医者にかかる10箇条

あなたが“いのちの主人公・体の責任者”
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「患者から医師への質問内容・方法に関する研究」研究班発行
(平成9年度「老人保健健康増進等事業」による)を1部修正加筆説明編集したものです。
 上手な(要領の良い)医者のかかり方をすれば、医者はあなたの身体の異常を
早く見つけて、診断治療が早くなります。あなたの苦痛からの解放が早くなるコツを教えます。

@伝えたいことはメモして準備:口頭でうまく言えないときは、簡単でよいからメモ用紙に書いてくるとわかりやすい。本人が説明できないときは、親権者(家族)等が前もって異常をメモしてもらうと良い。
 何時から、どんな具合になって、現在こうなっている。今までかかった病名(風邪程度は書かなくて良いが、交通事故による損傷、手術歴は書いて欲しい)。
薬剤による副作用の有無。アレルギー反応。輸血歴(献血ではない、血液をもらったこと)の有無。他院から処方してもらって服用してる薬があれば必ず持参すること(他院で罹っていたことが分かると悪いと思って服薬を隠したり、持って来ないことがあまりに多い)。このことは薬の二重投与を防ぐ意味と、治療方法を再検討させていただく意味と、医療経費の節約にもなります。薬には高い経費がかかっていることを認識すべきです。

A対話の始まりはあいさつから:このことは患者さんばかりでなく、医者を始めとする医療従事者にも言えることでお互いに、あいさつする礼儀が必要ということです。よくあいさつの出来ないものはろくな人間ではないと言われていますが、社会一般通念ですね。

Bよりよい関係づくりはあなたにも責任が:相互努力が必要。

C自覚症状と病歴はあなたの伝える大切な情報:自覚症状とはあなたが現在苦痛に感じていること、気になっていること等です。病歴とはあなたが今まで罹った病気です。これらのことを正確に言っていただくと医者はそれらを参考にして、正確な診断治療を無駄なく行うことが可能になります。

Dこれからの見通しを聞きましょう:診察の後、どんな検査や、治療が必要か、手術が必要か、治癒する病気か、継続して服薬が必要か等、納得ゆくまで聞きましょう。見通しが立てば自分が何をすべきか良く分かります。

Eその後の変化も伝える努力を:治療を受けた後に、良くなったとか、ひどくなったとか(この場合は何回か同じ医者に行っても治らない場合、別の医者に行く事が多いので言いにくいですね)伝えていただくと助かります。
医者の勉強にもなるし、医者も気にしているのです。

F大事なことはメモを取って確認:検査の予約日とか、治療の方法とか大切なものは特に必要です。
でもそれでも忘れた場合は、電話でも良いから主治医に確認しましょう。

G納得できないときは何度でも質問を:これは当然のことですね。医療の主人公は患者さんなのですから。

H治療効果を上げるために、お互いに理解が必要:患者さんが「病気を早く絶対に治して欲しい」と言えば医者は「医療に絶対ということはない」と言うように、お互いに最善を尽くすことが必要です。患者さんにとって相性の良い医者(本当の家庭医、病院では自分を治してくれた同じ医者等)を見つけることも必要なのかも知れません。

Iよく相談して治療方法を決めましょう:治療方法の選択、治療の効果や危険性、予後(治療した後の寿命)をよく相談しましょう。納得ゆかなければ、別の医者に相談するのもやむを得ないと思います。

余目内科クリニック E-mail:amarume@ma2.justnet.ne.jp


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