それは引越しも終わり、充分生活も落ち着いた10月のある日。
近くにかなり大きなペットショップがあることに気づいていた私は
以前から思い描いていた夢を実現すべく車に乗った。
「小鳥を飼おう!」
しかし、そこにいたひなたちは少し大きくなりすぎていた。
私はそうやって、もう3回も足止めをくらっていた。
「やっぱりうぶ毛のうちから手をかけて育てるのがかわいい。」
そう思って帰ろうとして、ふとガラスのケージが目に入った.。
無類の猫好きの私は仔猫ちゃんでもみようかな、と思い足を向けた.
その時点でもう
「猫飼ってもいいかな。」
と思っていたような気がする。
仔猫達はそろって愛らしく気品がありメチャクチャ可愛かった。
でも私の心を奪ったのは小鳥でも仔猫でもなかった。
大きな瞳と大きな耳を持つ見たこともない種類の犬だったのだ。
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私はすぐプレートを見た。「w・コーギー」??wってなんだろう。
値段を見た。
「ゲッ!xx万円」
私は足早にペットショップを後にした。
他のペットショップと本屋に行くために・・・。
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本屋でコーギーの事が載っている本を探した。
良いことばかり書いてある。1冊買ってみた。
その足で立ち寄ったほかのペットショップにコーギーはいなかった。
「取り寄せできますよ。」
思わず口に出そうになる言葉を私は飲み込んだ。
「私、犬は苦手なんです。」
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