『UMLモデリングレッスン』

21の基本パターンでわかる要求モデルのつくり方

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著者 平澤 章
出版社 日経BP出版センター
ISBN 4-8222-8349-0
ページ数 352
サイズ 21cm×15cm
発行日 2008年1月28日
定価 2,400円(税抜き)
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内容紹介 目次 リンク 更新履歴

内容紹介

本書ではUMLを使ったデータモデリングのノウハウをステップバイステップで解説します。

モデリングのバイエル

コンセプトは「モデリングのバイエル」です。簡単な練習曲を1つずつこなしながら音楽の基礎とピアノの弾き方を学べるバイエル教則本にならって、最初に簡単な練習問題を提示し、その解説を通じてモデリングのノウハウを紹介するスタイルを全編にわたって採用しました。

架空の企業システム

練習問題として取り上げた小さなモデルをたんなる箱庭で終わらせず、実際の大きなシステムの一部のモデルであることをイメージしていただくために、アマノガワ・ドットコム、ヤマタイコク運輸、養老の川、やすらぎ銀行といった架空の企業を題材にしました。

21の基本パターン

顧客企業の業種やアプリケーションの性質が異なるにも関わらず、頻出するクラス構造を21の基本パターンとして紹介しました。

UMLの3つのダイアグラム

本書では、モデルの表記法としてUMLを採用していますが、実際には表記法を超えたモデリングのノウハウを伝えることを意図しています。このため紹介するダイアグラムも、データ構造の表現のために必要となるクラス図、変形オブジェクト図としてのベン図、ステートマシン図の3つに絞りました。
なおUMLを全く知らない方でも気軽に取り組めるように、UMLの規則をステップバイステップで紹介する第2章を設けています。

穴埋め式の練習問題

提示した練習問題は、ほとんどすべて穴埋め式の簡単なものです。UMLやモデリングに慣れ親しんでいない方もちょっとしたクイズのつもりで気軽に取り組めるように配慮しました。

腕試し

各章の最後には、その章のまとめとして3〜4問の腕試し問題を出しました。腕に自信がある方は、本文を読む前に、この腕試し問題に取り組んでみてはいかがでしょうか。


目次

タイトル 主な内容
導入
レッスン
1 モデリングのノウハウは形にできる 本書で取り上げるモデリングについて紹介します。
2 集合で整理する UMLの基本的な規則(クラス、属性、関連、継承)の解説と併せて、物事を集合論で整理する考え方を紹介します。
基本
レッスン
3 分類して整理する 全体集合を部分集合に分類して整理するテクニックとして、部分集合の性質によって使い分ける2種類のパターンを紹介します。
4 種類とモノに分けて整理する 明示的な部分集合を定義せず、「種類」と「具体的なモノ」に分けて表現するテクニックを解説します。
5 分割・統合して整理する 物事を全体と部分に分割する方法と、バラバラなものをグループに統合する表現方法を紹介します。
6 ビジネス活動を記録する ビジネス活動で発生する各種のイベントを記録する方法を紹介します。
7 一連のビジネス活動を記録する 時をまたがって発生する一連のイベントにより完結するビジネス活動を表現するテクニックを解説します。
8 永続的な関係を表現する 主体と対象、および名寄せ、役割といった関係を表現するテクニックを解説します。
9 複雑な構造を表現する 2つ以上のモノの組み合わせ、ツリー構造、ネットワーク構造をクラス図で表現するテクニックを解説します。
10 将来の仕様変更に備える 知識レベルと操作レベルに分けて、拡張性を高める表現方法を解説します。
(この章の内容は、書籍「アナリシスパターン」の「観測と測定」モデルの解説になっています。)
11 現在・過去・未来を表現する UMLの限定子を使って、履歴の管理を効果的に表現する方法を紹介します。
応用
レッスン
12 パターンを使って概念モデルを組み上げる 第2部で紹介した基本パターンを使って、家電量販店の販売管理システムを組み上げます。
13 ERモデリングレッスン リレーショナル・データベースを前提としたERモデリングの基本的な構成要素を解説し、UMLモデリングとの違いを明らかにします。
14 UMLでロジカル・シンキング 「汎用の整理術」としてUMLモデリングを行う例を紹介し、その上で企業戦略コンサルタント達が使うロジカル・シンキングとの使い分けを説明します。
15 UMLモデリングでビジネスとシステムを橋渡しする 全体のまとめです。

さらに詳しい内容はこちら(日経BP書店の紹介ページ)からどうぞ。


リンク

『UMLモデリングレッスン執筆日誌』
日経ソフトウエア誌の連載から書籍化までの期間(2005年3月〜2008年1月)に、「はてなダイアリー」に書いた執筆日誌です。

『オブジェクト指向でなぜつくるのか』サポートページ
1つ前に書いた本のサポートページです。


主な更新履歴

2017/10/09 正誤表を更新しました。
2008/02/02 トップページを更新しました。
2008/01/27 関連情報を更新しました。
2008/01/12 ページを公開しました。


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