スポーツ・コードって知ってる?

SportsCodeってご存知ですか?
2008年夏の北京五輪で、なでしこジャパンの女子ソフトボールの優勝や、フェンシングの銀メダルのこと、記憶に残っているはず。

北京

実は、いずれも「スポーツコード」を使ってたのでした。
下記にご紹介する橘(たちばな)さんが、日本での販売の責任者ですが、もともと、シドニー・オリンピックの時にオーストラリア・スポーツ科学研究所(AIS)が開発したのだと説明していました。
汎用性があり、さまざまな使い方が出来ますが、最も使われているのがスポーツの戦略分野です。
敵や自チームのプレイをビデオ撮影し、その映像をデータベース化して、さまざまな分析が可能になるというソフトです。
要するに「勝つためのソフト」です。
なお、これはマッキントッシュのソフトであることを、お伝えしておきます。

日本では、まだサッカーの日本代表は採用していません。アジア地区では、ライバルの韓国、オーストリア、中国はとっくに採用しているとのこと。日本がオーストラリアに負けたことがありますね。あの時のオーストラリアは、「スポーツ・コード」で、日本チームの弱点を完全分析していました。
日本では、プロ野球で真っ先に使ったのが、広島東洋カープ。大学野球では、慶大が使っています。都市対抗の多くの企業チームは早々と駆使しているそうです。プロ野球では、選手が自分のスキルアップ用に個人で使っているケースが多いとのこと。
下図にサッカーの例のイメージを表示しました。
価格はエントリー版が30万円。ハイレベルなものは300万円だそうで、お安くはありません。
もっとも、一般のわたしたちにはお呼びじゃないソフトですけどね。

  橘 肇(たちばな はじめ) 有限会社フィットネスアポロ社 270ADSS事業部長(ADSS = Apollo Digital Sports Solutions、フィットネスアポロ社のトレーニング関係の商品の中で、特にコンピュータを利用した測定、分析、編集などの商品に特化した営業チーム)の責任者。京都大学文学部卒業後、NHKに入局。報道番組のディレクターとしてスポーツ中継やニュース番組の制作に6年間携わる。京都大学大学院人間・環境学研究科を経て、2000年フィットネスアポロ社入社と同時にSportsCodeの営業、サポートを立ち上げる。NHK時代の同僚にMacintoshの魅力を教えられ、個人的にはPowerBookG3、G4を経て、現在はMacBookを所有。

Macが使われていることにご注目を!

マッキントッシュが使われているのはなぜでしょうか?
最前線の現場でリアルタイムに使われるものなので、安定していなくては大変。
いきなり青い画面になってしまったりしたら、もうお手上げです。
マックは、OSもハードもアップル社が監修しています。
おまけに標準装備のソフト、特に動画のQuickTimeが決め手になるのですが、その他の映像管理ソフトも、マックのラインナップはきわめて充実しています。
北京オリンピックの現場でも、MacBookやiPodTouchが使われて、選手もコーチも頻繁に活用していました。いまではiPhoneも戦力に加わって、さらに便利になっています。
お分かりいただけると思いますが、ウインドウスはハードがマイクロソフトでないので、画像処理の部品などで問題が発生しやすいのだそうです。

ニッポンガンバレ!

このソフトは一例に過ぎません。ただ、言いたいのは、各国が勝つための戦略にコンピュータを駆使しているという事実があるってこと。
精神主義の大和魂で頑張っても、敵に弱点を解析され尽くされれば、勝ち目なしです。

このソフトは、企業の社員教育、教員育成、外科手術のスキルアップ、病院でのリハビリ効果向上などにも使われているとのこと。
スーパーマーケットやコンビニでの客の行動分析、ゴルフの技術向上、応用は切りがありませんが、スポーツで日本の弱点が暴かれてカモにされるなんて情けない限りですよね。
実際に、オーストラリアに負けたのは、分析され尽くされてのことだったと聞いて、思わず歯ぎしりしました。
日本製のもっと優れたソフトウエアを作って、凌駕して欲しいものだと思っています。

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