」が藤掛さんの出身地の隣町だった こともあり、話がはずみ、お付き合いのきっかけになったと記憶しています。 思い出したのはこれだけですが何か一瞬の煌いた瞬間だったような 気がして・・

投稿者:岩井邦嘉さん  投稿日:2000年 8月16日(水)13時27分41秒


1980年11月23日(日)午後2:00 於 富山市公会堂
富山大学ギターマンドリンクラブ第19回定期演奏会
第3ステージでこの演奏会のラストを飾ったのは
セレナーデNo.4

その曲目解説です。
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 「セレナーデ」とは、もともとタベに恋人の窓辺で、ギターをひきながらうたう“愛のうた”のことだが、この曲は、あまり肩のこらない楽しい団らんの場で演奏される音楽を目ざしたものである。(第17回東マン・プログラムより)

この曲は、氏が今まで書きためたいくつかの短いスケッチをもとにして、1979年に完成した「セレナーデシリーズ」の4番目の曲である。
曲は6つの部分よりなり、一見、単調な、同じフレーズのくりかえしのように思われるが、その一つ一つのフレーズが、我々には大変なつかしいもののように思われ、今の我々が忘れがちなメルヒェンの世界へ導く。
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(投稿者:幅田 さん 投稿日:10月12日(火)22時54分46秒)


「セレナーデNo.4」初演時の曲目解説です。
私は4曲のセレナーデの中で、この「No.4」が一番好きです。特に普段は裏方的な存在であることが多いセロ、ベースがメインとなり、きれいなメロディーを奏でる第3楽章が非常に気に入っています。


“セレナーデNo.4”について                   藤 掛 廣 幸

   「セレナーデ」とは、もともと夕べに恋人の窓辺で、ギターをひきながらうたう“愛のうた”のことですが、この曲は、モーツァルトやチャイコフスキーのセレナーデのように、あまり肩のこらない楽しい団らんの場で演奏される音楽を目ざしたものです。六つの楽章より成り、切れ目なしに演奏されます。交響曲のような有機的な構成ではありませんが、全体が一つの夢のある音の世界を形作るように考えられています。
   恋人に“愛のうた”をささげるようなつもりで演奏して下さい。

 <第16回 東海学生マンドリン連盟 合同演奏会(1979.8.18,19)パンフレット〜岐阜大学ブロック〜より>

(投稿者:岐阜大学OB・セレナーデNo.4初演メンバーの透明人間さん  1999.12.5)

 

 


ちょっとばかし気になったので・・・ 投稿者:Mando Boy  投稿日:09月11日(土)02時09分53秒

 Mando Boyです。

 こちらのHPのエッセイの中で、フラマンはカントリーミュージッ
クで使われると書かれている文章がありますが、実際のところカント
リーでフラマンはほとんど使用されることはありません。ブルーグラ
スと勘違いされているのではないかと思われます。
 ブルーグラスとカントリーを混同されている方が多いのもまた事実
です。しかしながら、歴史や様式からみてこの2つのジャンルは全く
異なるものです。ただ、ブルーグラス出身者がカントリーの分野で活
躍しているのもまた事実ではあります(^ ^)。