トレピックプレリュード

Tre Pick Prelude 初演データ 投稿者:MET事務局(庄山)さん  投稿日:05月10日(水)00時12分

管理人様。ごぶさたしております。メトロポリタンマンドリンオーケストラ事務局の庄山です。
さて、藤掛氏の「TrePickPrelude(トレピックプレリュード)」は、
私も初演時のステージでマンドラを演奏しておりますので、良く覚えております。
以下にデータを記しておきます。
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第57回青少年音楽祭 1990年7月1日 NHKホール

●藤掛廣幸/TrePickPrelude(委嘱・初演)
●シルヴェストリ/ノスタルジー
●イワノフ(帰山編曲)/シベリア狂詩曲
・・・アンコール・・・マスカーニ/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
  以上 山本直純指揮ジュネス・ミュジカル・マンドリン・オーケストラ

●プーランク/スターバト・マーテル
●プロコフィエフ/交響曲第5番
  以上 高関健指揮ジュネス・ミュジカル・オーケストラ 同・合唱団
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1990年7月8日14:00〜16:00 NHK教育テレビにて全国放送されました。
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なお、マンドリン部門の副指揮者は齋藤純一郎氏でした。
私は山本直純氏は我が国の最高の音楽家の一人と思っておりまして、練習時のひらめきは予想以上に
素晴らしいものでした。マンドリンのステージはおもしろく聴かせる事に力点を置かれていたと
思います。例えばシベリア狂詩曲などは、民族音楽の接続曲の性質が強いですから、下品に
ならない程度のデフォルメをかなりしています。またNHKホールというおよそクラシック音楽に
不向きな大ホールで、本来繊細な音色が信条であるマンドリンオーケストラが演奏するわけです
から、かなり譜面に手を加えれました。山本氏は練習の指揮棒を取りながら「そこのマンドラ、
パートの半分はオクターブ上を弾いて!」とか「ギターのアルペジオ、弾き方を変えて!」などの
指示がバンバン飛び、さながら緊張感溢れる練習でした。

このスタンスは「TrePickPrelude」についても同様で、曲頭、初めて主要テーマが
ギターのみで提示される部分は、全く楽譜とことなるアルペジオをつけています。パート内で
オクターブにdiv.をつけた部分も多く、終結部前の弾きながら歌い出すコーラスの終わり方は
さらに派手に変更した記憶があります。(もし録音をお持ちの方はご確認くださいませ。
ひょっとしたら記憶違いもあるかもしれませんので。)

いろいろとご意見もあるかとは思いますが、「プロの音楽家の仕事はこれか!」と私は大変感激
したことを覚えています。音楽にはいろいろな性質があって、その作品の持つ魅力のキャラクターは
みな異なるわけです。解釈の仕方によってはこういうこともありかなあと、私は思っています。

現在私は、マンドリンオーケストラの可能性の開拓を目指してメトロポリタンマンドリンオーケストラ
にて活動中です。今年も9月2日に演奏会を持つ運びとなりましたので、よろしければ当方の
ホームページにもお立ちよりいただけたらと幸いです。

少々長くなりましたが、今後ともよろしくお願いいたします。

追記:「日本抒情歌曲集」は1983年
小泉ひろし指揮ジュネス・ミュジカル・マンドリン・オーケストラとジュネス・ミュジカル合唱団
にて初演されたはずです。私がJMJのマンドリン部門委員を務める3年前のはずですから
多分あってます。残念ながらこの時は参加していなかったので詳細まではわかりかねるのですが
先輩の話では、せっかく併設の合唱団があるので何か一緒に演奏できる音楽はできないものか、
ということから始まって編まれた音楽と聞いています。


トレピックプレリュード 投稿者:37th みすとれすさん  投稿日:10月21日(木)23時41分52秒

最近インターネットを始めたばかりで、こうして掲示板に投稿するのも不慣れなのですが・・・藤掛先生のファンの掲示板があるということなので、早速おじゃましました。
私は今年の夏に千葉の某高校のマンドリン楽部を引退した、元コンサートミストレスです。(大抵はコンサートマスターというのでしょうか。)
私達のマンドリン楽部は、定期演奏会を最後に3年が引退するのが伝統で、
私も第37回の定演を最後に引退しました。今年演奏したクラシックは4曲。その中の藤掛先生の作品が、トレピックプレリュードでした。
さすがに難しく体力も必要で、私の荒削りな技術ではついていけないような大曲でした。私にしたら同じく定演で演奏した、ファルボの曲の方が弾きやすくて、
感情も移入しやすく(ごめんなさいー!単に得意なだけで・・・)、
何でこんな大変な曲を選んでしまったのだろうと、定演前、何度も悔やんだことを思い出します。
でも、本番の演奏の気持ちよかったこと!!
実際には、13の直前あたりで弦が外に飛び出してしまって、(上手く表せないんですが)大変なことになってしまったんですが、それでもあの達成感は忘れられません。
私の高校生活は、あのマンドリン部が全てであり、
その引退をあの曲で飾ることができたことが本当に嬉しい。
今はそんなことを考えながら、次は大学でマンドリンを続けることを目標に
受験勉強の毎日です。
初めての投稿でなんだか長くなってしまいましたが、
誰かに聞いて欲しかったので・・・
それでは私は勉強に戻ります。
またいつか。


ああ、トレピックプレリュード

初めまして、こんにちは。
久しぶりにうちのクラブの掲示板を覗いたところ、なななんと、藤掛先生のファンクラブのページがあるとのこと!早速おじゃましました。

去年のうちの定演で私はトレピックプレリュードを指揮しました。
この曲はわたしにとってすごく思い入れのある曲でして、実は私は中学、高校(広島女学院中高卒)からマンドラをやっておりますが、中学一年生の初めての県大会の時、ほかの学校がトレピック〜を演奏していました。
その時私は『うお〜〜〜〜す、すごい!』と衝撃を受けた曲なんです。
あの、すばらしいメロディー、曲の展開、構造などなど心の底からわきあがるというか、わき上がらせる何かを感じました。
うちの学校は舞踊風組曲第二番を演奏することになっており、私自身、舞踊風が大好きで、こんな良い曲はないと思っていました。がそれを上回るインパクトを感じました。
それ以来、『藤掛先生の曲を、あのトレピック〜をやりたい!!』と思っていたのですが、
中高時代はできずに終わってしまいました。

でも大学に入ってから結構たくさん藤掛先生の曲をすることができました。
おまけにチーフコンダクター時にメインで、あの念願だったトレピック〜をすることができて、
感無量でした。
個人的には、10〜11のドラチェロのメロディーがたまらないほど好きです。
振りながら泣きそうになってしまいました(笑)

(富山大学ギターマンドリンクラブ4年生指揮者の林藍子さん。投稿日9月23日)


こうへいの音楽夜話より

第13話  TrePick Prelude MIDIとネットワークが創る新しい可能性

第3話で、藤掛 廣幸さんのセレナーデをご紹介しました。今日はまたまた同じ方の作品がタイトルです。
今の日本で、マンドリンのための音楽を書いている方の中では、こうへいがもっとも気に入っている作風なのかもしれません。つい、採り上げてしまいます。
ただ、残念なことに、こうへいの現役時代では一度も弾いたことがないんですね。
もし、もう一度楽器を持つことがあれば、必ずやってみたい作曲家です。

で、今日のタイトル曲です。
マンドリンは、同じ音程の2本の弦が4セット張られています。ピックというべっこうなどで出来た爪を使ってその2本を交互に弾いて音を続けるトレモロと、弦を弾きっぱなしにしてバイオリンのピチカートのような弾き方になるピッキングという2つの奏法が特徴的です。
TrePickという題名はこのトレモロとピッキングを表しており、マンドリンの特徴を明確にするために作者が考えた言葉だと聞いています。きっとマンドリンオーケストラの特徴を最大限活かした曲になっているでしょう。

え、「なぜ、なっているでしょうなの、聴いたこともない曲を紹介しているのか」ですって?
いえ、聴いたことがない訳ではありません。気に入って何度も聴いているのです。
ただ、マンドリンでの演奏ではない、正確にはこれまでの感覚では演奏ですらないのです。
こうへいは、この曲はネットワークからダウンロードしたMIDIファイルでのみ聴いているのです。それでも曲のイメージは十分伝わります。

これは大変なことだと思います。この曲のCDが市販される見込みはかなり少ないでしょう。
仮に市販されたとしても、気がつかないうちにすぐ廃盤になりそうです。
そんな曲がネットワークを通じて聴くことが出来るようになったのです。素晴らしいことです。
有名な曲だけが名曲ではありません。自分の大好きな曲は有名な曲だけではありません。
MIDIとネットワークは、音楽好きに新しい可能性を提供してくれます。

なお、この曲は、NIFTY SERVEの MIDI Classic Forum(FMIDICLA)のデータライブラリからダウンロード出来ます。

同じフォーラムから最近ダウンロードした曲をもう一曲。同じく現代の日本人作曲家によるマンドリンオーケストラのための作品です。愛知県北部の北設楽郡というところの民謡を題材にしているのですが、現代音楽らしく不協和音と変拍子が多用されており、民謡の懐かしい旋律と変に調和した独特の雰囲気をもつ曲です。これは、こうへいが学生時代に一度弾いているのですが、なにせまともな和音がほとんどないので、普通はコード演奏が中心のギター弾きとしては、大変難しい曲でした。一応その演奏のLPもあるのですが、ちょうどLPの材質が高騰した時期で、盤質が大変悪く、せっかくの静謐な雰囲気がかなり阻害されてしまいます。
また、針とLP双方の痛みも心配でそうそう聴けません。
それだけにこの曲をネットワークで見つけたときはうれしくなってしまいました。
ネットワーク様々です。

FMIDICLA データライブラリ6番#286 
マンドリン合奏曲参考資料4 Tre-Pick Muse Factory MFCD-2104

FMIDICLA データライブラリ6番#354 
神戸大学マンドリンクラブ第17回定期演奏会 非売品LP
細見 孝治(指揮)、神戸大学マンドリンクラブ

(私の大学の先輩の清水順夫さんのHP「Office こうへい ANEX」より転載。99.9.4記)


ヴィヴァ!マンドリン

合奏する歓びを大切に。 投稿者:ギタマンズのdola さん  投稿日:03月25日(土)02時39分52秒

はじめまして。私は高校に入ってから2年間マンドラを弾きました。一昨日の定期演奏会で引退になり今年は受験勉強です。定期演奏会ではviva!mandolinを最後に弾きました。vivaにはたくさん私の思い出が詰まっています。大好きな友達と一晩中合奏して、朝日が出た時にこの曲を弾いた事は絶対忘れません。定期演奏会でも指揮者も演奏者もみんな泣き笑いしながら弾きました。
私は学校のマンドラを使っていたのでしばらくはドラが弾けません。でもいつか自分の楽器を手に入れてみんなと「合奏する歓び」をまた味わいたいです。そのときはパストラーレファンタジーを弾きたいと思っています。藤掛先生の曲が大好きです!もちろん一番はviva!


VIVA! MANDOLINのこと 

 「ヴィヴァ!マンドリン」について少し情報がありそうなので分かり次第
順次ここに書いておきます。私がクラブの情報誌に載せたものです。

曲目解説
 本曲はマンドリン渡来100周年を記念して作曲されたものである。
壮大な序奏から始まるが、すぐに単純、軽快なメロディーになり曲は進行する。
つぎにAndante cantabileの感傷的な場面に変わり、最初はギターの主旋律から始まり
マンドリンへと引き継がれ進行して行く。ここが終わるとAllegroの3連符を基本とした
歯切れ良く勇ましいテーマが出現する。この後、先程のAndante cantabileのメロディーが
再び現れ、最後は劇的なコーダを迎え、曲は終わる。

(投稿者:富山大学の福井さん  投稿日:10月09日(土)00時29分28秒