hideo oonishi

「MAKE SOME NOISE.LOUD YUR SONG.」
MONORAL ZOMBIE

 ドラムとベースのデュオ、という言い方はたぶん合っていないのだろうな。1曲目のど頭からめちゃくちゃかっこいい。そしてそれはアルバムの最後の最後まで続くのだ。ドラムンベースとかまるで知らんけど、人間ドラムンベースというべき曲も入っていて、、普通なら手にすることはないと思われるが、不破ワークスのライヴに行ったときのドラマーがこの大西英雄さんで、不破さんが「このアルバムはめちゃくちゃいいから」と推薦してくれたので購入してみたのだ。ジャケットもベースの棚田竜太さんが描いているのだが、これがまあめちゃかっこいいのだ。ドラムンベース的なものばかりでなく、間をいかした超かっこいいグルーヴの曲もいっぱいあり、聞き飽きることはない。ベースとドラムしかいないのに、ベースのフレーズがいちいちかっこよくキャッチーで、しかも展開が速いから、まるで5,6人編成のバンドを聞いているみたいにフツーに聴ける。ぶわーっ!というバンドならではの派手な盛り上がりもあって、どないなってんねんと驚愕する。ヴォイスが重要な役割を果たしていることはもちろんだが、やはり、ベースが死ぬほどかっこいいブチブチでキレッキレのフレーズを弾きまくり、ドラムがどっしりしたリズムを提供しまくり、その両者がビシーッと合っているからこそなのだろうな。たとえばベースが超絶技巧のチョッパーで弾きまくるような見せ場であっても、そこに一工夫ふた工夫が加えられており、音楽的な厚みが感じられる。とにかくつぎ込まれているアイデアの量が半端じゃない感じ。よく知らない音楽についていろいろ書いてしまってすんまへん。めちゃ気に入ったです。なお6曲目は仙波清彦師匠にインスパイアされた曲とのこと。対等のデュオだと思うが、便宜上大西英雄さんの項に入れた。