新作CD紹介

ここで紹介しているCDは初盤で、現在はジャケット写真が異なり、収録内容が違っているケースもあります。


bunna.jpg (16805 バイト)

原作:水上勉「ブンナよ木からおりてこい」
脚色:小松幹生
台本・脚色:松岡直太郎
作曲・編曲:藤掛廣幸
演奏:藤掛廣幸ソロ.オーケストラ
1999年2且9日長良川国際会議場大ホールにてライヴ録音

祝!33333ヒットプレゼント 

投稿者:Hiro Fujikake  投稿日:2001年2月22日(木)08時

藤掛廣幸です。
久しぶりにおじゃましたら、もうすぐ33,333アクセスになりそうですね。もう少しでマンドリンの新曲も数曲やっと発表出来ると思いますが、それとは別に、ミュージカル「ブンナ」のCDが出来上がりました。中国と日本の合同制作上演されたもので、編集して73分40秒になりました。マンドリン曲「SpringSprung」はこのミュージカルからのメロディーが使われています。最後の方の「ネズミのアリア」は作曲している時も胸が熱くなりましたが今回聞き直している時は、自分が作曲した事も忘れて涙が溢れてしまいました。まだ発表していませんがアクセス33,333を記念して前後賞合わせて3人の方にこのCDをプレゼントします。管理人さん!当選者3人が決まったら、私の方へお知らせ下さい。こちらからCDをお送りします。
3月24日はARSNOVAのコンサートで、この素晴しい人達と一緒に演奏出来るのを、私もとても楽しみにしています。是非聞きに行ってみて下さい。コンサート等で藤掛を見かけたらいつでも全く遠慮なく気軽に声を掛けて下さいね。皆さんにいろんな所で会えるのをとても楽しみにしています。
藤掛廣幸
(2月22日の藤掛先生による掲示板の書き込みより転載させていただきました。管理人記)

33,333アクセスと前後賞の方、計3名様に最新作CD「ブンナ」プレゼント企画無事終了(3月13日)いたしました。「ブンナ」については、こちらをご覧下さい。

33332・・・千葉さん、33333・・・ワトソンさん、33334・・・ごっちゃん、
おめでとうございます!2001年3月18日発送しました。お楽しみに。

◆ブンナCD届きました! ありがとうございました。早速聴かせていただきました。CDを聴いているだけなのに映像が浮かんできて、あっという間にブンナの世界に...。

 ものすごく感動しました。
 ぼろぼろ泣きました。(号泣)
 ものすごく考えさせられました。

いろいろなことが頭の中にあって正直とてもすぐに感想が書けそうにありません。聴く人(みる人)のとらえ方にもよりますが、この作品すごくシリアスなテーマで、私の場合は、まるで心臓を鷲づかみにされるような衝撃をうけました。もちろん心臓に悪いというのではなく、ものすごくすばらしい作品です(^^) 自分の中で整理してからまた感想を書き込みさせていただきますね。 (千葉さん)

◆管理人さん「ブンナ」届きました!ありがとうございます。今聴いております。私は戦いの踊りがお気に入りです。サイン感動です。藤掛先生にもメールを送りました。ありがとうございました! (ワトソンさん)
◆聴き込んでいたらこんな時間になっていました。管理人さんが言われますように、ブンナのテーマがすごいですね。#13-聞かせておくれ なんか悲しくなります。CDということで、音楽で場面を想像できて楽しいです。#21も#13のメロディーで始まり、力強く生きる決意と伴に‘昨日の悲しみは忘れよう’という明るいメロディーへと変わりフィナーレへ。藤掛先生の音楽で創られる独特の世界観がマッチしてますね。紙すきのうたは、インターネットでですが見ました。そちらのCDも楽しみですね。 (ワトソンさん)

◆CDの感想/思い出を書きます。ごっちゃんに代わりまして、私から、まず、反省から。ブンナの舞台のときは、私だけで見にいってしまって、ごめんない。子供たち、ごめんね。確か、会場は子供でいっぱい こんなことなら、つれていっても・・・。いつか、機会を見て、連れて行けるかな。
序曲−5月の風  僕けして弱虫じゃない あの空を飛びたい すごく好きです。5月の風を聞いて、半年以上 いや、1年以上(おおげさかな。)そのメロデーを覚えてました。児童合唱いいですよね。
舞台で、序曲を聞いた時、私後藤の直感「このミュージカルは、もしや、後日マンドリンの曲にな・る・の・かな・・」なぜか、直感がよくあたることが・・・。「スプリング.スプラング」 もしや、これは、ブンナが原曲かな・・・。
この舞台で、味のある役で好きだったのは、ネズミ役の打田茂さんでした。すごく、味のある、せりふと、歌い方すごく良かったです。今回のCD全曲に近い形で入っていたので、すごくうれしかったです。
映像も、見られたら、素晴らしいなあ・・・。すごく、個人的な希望です。ミュージカルや、お芝居の生のものをいずれ、子供と一緒に見られる日がくるかなあ・・・。
最後に、「藤掛先生、33333アクセス記念にCDをいただきまして、ありがとうございました。」お礼遅くなりました。
そして、「ブンナ」が再演されることを希望しつつ、小さな子供さんも、たくさん、たくさい、たくさん、聴いてほしいなあ。感想です。(後藤さん)



2004年3月21日 ブンナの脚色をしてくださった小松幹生様より掲示板に以下のような書き込みをいただきました。ありがとうございました。
ちょっと訂正を……
「ブンナよ、木からおりてこい」の原作が「ブンナよ、木からおりてこい」になっていますが、ちょっと違います。
「蛙よ、木からおりてこい」(新潮社少年文庫)です。ぼくが脚色をして青年座で公演をした時、タイトルを変えたのでした。
そしてその後、水上さんが原作を文庫にしたときに、芝居にならってタイトルを変えたのでした。
(だから、結局このままでいいのかも……。)
でも、いいホームページですね。

劇作家:小松幹生様のホームページはこちらです→http://www.geocities.jp/mkshibai


CD-Mikan.gif (29499 バイト) 9#Solo Orchestra Live 2000#1
未完のラヴレター

2000年7月21日東京カザルスホール.コンサートライヴ録音
1.未完のラヴレター(Shubert作曲−未完成交響曲より)
2.大地の呼び声「序曲」(藤掛廣幸作曲)
3.妖精の森(藤掛廣幸作曲)
4.アダジオ(アルビノーニ作曲)
5.シチリアーノ(Bach作曲)
6.木曽ファンタジー(藤掛廣幸作曲)
7.木馬(藤掛廣幸作曲)

1988年岐阜.未来博覧会会場コンサートライヴ録音
8.樹魂の歌(藤掛廣幸作曲/中条雅二作詞)

未完成交響曲「未完のラヴレター」・・・2000年7月2日・岐阜メルサホール初演。
(以下パンフレットの曲目解説より)後世の人達は作品の恩恵を受けて楽しむ事が出来ますが、25才でこの曲を作曲したのに初演されたのは作曲者の死後37年目、作曲されてから実に43年もたってからだったと知ると実に切ない気持ちになります。
31才の若さでこの世を去ったシューベルト本人はどのような気持ちだったのだろうか。
2つの楽章を素材にして新たに交響曲を構成し直すという「作品に対する冒涜」という誹りを敢えて覚悟で取り組みましたが、この曲は暖かい家庭を築く事もなくこの世を去ったシューベルトの「未完のラヴレター」ではないだろうか、という気がします。

◆藤掛先生のライブ2000へ行けなかった私は、 密かにCDのリリースを期待していました。ですから私がこのCDが発売されたのを知った瞬間に注文していたのは言うまでもありません。
 このCDで感じたことは2つあります。
ここには先のライブ2000のソロオーケストラの演奏と、1988年の岐阜未来博で演奏された「樹魂の歌」が、カップリングされていますが、今年のライブの音の方が、88年当時の音よりも暖かいと感じた点がひとつ。シンセサイザーによるクラシック演奏の草分け的存在である冨田勲氏が、シンセサイザーにしかできない表現を駆使して「展覧会の絵」や「惑星」を再構築しようとしたのとは対照的に、藤掛先生は、編曲により独自の味付けを加えながらも、シンセサイザーを肉声に近づけようとしていると感じた点がもうひとつです。どちらがいいと決められるものではありませんし、わたしはどちらも好きなのですが、疲れているときに手に取るのは藤掛先生のCDだということは言えそうです。(風待鳥さん)

(大地の呼び声) 迫力に圧倒されました。そういえば、この作品「かかみの空の下」の本を、先日、公民館の図書棚でみつけました。 チラッと、目をとおしてみました。
(妖精の森) はじめてこの曲を知ったのは、「ロマンス」というLPを当時レコード屋さんで購入して、たしか、1番最初に入った曲なので、「なんてすてきなんだろう。」と思ってました。アンダー・ザ・レインボーといいました。その後、ジェームズゴールウエイ氏との藤掛先生の競演のアルバムを発売日に購入しました。そのときの、藤掛先生のお名前が、フルネームはいっていなくて、びっくり。今も、持ってます・・・。妖精の森は、その後、未来博覧会の特設ステージのコンサート等で、ちょくちょく聴いています。いろんな、バージョンで聞いた記憶が。私も大好き、妻も大好きな音楽です。これまた、ちなみに、結婚式の披露宴の皆様に、おくつろぎいただくときの音楽のトップ、「妖精の森」でした。 ぜひ、これをつかってと言ったことを思い出しました。
(木曽ファンタジー) 放送番組をたまたま、つけたとき、「藤掛廣幸さんです」という、アナウンサーの方の紹介が・・・。あれ、このとき、「木曽川幻想」といったました。当時の演奏、ぼくにとっては、とても衝撃的でした。その後、コンサートで、よく演奏されますよね。初演とのとき、未来博覧会の特設ステージでの演奏、 自然参加コンサートでの演奏、樹魂の歌のCD、など、色々聴いておりますが、東京公演での演奏、なんか、はじまりの部分シンフォニックな感じがしました。初演の時の演奏も感動的だったなあ・・。
(樹魂の歌 初演) 野外特設ステージでの演奏のはずです。未来博覧会で、初演があるというので、夕方会場に出かけて行ったことを思いだしました。会場には、宇野千代さんがお見えになっていました。この詩が、中条雅二(ちゅうじょうまさじ)先生の詩と後日知りました。躍動的な第1部から、ドラ一発とともに、新たに、神秘的な桜の世界へ。どの部分も大好きです。詩も素敵ですね。「みてよ、そらみて・・・。」誰に、話しかけているのでしょうか。子供が、親たちに、いや、この世にいるすべてのものに、話しかけているのでしょうか。樹魂の歌は、その後、特設ステージで、コンサートが開かれました。このとき、花束を持って、手紙をしたためて、コンサートに行きました。はじめて、花束を藤掛先生にお渡し、その後、楽屋で、お名刺をいただきました。この時が、藤掛先生にお会いした、はじめの時です。コーラスとシンセでの演奏は、初演、特設ステージのコンサート、自然参加コンサートと3回見てます。どの、演奏も素敵。今回、CDで、この演奏が聞けること、「初演の時の涙し、背筋がぞくぞくした、感動を思い出しました。」(後藤さん)


CD-jyongara.jpg (31833 バイト) 10#Solo Orchestra Live 2000#2
じょんがら2000

2000年7月21日東京カザルスホール.コンサートライヴ録音
1.じょんがら2000(初演)(藤掛廣幸作曲)
2・3.アクア.リズム(藤掛廣幸作曲)
4.アルハンブラ幻想曲(マンドリン合奏版初演)(タルレガ/藤掛廣幸編曲)
5.わが心のモルダウ(初演)(スメタナ/藤掛廣幸編曲)

2000年7月7日名古屋中電ホール.コンサートライヴ録音
6.波と貝殻(藤掛廣幸作曲)
7.徳山の子守歌(藤掛廣幸作曲)

1.4.5.日本マンドリン連盟特別オーケストラ+ソロオーケストラ
2・3.ARSNOVAクァルテット
6.榊原喜三(マンドリンソロ)+ソロオーケストラ
7.榊原喜三(マンドリンソロ)酒井康雄(ギター)+ソロオーケストラ

【曲目解説(パンフより)】
じょんがら2000・・・「ソロオーケストラのカラフルなリズムとマンドリン属のピッキング奏法による演奏のエキサイティングな競演」を目指してみました。原曲の「マンドリンオーケストラの為のじょんがら」作曲ノートにはマンドリンのピッキングで「弾く」というイメージを捨てて「弾ずる」という力強い表現を求め、ジャズのリズムとの融合を試みようとしていた跡がみられます。今回2000年を迎えて新たな表現に挑戦をしてみたくなりました。
アルハンブラ幻想曲・・・ギターソロ曲としてあまりにも有名なこの作品はギターの美しいトレモロで演奏されますが、マンドリンのトレモロの美しさを生かし、中間部にスペインの情熱的な世界への幻想夢、そして夢の後に又アルハンブラ宮殿の静かな庭に戻る、という構成にアレンジしてあります。【参考】藤掛先生よりいただいたメール
わが心のモルダウ・・・スメタナの連作交響詩「わが祖国」の中でも「モルダウ」は魅力的なメロディによりより特に親しまれている作品ですが、マンドリンのピッキングとトレモロの音をソロオーケストラの音と対比させるように工夫してあります。中間部をカットしたりして、かなり原曲を変えている所がある為タイトルも「わが心のモルダウ」と変えました。【参考】モルダウ(チェコ)の写真はこちら 

◆楽しみにしていた「波と貝殻」ですが、7月7日名古屋の中電ホールのもので、榊原喜三氏のマンドリンソロと藤掛先生のソロオーケストラによる演奏でした。「え?マンドリンってこんなに綺麗な音でたっけ…?」と改めて思わせるほどの榊原氏のすばらしい演奏、出だしの重音のトレモロといい、とにかく美しく、どこかはかなさを感じさせる叙情的なマンドリンと、そのマンドリンを殺すことなく見事に引き立てている藤掛先生のシンセサイザーに、CDを聴いているのにもかかわらず、思わず拍手。これはオススメです!(千葉さん)

◆私も「じょんがら2000」のCD、注文しました。すると、数日後に、藤掛先生ご自身から「ご注文有難うございました。」という返信メールが!!当たり前のことなのかもしれませんが、何だかうれしい気持ちになりました。7月のソロオーケストラは、結局聴けずに終わってしまったので、せめて、CDを聴いて実演気分を味わいたいと思います。(苦笑)(Narioさん)

◆え〜、過日じょんがら2000を購入いたしました。じょんがらはミニマルな雰囲気がなんともいえず、好きな曲なのですがとにかくMOとシンセのからみが絶妙で、これまで以上にはまりそうです。
アクアリズムはARSNOVAMQなので言わずもがなでしょう(^^;   あと波と貝殻があそこまで泣ける曲ということを発見できたのも収穫でした。藤掛先生のソロオーケストラ、関西にもきて欲しいものです。(にゃりーさん)

◆今回、マンドリンとシンセサイザーとの相性のよさに驚きました。特にソロは、マイクのうまい活用もありますが、シンセサイザーの作る音空間に支えられ、マンドリンの音が見事に「映えた」のは、新たな発見でした。
実を言いますと、今回「アクアリズム」聴きたさにCDを購入したのですが、聴いてみて、本曲は将来、「パストラル〜」などと並んで必ず藤掛作品の最高傑作の1つに数えられるだろうと感じました。ぜひ多くの方に聴いて欲しいですね。(Narioさん)

◆このCDを聴かれた他の方が感じられたのと同じように、ソロオーケストラとマンドリンの音色が自然に溶けあっていることが、私にもとても驚きでした。それはやはり藤掛先生の創られる音が肉声に近いことと無関係ではないと思います。(風待鳥さん)

◆明日からついに! というわけで(どういうわけなんだ)明日から関東に移住です。関東及びその周辺にお住まいの皆様、よろしくお願いしますm(_ _)m あと、最近やっとこさ「じょんがら2000」を購入しました。プレクトラム四重奏「アクアリズム」は圧巻でした。曲の仕組み(?)が知りたくて思わずスコアも注文したくらいです(爆)。(ずぃまさん)

◆「じょんがら」は、マンドリン合奏参考CDでしか、聞いたことかないのですが、シンセとマンドリンの競演、さぞ、演奏される方も大変だったんだろうなとも思いました。会場に行きたかったなあ・・・。すごい迫力だったんだろうな。すごく・・・・いい。「アルハンブラ」ギターでは、聴いたことありますが、 アレンジが変わると、本当に味付け変わりますよね。(こんな言い方ごめんなさい・・・。)なんか、藤掛先生らしいですよね。「波と貝殻」泣けますよね。合奏では聴いたことかありますが、ソロでは、初めて聞きました。「徳山の子守唄」聞きいっちゃいました。(後藤さん)


CD-yuukyuu.jpg (17756 バイト) 11#悠久の翔 (つばさ) (藤掛廣幸作曲/編曲/演奏)

1.悠久の翔
2.日本の原風景#1       3.日本の原風景#2
4.日本の原風景#3       5.日本の原風景#4
6.日本の原風景#5
7.黒潮幻想#1/テーマ
8.黒潮幻想#2/夢の痕
9.黒潮幻想#3/ニライカナイへ...
10.黒潮幻想#4/竜宮伝説
11.黒潮幻想#5/黒潮のかなたから...
12.土と炎の詩
13.誕生
14.山紫水明の章より「春」

「黒潮幻想」というのは、中京テレビ東京制作部の「黒潮幻想行」という番組の為に作曲され、、全国放送されたものです。「土と炎の詩」は多治見の陶器博覧会のメイン会場で流す為に作曲したもの。「日本の原風景」というのはNHKの為に作曲されたそうです。(情報提供:後藤秀児さん)

◆マンドリンを演奏される方々とやや違って、新しいCDのなかで(『故郷の歌』はまだ買ってませんが)私が一番好きなのは『悠久の翔』でした。美しいメロディー、ドラマチックな構成、そして、圧倒されるような迫力――藤掛さんの音楽の魅力がこの中には全部つまっています。
『土と炎の詩』ゴールウェイ版も好きでしたが、あちらがスマートにまとまっているとすれば、こちらの方には素朴さとエネルギーがあふれているように思いました。(IZZYさん)

◆東京のからくり時計の音楽初めて聞きました。お気に入りです。妻は、このCD「胎教音楽にいいね」というのです。もしや、先生に前にお話したことが聴いていただけたのかなあ。もっともっとたくさんの人にきいてもらえるといいのになあ。といってました。(後藤さん)

◆テレビ等のメディアの中で使われることを前提とした音楽、つまりその存在を主張することを控え、映像等の引き立て役を担う音楽が多く収められているCDです。藤掛先生のいわば職人としての一面を鳥瞰できるだけでなく、実はそれぞれをひとつの音楽として聴いたときに、ひっそりと封じ込められた輝きが、その存在をキラリと主張している、そんなことにも気づかせてくれるアルバムです。「紙すきのうた」の世界に心をゆさぶられた方なら「日本の原風景」「黒潮幻想」といった一連の作品にも共感されるところがあるのではないでしょうか。
 「悠久の翔」は、良い意味での「人間臭さ」があります。シンセサイザーなのに手作りの感触がするといいますか、全体的にデジタル的な冷たさが一切なく、あらゆるところで有機的な「揺れ」すら感じられます。
 「ニライカナイへ・・・」はこのCDの中でちょっと異彩を放っています。少しミニマル・ミュージックっぽい感じが、気に入っています。スティーヴ・ライヒではなくフィリップ・グラス的な音といったらいいでしょうか。
 「土と炎の詩」の次々と繰り広げられる幻想的な世界に酔い、
 「誕生」を聴きながら、ふと夢の回廊で遊ぶ。
 「春(山紫水明の章より)」の無限に続く即興的な調べに身をゆだねていると、
 知らず知らずのうちに、停滞した時の懐に包まれている・・・。
 特に「山紫水明の章」は「春」だけなのがとても残念です。
 他の楽章もCD化されることを切に願うばかりです。(風待鳥さん)



CD-furusato.jpg (38148 バイト) 12#交響曲ふるさとの歌

1.2.3.交響曲「ふるさとの歌」
原題−交響曲「岐阜」/指揮:藤掛廣幸/岐阜県交響楽団
1993年岐阜市民会館にてライヴレコーディング

4.春の詩
日本交響楽振興財団作曲賞/指揮:外山雄三/東京交響楽団
1986年東京文化会館にてライヴレコーディング

5.協奏的序曲(1975年全日本吹奏楽コンクール課題曲)

6.白鳳狂詩曲(1983年全日本吹奏楽コンクール課題曲)

7.挽歌(指揮:若杉宏/東京フィルハーモニー交響楽団)
日本音楽コンクール第二位入賞曲

◆交響曲「岐阜」の演奏情報です。
1993年6月20日 第45回定期演奏会 岐阜市民会館(初演) 藤掛廣幸先生指揮
1993年9月?日 高山市演奏会 高山市文化会館 松尾 昌美氏指揮
1995年9月14日 サンシャインクラシックコンサート 穂積町文化センター 松尾 昌美氏指揮
初演は聞きました、たしか3楽章に「岐阜民謡おばば」がでてきます。4楽章には、和太鼓が入ります。(後藤さん)

◆「故郷の歌」は、原曲は岐阜交響楽団創立45周年記念に作曲された、交響曲「岐阜」が原曲だそうです。先生にお尋ねしました。 初演聞きましたが、4楽章形式で、3楽章には、岐阜民謡「おばば」がでてきますが、小太鼓のリズたたくの、大変だろうなと思いました。3楽章から4楽章へは、切れ目なく演奏されます。4楽章は、日本太鼓とオケの競演なり、いわば協奏曲的な感じです。驚きは、最後は、シンバル2つつかわれます。とても、珍しく思いました。■春の詩とても素敵な曲でした。先生の曲を聞きに初めて東京へ新幹線で、岐阜県以外に出たのはこのときでした。故郷の歌や、もっと聴いてみたかったは、「挽歌でした。」2枚注文しました。(後藤さん)

◆先日注文していた藤掛先生の「ふるさとの歌」のCDが届きました。さっそく聞いてみましたところ、圧倒されました。特に「交響曲ふるさとの歌」には。交響楽と日本太鼓があんなにマッチするものだったとは!
泣けてくるほど優しくてせつない所や、鳥肌が立つくらい壮大な所もあったりして、エネルギッシュな演奏に終始感動しまくりでした。買ってよかったっす。(ずぃまさん)

◆新作CD4枚の中から無人島へ持っていく1枚を選べ、といわれたら、これを選びます。(風待鳥さん)


ここに紹介のCDは、すべて、藤掛廣幸先生のホームページで販売しております。