ドイツでは1977年に出版されていた改訂版の日本語訳。旧版(ドイツ語原著は1947年、日本語訳は1956年に初版発行)との異同については出版元のHPを見て頂きたい。
この本が単なる集団殺人の記録とすれば、恐るべき戦争がもたらした20世紀の悲劇にとどまるが、この記録には、心理学者・精神科医としてこの死を直視した人間心理の分析のほかに、人間が絶望に追い込められた時にも人間としてこれに耐えうる生き方の術(すべ)をフランクルはどう見出したかが述べられている
日野原重明(聖ルカ看護大学長)
朝日新聞1997年9月8日「追悼 ビクトル・フランクル」
(ただし、コルモス『現代における宗教の役割』から孫引)