見た もの・ 聴いた もの

展覧会やライブ、ショップなど、出会ったものから感じたことを残しています。
大好きなファッションを中心に、少しずつ増やしていくつもりです。


★Augusta Camp 2002:ライブ  04/08/2002

[千葉マリンスタジアム]
出演:杏子、山崎まさよし、スガシカオ、元ちとせ、サンプリングサン、スキマスイッチ、野狐禅

セクシーな杏子、ドラマーが怖くてキュートなサンプリングサン、ノリノリの山崎まさよし、席を立っていて見逃したスキマスイッチ、歌いあげる元ちとせ、がなる野狐禅。
そしてトリは、ギターを弾きながら、左肩を前に出しぎみに唇を尖らせて歌うスガシカオ。
去年の8月、横浜アリーナで彼の生演奏に初めて出会って、その独特のスタイルに心を掴まれた。
今回のお気に入りは、弾き語りの「黄金の月」。夜のスタジアムに染み入る、せつない歌声。
風に揺られながら、好きなアーティストの演奏に包まれる。野外コンサートの醍醐味。
エンディングは全員で福耳のナンバー。最後にドッカーンと花火付き。
ゆったり楽しむ夏のお祭りとして、マル。

スガシカオ演奏曲目:
アシンメトリー、夜明けまえ、黄金の月、青空、正義の味方、このところ ちょっと、ストーリー、イジメテミタイ


★The Talented Mr. Ripley(リプリー):映画  13/08/2000

監督:アンソニー・ミンゲラ
出演:マット・デイモン、ヴィネス・パルトロウ、ジュード・ロウ

「太陽がいっぱい」を一緒に見た友達と、マット・デイモンがアラン・ドロンの役ってどういうこと?という興味だけで出かける。
印象的だったのは、お金持ちの息子役のジュード・ロウ。お金を使って遊び回る、美男子。奔放で、わがままで、寂しがりや。坂を降りるときにはいていた、七分丈の幅の広いパンツがとても似合っていた。雰囲気がある人でないと、あれは着こなせない。
マット・デイモンは、いくらがんばっても垢抜けないという現実そのものだった。だから、憧れが憎しみに変わり、そして後戻りできなくなる様子は、妙に生々しかった。
アラン・ドロンの美しさをジュード・ロウで楽しむことが、この映画の醍醐味かな。
エンディングは、「太陽がいっぱい」のほうが美しいと感じた。
くらべてはいけないのだろうけど。


★犬印鞄一日体験講座:物づくり  17/06/2000

[犬印鞄製作所浅草2丁目店]

犬印帆布バッグは、撥水加工された帆布で作られている。
鞄というものが、どのような行程でできるのかを知りたくて、一日体験講座に参加した。
縫いしろが入った型紙を帆布の上に置く。裁断ははさみではなく、ナイフで。帆布は思いのほか厚く、きれいにカットするコツをつかんだのは、ほとんどの裁断が終わったころだった。
ミシンの押えが、針の両側で足踏みをするように動いて、送りの役目もしていた。厚いものを縫うための道具たち。鞄を生み出し続けているミシンと、少しずつ呼吸を合わせていく。
荷物を入れる鞄に必要なのは、力がかかる部分への配慮だと思う。犬印鞄は、愛情をこめて、真面目に作られていると感じた。

普段ミシンを使わない人には、職人技で作られた綺麗な完成品がおすすめ。
犬印鞄製作所


★GIPSY KINGS JAPAN TOUR 2000:ライブ  12/05/2000

[東京国際フォーラム ホールA]

ギターを持った7人のおじさまたちが現れる。それぞれが、ジャカジャカとギターをかき鳴らす。音合わせかなと思った瞬間に、ハスキーなこぶしのきいた大きな歌声で演奏が始まった。
さすがにギターが7本もあると、ものすごい迫力だ。泥臭いところもあるけれど、せつなくて大好き。
途中で休憩が20分もあったりして、進行はのんびりした感じだった。
ラストは、「VOLARE」(キリン淡麗のCM曲)。人気がある曲のせいか、イントロが始まった途端に、会場からは大歓声が起こる(そういう私も、キャーと叫んだことは否めない)。シブくて、熱いおじさまたち。


★Buena Vista Social Club(ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ):映画  13/03/2000

監督:ヴィム・ヴェンダース
製作:ライ・クーダー
出演:コンパイ・セグンド、エリアデス・オチョア

キュ−バのベテランミュージシャンたちと彼等を集めたライ・クーダーによるコンサート、そしてインタビューからなるドキュメンタリー。想像していたよりも、コンサートの部分が多かった。
インタビューは、すっかりおじいちゃんやおばあちゃんになっているミュージシャンひとりひとりが、これまでの人生を語るという形式。家庭用ビデオカメラで撮影されたキューバの街は、陽射しのせいか、人々の表情のせいか、衣服や建物の色彩のせいか、とても味がある。
ギター、ベース、パーカッション、ピアノ、そしてヴォーカル。陽気で、おちゃめで、せつないキューバ音楽を、リラックスして満喫できる。


★Lotta Flyttar Hemifran(ロッタちゃんはじめてのおつかい):映画  09/03/2000

監督:ヨハンナ・ハルド
原作:アストリッド・リンドグレーン
出演:グルテ・ハヴェネシェルド

薄汚れたぶたのぬいぐるみ、バムセを抱いたロッタちゃん。
5歳の彼女は、とても可愛いのに、いきなり口を尖らせて、眉間に皺を寄せている。
彼女はちょっと意地っ張りだけど、くよくよはしない。思い付いたことはすぐに行動に移していく。彼女が真剣なだけに、子供ならではの発想がとてもおもしろい。
ロッタちゃんのやんちゃな末っ子ぶりと、彼女をとりまく家族や近所の人の暖かさが、微笑ましい。
大人になってみるとどうでもよいことなのに、子供のころはそれが重要だったことを思い出した。お菓子の数が足りないとか、洋服の色が気に入らないとか、そんな理由でぷりぷりしていた。今考えると、ばかみたいって笑ってしまうことばっかりだね。


★ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer:映画  08/02/2000

監督:堤 幸彦
出演:中谷美紀、渡部篤郎、鈴木沙里奈、泉谷しげる、竜 雷太、生瀬勝久、小雪

柴田(中谷)が、捜査一課・弐係の係長としてやってくる。すぐに、時効寸前の事件の相談者が弐係に現れる。そして、舞台は厄神島という謎の小島へ。ここで起こる、連続予告殺人。
出演者それぞれのキャラクターについては、みなさんドラマで御存じなので映画では説明しない、というスタンス。ドラマを見ていないと、人間関係がわかりにくい(けど、そんなに困らない)。
無愛想で、動作の鈍い、とぼけた中谷美紀は健在。彼女にこういう役を与えた閃きは、やっぱりすごい。渡部篤郎のことは、初めて格好良いと思った。
ドラマが好きだった方、中谷美紀が好きな方、どうぞご覧あれ。「踊る大走査線」とまではいかなくても、そこそこ人気が出そうな作品。

堤監督って知らないな、と思いながらパンフレットを見た。
主な作品にあったものは、なんと「金田一少年の事件簿」、「サイコメトラーEIJI」、「新・俺たちの旅」。前言撤回。かなり好き、最近の堤監督の作品(というか、ジャニーズ?)。


★Los Amantes del Circulo Polar(アナとオットー):映画  10/01/2000

監督:フリオ・メデム
出演:ナイワ・ニムリ、フェレ・マルティネス

幼いころ偶然出会って運命を感じた、アナとオットーの17年間が、ふたりのそれぞれの視点で綴られていく。
言葉は少なく、お互いのしぐさで意思を伝え合う。静かだけど、激しい。スペイン語を話していなかったら、舞台はもっと寒い国のように感じるだろう。
「勇気」という言葉がキーワードになっていた。運命を掴むには、自分の力で踏み出すことが不可欠ということかな。そんなところが、物語に現実味を与えていると思う。
私は、直接感情を刺激されなかった。つまり、思わず泣いたり、どきどきしたり、ということはなかった。だけど、ゆっくりと引き込まれる、無口で情熱的な恋愛。夏に、北極圏の湖で泳ぐというシーンが象徴するような。


★Sephora(セフォラ):化粧品店  28/12/1999

[銀座6丁目店]

セフォラは、ヨーロッパの大型化粧品店。
数年前、当時パリに住んでいた友達に、シャンゼリゼにある香水がたくさん置いてあるお店だといって教えてもらった。
シャンゼリゼのセフォラは、奥行きの長い店鋪で、左右の壁一面に香水がディスプレイしてある。世の中のすべての香水がここにあるのではないかというほどの品揃え。
日本上陸第1号の銀座6丁目店は、1階が香水、2階が化粧品、3階がスキンケア用品になっている。やはり、品揃えは良い。
店員さんに気兼ねすることなく、すべての商品のテスターを自由に使えるところが、セフォラの魅力。思い付くブランドの商品は、必ず見つかる。セフォラのオリジナルリップスティックは、365色もある(\1,400)。
ここだけで、1時間以上は楽しめる。


★200 Cigarettes(200本のたばこ):映画  13/12/1999

監督:リサ・ブラモン・ガルシア
出演:ベン・アフレック、ケイシー・アフレック、クリスティーナ・リッチ

1981年大晦日のニューヨーク。一緒に新年を迎える、素敵な相手を探して、それぞれが街中を行ったり来たりする。ドレスアップしているのに、怒鳴って、飲んで、煙草をふかして、というシーンの連続。クリスティーナ・リッチは、ぽっちゃり小悪魔で登場。
80年代初頭の懐かしい音楽(らしい、このころの洋楽はあまり知らない)も楽しめる。エルヴィス・コステロの曲も流れて、ちょっとだけ本人も出演していた。
新しい恋を見つけることに、こんなにやっきになれて、エネルギーが使えるなんて、ばかばかしくて、羨ましい。なさけない場面も、泣き笑いでふっとばしてくれる。
この時期に観ると、季節的にリアルでおもしろい。ひとりで帰るのが嫌になって、映画館を出て、すぐに友達に電話しちゃった。


★The Sixth Sense(シックス・センス):映画  25/11/1999

監督:M. ナイト・シャマラン
出演:ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント

予告を観て、怖いと思っていたのだけれど、せつなくて暖かいお話だった。ラブストーリーだと言った人もいたそうで、その感想もうなずける。といっても、3回くらいは「ぎゃぁ」と叫びそうになる場面あり。
物静かなブルース・ウィリスを初めて観た。医師という役なので、がっちりした身体を持て余しているようにも感じたけれど、そんなに気にはならなかった。前評判どおり、「死んだ人が見える」少年、ハーレイ・ジョエル・オスメントは、繊細な役の演技を上手にこなしていた。
映画の始めで、観客が口止めされる「秘密」がわかると、すべての場面を思い出して、そういうことだったのかと認識が変わる。ストーリーがうまくできているから、謎解きもおもしろい。観終わってから30分は、その話題で楽しめた。
怖いものが嫌いな人も、ブルース・ウィリスが苦手な人も、気軽に観て大丈夫なのでは。


★パリ・モード1870-1960 -華麗なる夜会の時代:展覧会  07/11/1999

[東京都庭園美術館]

パリのオートクチュールが始まった19世紀後半からの、夜会のドレスが時代ごとに展示されている。時代背景の解説もある。20世紀初頭のアール・ヌーボーの時代には、スカートの膨らみはなくなり、バストとヒップの曲線を強調したS字型のシルエットが登場、というように。
すべてのドレスが同じサイズのボディに着せてあるため、本来のシルエットがわからないのがちょっと残念。肩が落ちそうで、胸が見えそうなドレスは、ボディより肩幅もバストも大きい人のために作られたものだろう。
旧朝香宮邸の豪華な部屋に、華やかだけど少し色褪せたドレスが溶け込んでいた。


★東京モーターショー1999:イベント  02/11/1999

[幕張メッセ]

まず感じたのは、カブリオレが多いこと、スポーツカー指向が強いこと。各社、地球にやさしい車を展示しているにもかかわらず、大きく扱っているのはすばしこく走りそうな車ばかり。
アウディTTロードスターが予想外に格好良かった。グレーのボディに、野球のグローブのようなシート(縁が巻きかがりしてある)のコントラストが綺麗。
大型車を得意としているメーカーは、こぞって小型車を提案している。例えば、シボレーが日本向けに作ったという、YGM-1(排気量1328cc)。真っ赤なボディに青のクロスマークの組み合わせは、ライフセーバーのグッズのよう。
国産メーカーでは、トヨタが面白かった。3D眼鏡で見る立体映像や、360度スクリーンは、まるでディズニーランドだった(車には関係ないか)。

私のお気に入りは、プジョー20・(206のクーペロードスター)。
青い目のにやけた顔にもかかわらず、内装はメタルというクールさ。排気量1587ccと、サイズもちょうどいいし、なによりミッションが5MTなのが二重丸。発売が楽しみだ。

ペットショップにコンパニオン(東京モーターショー)


★身体の夢 ファッション OR 見えないコルセット:展覧会  10/10/1999

[東京都現代美術館]

17世紀のコルセットから現代までのファッションを、時代と女性のスタイルの変化をテーマに展示している。それぞれの時代の代表的な作品が選んであり、空間に余裕があるので、なかなか見ごたえがある。

19世紀のドレスは、細いウエストと大きく膨らんだスカートが特徴。コルセットでウエストとバストを形成し、スカートの中はワイヤーの骨組みが支えている。これらの、骨組み(スカート形はクリノリン、蜂のような形のヒップはバッスルという)が数種類展示してある。ドレスの中身の展示は珍しいので、非常に興味深い。

そして、20世紀のコルセットから解放されたファッションへ。1968年のイヴ・サンローランのサファリ・スーツのシルエットが美しい。カーキ色のコットンのジャケットとパンツ。ジャケットの前あきは、ひもをクロスに編み上げるレーシングになっている。
1960年代のイヴ・サンローランの作品は、今年の2月に行った、パリのMusse des Arts de la Mode et du Textile(ルーブルの並びにある、モードと織物の美術館)で初めて見た。30年も前の作品とは思えないほど、斬新できれいだった。

現代の作品は、日本のデザイナーのものが充実している。川久保玲、山本耀司、三宅一生はもちろん、渡辺淳弥、津村耕佑、荒川眞一郎といった若手のものもある。コレクションでしか見られないドレスなどもあり、必見。


★Buffalo'66:映画  04/10/1999

監督:ヴィンセント・ギャロ

情けない、憎めない、愛らしい。格好つけて、粋がっていても、本当は小心者の男をヴィンセント・ギャロが演じている。彼に車ごと捕らえられる、クリスティーナ・リッチ(アダムスファミリーの娘?!)が想像以上にぽっちゃりしていた。
有名なベッドのシーンは、そこにいたるまでの過程も含めて、奥手の彼と、彼に惹かれる彼女のやりとりが可愛いらしく表現されている。
彼の性格は、家族や生い立ちを通して描かれているが、小汚い彼に素直に付いて行く彼女は、いったい何者なのかは結局わからない。でも、彼女の押さえぎみの悪戯っぽさと、ぽっちゃりした体型の現実感に、好感が持てた。
くすっと笑える、ほんわかしたラブストーリー。


★elles (エル):映画  25/09/1999

監督:ルイス・ガルバン・テレシュ

5人の女性(たぶん40代)の日常を、リスボンを舞台に静かに描いた作品。テレビキャスター、大学教授、ヘアメイクアーティスト、女優、主婦という、友人5人がそれぞれ恋愛や家族などについて、意地を張ったり、悩んだりする。みんな、何かしら弱い部分を持っていて、それを自分だけで抱えている。観ていて、ちょとチクッときたり、ドキドキしたり、しんみりしたりする。
宣伝には、「映画館を出る頃には、誰かにギュッと抱き締められたい気持ちになる」と書いてあったけど、私は「10年後って、いったい自分はどうしてるのかな?」ってしばらく考えた。
もし、ヨーロッパ映画特有の淡々としたストーリー展開が好きで、ぽっかり予定が空いた日があったら、ふらっと観に行くのもいいかもしれない。
(11月6日より、Bunkamura ル・シネマにてロードショー)


★小野リサ TOUR "DREAM":ライブ  12/09/1999

[Zepp Tokyo]

ボサノバ界の大御所だという、オスカー・カストロ・ネヴィスをプロデューサーに迎えてのライブ。アルバム"DREAM"に収録された、ボサノバの名曲を聴かせてくれた。キュートなおじさまオスカーと、おっとりした小野リサの、リラックスした演奏が心地よかった。
ライブというと、アーティストも客席も汗だくで、終わったらクタクタというイメージが強い。でも、今日のライブは、終始のほほんとしていて、おだやかな気分になれた。一緒に行ったお友達は、あまりの気持ち良さに、4回意識を失ったそうだ。

MCで、「恋には、悩みが 'ツケもの'」と言った小野リサに、「リサちゃん、それは'つきもの'」すかさずとツッコミを入れたのは、ピアニストの国府弘子という方だった。


★パレットタウン:店鋪  12/09/1999

[Venus Fort,MEGA WEB]

ヴィーナスフオートは、横浜ラーメン博物館のヨーロッパ版といった感じの内装。大きな箱の中の街は、カマボコ型にカーブした空を持っている。空を眺めながら歩くと、なぜか雲が動いているように見える。
女性向けのテナントがもりだくさん。洋服から、化粧品まで、めぼしいショップはほとんどそろっている。SHU UEMURAの内装が、オレンジや赤といったヴィヴィッドカラーだったので驚いた。
昼間は人が多すぎて、ショップを見る余裕はなかった。夜のほうが雰囲気があり、人も少ないのでおすすめ。平日だったらもっといいかも。

トヨタのMEGA WEBのHISTORY GARAGEが気に入った。国内外の名車たちが、横浜ラーメン博物館(くどい)に並んでいる。ライティングのうす暗さが、古い車たちに似合っていた。
書斎のようなショップには、車に関する書物と、ミニチュアカーが、かなりの量そろえてあった。私のアニキが、よだれをたらす姿が目に浮かんだ。


★[べべ] ひびのこづえ展:展覧会  20/08/1999

[Bunkamura 1F メインロビーフロア]

こづえさんの新作は、さまざまな素材のシャツに、お部屋の風景をテープで描いたもの。天井から吊るされたシャツたちが、ほのぼのとした、愛らしい空間を作っていた。

オープニングレセプションだったので、こづえさんご本人がいらっしゃった。自然体でやさしい印象を受けた。 おみやげに買った、『ひびのこづえ作品集3』には、雑誌とらばーゆの表紙を飾った作品がずらり。こづえさんの作品を着た美少女が一緒に楽しめる。今回の展示作品の中でわたしのいちばんお気に入りの、椅子の模様のベージュのシャツも載っていて、ちょっとうれしい。



★ハリウッド・ビューティーズ:展覧会  10/08/1999

[ザ・スペース]

映画の衣装展。マリリン・モンロー、オードリー・ヘップバーンの時代から、現代まで。
ドレスの装飾の豪華さに目を奪われ、それを身につけた女優のスタイルの良さにくらくらする。

『風とともに去りぬ』(ヴィヴィアン・リー)のベルベットのドレスや、『マイ・フェアレディ』(オードリー・ヘップバーン)のストライプの大きなリボンがアクセントになった白いドレスなどは、かなり迫力があった。このドレスを着こなせるのは、女優の存在感があってこそなのだろう。

逆に、『パリの恋人』(オードリー・ヘップバーン)のジバンシィのスーツや、『エビータ』(マドンナ)のグレーのストライプのスーツは、マネキンが着ていると際立つ魅力は感じなかった。しかし、一緒に展示されている映画のシーンの写真では、それらのスーツを着た女優がとても輝いていた。やはり、服は人が着て、動いたときにこそ、本領を発揮するものなのだ。

今回の衣装展の映画は、名前は知っているけど、観たことがないものが多かった。これを機会に、映画を観てみようと思う。あの豪華なドレスたちが、どんなシーンで、どんな表情を見せているのかを知るために。

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