シュミのベランダガーデン




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67 2006年04月30日 ブログ NEW
66 2006年04月08日 春季東京都大会4回戦(関東一高×世田谷学園)  
65 2006年02月26日 氷が溶けたら 
64 2006年02月04日 立春  
63 2005年11月13日 春日部市民大会 春日部東×春日部共栄 
62 2005年11月4日 秋季関東大会1回戦 春日部共栄×成田高校 
61 2005年10月16日  秋季東京都大会2回戦 関東一高×帝京 
60 2005年10月8日   秋季埼玉県大会準決勝  
59 2005年9月18日   秋季東京都大会 第23ブロック予選決勝 正則高校×関東一高
  
58 2005年9月17日   秋季東京都大会 第23ブロック予選準決勝 関東一高×法政一高 
57 2005年9月11日   残暑の去り際〜秋季東京都大会 ブロック予選(第23ブロック)〜  
56 2005年9月10日   ミンミンゼミとツクツクホーシのあいだ〜秋季埼玉県東部地区大会〜   
55 2005年9月10日   第87回全国高校野球選手権大会、雑感   
54 2005年8月7日   ガンバレ共栄!! 
53 2005年7月25日   第87回高校野球選手権東東京大会準々決勝 
52 2005年7月22日   夏の終わり  
51 2005年7月17日   第87回高校野球選手権東東京大会3回戦(都高専×関東一高) 
50 2005年7月16日   第87回高校野球選手権東東京大会3回戦(京華商業×二松学舎大付) 
49 2005年6月18日  夏も近づく  
48 2005年5月15日  春季関東大会2回戦(東海大望洋×春日部共栄)
47 「プレイボール」(ちばあきお)のこと 
46 2005年5月14日  第57回春季関東大会(第1日)

45 2005年5月3日   春季埼玉県大会準決勝 
44 2005年5月1日   春季埼玉県大会準々決勝@上尾市民球場(鷲宮×春日部東、春日部共栄×所沢北) 
43 2005年4月29日  春季埼玉県大会3回戦(春日部共栄×大宮東) 
42 2005年4月24日  春季埼玉県大会2回戦(鷲宮×伊奈学園) 
41 2005年4月23日  地元も捨てたもんじゃない(春季埼玉県大会初日@市営浦和) 
40 2005年4月16日  春季東京都大会準々決勝(関東一高×国士舘) 
39 2005年4月10日  春季東京都大会5回戦(関東一高×修徳) 
38 すぎの戸を開けてぞ今朝は 

37 2005年2月27日 春季都大会組合せ  
36 ホームページ

35 春、センバツ、だけではなくて  
34 冬来たりなば  
33 男(女)心と秋の空〜秋季都大会準決勝〜 
32 2004年10月24日  満員御礼!(まごころ国体@上尾市民球場) 
31 2004年10月16日  秋季都大会2回戦(関東一高×帝京) 
30 2004年10月5日 てるてる坊主てるぼーず♪〜都大会組み合わせ〜 
29 2004年10月2日 秋季埼玉県大会準々決勝(所沢商業×聖望学園、春日部共栄×春日部東)
28 2004年9月29日・30日 さいごの夏休み〜秋季埼玉県大会(鷲宮高校×武蔵越生)〜 
27 2004年9月26日 秋の長雨
  
26 2004年9月25日 秋季埼玉県大会(大井高校×花咲徳栄)  
25 2004年9月23日 秋もたけなわ 
24 2004年9月19日 はしご〜江戸川区球場&神宮球場〜  
23 2004年9月12日 秋季東京都大会 ブロック予選(第22ブロック)  
22 2004年9月5日 住宅街のグラウンド 〜秋季東京都大会 ブロック予選〜 
21 そして、秋から始まる 
20 2004年8月23日  第86回高校野球選手権大会 雑感
19 2004年7月30日  雨天順延、そして……  
18 2004年7月27日  第86回高校野球選手権東東京大会 準決勝  
17 2004年7月25日  第86回高校野球選手権東東京大会 準々決勝雑感
16 2004年7月18日  第86回高校野球選手権東東京大会3回戦(関東第一×東京実業)
15 2004年7月12日  第86回高校野球選手権埼玉県大会2回戦(所沢北×鷲宮)
14 2004年7月10日  雨中の開幕戦(東西東京大会)
13 2004年6月20日  組み合わせ
12 2004年6月9日   インド戦についてほんのちょっと
11 2004年5月18日  春季関東大会準々決勝(春日部共栄×甲府工業、関東一高×文星芸大附)

10 2004年5月17日  かえすがえすも…
9  2004年5月16日  雨天順延
8  2004年5月15日  Jリーグ1stステージ第10節 浦和レッズ対ジェフ市原〜ていうかあれはPKじゃないだろ〜
7  2004年5月 5日  Jリーグ1stステージ第8節 浦和レッズ対鹿島アントラーズ
6  2004年5月 4日  春季埼玉県大会決勝(春日部共栄×鷲宮) 
5  2004年5月 2日  春季埼玉県大会準決勝(春日部共栄×大宮西、春日部東×鷲宮)
4  2004年4月29日  観られなかったチェコ戦と春季埼玉県大会3回戦(鷲宮×浦和学院)
3  2004年4月25日  春季東京都大会決勝(関東一高×早稲田実業)とボローニャ残留
2  2004年4月24日  春季東京都大会準決勝(早稲田実業×東海大菅生、国士舘×関東一高)
1  墨と雪〜再会はほとんど偶然に〜


67 2006年04月30日 ブログ

しばらく前から考えていたのですが、観戦記の類は暫く前に解説したブログに統一することにしました。忙しくなったのとPCの調子が悪いのとで、HPの管理がしづらいこと(ブログだと携帯からでも管理が出来るので)が理由です。HPには、緊急性はないけど書いてみたいこと(ブロック予選で使われるような球場案内とか、学校案内とか)を載せていきたいと思います。

ブログはこちら


66 2006年04月08日 春季東京都大会4回戦(関東一高×世田谷学園)

さて今日は、夏のシード権をかけた、東東京同士の対戦。相手は(個人的なイメージでは)夏に強い攻撃力のチーム、という印象の世田谷学園。昨春にも4回戦で対戦し、関一が勝利を収めています。しかし今大会では2戦を勝って、しかも前の試合は快勝、対する関一は一昨日の初戦で苦戦しているのでちょっと心配。
会場の立川球場には、一度だけ秋季大会で行ったことがある。立川駅から歩いていける距離で、ロケーション的にはさほど悪くないんでしょうが、どっちかって言うと苦手な球場。観客席はコンクリート打ちっ放しの段々があるだけ、バックネット裏はぶっとい柱のせいで見づらいし、スタンドは移動がしにくい構造、トイレも離れになってて余り綺麗じゃない。ただ、内野スタンドからグラウンドまでが近くて、選手たちが間近に見えるという利点(?)はある。立地は悪くないし、球場も広いんだから、ちょっとお色直しすればすごくいい球場になると思うんだけどなー。地味だけど独特な雰囲気は嫌いじゃないだけに勿体無い。雨模様だった前回とは違って今度は天気も良く、桜も咲き残っていて風情がある……とか浸っていたら、第1試合の東亜学園対国学院久我山試合の終盤から小雨が降りだし、試合終了後は土砂降りに!あっという間に観客席は水溜り(なにせコンクリ打ちですから)。
通り雨らしくすぐに空は明るくなって、30分かそこらで雨はあがりましたが、グラウンド保護のためシートノックはベンチ脇ノックに変更。一昨日の八王子球場での大東大一戦も晴天ではあったけど、グラウンドに土を入れる作業をしてたせいでシートノックなかったし、遡っては秋の帝京戦の神宮第二でもなかった。公式戦3連続でシートノックなし。今日こそは観られると思ってたのに…まあ、試合自体が延期にならなかっただけでも御の字だと思おう。普段は見づらい外野からの中継プレーを間近で観られるのは私のような近眼には有難かったですけど。
ともあれ、雨上がりのグラウンドで試合開始。
先攻は関一。
今日は白井(淳)君がレフトに入り、土井君がサードに回っている。打順にも入れ替えがある模様。
世田谷のエース阿部君は右オーバースロー。力のある球を投げ込んできます。投球練習のときからの、そう簡単には打てないかも…という思いは、トップバッターの土井君がセカンドフライに終わると更に強くなる。2死から3番椎名君がセンター前ヒットで出塁しますが後続なく、無得点。その裏、関一の先発は甲斐君。幸先良くトップバッターの石黒君を三振にとりますが、続く2番・櫻井君はショートゴロエラー、3番阿部君には左中間への2ベースを打たれ、4番山崎君にはデッドボール。たちまち1死満塁の大ピンチ。エラー→長打→死球という悪い流れだし、表の攻撃を振り返っても、ここは何としても踏ん張って欲しいところですが、5番大谷君に四球を与えてしまい、押し出しで1点、なおも1死満塁は変わらず。続く6番石井君に対してもボール先行、0−3まで行きますが、なんとか持ち直し、ファウルで粘る石井君を最後は最後はキャッチャーへのファウルフライ(山田君はナイスキャッチでした!)に討ち取り、ようやく2アウト。後続も抑えて1点で切り抜ける。流れは良くなかったけど、もっと失点しても全然おかしくなかったことを考えると、よく踏ん張ったと思います。
2回表、やはり2死から7番武田君がセカンドの脇を抜くライト前ヒットで出塁。ここでやはり甲斐君に代って名取君が代打に送られる。しかしショートライナーでこの回も無得点。
2回裏、代打を送られた甲斐君のリリーフは中1日の河田君。
ところが河田君も1死後、連打されて1死1・3塁のピンチを迎えてしまう。ここで世田谷の2番・櫻井君はセンターへのフライ。これがやや浅かったか、そして椎名君の返球も素早くタッチアップを許さず、2アウト。続く3番安部君には死球を与えて満塁としますが後続は討ち取り何とか0点で凌ぐ。
3回表。1死から土井君がストレートの四球で出塁すると、2番武井君の打席でパスボール。ノーアウト2塁。ここで武田君が三遊間を抜くヒットで1死1・3塁。3番椎名君が三振にたおれ、4番の白井淳君はいい当たりだがショートゴロ…と思いきや、これをショートがエラー。相手のミスで同点に追いつく。
3回裏、先頭打者四球、続く7番石井君にもセンター前を打たれてまたもノーアウト1・2塁のピンチ。ここで世田谷学園は当然のように送りバントを仕掛けてきます。しかし1塁線に転がった打球をファースト武田君がすかさず3塁へ!これで1死1・2塁。地味だけど大きいプレーだったと思います。これが効いたのか、後続も討ち取り無失点。
4回表、先頭打者の6番白井将君が、センター方向への大きな当たり…って…2塁…3塁…そして一気にホームへ!一瞬ランニングホームランかと思いましたが、中継ミスもあったし3ベースかな。後で公式記録をみたらやはり3塁打になってました(笑)。でもナイスラン!。
しかし世田谷の安部君も気落ちすることなく、強気の投球で後続をすべて凡退に討ち取り、1点で切り抜ける。このあたりは敵ながら素晴らしい。
5回表、先頭打者の土井君が内野安打で出塁すると、送りバントで1死2塁。3番4番はどちらもいい当たりではなかったけれど、レフト前のテキサスヒットとなり1点追加。3−1とします。ここで世田谷学園はレフト交代。
5回裏、先頭打者を四球で歩かせ、送りバントと内野ゴロで3塁に進まれた後、9番富樫君のタイムリーで1点差に詰め寄られる。
その後、6〜8回は双方無得点。特に7回8回は3人ずつで攻撃が終わる締まった展開。河田君も5回に1失点したものの、終盤に入って落ち着いたピッチングを見せてくれています。
そして迎えた最終回。
先頭打者の7番武田君がレフトのエラーで2塁へ。8番河田君が送って9番山田君は外野フライ…ですが浅すぎてタッチアップできず。2アウト。トップに還って土井君の3塁方向への当たりはイレギュラーしたのかラッキーなヒットに。待望の追加点が入ります。そして2番武井君が右中間への会心の当たり!タイムリー3ベースでもう1点。3点差とします。
これなら後は河田君が今までどおりのピッチングをしてくれれば…?と思いながら迎えた9回裏。
先頭打者の2番櫻井君の当たりはショートゴロ…でしたが白井君が打球をはじいてしまい無死1塁。ちょっと嫌なムードが漂います。しかし河田君が踏ん張り3番4番を連続三振に仕留める(やはり9回表の2点は大きかった〜)。これでなんとかいけそうだなとこっそり息をつく私。最後の打者もレフトフライに討ち取り、5−2で試合終了!関一が5回戦進出を決め、同時に夏のシード権を手にしました。まずはおめでとう!河田君は2回からのロングリリーフ、ちょっと想定外だったかもしれないけど、ピンチを良く凌いでくれました!
もっとソツのない相手だとこうはいかないでしょうし、死四球はも少し少なめでお願いしたいけど…甲斐君は次また頑張って欲しいです。
守備はにわか雨の後でグラウンドコンディションも良くなかったと思うし、コンバートが多かったせいもあるのか、昨秋と比べてもちょっとバタバタしてましたが、時間おけば必ず見違えるようになるので大丈夫だと信じてます。
来週はセンバツ出場の東海大菅生と対戦。センバツの試合は録画に失敗して観てないのですが、秋の大会だけ見ても、強敵であることは間違いない。この2試合、我慢我慢の展開だったけど、次は完全に挑戦者の立場。心置きなく全力で戦ってください。楽しみにしてます。次は誰が先発、どんな布陣でいくのかな。
世田谷学園の安部君は、どんどんストライクを投げて打者を追い込んで来る小気味良いピッチングでした。夏は守備もバッティングも強化してくるだろうし、手強い相手になりそうです。


65 2006年02月26日 氷が溶けたら

いやー、女子フィギュアってやっぱり綺麗ですね〜荒川選手は優雅だし、村主選手も凄かった(できればメダル獲らせてあげたかった…)!あと、今回初めてまともに観たアイスダンス(ペアって言わずにカップルって言うのね、ダンスだからか…)も素敵。なんでスケート靴を履いてあんな動きが出来るのか…スケートやスキーに恐怖感しか持てない私にとっては信じられない世界。ちょっと生で観たいかなと思ったり…なんて話はおいといて、トリノ五輪が終わればもう3月、本当に春到来!です。
今日は春季都大会の抽選日。関一の初戦は本大会4月6日(木)、桐朋VS第22ブロック(このブロックには昨夏の東東京大会でベスト16に入った開成がいたりする…開成も面白いチームだったんで関一との対戦とかも観てみたかったり)の勝者との対戦なんですが、これはどのみち平日なので観にいけない。2戦め以降は土日だし、なんとか行けるとは思うのですが、今年は日曜日に用事が入りがちになりそうなのでちょっと心配だなあ。近くには世田谷学園や東海大菅生、「あの」東京実業などもいますが、とにかくファンとしては半年経って、チームや選手の元気に成長した姿を見たい、それに尽きます。頑張れ関一!
本大会前は前で、ブロック大会で観たい試合もいろいろあるし、大学のオープン戦とかも観たいしで、暫くは日程表と睨めっこの日々が続きそう…


64 2006年02月04日 立春

センバツ出場校も決まり、シーズンまであとわずか。今月末には春季都大会のブロック予選の組合せも決まります。早く春季大会が始まらないかな〜(選手の皆さんは冬もあと少し!怪我のないよう頑張ってください)。
一足先に大学のオープン戦もあるし。今年はできるだけ大学野球も観るつもりで、今はがんばってオープン戦情報集めてます。東六とか東都とかはHPにオープン戦情報もちゃんと載るのに、一番知りたいとこ(贔屓の選手がいるので)のHPはリーグ戦の試合結果も載ってなかったりで頼りにならない。それでも春には本州に遠征してくるらしいことだけはわかっているので、今度はオープン戦の相手になりそうなチームのHPを巡ってみたりと、まさにオタクの行動パターン(笑)でも、やっぱりもう一度観たい……今はまだ雪の中(最高気温が氷点下なんて)だけど、いつかまた神宮のマウンドに戻ってきてくれることを密かに願ってます。
東都、首都、東京新大学リーグにもそれぞれ気になるチーム&選手がいるし、全部観るなんて言ったら仕事辞めないと。まったく、困ったもんだ(笑)
話変わって、久しぶりの東京2校選出となった今年のセンバツ。土浦日大は残念だったけど、今年の状況で選出されないと、東京2校のハードルがもの凄く高くなってしまうので、妥当な結果だったのかなと思います。でもやっぱり、秋も関東大会に参加した方がスッキリするよなあ…試合も余計に観られるし。
出場校では共栄を破った成田を応援♪1年生ですけど唐川君は良いピッチャーだと思うし。早実・菅生や高崎商など、東京&関東勢は試合も観てるし、やはり頑張って欲しいです。
しかし「青春アミーゴ」って…全国大会の行進曲が「地元じゃ負け知らずだった」か…ある意味ハマッてるのか?


63 2005年11月13日 春日部市民大会 春日部東×春日部共栄

昨日は神宮、今日は春日部市内の高校の野球大会を観に、牛島球場へ。まあ今日も普通に神宮に行っても良かったのかもしれないけど、何と言うか、いろんな試合を観たかった…神宮はスカイAの録画で観ることもできるし、牛島球場も行ったことなかったし。それに、市民大会には普段公式戦に出ないメンバーが出場すると聞いていたので、まだ観たことのない選手たちを観られるかも、なんて助平心も働いていたり。実際、先発ピッチャーこそ大竹君でしたが、野手の半分くらいは県大会や関東大会のスタメンと入れ替わってる。キャプテンも、背番号9の松崎君。そして共栄、今日も先攻です。徹底しとる…
春日部東の先発はエース・中野君。観るのは春季大会の鷲宮戦以来ですが…あれれ?アンダースロー??もしかしてフォーム変えた?観客席の噂話によれば、フォームを変えてからまだ間もないらしい。もうだいぶ板についてるようですが。
試合は四球とエラーで共栄が序盤に2失点するも中盤以降に追い縋り、9回に何とか同点においつきますが、9回裏にレフト前→送りバント→死球で1死1・2塁となったところでタイムリーを浴びてサヨナラ負けとなりました。
収穫はやはり大竹君と春日部東のエース中野君。大竹君は、立ち上がりはストライクが全然入らず、バックもエラー連発で2失点、どうなることかと思いましたが徐々に立ち直って、8回まで(9回表に代打で交代)粘り強いピッチングを見せてくれました。5回のノーアウト2・3塁、7回のノーアウト満塁のピンチを両方とも無失点で凌いだあたりは痺れました。もっとソツのない打線が相手だったらこうはいかなかったかもしれないけど、調子は戻ってきてると思います。8回で奪三振8。早く完全復活した姿が観たいなあ。
春日部東のエース中野君は春季大会の鷲宮戦(延長13回)から気になる存在でしたが、今日はいきなりアンダースローにになっていたのでびっくり。低めにコントロールされたピッチングで、共栄打線は6安打に抑えられていました。
同点に追いついた9回裏の登板はなんと「鶴岡」君。前キャプテンの弟さんということらしい。1年に弟さんがいるというのは聞いてたけれど、まさか今日見ることができるとは。背番号20の左腕、どちらかというとずんぐり体型かな。しかし先頭打者にレフト前、送りバント後に死球を与えて早々に降板、次の宮川君(こちらは細い…)も初めて見る選手でしたが、交代後、最初の打者・春日部東の3番吉田君にタイムリーを打たれて試合が終わってしまい、たった2球しか観られませんでした(泣)。また来年の春夏、見られることを期待したいです(3位決定戦も仕事で行けなくなってしまったし)。

市民大会というのは初めて行ったのですが、思ったよりお客さんが多くてびっくり。収容人員が少ないせいもあるけど、ネット裏はほぼ満席に近かったんじゃないかな?それでいてアットホームな雰囲気で、行ってみて良かったと思いました。浦和でも市民大会はあるみたいだし、日曜行けない代わり、土曜は浦和に行ってみようかな。東京も、江戸川区民大会とかあればな〜(^^;)


62 2005年11月4日 秋季関東大会1回戦 春日部共栄×成田高校 

3日から開幕した関東大会。今日は大会2日目、埼玉代表の共栄と浦学が同時刻に登場です。もちろん私は共栄の試合がある県営敷島球場へ。家を出たのは6時過ぎ、ふと見ると、人工衛星らしきものが淡く色づいた東の空をぐんぐん上へのぼっていく…初めて見たのでちょっとびっくり。これが吉兆だといいのですが…しかしとにかくいい天気!絶好の野球日和です。
前橋駅前のバス停は長蛇の列だったので焦りましたが、会場に着いてみるとさすがに平日だし、高崎城南球場にも観客が分散しているはずだしで、昨日よりはだいぶ空いてます。でもやはり応援席は、共栄も成田も吹奏楽やチアガールが来ていて一杯かな。
今日の先発は背番号10の左腕・金子雄君。関東大会行きを決めた県大会準決勝で4回を被安打2、四死球3の無失点で抑えていました(試合は5回コールド)。対する成田の評判の1年生ピッチャー・唐川(からかわ)君は確かに球速も速く威力もあり、コントロールも良さそう。インパクト的には県内で言えば栄の木村君とか鷲宮の増渕君とかのピッチングを見たときに近く、何ていうか、圧倒されるような感じ。上背もあるし。これは手こずるかも…と思いながら、試合開始のサイレンを聞く。
1番山口君はファーストへのゴロがイレギュラーするラッキーなヒットで出塁、送りバントとセカンドゴロで2死ながら3塁までランナーを進め、4番佐藤君は四球。しかし5番の斉藤君は三振に倒れ無得点。いい当たりはないけど、まあ一巡目だし。それより守りの方が心配。
成田の一番は水津(すいづ)君(唐川君といい、キャッチャーの古跡(こせき)君といい、ちょっと変わった、印象に残る名前だなー)。カウント2−1からの4球目、ライト前へ抜けるかという鋭い打球でしたが志岐君がキャッチ、事なきを得ます。後続もを凡退に討ち取り、まずは好調な滑り出し。
2回表、唐川君はどんどんストライクを取りに来る小気味よい投球。6・7番は一度もバットに球を当てることもできず、空振りの三振に討ち取られます。8番金子幹君も内野ゴロで、三者凡退。
2回裏、4番の荒木君にセンター前を打たれ、送りバントで1死2塁とされますが、後続はショートへのフライとサードゴロに討ち取る。
3回表、9番の金子雄君はショートゴロ、打順はトップに還り2巡目。しかし1番山口君はセカンドゴロ、2番の前田君は見送りの三振と、なかなか攻略の糸口がつかめない。
3回裏、2死から1番水津君にレフト前ヒットを打たれますが、次の富澤君の打席で金子幹君の2塁送球で見事盗塁を阻止!結局3人で終わります。
4回表3番坂井君はショートゴロ、4番佐藤君の当たりはピッチャー強襲の強い打球でしたが本当に真正面!だったので1塁に送られ2アウト。かなり痛かったらしく、唐川君、コールドスプレーかけてもらってました。しかし投球には支障なさそうなのでホッとする。
5番・斉藤君の当たりはセンター前へ抜け、ようやく普通のヒット(それほど強い当たりではなかった)が!しかし6番志岐君は空振りの三振。
4回裏、1死から3番西田君が右中間へのヒット、しかし続く荒木君はファーストへのフライにうちとり2アウト。5番斉藤君(あらら、こっちも^^;)…しかも同じ左だし)の打席で1塁ランナーが盗塁失敗、この回も3人で抑える。
5回表も7・8番は連続三振。いい当たりのファールもあるのですが…結局最後は討ち取られてる…でも最初はバットに当てるのも難しそうな感じだったし、きっと捉えられるはず。9番の金子雄君もショートゴロで三者凡退。
5回裏、5番成田斉藤君がセンター前、送りバントで1死2塁とすると、7番古跡君がレフトスタンドぎりぎりの2ランホームラン…2点先制を許します。後続は抑えますが、唐川君相手に2点ビハインドはきつい。でもまだ中盤だし、6回は打順良く1番山口君から。
山口君が幸先良く死球で出塁すると、送りバントと(当たりは良くなかったけどけど)内野安打で1死1・2塁のチャンス。しかし4番佐藤君は三振、5番斉藤君はサードフライに討ち取られ、ノーアウトのランナーを活かせない。うーん……相手のミスやラッキーでチャンスを作れても、タイムリーが出る気配がない…このままでは…と焦る。
6回裏、5回には2ランを浴びた金子君ですが、この回はよく踏ん張って、1〜3番を三者凡退にとる。しかしそろそろ交代を考えてもいいのでは?と思い始める。
7回表、先頭の志岐君が見逃し三振をくらって早くも1アウト。しかし続く7番松崎君はライト方向に抜ける、この日初めての痛烈な当たり!1死2塁。続く8番金子幹君もセンターオーバーの2ベース!1点返した!そして9番金子雄君の打席。当然代打かと思いましたが金子君続投らしく、そのまま。大丈夫か?しかし金子君の当たりはレフト前ヒットとなり、1死1・3塁。1番山口君はサードへのフライで2死となりますが、前田君は死球、3番坂井君のライト前で同点!しかも2死ながら満塁とチャンスは続く。ここで4番佐藤君は四球を選び、押し出しで逆転。そして打席には夏からやや不調の5番の斉藤君。今日もここまで3打数1安打ですが、まだ目の覚めるような当たりというのは出てない。しかしさすが!初球をライト線にひっぱり、素晴らしい当たりの2塁打!ランナーが2人還って3点差。1塁ランナーの佐藤君も本塁に突っ込みますがクロスプレーとなる。そのときの交錯で、キャッチャーもタッチできてないがランナーもベースにも触れてないという状況が生じ(たという判定)、いち早く反応した成田の古跡君がタッチ、3アウトでこの回は5点止まり。もう終盤にさしかかろうとしているのに金子君が続投らしいことを考えても、もう少し点が欲しいところでしたがまあ、3点差だし、2ラン以外は抑えているし、ある程度のところで難波君なり大竹君なりに継投するだろうし大丈夫だろう、と甘い考えで7回裏に臨んだ私でしたが…
先頭の4番荒木君にライト前ヒットを打たれ、続く斉藤君はセカンドゴロに討ち取った、のはいいけど当たりがボテボテの当たりだったのが災いしてゲッツーがとれず、1死2塁。6番石井君にセンター前を打たれて1死1・2塁になると、前の打席でホームランを打っている古跡君を歩かせて満塁策。8番唐川君は1−1からスクイズを試みるも、ファールに。その後強攻に切り替え、打球は左中間へ。この打球を追ったセンターとレフトが交錯、なんとか落球はせずに2アウトをとりますが(よく落とさなかった!エラい!)センター坂井君は倒れたまま。タッチアップで3塁ランナーが還り、2点差。
それでも坂井君は起き上がれず、審判や選手たちがわらわらと駆け寄ってくる。暫しの中断後、ようやく○のサインが出てひとまずホッとする。しかしサッカーではよく見る両腕での○サイン、野球では初めて見るような気が。
さて試合再開。9番川村君も内野への小フライ…だったのですがちょうど誰もいないところに落ち、アンラッキーな内野安打に。1点差。そして1番水津君にレフト前に運ばれて同点に追いつかれ、なおも2死1・2塁。ここでようやく難波君が登場、なのですが、もう交代の指示を出すしかなさそうなのに、難波君がマウンドに出てくるまでに奇妙な間があり、何となくひっかかる。それまでも、1年生の17番(名簿によれば宮川君?)や難波君が入れ替わり立ち代りブルペンに行ったり、大竹君もベンチ前でキャッチボールやってたりするし…いくら連戦になるからといって、負けたら後がないこの試合、ここまで出し渋るとは、金子君以外の投手陣は相当に不調ということなのか?
しかし難波君は2番富澤君をピッチャーゴロに討ち取り、とりあえず同点で切り抜ける。
8回表、これまで3三振の志岐君が初球をいきなりセンターオーバーの2ベース!続く松崎君が送って、8番金子幹君がセンターに大きな犠牲フライを打ち上げ、1点追加。続く難波君は三振に討ち取られますが、再び1点リード。
何としても抑えたい8回裏は3番西田君から。しかしインコースの変化球が決まらず、先頭打者を歩かせてしまう。送りバントで1死2塁。続く斉藤君にもボールが多くフルカウントからの当たりはセカンド後方、ライトとの間に落ちるか??という難しい当たりでしたが山口君がこれを好捕、2アウトとします。しかし難波君、相当調子悪そう…それにフォームが少しぎこちなくなったように見えるのは私が座っている位置がいつもと少し違うせい?
続く石井君はサードゴロ。3塁に向かう2塁ランナーにタッチしても良かったように思いますが、佐藤君は慎重に一塁へ送球……が高い!この間に2塁ランナーは3塁を回ってホームへ。再び同点。
9回表1〜3番が三者凡退に討ち取られ、あっさり終了してしまいます。こうなったら何としても裏を守り切り延長に持ち込むしかない。10回には斉藤君や当たってる下位打線に打順が回るし…けど難波君の投球はやはりボール先行、フルカウントまで行きますが、結局先頭打者を四球で歩かせてしまいます。送りバントで1死2塁とされると、1番水津君は敬遠。満塁策か?と思いましたが2番富澤君を迎えるとバッテリーは今度は勝負に出ます。
確かに今日の水津君は4打数2安打、次の富澤君はノーヒット。ここで内野ゴロにでも仕留められれば…しかし富澤君は3塁線への送りバント!2死にしても3塁にランナーを進めます。今度は成田側が勝負を避けたというところかもしれません。そして打席には3番西田君。西田君を歩かせても次は4番の荒木君ですから、もう勝負するしかない。しかし、2球目をレフトスタンドに運ばれ、9−6。関東大会は初戦敗退、来春のセンバツ出場は絶望となりました。

タイプは全然違うながら引き締まった投手戦ですすんだ前半に対して、7回のノーガードの打ち合い、シーソーゲームとなった終盤、凄い試合でしたが、何より後半の展開に呆然としてしまって、試合直後のことは(ていうかその後の第2試合も)よく覚えていない。でも、クールダウンのキャッチボールをしていた難波君が、ユニフォームの袖で何度も目元を拭ってたのは印象に残ってます。確かに今日は、悔やまれる試合でした。本来のピッチングが出来なかった難波君、守備陣にらしくないプレーもあったし、二度もリードを奪いながら最後まで粘り切れなかった…でも、7回の集中打や8回に1点リードを奪った下位打線の働きには目を見張りましたし、金子君も粘り強く投げていた。今はまだ足りない部分がたくさんあるでしょうが、きっと克服して、もっともっと強くなれるチームだと思います。来年目指して頑張れ!

成田は良いチームでした。唐川君は勿論ですが、打線も良く、守備も堅い。吹奏楽の応援も新鮮な曲が多くて楽しめました(恋のダイヤル6700とか。なつかしーと思ってしまう私^^;))来春以降も関東大会で観れるかも…と思うと楽しみ。まずはセンバツ目指して次も頑張ってください。


61 2005年10月16日 秋季東京都大会2回戦 関東一高×帝京

去年今年と、天候に恵まれない秋の大会。美しい青空の秋の週末、ってこんなに希少なものだったっけ?大丈夫か日本!?大丈夫か地球!?土曜日は何とかもって、日が差すときさえあったけど、さて今日は?
朝5時頃、ふと目が覚めて窓の外を見ると雨は上がっている模様。これなら今日は大丈夫そう…と安心してもう一寝入り…して7時に目が覚めたら、とんでもないザーザー降りになっているじゃありませんか。一気に目の前が真っ暗になる私…これじゃ中止か…いっそ不貞寝を決め込もうかと思いましたが、まだ試合開始まで3時間あるし、それまでに止むかも…と天気予報に望みを託して神宮に向けて出発。
第二球場に着くと、既に入場が始まっている。入って見ると一塁側・関一の応援席はぎっしり。ブラバンも来ている♪これは嬉しい。カンイチの吹奏楽の登場は、もう1年ぶり、去年の帝京戦以来です。帝京だからというわけでもないんでしょうが。バックネット裏も雨の降りかかる前の方の席は殆ど空いてますが、屋根の下はまんべんなく、ぐるりと埋まってる感じ。それにしても雨はかなり激しく降ってるぞ。ちょっと不安…
関一は先攻、帝京の先発はエースの塩澤君です。やっぱ、さすがに速いな〜去年は後半抑え込まれてしまったけど、今年は??
初回、1死後、2番津久井君のライト前ヒット、3番土井君はショートゴロエラーと1・2塁のチャンスを迎えますが4番の白井淳一君のセカンドへの打球はダブルプレーとなり3アウト。無得点でしたが、とりあえずまったく打てないということはなさそう…
1回裏、先発の小堀君は2番の上原君にセンター前ヒットを打たれた他は3者を空振り三振にとり、3アウト。大いにわきかえる1塁側ですが、打たせて取ったのが一つもないのは嬉しくもあるけど不安でもある。帝京相手にそんなに三振ばかり取り続けられるもんじゃないだろうし…
2回裏、5番沼田君にレフト前ヒットを打たれ、しかもその後の処理にミスがありバッターランナーは2塁へ。続く塩澤君は空振り三振に討ち取ったものの、7番〜9番に3連打を浴び、2失点。しかし後続2人は凡打に討ち取り2者残塁。
3回表は四球にバッテリーエラーで無安打ながら1点差に詰め寄りますが、問題はその裏。
先頭打者の3番中村君を四球で歩かせ、4番我妻君の送りバントはピッチャー正面に転がり、2塁アウトに出来るタイミング!と思ったのもつかの間、小堀君の2塁への送球は野手の頭上を大きく越える悪送球……5番沼田君も送りバントで1死2・3塁、続く塩澤君にはストレートの四球で1死満塁の大ピンチ!続く勝見君は2−3のフルカウントからようやくファーストゴロに討ち取った…と思いきや、ファーストがボールをはじいて1失点、その後もレフト前ヒット、押し出し四球で更に2点、1死満塁は変わらず。ここでピッチャーは背番号10の河田君に交代。
河田君が最初のバッター、1番本間君を2−1と追い込むと、帝京の前田監督はなんと、打席の途中で代打・不破君を送り込んできます。その後はボール・ボール・ファールとフルカウントまで粘られ、何とかセカンドゴロに討ち取りますが、ゲッツーはならず、この間に1点追加される。2番上原君はレフトフライに仕留めましたが、この回、わずか単打1本で4失点、6−1の5点差。悪夢のような展開。でも河田君は何とか食い止めてくれたし、まだ中盤だし反撃に期待です。あきらめるな!
4回表、関一は打順良く4番の白井淳一君から。
守備ではミスのあった淳君ですが、見事レフトオーバーの2ベース。初めてノーアウトで得点圏にランナーが!続く長谷川浩司君もセンターオーバーの3塁打。どうしても欲しいときに取った1点、しかも中軸の連打で!沸きに沸く1塁側。1死後、7番白井君のファースト強襲ヒットで長谷川君が還り、3点差。8番山田君の打席で白井君の初球スチールが成功、こうなるともうイケイケです。山田君もセンター前ヒットを放ち、1死1・3塁。送りバントで2死2・3塁とした後は、帝京の塩澤君も制球に苦しみ2連続四球で押し出し、3点目。そして3番土井君に対してもノースリーとまったくストライクが入らない。ここでピッチャーは左腕の垣ケ原君に交代。しかし塩澤君はベンチに下がることはなく、センターへ回ります。
そして垣ケ原君の1球目はやはり外れて押し出しでもう1点。ついに1点差に詰め寄る関一。そしてバッターボックスには、打者一巡で再び4番の淳一君が。淳一君は見事期待に応え、センター前にヒットを放ち、ついに同点!!1塁寄りの観客席はもう総立ち。しかし逆転を狙った2塁ランナーはホームタッチアウトとなり、同点止まり。次は長谷川君だし、垣ケ原君の制球も定まってないし、止まっても良かったんじゃないかな…とも思いましたがとにかく同点!
何とか0に抑えたい4回裏ですが、先頭打者の3番中村君にライト前ヒットを打たれ、続く我妻君はセカンドゴロに討ち取ったもののゲッツーはならず。1死2塁。5番沼田君は三振、塩澤君も難しい当たりだけどショートゴロに…と思いきや、ファーストが取り損ねて2死1・3塁。ここで7番勝見君にタイムリーを打たれてまた1点リードを許す。
5回表、やはり制球の定まらない垣ケ原君が2者連続四球を出すと、塩澤君が再びマウンドへ。白井君の送りバントで1死2・3塁とし、山田君が2−3からサードゴロエラーで1死満塁の大チャンス。ここを勝負どころと見たのか関一は河田君の代打に名城君を送ります…って、もう河田君替えちゃうの?てことは次は甲斐君?武井君?…河田君は2失点しているとはいえ、1点は4回途中の1死満塁からだったし、比較的安定しているように見えていただけにちょっと不安ですが、今は名城君に期待。
しかし名城君も粘りましたが結局三振に取られ、トップの鈴木君もショートゴロ。好機を活かせません。
5回裏、関一のマウンドにはやはり甲斐君。しかしやはり制球が定まらず、先頭打者の雨森君にいきなりノースリー。結局歩かせてしまう。しかし続くバッターは送りバント失敗で1死1塁とし、2番上原君にレフト前ヒットを打たれながらも後続は討ち取り何とか0点に抑える。
6回表、2番津久井君はカウント1−0から1塁線へのセーフティバント!これが功を奏してノーアウト1塁。しかし盗塁失敗でワンナウトランナーなし。3番4番もライトフライに倒れて結局3人で攻撃が終わる。後から振り返って見ると、ここで関一の流れは完全に断ち切られてしまったように思います。
6回裏、5番沼田君のショートへの打球は白井君が綺麗にさばいて1アウト。続く塩澤君もサードゴロ、難なく2アウトをとりますが、その後の勝見君に四球、野口君にライト線の2ベースを打たれて2死ながら2・3塁のピンチ。続く9番雨森君にレフト前タイムリーを打たれ、1点。しかしホームを狙った2塁ランナーはホームタッチアウトで何とか1点で食い止める。
7回表、すっかり立ち直ってしまったらしい塩澤君の前に三者凡退。2点ビハインド、しかも守りの危なっかしさを見るとこれは苦しい…7回裏、先頭の矢島君(多分…)がセンター前ヒット、送りバントで1死2塁とした後、3番中村君がレフト前ヒットで1点…ところがレフトが打球をはじいてバッターランナーは3塁へ…そして4番の我妻君にもレフト前タイムリーを打たれてこの回2失点、4点差を付けられる。
8回表、1死から9番甲斐君の打席、またも代打が送られる。打席には背番号16の松田君。しかしセカンドゴロに倒れ、2アウト。続く鈴木君はレフト線へあわやホームランか!?という大きな当たり!なのに…あれ?鈴木君?一塁にいるの!?(これは軽くショックでした。私の見間違いだったら良いんだけど…)続く津久井君は空振りの三振に討ち取られ、この回も無得点。
8回裏。甲斐君に代ってマウンドには武井君。先頭打者の勝見君は2−0からフルカウントまで引っ張りましたが見逃しの三振。続く野口君にはセンター前。9番雨森君はサードゴロ…ですがファーストが送球を後逸、1塁ランナーは3塁へ。1番矢島君は見逃し三振で2アウトとしましたが次の上原君を四球で歩かせてしまい、2死ながら満塁のピンチ。
ここでとうとうサードの浩司君がそのままマウンドへ。この日三打数2安打の3番中村君を迎えますが、初球打ちはセンターへのフライとなって無失点でしのぐ。今日はこれで5人のピッチャーを投入したことになるわけですが…帝京が相手だし、こんな展開だし、やむを得ないことではありますが、ホントの意味でのエースって、やっぱりチームに必要だよなぁ…というかいて欲しい…なんて間抜けなことを今更ながら思ったり。
そして9回表、最後の攻撃。先頭はこの日ノーヒットの土井君、二球目をショートゴロ。4番の白井淳君は四球を選びますが後続がいずれも外野フライに倒れてゲームセット。関一は、スコアは違えど昨年に引き続き帝京相手に初戦敗退となりました。

とにかく今日の関一は信じられないミスが続出。確かにヒットも二桁打たれてましたが4点入った3回裏のヒットは単打1本のみ。先週の試合で国士舘との接戦をものにしている帝京に対してこちらは初戦でしかも公式戦は1ヶ月ぶり(来秋は頼むから、1回戦からの籤を引いてくれ〜)、雨はかなり激しく降っていて、足元は濡れた人工芝、これでもかというほど悪条件が重なっていたのは事実ですが、それにしてもショックでした。堅守のはずのカンイチが、こんなことになるなんて…
ただ、4回表、5点差を跳ね返した攻撃のとき、あのときは嬉しかった。くらーく横たわるコールド負けの予感を、白井淳君、長谷川浩司君の連打が吹き飛ばしてくれました。本当にあの反撃は凄かった。痺れました(応援を含めて、あんな盛り上がりは一昨年秋のの日大豊山戦の中川一也君の超ファインプレイ以来かな)。ああ、でもフクザツ…頑張って粘りを見せてくれたとも思うし、でもやらずもがなの点をたくさんあげてしまったし、最後まで粘りきれなかったし、やっぱり残念な終わり方だったなぁ、という気持ちはやはり拭いきれないしで。
でも今日の試合、悔しい情けないと一番感じているのは選手の皆だと思うので、半年後、春にはまた見違えるようになってくれてると信じています。
それにしても、今回、久々に関一の吹奏楽が聴けて嬉しかった!応援が有名なチームはいろいろあるけど、やっぱり関一の応援がいちばん!(なーんて贔屓^^;))願わくば、春も夏も沢山聴けますように。(2005.10.16)

(試合スコア) TOTAL
関東一
帝京 × 10



回線接続状態が異様に悪く、ずっとアップできないでいるうちに都大会は決勝まで終わり、早実の久しぶりのセンバツ出場が確実になりました。私はさすがに16日は第2試合を観る気にはなれずに帰ってしまいましたが、準々決勝以降も可能な限り観戦しました。早実の試合はいずれも(準々決勝の堀越戦、準決勝の日大三高戦、決勝の東海大菅生戦)白熱したいいゲームでした。特に堀越戦は天気も良く、堀越の応援も特徴があって楽しかった(女装のチアボーイ…いや、ゲイバーのママはやっぱりママって言うんだし、チアガールというべきなんだろうな…までいるし)。決勝は菅生のバッティングが凄くて試合としては菅生が押し気味でしたが、送りバント失敗や牽制死で再三チャンスを潰したのが響いてしまいました。それにしても早実の斉藤君、菅生の薦田君はタイプは違うけど素晴らしいピッチングを披露。2人とも準決勝からの連投をほぼ1人で投げ抜いてたし…8回表だけ斉藤君と代った関本君も、ノーアウト満塁のピンチを1点で凌いで役割を果たしてました。三人ともナイスピッチングでした。応援も凄すぎ(しかし菅生は良く対抗してました。っていうか、菅生のボリュームじゃないと対抗するのは難しかったかも^^;)三高は圧され気味だった気がします)。早実は優勝おめでとう。菅生にもチャンスはありますよね。関東とのバーターだから個人的にはちょっと複雑ですが…いや、共栄と浦学がベスト4入りしてくれれば、問題はないんですけど…
それにしても今大会は修徳の出場辞退に始まり、序盤で帝京と国士舘、関一が潰し合い、そこで生き残った帝京に加えて二松学舎が西東京のチームに完封コールド負け、と東東京のチームが元気なかったような印象が残りました(実際、二松と帝京の試合は本当に元気なかったので吃驚しました)。天候も総じて悲惨で、ちょっとブルーな大会だったかな。でも、そういう波とか巡り合わせとかバイオリズムとか(?)というのはあるものだと思うので、来春・夏はまたしのぎを削り合い、白熱した試合を見せてくれると思ってます。ていうか、そうでなくちゃね!(2005.11.2追記)


60 2005年10月8日 秋季埼玉県大会準決勝

都大会と埼玉県大会が重なり悩ましい3連休。結局、8日土曜日は関東大会行きを賭けた埼玉県大会、日曜日は神宮第2へ行ってみようと決めて、雨上がりの県営大宮へ。今にも降り出しそうな生憎の天気、しかも試合開始まで1時間近くあるのにチケット売り場には長い列。出場チームの応援は勿論、集団で見学に来ている他校の選手たちがゾロゾロ。イイですね〜この雰囲気。やはり盛り上がる。

第1試合は共栄と、徳栄や伊奈学園を破って勝ち上がってきている浦和実業の対戦。周囲で囁かれる噂話(増渕君や鶴岡君が褒められてるのを聞くと、何か嬉しくなっちゃいますね。)に耳を傾けながら両チームのノックを見る。浦和実業の佐藤君は好投手と聞くし、共栄のここのところの試合振りが今ひとつ、という噂も聞いているし…ちょっと心配していましたがノックを見る限りでは共栄の方が堅そう…浦和実業も動きはいいと思うけど、少しミスが目立つ感じがしました。もっともこれも試合が始まってみないと何とも言えないわけですが。
先攻は浦実、共栄の先発は左腕の金子君。球はあまり速くないと思いますが落ちる変化球が武器らしく、1回表は三者凡退(しかし2番3番は連続で空振りで降り逃げ→何とか一塁送球アウト、とこれはこれでちょっと不安)の立ち上がり。
その裏、共栄の攻撃、浦実のエース佐藤君はまさに力投派!という感じの投手で、威力のある球を投げて来ますがコントロールには苦しんでいる様子で、先頭バッターの山口君は四球。しかし送りバントの後の3番松崎君は3球三振、そう簡単には打てそうもないなと嫌な予感が頭を過ぎる。4番佐藤君は敬遠気味の四球で2死1・2塁、続くバッターは5番、斉藤君。1ボールの後、見逃し、空振り、とちょっと厳しいかな…という感じで、第4球も当たり損ねのサードゴロ…しかしこれが本当に当たり損ね、打球が完全に死んでいたのが幸い、内野安打となります(バントみたいな打球だった)。これで2死ながら満塁となり、6番志岐君がセンター前へタイムリー!浅めの当たりでしたが2塁ランナーの佐藤君も際どいタイミングながら生還、共栄が2点を先制します。そして7番坂井君の打席でワイルドピッチ、斉藤君も還って3点目と、まずは幸先の良いスタート。
2回表、金子君もコントロールを乱し、先頭打者の4番・畑君を四球で歩かせ、続く5番の平井君にもボールがちの投球。3球目をパスボール、ノーアウト2塁となったときには、グラウンドに何というか重い空気が漂いました。ショートの前田君などが腕振れ〜(?)と声をかけているようなのですが…平井君はセカンドゴロで1死3塁、6番吉田君もフルカウントまで行きましたが結局四球で1死1・3塁の大ピンチ。ここはスクイズ警戒の前進守備…だったのですが浦実は強攻、これが裏目に出て7番細田君の当たりはピッチャーゴロ、ホームタッチアウトでツーアウト1・3塁と変わります。そして金子君が尚も踏ん張り、後続は空振り三振に討ち取って何とか0点でしのぐ。振り返ってみるとやはり、このピンチを何とかゼロで凌いだのが大きかったと思います。
2回表、先頭の8番金子君がセンター前ヒットで出ると、9番金子君(あ、ピッチャーの金子(雄)君ね…あ、あれ?ってことはバッテリーは両方とも金子君??)が送りバント…ピッチャー正面に転がった打球を処理した佐藤君が2塁へ送球…タイミング的にはアウトになりそうでしたが送球が逸れ、ノーアウト1・2塁のピンチを招いてしまいます。打順はトップに還って山口君、ストレートの四球でノーアウト満塁。2番前田君はきっちりセンターに犠牲フライを打ち上げて1点追加、3番松崎君はセカンドゴロに倒れますが4番佐藤君センターオーバーの大きな当たり!で走者一掃、積極的に3塁を狙った走塁はさすがにタッチアウトとなりましたが、2回も3点追加。佐藤君を打てないわけじゃなさそうだ、とだいぶ落ち着く。
3回表は先頭の9番佐藤君を、腕に当たる死球(これも心配でしたが臨時代走を使うこともなくとりあえず安心)でいきなり歩かせるも、後続は危なげなく討ち取り無失点。3回裏、こちらも先頭打者の斉藤君が死球で出塁、8番金子君がセンターオーバーの3塁打で還して1点を追加。
4回表も共栄の金子バッテリー、2安打を浴びながらも要所を押さえて無失点で切り抜ける。
4回裏、2番の前田君が右中間へのヒットで出塁、送りバントの後、4番佐藤君が四球で1死1・2塁。今日はラッキーな内野安打と死球の斉藤君。秋は不調と聞いていたし、今日もいい当たりはナシなので心配していたのですが、2ボールから、セカンドの脇を抜く鋭い当たり!!浦実の外野守備のせいもあるのかもしれませんが、ゴロの当たりが3塁打になったのを見たのは初めてのような気がします。その斉藤君も7番坂井君の犠牲フライで生還し、10−0とします。
もしも浦和実業が無得点ならコールドゲームとなる5回表、共栄のマウンドには大竹君が!!本庄第一戦でも登板があったのは知ってたけど、こうやって直に見るとやっぱり嬉しい。
今年の埼玉には好投手は沢山いますが、大竹君と増渕君は個人的に、特に頑張って欲しいと思っている選手。増渕君は言うまでもないですが、大竹君もチームとしては今夏の甲子園に出場したのにマウンドに立つことはできなかった…この悔しさは何としてもやはり、甲子園のマウンドで晴らして欲しい。
投球練習を見ると、(それまで投げてた金子君が軟投派なのもありますが)やはり速いと感じるし、球威もある。キャッチャーミットの捕球音も気持ちいい。
で、5回表、まずは先頭バッターの9番・佐藤君を空振り三振と上々の滑り出し。しかし続く石井君は1ストライクの後は立て続けにボールで四球。…うーん…力んでいるのか…力を抜いて頑張れ!(←矛盾?)それでも後続はセカンドゴロの併殺に討ち取り、5回コールドでゲームセット。
共栄はこれまでの試合、調子が今ひとつと聞いて心配していましたが、今日は5回コールドの大勝。金子君も5イニング四死球4と多めでしたが要所を抑えてたし、佐藤君の不調に助けられた部分もあるけど4イニングで7安打10得点、斉藤君も最後の打席で鋭い当たりの3塁打を見せてくれたし、何より大竹君が久しぶりに復活(前の試合でも投げていたようですが)してくれたのも嬉しい。関東大会に期待です(関東大会の時期は長い休みが取れそうなんで、通しで観にいくぞ〜)。目指せセンバツ!

続く第2試合は埼玉ナンバー1右腕の呼び声も高い木村君を擁する埼玉栄対浦学、夏の準決勝の再戦となりましたが、予想通り栄の木村君と浦和学院の菊池君の投げ合い。特に試合中盤は両方ともまったく付け入る隙なく淡々と試合が進んでいきましたがやはり終盤8回、浦和学院が先頭打者の7番安部君がセンターオーバーの2ベースで出たチャンスをきっちり活かしてようやく1点をもぎとり、9回表も抑えて夏の雪辱を果たしました。栄はあと一歩のところで関東大会行きを逃してしまいました…やはり2回表、4番木村君の右中間への3ベースでノーアウト3塁の大チャンスを作ったのに後続を3連続内野ゴロに討ち取られて得点できなかったのが痛かったように思います(防ぎきった浦和学院の菊池君も凄いけど…)。ここで1点でも入っていればぐっと楽な展開になっていただろうに…それにしても木村君は凄いな…点取れる感じのしないピッチャーだ…来年の春夏、共栄打線や鷲宮打線は、木村君を打ち崩せるまでに成長しているだろうか?埼玉は栄×浦学、栄×鷲宮、鷲宮×深谷商、共栄×栄東、など、短いサイクルでの再戦が多い感じがするので気が早いけどそんなことも気になる…
とにかく共栄浦学はセンバツ目指して関東大会頑張れ!鷲宮も栄も春日部東も浦和北も徳栄もむさおごも本庄第一も(気になるチームを列挙^^;))、まずは春季大会、夏のシード権目指して頑張ってください。


【第1試合】

(試合スコア) TOTAL
浦和実業
春日部共栄 × 10


【第2試合】

(試合スコア) TOTAL
埼玉栄
浦和学院 ×

59 2005年9月18日   秋季東京都大会 第23ブロック予選決勝 正則高校×関東一高

今日勝てば本大会出場一番乗り。相手は正則高校、港区の芝公園にある学校だそうですが、正則学園とは関係があるのだろーか?それはそれとして、正則は前日に延長12回を戦っているし、関一も8回まで投げた甲斐君の連投はないだろうし、誰が先発するのかは気になるところ。
関一は先攻、正則のマウンドに上がったのは背番号10の山口君、確か昨日は登板していないはず。
1回表は1死後、2連続四球の後、4番の白井ジュンイチ君にライトオーバーの3塁打、5番長谷川君にセンター前ヒットが出て3点先取する幸先の良いスタート。2回には昨日も投げていたカンベ君に交代となりましたがヒットや犠牲フライで3点追加。3回、先頭バッターの鈴木君に右中間への2塁打が出て8点差になると、なんとキャッチャーのサカイヤ君がマウンドに上がります。うーん…今春、国士舘にコールド負けした試合を思い出す…あのときも(たぶん)投げるピッチャーがいなくなって最後、萩原君が投げたんだったよな…それでもこの回はサカイヤ君が抑えますが、4回には7点が入り、15−0。
守っては先発の河田君が3回までをノーヒット。正則にもいい当たり、難しい当たりはあるのですが、悉く関一の守備に阻まれていました。4回には背番号11の左腕・エビヌマ君が初登板。ちょっと力んでるのかな?ぎこちなさを感じましたが、先頭打者に内野安打を打たれたものの後続を抑えて無失点、5回には先週も登板のあったタケイ君がやはり無難に抑えて15−0の5回コールド、関一が本大会出場一番乗りです♪というわけで、ひとまずブロック優勝おめでとう!

今年のチームは投手の枚数が揃ってる、というのは以前から聞いていたしその通りだと思うのですが、個人的に感じたのは守備が相当に堅そうだ、ということ。本大会に出てくるようなチーム相手には、おそらく誰が投げても打たれずに済むことはないでしょうが、打たれてもバックを信じて粘り強く投げれば、必ず勝利は見えてくると思う。法政一戦で2桁安打を浴びながら、何度もピンチをしのいで2失点で切り抜けた姿は、準優勝した一昨年のチームを髣髴とさせました。本大会も頑張れカンイチ!


58 2005年9月17日   秋季東京都大会 第23ブロック予選準決勝 関東一高×法政一高

日差しはきついけど、もう夏とは言えない良く晴れた土曜日。雨の心配もなさそうだし、どこのチームが来るにせよ、準決勝・決勝は連戦になります。
第1試合は日大桜丘対正則の一戦。正則が初回に連打とスクイズで先制したものの、日大桜丘も粘って逆転。正則はチャンスを作りながらも桜丘の好守に阻まれたり、盗塁失敗などで悉くチャンスを潰し、終盤まで来てしまいますが、ついに8回4本の長短打で追いつき、試合は延長へ。しかし双方3塁までランナーを進めながらなかなか得点できない…11回裏の正則の攻撃、1死後の3塁打の後1・2番を歩かせての満塁策、エースの竹林君が3・4番を結局連続三振に討ち取った場面や12回表の桜丘の攻撃で、連打とワイルドピッチでノーアウト2・3塁のピンチを迎えながら後続を断って0点に抑えたあたりは、どちらを応援していたわけでもないのですが、手に汗握りました。試合は結局その裏、正則にタイムリーが出て逆転サヨナラ勝ち。
エラーもあったしまずい攻めと思われるところもありましたが、特に中盤以降、手に汗握る緊迫した試合になりました。両チームとも粘りが凄かった。第2試合で隣に座ってたおじさんが、第1試合は2点差ついてたし、途中でいったん家に帰っちゃってた、とか言っていたけど、ちょっと気の毒になりました。勿体無かったですよ、それ…

1時間以上遅れて始まった関一対法政一高の第2試合。シートノックを見る限り、かなり差があると思えるのですが、試合の流れとかノリでいかようにでもなり得るものだということは、トーシロの私でもさすがに学習している…のであまり安心する気にはなれない。
3塁側には黒(かな?)とオレンジの法政の部員や父兄が一杯。バックネット裏にもOBや縁者と思しき観客が随分いる模様。さすがは伝統ある六大学の系列校、というところなのかな。対する関一は部員たちはグラウンド整備やら大会運営要員として出払っているらしく、応援席は父兄中心。もちろん地元だし、周囲の会話などを聞くと関一目当ての一般客も多そうなのですが、揃いのシャツや帽子があるわけじゃないのでようわからん^^;)
関一の先発はついに背番号1。先週の試合では投げなかったので右腕だということしかわかりませんでしたが、やはり噂どおり甲斐君、夏の高輪戦で試合途中からリリーフして延長14回まで好投を見せたという、1年生です。飯岡君といい、小柄な投手の印象がある関一ですが、甲斐君は少し身長がある…といっても投手としたら普通ぐらいでしょうが。
甲斐君の登板を見るのは初めてなのですが、うーん少し緊張しているのかな?というのが正直な印象でしたが…
法政の1番・先週の淵江戦でも当たっていた山口君にいきなりレフトオーバーの2ベース。まだサイレンが鳴り止まないうちのことでした。2番の送りバントで1死3塁、始まって5分も経たないうちに大ピンチ。しかし続く3番は空振り三振、4番を四球で歩かせた後、5番もやはり空振り三振に討ち取り3アウト、0点でしのげたのは大きかった。でも、立ち上がり、コントロールに少し苦しんでいる模様。
その裏、法政一の先発は背番号12、右のサイドスローのコジマ君。関一の1番鈴木君は初球をセカンドフライ…だったのですがセカンドが取り損ねるエラー。2番ツクイ君が送った後、3番土井君がレフト前にいい当たり!だったのですが、レフトがかなり前に出ていたので1塁ランナーは3塁でストップ。続く4番5番の凡退で、結局無得点に終わります。
2回表、先頭打者の6番・イケノウエ君が1ボールの後の2球目をセンター前へ。送りバントの後、3盗まで決められたときには1点を覚悟しましたが、その後、スクイズの失敗で飛び出した3塁ランナーを挟殺、2アウトランナーなしとします。そのとき打席に立っていた8番栗原君のショートへの当たりは(白井君もよく捕ったもんですが)内野安打でしたから、3塁ランナーを刺せていて本当に良かった…続くラストバッターのコジマ君は三振。その裏、一死から7番白井君のセカンドへの当たりがヒットになり、続く山田君が四球を選んで1死1・2塁。9番甲斐君の打席でパスボールがあったのですがちょっと処理にもたつく隙をのがさず2塁ランナーが一気にホームをつき、先取点。更に犠牲フライで1点追加。
3回表は甲斐君も落ち着いてきたのか1−3番を三者凡退に討ち取る。これでかなりホッとする私。
3回裏、先頭打者の3番土井君、4番白井ジュンイチ君の連打で1点を加えたところで法政一はエースナンバーのカワモト君にピッチャー交代。しかしやはり制球に苦しんでいるらしく、このイニングだけで死四球3つ。押し出しでもう1点入ります。凡退になった当たりも当たりそのものは悪くない感じ。何とかいけそうかな?
4回5回は双方共に四球やヒットでランナーを出しますが相手の守備に阻まれ無得点。特に関一の内野陣の守備は見ていて嬉しくなってきてしまう…頼もしいからってだけじゃない、魅力を感じるんだよなぁ。
6回表、1死後、クリーンナップに3連打を浴びてついに1失点、なおも1死1・3塁のピンチ。しかしここでスクイズを外し、三本間挟まれたランナーはタッチアウトとなり、この回は1点で切り抜ける。しかし淵江戦でも思ったけど、さすがに法政一は打つよな…やはり追加点が欲しいところ。と思ったら、6回裏、先頭打者の8番山田君が四球を選び、甲斐君が送り、1番鈴木君にライトへのタイムリーが出て1点追加。
7回表も簡単に2アウトをとり、安心しかけたら9番カワモト君の代打・アリタ君にライトオーバーの3ベース、更にトップの山口君にもセンター前ヒットを打たれ、また3点差に詰め寄られる…そしてまたその裏、5番・長谷川君のレフトオーバーの2ベース、パスボールで1死3塁とした後、白井君がきっちりスクイズを決めてまた突き放す。これは大きな1点だったと思います。追いつ追われつの展開ではありますが、これなら多分大丈夫かなと思いました。
9回表には甲斐君に代って長谷川君がマウンドへ(先週は2年生左腕のリレーでしたが今日は1年生右腕の2人、ってことで)。ヒットは打たれますが無失点に押さえ、6対2で関一の勝利となりました。
淵江戦を観て危惧した通り、法政一高はバッティングが良く、ヒット数では関一を上回っていました。それでも失点2で抑えたわけですから、甲斐君も粘り強く投げたし(最初はどーなることかと思いましたが)、バックが良く支えてくれた。バッティングも、点こそ前の試合ほど入りませんでしたが、当たりそのものは良くなってきたように感じました(個人的な印象ですが)。先週よりぐっと楽な気持ちで日曜日を迎えられそう…

(試合スコア) TOTAL
法政一
関東一 ×

57 2005年9月11日   残暑の去り際〜秋季東京都大会 ブロック予選(第23ブロック)〜

続く日曜は今度は都のブロック大会。もちろん向かうは江戸川球場。関一の試合は第2試合、都立科学技術との対戦。とりあえず凍らせたお茶を飲みながら試合前の練習に見入る。え?それってひょっとして、ナンバーワンポーズですか??まったくもう^^;)(と思ったら、次の第3試合の法政もやってるし…)それにしてもまだまだ暑い…
スタメンは夏か、それ以前の大会でベンチ入りしていた選手が大半でしたが、ずっとセカンドだった土井君がセンターに入っていてびっくり。んで、どうやら新キャプテンは土井君らしい。それとなぜかずっと2桁番号だった白井君が、ようやく(?)背番号6になっている。そうだよなぁ、土井君も白井君も、もう2年の秋なんだもんな。去年の夏の選手名簿で初めて名前を目にしてから、もう1年あまり。月日の経つのは早いもの、最後の1年を悔いのないよう過ごしてほしい…もちろん小堀君や河田君や、他の皆も。去年の夏以降、思うような成績を残せず、試練のときが続いていますが、ここを乗り越えれば、きっと関一はまた一段と強くなる、と思っています。
試合の方はというと、関一は後攻。今日の先発は背番号10の左腕、河田君。去年の秋、帝京戦で先発したときに見たことがあるのですが、初回3失点で降板したあのときより随分成長したな〜と思いました。もちろん相手打線だって違うわけですが、球自体の威力が増しているように感じました。3回投げて6奪三振。あとの3つのアウトも四球で出たランナーの盗塁失敗とか送りバントとかで、まともに打たれることはありませんでした。
1回裏の関一の攻撃、科学技術の畑屋君は左のサイドスロー。ちょっと打ちづらそうかな?と思いましたが、確かに会心の当たりというのは少なかった気が。ただ、畑屋君の制球が定まらず、死四球8と乱れたのと、守備がそれほど良くなかったのに助けられた形で、1回6点、2回2点、3回4点という結果に。
守りの方は4回に背番号20の竹井君、5回に背番号15の小堀君、と左の2年生3人の継投。竹井君は4回表を三者凡退に抑えますが、5回の表、先頭の4番・工藤君は小堀君からセンター前に抜ける鋭い当たりを放ち、続く5番の西山君(?)はなんと左翼のネットの中段ぐらいに突き刺さる2ランHR……残念ながら、両チーム通じてこの日の一番いい当たりは、科学技術のこの2本だったような気がします…(初回の土井君の3塁線を抜ける2ベースも良かったと思うけど)。しかしこれでも12−2の10点差。小堀君も後続はきっちり凡退に討ち取り、5回コールドが成立、初戦突破となりました。
次はブロック準決勝、法政一高が相手。今日の淵江戦は関一の選手たちも観戦していました。1回戦の江戸川戦は2−1の接戦を制し、今日は13−0の5回コールド(4回ぐらいから暗雲が垂れ込め、最後は激しくにわか雨が降り出しましたが、何とか中断もなく最後までいけました。選手や審判の皆さん&グラウンド整備の関一の皆さんも大変だったと思います。お疲れさまでした!)。淵江の守りにはかなりミスがありましたが、法政一はヒット数も2桁。侮り難い相手だと思います。関一の今日の試合が、攻守共に力がわかりにくい試合だっただけに(と感じるのは私だけ?)ちょっとハラハラドキドキな来週末です。
次も頑張れ、関一!


56 2005年9月10日   ミンミンゼミとツクツクホーシのあいだ〜秋季埼玉県東部地区大会〜

今日は、埼玉の東部地区大会の初戦、春日部共栄の新チームを観に、初めての越谷市民球場へ。江戸川球場の法政一対江戸川も見たかったけど、やっぱり共栄の新チームが気になって……あと、まだ行ったことのない、越谷市民球場もどんなところか見たかった。武蔵野線の南越谷駅からバスで15分くらい、ウチからの交通の便は悪くない。球場も、小じんまりしているけど緑に囲まれた雰囲気の良い球場です。雲間から差す日差しはまだ夏のもの、でもミンミンゼミの鳴き声にホーシツクツクホーシツクツクホーシ…の物悲しい響きが混じり、汗を冷やしてくれる風に乗ってトンボが頭上を過ぎっていく、晩夏の土曜日。
レベルの差はあれどこもぎこちない新チームは、いかにも「夏休みが終わったあとの2学期の始まり」的な浮遊感を漂わせている(いやもちろん、選手たちは夏休み遊んでたとは思わないが)。大会が進み、秋が深まるにつれ、「新」チームではなくなっていくんだけど、今の季節には逆にこの感じがいかにも相応しいのかもしれない。
久喜北陽×三郷、春日部共栄×草加、杉戸農業×宮代の3試合。いずれも大差がついたコールドゲームでしたが、見方によっては共栄の試合が一番接戦に近かったかな?
第2試合の共栄のオーダーは
1 セカンド 山口
2 ショート 前田
3 センター 坂井
4 サード 佐藤
5 レフト 斉藤(彰)
6 ファースト 志岐
7 ライト 小笠原
8 キャッチャー 金子
9 ピッチャー 難波 
ってことで、半分は夏からのレギュラーです(しかし地区予選でスコアボードに名前が表示されるのは、イイですね〜都大会なんて、確か準々決勝からだもん)。山口君のユニフォームの肩には主将のマーク。3年が抜けてもおそらく80名くらいは部員がいるのではないかな?夏甲子園出場のプレッシャーもあるでしょうが、マイペースで頑張って欲しいです。
そして、先発の難波君は背番号1。しかし、だとすると、大竹君や岡田君はどうなのか??気になるところ。
試合の方は、なんだか珍しい共栄の後攻。まずマウンドに立つのは難波君。生で観るのは7月の城西大川越戦以来、1ヵ月半ぶりなのですが、びっくり。あのときは、こんなに球威がある感じはしなかった…県営大宮の上段で見てたから距離があったし、今回は小さい球場だから間近で観たっていうのもあるけど…やはり準々決勝からの3連投、そして甲子園ですごく成長したんだろうなあ…スピード、コントロールもあり、フィールディングも良く、三者凡退の立ち上がり。その後も試合を通じて被安打1、その他はエラーで1人ランナーを出したのみ、でした。打線の方は5回コールドながら安打数は5。草加のエース若林君は球威もあったと思うし、コントロールも最初は悪くなかった。ただ、序盤に共栄が粘って球数を投げさせたせいもあってか(2回で50球)、中盤からはコントロールを乱してしまっていました。結果的には10−0の5回コールドでしたが、相手の守備に助けられたような感じもあったかなあ…4回にようやく斉藤君がセンター前にチーム初のタイムリーを放ってくれたときには、とりあえずほっとしました。1回に2点、3回に2点どまりでしたが4回にバタバタと6点が入り、5回の表、2アウトから登場した背番号11の斉藤(こうき)君が最後の打者を三振に討ち取って、5回コールド、試合終了となりました。
まだ地区大会の初戦だし、打線も守備もこれからだと思いますが、やっぱり大竹君、岡田君の戦列復帰が早く見たいです。2人とも、最後の年になるんだし…


55 2005年9月10日   第87回全国高校野球選手権大会、雑感

いろいろあった今年の選手権大会、実は甲子園に出かけて行ったりもしたのですが、なかなか文章をまとめてUPする集中力が湧かなくて(公私共に回線がショートしたような状態が続いてる…)、でも何も触れないのもなんか悔しいので列挙します(笑)
(1)春日部共栄初戦敗退
  優勝候補の大阪桐蔭を追い詰めながら、振り切られてしまった春日部共栄。残念ではあったけど、久しぶりに甲子園に出た共栄には(ファンにも)大きな自信になったのではないかと思います。なんといっても下級生の多いチームだし、今度は甲子園で校歌を歌って欲しいな。ただ、試合の後、井上君が凄く悔しそうに泣いていたのが、何だかとても印象に残りました。ホント、勝ちたかったんだなぁ…私も勝って欲しかったけど、でもやっぱりそれ以上に、鶴岡君や井上君たち3年が、最後の最後で甲子園に来れて、戦えて良かったと思ってしまう(軟弱なファンでゴメンなさい)。しかし、それにしてもスカイAのあの大阪桐蔭よりの実況は何なんだ!!
(2)甲子園の土と白いラインのコントラストは、やっぱり何とも言えず綺麗だった…
  ちょうどお盆の時期に行った甲子園(残念ながら春日部共栄の試合は仕事の都合で行けず…)、TVで観て感じていたよりは特別な場所ではなかった。ここで行われているのも、神宮第2や県営大宮で行われているのと同じ、高校野球。だけど、あの広い外野席がどんどんどんどん埋まっていくのは(13日・土曜日の第3試合・京都外大西対関西の試合のときとか)壮観だったし、グラウンドの黒い土に輝くように映える白いラインはやはり美しく、「聖地」らしかった。15日は黙祷もしました。
(3)酒田南×沖縄尚学
生で観た試合で一番印象に残ったのは14日・日曜日の沖縄尚学と酒田南の一戦でした。前嵩君と金本君、好投手同士の投げ合いとなったこの試合、酒田南が中盤4回に7番佐藤良輔君の2ランで先制、5回にも2番遠山君・3番金本君・4番佐藤勇太君の3連打で2点を加え、4点を先行しますが沖縄尚学にも中盤以降当たりが出始め、6回に1点を返す。酒田南のエース金本君は沖尚打線を4回まですべて三者凡退で退けていましたが中盤以降は四球にボークと苦しい投球。9回にも1点を返した後、沖縄尚学は内野安打に四球(これは代打伊志嶺君の粘り勝ち。10球以上投げさせてました)で1死満塁、一打同点・逆転の場面。こうなると3塁側の沖縄応援席だけでなく、会場全体が押せ押せムード。私自身は、母の実家が酒田市の近くで馴染みがあるというのもあるし、昨夏は東東京代表の修徳と戦って敗れ、この夏は選抜ベスト4の羽黒を県大会決勝でくだしての出場、というのもあるし、気になる存在。その立場からすると、この雰囲気はちょっと、あんまりじゃないの?という感じ(四面楚歌とまではいかないけど3.5面楚歌くらいにはなっていた)。
ピンチを迎え、マウンドに駆け寄ろうとする内野手を制して(っていうか片手をヒラヒラさせて追い返すような感じに見えた)バッターに向かう酒田南の金本君。こんなシーンははじめて見たのでどきっとしました。大丈夫かよ…とハラハラすると同時に、これをやるからには、抑えろよ!抑えなくてどうする!とも思い……私にとっては3日間の甲子園の中で、唯一、祈るような気持ちになった瞬間でした。そして9番与儀君を見事空振りの三振!気がつくと手が痛くなるほど拍手をしていた私^^;)
しかし2死ながらまだ満塁、続く1番山内君への投球もボールと空振りのストライクが交互に続く。1球1球にどよめくスタンド。そしてフルカウントからの6球目、一塁線へふらふらと上がったフライをライトが掴んでゲームセット。酒田南が昨年に続いて3回戦進出を決めた試合となりましたが、これでかなりの金本ファンになってしまいました。
(4)野球辞めます…え?
酒田南は所謂野球留学生が多くて高野連ウケはしそうにないチームだし、マウンド上の金本君などを見てると正直、おいおい…と言いたくなることもしばしば。感情がすぐ表に出るし、決して模範的な態度とは言えなかった。でも今大会、点差があるのにいったん守勢に立たされると踏ん張りきれずにたやすく逆転を許してしまうケースが目につく中、沖縄尚学戦の9回裏を抑えたのには酒田南、金本君の意地を感じました。四面楚歌の中、本当にあれは凄かった。だから次の宇部商戦は見ていて辛かった(録画だったので結果もわかっていたし…)。打線は宇部商の好永君の好投の前に沈黙、もう点をやれない状況の中で後輩をリリーフしたけど明らかに前の試合とは違う苦しい投球。特に終盤、大量失点してマウンドを降り、セカンドの守備についたとき、ずっと顔を上げられずにいるところは胸が痛みました。他の選手も意気消沈していて、その姿は、情けないとかみっともないとか子供っぽいとか、そう言われても仕方ないのかもしれない。でも甲子園は、凛々しくて潔くてオトナな球児たちだけのものでなくてもいいと思うのだ。手放しで褒めることはできないけど、未熟だからこそ心に残った、これからも応援したいと思ったチームでした(いや、その、羽黒も応援してるけど)。
そして「野球をもう辞める」という金本君。翻意してくれたら、もちろんそれが一番嬉しいけれど、とにかくお疲れさま、と言いたいです。今年、都道府県大会を通じて、私が唯一涙したのは酒田南の戦いでした。
………とか書きかけていたら、あ、あれ??高野連HPの「プロ志望届提出者リスト」に金本君の名前があるぢゃありませんか!!どういうつもりなんだ!ばかばか、もう…散々心配させて〜!!指名されるかはわからないけど、野球続ける意志を示してくれたことは本当に嬉しい。しかし今年は大西君(神戸国際大附)や柳田君(青森山田)といい、気になる選手がプロ志望届を出しているな…
(5)AAA
個人的にひとつ嬉しかったのは、鶴岡君がアジアAAA選手権のメンバーに選ばれ、日本チームが優勝したこと!春日部共栄は初戦敗退だったし、選ばれるのは難しいだろうなと思っていたのでこれは嬉しかった。「春日部共栄はしらない」辻内君とのバッテリーも組めたし、何か、因縁めいたものも感じますね。9月23日の特番が楽しみ。試合そのものが放映されないのは残念至極ですが。鶴岡君はこれからも野球を続けていくのでしょうが、この経験を糧に、更に上を目指して欲しいです。


54 2005年8月7日   ガンバレ共栄!!

明日は春日部共栄の初戦。せっかくの甲子園なのに、ちょっと仕事を休めない状況なので応援に行けない…(今年の観戦日程運はあまり良くなく、関一の最後の戦いは見逃すし、共栄の試合も1試合だけ。平日だった準々決勝以降はもちろん、24日の滑川総合戦の逆転劇も日曜出勤で観られなかったし…)
凄く残念だけど、ようやく辿り着いた甲子園の舞台、最初から最後まで楽しんで来て欲しいです。
思えば一昨年の秋、埼玉県大会の準決勝、春日部共栄対聖望学園が私の高校野球初観戦でした。
そのときの共栄は先攻で、2点ビハインドで9回表を迎えながらの逆転勝ち(その手に汗握る展開に引きこまれた私は以後、高校野球オタクへの道を歩み始めることになったわけですが)。県1位として出場した関東大会では初戦敗退してセンバツは逃してしまいますが、春は県大会優勝、関東大会でも準優勝。この頃の共栄は本当に強いと感じたし、高校野球の恐さの一端も知らなかった私は(理屈ではそう簡単に行かないとわかっていても)無邪気に共栄の甲子園出場を信じていました。でも、その直後に発覚した不祥事に揺れながら迎えた夏の大会では、栄東に破れ、3回戦敗退。新チームで臨んだ秋季大会も関東大会出場を逃し、一冬越えた春の県大会でも、肝心なところで四死球連発やエラーで崩れる脆さを露呈してしまう(観戦した中では、昨夏に続いて春季大会でも栄東に逆転負けを食らった一戦は、本当にショックだった…)。まさかこのまま、この脆さを克服することができずに終わってしまうのか…?春季大会での水戸短大附属戦や東海大望洋戦はふらつきながらも相手を振り切る戦いを見せてくれましたが、準々決勝の甲府工業戦も(観戦はできませんでしたが)すっきりしない負け方。でも県大会よりは成長してくれてると思うし…何よりこのまま終わって欲しくない…と、期待と不安に揺れながら迎えた県大会でしたが、夏の共栄は確かに春までとは違う姿を見せてくれました。9回表に2点ビハインドをひっくり返した滑川総合戦、チームとして一皮剥けたというか、去年からのしかかっていた見えない何かが吹っ切れたような感じがしていました。
そして決勝の埼玉栄戦。栄の打線を相手に8回4失点の粘りの投球を見せる三連投の1年生ピッチャー難波くん。後がない9回表、代打で出て四球を選んだ石川君、2死からクリーンナップに繋いだ2年のショート前田君、粘って四球を選び、鶴岡君に繋いだ井上君、そして追い込まれてからの起死回生の同点スリーベースを放ったキャプテン鶴岡君、鶴岡君を迎え入れた射手矢君の逆転2ベース、そして代打を送られた難波君から引き継いだ、9回裏・わずか1点差のマウンドを見事守り抜いた背番号20の3年生・今井君。まさに1年から3年まで、チーム一丸となった粘りの野球。誰かひとりでもあきらめていたら、この勝利はなかった。しかもそれを笑顔でやれたというのが今年の共栄の強さであり、一番成長した部分だったと思います。

優勝候補の呼び声も高い大阪桐蔭ですが、この気持ちを忘れなければきっと戦っていけると思う。頑張れ共栄!勝ってくれ!



53 2005年7月25日   第87回高校野球選手権東東京大会準々決勝

台風が接近しているということで、予報は午後から雨模様。でも、23日に曇りの予報を信じて日焼け止めを塗らずに出かけたあげくに日焼けした脚がまだ痛い私は、入念に日焼け止めを塗り、帽子を被り、保冷剤まで持って、神宮へ向けて出発。今日は、昨日の休日出勤の代休。後はもう、雨天順延がない限り、都大会・県大会を観る機会はない。
神宮球場での第1試合は第1シードの国士舘と昨年ベスト8の成立学園。試合は2回、成立のエース矢作君が連打を浴び、プラスちょっとした隙をつく国士舘の攻めに守備陣が浮き足立ち、一挙6失点。この調子ではコールドゲームも時間の問題…かと思いきや、3・4・5回と着実に反撃し、7回には8−7と詰め寄る成立。昨年、同じ準々決勝で国士舘が正則学園に負けたときと似たような展開だな…という思いが脳裡をかすめますが、最後、3塁を狙った1塁ランナーが外野からの好返球に阻止され、チェンジとなったことで少し流れが変わる。8回表、成立はエース矢作君が2本の二塁打を浴びて9−7とされた時点で背番号20・右のアンダースローの福田君がマウンドへ。矢作君はライトに入ります。が結果的にはこれが失敗、連打やらスクイズを処理した際のフィルダースチョイス等で更に4点を追加され、13−7。8回裏も連打でノーアウトで1・二塁のチャンスを作りながら活かせず無得点。逆に国士館は9回表にも3点を追加し、結局乱打戦を16−7で国士舘が制し、準決勝進出を決めました。成立は7回に追い上げながらも追いつけなかったのが悔やまれます。成立にも勢いがあったし勝つチャンスもあったと思いますが、最後は国士舘の力が上回ったということでしょうか。
迷いましたがここで席を立って、隣の神宮第二球場へ向かう。もちろん、関一を破った高輪高校が修徳を相手にどんな戦いをするのか観たかったから。
神宮第二1塁側には修徳の応援団がぎっしり。3塁側の高輪にも応援団が来ていますが、応援団にも経験の差というのはあるのか、迫力が違う。グラウンドに立つ選手たちにどう聞こえるのかはわかりませんが、観客席で聴く限り、狭い中で響き渡る大音量の応援は、余計に凄く感じる^^;)
先攻は修徳。マウンドには高輪のエース・左腕の三橋君。しかし修徳のトップバッター田母神君をレフト前ヒットで出塁させてしまうと、牽制悪送球で二塁、更に続く2番の佐藤直樹君の送りバントの処理も悪送球、いきなりノーアウト1・3塁のピンチ。3番磯部君の当たりはショートの後方に高く上がったフライ。取れないような当たりには見えませんでしたが、ボールを見失ったのかレフトとショートの間にポトリと落ち、修徳が先制します。何かに魅入られたような展開に、異様な雰囲気に包まれる神宮第二。連打と四球、犠打で6点を与え、ラストバッターの酒井君を四球で1塁に歩かせたところで再び打順はトップの田母神君。1−2からの4球目はセンターへのホームラン!結局修徳は初回8点を先取。その裏、修徳の先発磯部君に対し、高輪打線は3番三戸君が2死からセンター前ヒット(あまり当たりは良くなかったけど…)で出ますが後続がなく無得点。
その後も修徳は磯部君の左中間へのホームランなどで4点を追加、守っては磯部君、佐藤君の継投で高輪に付け入る隙を与えず、12−0の5回コールドで準決勝進出を決めました。
ある程度予想されたこととはいえ、やはり修徳強い…高輪は延長14回から中2日という疲れもあったでしょうが、やはり雰囲気に呑まれていた部分はあったように感じました。修徳の勝利は揺るぎなかったとしても、初回の8点がなければまた違った展開になっていたのではないかと思います。
ここでまた席を立ち、神宮球場に戻る。またチケットを買う……県営大宮と市営大宮とかもそうだけど、準々決勝の日ぐらい、出入り自由な共通券を発行できないものだろうか?第二の試合も9時に始まるのならまだわかるけど、12時半開始ということになると、神宮の第1試合→神宮第二→神宮の第3試合、と回りたい人だっているだろうに…私のように^^;)
第2試合、芝浦工大附×世田谷学園は世田谷学園の勝利に終わり、続く第3試合は準々決勝最後のカード、帝京×日大豊山。
豊山は小柄な右のサイドスローの麻生君を中心としたまとまりのあるチーム…というわけで、当然豊山寄りで観戦する私。
先攻は豊山、帝京の先発は背番号20の左腕・垣ケ原君。初回は双方共にランナーを出しながら0点に抑える。
2回、1死後連続四球を出した垣ケ原君に代えて、背番号16の右腕・佐藤君がマウンドに。しかし8番麻生君の内野ゴロの間に1人生還、続く9番西川君のセンター前で更に1点、2点を豊山が先取します。
以後は、打たれながらも連打は許さない麻生君と、圧倒的な力で豊山打線を捻じ伏せる佐藤君との投げ合いになります。正直、豊山打線は3回以降の佐藤君を打てる気配はなく、同点に追いつかれたらまず勝ち目はなさそう。圧巻は6回表の6番矢澤君に始まり、9回表の4番福島君までの8連続三振!(従って、三振取られてないのは5番の荒井君だけ…)地力の違いを見せつけるような気迫の投球でしたが、それでも帝京打線を爆発させることはできず、何度かチャンスを迎えながらも麻生君の粘りのピッチング、豊山の好守の前に阻まれ続ける。豊山がひとつアウトを取るたび、イニングを終えてベンチに戻ってくるたび、スタンドからは大きなどよめきと拍手が。
そして2−0のまま迎えた9回裏。何かがおこるのか、それとも……観客が緊張に息をつめて見守る中、着実にアウトをとっていく豊山。結局9回裏も帝京打線を三者凡退に討ち取り、日大豊山が準決勝進出を決めました。
豊山が序盤のワンチャンスをものにして最後まで守りきったという展開でしたが、とにかく緊張感に溢れる好試合でした。2回の時点では、まさかこの2点がそのまま決勝点になるなんて思わなかったなあ。豊山は帝京の強力打線を相手に、しばしば得点圏にランナーを進められながら落ち着いて、よく耐えたと思います。麻生君は被安打7、連打されることもなく要所を押さえたナイスピッチングでした!応援もまとまりがあるし、守備のときの声援も必死さ(?)が伝わってくる、熱のこもったものでした。チームもスタンドも一体となって勝ち取った勝利だったと思います。
次は世田谷学園、決勝は国士舘か修徳、といずれも強打のチームが相手ですが頑張ってほしいです。


それにしても、去年も今年もこの舞台で関一を観られなかったのはやはり淋しい。緊迫した試合に手に汗握り、とんでもない試合展開に仰天しながらも、気がつくと思いはそこに還って行ってしまう(まったく、ファンていうのは始末に負えない^^;))。来年は何としても、ここで戦う姿を見せて欲しい。
というわけで、新チーム頑張れ!応援してます。



52 2005年7月22日   夏の終わり

今日は午後から出張。電車の中でも降りて街を歩きながらも、なかなか繋がらない都高野連のサイトで関一対高輪の試合経過を逐一確認。先攻の関一は初回先制しながらもすぐ追いつかれ、更には逆転されたまま終盤を迎えている。高輪のエースの三橋君はいいピッチャーだと聞いていたので嫌な予感が脳裡をかすめる。
約束の時間になり、顔をひきつらせながら訪問先に入る私。瞼には、直前に見た「5−2」のスコアが張り付いていました。
用件が終わって解放されたのは4時半頃。路上に出るや否や、携帯を取り出し、祈りながら速報を更新……
6−5 試合終了 の文字が目に飛び込んで来て、まず息が詰まり、続いて、何ともやり切れない淋しさがこみ上げて来ました。
終わってしまったんだ…城西戦を見て少し不安を感じていたので、去年のような呆然自失、ということはなかったけれど、今日の試合、無理矢理にでも休んで応援に行けなかったか?とひどく後悔しました。携帯の画面に並ぶ延長14回のスコア。あまりにもあっさりした数字の列。最後の1。これが夏の終わりなんて…でも、確かに終わりなのだ。ああ、思うことはいろいろあるけれど、やはりうまくまとまらない…

最後に、選手の皆さんお疲れさまでした。


51 2005年7月17日   第87回高校野球選手権東東京大会3回戦(都高専×関東一高)

今日はいよいよ関一の初戦。TV埼玉の県営大宮での試合中継を録画セットして、神宮へ。第1試合の帝京対東洋は予想通り帝京のコールド勝ち。関一は2試合めです。
去年はただの観客のくせに緊張でガチガチだった私ですが、今年はだいぶ落ち着いている。いや、私が落ち着いてても仕方ないんだけど^^;)
関一は後攻、先発は三浦君。春とはだいぶ打順が入れ替わっていて、舘岡君がトップバッター、土井君、知念君、長谷川直樹君がクリーンナップ、安田君は6番に入っている。そして(朝日新聞の選手名簿を見たときはどうなるのかと思いましたが)やはりショートは白井君(今日の守備も良かった…)。
攻撃は相手に助けられた面もありますが、三浦君のランニングホームラン(!)も含め4回で9安打13得点。長打が多かったです。
守りの方も、三浦君−山路君−1年の長谷川浩司君の3人が投げてましたが三浦君が四球を一つ出しただけ。2塁は踏ませませんでした。山路君は春はサイドから投げていたと思うけど、フォームを戻したみたい。春よりずっと力をつけたように思うのは私の贔屓目ではないと思う。最後に投げた長谷川君もイイ球を投げていました。
13対0の5回コールドで終わった試合の後のエール交換、都高専は応援の人数は少なかったけど、何というか、心に染みるエールを送ってくれていました。
夏に勝つということは、相手の夏を終わらせることでもある。力の差があってもなくても、接戦でもコールドゲームでも、そのことには変わりなくて、だからこそ、ひとつの勝利には測り知れない重みがある。今更ながらふと、そんなことを考えました。

帰り道、神宮第二に寄ってみると、まだ九段×開成の試合が始まっていなかったのでついでに観戦。接戦になるかと思いきや、開成がコントロールが定まらないエースの揚場君から1年生の有藤君にピッチャー交代すると、九段の打線をうまく抑え、一方的な展開に。結局開成のコールド勝ち。開成の打線はかなり力があると感じました。しかし開成も九段も結構ガタイが良くてびっくり。関一よりいいんじゃなかろうか^^;)(私自身は小柄で動きのいい選手が好きなんだけどさ)。
日曜日、しかも名門校同士の対戦とあって両校の応援も相当なもの。三塁側の九段からは、チャンスやピンチを切り抜けたときは女生徒の黄色い歓声が響き、開成の方はトランペットに合わせた男ばかりの(当たり前だが)大声援。エール交換もなんか明るくてイイ感じ。開成には次も頑張ってほしいです。
それにしても神宮から第二に移ると、グラウンドも観客席も異様に狭く感じる…でもあの一体感と地味な感じには、何とも言えない味があるんだよなぁ。

帰って確認すると鷲宮も3回戦突破していてホッとする。ああホント、身体が2つ3つあればなあ……


50 2005年7月16日   第87回高校野球選手権東東京大会3回戦(京華商業×二松学舎大付)

怪しかった天気も保ちそうで、野球観戦三昧になりそうな3連休。今日の神宮はプロ野球があるせいか、2試合なのに9時開始。なのに目が覚めたときはもう7時半、一瞬、市営浦和の市立浦和×花咲徳栄に予定を切り替えようかと迷いましたが、やはり国士舘と二松学舎の試合は観ておく必要^^;)があるだろう、ということで予定通り神宮へ。
第一試合の国士舘×新宿は、第一シードの国士舘の5回コールド勝ち。エース永澤君の登板はありませんでしたが投打に隙がなく、国士舘強し!という感じ。特に3番の藤嶋君は、春の関一戦でも凄いバッティングを見せてくれちゃってましたが、今日も3打数3安打の大活躍。春も感じたけどやはり怖いチームです。
第二試合は京華商業対二松学舎。今年の二松は春にちょっと観ただけ、京華商業についても名前くらいしか知らない状態。選手名簿で見ると、文京区の白山にある学校だそうで、応援席の部員の数はかなり多いのに、選手名簿を開けてびっくり、10人しか名前がない!と思ったら、変更・追加名簿にあと10人、ちゃんと載っておりました。ブラバンも大勢きていて迫力がある。
先攻は二松。京華商の先発・エースの本多君は小柄な右腕。投球練習を見ると、フォームが綺麗で、投げるボールもイイ球だなーと感じる(そうです私の好きなタイプです……)。
しかし早くも初回、1死後2番笠島君、3番石川君に連続して2塁打を打たれ、1失点。どうなることかと心配しましたが石川君が3盗に失敗して2アウトランナーなし。4番の菊田君も内野フライにたおれ、1点だけで切り抜ける。
1回裏、二松の先発はエースの寺田君。180センチを超える長身から威力のある球を投げ込んできて、京華打線は手も足も出ない状態。これは先行き厳しそう…二松の打線を考えるとコールドもあるかも…なんて心配になりましたがところがどっこい。2回表の本多君は5番・6番・7番をすべて内野ゴロに討ち取って(ショート、サードの守備も良かった!京華商の内野守備は、試合通じてよかったと思います)三者凡退。以降中盤まで、本多君はたびたびピンチを迎えながらもしぶとく踏ん張って、追加点を許さない。もっとも攻撃の方はやはり寺田君の球を打つのは難しく、スコアボードに0が並ぶ。
こうなってくると、最初は馴染みのある名前の多い二松寄りだった私も、気がつけば表の回が終わる毎に拍手をしていたり…
再び試合が動いたのは7回、先頭打者の6番・吉田君に2塁打を打たれ、送りバントで1死3塁とした後、8番寺田君のタイムリーで1点追加、2点差とします。続く9番吉田君の送りバントで2死2塁。ここでトップバッターの小道君を迎えますが、ここはセカンドフライに討ち取り1失点で切り抜ける京華商。一塁側スタンドは大声援ですが、正直寺田君相手に2点差は苦しい。
しかしその裏、先頭バッターの4番・小野君がセンター前ヒット!送りバントで1死2塁。寺田君も6番野原君を空振りの三振に切ってとりますが、7番木村君もセンターにはじき返す。このとき一度3塁を回りかけた2塁ランナーの小野君ですが、3塁コーチャーに止められて3塁に戻る。ホームには完全アウトのタイミングで返球が来ていたので止まったのは正解でした。そしてこの間にバッターランナーの木村君は2塁へ。続く8番は2打席連続見逃し三振の本多君。まして、ピッチングでも疲れが見え始めていた本多君ですが、ここで意地を見せ、センター前へのタイムリー。待望の1点が入ります。しかし3塁を狙った木村君が好守備に阻まれタッチアウト、同点には追いつけない。1点入ったときの京華商のスタンドはたいへんな騒ぎ。水色のビニール傘みたいなのが一斉に開いてお祭りのよう。
しかし喜びもつかの間、8回それまで四球1と安定したコントロールを見せていた本多君が先頭打者の笠島君を四球で歩かせてしまう。そして3番石川君にセンターオーバーの2ランホームラン!4番の菊田君はレフトフライに討ち取ったものの、その後は3連打を浴び更に2失点。終盤で大きく突き放されます。本多君に疲れが出たのもあるのだろうと思いますが、それにしてもこの回は、二松の本領発揮、という感じのバッティングでした。
9回表、2塁打2本を浴びて更に1点を追加されたところでついに本多君が降板、レフトに入ります。2アウトからリリーフした背番号11の山本君も5番の篠木君に2塁打を打たれ、8対1。そして、6番吉田君の打球は替わったばかりの本多君のところへ。どんな気持ちでボールを掴んだのか、ともあれ、最後の攻撃を迎えた9回裏の京華商。1死後、4番の小野君、1塁コーチャーをやっていた代打の堀川君がヒットを放ちますが反撃及ばず、8対1のまま試合終了となりました。
苦戦していても二松が負けるとは思えない試合でしたが、京華商、本当に頑張ったと思います。もう少し打線に当たりが出ていれば、どう転んだかわからない。しかし同時に、二松の力を感じた試合でもありました。

分厚い雲の中、時折り夏の太陽が現れる東京の空。球場の外に出ると、多分今年初めて聞く、セミの声が響いていました。
ああ、これが夏なんだなぁ…


49 2005年6月18日  夏も近づく

今日は都大会の組合せ抽選会。都高野連のHPにアップされたトーナメント表を見ると、関東一高の初戦は17日の日曜日、神宮球場の第2試合。対戦相手は荒川商、都立大付、都立高専のいずれか。順当に(春の成績どおりに)行けば修徳と25日の準々決勝で、国士舘と27日の準決勝で春の再戦ということになります。反対側のブロックには帝京や二松学舎、江戸川や日大豊山など。去年関一が初戦で敗れた東京実業は、何と今年も第1シードの国士舘と16日に対戦(3回戦まで勝ち進めばですが)。強打で鳴らす世田谷学園と安田学園が12日にいきなり初戦で対決。ときどきNHKのおはよう日本でも取り上げられている三宅島の都立三宅高校は12日に都立青山と江戸川球場で。両方とも違う意味で興味のあるカードだけど、いかんせん火曜日…TV放映もないし…
関一の試合にしても、初戦以外は全部平日。去年の夏は割と時間に余裕のある部署だったから、全試合午前中休んで行く覚悟だったけど、今年はちょっとな…ああああ、でもせめて、準々決勝以降は何とか都合をつけて行きたいです。
月曜日は埼玉県の抽選会なので、これで7月の観戦計画がほぼ決まるはず^^;)。なんにしても、今年は「夏」も2回目。去年よりは落ち着いて迎えられそう…かな?


48 2005年5月15日  春季関東大会2回戦(東海大望洋×春日部共栄)

共栄と千葉1位の東海大望洋の試合を観たくて、今日も市営大宮。しかし、大宮公園駅をおりた頃には雨がぱらつき出していて、ちょっと不安に。この程度なら中止にはならないだろうけど、曇りのち晴れじゃなかったの〜!?それにしても寒い。5月なのに梅雨寒のよう。セーターを着込んできて正解でした。
球場も、屋根のない応援席やバックネット裏の前列には傘の花。空を見上げると雲の薄いところから、うっすらと太陽があるのがわかるのに、止みそうで止まないのがもどかしい。それでもシートノックが始まり、とりあえず試合はやる模様。
三塁側の共栄の応援は今日も凄くて、応援席は黄色のメガホンで一杯、ブラバンも来ています。一塁側はと見ると、望洋の緑のメガホンの数は三塁側には及ばないものの、ちゃんとブラバンも来てる。望洋って千葉のどこかな?とホームページで見たら市原市、位置的には千葉と木更津の真ん中ぐらいのところじゃありませんか。バスなんだろうけど大宮まで来るのは結構遠いだろうになあ…。そりゃ、山梨や北関東よりは格段に近いでしょうが。と思いながら、ふと通路に目をやると、甲府工業の選手たちが目の前を通り過ぎて行く。昨日東京2位の実践学園を破った甲府工業は明日、この試合の勝者と対戦するんでしたっけ。
試合は共栄が先攻、望洋の先発はエースの久保君。1番・2番とあっさり2アウトを捕られましたが3番井上君がセンター前ヒットで出ると、4番鶴岡君も初球をレフト前へ。2死ながら1・2塁のチャンスを作ります。続く5番射手矢君のタイムリーで1点先取、更には打球の処理をレフトが誤り1塁ランナーの鶴岡君も生還します。
2点を先取した1回裏、マウンドには昨日先発の岡田君。確か9回途中まで投げているはずなので少し驚きますが、おそらく岡田君でいけるところまで行くということなのでしょう。
その岡田君、まず1番の松本君をセカンドゴロに討ち取り…と思いきや、エラーでいきなりノーアウト1塁に。しかし2番鯨井君の送りバントがファーストへのファールフライになり送りバント失敗。ここで少しほっとしますが、3番原君は四球で結局1死1・2塁に。ここで4番の前橋君を迎えますがこれは空振り三振、5番の林君もセカンドゴロに討ち取って何とか無失点に抑える、という少しハラハラな滑り出し。2回表、8番の1年生・斉藤君が初球を叩いてライトオーバーの2塁打で出ると、9番の岡田君は四球を選び、1番山口君が送って1死2・3塁のチャンス!ここで望洋は早々とピッチャー交代。背番号10の左腕・望月君は力投型なのかもしれませんがちょっとフォームがぎこちないような。その望月君に対し、2番前田君は粘りましたが結局三振で2アウト、しかし3番井上君のサード強襲ヒットで1点追加、3対0として、裏も三者凡退に抑える。それにしても望洋のブラバンは上手くて、しかもバビル2世(7番佐野君)、海のトリトン(8番小川君)とか、私の心をくすぐる選曲。さすが東海大系列ということなのかな?
3回表は制球に苦しむ望月君が5番射手矢君にストレートの四球、送りバントと内野安打で1死2・3塁とした後、スクイズで更に1点を追加。今日は何とか行けそうじゃないか?と思い始めた3回の裏、そうは問屋が卸さなかった。
先頭バッターの望月君を四球で歩かせてしまうと、送りバントで1死2塁、続く2番の鯨井君はセンターフライに討ち取ったものの、3番4番には同じような感じでライト前に運ばれ、ついに1失点、なおも2アウトながら1・3塁のピンチが続く。5番林君はライトフライで何とか1点にとどめますが、やはり相手は千葉1位、そうカンタンに行くわけがない。それにしても岡田君のコントロールがそろそろ心配になってくる。連投でもありますし。
4回表、1死後、4番鶴岡君のセンター前、5番射手矢君の左中間への3ベース、6番佐藤君のライト前、と3連打で2点を加え、6−1と再び突き放す。望洋の望月君もコントロールが定まらず、苦しい投球。しかし最後は8番斉藤君のまたしてもライトへの大きな当たりをライトの原君が好捕、望月君を助けます。
そして4回裏。先頭の6番野崎君がセンター前ヒットで出、続く7番佐野君のサードゴロの間に2塁へ。続く8番小川君はボール先行の岡田君の投球を良く見て2−3からの6球目をセンターオーバーの3ベース、6−2と詰め寄ります。続く望月君もカウント1−3からセンター前で6−3、1死1塁。この辺で地元共栄びいきの多いスタンドの空気が重くなってくる。打順はトップに還って1番松本君ですが、これもレフト前ヒットで1・2塁。ピンチは続く。続く2番鯨井君には死球で1アウト満塁。3番原君には1ストライクからボール3つでカウント1−3、あわや押し出しか?というところを、次はファールで2−3、最後はショートゴロに何とか討ち取った……と思いきや、エラーで更に2失点。後続は何とか三振とサードフライに切って取りますがこの回なんと4失点、6−5の1点差。県大会の栄東戦を髣髴とさせる内容…まああのときはストライクが全然入らなかったし、逆転されてしまったわけだから、それよりはずっといいけど。
何としても追加点が欲しい5回表、9番ピッチャー岡田君の代打の呉屋君が四球で出ると、送りバントで2塁に進め、2番前田君のライト前で1点追加、3番井上君はショートゴロにたおれますが打球が緩かったのが幸いしてか、ゲッツーは免れ2死2塁。
そして4番の鶴岡君が左中間を破る大きな当たり、更に1点。そして鶴岡君の走塁も良く、一気に三塁まで到達、二死ながらまだチャンスが続く。しかし5番の射手矢君は三振に倒れて2点どまり。
5回裏、代打を送られた岡田君に代わってマウンドに上がったのは背番号13の服部君。先頭打者の6番野崎君にセカンドの頭上を越えるライナー性のライト前ヒットを打たれますが、7番佐野君はピッチャーゴロでゲッツー。8番小川君にはストレートの四球でしたが9番望月君は三振と、まずまずの立ち上がり。
6回表は1死後、7番渡辺君が四球、8番斉藤君がまたしてもライトオーバーの2ベースで1死2・3塁とします。ここで望洋はピッチャー交代、背番号11の萩原君がマウンドに上がる。選手名簿によると2年生・163センチと小柄ながら、球はかなり速く、伸びのある感じ。それにしても、小柄なピッチャーはどうしても応援したくなってしまうな(笑)。共栄の方も9番服部君の打席のはずですが石川君が代打を送られ、試合再開。ここはやはり手堅くスクイズかなというところでしたが、カウント1−2からの3球目を外され、3塁ランナーが三本間に挟まれタッチアウト。なおも2アウト3塁ですが石川君はライトフライ。追加点の惜しいチャンスを逃してしまいます。
6回裏、今度は老川君がマウンドへ。1死後、2番鯨井君の当たりは左中間を抜けそうな大きな当たりでしたがセンター井上君がこれを好捕するファインプレーもあり、この回はさほど危なげなく切り抜ける。
7回表、トップからの好打順ですが、1番2番はいずれもショートゴロでたちまち2アウト。それでも井上君のレフトへの2ベース、鶴岡君のセンター前と連打で2死ながら1・3塁のチャンスを作りますが5番射手矢君はレフトへのファールフライで無得点。
7回裏もボール先行、1死から今日当たっている6番野崎君にレフトへの2塁打を打たれますが、後続は断って無失点。
8回表、先頭打者の6番佐藤君、7番渡辺君はサードゴロ、とショートゴロ、8番斉藤君もセカンドのファールフライで三者凡退。それまで毎回得点していたのが、萩原君に代ってから1点も取れていない。引っ掛けて内野ゴロになるか、詰まったフライになるか。
点が取れないとなると3点差をあと2回、守らなくてはならないわけですが、その8回裏。まず先頭打者の9番萩原君はレフトフライ、1番松本君は難しい当たりだったと思いますがショート前田君がよく捌いて2アウト。しかし2番鯨井君はレフト前ヒット、3番原君には四球で2死ながら1・2塁のピンチ。更に4番前橋君に対してもストライクが入らずノースリー。ここでまた四球を出せば満塁、打たれれば2点差にされるかもという苦しい場面ですが、なんとかレフトフライに討ち取り、0点で凌ぐ。
9回表も萩原君にあっさり抑えられ、3点差のまま迎えた9回裏。老川君に代る4人目のピッチャーは大竹君。三振とショートゴロで簡単に2アウトを取り安心しかけますが、7番佐野君は四球、8番小川君にも2−3と粘られた挙句、ライト前ヒットを浴びて2死ながら1・2塁。3点差はあるものの、4回の4点のことも頭にあるのでやはり不安は拭えない。そして9番萩原君への投球もボール先行で結局2−3のフルカウントとなりますが、最後はショートゴロで8−5のままゲームセット。春日部共栄がベスト8進出を決めました。

小雨のぱらつく中で始まり、途中は止んだり晴れたり激しく降ったりまた上がったり、と猫の目のように変わる天候の中、両チームとも大変だったと思います。打つのも打ちましたがピッチャーのコントロールが定まらず、試合時間は3時間くらいかかったでしょうか。共栄はピッチャー4人を投入する継投策で何とか凌ぎきったという感じでしたが、4人が4人ともコントロールは今ひとつで、キャッチャーの鶴岡君がマウンドに行く場面がしばしば見られました。ただ、栄東戦の繰り返しにならず、打たれ、四球を出しながらも何とかリードを保てたのは良かったと思います。スコアだけ見ると5回以降は無失点なのですが、見ている間はハラハラドキドキ、少しも安心できませんでした。
バッティングはクリーンナップ、特に4番の鶴岡君5打数4安打と当たりが出てましたね。翌日の埼玉新聞の鶴岡君のコメントを見ると、相手バッテリーの配球が読めていたようです。すごいなーと思うと同時に、配球が読めるとこんなに打てるものなのか……と妙に感心してみたり。あと、1年の斉藤君の2塁打2本の活躍にもびっくり。観客席も大盛り上がりでした。
東海大望洋は、関東大会初出場ということで序盤は堅くなっていたのかもしれませんが、そこは千葉1位、中盤以降はじりじりと詰め寄られ危なかったです。萩原君に代ってからは結局9回まで無得点ですから、登板の順序によっては勝敗はわからなかったかもしれません。萩原君も鯨井君・野崎君の三遊間も2年。共栄の岡田君や大竹君、前田君もまだ2年。これから先、また相見えることもあるかも……

(試合スコア) TOTAL
春日部共栄
東海大望洋

47 「プレイボール」(ちばあきお)のこと

春季関東大会初日の県営大宮。延長戦となった第1試合と第2試合の合間、遅い昼ごはんのお握りにありつこうとしたそのとき、突如としてスピーカーから響き出す「地上の星」。これは大会テーマソングなのであろうか?確かに、甲子園に比べれば注目度低いし、というか春季大会の存在知らない人も多いし、それでも輝くものはある、という意味では合っているのか、でもなんかちょっと……と悩んでいるうちにふっと心に浮かんだあのチーム。
このページの最初にも書きましたが、私が高校野球にハマッたきっかけとなった「プレイボール」(ちばあきお)の墨谷(すみや)高校。中学時代に無名の墨谷二中を率いて全国制覇を成し遂げながら、最後の試合で負った指の怪我が原因で、一時は野球を断念した主人公・谷口タカオが、どうしても野球への想いを断ち切れず、(野球をあきらめようと入部していた)サッカー部のキャプテンの計らいもあって、代打要員として野球部に入部する。この時点での墨高野球部は、毎年1回戦負けの絵に描いたような弱小チーム。それが谷口に引っ張られ、めきめきと頭角を現していく…こう書くとよくあるパターンのように見えますが、その頭角の現し方が普通と違う。何しろ谷口1年の夏は3回戦、名門・東都実業と対戦し、善戦しながらも敗れるところで終わってしまうし、作者の健康上の理由で3年夏を待たずに連載が終了する時点でも、甲子園はまだ遠い存在として描かれています。すぐに県(都)大会決勝・全国大会・全国制覇へと進んでしまう漫画が多い中で、あまりにもリアルな歩みを見せる墨高。その戦いはTV中継されたりすることはないけれど、忘れがたい輝きを放っている…という意味では「地上の星」的かなあ、なんて。
少なくとも谷口が1・2年時の墨高は、天才的な素質を持った選手は1人もいません。主人公の谷口や途中入部の捕手・倉橋、谷口の1コ下の墨谷二中時代の後輩たちは、能力的には「好選手」ではあるけれどそれ以上ではないし、谷口の上の学年の連中は弱小チームだったことからもわかるように、元々は平凡(あるいはそれ以下)な選手だった。
でもそれが、谷口の野球への情熱、何があろうと試合を捨てまい、どんな相手であろうと勝負を投げ出すまいと喰らいついていくあきらめの悪さに引っ張られ、心に火をつけられ、上手くなりたい、勝ちたいという強い意志をもって練習に試合に取り組み、チームとして強くなっていく。そして谷口が2年生キャプテンとしてチームを率いた夏、彼らは誰も予想していなかった結果を出すのですが、それでも卒業していく3年生たちがプロだの大学野球だのに進むことはあり得ない(作中にその辺が描かれもしないくらい当然のことなのだ)。
そして新生チームはシード権を獲得、4月には谷口の2学年後輩で、墨谷二中の二度目の全国制覇を成し遂げたイガラシ(彼もまた谷口と双璧をなす「勝利への執念」男。プレイボールではその真価を発揮し始める前に連載が終わってしまいましたが)を初めとした強力メンバーを新人として迎え、強豪チームに近づく兆しが見えるけど、甲子園で活躍するようなチームとは、まだまだ圧倒的な差があることが、物語の最後でわかる……
前作「キャプテン」と比べても、全国大会もなければTV中継もない、地味な練習と都大会と練習試合の繰り返しなんですが、ただの練習描写ですら何故か引き込まれる面白さ。キャラクターも、谷口の、人当たりはソフトで温厚ながら、異様なまでに野球に情熱を燃やす(先輩部員をして「サディストの気があるんじゃないか」と言わしめるキビシさ(笑))部分は別として、いわゆる奇人変人はおらず、普通の人間ばかりだけれど、その描写には味があり、平凡な人間の個性というのが良く現れていると思います。ギャグというんじゃなく、全編にわたってさり気ないユーモアが感じられるのも魅力。
……って、特徴をよく考えてみれば、「地上の星」の歌詞やメロディには全然似合わないな。

で、実はこの作品、連載終了してから25年経つのですが、今度アニメ化されるそうで。前作「キャプテン」をアニメ化した会社が制作するようですが、アニメ版キャプテンをあまり評価してない私としてはちょっと心配。結局は観てしまうんだろうけど。


46 2005年5月14日  第57回春季関東大会(第1日)

【鷲宮×慶應 @市営大宮球場】
地元開催の関東大会の初日は5月らしからぬ肌寒い朝。残念ではありますが、どしゃぶりでせっかくの休日開催が順延になった(おかげで関一と共栄、贔屓チームの勝ち試合をダブルで見逃した…)去年に比べれば全然マシですが。県営大宮と市営大宮、どっちにするか迷ったのですが結局、鷲宮対慶應を観戦するため市営大宮へ。
センバツベスト8の慶應に対し春季県大会4位の鷲宮。大方の予想は鷲宮不利だったと思いますが、立ち上がり、先攻の鷲宮は制球の定まらない慶應の先発・忠本君から3四死球と2つのヒットで3点を先取、更に4回も2ベースから送りバント、スクイズで着実に1点を追加、守っては増渕君が毎回のように先頭打者にヒットを打たれながらも後続を抑え、無失点で中盤を迎えます。
5回。2番の六沢君がエラーで出塁すると、3番安田君の送りバントをピッチャーの忠本君が2塁へ送球してしまうフィルダースチョイス。それを4番の樋口君が送って1死2・3塁の大チャンス。ここはやはりスクイズでもう1点だよな♪と私も考えましたが、そのスクイズバントがファーストへの小フライとなり、あえなくチャンスを潰してしまいます。試合の流れが変わったのはここから。その裏、それまで何とか無失点で凌いでいた増渕君がヒットと四球でノーアウト1・2塁。送りバントと内野ゴロで1点返され、更に4番・高尾君に2塁打が出て2点差に詰め寄られる。こうなるとなんとしても追加点が欲しい鷲宮ですが、慶應の好守備に阻まれ追加点は奪えないまま。5回に続き7回も、3番安田君が右中間への3塁打で1死3塁のチャンスを迎えながら、ショートゴロでホームタッチアウトになってしまったのは痛かった。そして7回裏、1死後、制球が乱れてきた増渕君から、2番漆畑君がセンター前ヒット。続く3番竹内君は四球で1死1・2塁。そして4番の高尾君は、討ち取った打球だったと思いますが野手の間にポトリと落ちるセンター前。更に四球とライト前ヒットが続き、一挙3失点。ついに逆転されてしまいます。
8回表、先頭打者の6番山口君が四球で出ると7番須釜君が送り、8番増渕君がサードゴロと思いきやエラーで命拾い、1死1・2塁とします。続く9番森山君がセンター前ヒット!と喜んだのもつかの間、2塁ランナーが3塁で止まりかけたところに1塁ランナーが2塁を回って来てしまい、3塁ランナーはタッチアウト。またもチャンスを潰してしまいます。
8回裏も死球から送りバントで1死2塁とされた後、1番谷地君のセンター前。ランナーは3塁で止まりますがセンターからホームに返球される間にバッターランナーが2塁まで進み、1死2・3塁。その後も、スクイズバントを処理して1塁送球する間に2塁ランナーまで生還、更に2点を追加され、3点差。
9回表、最後の攻撃も2番六沢君がライトオーバーの2塁打で出、更に4番樋口君のセンター前で1死1・3塁のチャンスを作りますが最後はショートゴロゲッツーでゲームセット。初戦敗退となりました。
実力差はありましたが、勝てる試合でもあっただけに、悔しさが残る。中盤以降チャンスをことごとく潰してしまったことが試合の流れを変えたような気もします。慶應はおそらく浦学よりは隙のあるチームでしょうが、それでも走塁やら試合運びで鷲宮を凌駕していたと思います。さすがセンバツベスト8というところでしょうが、エース中林君を温存、控えの忠本君での完投勝利、という慶應の思惑通りの試合をされてしまったのが、やはり、凄く悔しい…。
ともあれ、鷲宮の春はこれで終わり。県営大宮での次の試合を観るために、見沼代用水沿いを歩いて行けば、どうしても去年のあの日を思い出す。あと2ヶ月。課題もたくさんあるでしょうが、悔いのない夏にして欲しいです。応援してます。

(試合スコア) TOTAL
鷲宮
慶應 ×


【大宮公園球場】
で、鷲宮の試合より30分早く始まった春日部共栄対水戸短大附属。市営球場のアナウンスで5対5で延長に入ったとの情報を得て県営に向かう。新緑に包まれ、満々と水を湛えた見沼代用水は、水自体はもちろんそんなにきれいじゃないけど、風情があっていい感じ。お暇なときは絶好のお散歩コースです。今は(っていうか、ここに来る時は大抵)急いでいるけど。
県営球場の裏手に辿り着くと、歓声に続いて「み〜どりゆた〜かな〜春日部に〜」の歌声が3塁側のスタンドから響いてきて、共栄に点が入ったことがわかる。しかし裏側からとは言え、近くで聞くと迫力だなあ。いつもはバックネット裏観戦だけど、今度は応援席近くで観てみようかな。ともかく小躍りしながらチケットを買い(市営とはチケットが別なんです)、球場に入ると裏の水戸短大附の攻撃に入ったところ。スコアボードは6−5。マウンドには途中から替わったらしい大竹君がいて、難なく打者2人を討ち取り、2アウト。4番の春田君は大会前から評判の選手でしたが、この試合、評判通り2本のホームランを打っているらしい。「ランナー1人出れば(彼まで)回るけどな」なんて声が聞こえる。
その声が聞こえたわけではないでしょうが、3番の選手が2アウトながらヒットで出塁、4番の春田君に繋がります。また一発が出れば逆転サヨナラの場面。会場は凄い盛り上がり。しかし勝負に出た大竹君は見事春田君を三振に切ってとり、初戦突破を決めました。追いつ追われつの好試合だったようで、観られなかったのが残念。明日は観に行きます。
第2試合の日大三高対山梨学院大附属の試合開始を待つ間、すっかり忘れていたコンビニおにぎりのことを思い出して(既に1時半を回っていた)包装を剥いていると、スピーカーからいきなり、「かぜのなかのす〜ばる〜、すなのなかのぎ〜んが〜」と中島みゆきの声が。まさかこれが春季大会のテーマソングなの!?まさか甲子園ほどスポットライトが当たらないから!?いや、この曲は好きですよ、プロジェクトXは2、3回しか観たことないけど。
第2試合の日大三高対山梨学院大附属は日大三の先発・背番号11の大越君と山梨学院大附のエース・雨宮君、好投手同士の投げ合いとなり、0対0のままこれまた延長戦に突入。ヒット数は8ずつでしたが日大三には長打があり、山梨学院大附の好守備に阻まれたいい当たりもあってやや押し気味に試合を進めていました。大越君も、ヒットはそこそこ打たれましたが殆ど不安を感じさせない安定したピッチング。衰えを見せない両投手のピッチングに、このまま15回までいっちゃうんじゃないかと思い始めた12回表、6番羽田君がライトへのホームラン!ホームに還ってきた羽田君を迎えるチームメイトたちの喜びようといったら!
結局12回裏も日大三高は無得点に終わり、山梨学院大附が2回戦進出を決めました。
試合途中から急に寒くなり、震えながらの観戦でしたが、両チームとも好投手を好守備が支える引き締まった試合でした。山梨学院大附は次の試合まで1日空きますが、雨宮君は180球近く投げているはずなので、どうするのかなぁ。大越君も150球近く投げていて、それでも2人とも最後まであれだけの投球ができるのは凄いの一言。日大三高のピッチャーは大越君だけじゃないし、今日は繋がりがありませんでしたが、打線が本調子になれば、やはり西東京の優勝候補最右翼なんでしょうね。期待してます。


45 2005年5月3日  春季埼玉県大会準決勝

今日は、贔屓のチームは両方とも負けるし(それも残念な負け方)、観客席でも周囲に恵まれず(ひっきりなしにアイツはダメだとか声高に言ってる親父連中が…)、売店の胡瓜は売り切れてるし、くすん。まあ、こんな日もあるさ。
第1試合の浦和学院対鷲宮は、増渕君が投げなかったのは予想通りでしたが、完璧な力負けの8回コールド。ただ、先発の古西君をはじめ、守備はよく頑張ったと思います。それでもミスはあり、そこを容赦なく浦学につかれていましたが…打撃の方がもう少し打てていれば、もっと良い勝負になったと思います。
第2試合は栄東のエース浅川君を打ち崩すことはできないものの、相手のミスに乗じた手堅い攻めで途中まで春日部共栄が4−0とリードし、さすがに去年の轍は踏まないか…と安心しかけた矢先、6回に先発の丸山君が内野安打と四球、4番の余口君に2ベースを打たれて1点を失い、なおも1死2・3塁となったところでピッチャー交代。ところがこの継投が裏目に出て、替わった黒沼君は立て続けのワイルドピッチ、すぐに替わった老川君もストライクが入らずワイルドピッチ。グラウンドにもスタンドにも、何とも言いがたい重たい空気が流れる。2連続四球の上にストライクを取りにいったところをセンター前ヒットを打たれ、この回一挙6失点。
7回から替わった背番号11の大竹君は安定したピッチングを披露しますが8回に連打とエラーで更に1失点。攻撃の方は最後まで、最初からどんどん緩い変化球でカウントをとってくる浅川君をつかまえられず、7対4で共栄が敗れ、栄東が初の決勝進出を決めました。選手の起用とか試合運びとかは、いろいろ戦略的な要素もあるでしょうから何とも言えませんが、自滅としか言いようのない6回の6失点は…あんな共栄は観たくなかったなぁ、とちょっとショック。
でも、残念な負け方をしても、やっぱり共栄や鷲宮の野球の方が好きなんですよね。先に好きになったから、というだけじゃなく。
明日は3位決定戦。関東大会もあるし、更には夏。また違った姿を見せて欲しいです。


44 2005年5月1日  春季埼玉県大会準々決勝@上尾市民球場(鷲宮×春日部東、春日部共栄×所沢北)

【第1試合 鷲宮×春日部東】
私のスコアブックは、スコアシート(延長12回まで記入欄がある)のコピーを普通のノートに貼り付けただけのもの。最初から全部はりつけるのは面倒なので、5試合分10試合分、と足りなくなってきたら追加している。朝チェックしてみたら、ちょうど2試合分残っていました。出かける時間も迫っていたし、このままいこうかな?とちょっと迷ったけど、ふと、鷲宮の対深谷商業戦が延長戦だったことが脳裡をかすめ、まあ念のため、ともう1試合分コピーを追加して貼り付けて出発。まさかそれが、こんな意味を持とうとは^^;)

第1試合は鷲宮×春日部東。春日部東の先発はやはり今日も背番号18の右腕・中野君。先攻の鷲宮はトップバッターの室田君がセンター前ヒットで出ると、送りバントとワイルドピッチ(すっぽ抜けなんでしょうが初めて見るような大暴投。バッターボックスの脇を抜けてった感じでした。)でノーアウト3塁。ここで3番安田君にショートの頭を越すタイムリーが出てまず1点。しかし4番樋口君の打球が1塁ランナーの足に当たって2アウト。その後、5番6番に連続四球で2死ながら満塁のチャンスがありますが、活かせずこの回は1点どまり。
1回裏、マウンドに上がるのはもちろん増渕君。まずは1番を幸先良く空振り三振に討ち取りますが、2番熊代君にはデッドボール、送りバントで2死2塁となった後、4番江守君に左中間へのタイムリー2塁打を打たれて同点。
2回は1死後、9番森山君のライト前、1番室田君のライトーオーバーの3塁打で1点、なおも1死3塁の好機。しかし2番六沢君のスクイズバントはピッチャー正面に転がり、ランナーは3塁にとどまったまま2アウト。3番安田君も凡退でこの回も1点どまり。
1回2回ともやや不満の残る攻め方でしたが守っては、2回以降の増渕君は、コントロールに苦しみながらも7回まで無失点。一方、春日部東の先発中野君も、毎回のように安打を浴び、四球を出して、もう替わるだろうもう替わるだろうと言われながらも、3回、4回、7回をそれぞれ1点ずつで凌ぐ粘りのピッチング。前の試合では危なっかしかった守備も、粘りの投球に応えてかエラーも殆どなく、5対1で終盤を迎えます。
表を無失点で抑えた8回裏の春日部東の攻撃は、先頭バッターの1番中島君がセンター前ヒットで出ると、2番熊代君は四球。送りバントで1死2・3塁とした後、4番の江森君はピッチャーゴロに討ち取った…と思いきや、ゴロを処理した増渕君がホームに投げてしまうフィルダースチョイス。3点差に追い上げられ、なおも1死1・3塁。5番の菅野君は三振に討ち取ったものの、6番の代打川崎君に押し出しのデッドボール。1点差に詰め寄られます。
何としても点が欲しい9回表、ノーアウトから四球で出た7番須釜君を送りバントとヒットで3塁に進めますが後続なく無得点。正直今の増渕君で、1点差9回裏というのは心臓に悪すぎる…その懸念は的中、先頭打者を四球で歩かせ、送りバントが内野ゴロと悪送球でノーアウト2・3塁の大ピンチ。続く2番熊代君も四球でノーアウト満塁。まだ1点差で勝っているとはいうものの、サヨナラの予感が脳裡に過ぎった観客も多かっただろうと思う。しかし増渕君も粘りを見せ、3番4番はいずれも内野ゴロでホームフォースアウトに討ち取る。何とか命拾いをした鷲宮ですが、いずれもゲッツーを取れなかったのは痛手で、2死ながら依然、満塁のピンチは続く。5番・菅野君はこの打席、打てる気配はなく、空振りを重ねますが3回目のファウルチップをキャッチャーが取りきれずファールに。そして次の投球がワイルドピッチ(パスボールかもしれませんが)となり、土壇場で3塁ランナーが生還、春日部東が同点に追いつく。沸き返る春日部東の応援席。結局菅野君は四球で再び2死満塁となりますが、続く宮本君は三振に討ち取って、鷲宮は首皮一枚で何とか繋がった形で延長戦を迎えます。
10回表はノーアウトのランナーを出しながらも後続がなく鷲宮無得点。その裏の増渕君も先頭打者にライト前を打たれながらも後続を抑えて無失点。ここでグラウンド整備を挟んで11回。2死後、中野君が3連続四球を出し2死満塁。4番樋口君に繋がりますがライトフライに倒れ、好機を活かすことができません。しかし増渕君は11回・12回と連続して三者凡退と、投球数は200球を優に超え、辛いはずなのに踏ん張りを見せます。それは春日部東の中野君も同じで、11回の3連続四球で作ったピンチを凌ぎ、12回も1死後、山口君に2ベースを浴びながら守りきったのは見事でした。
ところで12回表、6番山口君を2塁に置き、7番須釜君がセンターフライに倒れた後の打者は8番増渕君でした。この打席の途中でカウント2−1になるのと同時に山口君が3盗に失敗、チェンジになってしまうのですが、ということは、13回の先頭バッターは増渕君ということになるわけです。鷲宮の試合は何度も観ていますが正直、増渕君が打ったところを見た記憶がない。これは12回を抑えたとしても13回は…9番の森山君だったら当たってるんだけどな…などととんでもなく失礼なことを考えてた私(本当にゴメンナサイ)。
13回に入り、これまでのページではついに書ききれなくなり、次のページへ。確か高校野球の場合、15回で決着が着かなければ再試となります。
最初、ちょっと打順のことで(つまり増渕君からか森山君からか)でもたついたりもしましたが、結局増渕君が打席に入ります。1球目は空振り、2球めはボール。そして3球目。誰か予感していた人がいたら教えて欲しい、
レフトオーバー、文句なしのホームラン!!もう会場は騒然。その後は気落ちしたのか中野君のピッチャーゴロエラー、ランダウンプレーでの悪送球で更に1点追加。ここでとうとう、延長戦を投げ抜いてきた中野君がついに降板。最後の最後で力尽き、春日部東の応援席からの拍手に包まれてベンチに下がる中野君に、それまであまり行儀のいいとは言えない観戦ぶりだった鷲宮びいきのおじさんたちも、不承不承といった感じで、控えめな拍手を送っていました。ですがここでの2点差、しかも増渕君が延長に入って息を吹き返していることを考えても、試合の行く末が見えてくる。
結局、鷲宮は替わった島村君からも更に1点奪い、3点差で迎えた13回裏も増渕君は三者凡退に切ってとり、準決勝進出&関東大会出場を決めました。

とにかく両チームとも投手を中心に、おそらくは何度も緊張の糸を切らせそうになりながら耐え、頑張った試合でした。四死球も多かったし、エラーや攻撃のミスも随所にあり(好プレーも勿論たくさんありましたが)、いわゆる引き締まったゲームとは言えないかもしれませんが、チームもスタンドも勝負の荒波に揉まれ、翻弄された、凄い試合でした。延長13回といえばどうしても、03秋の都大会準決勝、関東一高×日大豊山の試合を思い出してしまう私ですが、静と動というか、小太刀と斧というか、対照的な印象を受けました。ファンとして心臓バクバクなことと、偶然と必然が織り成す勝負の綾の一種独特な美しさ、といったものは変わりませんが。増渕君は被安打8、四死球9、一方の中野君は被安打15、四死球10。ボロボロになり、苦しさにあえぎながら、本当によく頑張った!特に中野君は、(少なくとも現時点では)力量も経験も上の増渕君を相手によくここまで投げ合えたものだと思います。あと一歩というところまで追い詰めながら…と春日部東の選手たちには悔いも反省もあるだろうけど、素直に健闘を称えられるべきゲームだったと思います。試合前、春日部東は打撃はいいし、鷲宮打線は今ひとつなので、春日部東が勝つかも知れないと思いはしても、こんな戦いができるチームとは思っていませんでした(ホント、ごめんなさい)。
そして増渕君。連投の疲れもあったと思いますが、8回9回には四死球と野選、バッテリーエラーに味方のエラーと危うく(言い方は悪いですが)自滅しかけるところ、よく持ちこたえました。今日負けていたらきっと、自分自身に負けたという悔いが残ってしまったと思う。そうならなくて本当に良かった。打線も当たりが出てきたようで、あとは繋がりが出てくれば…といっても次の相手は浦学。これまた大変な相手だけど、何より、夏に繋がる何かを掴み取って欲しいと思います。

(試合スコア) 10 11 12 13 TOTAL
鷲宮
春日部東


【第2試合 春日部共栄×所沢北】

試合前、やはり目立つ所沢北のチアガールの真紅のコスチューム。去年の夏の対鷲宮戦がイヤでも思い出される…ブラバンも勿論いて、相変わらずの豪華応援・所沢北。対する共栄は部員のみの応援の模様。
先攻は共栄。初回、所沢北の先発・右腕の増田君は2つ四球を出しますが要所は抑えられて無得点。その裏、先発のエース・岡田君に対し、トップバッターの宮成君が左中間へのヒットで出、三塁線への送りバントをサードが2塁へ送球、2塁アウトにできるタイミングだったと思いますが連携ミスで無死1・2塁、3番4番に連打を打たれて先制点を許してしまう共栄、しかしホームを狙った2塁ランナーはセンターからの返球に、ホームタッチアウト。続く5番・山懸君はファーストライナーで、ファーストランナーが戻りきれずに3アウト。しかしエースが3安打を浴びる立ち上がりに、スタンドには不安な空気が漂う。2回以降は(四死球だしまくりだった前の試合とも異なり)別人のように安定したピッチングを見せる岡田君に一安心しますが、攻撃の方も増田君を攻めあぐむ。しかし中盤に入った4回、先頭バッターの7番吉田君が四球で出ると、8番松崎君のライト前、1番山口君のライトオーバーの2ベースで、ようやく逆転に成功。6回以降は続投する増田君を更に攻めて、6回2点7回1点、8回には5点と得点を重ね、守っては岡田君のまったく危なげないピッチングで6・7回、8回は替わったピッチャーの丸山君、及川君も全打者を凡退に抑えて、春日部共栄の8回コールド勝利となりました。
初回、3安打を浴びたときはどうなることかと思い、去年の夏の鷲宮戦、沸き返る所沢北のスタンドやら、見沼代用水沿いをとぼとぼ足をひきずりながら帰ったことが脳裡を過ぎりましたが、当たりがでてきた中盤以降は落ち着いて観ていられました。岡田君も前の試合からは打って変わった安定ぶり。ただちょっと中軸に当たりが少ないのが気にかかるなあ。とりあえず順当に関東大会出場は決めましたが、次の相手は「あの」栄東。曲者だと思いますが、リベンジ期待しつつ、眠りにつく。

(試合スコア) TOTAL
春日部共栄 10
所沢北



43 2005年4月29日  春季埼玉県大会3回戦(春日部共栄×大宮東)

ゴールデンウィークともなれば、もう初夏の日差し。っていうか予想は真夏日ですか。今日は今年初めての大宮公園球場へ。朝方には外野の芝のあちこちで日光浴?していたカラスたちも昼頃には何処かへ飛び去って、グラウンドでもスタンドでも、第2試合の準備が始まります。売店に降りておにぎりときゅうり、冷たいお茶を買って頬ばれば、もう気分は夏。ああ、胡瓜が美味い。マウンド近くの散水器から迸る水しぶきが、風に乗って流れて来るのも気持ちいい。両校のスタンドを見ればさすがに控え部員も多いし、ブラバンも来ている模様。スタンドの一角を占める麦藁帽子の共栄の女生徒たち。チアガールもちゃんといる。
さて先攻は大宮東、守る共栄のマウンドには背番号1、右のサイドスローの岡田君があがります。キャッチャーは去年から正捕手だった岡君。
しかし先頭バッターの北澤君にストレートの四球。大丈夫かよ…と、スタンドにさざなみが立つ。ところが問題はその後。2番の小出君は当然のごとく送ってきますが、これがピッチャー岡田君の前に転がり、2塁送球アウト!ダブルプレーにこそなりませんでしたが、観客席からはどよめきが。さすが共栄というべきか、この春、送りバント阻止を見たのはひょっとして始めてかも?こういうの、もっと観たいなあ(欲を言えば勿論、送りバント阻止ゲッツーですが)。続く3番金子君はショートゴロに打ち取ったものの、4番小園井君にも四球、最後は抑えたものの、制球には不安の残る立ち上がり。
2回裏、一死から5番射手矢君が右中間への3塁打で出、内野ゴロの間に1点先取、3回にも1点加え(でも1死2・3塁でしたから、もう1点は欲しいところでした)、攻撃は何とかいけるかな?という雰囲気ですが、守ってはやはり岡田君の制球はよくなく、毎回のように四死球が出る。球数も3回は20球を数え、このままじゃ完投は無理だろうな、という感じがします。
5回表、それまでランナーを出しながらも要所を締めて凌いできた岡田君ですが、先頭打者を四球で歩かせ、送りバントで2塁に進められた後、1番北澤君は空振り三振に仕留めたものの、四球と連打で3失点。共栄打線も大宮東の岡安君を打てていたのでこの時点ではさして不安は感じませんでしたが5回裏、ピッチャーがエース・右のサイドスローの福田君に代わると、三者凡退に切って落とされ、いやな予感。もっとも、岡田君をリリーフした背番号11の大竹君も危なげないピッチングですから、大宮東もここからはそう点は取れないだろうし、後は共栄が追いつけるか、あるいは大宮東が点差を守りきるかが焦点になりそう。
しかし7回までの共栄の攻撃は、福田君の好投や大宮東のファインプレーなどもあって無得点のまま。正直、これで終わって欲しくない。こんなもんじゃないはずだろ共栄〜〜!とスコアブックを握り締めていると、やはり8回裏。四球で出たトップバッターの山口君を2番前田君が送り、3番渡辺君のセンターオーバーで同点に追いつく。続く4番の鶴岡君は四球、5番の射手矢君も凡退でしたが6番井上君がレフトオーバーの3ランホームラン!6対3と逆転に成功。9回表も三者凡退に抑えて、春日部共栄が準々決勝進出を決めました。
序盤の送りバント阻止や4回と8回の2盗阻止と堅い守りを披露してくれた共栄は勿論ですが、大宮東にも随所に好プレーがあり、2人のピッチャーも好投していて、引き締まった良い試合だったと思います。ただやはり、怖いのは死四球だなあと今更ながら感じた試合でもありました。

(試合スコア) TOTAL
大宮東
春日部共栄 ×

42 2005年4月24日  春季埼玉県大会2回戦(鷲宮×伊奈学園)

連日の浦和球場。駐車場には応援団らしきマイクロとか「鷲宮運送」のトラックとかが停まっていて、端から気合の入った雰囲気。ブラバンも来ています。ノックを見ても相変わらず元気の良い鷲宮。伊奈学園はチアガールもいるし。なんか双方共に序盤からハイテンションです…
先攻は鷲宮、1死から2番のショート六沢君が四球で出ると、3番4番の連打で先制と、まずは幸先のよいスタート。もう1点欲しいところでしたが、7番山口君のいい当たりを、伊奈学園のショート森君もよくとめた。ふと観客席を見渡すと、結構埋まってる。日曜日だし、今日も好カードの連続ですから、無理もない。私自身は、用事があって3試合めが観られないのですが。
2回以降、9回のセカンドへの内野安打をのぞいて増渕君はほぼ完璧なピッチング、毎回のように3人で攻撃が終わっています。全部で10奪三振でしょうか。四死球も4、あわやワイルドピッチか!?というところでもキャッチャーの山口君が身体を張って抑え、ピンチらしいピンチは感じさせませんでした(そういえば、たまたまなのかもしれないけど、都大会では沢山見せられたワイルドピッチやパスボール、何故か県大会ではあまり見かけない。両チーム通算10個とエラー続出だった第2試合の春日部東×市立川口でも、殆どありませんでした。)。秋に比べ、増渕君は逞しくなったなぁとしみじみ。直球の威力は勿論ですが、こんなに変化球良かったっけ?^^;)と思っちゃうくらいでした。全然、打たれる気配もなく、2安打完封。
結局試合は、2回に死球で出たランナーを連打とスクイズで帰して1点、5回と9回にも追加点を入れて5−0で鷲宮の快勝でした。しかし今後、投打共に上の相手と対戦したとき、それでもバッテリーは踏ん張れるのか?打線は支えられるのか?やはり気になる、目の離せないチームです。頑張れ鷲宮!春日部東には是非勝って、浦学と再び対戦して欲しい。んでもって決勝は、去年と同じカードだったらいいな(夏を考えるとそれも怖いんだけど^^;))。

(試合スコア) TOTAL
鷲宮
伊奈学園

41 2005年4月23日  地元も捨てたもんじゃない(春季埼玉県大会初日@市営浦和)

桜が終われば鮮やかな色合いのつつじとおぼろに霞む藤の房、そして新緑の季節。都大会も気になるけど、ベスト4のチームの試合は一通り観たし、関東大会でもまた観られるだろうし、県大会の序盤は3試合日程だし(国士舘と帝京の対戦があるなら偵察?^^;)に行こうかとは思ってたけど、それもなくなったし)。というわけで、この週末は土日ともさいたま市営浦和球場へ。秋に来た時は天気も悪かったし、良い印象ではなかったのですが、外野をぐるりと取り巻く鮮やかな緑、ひらひらと観客席を漂っていく小さなアゲハ蝶。あながち地元も捨てたもんじゃありません。相変わらずシートはぼろいけど。
第1試合の春日部×越谷東は越谷東の四球やエラーもありますが、やはり力の差を感じた試合。12点差で迎えた6回裏、越谷東が意地を見せ、連打と四球で2点返して一矢報いましたがコールド阻止には至らず、12対2の6回コールドとなりました。春日部のエース菊池君は6回で8三振、被安打5。6回は打たれましたが5回までは相手を寄せ付けないピッチング。ただ、春日部の守備にはちょっと危うさを感じました。でも何より印象的だったのは、近くで見ていた越谷東のお母さん方と思しき女性たちが、「あれはライトの下がり過ぎだよね〜」「菊池(←コラコラ呼び捨て^^;))を崩せば〜」とか盛んに論じ合っているのが微笑ましいような居心地悪いような^^;)私も精進せねば。
第2試合は大宮東と、昨年夏から活躍していた大型右腕の戸村君を擁する立教新座の対戦。大宮東はチアもブラバンも来て豪華応援。立教の先発戸村君はさすがに速いし、力のあるボールを投げてます。実際、試合では11奪三振。しかし同時に被安打12、四死球5と不安定さも感じさせる内容でした。一方の大宮東は四死球7、被安打13と数字だけ見れば押され気味だったはずが、先発の岡安君も大きく崩れることはなく、更に6回、ピッチャーをエースの福田君に替えてからは好守(7回のセンターからの好返球でホームタッチアウトとか最終回のサードライナーとか)にも支えられて最小失点、勝利を導きました。
立教のブラバンは3分間クッキングとかダンシングクイーンとかもあってなんか新鮮。さすが六大学系列と言うべきなのでしょうか。また聴きたいです。
そして第3試合の越谷西対北本。両チームとも観るのは初めてでしたし、特に評判を聞いてたわけでもない。たまたま観た、という感じなのですが、何と言うか味わいのある試合で、個人的にはこの日のベストゲームでした。
越谷西が四球で出たトップバッターを4番5番の連打で返して1点先取すれば、2回裏、北本も8番ピッチャー佛坂君のライトオーバーの3塁打で逆転。ところが3回表に5番篠崎君のセンターオーバーの3塁打からスクイズにバント処理のエラーも絡んで越谷西が再逆転。しかし5回にはセンター前ヒットで出た先頭打者の1番大畑君がキャッチャーの牽制悪送球でノーアウト2塁、3番山本君のタイムリーで同点に追いつく…というシーソーゲーム。
6回、北本の佛坂君が越谷西を三者凡退に抑えれば、越谷西の秋山君はヒットは打たれましたが1イニングで空振り三振3つを披露。そして7回裏、先頭打者の9番渋沢君が四球で出ると、ワイルドピッチにパスボールとバッテリーエラーが続き、たちまちノーアウト3塁。1番2番は討ち取り2アウトとしたものの、3番山本君にタイムリーを打たれて4対3。
結局これが決勝点になって、北本が越谷西を破り、2回戦進出を決めました。
越谷西の秋山君は9奪三振被安打7と頑張っていましたが、7回、落ちる変化球が決まらなくなってしまったようです。8回はまた立ち直っていたのですが…
8回9回、好投を続ける佛坂君の前に、敗色濃くなってきた越谷西。傾きかけた日差しにグラウンドが色づき、長い影が落ちる。静かな、どうということもない光景なのですが、しみじみと、今ここにいて良かった、と感じる瞬間でした。

試合終了後、エール交換を背に球場を出ると、駒場サッカー場から、今季低迷しているレッズの応援歌が遠くかすかに、しかし途切れることなく響いていました。街を、包み込むように。


40 2005年4月16日  春季東京都大会準々決勝(関東一高×国士舘)

準々決勝の相手は東東京の強豪国士舘。国士舘の試合を観るのは久しぶり、昨年夏の正則学園との準々決勝以来のことです。国士舘側にはブラバンやチア、毎度おなじみ、応援団の女の子もいる。対する関一は、準々決勝の今日もブラバンはなし。去年も確か準決勝からだったし、あのブラバン聴けるまでには、もう一山越さないとダメみたい。大好きなんだけどなぁ。
ともあれ、両校のノックも終わり、試合開始。今日の先発は背番号1の山路君ですが、投球練習を見てもあまり調子よくなさそうで、ちょっと心配になる。不安は的中、先頭打者を四球で歩かせてしまうと即座にスチールを決められ、更に3塁への送りバントが内野安打となって、ノーアウト1・3塁のピンチ。ここで3番野村君にライトオーバーのタイムリー2ベースを打たれて2失点。続く4番5番は討ち取ったものの、6番内山君に2ランホームランを浴び、1回の表で早くも4点。7番ピッチャー永澤君も左中間に抜けそうな良い当たりでしたがこれはショート白井君が良く捕り、1塁送球で3アウト。「いいぞ将一〜」と叫ぶ応援団に合わせて手を叩きながらも国士舘の、嫌なところを揺さぶってくる攻めに不安を覚える。しかし2回は2ベース+盗塁で1死2塁のピンチを迎えながらも何とか無失点に押さえ、3回も先頭打者の3番野村君にソロホームランを打たれ、続く4番の藤嶋君を四球で出したものの、藤嶋君の二盗は刺して一矢報い(1・2回で合計3つ決められてた)、後続も討ち取って1失点に止める。
その裏、山路君の代打で出た大塚君が見事レフト前へのヒット!送りバントで1死2塁とした後、2番萩原君が左中間へのタイムリー2ベースを放ち、ようやく1点返します。続く3番長谷川君はファーストゴロで2アウト3塁、4番の安田君のサードの脇を抜けるヒットで更に1点、しかし2塁を狙ったバッターランナーはレフトからの好返球にあい、2塁タッチアウト。ようやく打線も目覚めたようでほっとしますが、しかし国士舘の守備も堅い……
4回表、代打を送られた山路君に代わり、背番号9の三浦君がマウンドに。1死後、8番桐生君を四球で歩かせますが後続は討ち取り、無失点。強力打線を相手に、まずまずのスタートだなと胸を撫で下ろす。攻撃の方は、4回裏、先頭打者の5番・西新屋君のショートへの良い当たり…はショート大沢君の好守備に阻まれショートゴロ。くそ〜ホントに上手いな国士の守備は…。しかし6番白井君はセンター前ヒット(やっと抜けた〜)。7番舘岡君は四球、続く8番土屋君、9番三浦君の連打で2点。ようやくエース・永澤君を捕まえたかな?と思うとここでピッチャーは背番号11・右のサイドスローの山形君に交代。しかしトップの土井君は山形君からセンター前ヒット、2番萩原君の犠牲フライで同点に追いつく。なおも2死2塁で3番長谷川君に回り、これもセカンドへの良い当たりでしたが、またも好守に阻まれ同点止まり。
5回表は2死から4番藤嶋君にセンター前ヒットを打たれた後、5番の佐藤君もセンターを越えるかという当たり。しかし舘岡君が良く捕り、3アウト。その裏、先頭打者、前2打席もヒットを打ってる安田君が右中間への2ベースで出ると5番西新屋君が四球を選び、送りバント(6番白井君。何が凄いって、打席に立ったときの「しょういち〜〜」という黄色い声にびっくり^^;)。国士舘側の女の子の声援と入り混じり、なんか明るい青春ぽい雰囲気(←?)。それにしてもナイスバントでした)で1死2・3塁。7番舘岡君の犠牲フライと8番土屋君の2ベースでついに7−5と逆転に成功します。今日も行けるか…!?と期待に胸を躍らせる私。
しかし6回、先頭打者・6番内山君の代打高嶋君がいきなりレフトの頭上を越えるホームラン。後続は何とかゼロに抑えたものの、1点差に詰め寄られます。攻めても、6回裏、国士舘のキャッチャーが背番号2の高橋君に交代してから関一打線も鳴りを潜め、凡退が続き無得点。
7回、これも予定通りだったのでしょうが、今日はHRによる1失点のみの三浦君から、2年生左腕の小堀君にピッチャー交代。しかし先頭バッターの2番大沢君を四球で歩かせてしまい、4番藤嶋君のレフト前ヒットで同点に追いつかれる。7回裏があっさり凡退でこれはヤバいかな…と思い始めた8回表。7番山形君の代打の原君が1塁線を抜く2塁打、続く8番高橋君の送りバントの処理にエラーが出て逆転、その後も四球に連打と踏ん張りきれずに3失点したところで小堀君が降板、萩原君がピッチャー、土屋君がキャッチャーに入ります。しかし当然の如く連打を浴び、とどめは4番藤嶋君の2ランHRと、8回だけで7失点。8回裏も三者凡退で、私としては初めて見るコールド負けのゲームとなりました。
国士舘は走攻守揃った強いチームでした。特に、抜けそうで抜けない、エラーかな?内野安打かな?と期待してもアウトになっちゃう堅い守備にはギリギリ歯軋り^^;)。あと、キャッチャーが背番号2の高橋君に替わってから、短いイニングとはいえ、当たりが出なかったのも気になる。最初から高橋君のリードだったら、どうだったろうか?攻撃もHR4本も凄いけど隙あらば走ってくる機動力も嫌らしい。でも、関一も序盤の失点で切れてしまわず粘り強く戦い、中盤で見事挽回してたし、最後は力尽きたという感じでコールドにはなったけど、勝つチャンスもあった試合だと思います。夏には是非雪辱を果たして欲しいです。頑張れ関一!

(試合スコア) TOTAL
国士舘 14
関東一


それにしても、甲子園に繋がらないからといって軽視されがちな春季大会ですが、やっぱ個人的には夏に劣らず好きなシーズン。長い冬が終わり、試合したくてたまらない、試合観たくてたまらない、うずうず感、ワクワク感がグラウンドにも観客席にも溢れているような気がする。たとえ泣きながらでも、次こそはと言えるのも、夏ではないからこそ。負けたら終わりの悲壮感がない分、見る側としても野球の楽しさを伸び伸び(?)満喫できるような気がします。東京に関しては東西入り混じってるし、今年はブロック予選があり、どのチームにもチャンスがあったのも良かった(でも当番校をはじめ、関係者の方々は大変だったと思います。お疲れさまでした)。来年の春も楽しみです。


39 2005年4月10日  春季東京都大会5回戦(関東一高×修徳)

桜も盛りをほんの少し過ぎ、花びらが風に舞い散る日曜日。楽しみにしていた関一と修徳との対戦を観に、神宮第二に行ってきました。ここに辿り着くまでには、評判の投手・中村君を擁する武蔵工大付、強打が看板の世田谷学園との対戦(@平日(^^;))を勝ち抜かなくてはならなかったので、今週はどきどきでした。勤務先では会議の休憩時間とかに都高野連のHPをチェックして胸を撫でおろしてたり。これから先は試合は土日になるので、雨天順延さえなければそういう心配はなくなるのですが。
よく晴れて暖かい休日、昔から対戦の歴史のある下町の強豪チーム同士の対戦とあって、観客は相当の入り(試合の途中で気付いたのですが、二階席も開放されてました)。両校の応援団もだいぶ来てます(でも両校ともブラバンはなし。ざんねん。)。
1番をつけた山路君はノックのお手伝い。ブルペンには2年生・左腕の小堀君の姿が見えます。一方の一塁側・修徳のブルペンには磯部君。甲子園でのマウンドも経験している磯部君に関一バッティングがどこまで通用するか?どきどきしながらプレイボールを迎えます。
が、トップバッターの土井君がいきなり左中間をやぶるツーベース。2番のキャッチャー萩原君(春季大会の名簿を見て一番びっくりしたのがこの、萩原君の背番号「2」でした。)がきっちり送って3番長谷川君の犠牲フライで1点先取。4番の安田君もヒットで出ましたが後続がなく1点どまり。でも秋の覇者の修徳にだって、負けてないんだと(今更ながら)嬉しい。その裏、先発の小堀君からトップバッターの佐藤君がやはりセンターオーバーの二塁打。送りバントで2塁へ…と、1回表と同じような展開になりますがその後は討ち取り無得点、と攻守とも幸先の良いスタート。2回は双方無得点ですが、3回は9番小堀君がライト前ヒット、2塁に送って一死後、死球で出たランナーともども4番の安田君がツーベースで返して2点追加。ところがその裏修徳も、1死後、内野安打で出た9番坂井君を、第1打席でも2塁打を放っている佐藤直樹君がまたも2ベースで返す。その後もパスボールで1点追加され、追い縋られます。それでも4回・5回と1点ずつ追加し、3点差で迎えた5回の裏。
セーフティバントの処理に手間取っている間に2塁にまで進んだ7番一條君を8番小瀧君が3塁に送り、9番酒井君がスクイズ。これを処理したピッチャー小堀君がホームに送球してしまう手痛いフィルダースチョイス。1点追加され、更に1アウト1塁、しかも打順が1番に繋がってしまいます。ここの送球は素人の私でもファーストだろ!!と心の中で叫んでしまったくらいで、中盤で、しかもリードしているのだから1点やっても2死1塁にする方を選ぶべきだったと思います。これに動揺したのか小堀君は1番の佐藤君にストレートの四球。続く2番の送りバントは3塁アウトで失敗させ、2アウトとしたものの、3番田母神君も四球で出して2死満塁。しかもバッターは4番磯部君。ここで磯部君が期待(こっちの立場で言えば「危惧」だけど^^;))に応え、走者一掃の2ベース!その後も連打を浴び、ついに逆転されてしまいます。打者一巡のビッグイニングでしたが、この回の先頭打者・一條君の代打高山君をファーストゴロに打ち取って、ようやく長いイニングの終了。
そして、表を三者凡退に抑えられた6回裏、リリーフの背番号9の三浦君が連打と四球でたちまち2失点。3点差と突き放されます。しかし7回表には1点返し、その裏もショートへの内野安打はあったものの無失点に抑え、8回表。カンタンに2アウトを取られあきらめかけた矢先、1番2番に連続四球、更に3番長谷川君も(一瞬目を離してしまってたのでよくわからないが死球か打撃妨害?)で2死ながら満塁。そこで迎えた4番・安田君。いやでも5回、同じ局面で磯部君が4番の期待に応えたことが思いおこされる。負けるな安田君!負けるなカンイチ!(^^;)
そしてこっちの4番も期待に応え、センターへのライナー性のヒット!2点を返し、更に5番の西新屋君がライト前ヒットで続く。ここでついに磯部君が降板、エース・斉藤君がマウンドに上がりますが、変わったばかりの斉藤君から6番白井君もセンターオーバーのツーベース。後続は抑えられましたがこの回5得点、ビッグイニングのお返しです。
そしていよいよ大詰めの8回裏。ピッチャーはついに背番号1の山路君に交代。山路君は秋とはフォームを変えたのか、サイドスローになっていました。そしてライトには主将の有村君が入ります。
代わりばなの山路君も9番酒井君に打たれ、送りバントと2番塩野谷君のヒットで1点差。3番田母神君は三振に討ち取ったもののその間にスチールを決められ、2死2塁のイヤな場面で再びバッターに磯部君を迎えます。しかしレフトへの打球を西新君がよく捕り、3アウト。キャッチャーの萩原君が嬉しそうに両手を挙げてベンチに帰っていく姿が目を惹きました。じっさい、この試合には勝負の分かれ目が幾つもあったけど、ここが最後から2番目ぐらいの分かれ目だったと思います。
9回表を三者凡退に抑えられ、1点差で迎えた9回裏、5番の長島君にいきなり初球を打たれてノーアウト2塁となったとき、正直私は負けを覚悟しました。続く6番佐藤寛巳君は2球目を送りバント。3塁線をコロコロと転がったボールは3塁ベースぎりぎりのところまでいきましたがファールで命拾い。フェアなら完全に内野安打のタイミングでした。3球目はヒッティングでしたがサードゴロとなったため2塁ランナーはベースに釘付けで1アウト。続く7番・途中交代の高山君は空振りの三振で2アウトで勝利が見えてきたかな?と思いきや、8番の斉藤君は四球でまた少し遠のく。そしてラストバッター、今日は内野安打とレフト前と送りバント2つで凡打なしの酒井君。すぐに2ストライクに追い込んだものの、その後の粘りが凄い。ファール、ボール、ファール、ボール、またファール……1球1球に会場がどよめく。そして9球目もファールでしたが、これは3塁側に高く上がったフライ。サードががっちり掴むまで気が気ではありませんでしたが、ここでゲームセット。
関一が昨夏・昨秋の覇者修徳を11対10の打撃戦の末に破り、準々決勝進出を決めました。とにかく追いつ追われつ、逆転また逆転の凄い試合でした。こじんまりした神宮第二ですが、勝負どころでは場内の空気が揺れるような歓声とどよめき。久しぶりに野球観戦の幸福をしみじみ味わうことができました。
カンイチは後半、あきらめても力尽きても不思議ではなかったのに、よくあきらめず、最後もピンチを迎えながらよく踏ん張ったと思います。やっぱり関一ファンはやめられないなぁ。秋は接戦を制して勝った試合はなかっただけに嬉しい。選手たちにも大きな自信となっただろうと思います。フィルダースチョイスからの5失点とか、反省点は多いし、次の国士舘も強敵だし、更に夏、修徳が復調すると怖いし、ファンの心配も尽きないけど^^;)

今日の試合、近くで観戦していた人が、連れらしき人にいろいろ解説していて、戦術的なことも含めて(わからないながらも)聞いてて面白かった。中でも、「凄い声援だけど、こんな中でも、自分を見失っちゃいけない(@5回裏、関一のピンチの局面)」という言葉が心に残りました。

(試合スコア) TOTAL
関東一 11
修徳 10



38 すぎの戸を開けてぞ今朝は

関東一高のHPをふらっと覘いてみたら、3月3日が卒業式だったんですね。みんな本当に卒業してしまったんだ……と感慨にひたること暫し。
この1年半、結構たくさんの試合、チームを観てきたけれど、03-04の関一ほど好きなチームはなかった。特別だった。
そして、私が観たのは公式戦だけだし、名前も選手名簿に載ってた選手しか知らないけど、チームっていうのはそれだけじゃない。グラウンドやベンチがすべてではないし、試合の日だけがすべてでもない。メンバーみんなの練習や学校や日常生活といった厖大な時間の積み重ねが、背後にあってのものなんだろうなぁ…なんて今更当たり前のことを、「卒業式の詳細」を見ながら考えていました。夏のことを思うと今でも胸が痛むけど、それすら含めて、野球観初めてすぐにこんなチームと出会えたことはたいへんな幸運だったと思っているし、卒業していった皆さんには、(妙な言い方ですが)すごく感謝しています。ともあれ、

卒業おめでとう。進む道はさまざまでしょうが、頑張ってください。陰ながら応援しています。


37 2005年 2月27日 春季都大会組合せ

今日は組合せ抽選会。夕方には都高野連のHPに組合せ表がUPされてました。毎度のことながら、これだけ試合があちこちであるとどれを観ようかと目移りする。今年も、休日は野球観戦漬けの日々になりそう。関一をはじめ、応援しているチームは概ね4月の本大会からの登場だけど、3月のブロック予選もできればどこかに観にいきたいな(あまり気候が悪くなければ^^;)。秋季大会は散々な日が多かったからな〜)。
しかし修徳はセンバツはどこまで行けるだろうか。春季大会の初戦は4月6日ってことになってるけど、ホントにセンバツが終わったらすぐなんですね。埼玉や神奈川とか、関東は少し遅めなんだけど……。関一と修徳が両方とも2回勝てば5回戦で対戦することになるので、密かに楽しみにしています。
そういや、3月といえば花粉の季節。選手たちは花粉症に悩まされたりすることはないのだろうか?特に花粉症の自覚のない私も、今年は大量に飛ぶと聞いてマスクとゴーグルみたいのを購入したぐらいけど、屋外スポーツやっている人は、練習や試合でそんなの付けられないし…
とにかく、花粉症に限らず、風邪やらインフルエンザやら、体調には気をつけて、シーズンを迎えて欲しいものです。


36 ホームページ

ハラハライライラの北朝鮮戦も何とか薄氷の勝利を収めたと思ったら、2月もあとわずか。道を歩けば梅の花、街路樹の木蓮のつぼみも膨らんできていたり。春ももうすぐそこです。
なんでないんだろう、と常々思ってましたがようやく、東京都高野連のHPがオープン。4月から本格稼動ということで内容はまだまだですが、新しいだけあって、本家高野連のHP(これは全国5000校近い野球部を束ねる団体のHPとしては酷すぎると思うぞ)のようなんじゃなくて、デザインも見やすいし、春季大会から試合速報もしてくれるそうなので楽しみです。埼玉県高野連のHPにも来年度の予定がアップされてる。もうすぐ春なんだなぁ、ほんとに。しかも今年の春の関東大会は埼玉で開催。今からわくわくしてます。去年は雨続きで悲惨だったから、今年は天候に恵まれますように……
それにしても、どんなになってるかな?とHPをあちこち見てみると、やはり近場では神奈川県高野連のHPの充実ぶりと更新スピードが羨ましい。鹿児島県高野連のページはなんと、掲示板まであったりするし。埼玉県のも悪くはないけど、ちょっと事務的というか、淋しい感じ。まあ、ちゃんと情報は載せてくれてるし、HPに力を入れる入れないはそれぞれの方針もあるだろうから、贅沢は言えませんが。
HPといえば、高校や大学(最近は応援してた選手たちの進路が気になって、いろんな大学のHPをぐるぐる回って新入生情報を集めていたりするので)のHPや掲示板もいろいろですね。すごく力入れてて凝ってるところもあるし、放置状態になっていると思しきところもある。掲示板を見れば、生身の人間が現在進行形でやってることを取り沙汰することの難しさ、危うさも感じる(もちろん、真剣な議論は傍で見ていても面白いんですが)。
ともあれ、関係者でもない一般のファンにとっては、有難い時代になったもんだな〜としみじみ。


35 春、センバツ、だけではなくて

今日が出場校の発表でした。去年は、難しいだろうとは思いながらも関東一高がひょっとしたら……という淡い期待もあったし、埼玉栄は間違いないだろうと思っていたので、どきどきわくわくでしたが(今にして思えば結果に結構ふてくされてたのか、センバツはTVでも殆ど観なかった)、今年は平穏。東京代表は修徳、関東代表はベスト4+慶応。関東・東京に関してはまったく順当。でも、慶応の監督のインタビューには印象に残るところも部分もあり、選ばれたのは嬉しいです。秋の関東大会が観られなかったので、知っているチーム・選手は少ないですが、関東&東京代表を中心に応援したいな。次点は東北・北海道(両親が東北出身だし、羽黒の片山くんとか青森山田の柳田くんとかもスキなので)。今年はTVのセンバツもキッチリ観るつもりだけど、都の春季大会も試合数増えるらしく、同じくらい楽しみです。
これまで、東京都の春季大会は秋季大会のブロック予選ベスト4までしか出場資格がなかったのですが、ベスト4に入れなかったチーム同士で予選を行い、春季大会への出場資格を得ることができるようになった、とのこと。TVで観るセンバツの試合の方がもちろん注目度や技術レベルは高いのでしょうが、生観戦できる試合が増えた!というのはそれに勝るとも劣らぬ喜びです。
ああ、春が待ち遠しい……


34 冬来たりなば

たった4日の日程が、合計2日の順延。11月になっても雨に祟られる関東の高校野球。でもそのおかげで、本当は金曜で観られなかったはずの関東代表・東海大相模、東京代表・修徳そして北海道代表・駒大苫小牧の試合を観ることができました。本当は大学の部も観たかったんですが、寒いし、体調が余り良くなかったせいもあって、土日とも高校の3試合観戦が限界でした。もちっと気候がいいか、翌日が休みならよかったんだけど。それにしても高校には甲子園があるんだから、大学の部は全部神宮でやらせてあげられないのかなあ。高校は神宮第二中心にして。ただ、この大会では神宮球場のスコアボードに球速表示が出るんですよね。高校生の試合の生観戦で球速表示を観るのは初めてでした。試合自体は新チームということもあってエラーや攻撃のミスも目立ちましたが、羽黒(山形)のエース片山君や神戸国際大付属の大西君とか、気になる選手も何人か^^;)センバツが楽しみです。
これで今年の(野球の)生観戦は終わり。数えるのも恐ろしいけど、結構観たよな……埼玉か東京で公式戦のある休日は、殆ど観戦に費やされていたような気がする(パスしたのは結婚式があったときと、山梨であった関東大会ぐらいか?)。その割りに、スコアブックつけや観戦技術は全然進歩してないのが悔しい。未だに変化球の球種はよくわからないし、守備位置のセオリーとかもダメだし。オフの間に頑張って勉強しよう。春にはもっと良い観客になれますように…


33 男(女)心と秋の空〜秋季都大会準決勝〜

また週末雨かよ!!と地球環境の今後を憂慮しつつ、雨天中止の神宮第二から帰宅した土曜日は、帰りがけに購入した「甲子園の星」(「袋はいらないです」と断ったり、マンションのエレベーターを使わず階段で上がってみたり(笑))など眺めながら不貞寝。
東海大甲府の佐野君のインタビューを読んで「硬式のボールを握るのは国体が最後」というくだりで、県営大宮の方に行かなかったこと、少し後悔しました。駒苫の座談会はもちろんだけど、京都外大西の大谷君や千葉経済大付の松本君のインタビューもあって楽しかった。東北の座談会では真壁君て頭の良さというか視野の広さを感じたりもしました。欲を言えば聖光の本間君のインタビューとかも読みたかったけど、甲子園の星の読者層とはちょっとファン層違うかな?それにしてもダルビッシュ君てホントに綺麗な顔してるなー。ユニフォーム姿が凄くカッコよくても、制服姿ではフツーの高校生、って感じの選手が多いのに(もちろんそこがいいんですが)。感心する…好きな選手かどうかと言えばそうでもないけど、しぶとく生きていって欲しい選手です。

【第1試合 日大豊山×実践学園】
んで、夜半の凄い雨音に怯えつつ眠りにつき、不安な気持ちでカーテンをめくった翌朝・日曜日。とりあえず雨は上がっているし、天気は回復基調なはずだし……というわけで出発。9時半過ぎに着いたときには2日続きの悪天候のせいか、観客は少なめ。準決勝としてはちょっと淋しいかな。日大豊山にはブラバンが来ていますが、実践学園の方は部員と父兄中心、という感じです。
グラウンドではシートノックが既に始まっている。いつだったか、グラウンド不良でシートノックができず、ベンチ前でちまちまノックしていたのに比べると、まだしもコンディションは良い、ということなんでしょうか。確かにあのときは、それまでの雨量が段違いだったからなー。ノックそのものを見ると、やはり動きは豊山の方が堅実かなという気がする。
応援モードとしてはどちらかというと豊山(去年の準決勝のよしみもあるし)で観始めたこの試合。序盤は両チームともエース・浜田君と麻生君が先発し、持ち味を発揮して0点に抑える。豊山のブラバンは初っ端からハイテンションでトバしてますが、実践・浜田君にほぼ封じ込められた状態。一方、豊山の麻生君も、ヒットは打たれるが安定したピッチング。
2回裏、実践は一死2塁から2塁牽制のミスで一死3塁のピンチを迎えるも、スリーバントスクイズがファウルとなって失敗、後続もショートフライで無得点、と惜しいチャンスを逃します。
そしてそのすぐ後の3回表豊山の攻撃。一死後、振り逃げ(ひょっとして私、振り逃げが成功したのって、生で見るのは初めてじゃないか?)で出た1番・寺島君に2番新井君のショートへのゴロ(記録は内野安打)で1・2塁、3番吉田君はレフトフライに討ち取られたものの、4番福島君の打席でダブルスチール(エラーを恐れてか、実践バッテリーはほとんど牽制をしていませんでした)、福島君のタイムリーで2点先取。その後、5番西川君のレフト前ヒットにエラーが重なり更に1点。あまりな展開に、グラウンドに何とも言えない雰囲気が漂う。続く6番麻生君は四球、7番篠原君のサードへのゴロはまたもエラーで結局豊山はこの回一挙4点を先取。
逆に実践の攻撃は、中盤になっても麻生君を攻めあぐんだまま。良い当たりもあるのですが、豊山の好守備に阻まれたり、ランナーが出ても後が続かなかったり。
一方の豊山は6回表、一死後、またも振り逃げで出たランナーをスチールと送りバントで二死3塁とした後、続く1番寺島君は死球、2番荒井君の打席でキャッチャーの牽制悪送球にパスボール、とノーヒットで2点を追加。更に8回にも9番矢澤君のライト線へのヒットをライトが後逸する間になんとそのままホームイン!で7点目。結局8回裏も豊山が0点に抑えてコールドゲームが成立、昨秋は延長13回の長い闘いの末、準決勝で関一に敗れた豊山が、初の決勝進出を果たしました(おめでとう!)。
実践学園の浜田投手は創価高校戦で初めて観た時も凄いなと思いましたが今日も10奪三振(もっとも、そのうち2つは振り逃げセーフだったわけですが。)。被安打も8ですが長打は少なくヒットなのか微妙な感じの当たりもあって、そんなに打たれた、という感じはなくその分、バッテリーを含めた守備の粗さがその分目だってしまったのが残念でした。改善されれば凄く強いチームになると思います。豊山は逆にソツなく点をとったし、よく粘り強く投げ、守ったと思います。

(試合スコア) TOTAL
日大豊山
実践学園


【第2試合 修徳×帝京】
続く第2試合。帝京も修徳もブラバンやチアが来ているし、さすが注目カードだけあって、いつの間にか観客席も埋まってきている。しかし、コスチュームのせいか、手に持っているふわふわ(?)の色(帝京は金色)のせいか、帝京のチアの方が目立つなあ。
修徳のブルペンを見ると磯部君がいる。斉藤君はノックの手伝い。やはり今日も先発ではないらしい。帝京の方は塩沢君。しかし修徳の守備って落ち着いてるな、さすがに。
修徳の先攻で試合開始。初回、3番田母神君、4番磯部君の連打で二死ながら1・3塁としますが5番長島君はサードゴロに倒れ、無得点。一方、修徳の磯部君は1回2回と危なげないピッチング、3回も簡単に2アウトをとりましたが、先頭バッターの1番・沼田君が右中間へのソロホームランを放ち、均衡を破ります。ところがそのすぐ後の4回表、先頭バッターの4番磯部君がレフト前に抜けるヒットで出塁すると、今度は5番長島君がレフトへのツーランホームランで逆転!しかし、点の取り合いになるかと思いきや、中盤はゼロ行進が続きます。特に4回や7回、修徳・磯部君の粘り強いピッチングが目立つ。
試合が再び動いたのは8回。7番佐藤直樹君のセンター前ヒットにエラーが絡み、二死3塁となった後、8番長野君のセンターへ抜けるヒットで修徳が1点追加、2点差とします。ところがその裏、先頭打者となった1番・沼田君がまたもソロホームラン!すぐに1点差に詰め寄ります。更に2番前田君は四球、3番我妻君が送って一死2塁とした後、塩沢君がレフト前ヒット(これもいい当たり)を放ち1死1・3塁とチャンスを広げます。バッターは今日1安打の5番・石田君。ここでもう1点欲しい帝京は、カウント2−1からスクイズ。しかしバントした打球は1塁線に切れてファール。じゃあヒッティングか?ふと、夏の甲子園で、どこの学校だったか、1回スクイズ失敗した後、連続して仕掛けたことがあった(そしてウエストされて失敗した)記憶がが、何故か頭をかすめる。
第5球。まさかというかやはりというか、スリーバントスクイズ!しかこれもファールとなり、2アウト。帝京は惜しいチャンスを潰してしまいます。続く6番雨森君もセンターフライに倒れ、結局沼田君のホームランによる1点どまり。ピンチを脱した修徳応援団は凄い盛り上がり。振り返って見ると、ここを修徳が1点で乗り切ったのが、勝負の分かれ目だったと思います。
ピンチの後にチャンスあり、の言葉どおり、9回表、先頭バッターの1番・一條君が初球デッドボールで出塁すると、2番高山君は送りバント。しかしこれを塩沢君が1塁悪送球、ノーアウト2・3塁とします。3番田母神君はピッチャーゴロに倒れますが、4番磯部君はレフトへのスリーランホームラン!まさに「4番」を絵に描いたような活躍で、土壇場で6−2の4点差と突き放します。
そして9回裏も三者凡退に討ち取り、夏の東東京大会に続いて秋季大会も修徳が連覇、春の選抜出場を確実にしました。

とにかく、磯部君て凄いですね(と、翌日職場の修徳びいきの人に語ってしまった)、って感じのゲームだったんですが、最終回までは本当に緊迫した試合でした。ただ、試合運びというか、ペースを掴んでいたのはやはり修徳だったと思います。さすが甲子園で活躍したチームということでしょうか。帝京は6安打のうち2本は沼田君のソロホームラン。磯部君を打ち崩すまでには至りませんでした。ランナーがいるときのホームランだったら展開も違っていたかもしれませんが…同じホームラン2本でも、修徳は5番長島君の2ラン、4番磯部君の3ランで5点なわけで、まさに「クリーンナップ」の面目躍如という感じ。
斉藤君はこの日ブルペンに姿を見せたりもしていましたが、結局登板はなし。それでも磯部君が帝京相手にこんなピッチングするし、ショートの佐藤寛巳君も明大中野八王子を完封しちゃうし(明中八王子も好きなチームだったので、ちとフクザツ…)、守備も落ち着いていて隙がない。現時点での経験値は、東京ではやはり抜きん出ているということなのかもしれません。

(試合スコア) TOTAL
修徳
帝京


(追記)
平日で観戦できませんでしたが、決勝は修徳が日大豊山を破り、都大会優勝&選抜出場確定を決めました。豊山も中盤まで食い下がったようで、健闘したと思います。来年に向けて頑張ってください。修徳には、神宮大会でも頑張って欲しいものです(東京代表も関東代表も、初戦は金曜日だから、初戦勝ってくれないと観られないし。それにしても、なんで神宮でやるのに、東京代表や関東代表の試合が平日なんだ!去年の二松学舎は1勝してくれたから、1試合は観られたけど…。)
それにしても、今年の秋季都大会は(埼玉県大会もそうでしたが)、天候に恵まれず、欲求不満の募る大会でした。来年はもう少し週末晴天が多いといいのですが。


32 2004年10月24日  満員御礼!(まごころ国体@上尾市民球場)

だいぶ迷った末に、国体の上尾市民球場に行ってきました。都大会準々決勝も気になったけど、肝心の関一は敗退してしまっているし、準決勝・決勝は翌週観られるのに対し、国体を観る機会はもう当分ないだろう、ということで国体に軍配。んで、大宮と上尾の比較になるわけですが、東北対東海大甲府も捨て難かったけど、済美・駒苫・横浜と並べられるとやはり……
用心して試合開始予定の10時半よりだいぶ早目にいったのですが、試合前の開始式のことが抜けていた!北上尾駅に着いたときには制服姿の若い女の子がぞろぞろ。これはやばいかも…と焦りながらスタジアムへ急ぐも、8時半過ぎに入場したときには既に内野席は満杯、通路最上段で立見と相成りました(疲れた〜)。去年の関東大会も確かに立ち見だったけど、人口密度はたぶんこっちの方がずっと上(途中から外野スタンドを解放し、通路に座り込んでいる人を係員が外野に送り出していましたが、やがて外野スタンドもぎっしりに。第1試合が終わって飲み物を買いに入り口に戻ると、外のチケット売り場は長蛇の列でした。翌日の新聞によるとチケットは途中で発売中止、2000人も入れなかった人がいるらしい)。しかも若い女の子がたくさんいて華やか〜〜いつもの試合もこれくらい……いや、この2/3から1/2くらいのにぎやかさだといい感じかも。両チームの身内とおぢさんばかりの神宮第二や県営大宮に慣れた身としては、老若男女入り混じったネット裏の光景や、組織だった応援がなく、拍手と歓声だけのスタンドが、何だか新鮮だったし、いつも多かれ少なかれ感じる居心地の悪さを感じることもなかった(身内でも野球親父でもないんで、どうしても引け目というか、場違い感を感じてしまうのだ)。ブラバンももちろん好きだしないと淋しく感じることもあるし、「○○くぅ〜んがんばって〜!」を連呼されるとちょっと引いてしまうけど、ま、たまにはこういうのもいいかな。
開始式は、全出場校が揃い踏みでしたが、「あ、あの選手があくびしてる〜。隣のガッコの選手とダベッてるよ…(汗)」などと観察している間に淡々と終了。県営で試合のあるチームはすぐ移動、上尾で第1試合をやる天理と済美はグラウンドからそのままダグアウトに直行でした。
第1試合は天理対済美。天理の先発は、甲子園の開幕戦で球場をわかせた背番号10の柴田君、済美は2年生エースの福井君。ヒット数は10本ずつぐらいで殆ど同じでしたが、ヒットで出てもなかなか点に結びつかなかった済美に対し、5回に4安打で3点、7回と8回にも1点ずつ、着実に加点した天理が5対2で勝利しました。
だけどこの試合の圧巻は、4回・第2打席での済美・鵜久森君のホームラン。鵜久森君はダントツ人気のバッターで、打席に向かう度、スタンドから拍手がわきおこってました。この打席では、何度かファールされた後、柴田君が2回くらい投げ渋ったというか、投球動作に入るのを止め、キャッチャーがマウンドへ行く、という場面があったので、あれっ??と思ったのですが、案の定その後、ボール・ファールと続いた後、バックスクリーン横、121メートルの表示がある一番深いところに飛び込む当たり!本日4打席中、鵜久森君のヒットはこのホームランだけだったのですが、今日はこれ1本でお釣りが来る感じ。柴田君のフォーク(正直、変化球の区別はわからんのだけど、たぶん…)も凄かったし、やっぱり生で観られてよかった♪あの「やればできるは魔法の合言葉♪」も生で聴けたし(試合の途中で両校の校歌を流したり、勝者の校歌を最後に流したり、というのも甲子園と同じようにやっていた)。
そして第2試合は夏の甲子園と同一カードとなった、駒大苫小牧対横浜高校の対戦。
大入り満員の上尾球場は通路の至るところに人が座り込み、私がいたバックネット裏・通路最上段も手すりに観客が鈴なり、更にその後ろから覘いている人がいる…という状況。これで火事か事故でもあったら大変なことになるだろうな…と不安がちらりと脳裡を掠める。上尾は確かにスタジアムも綺麗でグラウンドも美しく、市営浦和なんか(失礼)よりずっと好きだけど、もっと大きい球場でやれなかったのかな〜1万人規模の球場なら幾つもあるのに。まあ、国体だからj開催地も県内各地に分散させる必要があるから、仕方ないのかもしれないけど。
後攻・駒苫の先発は岩田君、横浜は涌井君。3回までは両投手とも危なげないピッチングで無失点。特に涌井君は好調らしく、素人目にも「げげっ速ぇ…」という感じ。駒苫のバッターはタイミングが合ってないようでした。4回、2死1塁からの3連打で2点を横浜が先取、更に四球で2死満塁となったところでピッチャー交代。佐々木優君がマウンドに上がりますが四球で更に1点追加されてしまう。5回も2点追加されたところで鈴木君(今大会では背番号3)がマウンドへ。拍手と共に、「おせえぞ〜!」などという野次も聞こえる。うーん、鈴木君の投げ方も独特で好きですね。涌井君も凄いと思いますが。鈴木君のリリーフは、替わりばな、5番石川君にレフト前ヒットを打たれたものの、次はショートゴロゲッツーに討ち取り、以後は8回まで、打たれながらも0点で抑えるピッチング。
ただ、横浜の涌井君の、6回に四球と連打で2失点した以外は安打も散発、14奪三振に比べると、終始劣勢だったのは否めない。エラー3つに盗塁失敗、横浜外野の好返球にホームタッチアウト!というのもあって、今回は横浜の完勝、という感じでした。駒大苫小牧もヒット10本打ってるんですが、長打がひとつもなかったてのも、涌井君が凄いってことなのかも。

観客席は満員なのに手に汗握ることもない、なごやかな雰囲気。いつもぎりぎり崖っぷち、悲壮感の漂う高校野球に慣れた身としては何とも得がたい、不思議な貴重な1日でありました。その代わり、あの陶酔と興奮とは無縁の世界なんだけれども。まさに、舞台が終わった後のカーテンコールというにふさわしい試合だったように思います。国体自体はもちろん毎年あるわけだけど、自県開催なんて巡り合わせは半世紀に一度。高校野球にハマってすぐに、地元で国体があったのもラッキーだったかも。

というわけで雨にたたられまくった10月ももうすぐ終わり。今シーズンも残るは都大会・神宮大会のみ(山梨で開催の関東大会はさすがに観にいけないので)となりました。野球シーズンがこんなに短いものだったとは!


31 2004年10月16日  秋季都大会2回戦(関東一高×帝京)

ようやく秋雨前線がどいてくれて、久しぶりに雲ひとつない快晴となった昨日から一転、上空の雲は薄からず厚からず、まさに「曇り」の朝。ちょっと残念ですが、まあこの秋は散々雨に泣かされてきたから、これでもまあ喜ぶべきなんだろうな…
9時半頃、球場に近づくと、中からブラバンの音合わせが聞こえてくる。てことはどっちかのブラバンが来てるわけだ♪と思って入ってみたら、両方だった^^;)チアもいるし。観客&応援も相当入っていて、特に一塁側の関一サイドはぎっしり。
帝京の先発はエースの塩沢君らしく、ブルペンに姿が見える。
先攻の関一のシートノックが始まり、久しぶりに聴くカンイチのブラバン。やっぱ上手いなあ…夏の神宮で聴きたかった……
あれ?1番の山路君も19番の小堀君もノックのお手伝い?てことは誰が投げるんだろう?と思っていると、やがてスタメンのアナウンスが。
ファースト安田君?サード萩原君?センター舘岡君?……思わず、メモを取る手が止まってしまった。1ヶ月前のブロック大会(といっても国分寺戦は観てないのでオーダーもわからないけど)とは相当入れ替えてきています。先発は11番、1年生左腕の河田君。
というわけでいよいよ試合開始。
開始早々、トップの土井君がまずピッチャーのグラブをはじく強烈な内野安打でノーアウト1塁。しかし送りバント失敗の小フライと空振り三振でたちまち2アウト。帝京相手にやはりそう簡単にはいかないか…としゅんとしかけた矢先、4番の安田君がレフトへの2ランHRで2点先取!盛り上がる1塁側。女の子の声も混じっててイイですね〜
しかしその裏、河田君がセンターオーバーの2塁打・ストレートの四球、送りバントで1死2・3塁とした後、5番塩沢君、6番石田君の連続2塁打で2−3。後続2人は打ち取ったものの、あっというまに逆転される。
華々しい打ち合いとなった1回の攻防でしたが…
2回表、四球で出た舘岡君を7番萩原君が送り、川島君のセンターフライで2アウト。この後、河田君の代打で大塚君。四球を選びますが、2塁ランナーがベースから離れていたのを見逃さなかった帝京のキャッチャーにやられ、タッチアウト。
2回裏、背番号1の山路君がマウンドに上がり、三者凡退に切ってとる。しかし3回表もトップからの好打順だったが三者凡退。3回裏、先頭打者を四球で出し、送りバントとライトフライで2アウトながらランナー3塁、5番石田君のタイムリーで1点。この日、石田君は4打数4安打の大活躍。この当たりもライトに上手くもっていったなーという感じがしました。
4回表。前の打席でホームランを放った安田君がセンター前ヒット。送りバントの後、7番舘岡君もライト前ヒットで1死1・3塁のチャンスを迎えますが、ショートゴロでダブルプレー。関一としてはここで1点欲しいところでしたが…この後関一打線は、調子を上げてきた塩沢投手の好投の前に8回まで完全に沈黙、守っては毎回ピンチの連続という重苦しい展開になります。
4回裏、帝京の先頭打者・8番雨森君がレフト前ヒットで出、送りバントでと四球で1死1・2塁となりますが、その後、2塁牽制がボークをとられたらしく、2・3塁になった後、2番前田君のセンターへの犠打で更に1点、2−5と離される。
5回裏、5回表で代打に出た西新屋君がキャッチャーに入っています。
先頭打者の3番吾妻君にデッドボール。しかし塩沢君をサードゴロゲッツーにうちとり2アウト。5番石田君はセンター前、6番勝見君のファーストへのゴロはベースカバーがわずかに間に合わず内野安打。しかし後続を三振にとり、この回は0でしのぐ。
6回1死後、5回の勝見君と同じような当たりのファーストへのゴロが内野安打。続く1番沼田君は四球で1死1・2塁とした後、2番前田君はライトへの大きなフライ。これで2死ながら1・3塁とします。そして3番我妻君にセンター前のタイムリーが出て2−6。と、去年の二松戦を思いださせる、じりじりと離される展開。
7回裏、19番の小堀君がマウンドへ。いきなり三遊間を抜くヒット、四球、送りバント成功で1死2・3塁のピンチを迎えますが8番雨森君のセンターフライが浅く(助かった!)タッチアップはできず。続く沼尾君も三振にうちとり何とか0点でしのぐ。
8回裏も先頭打者にセンター前ヒットを浴び、送りバントで1死2塁となるも、後続は凡退にうちとり2−6のまま。最後の攻撃を迎えます。
このまま終わらないでくれ!という願いもむなしく4番5番があっさり凡退。しかし6番舘岡君が意地を見せ、センター前ヒット。続く萩原君はセンターオーバーの2塁打で1点を返す。最後の粘りに沸く1塁側。ここで代打に出た山田君も期待に応え、レフト前ヒット!土壇場の3連打に観客席にもどよめきが。続く9番も小堀君に代えた代打・益子君でしたがサードゴロに倒れ、ゲームセット。秋季都大会は初戦敗退となりました。

投手3人、捕手2人、代打5人と、文字通り総力を注ぎ込んだという感じでしたが力及ばず、というところでしょうか。悔やまれる失点もあったしチャンスを逃したこともありましたが、よく6−3の3点差でおさまったなというのが率直な感想です。3人のピッチャーは、ピンチの連続、常に一発の恐怖もつきまとって苦しかったと思うけど(そういやだけど今日は帝京側にはホームランはなかったな)よく大崩れせずに頑張ったと思う。
残念な結果でしたが、やはり現時点では相当実力差があり、やむを得ない結果なのだと感じました。
ひとつ残念なことを挙げれば、4回表のチャンスを逃した後、9回まで反撃の糸口が掴めなかったことでしょうか。ツーアウトからの3連打には胸が躍りましたが、もっと浅い回で観たかった……
いずれにしてもこのチームはまだ生まれたばかり。時間もかかるだろうし簡単には行かないでしょうが、成長した姿を来年見せて欲しいと願ってます(私自身が転勤にならないこともついでに祈っておこう^^;))。

(試合スコア) TOTAL
関東一
帝京 ×


30 2004年10月5日 てるてる坊主てるぼーず♪〜都大会組み合わせ〜

昨日は都大会の抽選日。いろいrサイトを回ってみたのですが、試合会場や日程も含めた全貌は、やはり今日の毎日を買うまでわかりませんでした。
関一の初戦は16日の土曜日、帝京と都立昭和の勝者との対戦。昨秋決勝で敗れた二松学舎や夏の西東京代表の日大三高などは反対側のブロック。東東京代表の修徳は当たるとしたら準決勝、といった位置関係。しかしさすがにどこのブロックに入っても大変そうだ^^;)
初戦の相手となる可能性のある2校。帝京はもちろん全国でも名の知れた強豪ですが、昭和にしても夏の西東京大会で日大三高と接戦を演じているチーム。相手は1試合経験していて、関一の方は初戦というのも気になる……だけど内心ではそんなに悲観してはいない(はらはらどきどき心配はしてるけど)。去年の秋だって前評判と結果は全然違ってたし、色々予想している人にしたところで、出場チームのすべてを観ることは(少なくとも普通の人なら)不可能なわけで、自分の見聞きした範囲の中で言っているに過ぎない。それに、ブロック大会の始まった9月上旬と今とじゃ、チームの状況も違うんじゃないか?経験の浅いチームだからこそ短期間、ひとつの試合で成長もすると思うし。何よりトーナメントは、予想通りに行く方が珍しい。今の関一より力の優るチームは少なくないかもしれないけど、上に行くチャンスはあると思う。頑張ってほしいです。
とりあえず、関一の登場しない今週末も、楽しみなカードが目白押し(日大三×東京実業(9日10時)、穎明館×桜美林(10日10時)、帝京×昭和(10日12時半)、今年も神宮第二中心かぁ……なのはいいんですが、また雨なの〜!もういい加減にして欲しい……夏の夕立以外の雨は、やっぱ嫌いだ……


29 2004年10月2日 秋季埼玉県大会準々決勝(所沢商業×聖望学園、春日部共栄×春日部東)

快晴の上尾市民球場。青空の下、綺麗なチョコレート色のグラウンドと芝の緑が映える。暑さは相当しんどくなりそうだけど。
本来ならたくさん試合を観られたはずの県大会ですが、雨で日程ずれまくり、私にとってはたぶん今日が最後の観戦になる(なんぼなんでも来週末までずれ込むことはないだろうし、そうなったらそうなったで、都大会と被るからな…)。ちょっと残念ではありますが、とにかく今日は、2試合見られることを喜ぼう。…というわけで。

【所沢商業×聖望学園】

第1試合は所沢商業と聖望学園の対戦。聖望は前日に鷲宮を8回コールドで破ってる(詳しい試合経過はわかりませんが、鷲宮には是非、またこれから頑張って欲しい…)。所沢商業も市立浦和を10−0の6回コールドでくだしています。
それにしても、試合前のノックが終わりかけたとき、所沢商業の選手たちがグラブを人に預けて、次々と地面にダイブしていったのは何だったんだろう?ユニフォームを汚して気合を入れるため…?そんなささやかな疑問をよそに、聖望の先攻で試合開始。所沢商業の先発はこの日も古戎君(あれ、こえびす、ってアナウンスされてる?前観たときはえびす、ってアナウンスだったように思うんだけど…応援団のコールも「エビスー!!」だし。でもコールはニックネームってこともあるし、どっちが正しいんだろ?)。観戦した1回戦も古戎君だったけど、2回戦、3回戦、そして今日、と連投になっている模様。でも投球練習を見ると、力のある球だな、という印象を受けます。一方、聖望の先発は11番・右の橋本君。
試合は1回の裏に、所沢商業のトップ武野谷君がレフト前tヒット、送りバントと2塁牽制悪送球で1死3塁とした後、3番小峰君のタイムリーで先制。4番仲君もピッチャー返しのセンター前ヒットで続きますが後続なく1点止まり。3回表、聖望学園も、1番小寺君のレフトへのホームランで同点に追いつきます。しかしその後エラーで出たノーアウトのランナーを生かせず、同点どまり。4回は両者とも三者凡退、5回表、この回先頭打者の8番ピッチャー橋本君の打席で代打小田部君(橋本君は初回こそ1点取られたものの、3回・4回は危なげない感じだったのであれっと思ったのですが…)。しかしこの回も三者凡退。そしてその裏、マウンドに上がったのは左の中野君。
しかしこの日当たっている1番武野谷君が右中間への2塁打、続く2番松田君の送りバントの処理にミスがありノーアウト1・3塁となり、4番・仲君の3塁打を含む3連打と犠牲フライで5失点。1アウトランナーなしとなった後、7番松村君にも2塁打を打たれたところでピッチャーは背番号20をつけた右腕の小野君に交代。1死2塁のピンチでしたが小野君は後続を連続三振に切ってとり、何とか5失点に抑えます。
しかし聖望もさすがにやられっぱなしではない。6回表、3番菅野君がセンター前ヒットで出ると、4番久保君は四球。5番高橋君はダブルスチール後のタイムリーですぐに2点返す。更には7番田中君にもタイムリーが出て、2点差に詰め寄る聖望。
追い上げられた所沢商業もライト前に落ちるヒットで出た1番武野谷君を、二死ながらこの試合超好調な仲君が2塁打で還す。続く5番の古戎君もセンター前のタイムリーで更に1点、聖望を突き放します。
しかし聖望も更にくい下がり、2アウトから4番久保君のレフト前ヒットと連続四球、最後は7番田中君のライトオーバーの2塁打で3点と、2点差に詰め寄る。
7回裏、聖望の小野君が内野安打1本を挟む3三振で0点に抑えれば、6回7回3失点ずつの古戎君も、8回表は踏ん張って内野安打一本以外は凡打に抑える。追い縋られる所沢商ですが、8回裏、なんと4番仲君がレフトへのソロホームラン!これ以外はあっさりとした凡退でしたが結局、このホームランが勝負の行く末を左右することになる。
9回表、4番久保君のレフトオーバーでノーアウト2塁。しかし後続は内野ゴロ連続でようやく1点返すも2アウトランナーなし。それでも7番田中君はセンター前ヒットと意地を見せましたが、後続はなく、所沢商業が準決勝進出を決めました。
聖望としては5回裏の継投が完全に裏目に出た形となってしまいましたが、一方的になるかと思われた試合を再び接戦に持ち込んだ粘りは凄いと思いました。5回の連打、中野君も、早いうちにひとつでもアウトを取れていたら、ゲームはまったく違った流れになっていたように思います。また春・夏頑張って欲しいです。
そして所沢商業。ご覧の通りこの試合、4番仲君はサイクル安打を達成しています(スコアつけてたくせに気付かず、回りの人が騒いでいたんでわかった)。1番・武野谷君も5打数5安打の大活躍。チームとしても16安打で、好調のようです。
次は関東大会への切符をかけて浦和学院と準決勝。雨で連投続きの古戎君もだいぶ休めたことだし、ここまで来たら頑張って夏のリベンジ果たして欲しいな。

(試合スコア) TOTAL
聖望学園
所沢商業 ×


【春日部共栄×春日部東】
第2試合は春日部対決。春日部東は先週も見ましたが、夏の大会でまさかの(というべきか、必然というべきか、)早期敗退を遂げた春日部共栄は3ヶ月ぶりくらい…勿論新チームを見るのも初めてですが、キャッチャーの鶴岡君や、センターの井上拓哉君、1年のショート前田君など、旧チームからのメンバーも結構いる。
観客席を見ると、やはり日曜、強豪チームの対戦だし、正午を回っているせいもあってか、相当客が入っている。特に日陰になる席は空きがなく、最上段の手すりぐるりにも観戦客が目白押し。これじゃあ、(結構日差しがきつくてくらくらしそうなのに)日陰に移ることはできなそうだ。
先攻は春日部共栄。初回、トップバッターの井上君がセンターオーバーの2塁打。送りバントで3塁へ…と思いきや、春日部東のピッチャー中野君が1塁悪送球。この間に井上君が還って1点先制。
1回裏、春日部共栄の先発は10番をつけた右腕・服部君。最初からセットポジションで投げているけど、テークバックのときが何か独特な感じ(@素人目)。こちらは春日部東の2番熊代君に四球を与えた以外は凡退で、危なげない立ち上がり。
2回表、先頭打者の5番の池谷君が四球で出塁すると、ショートゴロ・三遊間へのヒットで1死3塁とし、8番長瀬君。1球目はバントでしたがファウル。1球ボールの後、3球目は空振り!ホームに突っ込んできた3塁ランナーはタッチアウト。スクイズ失敗、2アウトランナ3塁となります。強攻策しかなくなった共栄。しかし長瀬君もバント空振りを挽回、ライト線にタイムリーヒットを放ち、1点追加しますが、次の服部君の打席での盗塁失敗でスリーアウト。攻撃にミスがありながらも、追加点が取れたのは大きかったように思います。
2回裏、先頭打者の5番・川崎君がセンター前ヒット。送りバントで1死2塁とした後、7番井出君は四球で1死1・2塁のチャンス。ここで春日部東はもう一度送りバントを試みるのですが、ピッチャーのバント処理もよく、3塁タッチアウト!9番平野君のセンター前ヒットで2死ながら満塁としますが、続く1番鈴木君のセンターへの飛球を井上君が良く捕り、共栄はこの試合最大のピンチを凌ぎます。
3回から5回は双方無得点が続きます。特に4回・5回はお互い三者凡退で譲らず、接戦になるかと思ったのですが、6回表。先頭打者の井上君がデッドボールで出塁。続く前田君のピッチャー前への送りバントは1塁への送球をファーストが後逸、ノーアウト1塁・3塁に。続く3番渡辺君も四球でノーアウト満塁。4番鶴岡君は空振り三振に討ち取りますが、続く池谷君はレフト前ヒットで1点、さらにホームへの返球の連係ミスでもう1点。
6回裏、春日部東も1死後、四球・センター前ヒット・四球で満塁のチャンスをつくりますが、ファーストへのファールフライ、空振り三振と、やはりここも服部君に抑えられ、得点できません。
そして7回、共栄が四死球(前田君は大丈夫だったんだろうか…)や連打で3点を追加。その裏も先頭打者を四球で歩かせはしたものの、その後はファーストゴロから2塁フォースアウト、レフトフライでツーアウト1塁。ここでピッチャー交代があり、背番号11の岡田君がマウンドに上がり、最後の打者をサードゴロに打ち取ったところで、7回コールドが成立、春日部共栄が準決勝に駒を進めました。
春日部東は4安打、共栄は9安打ですから、打撃にも差があったのでしょうが、それ以上に守りの差が印象的でした。共栄の服部君は7回で四球4、春日部東の中野君も四死球4と数は同じですが、春日部東は1イニングに続けて出したり、他にもエラー3つ。後半打たれたのも、死四球やエラーでリズムを崩してしまったのも一因のような気がしました。共栄はスクイズ失敗や走塁のミスもあり、ソツのない攻めとは言えないでしょうが、ここぞというときに良く攻めたし、守備は堅かった。やはり好きなチームなので、次の埼玉栄戦も勝って、関東大会に行って欲しいな、というのが個人的な願望。

(試合スコア) TOTAL
春日部共栄
春日部東



28 2004年9月29日・30日 さいごの夏休み

【秋季埼玉県大会 2回戦 鷲宮高校×武蔵越生高校(1回目)】

9月もとうとうどん詰まり。遅すぎる夏休みの1日目、今にも泣き出しそうな曇天の下、市営大宮球場へ行ってきました。第1試合は何とかもちましたが、一番楽しみにしていた鷲宮対武蔵越生の試合が始まったときには、完全に雨が降り出していました。選手や審判、応援団がたいへんなのはもちろんですが、バックネット裏も強風でまともに雨が吹き込んできて、せっかくの屋根もあまり意味をなさない。
そんな中、武蔵越生は牡丹色(越生(梅林で有名)ということを考えると、紅梅色というべきなんでしょうか)のコスチュームのチアガール、ブラスバンドまで出てきています。校旗は鮮やかな若草色。とにかく派手で目を惹く。グラウンドを見ると、ユニフォームは白…純白。アンダーシャツも帽子も白。背番号は明るい緑色。さすがにユニフォームには紅梅色は取り込まれていないようだけど、これはこれでインパクトあるな。対する鷲宮はアイボリーのユニに濃紺のアンダーシャツ、胸には漢字で鷲宮高校。シンプルですがやはり味がある。
先攻は鷲宮、武蔵越生の先発は背番号1の和田君。夏の名簿を見るとこのときも背番号1で登録されていました。
1回表、トップバッターの室田君が内野安打で出塁するも、後続がなく無得点。1回裏、夏は11番をつけていた1年生・増渕君が今度はエースナンバーをつけてマウンドに上がります。いきなりトップの山岸君にライト前ヒットを浴びますが、2番新井君が送った後はピッチャーゴロ、4番内田君はデッドボール(どこに当たったのか、かなり痛そうだった)、そして5番小椋君は空振り三振で結局無得点。2回表の和田君はなんと三者三振!そんなに速い球には見えないのですが、上手い、ということなのでしょうか。2回裏、先頭打者の6番川筋君にデッドボールで、またもノーアウトのランナー。ところが続くバッターの送りバントが増渕君の前に転がり2塁フォースアウト。次のバッターも送りバントで2死2塁とするも、ラストバッターの和田君がショートゴロに倒れて無得点。3回表、ピッチャー和田君は8番の樋口君、9番の岡安君も三振にとり、これで連続5奪三振。さすがに次の1番室田君の左中間への二塁打で連続奪三振は止まりますが、2番六沢君をライトフライに打ち取り、スリーアウト。3回裏、2者凡退の後、3番郷君が四球で出るも、スチール失敗でタッチアウト。4回表、3番安田君がエラーで出塁するも、やはりスチール失敗(送球がこぼれてセーフになったようにも見えましたが、たぶんこぼれたボールを拾ってタッチしたときには、走者がベースから離れていた、ということなのかも…)でアウト、続く2者も凡退、と3回裏とは逆の展開で均衡は崩れないまま。
そしてますます強くなってきた雨に、試合中断となります。冷たい風に乗って雨が吹き込む中、かなり長く待ちましたが、結局雨が止む気配はない。スタジアムの外を見ると、観戦していた他校の選手たちが、乗り合いタクシーで次々と帰って行くのが見える。
2時過ぎになって、ようやく球審が出てきて、「ノーゲーム!」の宣告(実は初めて見ました。選手集めないで、球審だけで宣告するのね。)。試合は翌日に順延となりました。といっても台風の接近もあり、明日だってどうなるかわからない状況。そして雨で湿った両打線(鷲宮H2、武蔵越生H1)の行く末も気がかりです。
さて帰ろうと通路を降りかけたとき、鷲宮の選手たちが「ありがとうございました!」とグラウンドの方へ一礼しているのが目に入りました。明日も頑張れ!

(試合スコア) TOTAL
鷲宮
武蔵越生

(注)降雨のためノーゲーム


【秋季埼玉県大会 2回戦 鷲宮高校×武蔵越生高校(再試合】

明けて30日。目が覚めると、久しぶりに部屋に朝日が差し込んでいる。しかし台風の影響なのか、窓越しにびゅうびゅうがたがた、凄い音が聞こえる^^;)昼頃になっても強風はおさまらず、試合するのはたいへんだろうなー、春季大会もこんなだったよなー、などと思いながら、再び市営大宮球場へ。午後の球場バックネット裏は、風もあり、日差しが殆ど入らず割と快適。しかしきつい日差しの照りつけるグラウンドや応援席はやはり大変でしょう。真夏や、昨日のような天候よりはましかもしれませんが。更にはライト方向への風が凄く、シートノックを見ていてもフライはやはり取りづらそう…
それでもやはり、野球は青空の下がいい。「両校で、グラウンド整備をお願いします」の声にトンボ持って飛び出してきた部員たちが、勢い余って衝突しそうになってたのに思わず笑ってしまう。
鷲宮のオーダーは、8番センター樋口君のところに背番号10の留目君が入ったほか、3〜6番の打順を入れ替えていた。対する武蔵越生は昨日とまったく同じオーダー。
初回、ショートのエラーで出塁した1番室田君を2番六沢君が送る。空振り三振で2死2塁となるも、昨日は6番、今日は4番に座った須釜君が右中間に落ちるタイムリーで1点先制。続く5番安田君はストレートの四球で2死ながら1・2塁としますが後続なく1点どまり。その裏、セカンドゴロ、空振り三振と危なげなくツーアウトをとった鷲宮ですが、3番郷君への初球がデッドボール(昨日も1つありましたが、今日の増渕君は死球が4つ…しかも結構もろに当たってしまってるケースが多いような気が)。続く4番の内田君が左中間に落ちるヒットで2死」1・3塁のチャンス。越生も負けてはいない。しかし6番小椋君は空振り三振で無得点。
2回表、7番増渕君がセンター前ヒットで出た後、8番留目君が送りバントを試みるも、ピッチャーへの小フライとなり1アウト。そしてなんと、続く9番岡安君もバント失敗のピッチャーフライでたちまち2アウト1塁。両方とも初球からだったのもあり、まるでリプレイを見ているような気分。和田君の球がバントしにくい球だったんでしょうか……打順がトップに還り、室田君の打席。1塁ランナーの増渕君が盗塁を決め、2死ながら2塁まで進みますが、サードゴロで無得点。
ノーアウトのランナーを生かせずに終わったその裏、武蔵越生の6番川筋君が放った右中間への打球。やはり今日のフライは辛い。捕球はできず、3塁打になってしまいます。いきなりノーアウト3塁のピンチ。ところがその後の増渕君、空振り三振・セカンドゴロ・ショートゴロと後続を凡退にきってとり、0点に抑えます。鷲宮ベンチ&応援席はたいへんな騒ぎ。
3回表は和田君の好投の前に鷲宮は三者凡退。3回裏、先頭打者の1番・山岸君が四球で出塁、2番新井君が送って3番郷君のレフト前ヒットで1死1・3塁と武蔵越生が再びチャンスを迎える。4番内田君の打球はレフトへのフライ。それほど深くありませんでしたが3塁ランナーはタッチアップ。結局ホームに完全アウトのタイミングで返球が来てまたも無得点。浅いフライだったし、鷲宮の守備はいいので、我慢しても良かったのでは…(と、走り出したとき思ったのですが案の定…)。
しかし4回表、先頭打者の4番安田君が左中間へのヒット…と思いきや、2塁まで行こうとしてタッチアウト。これもどう見ても無理なタイミングで、2回の連続送りバント失敗と相まって、かなり不安な気分に。
4回裏、5番小椋君がエラー(でも、難しい打球・送球だったと思います…)で出塁、送りバントの後、レフト前ヒットで1死1・3塁とした後、8番森下君が1ボールからスクイズ。処理したファーストがホームへ送球、微妙なタイミングにも見えましたが3塁ランナー生還。同点、しかも未だ1死1・2塁のピンチが続く。9番和田君を三振にうちとって2死とした後、1番山岸君がショートゴロを野選、2死ながら満塁となりますが、後続はショートゴロで3アウトとなり同点どまり。
5回1死後、9番・1番に連続四球、続く2番六沢君への3球目はインコース高め、ぶつかりそうなボール球でしたが空振り。この間にダブルスチールで1死2・3塁。このとき、武蔵越生のキャッチャーから球審に、バッターの守備妨害ではないかとアピールがあったのだと思いますが、判定は変わらず。そして次の球でスクイズ。鷲宮が再び1点リードします。次の近藤君も四球で2死1・3塁としますが後続はなく、5回裏へ。
5回裏は1点もらったせいか突如安定したかに見える増渕君が武蔵越生のクリーンアップを三者凡退に打ち取れば、6回表も和田君が危なげなく0点に抑える。
6回裏、先頭打者の川筋君が初球をレフトオーバーの2塁打。送りバントで1死3塁とした後、8番森下君がセカンドゴロで2アウト。9番和田君への4球目がアウトコース低めに逸れてキャッチャーが後逸、3塁ランナーが生還して、同点(この場面については、ワイルドピッチかパスボールかというのはあまり意味のないことのような気がします)。
2アウトランナーなしとなった後の和田君ですが、2−3から死球、どうも左肘のあたりに当たったようにも見える。痛そうに見えますがそのまま続行。打順はトップに還って山岸君はセカンドフライで3アウト。しかし同点に追いついた越生は押せ押せムード。
しかし7回表、マウンドにはエース和田君に代って、10番をつけた右腕。春日君が上がります。軟投派、なのかなぁ…。そんなに球が速いという感じはしない。で、先頭打者の9番岡安君はショートの頭上を越すヒット。更にはスチールも決め、1番室田君のセカンドゴロの間に3塁へ。2番六沢君もスクイズを決め、再び1点勝ち越す鷲宮。シーソーゲームとは言え、鷲宮の方がやはり目方は重いか…と思った7回裏。先頭打者の2番新井君が左中間へのヒット。続く郷君も左中間への3ベースで同点!1死後、5番小椋君は何とかショートゴロに打ち取った、と思いきや、エラーで3塁ランナーが生還、武蔵越生はとうとう逆転に成功します。続く6番川筋君は四球で2死1・2塁。しかしその後はショートゴロのダブルプレイで何とか抑えた鷲宮。
8回表、1死後、四球で出た5番・安田君を、6番山口君が右中間への3塁打で生還させ、同点としますが、以後は凡退。
8回裏は先頭打者をまたしても死球で出しながら、その後は抑えた鷲宮・増渕投手。いよいよ大詰めの9回を迎えます。
まずは9回表の鷲宮の攻撃。9番岡安君がセンター前に落ちるヒットで出塁すると、1番室田君が送り、続く六沢君はサードゴロで2アウト2塁。ここで武蔵越生に伝令が走ります。越生とすればここがまさに正念場、マウンド上で内野陣が円陣を組む!しかし鷲宮も底力を見せ、それまでイマイチだったクリーンナップが三連打、土壇場で3点を追加、7−4とします。
9回裏、鷲宮ナインが、最後のマウンドに上がろうとするエースの肩を抱いて励ましてるのが目に入る。ピンチのマウンド上でも何度か見かけた光景ですが、そういえば、身体は大柄だけど、1年生なんだよな…とふと思い出す。
で、その9回裏、3番4番に連打を浴び、5番小椋君を空振り三振に討ち取るも、6番川筋君にデッドボール。1死満塁のピンチを迎える鷲宮ですが、何とか後続を押さえ込んで、3回戦進出を決めました。
ほんと、文字通り手に汗握る面白い試合でした!まさにギッコンバッタンのシーソーゲーム。時計を見ると3時間近くかかっているのですが、長さを感じませんでした。勝った鷲宮にとっては、エラーやバッテリーの呼吸や攻撃面でのミスなど、課題はたくさんあるでしょうが、リードしては追い縋られ、更には逆転される苦しい展開を何とか乗り切ることができたのは良かった。一番心配なのは増渕君。1回と5回を除くと、毎回ノーアウトのランナーを出すので観ている方は気が気じゃない^^;)その後は粘り強く良く頑張って投げていて、本当に感心するくらいなのですが。
翌日は聖望学園と対戦。たいへんな相手だと思いますが、頑張って欲しいな。増渕君の連投だとすると、日程的にちょっと可哀想ですが…
武蔵越生は毎回のようにノーアウトのランナーを出し、終始押し気味に試合を進めていましたが、最後のところで抑え込まれるケースが多く、増渕君を打ち崩すところまではいきませんでした。事情があったのだろうと思いますが、6回まで2失点の和田君が降板してしまったのも痛かった。それにしても何度リードされてもあきらめずに追いつき、ついには追い越す粘りは凄かった。チアガール&ブラバンも華やかで、応援も素敵でした。やはり高校野球の華なんだなぁ。

(試合スコア) TOTAL
鷲宮
武蔵越生



27 2004年9月26日 秋の長雨

日曜日には回復するかと思っていたのにかえって天候は悪くなり、26日の埼玉県大会は中止。久しぶりに春日部共栄の試合を観られると思ったのに……(T-T)。だけど、以前に比べて、それもしょうがないかな、と寛大な気分になっています。春季関東大会のときなんかは、きぃーっ!悔しいっ!て感じだったけど(笑)。雨中の試合や雨天中止も幾つか経験したり、埼玉スタジアムでナビスコカップ準々決勝のレッズを屋根つき観客席で観ていて(雨が降ってることもよくわからなかった)、なんだろうと思ってた白っぽいもやが、実は豪雨だったんだと後からTVで見直して始めて気付いて(選手たちは滝のような雨でずぶ濡れだった)愕然としたり、なんてこともあって、自然条件によって試合の行く末どころか、存在自体が左右されるのも、屋外スポーツの味わいなのかもしれないな、と思うようになっています。……というわけで、大人しく家で更新作業。
ところで、今読んでいるディクスン・カー「月明かりの闇」。ややオカルトチックな不可能犯罪を題材にした作品なのに、野球の話題が結構出てくる。恋敵の青年同士がヒロインを前に3球勝負、野球とクリケットの比較論、果ては凶器も不明、犯人が被害者に近づいた痕跡すらない殺人に、「ボールをぶつけて殺した」なんて珍説まで飛び出す始末。本筋とは関係ない部分だとは思うけど、カーに野球は意外で新鮮でした。そういえばエラリー・クイーンも野球やボクシングを題材に書いていたなぁ。


26 2004年9月25日 秋季埼玉県大会(大井高校×花咲徳栄)

去年の秋の関東大会以来、ほぼ1年ぶりの上尾市民球場。何もない北上尾駅前からから歩き出し、商業施設が入ったビルが並ぶ大通りまで来ると、1年前の記憶が徐々に蘇る。道の途中にある小学校は、生憎の天気ながら秋の運動会。通り過ぎざま聞くともなしに聞いていると、現役小学生時代は早く終わってくれ〜、しか感想のなかった来賓の祝辞、今聞くと内容はともかく、議員だのなんだの、結構エラいさんたちが来てたものなんだなーと感心しました。
てくてく歩くこと20分以上で、ようやく球場に到着。まだこの時点ではスタジアムは入場無料。ただ、県大会になっても選手名簿はないのが残念。
第1試合では、夏準優勝の所沢商業が入間向陽を相手に、7対0の8回コールド勝ち。エース・左腕の古戎(えびす)君は被安打3、奪三振8、失点0のまったく危なげない投球を見せていました。しかし空色のユニフォームはインパクトあるな。ワタクシ的には、アンダーシャツははっきりした色、ユニは白かアイボリーくらいまでがいいなと思うけど。
その点、花咲徳栄のトルコ石色(?)の帽子とアンダーシャツは、何か変だなと思いながらも結構好きだったりします。
んで、その徳栄が登場する第2試合。
【第2試合 大井高校×花咲徳栄】
大井というのは初めて聞く名でしたが、県南西部、入間郡にある町。対する徳栄は北東部にある加須市の学校です。夏にも2回戦で対戦している両校。そのときは花咲徳栄が5−4の1点差で勝っていました。濃い紫がチームカラーの大井高校はスタンドの部員は20人くらいでしょうか、徳栄の方は少し遠くて見づらいけど、倍ぐらいはいそうな感じかな。
メンバー発表前のスコアボードを見てあれっと思ったのは、花咲徳栄先攻、大井後攻となっていること。これまで観てきた試合だと、大抵は名の通っているチームが後攻となっていることが多かったので気になりました。結果的には、この先攻・後攻の選択も、試合の行く末に少なからず影響したように思います。大井の先発は右腕の野地君、夏の名簿を見ると登録メンバーに入っていました。徳栄の先発は夏から背番号1だった、小柄な左腕の馬場君。
まず1回表、徳栄の1番越間君がストレートの四球で出塁。パスボールで2塁に進んだ後、更に送りバントで3塁へ。3番生田目君はセカンドゴロでしたがこの間にランナーが生還し、1点先取。しかしその裏、大井も負けずに1番竹下君が四球で出塁、3番神村君のタイムリー、と何だか表と似たような展開で同点に追いつく。その後は、2回以降5回までは双方共に無得点。特に徳栄は早打ちが目に付き、6回表まで三者凡退が続く。後から振り返れば、徳栄にとっては2回、連打で1死1,2塁のチャンスを活かせなかったのが大きかったように思います。徳栄は殆どが左打者だったのですが、2回のチャンスの後は、打っても打ってもファーストゴロになっていました。
6回裏、大井の先頭打者8番大野君がセカンドの頭を越すヒットで出塁、馬場君の1塁牽制がボークを取られ、1塁ランナーは2塁へ。更に送りバントで1死3塁とした後、1番竹下君がのタイムリー。更に3番神村君も左中間へのタイムリーで2点を勝ち越します。
7回表、徳栄側に、「みんな打つのが早いよ!」と叱声が響く。そして確かにこの回からは、それまで早いカウントで打ってきて凡退していた徳栄も、ようやくボールを見始める。4番5番が連続四球、しかも5番長岡君への最後の投球がワイルドピッチでノーアウト1・3塁と、徳栄は久々のチャンスを迎えます。続く6番高野君のショートゴロ・2塁フォースアウトの間に4番高橋君が還って1点。続く7番今西君にセンターヒットが出ますが後が続かない。しかしその後はセカンドゴロで2塁フォースアウト、最後はツーアウトでスクイズを試みるも失敗に終わって1点止まり。
7回表は三者凡退、裏は先頭打者の5番野地君への2球目がデッドボール。送りバントの後の7番高橋君もデッドボールで1死1・2塁となるも、何とか後続を断って0点。
9回表、レフト前ヒットで出た4番高橋君を5番長岡君の送りバント、6番高野君の2塁打で土壇場で同点に追いついた徳栄。なおも1死2塁のチャンスですが後続は2人ともファーストゴロに倒れ、逆転には至らない。
ここを徳栄が抑えれば延長、という9回裏、4番安保君はサードゴロ…かと思いきや、サードのエラー。続く野地君はファーストへのファールフライに倒れたものの、6番佐々木君のレフトへの2ランで大井高校が夏の雪辱を果たした形になりました。
徳栄は終盤こそ、同点に追いつく粘りを見せてくれましたが、中盤はあっさりした攻撃が多かった。土壇場の粘りがもっと早くから出ていれば、結果は違ったかもしれませんが、今回は大井の気迫の方がまさっていたように思います。試合終了後、スタジアムから出たところで、大井の部員たちを見かけましたが、(当然ながら)凄く嬉しそうでした。徳栄も、次は笑顔で帰れるように、頑張ってほしいな、などと考えながら、駅までの長い道のりをまたてくてくと歩いて帰る。

(試合スコア) TOTAL
花咲徳栄
大井 2×

25 2004年9月23日 秋もたけなわ

都大会のブロック予選も大詰め、本大会出場の24のイスもどんどん埋まってきています。
夏の甲子園出場の日大三高と修徳、昨秋の優勝・準優勝の二松学舎と関東一、東東京の強豪帝京や国士舘、西東京の東海大菅生や桜美林、準決勝で関一と延長13回を戦った日大豊山、夏に関一を破った東京実業の姿も見えます。まだブロック優勝が決まっていないブロックでは、春季大会で好感を持った明大中野八王子や、凄い青色のユニの穎明館がどうなるのか気になる。
それにしても、24校といえば、東西に分かれる夏の大会でいえばベスト16(32校)〜ベスト8(16校)のあたりに相当するわけなんだなあ。道理で私でも、名前ぐらいは知ってる学校が殆どになるわけだ。
ともあれ、西東京の試合会場は遠いし、関一もブロック優勝を決めたので、個人的には東京大会はひと段落。今週・来週は埼玉県大会へ。組み合わせは昨日決まったし、どこへ行こうかな。夏早々に負けてしまった春日部共栄や鷲宮、昨秋以降観てない花咲徳栄、夏の大会準優勝・ボール500個盗難事件の所沢商(あれは結局迷宮入りになってしまったんだろうか?)、いきなりの系列校同士の対決となった栄東対埼玉栄、浦和の学校ということで市立浦和や浦和実業なんかも気になる。本当ならまだ取れずにいる夏休みを取って平日も観にいくところなんだけど、仕事スケジュール的に無理そう…いっそあきらめて10月に休むことにして国体観にいくか…でもその頃休める保証はないし…いや、むしろ無理そうだよな…

しかしイチローってどうなってんだろ、ホントに^^;)


24 2004年9月19日 はしご〜江戸川区球場&神宮球場〜

【江戸川区球場 秋季東京都大会予選 第22ブロック決勝 聖学院×関東一高】
今日も絶好の観戦日和。東京都のブロック予選も大詰め、22ブロックは昨日国分寺を7回コールドで破った関東一高と、9対8の逆転勝ちで芝高校を倒した聖学院の対戦。芝は夏の大会で東東京2年連続ベスト16に進出しているかなり強いチームで、おまけに個人的にごく浅いとはいえ、縁がないわけでもない学校なんで、芝との決勝を楽しみにしていたのですが…聖学院は夏の選手名簿で見ると、北区にある中高一貫教育の学校。学校名からしてキリスト教系かな?と思ってHPで調べてみたら、やはりそうであった。芝は仏教系だったんだよな、そういえば。
それはそれとして、朝9時半、江戸川区球場に着くと、もう関一のノックが始まっていた。10時試合開始予定だけど、少し前倒しになっているみたい。観客は、両校の応援団&父兄とネット裏のおじさんたちで、そこそこの入り。
初回は関一の先発・背番号1の山路君、聖学院エース・左の北澤君ともに三者凡退の危なげない立ち上がり。しかし2回表、一死後、5番小日向君が四球で出、送りバント後に7番細野君にセンター前へ抜けるタイムリーが出て、聖学院が先制。しかし関一もすかさずその裏、先頭打者の4番・安田君がセンター前のヒットを皮切りに、3安打で3得点で逆転。打てない相手ではないらしい。3回4点、4回2点を追加して9−1とし、このペースなら5回コールドか…と思った5回表。
先頭バッターの8番北澤君を四球で歩かせてしまうと、送りバントで1死2塁とした後、四球・安打・四球と続いて、何と押し出しで1点を与えてしまう。1球1球にすさまじい盛り上がりの1塁側・聖学院に対し、守勢に立たされた3塁側には重苦しい雰囲気が。観客席では、「(ピッチャーを)もう替えてやらなきゃいけないんじゃ」という声も聞こえる。ここで珍しく(私の記憶では)ベンチから伝令が走ります。どういう内容だったのか、もちろん知る由もない。
しかし、仕切り直して向かったはずの4番・金光君への5球目はレフトスタンドへの満塁ホームラン!9対6と、一気に3点差まで詰め寄られる。大喜びの一塁側と意気消沈する関一ナインと応援席に、今夏の苦い記憶が蘇る(「まさかまさか、こんなところで……」)。しかも、次打者・小日向君は初球デッドボール。見ている方も気の毒になって来ましたが、まだ山路君の続投です。更には小日向君にスチールを決められ一死2塁となりましたが何とか後続を断って、おそらくは新チーム初めての長い守備を終える。去年から数えても、私が観ていた限りでは、1イニングに5点も取られたのは初めてのような気がします。
その裏、サードライナーとキャッチャーへのファールフライであっさりと2アウト。このどちらもが聖学院のナイスプレーだったので、本当にこの流れのまま行ってしまうんじゃないかと恐くなった矢先、1番萩原君にレフトへのソロホームランが!息を吹き返す3塁側。その後も2番・3番・4番と3連打で1点を加え、続く5番知念君への四球で2死ながら満塁としますが後続が倒れてこの回は2点どまり。
6回、5回裏の打席で代打を送られた山路君に変わって、11番をつけた左腕のタケイ君(前の名簿には載ってないし、スコアボードに表示されないので漢字がわからん)がマウンドに。いきなり先頭打者の北澤君にライト前ヒットを打たれますが、後続は抑え、7回も内野安打1本以外は討ち取って無失点。攻撃の方は6回に1点、7回に1点追加したところで7回コールドが成立し、試合終了となりました。これで関一は第22ブロック優勝、10月の本大会出場を決めたわけです。
コールドながら不安の残る内容でしたが、それにしても関一の試合は退屈しない(単に私がファンだからかもしれないが…)。四球で押し出しになったとき、満塁ホームラン打たれたとき、その直後の打者に死球を与えてしまったとき、その都度その都度、「さすがにピッチャー交代かな?交代じゃないのか。もう交代だろう」と思いながらも心のどこかで、「でもやっぱり続投かも。そしてこのピンチを乗り切って欲しい」とハラハラドキドキしてました。結果的に崖っぷちの少し手前で踏みとどまってくれましたが、5回は表裏通じて、2アウトからの萩原君のHRまで、生きた心地がしなかった!ホント米澤監督は、イニング途中、打ち込まれた状態での投手交代はしない方だなあ。今後それが吉と出るのか凶と出るのか。願わくば、今日のことも経験として積み重ねて、吉の目を引っ張り出すようになって欲しいな。
聖学院は初めて見ましたが元気がよくていいチーム。応援も、OBらしきブラスバンドの人まで何人かいて、上手いとは思わなかったけど、気迫がこもっていた(個人的には、応援は、関一は負けてたと思う。)。夏の大会の名簿を見ると、3年主体だった関一とは対照的に、今年は1・2年主体のチームで、スタメンの殆どが夏もベンチ入りしていたんですね。コメントも気合が入りすぎていて良い。
試合終了後、両方の応援団がエール交換しているとき、クールダウンのためのキャッチボールをしていたバッテリーが、3塁側に深々と一礼していたのが印象に残りました。

(試合スコア) TOTAL
聖学院
関東一 1× 13


【神宮球場 東京六大学野球 秋季リーグ戦 慶大×東大】

江戸川区球場の試合が決勝だけの1試合なので、どこかへ梯子しようと画策していたのですが、神宮球場で13:30開始予定なら移動時間を考えても間に合うだろう、ということで初めての六大学野球……でしたが、うーん、正直言うと、別の球場行けば良かった、でした。東大の評判のエース松家の登板が見られるとは思ってなかったけど、見ない方がよかったかも^^;)。
 打たれるのは仕方ないにしても、四死球14、パスボール連発というのは見てる側としてもひたすら辛い(いや、ゲームが緊迫していれば四死球連発も刺激的なんですが、四球を出すまいと頑張ってるけど出ちゃう、というようなギリギリな感じは余り伝わって来なかった)。慶応がものすごく強いという感じも受けなかったけど、正直レベルが違うなという気がしました。トーナメントならそれでもアップセットがあり得る(リーグ戦の中でもたまに勝つことはあるんだし)けど、3試合中2試合勝たないと勝ち点がつかないリーグ戦に、東大が参加している意味ってなんだろう。甲子園に出てたり、そうでなくても名の知れた野球名門校出身の、元々の資質も立ってる土俵も異なる選手たちを相手に負け試合を繰り返して、それでも毎年神宮での試合はなくならない。そういうのって、どうなんだろうか?東都のように下部リーグがあるところで、1部には上がれないにしても、実力通りに昇格したり降格したりを経験していく方がやりがいがあるような気がするんだけど……いや、当人たちがそれが良いのなら、余計なお世話ってもんですが。
試合スコアは17対3で慶応の勝利。試合時間は4時間近く、9回裏にはとうとう照明が入るほど。夕暮れ時の空に浮かんだ三日月が綺麗な帰り道でした。


23 2004年9月12日 秋季東京都大会 ブロック予選(第22ブロック)

良く晴れた、夏の終わりの日曜日。関東一高の新チームを観に、江戸川球場へ行ってきました。あの眩暈のするような夏の日から2ヶ月。秋準優勝・春優勝、夏も優勝候補と言われながら初戦に敗れた去年のチームから、主力の殆どが抜けてしまった新生・関一がどんな姿を見せるのか、楽しみでもあり、少々不安でもある。いや、正直言って心配の方が大きいかな。
江戸川球場に行くのは初めて。西葛西駅から徒歩3分と、抜群の立地で、スタジアムも収容人員4000人、こじんまりとしていますが、その分グラウンドが近くて一体感があるような感じ。あまり入りが期待できない試合のときは、このくらいのコンパクトさの方がいいような気がする。ガラガラのスタンドは観客としてもやっぱり淋しいものですし。そういえば、私が割と好きな市営大宮や上尾もこれくらいの収容人員・席配置だったような気がするな。日曜日・入場無料というのもあってか、関係者ではない近所の人っぽい親子連れなどもちらほら(5回コールドで終わったカンイチの試合目当てで来てたのか、「もうカンイチの試合終わっちゃったんだってよ」と子供に説明してる人もいた)。天気の良さとあいまって、いい雰囲気でした。外野の芝はところどころ剥げかけていたけど。
試合の方は、対戦相手・台東商業の守備の乱れもあって一方的な展開で、22−0の5回コールド。ファンとしてはまあ、元気な姿を見られてとりあえずほっとした、というところでしょうか。真価が問われるのは、これからなんでしょう。明日は観に行けないけど、頑張ってくれ〜と心の中で旗振ってます(2004.9.17)。


22 2004年9月5日 住宅街のグラウンド 〜秋季東京都大会 ブロック予選〜

都内のとある高校のグラウンドで、秋の東京都大会ブロック予選を観てきました。周囲はフツーの住宅街、狭い道路を挟んだすぐ向かいには2階屋の窓(あそこは特等席だな。普段はうるさいかもしれないけど)。校舎とグラウンドの間の狭い隙間に陣取る立ち見の観客、やや聞き取りにくい女生徒のアナウンス。外野からグラウンドレベルで見ているせいか、特別な試合じゃないような感じさえする(いやもちろん本当は、遠く甲子園に繋がる、そして、負ければ半年公式戦はない、という試合なんだけど)。どことなくまったりした、独特の雰囲気が味わえました。ただ天気は生憎で、始まった頃は何とか保っていたものの、試合が中盤に入る頃、突然土砂降りに。選手もやりづらかったでしょう。試合自体は最後までやれていたので良かったけど。
今年はひっきりなしに台風が襲ってくるので、選手も関係者も大変だろうな〜。少なくとも本大会は、土日雨→平日に順延、なんてことになりませんように。
10日からは埼玉県予選も始まるし、また野球場通いのシーズンの始まりです。


21 そして、秋から始まる

夏の選手権大会も終わり、関東ではセンバツに向けた秋季大会が始まります(ニッカンには都大会のブロック大会組み合わせが載っていたけど、埼玉はどうなってるんだ?)。思えば高校野球の生観戦を始めたのも、秋季埼玉県大会。「プレイボール」の足跡を辿ることから始まった1年は、私に受け止め切れないほど多くのものをくれましたが、これから新たに始まる1年は、どんなものになることでしょうか。とりあえず、今週末のブロック予選はどこに行こうかな〜。
話変わって今年の国体は埼玉開催(高校野球は大宮と上尾)。神宮大会以外はこんな面子↓を間近に観られる機会はそうそうない。

浦和学院高校    熊本工業高校  済美高校      岩国高校   
天理高校 中京大中京高校   横浜高校 千葉経済大付属高校
東海大甲府高校  修徳高校 東北高校 駒沢大学苫小牧高校

ただ、日程が平日中心、しかも初日の10月24日(日)は秋季東京大会の決勝と多分被るっていうのは困る…埼玉テレビで放映しないかな?個人的には東海大甲府の佐野君や駒苫の鈴木君が観られるかも、と思うと凄く楽しみ。済美や駒苫の強力打線も勿論だし、ダルビッシュ君(君付けするのも今更感があるけど、まあ公平に…)や真壁君、横浜の涌井君といった有名どころも一度は生で観てみたいものです。浦学もまたあの鉄壁の守備を披露して欲しいし。夏には負けてしまった中京大中京とまたやらないかな〜。
それにしても、サッカーとかは9月10日からやるのね。国体といえば「オフサイド」(塀内夏子)で、一校代表ではなく、神奈川選抜で国体に出場、茅野&五郎の夢のコンビで見事優勝したのを思い出す。高校野球もいっそ各県選抜でやってくれたら面白いのに…(笑)


20 2004年8月23日  第86回高校野球選手権大会 雑感

東北、明徳、横浜と、有力チームが道半ばで次々と姿を消す中、春夏連覇を狙う済美を打ち破った南北海道代表、駒大付属苫小牧高校の初優勝で閉幕した夏の甲子園。開幕当初は考えてもみなかった結末です。駒苫は日大三高戦から観ました。最初はどちらかと言うと東京代表である日大三高寄りで観ていたのですが、駒大苫小牧の鈴木投手のピッチングに、フラフラと駒苫に寝返ってしまった私としては、嬉しい限り、でした。
勤め人の悲しさ、観られなかった試合も多いのですが、それでも、印象に残る試合、選手が多くて、楽しい大会でした。決勝の駒苫×済美なんて、列車で移動中だったんで、ザーピー言う携帯ラジオに必死に噛り付いて聞いていた。結局半分も聞き取れなかったけど…
個人的には茨城体表・下妻二高の小松崎君(被安打たった2。一塁牽制偽投でボークを取られるミスもあり、3失点しましたが、直球は140キロ前後、良く落ちるスライダー、良いピッチングだった!)、浦和学院のショート小山君の凄い守備、京都外大西の大谷君(横浜高校・涌井投手と延長戦にもつれ込む投げ合い。最後の涙には思わずじわっときました)、東海大甲府のエース佐野君(投打に活躍。スクイズバントを捕球するや、ホームに突入してくる3塁ランナーにスライディングタッチ!という素晴らし過ぎるフィールディングを披露。準決勝の駒苫戦ではマウンドを降りてキャッチャーになってしまったり)、福島代表・聖光学院の本間投手(異様にテンポの良い投球。気合入り過ぎのコメントもヘン。「今日負けたら殺されるぐらいの気持ちだった」「命をかけて投げたい」って…ひょっとしてギャグで言ってるのか!?)、そしてコマトマのすさまじいバッティングと鈴木君の気迫のピッチングとチームの明るさなどが、特に印象に残りました。
来年は、行ってみるのもいいかな、甲子園…


19 2004年7月30日  雨天順延、そして……

29日、朝10時のテレホンサービスで東東京大会の雨天順延を確認。せっかく休みをとったのに〜この日休む前提で金曜日は仕事の予定入れまくっていたから、もう休むわけにはいかない。春季関東大会に続く、痛恨の休日となってしまいました。これがサッカーだったらな〜。仕方ないのでスカパーで各県の県大会予選なぞをTV観戦。茨城の下妻二高は昨秋の関東大会に出ていた頃から気になっていたけど観ることができなかったチーム。昨年の全国優勝チーム常総学院を相手に追いつき追い越し、突き放した試合展開は凄かった。特に8回、点差も開いてイケイケで、誰もが強攻策と思い込んでいた矢先のスクイズには痺れました。エースの小松崎君は上背はないけど速球と鋭い変化球のコンビネーションで勝負するタイプ。好きですね〜。たぶん、全国的には強いチームとはいえないんだろうけど、頑張って欲しいな。
明けて30日。飲み会から帰ってきてみると、な、なんと、二松×修徳戦の録画をミスってる!凄くいい試合だったらしいのに…スカパーでの再放送は6日。1週間後かよ。二松打線を2点に抑えた斉藤君はどーいうピッチングをしたのであろうか。ともあれ、修徳おめでとう。甲子園でも頑張って欲しい。
まさかと思いましたが、二松は本当に残念でした。二松というチームは、何しろ今年の関一のファンであった私には、ちょっと憎たらしい(笑)存在だったわけですが、何試合も観るうちに、やっぱり情が移っていたらしい。エースの松木君をはじめ、3年生の皆さんお疲れ様でした。菊田君や小道君、主力で残る選手も多く、秋以降も楽しみです。


18 2004年7月27日  第86回高校野球選手権東東京大会 準決勝

平日ではありますが、休みを予定していたこともあって、朝から神宮球場へ。埼玉県大会とどちらにしようかちょっとだけ迷ったけど、地元埼玉よりも二松や修徳の行く末の方が、なんか気になる。安田学園や正則学園がどこまで頑張れるのかも興味を惹いた。
今日も暑いことは暑いけど曇りがち。風もあって、わりと良好なコンディションで観戦できたせいか、いつもなら1〜2リットルは水分を取ってて服は汗びっしょりなのに、500ミリリットルの水筒に、まだお茶が残ってる。10日前の、あの眩暈のするような日々からすると天国で、何か物足りなさすら感じてしまう(笑)。
【第1試合 安田学園×二松学舎大附】
「サヨナラの安田」の後攻で試合開始。
1回表、死球で出たトップの小道君を2番恩田君が送って、3番石川君はセカンドゴロがボテボテ過ぎて内野安打に。次の4番佐々木君もセカンドゴロですがその間にランナーが還って二松が1点先制。しかしその後佐々木君が盗塁失敗で3アウト。
1回裏、二松のエース松木君はまったく危なげない立ち上がり。3回表、9番の森下君がライト前ヒットで出たのを小道君が送り、四球、レフト前ヒットに続いて4番佐々木君のサードゴロの2塁フォースアウトの間に森下君が還って1点追加。
3回裏、先頭打者にいきなり死球!しかも思いっきりまともにぶつかってる…痛そう…と思いきや、ただのボールの宣告。避けなかった、というジャッジのようですが、安田側のスタンドからは怒声も聞こえる。しかしその後もコントロールが定まらず、結局四球。続く9番の佐藤広樹君の送りバントも松木君の1塁悪送球でノーアウト1・2塁、打順はトップに。しかし1番はショート真正面のライナーに倒れ、続く2番福島君のスクイズも失敗で3塁ランナーはホームでタッチアウト。惜しいチャンスを逃して、この回は結局無得点。
しかし4回の表を危なげなく抑えたその裏、先頭打者の4番・吉原君がショートを越えてセンターへ抜けるヒットで出ると、送りバントとセカンドゴロで2死ながら3塁。ここで7番工藤君に三遊間を抜けるタイムリーで安田がついに1点を返す。しかしバッターランナーは1塁から飛び出しタッチアウト。
2対1と詰め寄られた二松も5回の表、1番小道君が四球で出たのを恩田君が送ったところで3番石川君がセンターオーバーのタイムリー2ベースで1点を加え、再び2点差に。5回裏、先頭打者を空振り三振で難なく打ち取られたものの、9番佐藤広樹君は四球。続く沼田君はショートの頭上を越すヒット。2番の福島君はショートゴロだったのですがショートとセカンドの連携が乱れてが1死満塁のピンチ。絶好のチャンスでクリーンナップに回ります。3番鈴木君の打球をサードがいったんはじいてしまいますが、何故か3塁ランナー佐藤君が走塁を躊躇してしまい、ホームでフォースアウト(躊躇なくホームに突っ込んでいればセーフだった)、4番吉原君もサードライナーで何とか無失点で切り抜ける。
7回裏、先頭打者をセンターフライに仕留めた後、今日はどうも制球が良くない松木君がまた乱れて死球・三遊間を抜けるヒット・四球・右中間を抜ける2ベースと続いてついに安田が2点を返し、同点においつく。次の4番・吉原君も四球で1死満塁の大ピンチ。ここで松木君はレフトの菊田君と交代。ここまでで四死球は7つ。去年の秋以降、二松の試合も何度か観たけど、こういう松木君は初めて見た…
同点・一死満塁の大事な場面でマウンドに上がった菊田君。力のある球だと思いますが、1球目は大きく逸れてワイルドピッチか!?とヒヤヒヤ。その後もボール先行で何とノースリー。あわや押し出しか、とスタンドは騒然。しかし何とここから2球続けてストライク。最後は空振り三振!続く6番安本君も1−3と、あと1球のボールで逆転!というところまで追い込まれますが、結局セカンドゴロに打ち取り、最大のピンチを切り抜ける。逆に安田にとっては大チャンスで1,2点取れていておかしくない場面だっただけに悔やまれます。振り返ってみるとここが最大の山場。スタンドも大興奮で、1球ごとの溜め息と歓声が凄かった。
8回表、ピンチの後にチャンスあり、の言葉どおり、先頭打者の4番・佐々木君がレフト線へのホームラン。その後もエラーや連打で2点を加え、6対3。その裏は菊田君が危なげなく抑え、試合の行く末が見えて来る。9回表にも3点を追加。9回裏、サヨナラの安田もさすがに力尽き、三者凡退に終わって二松学舎が決勝進出を決めました。9対3と結果だけ見ると差がついていますし、二松の力が優っていたとは思いますが、7回裏の安田が逆転に成功していたら、結果は逆だったかもしれません。そこを抑えた菊田君の踏ん張りも凄いものです。打者としても凄いから、正直困るんだけど…(笑)
安田学園も、連投続きなのに7回まで二松打線を3点に抑えた佐藤広樹君を始め、良く頑張ってた。本当に惜しかった。

(試合スコア) TOTAL
二松学舎大附属
安田学園


【第2試合 正則学園×修徳】

第二試合は準々決勝で第二シードの国士舘を破った正則学園と帝京を破った修徳。修徳は11番をつけた左腕の斉藤君が先発しましたが、先頭打者をストレートに四球。送りバントが2つ続いて2死3塁とランナーを進めた後、4番でキャッチャー(体格も含め、まさにドカベン…^^;))の結城君がレフトオーバーのホームラン!2点を先取します。
2回裏、先頭バッターの4番長島一成(カズシゲ!)君が左中間を抜けツーベースで出、続く5番の送りバントはキャッチャーフライになるがなんと落球、ノーアウト1・2塁に。6番も送りバント…のはずが今度はピッチャーへの小フライ。続く7番も見逃し三振でたちまち2アウト。次の8番斉藤君にレフト前ヒットが出ますが2塁ランナーは3塁どまり。結局後が続かず無得点。送りバント失敗が悔やまれます。
3回以降の修徳・斉藤君は連打されることもなく、四死球も殆どない危なげないピッチング。攻めては4回裏に7番長野君・8番斉藤君の連打で1点返し、5回、2アウトから4番・長島君がライトへのホームランでついに同点。初回の正則の結城君といい、4番の面目躍如、という感じ。
7回裏、修徳はスクイズの失敗もありましたが4本の長短打で2点を追加、逆転に成功します。
8回表2死。好投を続ける斉藤君から、4番・結城君が、レフト方向へ良いあたり。楽々2ベース、と思いきや、足のなさが祟ってかシングルヒット。後続も空振り三振に倒れて無得点。
9回表、正則の最後の攻撃も、1アウトから7番大島君・8番大瀧君に連打が出るものの、後が続かずゲームセット。修徳が決勝戦に駒を進めました。
修徳の斉藤君は1回の先頭打者四球・結城君の2ランのときはどうなることかと思いましたが、終わってみれば10奪三振。初回の2ランで2点を与えたのみの完投勝利でした。

(試合スコア) TOTAL
正則学園
修徳 ×


今日は周囲にも恵まれ、1日楽しく観戦できました。声だけ耳に入ってきたんで顔もわからないお兄さんの何気ない言葉、今も忘れられない。彼に免じて修徳を応援しようか。二松の恐怖のぱかぱか打線も結構好き(自分の贔屓チームが相手でない限りはね)なんですが。


17 2004年7月25日  第86回高校野球選手権東東京大会 準々決勝雑感

しばらくは自分でも信じられないくらいの落ち込みようでしたが、ようやく気をとり直して今日は再び神宮へ。といっても朝は第二球場で二松対日大豊山。好ゲームが期待され、チケット売り場も凄い行列でしたが、ふたを開けてみれば11対0の5回コールド。ただただ、二松打線の凄まじさにあんぐり、という試合でした。守ってはエース松木君が投げて、4回をのぞいて危ない場面もなく、二松強し!という感じ。豊山はちょっとリズムがつかめなかったのでしょうか。四死球やエラーがかなりありました。試合終了後、急いで神宮に移動すると、第1試合の安田学園×成立の9回裏の最中で、場内は異様な盛り上がり。スコアボードを見ただけで凄い試合だということがわかる(笑)。第2試合の国士舘×正則学園は、国士舘の一方的な試合になるかと思いきや、一進一退のシーソーゲームに。国士舘は2度もリードを奪いながら追いつかれ、ついに終盤には逆転され、そのまま追いつけずに終わってしまいました。9回表、最後のバッターはレフトフライに倒れるのですが、2死からライト前ヒットで出ていたたランナーが、2・3塁の間でがっくりと膝をつく姿にはやはり胸に来ました。そして、考えまいと思っても、ちょうど1週間前のことを思い出してしまう。
第三試合は今年で閉校となる世田谷工業対帝京を破った修徳。試合自体は2回に修徳が一挙7点をあげたこともあり、一方的な試合になってしまいましたが、試合終了後、修徳の選手たちが世田谷工業のところに挨拶に行って、そのまま監督の胴上げに加わったり、世田谷工業の応援団が校歌斉唱をしているときに修徳応援団やスタンドの観客も一緒に手拍子をしたり(私もしたけど)、ほろりとさせられました。色とりどりのメガホンが綺麗だった世田谷工業の応援団には、世田谷工業と戦い敗れた高校など、他校の生徒もたくさん駆けつけていたとか。ああ、なんかいいなぁ、と、先週とはまるで違った、しみじみとした穏やかな気持ちで球場を去ることができました。
しっかし、職場で高校野球の話が出ると、「○○高校の○○君はウチの息子の中学の先輩で……」とか「××高校の△△は近所の子で、子供の頃から知ってる」とかいう話題がぽんぽん出てきてびっくり。確かに、野球の盛んな地域ではあるけどなー。


16 2004年7月18日  第86回高校野球選手権東東京大会3回戦(関東第一×東京実業)

埼玉では鷲宮に続いて春日部共栄まで敗れる大波乱から一夜明けた日曜日。いよいよ関東一高の初戦です。
観客席は朝早いせいもあってか応援団を除いては2、3割の入りというところでしょうか。シートノックを見る限り、落ち着いているように見える。っていうか、観ている私の方がガチガチに緊張しているのはどうにかならんか。守備はやっぱり上手い。もっとも、東京実業の動きもいいのだが……。先発は飯岡君らしく、ブルペンに姿が見えます。うーん、同じように小柄な体格のピッチャーは他のチームでも結構見たけど、やっぱり身体の使い方が違う気がする。
応援は、東実は(トウジツというと、どうしても「プレイボール」を思い出しちゃうな。あれのモデルは勿論、早実なんだろうけど)ブラバンが来てるけど、関一はいつも通り、序盤戦はアカペラのみ。ただ、共学効果でチアガールが登場しています。
それにしても、スコアボードに名前出してくれないのはケチくさい。選手名簿を買えということなのかもしれないが、持っていても応援に消されてアナウンスが聞き取りづらかったり、背番号が見えなかったりすることもあるんだから、出して欲しいな〜。埼玉県大会ではちゃんと出てるぞ。選手や応援している人たちだって、どんなにか嬉しいことだろう、と思うんだけど。
双方のスタメン発表も終わり、東実の先攻でいよいよ試合開始。
飯岡君は先頭打者を見逃し三振に切って取る幸先の良いスタートでしたが、その後はボール先行。ツーアウトから3番三谷君にはレフト前ヒットを打たれましたが後続を断ってこの回は無失点。その裏、トップの中川一也君がセンター前ヒットで出、送って1死2塁のチャンスを迎えるも、3番・4番が続かず無得点。
2回表、ワンナウトから三遊間を抜けるかと思った当たりをショート野辺地君がうまく捌いてツーアウト。この試合、ショートには危ない打球が何度も飛びましたが、野辺地君の守備は光っていたと思います。しかし二死から7番・8番に連打され、続く9番もショートに難しい当たり。これがランナーに当たったらしく、スリーアウトで何とか事なきを得る。
3回表は先頭打者五條君のショートへのいい当たりをまたも野辺地君が好捕、さすがに乱れた一塁への送球をファースト金津君も良く捕ってワンナウト。2番3番は空振り三振とセカンドゴロで難なく討ち取り、その裏。四球・送りバント・センター前ヒットを1点を先取、続く2番・野辺地君も死球をくらって1死1・2塁となおもチャンスが続くが、やはり3番。4番が続かず1点どまり。
4回表、ライトへの大きいあたりを西貝君がよく捕り、その後はうまく抑えて三者凡退。その裏、一死から6番中川和哉君がレフト前ヒットで出、二死後、8番石川君の右中間ヒットで追加点の後、三連続死四球で押し出しの1点で3点差、なおも二死ながら満塁。正直、私はここで9分どおり勝ったと思いました。ツーアウトだけど、もう1,2点くらい取れるんじゃないか、とも。だけど3番中川顕吾君はセンターフライで2点どまり。
5回表、先頭打者は第一打席でもヒットを打っている7番ピッチャー田代君。ショートへ飛んだ難しい打球をまたも野辺地君が捕らえるが、さすがに送球の体勢が崩れて内野安打に。続く8番の送りバントでゲッツー!と思いきや、ファールの宣告。結局ツーストライクからのバントが失敗してアウトにはなるのですが、もしこれがゲッツーになっていれば………その後の四球、そして二死から出たライト線へのヒットで1点差に迫られたことを考えると、そう思ってしまいます。
5回裏、先頭打者の西貝君が四球で出たところでピッチャー交代。10番をつけた磯野君がマウンドに上がる。左腕の、サイドかしら?スリークォーターかしら?という感じで、何かカンイチとは相性が悪そう……まず1塁ランナーの西貝君はと送りバント失敗で殺され、6番中川和哉君が死球をくらって1死1・2塁となるも、後が続かず無得点。
6回表は久々に危なげない三者凡退で少しほっとする。その裏一死後、この試合、調子が今ひとつな打撃陣の中、ひとり気を吐く1番・中川一也君がセンターオーバーの二塁打。二番野辺地君も四球でワンアウト1・2塁。しかし3番・4番は好機を活かせず無得点。なまじリードしているだけに、ベンチには何が何でも点を取りに行く姿勢が欠けていたのかもしれません。
そして7回、先頭打者が死球、8番で送って9番府川君が左中間への三塁打で同点、トップの五條君もセンター前ヒットでついに逆転されます。後続は連続でショートゴロに打ち取りましたが…。
その裏、カンイチはあっさり三者凡退。打てないときの(秋の二松戦とか、春の文星戦とかの)あの雰囲気が濃厚に漂う。
8回表、またも先頭バッターにセンター前ヒットを浴びる飯岡君ですが、ライトへの大飛球を西貝君が好捕(今まで西貝君の守備というのは意識したことなかったけど、さすがカンイチの守備陣だと、今日は思いました。)最後は空振り三振でこの回は何とかしのぎます。
8回裏、一死後、ついに飯岡君を下げて土井君を代打に出す米澤監督。ブルペンにはもちろん、11番の菊田君。しかし土井君はセンターフライ、トップの当たっている中川一也君も三振で初めての凡退。残る9回裏に最後の望みを託します。
9回表は菊田君が三者凡退に抑え、大詰めの9回裏、先頭打者、ずっと送りバントと四死球の連続だった野辺地君がレフトフライに斃れた後、3番中川顕吾君がショートへの内野安打、そして西貝君がライト前と、ようやく主砲にヒットが出ます。どうしても1点がj欲しい関一は5番金津君が送りバント(結果的には。翌日の朝日の記事では、セーフティバントだった、とのコメントがありましたが。)で二死ながら2・3塁のチャンス。しかしあと一本が出ず、初戦敗退となりました。


泣き崩れていた選手たちが支えあいながらグラウンドから消え、第二試合を戦う選手たちが、もう姿を現す。通路に下りると、チアの女の子たちや背番号のない選手たちが泣いているのが見え、一瞬、声をかけたい衝動にかられるけれど、いたたまれずに目をそらす。同時に、いつの日か関一に甲子園に行って欲しいと痛切に感じました。
私自身、第二試合の途中までは殆ど放心状態でした。帰ろうか、帰りたい、という気持ちと立ち去り難い、最後まで居れば何かがわかる、整理がつくのじゃないかという気持ちとで、第三試合の終了まで居ましたが、結局、頭ぐらぐらのまま、帰途につくことになりました。
去年の秋、準々決勝の桜美林戦、日大豊山戦の延長13回、そしてすぐ翌日の二松学舎との決勝での完敗。あの時から関東一高は私にとって、絶対に甲子園に行って欲しい、特別なチームでした。そして選ばれなかった冬を越え、春の都大会優勝。母校を応援したという経験もないし、オリンピックもサッカーワールドカップの日本代表も、興奮はしたけど、我が事のように緊張するなんてことは一度もなかった。関係者でもないただのファンがこんな体たらくなのだから、選手や関係者のプレッシャーはどれほどだったか。長いこと遠ざかっている甲子園に今年こそ手が届く、という周囲の期待もあったでしょうが、新聞に載っていた選手たちのコメントなどを読むと、何としても甲子園へ、と、自分で自分を追い込んでしまっていたのではないかという気もします。秋に観たときとは違う硬さ、重苦しさを感じました。この初戦を乗り切れば、また雰囲気も変わってきただろうと思いますが……


正直なところ、自分自身後悔することもあって(「観戦」ではなく、「応援」すれば良かった、とか…)冷静にコメントすることができないのですが、最後にふたつ。
守備は今日も素晴らしかった。関一らしかった。私に守備の美しさというか、魅力を教えてくれたのはこのチームでした。
そして、今日は悔いの残る打たれ方だったけど、飯岡君のピッチングに出会えて本当に良かった。改めて今、そう感じています。

(試合スコア) TOTAL
東京実業
関東一

15 2004年7月12日  第86回高校野球選手権埼玉県大会2回戦(所沢北×鷲宮)

県営大宮球場で浦和学院×越谷南(浦学11対1越谷南・6回コールド)を見てから、春日部共栄と鷲宮の試合がある市営大宮球場に移動。途中の道は疎水沿いの遊歩道みたいでいい感じ。余裕があれば散策がてらぶらぶらと…というところですが、今は急ぐ。市営の第一試合が二十何対ゼロだとかで、5回コールドになるのはほぼ間違いないからだ。途中かすかに雷鳴が聞こえ出し、雨粒もぽつぽつ落ちてきたけど、結局降りだすことはありませんでした。
ギリギリ試合開始に間に合った共栄×狭山経済は9対1の7回コールドで共栄の順当勝ち。市村泰三君と3番の鈴木君にホームラン。エースの木村君はコントロールに苦しんでいましたが要所は押さえて1点どまり。最後となった7回には立ち直って、二者連続で空振り三振を取ってました。あと1人となったときに出てきたミヨシ君(何故か選手名簿に載ってなかった)もいい球を投げていたと思います。
市営大宮は観客席もこじんまりとしていて売店もないらしく、水筒も空になってしまった私はどうしたものかと頭を抱えたのですが、ふと辺りを見回すと後ろの通路に、白地に赤のコカコーラのパラソル。地獄に仏と駆け寄ってみるとちゃんと臨時の売店があって、紙コップ一杯100円で壮健美茶を買えました。結局3杯くらい飲んだかな?
そして、第三試合、所沢北対Aシードの鷲宮。春季大会での頑張りが凄く印象に残っていて、鷲宮サイドの私でしたが、ノックを見てちょっと不安になる。もちろん上手いのだけど、春季大会のときのノックでは見られなかったミスがちらほら。硬くなっているというか、伸びやかさ(?)が少し欠けているような感じがしてしまう。所沢北はブラバンや赤いコスチュームのチアガールがたくさん来ていて、華やか&賑やか。
1回表、一番笹沼君が2塁打で出たのに活かせなった鷲宮に対し、四球で出た一番を送りバント+シングルヒット+犠牲フライで効率よく先取点を取った所沢北。そして鷲宮のエース宮田君の出来もボール先行で不安が残る1回の攻防でした。
2回jは鷲宮はヒット2本、所沢北は連続四球がありながらそれぞれ活かせず、3回はそれぞれ三者凡退。4回1死で7番白石君のショートゴロが悪送球。助かった、と思いきや、焦ったのか2塁へ暴走(と思えました)、今度はタッチアウト。この試合での鷲宮のチグハグさを象徴するようなプレイでした。
その裏、先頭打者・4番根岸君の左中間を抜くヒットの後、送りバントの処理でエラーが出たエース宮田君を下げ、1年の増渕君をマウンドに上げる鷲宮。調子が悪いとはいえ、エースを下ろしちゃって大丈夫か?とスタンドにもざわめきが。でも増渕君もノーアウト1塁・2塁のピンチをしのぎ、期待に応えます。
続く5回の表、2番渡辺君がセンターオーバーの3塁打で出たのを皮切りに、4安打の猛攻、一挙4点を挙げて逆転します。やはり鷲宮強し、これで試合も決まったかと思いきや、その裏増渕君が乱れて3四球に3安打を浴びて4失点、再び逆転されてしまう。
6回以降は鷲宮も6回以降は何とか無失点に抑えていましたが、攻撃の方は所沢北のエース山賀君に抑えられてノーヒット。再度追いつくことはできませんでした。8回所沢北のエラーから送りバントで一死三塁で打順がトップに回った大チャンスを活かせなかったのは痛かった。
ゲームセットを迎えて所沢北は選手もスタンドも歓喜の渦。対照的に鷲宮は泣き崩れ、呆然と座り込む選手も多かった。
勝った方が強いんだ、とはよく言われる言い方ですが、やはり鷲宮としては投手交代や攻撃でチャンスを活かせなかったことなど、悔いが残る試合だったのではないかと思います。もちろんそれも、所沢北が逆転されて「ああやっぱり…」とあきらめたりせずに反撃し、8回のピンチも防ぎきったのが勝利を呼び込んだわけですが。
鷲宮はキャッチャーの白石君をはじめ好きな選手も多かっただけに、試合後の姿は胸が痛かった。同時に、夏の高校野球の恐さ、面白さ、そして切なさを感じた試合でもありました。

(試合スコア) TOTAL
鷲宮
所沢北 ×



14 2004年7月10日  雨中の開幕戦(東西東京大会)

行って来ました都大会開会式&開幕戦。開会式なんぞ、甲子園大会ですら最初から最後まで観た記憶のない人間だというのに。MXテレビでも中継はあるのですが、現地に行けば画面からはわからない何かがあるだろうと思って、まあ、勉強のため…。
2時の開始時刻を待っていたように雨がぱらつき出しますが、滞りなく式は行われ、選手退場の頃にはいつの間にか雨は上がっていました。
第一印象。一列に並ぶと壮観。このうちの二校しか、甲子園へは行けないなんて。しかし、さすが鍛えられているだけあって、この暑さ、この密集の中にあっても、中学校の朝礼みたく倒れる奴はいないようだ。
第二印象。雪谷のユニは双眼鏡なしでも判別できる。ほら、アレです、書道の先生が直しを入れる朱色の墨、あの色なんだもん。長袖のアンダーシャツを着ているせいで、そのド派手な色がバッチリ。関一のユニも初めて見たときはビックリしたし、全身青色のユニの学校とかもあったけど、それよりずっと目立ってた。
第三印象。
蓑田君の選手宣誓…元気良かったんですが、早口過ぎて何を言ってるのかよく聞こえなかったぞ…ま、そこはフィーリングで理解ってことで(笑)。堂々としてました。
カンイチの先頭の選手とか、隣の二松学舎とずいぶん話し込んでいるように見えましたが…まだ観客が見てるのにいいのかい(笑)とも思いましたが、そういえばふと自分を振り返ってみると、就職するまで、他の学校の人と話したことなんてなかったな、と。いや、そり  ゃ、趣味の世界では多少あったけど、それはあくまで個人的なもの。どこかの集団の一員として、別の集団の一員と話すことはなかった。ちょいと羨ましいかも。そんな風に思うのも、「バッテリー」の新田東中と横手二中の関係にヤラれているせいかな?(笑)。
開幕戦、明学対都立久留米高校。久留米のエース金子投手は、小柄で落ち着いていて、小気味よいピッチングをする、私のストライクゾーン(笑)。やっぱり私、イガラシファンですので。途中、雨が激しく降り出し、てっきりこれは中止だろうと何度も思ったのですが結局続行。試合は8対3で久留米が勝利を収めました。
開会式も大雨の中の試合も初めてで、やっぱり行って良かった〜。


13 2004年6月20日  組み合わせ

夏の高校野球選手権予選ももう間近。首都圏の一都三県の大会日程も出揃いました。関東一高の東東京の組み合わせを見ると、昨秋優勝の二松学舎、準決勝で延長戦を演じた日大豊山は、当たるとしたら準決勝。第二シードの国士舘のほか、帝京、雪谷なんかは逆ブロック。うーん、組み合わせ表を見ても、殆どが一度も試合観たことのない学校なんで、どこがどの程度の実力なのかもわからないけど、いずれにしても甲子園までの道のりは長い。関一は、春季大会を制したことで優勝候補の筆頭に挙げられることも多いけど、決してずば抜けた力を持っているわけじゃないのは素人の私が見てもわかる。まして何がおこるかわからない一発勝負のトーナメントだし……ああああ心配。でも持てる力を出し切れる、という点ではカンイチは相当なものだと思うし、実際、トーナメントでちゃんと力を発揮しているわけだし……(以下無限ループ)。こんな不安、一喜一憂がずっと続くんだろうな、最後まで。とにかく18日の初戦、関東大会からちょうど2ヶ月。また成長した姿が見られるといいな。関一の試合は絶対観に行こうと思っていますが、後はどのカードを見ようかと目移り。本当はまったりと1日、そんなに有名でもない学校同士の試合を観戦、という日も欲しいけど、この日程ではそんな余裕はなさそうだ。


12 2004年6月9日  インド戦についてほんのちょっと

最初の久保のゴールは凄かった…でも大量点が入った割りにすっきりしない。試合としてはつまらなかったな。対戦相手のインドが殆ど何もしてない状態で、完全なワンサイドゲームになっちゃったからだろうか。でも、ワンサイドゲームでもこんなに詰まらないと感じたのは初めてだった。俊輔の直接フリーキックがいとも簡単に決まったときも、高校サッカーを観ているような錯覚に陥ってしまった。何にせよ、FWが点取ってくれるのは有難い。これで得失点差でもオマーンを抜いただろう、と思いきや、オマーンも7−0だそうで、差は変わらないまま。勝ち点では日本が首位に立ってて有利であることは変わりないんだけど、アウェー2試合続くし、一抹の不安が残るなぁ。



11 2004年5月18日  春季関東大会準々決勝(春日部共栄×甲府工業、関東一高×文星芸大附)

前日の共栄とカンイチの勝利、そして天気予報を聞いて、予定通り休みを取っての観戦。5時おきで6時前に出発、というと、考えてみればコミケを超える行動。交通費をケチって鈍行での旅。今まで新幹線とか特急で通り過ぎてきたようなところをあらためて鈍行の車窓から見ると、「うーん結構田んぼあるよな〜」という妙な感慨。ここいらの米はどこで消費されているんだろうか?スーパーなどで見かけたことはないが、首都圏の市場に出回っているのだろうか?
水戸市民球場は水戸駅よりも手前の赤塚駅からの方が近く、そこからならバスで10分くらい。いずれにしてもかなり不便な場所にあることは間違いない。ただ、私が行ったときは行きも帰りも割と接続が良く、まあ、これくらいならいいかな?という感じ。球場では選手名簿を購入。パラパラとめくると秋季関東大会以来の懐かしい顔ぶれもちらほら。春日部共栄(埼玉:秋1位春1位)、拓大紅稜(千葉:秋1位春1位)、甲府工業(山梨:秋1位春1位)、文星芸大附(栃木:秋1位春1位)が連続出場。やはり安定して強いということなんだろうな。秋の大会は参加していないけど、秋2位、春1位の関東一高にも同じことは言えると思う。もちろんだからと言って、この先勝てるという保証もないわけだけど。

【第1試合 春日部共栄×甲府工業】
甲府工業になんと、ブラバンと応援団旗が来ていたのにびっくり。よくもまあ、あんな遠くから…お疲れ様です。
先発は甲府はエースの水野隼人選手、春日部共栄は背番号10の島田選手。それと共栄はセンターに坂井選手、ショートに前田選手と2人の1年生を先発で起用していました(打席に立つとベンチからの声援が一際大きくなるのが微笑ましい^^;))。3回までは両者ともヒットが出ても単発で後が続かず無得点。4回、表を三者凡退に押さえたその裏、共栄は一死から4番井上和哉選手、5番鶴岡選手が連打で1・2塁、6番市村泰三選手はインフィールドフライに倒れたものの、その後が3連続死四球で2点を先取します。
6回表、甲府に2番金平選手のレフト線へのヒットで出ると3番が送って4番村田選手の3塁打で1点差に詰めよられ、なおも1アウト3塁のピンチが続きますが何とか後続を断つ。この裏から、甲府は水野投手に代わって背番号10の三森投手が登板。
以後両者とも追加点は奪えず、9回表、甲府の最後の攻撃。1死から連打と四球で満塁となるも、結局同点に追いつくことはできず、ゲームセット。春日部共栄が、4回の3連続死四球で拾った2点を守りきった、という感じの試合でした。しかし……相当に強いな、共栄は。

(試合スコア) TOTAL
甲府工業
春日部共栄 ×


【第2試合 関東一高×文星芸大附】
文星も何故かブラバンと応援団旗つき。文星のユニフォームは何とも形容し難い色合い。だがノックの動きは良い感じがする。そうこうするうちに関一のノックも終わり、メンバー発表。予想通り、両チームとも昨日の試合で投げたエースの先発はなく、関一は菊田君、文星は背番号7の泉投手が先発。
そういえば、この球場では、苗字だけでなく、名前もアナウンスされるのが有難い。選手名簿があるので名前は勿論わかるのだけど、読み方がわからない場合がままあるので。菊田くんて「たいりく」君だったのね。
先攻はカンイチ。ブラバンは来ていないが、応援団は相変わらず元気。しかし相手の泉君は左投手で、タマには182センチ80キロの体格に見合った威力がありそうで、打てるかなとちょい不安になる。
1回表は2死から3番中川顕吾君のセンター前ヒットが出るも、続かず。
その裏は三者凡退。3番吉成君のピッチャーライナーは凄い当たりでしたがよく反応した。
2回表、5番金津君がショートの頭を越すテキサスヒットで出て、中川和哉君が送るも、中川一也君はピッチャーゴロ。金津君は2塁にそのまま止まっていれば良かったはずなのに、3塁に向かうことを考えたのか、トリックプレイでも考えたのか、帰塁が遅れて謎の挟殺プレイに。残された一也君が盗塁を決めて挽回しますが、やはり後が続かず。
2回裏、一死から二塁の頭を越すテキサスヒット、四球が続くが何とか後続を絶つ。
3回表は三者凡退。恐れていたとおり、泉投手の球威に押されている印象。これは厳しいかも…と思い始める。
その裏。9番君島君のサードゴロは凄い当たり、ヒットになってもおかしくなかった。サード山田君の好守。続く1番中川君もファーストへのファールフライに仕留めて安心しかけたら、なんとその後が連続の四球で、4番の渡辺君を迎えてしまう。しかし結局セカンドフライに仕留めて事なきを得ました。
4回表。クリーンナップが三者凡退。しかも早いカウントで打ちにいって凡打なので非常にテンポが良い(泣)。この辺り、スコアは当時つけてなかったから正確なところはわからないけど、昨秋の二松戦の攻撃に似た感じがしました。
しかしその裏は菊田君も危なげなく三者凡退に切って落としてくれる。
5回表、またしても無抵抗状態。その裏、先頭打者の8番泉君が左中間を抜ける2塁打。続く9番君島君。1球目はボール。2球目はバント失敗で3塁側のファールフライになるのですが、たしかキャッチャーの中川和哉君が惜しいところで取り損ねた。続く第3球。今度は送りバント成功…と思いきや、処理した菊田君の悪送球で泉君が還ってとうとう1点を献上してしまう。
依然、ノーアウトランナー1塁でトップバッターを迎える菊田君。初球はやはり送りバント狙いだったがファール。
「菊田ゆっくりでいい、ゆっくりでいいからなー」という声がベンチから飛ぶ。
結局、犠牲バントはピッチャーフライになって1アウト。2番小森君の送りバントは成功したけど後続は抑えて、1点どまり。しかし、この日のカンイチ打線を考えると、重い1点だった。
6回表。9番菊田君がセーフティバントを試みるも失敗、1番山田君はピッチャー強襲の内野安打、続く野辺地君がショートフライに倒れると、山田君が二盗を決めるが何と顕吾君は見逃し三振。全体に、厳しいインコースがストライク取られていたような気がする……
6回裏から、関一は布陣を変え、センターに三宅君が入って、一也君がレフト、レフトの萩原くん(彼は2年生)が下がった。6回裏も菊田君は危なげないピッチング。
7回表。4番5番がアッサリ凡退を食らっていよいよダメかと思ったそのとき、中川和哉君がいきなり初球ホームラン!これで試合は振り出しに。にわかに勢いづく1塁側。さすがに動揺したのか泉君は、続く7番一也君に死球を与えてしまう。ここを勝負どころと読んだのか、米澤監督は得意の代打攻勢に出ます。まず8番三宅君に代わって出た石川君はショートへの内野安打。そして次の打者、菊田君に代えて西新屋君でしたがセンターフライに倒れ、逆転はならず。
7回裏。西新屋君に代わって飯岡君がピッチャー、石川君に代わって長谷川君がセンターに入る。投球練習を見るとやはり、綺麗だなあ。これが良いフォームなのかどうかは素人の私にはわかりかねるが、魅力を感じる。
ところが先頭打者の7番柳谷君はライト線への3塁打……西貝君も追いついてはいたんだけど…。続く泉君をサードゴロに打ち取ったものの、次の君島君にあっさりスクイズを決められ勝ち越し点を献上してしまう。打球の勢いもうまく殺されてたし、やむを得なかったかと思うけど、手痛い失点だった。ツーアウトから更に1番中川君にライト前ヒットが出るが、続く小森君はライトフライ(ってか位置的にはセンターフライだったような気が)で3アウト。
その後の8回表裏、そして9回表、すべて三者凡退。何と言うか、淡々と終わってしまった感が否めません。ヒット数ではむしろ関一が上回ってたくらいですが、どれも単発で後に繋げられなかった。相手のミスもなかったし。終盤、追いついたと思ったら突き放されたのも辛い展開だった。私もショックのあまり、シートにひいてた新聞紙を片付けて帰るの忘れてしまいました(ごめんなさい)。
それはともかく、米澤監督って文星の星野監督の指導を受けたことがあったんですね。「夏への課題をもらったと思って頑張りたい」(米澤監督)。確かに今日の試合運びは文星に一日の長があったかもしれません。じっさい、都大会ではここまで抑えられたことはなかったから、この経験はきっと今後に活かせるはず。次はもう、一発勝負のサバイバルレースの夏。とにかく悔いのないよう、一日一日を過ごして欲しいものです。
関一対共栄の(私的)夢の対戦がなくなってしまったのは残念ですが…まさか明日は休めないから、どのみち観られないんだけどさ。

(試合スコア) TOTAL
関東一
文星芸大附 ×


10 2004年5月17日  かえすがえすも…

今日は雨も上がったらしく、日曜から順延された6試合がすべて行われました。関一も共栄も勝った、鷲宮も勝って万々歳というところなのですが、それだけに観にいけなかったのがくやしい〜これが日曜日だったなら…!関一は中川顕吾君、共栄では市村泰三君にホームランが出たそうで。ちょっと悔しい^^;)。
明日はお天気の心配はなさそうなので早く寝よっと。明日のオーダーはどんなかな。

9  2004年5月16日  雨天順延

一夜明けて…雨音にがっくり。
せっかく日曜初戦(土曜は用事があったから、土曜日に配置されていたら行けなかった)で、しかも共栄と関一が同じ球場、両方とも1試合ずつは確実に観られてラッキー、と喜んでいたのに…両校ともうまく勝ち進んだら準決勝で当たる!と皮算用して、火曜日休みも取ったのに…サッカーだったらやるんだろうになー。
朝方は結構強く降ってたし、やむを得ないことだけど、月曜も予報は雨。ていうか今週はずっとぐずついた天気。あまり大幅にずれ込むと試合する方も落ち着かないだろうし、夏に向けた今後のスケジュールにも影響しそうだし、なんだか心配。
それにしても、5月っていつもこんなに天気悪かったっけか?初夏というには気温もさほど上がってない。こんな5月はちょっとイヤ。旧暦5月じゃねーんだぞ、って感じです。昨夏も天候不順な冷夏だったけど、今年は本番の「夏」はどうなることやら。暑すぎるのは選手にとっても観客にとっても困るけど、雨が降っちゃうと観戦予定が組めなくなっちゃうんだよな(笑)。珍しく今年は、カンタンに休み取れそうなのにさ。


8  2004年5月15日  Jリーグ1stステージ第8節 浦和レッズ対ジェフ市原〜ていうかあれはPKじゃないだろ〜

前半途中から観たんですが、最初は何やってんだ!という感じ。前に駒場で観た、ナビスコカップの大分戦と似た感じの酷さだなと思いながら観てました。ルーズボールが全然拾えない、動きでジェフに完全に負けている…
後半はエメルソンと長谷部が負傷で交代してから流れがよくなり、永井がまず1点、PKだけどトゥーリオのレッズ初ゴールで同点、そして岡野の復帰初ゴールで逆転(心置きなく広告用の看板を飛び越えてたな)、という絵に描いたような展開だったのですが最後に鈴木啓太がPK取られて(あれはでも、ペナルティエリアの外だったと思うが)また追いつかれるという…岡野のゴールで勝ってれば最高だったのに。テレビ埼玉の実況でも盛んに言ってたけど、逆転してから時間をゆっくり消費しようという意識があまり感じられなかった。やりようによっては十分勝てた試合だっただろうに。しかし2点ビハインドから3点取れる、ってところは魅力だなぁ。個人的にはエメルソンばっかり、というよりは、こういうのが好き。
明日はいよいよひたちなか球場に関東大会観戦。天気はちょっと怪しげなのが気がかりだけど、とりあえず今日は早く寝なくちゃ。

(試合スコア) 前半 後半 TOTAL
浦和レッズ
ジェフ市原



7  2004年5月 5日  Jリーグ1stステージ第8節 浦和レッズ対鹿島アントラーズ

最初は押し込まれることが多くてどうなることかと思ったけど、前半途中からはほぼレッズのペース。それでもなかなか点にはならず、ようやく後半に1点(やはりエメルソン…)。とにかく、勝てて良かった。トゥーリオはやっぱりいいなぁ。上がってシュートまで行ってたのもいいけど、フィードがイイと思う。試合後のコメントもね。そういや、まだレッズに来て2試合目っての忘れてた。オリンピック予選であれだけ活躍して、馴染みがあるってのもあるんだろうけど、愛されやすい要素を持っている。かくいう私も、最初は顔がイマイチ好きになれない、とか言っていたのに今ではすっかりトゥーリオ好きだもん。埼スタは遠いけど、観に行ってもよかったな。駒場のチケットがもう少し簡単に手に入ればいいんだけど…

(試合スコア) 前半 後半 TOTAL
浦和レッズ
鹿島アントラーズ

6  2004年5月 4日  春季埼玉県大会決勝(春日部共栄×鷲宮) 

関東一円は昨夜から荒れ模様。ただ、家を出るときに分厚かった雲は時間が経つにつれ薄くなり、時折り雲の切れ間から日が差すとじりじり暑いほど。それでも風だけは止むことなく、砂塵渦巻くグラウンドは、何と言うか「戦場は荒野」状態。
ライトからホームベース方向へ強風が吹いていて、打ち上げると押し戻される。しばしば突風が巻き起こり、砂ぼこりが観客席と3塁側ベンチにまともに吹きつける。その度に試合は中断。終盤になって散水器で水撒きしてましたが、それでさえ風で押し戻されてうまくはいかない(手動のホースでまんべんなく撒いてくれよ〜。ていうか、試合開始前や5回のグラウンド整備のときになんで撒かないんだよ〜と恨み節)。全身砂まみれ、スコアブックはもう触りたくないほどドロドロ、顔も真っ黒、指とか喉とかもじゃりじゃりでした。座ってるだけの観客が辟易するくらいだから、選手や審判はさぞかし大変だっただろーな。どっちだったか、ピッチャーの帽子が風で飛ばされるなんてこともあったっけ。まあ、フライがあがったときに突風が吹いてきて落球、とかのアクシデントがなかったのは不幸中の幸いでしょうか。
試合の方は、今日は両チームともエースの登板はなく、春日部共栄は計画的な継投(6回まで島田投手、7回以降須賀投手)、鷲宮も準決勝ほどには勝ちにこだわる雰囲気は見えず、先を見越したというか、戦略的にはまったりした試合だったわけですが(試合そのものの緊迫感という点では、東京都大会の方が優っていたような気がする。いや、私が関一ファンだからそう感じるに過ぎないのかもしれないけど)局面局面は引き締まった好ゲームでした。プランに従った試合において、その置かれた状況の中で全力を尽くす、という感じか。
鷲宮打線は最初に投げた島田投手を殆ど打てていなかったし、実力的には共栄が上回っていたと思うけど、接戦に持ち込んだ鷲宮は良くやったと思う。鷲宮がノーヒットながら四球とエラーで3点を先取し、かつ終盤にホームラン(7番キャッチャーの白石君)も含めた2安打で追いつく、ということがなかったら、これほど面白い試合にはならなかったでしょう。
春日部共栄の方は、初回の連続死四球とエラーで3失点したときはどうなることかと思いましたが、以後はえらく安定してました。打撃はやはり打つ…12安打かな?バントも上手かったし。でも個人的に印象に残ったのは、9回、一瞬ホームランかと思った市村泰三君のライト方向のフライ。捕られたとわかってヘルメットを取る仕草が凄く悔しそうだった。風さえなければ…と思いましたが、風の向きと強さを考えれば、ライト方向の飛球は得策じゃなかった、ということかなぁ。チームメイトの誰かに慰められてたみたい。かくいう私自身も、市村選手のホームランを見たかったのでちょっと残念。
試合は延長に入り、10回表の鷲宮は一死でヒットが出たのにバント失敗などで活かせなかったのに対し、同じく一死で出たランナーを共栄はきっちり送ってタイムリーでサヨナラ。一塁線を抜けた最後のタイムリーヒットはファールぎりぎりで何だか妙なバウンドに見えたし(ベースにでも当たったか、イレギュラーだったのかな?)、ちょっと不運な感じもしましたが、やはり共栄が一枚も二枚も上手だったな、と感じさせる幕切れでした。
ともあれ、両チームにとって、明日に繋がる価値ある一戦だったと思います。鷲宮の背番号11の増渕投手なんてまだ1年生(入部してまだ1ヶ月じゃないですか)だそうですし、先が楽しみ。
次は関東大会。もし当たるとしたら準決勝になってしまうけど、関東一高の飯岡君&守備陣と、井上君や市村泰三君らを擁する共栄打線の対決、見てみたいな〜甲子園がかかってなくて、見る方にもプレッシャーかからない試合はもう関東大会が最後なので、実は凄く楽しみだったりします。って、もう観戦に行くことは既定路線になっているのか^^;)

(試合スコア) 10 TOTAL
鷲宮
春日部共栄


話変わって5月4日付けの中田のメール。チェコ戦についてはやはり触れられてない。まあ、今はいろんな面で微妙すぎて表立って何か言う場面じゃないしな。それにしても、漫画喫茶に行ってみたいという言葉には何とも言いがたいものがある。イタリアにそんなものがあれば別だけど、もう中田が行く機会はないかもしれないなぁ。漫画喫茶といえば、仙台にいたころ、家のすぐ近くにあった漫画喫茶はコーヒーやカレーが美味しくて、ふくろうをモチーフにした店内の雰囲気も良くて大好きでした。置いてある漫画じゃなく持ち込んだ本や雑誌を読んで時間を過ごす方が多いくらいだったけど、里中真智子の持統天皇漫画や「彼氏彼女の事情」はあそこで読破(コミックスになっている分だけだったけど)したなぁ。東京に帰ってきてからはまだ、そういうお気に入りの店をまだ見つけていない…せいぜい、ラーメン屋ぐらいだよ^^;)



5 2004年5月2日  春季埼玉県大会準決勝(春日部共栄×大宮西、春日部東×鷲宮)


【第1試合 春日部共栄×大宮西】
立ち上がりに1点を先制されながら昨秋の県大会優勝校を何とか抑えてきた大宮西ですが、4回になるとピッチャーが荒れ出しエラーも絡んで8失点。試合は7回でコールドとなりましたが、トータルで四死球11、エラー5。対する春日部共栄は四死球3、エラーなし。ヒットの数は大宮西の方が多かったし、6回には2点返して意地を見せてくれましたが、失点してなおもピンチが続く苦しいときに、気持ちを切り替え、緊張を切らさず持ちこたえるのは本当に難しいんだな、と改めて感じさせられる試合でした。責める気にはなれない。もっとも、それができるチームでないと、長いトーナメントを勝ち進むことはできないというのも事実だと思う。これからに期待したいです。

(第1試合スコア) TOTAL
大宮西
春日部共栄 ×


【第2試合 春日部東×鷲宮】
第2試合は春日部東対鷲宮高校。ノックを見てると鷲宮の守備の堅さが目立つ。春日部東のノックで最後に監督さんがキャッチャーフライを打とうとして3回くらい失敗したのはご愛嬌という感じでしたが、鷲宮ほどには動きが良くないなというのが率直な印象でした。試合が始まってみると、鷲宮は2回に一挙4点を入れたものの、その後はずっと点が取れず、逆に中盤では春日部東の4番清水選手のホームランを含め2点を返され、宮田投手も毎回のようにランナーを出す苦しい投球。そんな中、ナインやベンチ、たぶん観客席からも「宮田頑張れ〜」の声が次々と上がる。この、守備のときの声援が組織的なんじゃなく、バラバラというか、口々に必死に叫んでいるのが、何だかいい感じ。
宮田君もそれに応えて終盤0点で抑え切っていました。そして随所に光る好守備。春日部東のバッティングも良く、鷲宮の守備でなかったら、もっと点が取れていたかもしれません(ホームランを打った4番の清水君や、ピッチャーで8番の佐次君は本当に良く打つな〜と感心)。7回ツーアウト後、バックネットぎりぎりの大きなファウルフライをキャッチャーの白石君が必死に追いかけてきてキャッチ。観客席からも歓声があがり、捕ったぞ!と言いたげにミットを突き出す嬉しそうな様子が印象的でした。普段のファインプレイ(特に外野)のときは、距離がありすぎて見えないだけなんでしょうが…
あと、第2打席でレフト方向にホームランを打った春日部東の4番の清水君の6回表の第3打席、一死2塁で2点差という場面で鷲宮ベンチから伝令が出て、その後は殆ど外角低めに外れる敬遠ぎみの投球で清水君を歩かせ、その後の2人を抑えて乗り切るのですが、8回、今度は二死1塁の場面で再び伝令が…一瞬、ランナー1塁なのにまた敬遠なの?と思いましたが、結果を見ると今度は勝負していいよ、ということだったのかも(まったく別の指示だったのかもしれませんが)。案の定というかヒットは打たれていたけど、次を抑えたので失点はなし。
試合終了後、9回を投げぬいたエース宮田くんを、ナインが肩を抱いたり叩いたりして祝福してるのがちらっと目に入って心に残りました。どこのチームでもするんだろうけど、これまではもっと上の方で見てたせいか、見えることは少なかったんで。
ついでに言うと、「鷲宮(わしみや)高校」という校名もなかなかに美しく(特に漢字の書き文字としてイイ)、雰囲気があって良いと思う。それにやっぱ、強そうだし(笑)。「東北線」と呼ばれてた時代から宇都宮線を利用していて、「浦和、大宮ぁ、土呂ぉ〜東大宮ぁ〜(中略)〜久喜ぃ〜東鷲宮(ひがしわしのみやぁ〜)〜栗橋〜古賀ぁ〜(以下略)……終点黒磯の順に停車して参ります」というアナウンスを間違いなく1000回以上は聞いている私には、「わしのみや」じゃなくて「わしみや」というのはあれっ?という感じでしたが。決勝の春日部共栄との対戦が楽しみです。
試合とは直接関係ないけど、第2試合の途中ですぐ近く(同じ大宮公園内にある)のサッカー場の方からアナウンス。顔を上げるとちょうど正面に見えるスタンドにフラッグが。周りのおじさんたちの、「今日はサッカーもあるんだねー」「J2大宮だねー」「今日は凄いね。野球にサッカーに競輪か」なんて会話を聞きながら、みんなそれぞれに頑張ってて、そしてまたそれぞれに応援してる人もいるんだなー、と何故か幸せな気分になりました。こういうまったりとにぎやかな一日もいいもんだ。

(第2試合スコア) TOTAL
春日部東
鷲宮 ×

4  2004年4月29日  観られなかったチェコ戦と春季埼玉県大会(鷲宮×浦和学院)

朝起きると同時に思ったこと。「あ、チェコ戦寝過ごした…ま、いいか」。飲んでたし、疲れてたのもあるけど、思った以上に、中田が出られないということがショックだったらしいです。まあ、勝ったのでよしとするか。しかし中田、移籍を前に長期の怪我というのは辛いなあ。あれだけ酷使してればおかしくならない方がどうかしてるけど。せっかく好きなようにやれると思ったのに、ボローニャでの残り試合ももう出れないんだろうか…ていうかインド戦は…ああ心配。
でも、数ヶ月前、1次予選が始まる頃は、何も1次予選で中田小野まで引っ張り出すことないだろ、国内組だけで勝ってくれよ、と思っていたわけだから、考えてみれば矛盾している。いくらエースでありキャプテンであるといっても、今の代表チームでの中田の比重は異常な感じで、(元々キャプテンに向いた性格とも思えないだけに)お互い力を発揮する妨げになっているのではないかと思うこともある。実績や経験、そしてワールドカップに対する意識、様々な面で中田と他のメンバーには大きな開きがあるせいで、対等な関係が築けているとはとても言えない。依存と反発の泥沼状態になりそうな現状を打破するためには、(もちろん、あくまで一時的に、だが)中田が代表チームから離れるのも一つの方策だ。
とすればこの離脱はむしろ喜ぶべきことであるはずだ。離脱といっても当分は親善試合が続くし、次のインド戦もホームだし、そこまで離脱が長引くにしたってまあ負けることはないだろう(た、多分…)。その間に代表チームも周りも中田依存症から脱却し、中田との健全な関係(笑)を築くことができるだろうか?そしてまた、中田に頼るなと苛立っていたのに、いざ代表が中田なしで戦うことになれば複雑な気分になる私の心理というのは、依存されることに依存している証拠ということになるのだろうか?だとしたらきっとそれも、ファンとして乗り越えていくべきものなのだろうな。
チェコ戦には純粋に出たがっていたというのは置くとして、その辺り、中田自身はどう感じているのだろうかと、少し気がかりだ。怪我(病名(?)も二転三転して何だかわけがわからないが)はとにかくゆっくり休んで治して欲しい。

【第3試合 鷲宮×浦和学院】
てなわけで、ちょっと心の片隅に憂鬱を抱えて、今日は県営大宮球場へ。今日も快晴、日陰の少ない県営はキツかった(帰ってみたら腕は真っ赤。七分袖と時計の跡がそれはもうくっきりと。当分半袖は着れねーな^^;))。今日は春日部共栄(対北本)、聖望学園(対富士見)、浦和学院(対鷲宮)と埼玉の有名どころが揃っただけあって、そこそこ観客も入ってた。私としては、初めて野球観戦を始めた去年の秋季大会のときに観た共栄と聖望目当てに行ったようなものだったんですが、いいなと思ったのは第3試合の鷲宮対浦和学院だけでした。初回表の鷲宮の攻撃で、いきなり3点入ったときはこのゲーム荒れるのかと思いましたがその後は立ち直り、振り返ってみれば両チームともピッチャーが良くて四死球が比較的少なく、エラーもなかった。引き締まった接戦だっただけに、どちらも真剣さというか丁寧さが感じられました。特にビッグネーム浦学を相手にした鷲宮は勝ちたい気持ちが強く伝わってきたし、観客席も大いに沸いてた(ブラバンも来てたし)。浦学の方はいろんな選手を試しているのかかなり選手交代がありました。最初からエースの豊田君が投げていたら結果は違っていたかもしれない(エース登板からは押し気味だった。もっとも8回の鷲宮は、その豊田君から貴重な追加点を奪っているのですが)。両方とも良いチームだと思います。
それにしても、ピッチャーのコントロールと守備の堅実さは重要だな、と痛感した一日でした。試合している方にとってはもちろん、観客(のシートに座り続けるお尻)にとっても(笑)。
なお、第1試合は春日部共栄が、第2試合は聖望学園が、それぞれ勝ちました。

(第3試合スコア) TOTAL
鷲宮
浦和学院

3  2004年4月25日  春季東京都大会決勝(関東一高×早稲田実業)とボローニャ残留

連続の神宮第二参りとなった日曜日も、天気は良いけど風があり、観客席は涼しい1日。両校ともブラバンが来ていて、早実の方はチアまでいました(ていうか、そもそも共学だったのか?早実って、と思い、HPで確認したら確かに共学だった…)。真紅というかえんじ色っぽいノースリーブのコスチュームが大人っぽくて素敵。
今日の先発は関一の方は予想通り飯岡君。早稲田の方は昨日完投したエースの村山君の連投でした。あと、関一は打順を少しいじってて、5番・6番を4番・5番に入れ替えてた。春季大会だし、球場に来るまでは、第1シードも確定だし、関東大会出場権は獲得しているし、今日はまあ負けてもいいかな、と思う気持ちもあったけど、早実の方が村山君を連投させているのを見て、やっぱり勝ってほしい〜と思い直す。
序盤は双方とも危なげない立ち上がり。3回表、関一の先頭打者の山田君のホームランが出て均衡が破れるのですが、中盤になると3回までノーヒットに抑えていた飯岡君が連打され、点を取っては反撃されて追い縋られる苦しい展開に(しかも昨日もサヨナラ勝ちで飾っている早実が後攻であることに思い至ってイヤな予感が頭をかすめる^^;))。特に6回はコントロールが乱れ、連続で四球を出したときには本当に今日はどうしちゃったんだろうと心配しました。もっとも、7回表に1点追加できたのも効いたのか、その裏以降はやはりボールがちだったけど立ち直って、ヒットは打たれながらも四死球は出さず、抑え切ったのは流石。バックも相変わらず堅かった。
だけど、近くの席で、飯岡君を初めて見るらしいOBが、ピンチの連続だった中盤、こんだけ打たれてるのにまだ替えないのかとかいろいろ言ってたのが聞こえてきてちょっと腹立たしいというか、悔しかった。菊田君だって昨日完投なんだし、こっちも相手を打ててるんだし、これぐらいのピンチ、何度も潜り抜けてきたんだもの、これしきで替えるわけないじゃん、と言ってやりたかった。まあこっちは部外者の素人のオバサンなんで、口に出しては言えませんでしたが…ゲームセットになったときは、見たか!と、ちょっと胸のすく思い(口に出しては言いませんでしたが…ていうか当然のことながら、その人もすっごく喜んでたし)。
そういえば、関一の試合見るのも、秋から数えてもう7試合めだけど、打たれてピッチャー替えるのはまだ見たことがない。そもそもそんなにボロボロに崩されたことがないのもあるけど、昨日の菊田投手の序盤のピンチとか、今日の中盤で連打されたり四球が続いた辺りとか、続投させずに替えちゃう監督もいると思う。でも関一の監督は一度マウンドに送り出した投手を(そしてそれを支える守備と打線を)信じて使い続けようとする人のように見える(もちろん、春の大会だからというのもあるだろうし、その場その場の状況というのもあるだろうけど、春季大会での他の監督たちの采配と比べるとやはりそう感じてしまう)。また選手たちもそれに応えて苦しい局面でも踏ん張り、結果を出している。
飯岡投手も絶対的なピッチャーではないと思うし、打力にしたってもっと力が上のチームはあるだろう。監督だって若い方で、もっと百戦錬磨というか、経験のある人も多いはずだ。良く言われる「総合力」という言葉が単なる足し算での話なら、関一を上回るチームはあるだろう。だけど、それらの個々の力を繋ぎまとめて、相手のリズムに押し流されず、自分たちの流れを作っていくプラスアルファの力が、関一にはあるように思える。きっと、監督のそういう姿勢と無縁ではないのだろう。
この力も、そして地力というか素の実力も共に、もっともっと磨いて今度こそ甲子園に行って欲しいものだと、ファンとして切に願う次第です。
一方の早実は昨日の完投に引き続き連投となった村山投手も頑張ってた(7回までで交代)。前日の東海大菅生戦の接戦といい、昨秋の関一の準決勝〜決勝の流れを思い出しました。4番の日野選手のバッティングも凄かった。夏は東西に分かれてぶつかることはないからいいけど。選手名簿見ると、まだ2年なのね…
春の関東大会はこの2校が出場。秋の関東大会には東京はなぜか出ないので、他府県と公式戦をやるチャンスはそう多くないんですよね。どのくらいやれるのか、楽しみでもあります。ともかく、カンイチ優勝おめでとう。春の大会の優勝は、いかにも春らしい。観客席の喜びも、涙、涙じゃなくって(少なくとも私の周りは)、どこか淡く、明るく、次は本番の夏だぜ!っていう感じ。こういうのもいいもんだ。
(ここまでが昼間の話)

(試合スコア) TOTAL
関東一
早稲田実業


【セリエA 第31節 ボローニャ×シエーナ】
夜は、ここのところピリッとしないボローニャ、ホームでのシエーナ戦。
両チームとも残留をかけた一戦だけあって、気合入りまくり、ちょっと荒れ気味なゲームになりました。1点リードで迎えた後半、シニョーリがPKを蹴る前に何だかよくわからないが小競り合いがあってシニョーリがイエローを貰い(本当に何だったんだろう?)、その後のPKを止められるというイヤな展開。故障が心配される中田も前半あまり目立ちませんでしたが、後半、ユニフォームを引っ張られながらもバランス崩す気配もなく切れ込んでいって出したラストパスには痺れた。受けたシニョーリは外してたけど…でもその後に今度はシニョーリのアシストから追加点が入り3対1。残り時間は5分かそこら。どうやら勝ったな、とようやく安心してたら中田が移籍後初めての途中交代。やはり怪我のことがあるからなのか…しかし監督も、中田のコンディションのことはだいぶ心配していたはずなのに、本当にもう大丈夫というところまで交代させないで思い切り引っ張ったな。
他チームの勝ち点と残り試合の組み合わせを考えると、これで残留決定。ホッとした!中田だけの力じゃないにせよ、崖っぷちだったチームにレンタル移籍してきて4ヶ月、3試合も残して残留を決めたんだから、助っ人としての責任は十二分に果たしたと言えるだろう。その間にユーラシア大陸横断してのWC予選2試合もこなしてるわけだし。もう後の試合は好き勝手にやれやれやっちまえ(無理はしないで欲しいけど…)!

(試合スコア) 前半 後半 TOTAL
ボローニャ
シエーナ

2  2004年4月24日  春季東京都大会準決勝(早稲田実業×東海大菅生、国士舘×関東一高)

天気は良いけど風が冷たく、神宮第二球場の、屋根で日陰になってる観客席は寒いぐらい。もう少し厚着していけば良かったと後悔しながらお茶で暖をとりつつ観戦。ところで、知らなかったんですけど、夏の大会のシード順って、春季大会の成績で決まるものだったんですね(というか、春季大会の存在自体、つい最近知った)。「プレイボール」では秋季大会の成績で決まることになってたのでずっとそう信じていましたが。あるいは途中で変わったのかしらん。
しっかしこの日、明日も試合があるし寒いから、とせっかく神宮に来たのにこの2試合観ただけで帰ってしまったのは失敗だった…やはり夜までいて、国立の女子サッカーを観てくればよかった!とTV観戦して激しく後悔しました(笑)。まさかあんな勝ち方をしてくれるなんて…


【第1試合 東海大菅生×早稲田実業】
第一試合の早実×東海大菅生は一進一退の攻防。8回に菅生が4番の酒向選手・5番の野沢選手の連続ホームランで3点を入れて逆転したけど、その裏に4番日野君のホームラン(前の打席でもホームラン性の大ファールを飛ばしてた)で同点に追いつき、9回裏に四球で出たランナーがタイムリーで還ってサヨナラ。中盤は静かで後半になってバタバタと動きが出た、いいゲームたったと思います。ホームラン合計3本(しかも8回に集中)というのもびっくりです。
両方とも応援団がかなり来ていて、にぎやか。早実はブラバンは来てなかったけど縦笛みたいなリードがあって独特な感じ(本当にあれば何だったんだろう?)。菅生は大応援で、メガホンの大きさのせいか材質が固いのか、ちと耳に痛い。もっとも、狭くて音がこもりがちな神宮第二だから響くんであって、もっと広い球場だったらまた違って聞こえるのかもしれませんが。

(第1試合スコア) TOTAL
東海大菅生
早稲田実業


【第2試合 国士舘×関東第一】
続く第二試合は国士舘×関東第一。さて今日の先発は…と見てたら、両チームとも背番号1はノックのお手伝い。関一の先発は菊田投手。彼も小柄で、エース飯岡君に似たタイプに見えました。国士舘は控えの小関投手が先発だったけど初回で相当打ち込まれ、2点先取された後、2回からはエースの久古投手に交代。菊田君も序盤は安定せず、かなり打たれていましたが失点は2回の1点だけ、3回にはノーアウト満塁の大ピンチを0点で切り抜ける場面もあり(ここは思わず唸りました)、続投。中盤に入ると安定してきて凡退が続く。予定では継投するはずだったのか、打たれている序盤では姿を見せなかったのに落ち着いてきた中盤になって飯岡君がブルペンへ。でも最初は打てなかった久古君から大量の追加点を奪えたのと、菊田君のピッチングが良かったのもあってか、6回だか7回だかに(たぶん)肩慣らし中断の指令が。下級生がブルペンに駆け寄ってきて帽子とって何か言ってたんで何事かと思いました。それにしてもいちいち脱帽するのね。9回、代打2人にヒットを打たれて2点返されたものの、終わってみれば7対3の完投勝利。関東大会出場を決める大事な試合でこういう結果を出せたのは、今後のためにもとても良かった。9回にピンチヒッターで出てきた2人が2人ともすぐヒットを打てる国士舘も凄いな。
それにしてもやはり、野球の応援はブラバンが良いですね。盛り上がってました。国士舘の応援団は昨秋と同じく女の子だったし、関一側にも女生徒の姿。関一応援席から黄色い声援が聞こえるなんてな〜。関係者の方は感慨もひとしおでしょう(笑)。

(第2試合スコア) TOTAL
国士舘
関東一 ×


1  墨と雪 〜再会はほとんど偶然に〜
 
去年の日記でも書きましたが、もしも都立雪谷高校が昨年の夏の甲子園に出なかったら、こんなページができることはなかったでしょう。もっとも、雪谷そのものに関しては、甲子園での試合も、もちろんその前の地区予選の試合も私は観ていなくて、ただ新聞の紙面に踊った「雪谷、夏の甲子園へ」とかいう文字を、「墨谷」と一瞬見間違えて「ええええっ!?」とのけぞった、そんな馬鹿みたいな勘違いがきっかけでした。
「墨谷(すみや)高校」は言わずと知れた故・ちばあきおの名作野球漫画「プレイボール」の舞台です。中学の頃、「キャプテン」(同じくちばあきおの中学野球漫画。プレイボールはその続編に当たる。詳しくは縁側へ。)で初めて漫画にのめり込んだ私は、以後も順調に(?)オタク道を歩む一方、現実の野球には人並み以上の興味を持つことはありませんでした。人並みといってもそこはそれ昭和の時代のこと、高校野球は今よりずっと注目度は高かったので、それなりに熱心に見てはいたけど、好きなチームとか好きな選手も特にいなかったし、実際に球場に出かけて行くなど思いもよらなかった。そして就職して春休みや夏休みがなくなってしまうと、(TV放映のされ方にものすごい居心地の悪さというか恥ずかしさを感じていたせいもあって)自然とTVで試合を観ることすらなくなっていきました。「キャプテン」「プレイボール」は依然として、私の心の漫画であり続けていましたが、(常に新しい愛の嵐(笑)は生まれるものなので)それも毎日の生活とは離れた、言わば故郷のような存在になっていました。
それが、この見間違いによっていきなり心の奥底から浮上してきてハマり直し、発作的にキャプテンのページなんぞ作って語り出してしまい、挙句の果てに、残暑厳しい荒川土手をうろうろ散策をしてみたり、河川敷で展開されている草野球に物足りなさを感じて(そりゃ、キャプテンやプレイボールの野球と比べりゃな^^;))、「そうだ!高校野球の地区大会ってどんなものか観に行こう!」と思い立ったり。
ハマリものの周辺知識に貪欲なのはオタクの性とはいえ、本やメディアじゃなく、どうしてそんな現実の行動に結びついたのか、自分でも不思議です。おそらくは、ちばあきおの、リアリティに富み、郷愁を誘うその作風に誘い出された(私自身がプレイボールの描く風景に、たまらないノスタルジーを感じるトシになった)ということなのだろうと思いますが。
てなわけで、手っ取り早く、近場でやっていた秋季埼玉県大会へ。ここで観た春日部共栄×聖望学園が逆転また逆転の手に汗握る好ゲームだったのが運のつきというか何というか。9回2点ビハインド、ツーアウトからの市村泰三選手の一打には感謝の言葉もない。そして、都大会準決勝7回裏の、センター中川一也君のファインプレイにも…
それから週末の野球場通いが始まり、野球シーズンがとうとう終わってしまうとなんか手持ち無沙汰で今度はサッカー場通い(要は、暇人なだけのような気が^^;))。観始めるとサッカーも面白く(「間」が少ないので白熱してくるとやはり興奮する。野球は「間」があるが故に緊張しますが)、ワールドカップやアテネ五輪の予選の時期というのも重なって、3月まではサッカー三昧(ここで感謝すべきなのはやはり、駒場サッカー場で観た平山君だろうか)。
サッカーは点が非常に入りにくく、実力差ほど点差が開かないスポーツだとよく言われますが、野球は実力差がなくても点差が開くことがままあるスポーツだという気がします。それぞれにちょっとしたことで結果ががらりと変わる危うさ、不確かさをはらんでいると思うし、私にとってはそれが魅力なんですが、心臓には悪いことこのうえない。
どうやら当分、心臓が保つ間は、ハラハラドキドキを抱えつつ、スタジアム通いをすることになりそうです。